JP5436611B2 - 電動車両の充電制御装置 - Google Patents

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Description

この発明は、外部電源によって電動車両のバッテリを充電可能な電動車両の充電制御装置等に関するものである。
近年、走行駆動力を発生する電動機とその電動機に供給する電力を蓄えるバッテリとが搭載される電動車両が、環境に配慮した車両として注目を浴びている。この電動車両として、電気自動車やハイブリッド車、燃料電池車などがある。これらの電動車両に搭載されるバッテリを外部電源によって充電することが可能な技術が一般的に知られている。例えば、一般家庭に設けられた商用電源のコンセントと電動車両とを充電ケーブルにより接続することで、充電ケーブルを介して商用電源から電動車両のバッテリを充電することが可能な電気自動車が知られている。
このような電動車両の充電制御装置に関して、「SAE Electric Vehicle and Plugin Hybrid Electric Vehicle Conductive Coupler」(下記非特許文献1)にて、コントロールパイロットに関する規格が制定されている。コントロールパイロットは、充電ケーブルに搭載された発振器から矩形波信号(以下、パイロット信号と称する)を電動車両の充電制御装置に通信することで、充電ケーブルの接続状況や外部電源の電力供給可否、供給可能な定格電流を通知することを可能とする。以下、コントロールパイロット機能を有する非特許文献1に準拠した充電ケーブルをパイロット対応充電ケーブルと称する。
北米などの地域では、基本的に上述の非特許文献1に定められる規格に基づいて充電を行うため、パイロット対応充電ケーブルによって電動車両のバッテリを充電可能であることが充電制御装置に強く要求される。また一方で、その他の地域では、非特許文献1に定められる規格に基づいていない、すなわちコントロールパイロット機能を有しない充電ケーブル(以下、パイロット非対応充電ケーブルと称する)による電動車両のバッテリの充電も想定され、パイロット非対応充電ケーブルによっても電動車両のバッテリを充電可能であることが充電制御装置に望まれる。
このような場合に、電動車両がパイロット対応充電ケーブルのみに対応した充電制御を行うと、パイロット非対応充電ケーブルでは充電することができないという問題があった。この問題を解決する手段として、例えば、充電ケーブルのパイロット信号の有無によらず、電動車両のバッテリを充電可能な充電制御装置が、特開2011−35975号公報(特許文献1)で提案されている。この特許文献1記載の技術は、充電ケーブルからのパイロット信号に基づいて充電ケーブルの種類を判断し、その判断結果に基づいて対応する充電モードを選択するものである。より詳細には、この特許文献1記載の技術は、充電ケーブルからのパイロット信号の電位が基準値以上の場合に、パイロット対応充電ケーブルが接続されたと判断しパイロット対応充電ケーブルによって充電するモード(パイロット対応充電モード)を選択し、充電ケーブルからのパイロット信号の電位が基準値未満かつ外部電源から供給される電源電圧が基準値以上の場合にパイロット非対応充電ケーブルが接続されたと判断し、パイロット非対応充電ケーブルによって充電するモード(パイロット非対応充電モード)を選択するものである。
特開2011−35975号公報
「SAE Electric Vehicle and Plug in Hybrid Electric Vehicle Conductive Charge Coupler」、(アメリカ合衆国)、SAE Standards、SAE International、2010年1月
しかしながら、上記の特許文献1では、充電ケーブルのパイロット信号に基づいて充電ケーブルの種類を判断するため、パイロット信号出力機能が故障しているパイロット対応充電ケーブルが接続されると、接続された充電ケーブルをパイロット対応充電ケーブルと判断できない場合がある。特に、この場合にパイロット対応充電ケーブル内に設けられている電力線上のリレーがON固着していると、外部電源電圧が充電制御装置に入力されるため、パイロット非対応充電ケーブルが接続されたと充電制御装置が誤って判断し、パイロット非対応充電モードによって電動車両のバッテリを充電してしまう恐れがあった。
この場合、パイロット対応充電ケーブルを接続したにもかかわらずパイロット非対応充電モードで充電してしまうので、例えば、充電ケーブルの許容電流量をパイロット信号にて通知するパイロット対応充電ケーブルにおいて、接続した充電ケーブルの許容電流量がパイロット非対応充電で供給する電流量より小さい場合、許容電流量以上の電流を充電ケーブルに流すことになり、充電ケーブルの焼損が発生する恐れがある。また、例えば、電力供給側が電力需給状況に応じて充電制御装置への電力供給量を調整するためパイロット信号を使用するシステムにおいては、パイロット対応充電ケーブルを接続したにもかかわらずパイロット非対応充電モードで充電してしまうと、電力供給側の電力需給状況の調整が正しく動作せず、ブレーカ落ちや停電等のシステム異常を発生する恐れがある。
この発明は以上のような課題を解決するためになされたものであり、充電に使用する充電ケーブルの種類を操作者が通知できる手段を有することによって、パイロット対応充電ケーブル接続時に誤ってパイロット非対応充電モードによる充電を行うことをより確実に防止しつつ、充電ケーブルのパイロット信号の有無によらず充電が可能な電動車両の充電制御装置等を提供することを目的とする。
この発明は、充電ケーブルを介して外部電源から供給される電力により電動車両に搭載されるバッテリを充電する電動車両の充電制御装置であって、操作者の操作に従って充電に使用する前記充電ケーブルの種類を示す充電ケーブル種類通知情報を出力する充電ケーブル種類通知機構と、少なくとも前記充電ケーブル種類通知情報から前記充電ケーブルの種類を判定して充電ケーブル種類判定結果を出力する充電ケーブル種類判定部と、前記充電ケーブル種類判定結果に基づいて充電制御モードを切り替えて充電制御を行う充電制御部と、を備え、前記充電ケーブルが、パイロット信号出力機能を有し外部電源からの電力の遮断が可能なパイロット対応充電ケーブル、またはパイロット信号出力機能を有せず外部電源からの電力の遮断が不可能なパイロット非対応充電ケーブルからなり、前記パイロット対応充電ケーブルから発信されるパイロット信号を受信するパイロット信号受信部と、外部電源から供給される電源電圧の電圧検出値を検出する電源電圧検出部と、をさらに備え、前記充電制御部は、前記充電制御モードとして、前記パイロット信号に応じて充電制御するパイロット対応充電モードと、前記パイロット信号を用いずに充電制御するパイロット非対応充電モードを有し、前記充電ケーブル種類判定結果が前記パイロット対応充電ケーブルである場合に前記パイロット対応充電モードを選択し、前記パイロット非対応充電ケーブルである場合に前記パイロット非対応充電モードを選択し、前記充電ケーブル種類判定部は、前記充電ケーブル種類通知情報が前記パイロット非対応充電ケーブルであり、かつ、前記パイロット信号受信部により前記パイロット信号が受信されず、かつ、前記電源電圧検出部の前記電圧検出値が所定の基準値以上の場合に、前記充電ケーブル種類判定結果を前記パイロット非対応充電ケーブルであると決定し、前記充電ケーブル種類通知情報が前記パイロット非対応充電ケーブルであり、かつ、前記パイロット信号受信部により前記パイロット信号が受信されず、かつ、前記電源電圧検出部の前記電圧検出値が前記基準値未満の場合に、前記充電ケーブル種類判定結果を充電ケーブル種類判定エラーであると決定し、前記充電制御部は、前記充電ケーブル種類判定結果が前記充電ケーブル種類判定エラーである場合に、充電を停止し、前記充電ケーブル種類判定部、充電制御部、パイロット信号受信部、電源電圧検出部、が前記電動車両側に設けられ、前記充電ケーブル種類通知機構が前記充電ケーブル種類判定部と通信を行う通信機器からなる、ことを特徴とする電動車両の充電制御装置等にある。
