JP2017143050A - 膜−電極接合装置 - Google Patents
膜−電極接合装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2017143050A JP2017143050A JP2016025195A JP2016025195A JP2017143050A JP 2017143050 A JP2017143050 A JP 2017143050A JP 2016025195 A JP2016025195 A JP 2016025195A JP 2016025195 A JP2016025195 A JP 2016025195A JP 2017143050 A JP2017143050 A JP 2017143050A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mea
- gdl
- membrane
- roll
- electrode
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E60/00—Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
- Y02E60/30—Hydrogen technology
- Y02E60/50—Fuel cells
Landscapes
- Fuel Cell (AREA)
Abstract
【課題】MEA(膜−電極接合体)のロールへの貼り付きを防止することでGDL(ガス拡散層)の破損を抑制する。
【解決手段】ロール200によってGDL(ガス拡散層)20とMEA(膜−電極接合体)10とを加圧して接合する膜−電極接合装置100であって、GDL20およびMEA10として、接合時の搬送方向におけるMEA10の幅をGDL20の幅よりも小さくしたものを用いることとする。
【選択図】図1
【解決手段】ロール200によってGDL(ガス拡散層)20とMEA(膜−電極接合体)10とを加圧して接合する膜−電極接合装置100であって、GDL20およびMEA10として、接合時の搬送方向におけるMEA10の幅をGDL20の幅よりも小さくしたものを用いることとする。
【選択図】図1
Description
本発明は、膜−電極接合装置に関する。
燃料電池に用いられるMEGA(膜−電極−拡散層接合体(Membrane Electrode & Gas Diffusion Layer Assembly))を製造する手法として、MEA(膜−電極接合体(Membrane Electrode Assembly))とGDL(ガス拡散層(Gas Diffusion Layer))を圧延によって接合することが開示されている(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、高温で加圧を行う際、GDL(ガス拡散層)からはみ出したMEA(膜−電極接合体)がロールの表面に付着し、熱により溶融する可能性がある。溶融した場合には、MEAがロールに貼り付いてワーク搬送を阻害してしまい、GDLが割れることもある。このような問題が生じる理由としては、接合体の接合力が低いために高温での加工が必要なこと、搬送精度が低いためにGDLからMEAがはみ出すこと、が挙げられる。
また、GDL上のMPL(マイクロポーラス)層がロールに転写されてロール表面を汚すことがあり、そうすると、転写された部分が異物となってワークに再付着したり、ロールに段差が生じて加圧時にワークを傷つけたり、といった不具合が生じるおそれがある。このような問題が生じる理由としては、GDL上のMPL層はロールを汚しやすい、といった点が挙げられる。
そこで、本発明は、MEA(膜−電極接合体)のロールへの貼り付きを防止することでGDL(ガス拡散層)の破損を抑制する膜−電極接合装置を提供することを目的とする。
かかる課題を解決するべく、本発明は、ロールによってGDL(ガス拡散層)とMEA(膜−電極接合体)とを加圧して接合する膜−電極接合装置において、
前記GDLおよび前記MEAとして、接合時の搬送方向における前記MEAの幅を前記GDLの幅よりも小さくしたものを用いることを特徴とする。
前記GDLおよび前記MEAとして、接合時の搬送方向における前記MEAの幅を前記GDLの幅よりも小さくしたものを用いることを特徴とする。
本発明によれば、MEAのロールへの貼り付きを防止することでGDLの破損を抑制することができる。
以下、本発明の構成を図面に示す実施の形態の一例に基づいて詳細に説明する。
図1〜図3に、膜−電極接合装置1の実施形態を示す。膜−電極接合装置1は、ロール200によってMEA(膜−電極接合体)10とGDL(ガス拡散層)20とを加圧して接合する装置である。
以下の実施形態におけるワークとして例示するのは、MEA(膜−電極接合体)10とGDL(ガス拡散層)20であり、これらが膜−電極接合装置1によって加圧され接合されてMEGA(膜−電極−拡散層接合体(Membrane Electrode & Gas Diffusion Layer Assembly))30が製造される(図1参照)。MEA10は、工程紙(電解質キャリアフィルム)11、電解質膜12、触媒層13を含む。GDL20は、MPL(マイクロポーラス)層21、CP(カーボンペーパー)22を含む(図2、図3参照)。
ここで、ロール・ツー・ロール(Roll to Roll)方式(ロール状に巻かれたワークを加工した後に別のロールに巻き取る方式)の製品を加圧や加熱をして接合する工程において、熱に弱い樹脂層であるMEA(膜−電極接合体)10は、加熱されたロール200に接触すると当該ロール200に貼り付いてしまい、ワークの搬送に対する抵抗となり、脆いGDL(ガス拡散層)が破損してしまう場合があるが、これに対し、以下に示す膜−電極接合装置100においては、加熱、高圧プレスによる接合強度向上によるMEA10のロール200への貼り付きを抑制するため、製品部材の流れ方向つまりワーク搬送方向(搬送送り方向)の幅を、(1)MEA≦GDL、(2)GDL≦MEAバックシート とする。以下、それぞれについて、第1の実施形態、第2の実施形態として詳しく説明する。
<第1の実施形態>
ワーク搬送方向に対する製品幅について、GDL20の幅bをMEA10の幅a以上(MEA10の幅a≦GDL20の幅b)とする(図2参照)。GDL20の幅bがMEA10の幅a以上となることで、MEA10のロール200への貼り付きを防止し、GDL20の破損を抑制する。
ワーク搬送方向に対する製品幅について、GDL20の幅bをMEA10の幅a以上(MEA10の幅a≦GDL20の幅b)とする(図2参照)。GDL20の幅bがMEA10の幅a以上となることで、MEA10のロール200への貼り付きを防止し、GDL20の破損を抑制する。