この発明では、充電に使用する充電ケーブルの種類を操作者が通知できるようにすることで、パイロット対応充電ケーブル接続時に誤ってパイロット非対応充電モードによる充電を行うことをより確実に防止しつつ、充電ケーブルのパイロット信号の有無によらず充電が可能な電動車両の充電制御装置等を提供できる。
この発明の一実施の形態による電動車両の充電制御装置を含む充電制御システム(パイロット対応充電モードの場合)の概略図である。 図1の充電制御ECUのインターフェース部分をより詳細に説明するための図である。 この発明の一実施の形態による電動車両の充電制御装置を含む充電制御システム(パイロット非対応充電モードの場合)の概略図である。 図2のCPUの充電制御演算処理を説明する機能ブロック図である。 図4の充電ケーブル種類判定部の処理を詳細に説明するためのフローチャートである。 図4の充電制御部の充電制御モード選択に関する処理を説明するためのフローチャートである。 図5の充電ケーブル判定処理1の変形例を説明するためのフローチャートである。 図5の充電ケーブル判定処理2の変形例を説明するためのフローチャートである。
以下、この発明による電動車両の充電制御装置を実施の形態に従って図面を用いて説明する。なお、同一もしくは相当部分は同一符号で示し、重複する説明は省略する。
実施の形態1.
図1はこの発明の一実施の形態による電動車両の充電制御装置を含む充電制御システムの概略図である。図1は、非特許文献1のコントロールパイロット規格に準拠した充電ケーブル(パイロット対応充電ケーブル)200を介して充電を行うパイロット対応充電モードの場合の概略図である。
なお、電動車両10は、外部電源により充電可能なバッテリからの電力によって走行可能であれば、その構成は特に限定されるものではない。電動車両10には、たとえば電気自動車やハイブリッド車、燃料電池車などが含まれる。また、充電可能なバッテリが搭載された車両であれば、電動車両以外の車両、たとえば内燃機関によって走行する車両にも適用可能である。
図1を参照して、電動車両10は、インレット60と、充電制御装置100と、バッテリ20と、モータ駆動装置30と、モータジュネレータ(以下「MG(Motor Generator)」とも称する。)40と、車輪50とを備える。なお、充電制御装置100は、外部電源300から給電される交流電力を直流電力に変換する電力変換回路120と電力変換回路120を制御する充電制御ECU140を含む。また、充電制御装置100は、電圧センサ110と、充電ケーブル種類通知手段170と、充電ケーブル種類判定エラー通知手段180をさらに備える。
インレット60には、充電ケーブル200のコネクタ230が接続される。充電制御装置100は、電力線ACL1,ACL2によってインレット60と接続される。さらに、充電制御装置100は、バッテリ20と接続される。そして、充電制御装置100は、車両の外部電源300から給電される交流電力を直流電力に変換して、バッテリ20に供給する。
バッテリ20は、充放電可能に構成された電力貯蔵要素であれば、その構成は特に限定されるものではない。たとえば、バッテリ20は、リチウムイオン電池、ニッケル水素電池あるいは鉛蓄電池などの二次電池や、電気二重層キャパシタなどの蓄電素子などで構成される。
バッテリ20は、充電制御装置100で変換された直流電力を蓄える。バッテリ20は、MG40を駆動するモータ駆動装置30に接続され、車両駆動の発生に用いられる直流電力を供給する。またバッテリ20は、MG40で発電された電力を蓄電する。
また、バッテリ20は、バッテリ20に接続される電力線間に接続された電圧センサ(図示しない)と、正極側もしくは負極側の電力線に接続された電流センサ(図示しない)と、バッテリ20の温度を検出する温度センサ(図示しない)をさらに含み、それらのセンサによって検出された電圧、電流、温度の検出値(総称して、バッテリ情報BATとする)を充電制御ECU140に出力する。
モータ駆動装置30は、バッテリ20およびMG40に接続される。そして、モータ駆動装置30は、バッテリ20から供給される電力を、MG40を駆動制御するための電力に変換する。モータ駆動装置30は、たとえば三相インバータを含んで構成される。
MG40は、モータ駆動装置30および図示しない動力分割機構や減速機等を介して車輪50に接続される。そして、MG40は、モータ駆動装置30から供給される電力を受けて、電動車両10を走行させるための駆動力を発生する。また、MG40は、車輪50から回転力を受けて交流電力を発生するとともに、回生制動力を発生する。MG40は、たとえば、永久磁石が埋設されたロータとY結線された三相コイルを有するステータとを備える三相交流電動発電機である。
また、MG40の他にエンジン(図示しない)が搭載されたハイブリッド自動車では、エンジンおよびMG40の駆動力が最適な比率となるように制御が実行される。
電圧センサ110は、電力線ACL1とACL2との間に設置され、外部電源300から供給される電力の電圧を検出し、電圧の検出値VACを充電制御ECU140に出力する。
充電ケーブル種類通知手段170は、操作者が充電ケーブルの種類を充電制御装置に通知できる手段であり、例えば、電動車両10内に設けられたボタンにより操作者が充電ケーブルの種類を設定できる手段である。なお、充電ケーブル種類通知手段170は、操作者によって操作可能な手段であれば特に限定されるものではなく、例えば、カーナビ操作画面上で操作者が充電ケーブルの種類を設定できる構成としてもよいし、あるいは、携帯電話等の通信機器を用いて操作者が充電ケーブルの種類を設定できる構成としてもよい(総称として充電ケーブル種類通知機構)。そして、充電ケーブル種類通知手段170は、操作者によって設定された充電ケーブルの種類を充電ケーブル種類通知情報CBLとして充電制御ECU140に出力する。
充電制御ECU140は、いずれも図1に図示しないCPU、メモリ、インターフェースなどを含み、各センサ等からの信号の入力や電力変換回路120等への制御指令CHRの出力を行い、バッテリ20への充電を制御する。なお、充電制御ECU140は複数のECUに分割するようにしてもよい。また、これらの制御については、ソフトウェアによる処理に限られず、専用のハードウェア(電子回路:ロジック回路)で構築して処理することも可能である。
充電制御ECU140は、充電ケーブル200から、インレット60を介して、ケーブル接続信号CNCTおよびパイロット信号CPLTの入力を受ける。また、充電制御ECU140は、電圧センサ110から外部電源の電圧検出値VACの入力を受ける。
また、充電制御ECU140は、バッテリ20内に設置された各センサ(図示せず)から電流、電圧、温度のバッテリ情報BATの入力を受け、バッテリ20の充電状態を示す状態量であるSOC(State of Charge)の算出を行なう。なお、バッテリ20の電圧、電流の検出値はバッテリ20内のセンサによる検出値ではなく、充電制御装置100内にてバッテリ20に接続される電力線間の電圧およびバッテリ20の正極側もしくは負極側の電力線の電流を検出するセンサを設け、この検出値を用いる構成としてもよい。また、SOCの算出方法は、周知の一般的な技術を利用すればよいため、ここではその詳細な説明は省略する。
また、充電制御ECU140は、充電ケーブル種類通知手段170から、充電ケーブル種類通知情報CBLの入力を受ける。
充電制御ECU140は、これらの情報に基づいて電力変換回路120への制御指令CHRを演算し、制御指令CHRで電力変換回路120を制御することで、バッテリ20を充電する。また、充電制御ECU140は、これらの情報に基づいて充電ケーブル種類判定結果MODを演算し、充電ケーブル種類判定結果MODを充電ケーブル種類判定エラー通知手段180に出力する。
充電ケーブル種類判定エラー通知手段180は、充電制御ECU140から、充電ケーブル種類判定結果MODの入力を受け、この情報に基づいて、操作者に充電ケーブルの種類が正しく判定されたかどうかを操作者に通知できる手段である。充電ケーブル種類判定エラー通知手段180の構成は、操作者に通知可能な手段であれば特に限定されるものではなく、例えば、カーナビ操作画面上やインパネ上に表示する構成としてもよいし、あるいは、携帯電話等の通信機器に情報を通信し表示する構成としてもよいし、あるいは、電動車両に設けられたブザー等の音源により音で通知する構成としてもよい(総称として充電ケーブル種類判定エラー通知機構)。
充電ケーブル200は、車両側端部に設けられたコネクタ230と、外部電源側端部に設けられたプラグ210と、充電回路遮断装置(以下「CCID(Charging Circuit Interrupt Device)」とも称する。)220と、それぞれの機器間を接続して電力および制御信号を入出力する電線部とを備える。
充電ケーブル200は、外部電源300(たとえば商用電源)の電源コンセント310と充電ケーブル200のプラグ210によって接続される。また、電動車両10のボディーに設けられたインレット60と充電ケーブル200のコネクタ230とが接続され、車両外部電源300からの電力を電動車両10へ伝達する。充電ケーブル200は、外部電源300および電動車両10に着脱可能である。
コネクタ230の内部には、コネクタ230の接続を検知する接続検知回路232が設けられ、インレット60とコネクタ230との接続状態を検知する。そして、接続検知回路232は接続状態を表わすケーブル接続信号CNCTを、インレット60を経由して、電動車両10の充電制御ECU140へ出力する。
接続検知回路232については、図1に示すようなリミットスイッチとする構成として、コネクタ230をインレット60に接続したときに接点が閉じられ、ケーブル接続信号CNCTの電位が0Vとなるようにしてもよい。また、接続検知回路232を所定の抵抗値の抵抗器(図示しない)とする構成として、接続時にケーブル接続信号CNCTの電位を所定の電位に低下させるようにしてもよい。いずれの場合においても、充電制御ECU140がケーブル接続信号CNCTの電位を検出することによって、コネクタ230がインレット60に接続されたことが検出される。
CCID220は、CCIDリレー222と、コントロールパイロット回路224とを含む。CCIDリレー222は、充電ケーブル200内の電力線に挿入される。CCIDリレー222は、コントロールパイロット回路224によって制御される。そして、CCIDリレー222がオフされているときは、充電ケーブル200内で電路が遮断される。一方、CCIDリレー222がオンされると、外部電源300から電動車両10へ電力が供給される。
コントロールパイロット回路224は、コネクタ230およびインレット60を介して充電制御ECU140へパイロット信号CPLTを出力する。このパイロット信号CPLTは、コントロールパイロット回路224から充電制御ECU140へ充電ケーブル200の定格電流を通知するための信号である。また、パイロット信号CPLTは、充電制御ECU140によって操作されるパイロット信号CPLTの電位に基づいて、充電制御ECU140からCCIDリレー222を遠隔操作するための信号としても使用される。そして、コントロールパイロット回路224は、パイロット信号CPLTの電位変化に基づいてCCIDリレー222を制御する。すなわち、パイロット信号CPLTは、充電制御ECU140およびCCID220の間で授受される。
より詳細には、コントロールパイロット回路224は、発振装置226と、抵抗R1と、電圧センサ228とを含む。発振装置226は、電圧センサ228によって検出されるパイロット信号CPLTの電位が規定の電位のときは非発振の信号を出力し、パイロット信号CPLTの電位が上記の規定の電位から低下すると、規定の周波数(たとえば1kHz)およびデューティーサイクルで発振する信号を出力する。なお、パイロット信号CPLTの電位は、後述するように、充電制御ECU140からも操作できる。
そして、パイロット信号CPLTのパルス幅Tonは、外部電源300から充電ケーブル200を介して電動車両10へ供給可能な定格電流に基づいて設定される。すなわち、周期Tに対するパルス幅Tonの比で示されるデューティーによって、パイロット信号CPLTを用いてコントロールパイロット回路224から電動車両10の充電制御ECU140へ定格電流が通知される。
なお、定格電流は、充電ケーブル200毎に定められており、充電ケーブル200の種類が異なれば定格電流も異なる。したがって、充電ケーブル200毎にパイロット信号CPLTのデューティーも異なることになる。
また、パイロット信号CPLTのデューティーは充電ケーブル200の定格電流により設定されると説明したが、これに限定されるものではなく、例えば、外部電源の電力需給状況に応じて供給可能な電流量が決定され、この電流量に基づいてデューティが設定される構成でもよい。
電動車両10の充電制御ECU140は、コントロールパイロット回路224から通知されるパイロット信号CPLTのデューティーに基づいて、外部電源300から充電ケーブル200を介して電動車両10へ供給可能な定格電流を検知することができる。
充電制御ECU140によってパイロット信号CPLTの電位がさらに低下すると、コントロールパイロット回路224は、CCIDリレー222の接点を閉じてオン状態にする。
なお、ここでは充電ケーブル200についてコントロールパイロット機能に関連する主要な構成について説明している。充電ケーブル200の詳細な構成等については、非特許文献1に記載されているため、ここでは詳細な説明は省略する。