<第2の実施形態>
MEA10に設けられるMEAバックシート14の幅cをGDL20の幅b以上(GDL20の幅b≦MEAバックシート14の幅c)とする(図3参照)。こうすることで、MPL層21がロール200へ転写されることを抑制する。一般に、ロール・ツー・ロールの製品を接合する際、GDL20の表面のカーボン塗膜(MPL)はロール200に接触すると当該ロール200へと容易に転写され、ロール200の汚染、他のワークへの再転写による不良発生を誘発することがあるが、本実施形態によればこのような事態が生じるのを抑制することができる。
MEA10に設けられるMEAバックシート14の幅cをGDL20の幅b以上(GDL20の幅b≦MEAバックシート14の幅c)とする(図3参照)。こうすることで、MPL層21がロール200へ転写されることを抑制する。一般に、ロール・ツー・ロールの製品を接合する際、GDL20の表面のカーボン塗膜(MPL)はロール200に接触すると当該ロール200へと容易に転写され、ロール200の汚染、他のワークへの再転写による不良発生を誘発することがあるが、本実施形態によればこのような事態が生じるのを抑制することができる。
なお、上述の実施形態は本発明の好適な実施の一例ではあるがこれに限定されるものではなく本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々変形実施可能である。
本発明は、ロールによってGDL(ガス拡散層)とMEA(膜−電極接合体)とを加圧して接合する膜−電極接合装置に適用して好適である。
10…MEA
11…工程紙
12…電解質膜
13…触媒層
14…MEAバックシート
20…GDL
21…MPL層
22…CP
30…MEGA
100…膜−電極接合装置
200…ロール
11…工程紙
12…電解質膜
13…触媒層
14…MEAバックシート
20…GDL
21…MPL層
22…CP
30…MEGA
100…膜−電極接合装置
200…ロール
Claims (1)
- ロールによってGDL(ガス拡散層)とMEA(膜−電極接合体)とを加圧して接合する膜−電極接合装置において、
前記GDLおよび前記MEAとして、接合時の搬送方向における前記MEAの幅を前記GDLの幅よりも小さくしたものを用いることを特徴とする膜−電極接合装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016025195A JP2017143050A (ja) | 2016-02-12 | 2016-02-12 | 膜−電極接合装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016025195A JP2017143050A (ja) | 2016-02-12 | 2016-02-12 | 膜−電極接合装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2017143050A true JP2017143050A (ja) | 2017-08-17 |
Family
ID=59627458
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2016025195A Pending JP2017143050A (ja) | 2016-02-12 | 2016-02-12 | 膜−電極接合装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2017143050A (ja) |
-
2016
- 2016-02-12 JP JP2016025195A patent/JP2017143050A/ja active Pending
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5321181B2 (ja) | 燃料電池部材の触媒層と電解質膜の接合体の製造方法 | |
JP5692284B2 (ja) | 補強型電解質膜の製造方法およびその製造装置 | |
JP2008311012A (ja) | 燃料電池用電極材料接合体の製造装置および製造方法、燃料電池 | |
JP5691873B2 (ja) | 膜電極接合体の製造装置および製造方法 | |
JP6926871B2 (ja) | 燃料電池の膜電極接合体の製造方法 | |
KR20190016558A (ko) | 도공 장치 및 필름 회수 방법 | |
JP2021082414A (ja) | サブガスケット付膜電極接合体の製造装置および製造方法 | |
GB2555126A (en) | A method of securing a gas diffusion layer to a catalyst coated membrane | |
JP2011165460A (ja) | 膜−触媒層接合体の製造方法 | |
WO2002075834A1 (fr) | Procede de realisation de corps de connexion d'electrode a film electrolytique pour pile a combustible | |
JP2014018967A (ja) | 枚葉基材の積層貼り合わせ装置および方法 | |
JP7000889B2 (ja) | 膜電極ガス拡散層接合体の裁断装置 | |
JP2017143050A (ja) | 膜−電極接合装置 | |
JP2008258097A (ja) | 拡散層の切断方法およびその方法を用いて製造される膜電極接合体 | |
JP2016175768A (ja) | 第1のロール材と第2のロール材との継ぎ合わせ方法 | |
JP6848777B2 (ja) | 触媒転写方法 | |
JP2009038040A (ja) | 燃料電池用電極材料接合体の製造装置および製造方法、燃料電池用電極材料接合体、燃料電池 | |
JP6859881B2 (ja) | 膜電極接合体の製造方法 | |
JP5880462B2 (ja) | 膜電極接合体の製造方法および製造装置 | |
JP5853194B2 (ja) | 膜−触媒層接合体の製造方法及びその製造装置 | |
JP2019071199A (ja) | 膜電極接合体の検査方法 | |
JP2020027792A (ja) | 燃料電池用セルの接合体の製造装置 | |
JP6725400B2 (ja) | フィルム接合体の製造方法 | |
JP5077187B2 (ja) | 燃料電池用電極材料接合体の製造装置および製造方法 | |
JP2018045842A (ja) | 膜電極ガス拡散接合体の製造方法 |