図2は、図1の充電制御ECU140のインターフェース部分をより詳細に説明するための図である。
図2を参照して、接続検知回路232は、コネクタ230がインレット60から切り離された状態では接点が開放され、充電制御ECU140に含まれる電源ノード142の電圧およびプルアップ抵抗R4によって定まる電圧信号をケーブル接続信号CNCTとして接続信号線L3に発生させる。また、コネクタ230がインレット60に接続された状態では接点が閉じられ、接続信号線L3が接地線L2と短絡されるため、接続信号線L3の電位は0Vとなる。
なお、接続検知回路232はプルダウン抵抗(図示せず)とすることも可能である。この場合には、コネクタ230がインレット60に接続された状態では、電源ノード142の電圧およびプルアップ抵抗R4と、接続検知回路232としてのプルダウン抵抗によって定まる電圧信号が、接続信号線L3に発生する。
接続検知回路232が、上記のようにリミットスイッチ,プルダウン抵抗のいずれの場合であっても、接続信号線L3に発生する電位(すなわち、ケーブル接続信号CNCTの電位)を検出することによって、充電制御ECU140において、コネクタ230の接続状態を検出することができる。
充電ケーブル種類通知手段170は、図示しない電動車両10に設けられたボタンが押されていない状態でスイッチSW2の接点は開放され、電源ノード172の電圧およびプルアップ抵抗R5によって定まる電圧信号を充電ケーブル種類通知情報CBLとして接続信号線L4に発生させる。また、電動車両10に設けられたボタンが押された状態ではスイッチSW2の接点が閉じられ、接続信号線L4が接地されることにより充電ケーブル種類通知情報CBLの電圧信号は0Vとなる。これにより、操作者が電動車両10に設けられたボタンの操作により、充電ケーブルの種類を充電ケーブル種類通知情報CBLとして充電制御ECU140に通知することができる。なお、充電ケーブル種類通知手段170は、この構成に限定されるものではなく、図示しないが、カーナビ操作画面上で操作者が充電ケーブルの種類を設定することにより、充電ケーブル種類通知情報CBLが充電制御ECU140に入力される構成としてもよいし、あるいは、携帯電話等の通信機器を用いて操作者が充電ケーブルの種類を設定することにより、充電ケーブル種類通知情報CBLが充電制御ECU140に入力される構成としてもよい
一方、電動車両側においては、充電制御ECU140は、上記の電源ノード142,172およびプルアップ抵抗R4,R5、スイッチSW2に加えて、CPU150と、プルダウン抵抗R2,R3と、スイッチSW1と、ダイオードDとをさらに含む。ダイオードDは、コントロールパイロット線L1に逆流防止用として挿入される。プルダウン抵抗R3は、パイロット信号CPLTが通信されるコントロールパイロット線L1と車両アース512との間に直列に接続される。また、プルダウン抵抗R2およびスイッチSW1は、コントロールパイロット線L1と車両アース512との間に直列に接続される。そして、スイッチSW1はCPU150からの制御信号S1に応じてオンまたはオフに制御される。
CPU150は、ケーブル接続信号CNCTを受け、ケーブル接続信号CNCTの電位を検出することによって、上述のようにコネクタ230の接続状態を検出する。
また、CPU150は、パイロット信号CPLTを受け、パイロット信号CPLTの発振状態およびデューティーサイクルを検知することによって、上述のように充電ケーブル200の定格電流を検出する。
また、CPU150は、充電ケーブル種類通知手段170から充電ケーブル種類通知情報CBLを受け、充電ケーブルの種類について情報を得る。
CPU150は、ケーブル接続信号CNCTの電位、パイロット信号CPLTの発振状態および充電ケーブル種類通知情報CBLに基づいてパイロット対応充電ケーブルが接続されたことを検出すると、制御信号S1によりスイッチSW1を閉じて、パイロット信号CPLTの電位を低下させる。そして、コントロールパイロット回路224は、パイロット信号CPLTの電位の低下が検出されるとCCIDリレー222の接点を閉じて、これにより充電ケーブル200を介して外部電源300から電動車両10への電力の伝達が行なわれる。すなわち、CPU150は、制御信号S1によりCCIDリレー222を遠隔操作し、外部電源からの電力の供給・遮断を指示できる。
そして、CPU150が電力変換回路120に対し制御指令CHRを出力して、電力変換回路120が制御されることで、バッテリ20への充電が実行される。なお、電力変換回路120は、交流電圧を直流電圧に変換する整流回路および直流電圧を昇圧や降圧するDCDCコンバータで構成されるような周知の一般的な技術を利用すればよいため、ここではその詳細な説明は省略する。
パイロット対応充電ケーブルを介して充電を行う場合は、上述のような構成により充電を行う。
図3は、パイロット非対応充電ケーブルを介して充電を行なうパイロット非対応充電モードの場合の、充電制御システムの概略図である。図3は、図1における充電ケーブル200が、パイロット非対応充電ケーブルである充電ケーブル200#に置き換わったものであり、電動車両10の構成については図1の場合と同様である。
図3を参照して、充電ケーブル200#は、車両に接続される端部に設けられたコネクタ230#と、外部電源に接続される端部に設けられたプラグ210#と、コネクタ230#およびプラグ210#間を接続して電力および制御信号を入出力する電線部とを備える。
充電ケーブル200#は、外部電源300(たとえば商用電源)の電源コンセント310と充電ケーブル200#のプラグ210#によって接続される。また、電動車両10のボディーに設けられたインレット60と充電ケーブル200#のコネクタ230#とが接続され、外部電源300からの電力を電動車両10へ伝達する。充電ケーブル200#は、外部電源300および電動車両10に着脱可能である。
コネクタ230#の内部には、コネクタ230#の接続を検知する接続検知回路232#が設けられ、インレット60とコネクタ230#との接続状態を検知する。そして、接続検知回路232#は接続状態を表わすケーブル接続信号CNCTを、インレット60を経由して、電動車両10の充電制御ECU140へ出力する。
接続検知回路232#については、図1の接続検知回路232と同様に、リミットスイッチとする構成としてもよいし、所定の抵抗値の抵抗器(図示しない)とする構成としてもよい。また、パイロット非対応充電ケーブル200#においては、接続検知回路232#は必ずしも必要ではなく、コネクタ230#内に接続検知回路232#を含まない構成とすることもできる。
図3に示されるように、充電ケーブル200#は、図1の充電ケーブル200のようにCCID220を含んでいない。すなわち、プラグ210#とコネクタ230#とが直接、電線部240#で接続されている。そのため、充電ケーブル200#が、外部電源300および電動車両10の両方に接続されると、外部電源300からの交流電力が、直接電動車両10へ供給される。
電動車両10においては、充電ケーブル200#からのパイロット信号CPLTの入力がないので、充電制御ECU140は、図1および図2のように、パイロット信号CPLTの電位および発振状態によって充電制御することができない。そのため、パイロット非対応充電モードにおいては、充電制御ECU140ではパイロット信号CPLTを用いずに電力変換回路120への制御指令CHRを演算し、制御指令CHRで電力変換回路120を制御することで、バッテリ20を充電する。
次に、図4〜8を用いて、CPU150(図3参照)での充電制御演算処理について説明する。
図4は、図2のCPU150の充電制御演算処理を説明する機能ブロック図である。図4を参照して、CPU150は、充電ケーブル種類判定部152と、充電制御部154を含む。
充電ケーブル種類判定部152は、充電ケーブル種類通知情報CBLとパイロット信号CPLTと外部電源の電圧検出値VACの入力を受け、これらの入力信号に基づいて、充電ケーブルの種類がパイロット対応充電ケーブルであるかパイロット非対応充電ケーブルであるかを判定する。そして、充電ケーブル種類判定部152は、この判定結果を充電ケーブル種類判定結果MODとして充電制御部154および充電ケーブル種類判定エラー通知手段180に出力する。
充電制御部154は、充電ケーブル種類判定結果MODとパイロット信号CPLTと外部電源の電圧検出値VACとバッテリ情報BATとケーブル接続信号CNCTの入力を受ける。そして、充電制御部154は、充電ケーブル種類判定結果MODがパイロット対応充電ケーブル(図1)である場合には、充電制御モードをパイロット対応充電モードとし、パイロット信号CPLTと外部電源の電圧検出値VACとバッテリ情報BATとケーブル接続信号CNCTとに基づいて、電力変換回路120への制御指令CHRおよびスイッチSW1への制御信号S1を出力する。また、充電制御部154は、充電ケーブル種類判定結果MODがパイロット非対応充電ケーブル(図3)である場合には、充電制御モードをパイロット非対応充電モードとし、外部電源の電圧検出値VACとバッテリ情報BATとに基づいて、電力変換回路120への制御指令CHRを出力する。
パイロット対応充電モードにおける電力変換回路120への制御指令CHRの演算方法は、周知の一般的な技術を利用すればよい。例えば、まず、バッテリ情報BATから演算されるSOCに応じて予め定められたマップ等を用いて充電電流指令値IREF1を決定する。次に、パイロット信号CPLTにて通知される供給可能な定格電流量IAC1と外部電源の電圧検出値VACとバッテリ電圧VBATと充電制御装置の充電効率αから、下記(1)式により出力可能な最大充電電流値IREF2を演算する。
IREF2=IAC1×VAC×α/VBAT ・・・ (1)
そして、IREF1とIREF2を比較し、小さい方の充電電流値が電力変換回路120から出力されるように制御指令CHRを出力する。これにより、パイロット信号CPLTから決まる入力電流の最大値を超えない範囲において、バッテリ状態に応じた充電電流を出力制御できる。
また、パイロット非対応充電モードにおける電力変換回路120への制御指令CHRの演算方法も、周知の一般的な技術を利用すればよい。例えば、まず、バッテリ情報BATから演算されるSOCに応じて予め定められたマップ等を用いて充電電流指令値IREF1を決定する。次に、予め定められた入力電流上限値IAC2と外部電源の電圧検出値VACとバッテリ電圧VBATと充電制御装置の充電効率αから、下記(2)式により出力可能な最大充電電流値IREF3を演算する。
IREF3=IAC2×VAC×α/VBAT ・・・ (2)
そして、IREF1とIREF3を比較し、小さい方の充電電流値が電力変換回路120から出力されるように制御指令CHRを出力する。これにより、予め定められた入力電流の最大値を超えない範囲において、バッテリ状態に応じた充電電流を出力制御できる。
図5は、充電ケーブル種類判定部152の処理を詳細に説明するためのフローチャートである。以降に説明する図5〜図8は、CPU150に予め格納されたプログラムが所定周期で実行されることによって処理が実現される。あるいは、専用のハードウェア(電子回路)によって処理を実現することも可能である。
図5を参照して、充電ケーブル種類判定部152では、ステップS101(以下S101と省略)において、充電ケーブル種類通知情報CBL(図1)がパイロット非対応充電ケーブル(図3)であるか否かを判定する。
充電ケーブル種類通知情報CBLがパイロット非対応充電ケーブルである場合(S101にてYES)、S100の充電ケーブル判定処理1に処理が進められる。S100では、まずS110において、パイロット信号の受信が無いか否かを判定する。
S110においてパイロット信号の受信が有りと判定した場合(S110にてNO)、S113に処理が進められ、充電ケーブル種類判定結果MODを充電ケーブル種類判定エラーとする。すなわち、操作者がパイロット非対応充電ケーブルを指定しているのにもかかわらずパイロット信号が入力されている場合は、操作者の充電ケーブルの指定に誤りがある可能性が高いと判断し、充電ケーブル種類判定エラーとする。
S110においてパイロット信号の受信が無しと判定した場合(S110にてYES)、S111に処理が進められ、外部電源の電圧検出値VACが基準値(所定値)α以上であるか否かを判定する。
S111において外部電源の電圧検出値VACが基準値α以上であると判定した場合(S111にてYES)、S112に処理が進められ、充電ケーブル種類判定結果MODをパイロット非対応充電ケーブルとする。すなわち、操作者がパイロット非対応充電ケーブルを指定しており、かつ、充電ケーブルからの入力にも矛盾がないことが確認できたので、パイロット非対応充電ケーブルが接続されたと判定する。
S111において外部電源の電圧検出値VACが基準値αより小さいと判定した場合(S111にてNO)、S113に処理が進められ、充電ケーブル種類判定結果MODを充電ケーブル種類判定エラーとする。すなわち、操作者がパイロット非対応充電ケーブルを指定しパイロット信号も入力されないにもかかわらず外部電源から電圧が供給されない場合は、パイロット非対応充電ケーブルが未接続である可能性が高いと判断し、充電ケーブル種類判定エラーとする。なお、電力線が断線しているパイロット非対応充電ケーブルやコントロールパイロット回路224が故障しているパイロット対応充電ケーブルが接続された場合も、この条件に当てはまる。
一方、充電ケーブル種類通知情報CBLがパイロット非対応充電ケーブルでない場合(S101にてNO)、S201に処理が進められ、充電ケーブル種類通知情報CBLがパイロット対応充電ケーブルであるか否かを判定する。
充電ケーブル種類通知情報CBLがパイロット対応充電ケーブルである場合(S201にてYES)、S200の充電ケーブル判定処理2に処理が進められる。S200では、まずS210において、パイロット信号の受信が有るか否かを判定する。
S210においてパイロット信号の受信が有りと判定した場合(S210にてYES)、S211に処理が進められ、充電ケーブル種類判定結果MODをパイロット対応充電ケーブルとする。すなわち、操作者がパイロット対応充電ケーブルを指定しており、かつ、充電ケーブルからの入力にも矛盾がないことが確認できたので、パイロット対応充電ケーブルが接続されたと判定する。
S210においてパイロット信号の受信が無しと判定した場合(S210にてNO)、S212に処理が進められ、外部電源の電圧検出値VACが基準値α以上であるか否かを判定する。
S212において外部電源の電圧検出値VACが基準値α以上であると判定した場合(S212にてYES)、S213に処理が進められ、充電ケーブル種類判定結果MODを充電ケーブル種類判定エラーとする。すなわち、操作者がパイロット対応充電ケーブルを指定しているにもかかわらず、パイロット信号が入力されずに外部電源から電圧が供給される場合は、操作者の充電ケーブルの指定に誤りがある可能性が高いと判断し、充電ケーブル種類判定エラーとする。なお、コントロールパイロット回路224が故障し、かつCCIDリレー222がON固着しているパイロット対応充電ケーブルが接続された場合も、この条件に当てはまる。
S212において外部電源の電圧検出値VACが基準値αより小さいと判定した場合(S212にてNO)、S214に処理が進められ、充電ケーブル種類判定結果MODを充電ケーブル種類判定エラーとする。すなわち、操作者がパイロット対応充電ケーブルを指定しているにもかかわらず、パイロット信号が入力されずに外部電源から電圧が供給されない場合は、パイロット対応充電ケーブルが未接続である可能性が高いと判断し、充電ケーブル種類判定エラーとする。なお、電力線が断線しているパイロット非対応充電ケーブルやコントロールパイロット回路224が故障しているパイロット対応充電ケーブルが接続された場合も、この条件に当てはまる。
さらに、充電ケーブル種類通知情報CBLがパイロット非対応受電ケーブルでもパイロット対応充電ケーブルでもない場合(S201にてNO)、S300の充電ケーブル判定処理3に処理が進められる。S300では、まずS310において、パイロット信号の受信が有るか否かを判定する。
S310においてパイロット信号の受信が有りと判定した場合(S310にてYES)、S311に処理が進められ、充電ケーブル種類判定結果MODをパイロット対応充電ケーブルとする。すなわち、操作者が充電ケーブルの種類を指定していないが、パイロット信号が入力されているので、パイロット対応充電ケーブルが接続されたと自動的に判定する。
上述のように、充電ケーブル種類判定部152は、操作者が通知する充電ケーブル種類通知情報CBLに基づいて充電ケーブルの種類を判定する。
次に、図6のフローチャートを参照して、充電制御部154の充電制御モード選択に関わる処理を説明する。
充電制御部154では、ステップ400において、充電ケーブル種類判定結果MODがパイロット非対応充電ケーブルであるか否かを判定する。
充電ケーブル種類判定結果MODがパイロット非対応充電ケーブルである場合(S400にてYES)、S401の処理に進められ、充電制御モードをパイロット非対応充電モードとして充電制御する。
一方、充電ケーブル種類判定結果MODがパイロット非対応充電ケーブルでない場合(S400にてNO)、S402に処理が進められ、充電ケーブル種類判定結果MODがパイロット対応充電ケーブルであるか否かを判定する。
充電ケーブル種類判定結果MODがパイロット対応充電ケーブルである場合(S402にてYES)、S403の処理に進められ、充電制御モードをパイロット対応充電モードとして充電制御する。
一方、充電ケーブル種類判定結果MODがパイロット対応充電ケーブルでない場合(S402にてNO)、S404の処理に進められ、充電ケーブル種類判定結果MODが充電ケーブル種類判定エラーであるか否かを判定する。
充電ケーブル種類判定結果MODが充電ケーブル種類判定エラーである場合(S404にてYES)、S405の処理に進められ、充電を停止する(充電を開始しない)。
上述のように、充電制御部154は、充電ケーブル種類判定結果MODに基づいて充電制御モードを決定し、充電制御する。
そして、充電ケーブル種類判定エラー通知手段180は、充電ケーブル種類判定部152から入力される充電ケーブル種類判定結果MODが充電ケーブル種類判定エラーである場合に、操作者に充電ケーブルの種類が正しく判定されないことを通知する。通知手段としては、例えば、カーナビ操作画面上やインパネ上に表示する手段や、携帯電話等の通信機器に情報を通信し表示する手段、あるいは、電動車両10に設けられたブザー等の音源により音で通知する手段がある。
上述の構成により、パイロット対応充電ケーブルおよびパイロット非対応充電ケーブルの双方に対応して充電を行うことができる。
さらに上述の構成では、パイロット非対応充電モードで充電するには操作者がパイロット非対応充電ケーブルを指定していることが必要となるので、コントロールパイロット回路224およびCCIDリレー222が故障しているパイロット対応充電ケーブルが接続された場合に誤ってパイロット非対応充電モードで充電することが防止できる。
また、上述の構成では、操作者が充電ケーブルの種類を誤って指定した場合に、誤った充電制御モードで充電することを防止でき、さらに操作者に充電ケーブルの種類の指定に誤りがあることを通知することで、操作者に充電ケーブルの種類の指定のやり直しを促すことができる。
また、上述の構成では、操作者が充電ケーブルの種類を指定しているにもかかわらず充電ケーブルが未接続である場合や接続された充電ケーブルが故障している場合に、操作者に通知することができ、充電ケーブルの接続のやり直しを促すことができる。
また、上述の構成では、操作者が充電ケーブルの種類を指定していなくてもパイロット対応充電ケーブルが接続された場合には自動的にパイロット対応充電モードで充電でき、パイロット対応充電ケーブルでの充電時は操作者の充電ケーブルの指定の手間を省くことができる。
なお、上述の構成に置いて、充電ケーブル判定処理1(S100),充電ケーブル判定処理2(S200),充電ケーブル判定処理3(S300)は、以下に示すような処理としてもよい。
充電ケーブル判定処理1(S100)は、図7のS100Aに示すフローとしてもよい。このフローにより、パイロット非対応充電ケーブルが未接続である場合(S111AにてNO)に充電ケーブル種類判定エラーとしない構成とできる。また、充電ケーブル判定処理1(S100)は、図7のS100Bに示すフローとしてもよい。このフローにより、パイロット信号の受信が無い場合(S110BにてYES)は、充電ケーブルの接続状況によらず充電ケーブル判定結果MODをパイロット非対応充電ケーブルとすることで、処理を簡素化することができる。また、充電ケーブル判定処理1(S100)は、図7のS100Cに示すフローとしてもよい。このフローにより、充電ケーブル種類通知情報CBLのみにより充電ケーブル種類判定結果MODを決定する処理となるので、より簡素化した処理とできる。また、図示しないが、パイロット信号の受信がありと判定された場合(S110,S110A,S110BにてNO)に、充電ケーブル種類判定結果MODをパイロット対応充電ケーブルとする構成でもよい。これにより、パイロット対応充電ケーブルを接続時に、操作者が誤ってパイロット非対応充電ケーブルを指定しても、自動的にパイロット対応充電モードで充電できる。
充電ケーブル判定処理2(S200)は、図8のS200Aに示すフローとしてもよい。このフローにより、パイロット対応充電ケーブルが未接続である場合(S212AにてNO)に充電ケーブル種類判定エラーとしない構成とできる。また、充電ケーブル判定処理2(S200)は、図8のS200Bに示すフローとしてもよい。このフローにより、充電ケーブル種類判定エラーの判定処理を除き、処理を簡素化することができる。また、充電ケーブル判定処理2(S200)は、図8のS200Cに示すフローとしてもよい。このフローにより、充電ケーブル種類通知情報CBLのみにより充電ケーブル種類判定結果MODを決定する処理となるので、より簡素化した処理とできる。
充電ケーブル判定処理3(S300)は、パイロット信号の受信の有無にかかわらず、充電ケーブル種類判定結果MODを判定しない処理としてもよい。これにより、操作者が充電ケーブルの種類を指定しない限り、充電が行われない構成とすることができる。
なお、コントロールパイロット線L1,接地線L2,プルダウン抵抗R2,R3,スイッチSW1,ダイオードD,車両アース512からなる部分がパイロット信号受信部を構成し、電圧センサ110が電源電圧検出部を構成する。
以上の実施の形態により、パイロット対応充電ケーブル接続時に誤ってパイロット非対応充電モードによる充電を行うことをより確実に防止しつつ、充電ケーブルのパイロット信号の有無によらず充電が可能な充電制御装置を提供することができる。
10 電動車両、20 バッテリ、30 モータ駆動装置、40 モータジェネレータ(MG)、50 車輪、60 インレット、100 充電制御装置、110 電圧センサ、120 電力変換回路、140 充電制御ECU、142,172 電源ノード、152 充電ケーブル種類判定部、154 充電制御部、170 充電ケーブル種類通知(機構)手段、180 充電ケーブル種類判定エラー通知(機構)手段、200 パイロット対応充電ケーブル、200# パイロット非対応充電ケーブル、210,210# プラグ、220 CCID(充電回路遮断装置)、222 CCIDリレー、224 コントロールパイロット回路、226 発振装置、228 電圧センサ、230,230# コネクタ、232,232# 接続検知回路、240# 電線部、300 外部電源、310 電源コンセント、512 車両アース、ACL1,ACL2 電力線、D ダイオード、L1 コントロールパイロット線、L2 接地線、L3,L4 接続信号線、R1 抵抗、R2,R3 プルダウン抵抗、R4,R5 プルアップ抵抗、SW1,SW2 スイッチ。

Claims (12)

  1. 充電ケーブルを介して外部電源から供給される電力により電動車両に搭載されるバッテリを充電する電動車両の充電制御装置であって、
    操作者の操作に従って充電に使用する前記充電ケーブルの種類を示す充電ケーブル種類通知情報を出力する充電ケーブル種類通知機構と、
    少なくとも前記充電ケーブル種類通知情報から前記充電ケーブルの種類を判定して充電ケーブル種類判定結果を出力する充電ケーブル種類判定部と、
    前記充電ケーブル種類判定結果に基づいて充電制御モードを切り替えて充電制御を行う充電制御部と、
    を備え、
    前記充電ケーブルが、パイロット信号出力機能を有し外部電源からの電力の遮断が可能なパイロット対応充電ケーブル、またはパイロット信号出力機能を有せず外部電源からの電力の遮断が不可能なパイロット非対応充電ケーブルからなり、
    前記パイロット対応充電ケーブルから発信されるパイロット信号を受信するパイロット信号受信部と、
    外部電源から供給される電源電圧の電圧検出値を検出する電源電圧検出部と、
    をさらに備え、
    前記充電制御部は、前記充電制御モードとして、前記パイロット信号に応じて充電制御するパイロット対応充電モードと、前記パイロット信号を用いずに充電制御するパイロット非対応充電モードを有し、
    前記充電ケーブル種類判定結果が前記パイロット対応充電ケーブルである場合に前記パイロット対応充電モードを選択し、前記パイロット非対応充電ケーブルである場合に前記パイロット非対応充電モードを選択し、
    前記充電ケーブル種類判定部は、前記充電ケーブル種類通知情報が前記パイロット非対応充電ケーブルであり、かつ、前記パイロット信号受信部により前記パイロット信号が受信されず、かつ、前記電源電圧検出部の前記電圧検出値が所定の基準値以上の場合に、前記充電ケーブル種類判定結果を前記パイロット非対応充電ケーブルであると決定し、
    前記充電ケーブル種類通知情報が前記パイロット非対応充電ケーブルであり、かつ、前記パイロット信号受信部により前記パイロット信号が受信されず、かつ、前記電源電圧検出部の前記電圧検出値が前記基準値未満の場合に、前記充電ケーブル種類判定結果を充電ケーブル種類判定エラーであると決定し、
    前記充電制御部は、前記充電ケーブル種類判定結果が前記充電ケーブル種類判定エラーである場合に、充電を停止し、
    前記充電ケーブル種類判定部、充電制御部、パイロット信号受信部、電源電圧検出部、が前記電動車両側に設けられ、前記充電ケーブル種類通知機構が前記充電ケーブル種類判定部と通信を行う通信機器からなる、
    ことを特徴とする電動車両の充電制御装置。
  2. 前記充電ケーブル種類判定部は、前記充電ケーブル種類通知情報が前記パイロット非対応充電ケーブルであり、かつ、前記パイロット信号受信部により前記パイロット信号が受信される場合に、前記充電ケーブル種類判定結果を充電ケーブル種類判定エラーであると決定することを特徴とする請求項1に記載の電動車両の充電制御装置。
  3. 充電ケーブルを介して外部電源から供給される電力により電動車両に搭載されるバッテリを充電する電動車両の充電制御装置であって、
    操作者の操作に従って充電に使用する前記充電ケーブルの種類を示す充電ケーブル種類通知情報を出力する充電ケーブル種類通知機構と、
    少なくとも前記充電ケーブル種類通知情報から前記充電ケーブルの種類を判定して充電ケーブル種類判定結果を出力する充電ケーブル種類判定部と、
    前記充電ケーブル種類判定結果に基づいて充電制御モードを切り替えて充電制御を行う充電制御部と、
    を備え、
    前記充電ケーブルが、パイロット信号出力機能を有し外部電源からの電力の遮断が可能なパイロット対応充電ケーブル、またはパイロット信号出力機能を有せず外部電源からの電力の遮断が不可能なパイロット非対応充電ケーブルからなり、
    前記パイロット対応充電ケーブルから発信されるパイロット信号を受信するパイロット信号受信部と、
    外部電源から供給される電源電圧の電圧検出値を検出する電源電圧検出部と、
    をさらに備え、
    前記充電制御部は、前記充電制御モードとして、前記パイロット信号に応じて充電制御するパイロット対応充電モードと、前記パイロット信号を用いずに充電制御するパイロット非対応充電モードを有し、
    前記充電ケーブル種類判定結果が前記パイロット対応充電ケーブルである場合に前記パイロット対応充電モードを選択し、前記パイロット非対応充電ケーブルである場合に前記パイロット非対応充電モードを選択し、
    前記充電ケーブル種類判定部は、前記充電ケーブル種類通知情報が前記パイロット非対応充電ケーブルであり、かつ、前記パイロット信号受信部により前記パイロット信号が受信されない場合に、前記充電ケーブル種類判定結果を前記パイロット非対応充電ケーブルであると決定し、
    前記充電ケーブル種類判定部は、前記充電ケーブル種類通知情報が前記パイロット非対応充電ケーブルであり、かつ、前記パイロット信号受信部により前記パイロット信号が受信される場合に、前記充電ケーブル種類判定結果を充電ケーブル種類判定エラーであると決定し、
    前記充電制御部は、前記充電ケーブル種類判定結果が前記充電ケーブル種類判定エラーである場合に、充電を停止し、
    前記充電ケーブル種類判定部、充電制御部、パイロット信号受信部、電源電圧検出部、が前記電動車両側に設けられ、前記充電ケーブル種類通知機構が前記充電ケーブル種類判定部と通信を行う通信機器からなる、
    ことを特徴とする電動車両の充電制御装置。
  4. 充電ケーブルを介して外部電源から供給される電力により電動車両に搭載されるバッテリを充電する電動車両の充電制御装置であって、
    操作者の操作に従って充電に使用する前記充電ケーブルの種類を示す充電ケーブル種類通知情報を出力する充電ケーブル種類通知機構と、
    少なくとも前記充電ケーブル種類通知情報から前記充電ケーブルの種類を判定して充電ケーブル種類判定結果を出力する充電ケーブル種類判定部と、
    前記充電ケーブル種類判定結果に基づいて充電制御モードを切り替えて充電制御を行う充電制御部と、
    を備え、
    前記充電ケーブルが、パイロット信号出力機能を有し外部電源からの電力の遮断が可能なパイロット対応充電ケーブル、またはパイロット信号出力機能を有せず外部電源からの電力の遮断が不可能なパイロット非対応充電ケーブルからなり、
    前記パイロット対応充電ケーブルから発信されるパイロット信号を受信するパイロット信号受信部と、
    外部電源から供給される電源電圧の電圧検出値を検出する電源電圧検出部と、
    をさらに備え、
    前記充電制御部は、前記充電制御モードとして、前記パイロット信号に応じて充電制御するパイロット対応充電モードと、前記パイロット信号を用いずに充電制御するパイロット非対応充電モードを有し、
    前記充電ケーブル種類判定結果が前記パイロット対応充電ケーブルである場合に前記パイロット対応充電モードを選択し、前記パイロット非対応充電ケーブルである場合に前記パイロット非対応充電モードを選択し、
    前記充電ケーブル種類判定部は、前記充電ケーブル種類通知情報が前記パイロット非対応充電ケーブルであり、かつ、前記パイロット信号受信部により前記パイロット信号が受信されず、かつ、前記電源電圧検出部の前記電圧検出値が所定の基準値以上の場合に、前記充電ケーブル種類判定結果を前記パイロット非対応充電ケーブルであると決定し、
    前記充電ケーブル種類判定部は、前記充電ケーブル種類通知情報が前記パイロット非対応充電ケーブルであり、かつ、前記パイロット信号受信部により前記パイロット信号が受信される場合に、前記充電ケーブル種類判定結果を充電ケーブル種類判定エラーであると決定し、
    前記充電制御部は、前記充電ケーブル種類判定結果が前記充電ケーブル種類判定エラーである場合に、充電を停止し、
    前記充電ケーブル種類判定部、充電制御部、パイロット信号受信部、電源電圧検出部、が前記電動車両側に設けられ、前記充電ケーブル種類通知機構が前記充電ケーブル種類判定部と通信を行う通信機器からなる、
    ことを特徴とする電動車両の充電制御装置。
  5. 前記充電ケーブル種類判定部は、前記充電ケーブル種類通知情報が前記パイロット非対応充電ケーブルであり、かつ、前記パイロット信号受信部により前記パイロット信号が受信される場合に、前記充電ケーブル種類判定結果を前記パイロット対応充電ケーブルであると決定することを特徴とする請求項1に記載の電動車両の充電制御装置。
  6. 前記充電ケーブル種類判定部は、前記充電ケーブル種類通知情報が前記パイロット対応充電ケーブルであり、かつ、前記パイロット信号受信部により前記パイロット信号が受信される場合に、前記充電ケーブル種類判定結果を前記パイロット対応充電ケーブルであると決定し、
    前記充電ケーブル種類判定部は、前記充電ケーブル種類通知情報が前記パイロット対応充電ケーブルであり、かつ、前記パイロット信号受信部により前記パイロット信号が受信されず、かつ、前記電源電圧検出部の前記電圧検出値が基準値以上の場合に、前記充電ケーブル種類判定結果を充電ケーブル種類判定エラーであると決定する、
    ことを特徴とする請求項1から5までのいずれか1項に記載の電動車両の充電制御装置。
  7. 前記充電ケーブル種類判定部は、前記充電ケーブル種類通知情報が前記パイロット対応充電ケーブルであり、かつ、前記パイロット信号受信部により前記パイロット信号が受信されず、かつ、前記電源電圧検出部の前記電圧検出値が基準値未満の場合に、前記充電ケーブル種類判定結果を充電ケーブル種類判定エラーであると決定することを特徴とする請求項6に記載の電動車両の充電制御装置。
  8. 前記充電ケーブル種類判定部は、前記充電ケーブル種類通知情報が前記パイロット対応充電ケーブルである場合に、前記充電ケーブル種類判定結果を前記パイロット対応充電ケーブルであると決定することを特徴とする請求項1から7までのいずれか1項に記載の電動車両の充電制御装置。
  9. 前記充電制御部は、前記充電ケーブル種類判定結果が前記充電ケーブル種類判定エラーである場合に充電を停止し、
    前記充電ケーブル種類判定結果に従って操作者に前記充電ケーブル種類判定エラーを通知する充電ケーブル種類判定エラー通知機構をさらに備えることを特徴とする請求項1から8までのいずれか1項に記載の電動車両の充電制御装置。
  10. 前記充電ケーブル種類判定部は、前記充電ケーブル種類通知情報が前記パイロット非対応充電ケーブルでもパイロット対応充電ケーブルでもなく、かつ、前記パイロット信号受信部により前記パイロット信号が受信される場合に、前記充電ケーブル種類判定結果を前記パイロット対応充電ケーブルであると決定することを特徴とする請求項1から9までのいずれか1項に記載の電動車両の充電制御装置。
  11. 前記パイロット対応充電モード時、前記充電制御部は、前記電圧検出値と前記パイロット信号から決まる入力電力の最大値を超えない範囲で、前記バッテリに設けられたセンサ群からのバッテリ情報から演算される充電電流値を出力するような制御指令を演算して出力することを特徴とする請求項1から10までのいずれか1項に記載の電動車両の充電制御装置。
  12. 前記パイロット非対応充電モード時、前記充電制御部は、前記電圧検出値と予め定められた入力電流上限値から決まる入力電力の最大値を超えない範囲で、前記バッテリに設けられたセンサ群からのバッテリ情報から演算される充電電流値を出力するような制御指令を演算して出力することを特徴とする請求項1から11までのいずれか1項に記載の電動車両の充電制御装置。
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