JP2017142985A - 微多孔膜、電池用セパレータ及び電池 - Google Patents
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Abstract
Description
即ち、本発明は以下のとおりである。
[1]
ポリオレフィン樹脂を含む、電池セパレータ用の微多孔膜であって、
前記微多孔膜の表面形状プロファイルデータをフーリエ変換して得られるパワースペクトル密度の平均値Paveが、空間周波数30(/mm)以上80(/mm)以下の範囲において、15(mm・nm2)≦Pave≦45(mm・nm2)の関係を満たす、
前記微多孔膜。
[2]
前記平均値Paveが、20(mm・nm2)≦Pave≦45(mm・nm2)の関係を満たす、[1]に記載の微多孔膜。
[3]
前記平均値Paveが、20(mm・nm2)≦Pave≦40(mm・nm2)の関係を満たす、[1]又は[2]に記載の微多孔膜。
[4]
前記微多孔膜を巻き取ったロールを、任意の場所から長手方向に繰り出したときに、繰り出された微多孔膜の長さ3mでのたるみ量が、30mm以下である、[1]〜[3]のいずれか1項に記載の微多孔膜。
[5]
[1]〜[4]のいずれか1項に記載の微多孔膜を含む、電池用セパレータ。
[6]
[5]に記載の電池用セパレータを含む、電池。
本実施形態に係る微多孔膜の表面形状プロファイルデータをフーリエ変換して得られるパワースペクトル密度(PSD)の平均値Paveが、空間周波数30(/mm)以上80(/mm)以下の範囲において、15(mm・nm2)≦Pave≦45(mm・nm2)の関係を満たす。上記平均値Paveの範囲を、以下では、単に「PSD範囲」ともいう。
本実施形態の微多孔膜は、共重合高密度ポリエチレンと、高密度ポリエチレンとを含むポリオレフィン混合物(以下単に「混合物」ともいう)から得られる微多孔膜であることが好ましい。
共重合高密度ポリエチレンとは、エチレンと他のモノマーとの共重合により得られるポリエチレンであって、高密度のものである。
本実施形態において、高密度ポリエチレンは、コモノマー単位の含有量が0.1%未満のポリエチレンであり、コモノマーの含まれていないホモポリエチレンが好ましい。なお、ここでいう「高密度」は、上記共重合高密度ポリエチレンについての「高密度」と同じ定義を有する。
前記混合物中に占める共重合高密度ポリエチレンの割合は、好ましくは10質量%〜90質量%であり、より好ましくは20質量%〜75質量%であり、更に好ましくは25質量%〜70質量%である。共重合高密度ポリエチレンの割合が10質量%〜90質量%である場合、メカニズムは定かでないが、本実施形態の所望のPSD範囲が得られる傾向にある。
気孔率(%)=[{体積(cm3)−(質量(g)/ポリマー組成物の密度)}/体積(cm3)]×100
パワースペクトル密度は、測定した微多孔膜の表面データのフーリエ変換により空間周波数成分毎の振幅強度を求めたものである。すなわち、本実施形態の微多孔膜の表面形状プロファイルを測定し、当該表面形状プロファイルをフーリエ変換して得られる、空間周波数30(/mm)以上80(/mm)以下の範囲における、パワースペクトル密度の平均値Paveは、15(mm・nm2)以上45(mm・nm2)以下であり、好ましくは20(mm・nm2)以上45(mm・nm2)以下であり、より好ましくは20(mm・nm2)以上40(mm・nm2)以下である。
本実施形態の微多孔膜を巻き取ったロールを、任意の場所から長手方向に繰り出したときに、繰り出された微多孔膜の長さ3mでのたるみ量が30mm以下であることが好ましく、より好ましくは25mm以下であり、さらに好ましくは20mm以下である。図1では、たるみ量の測定が模式的に説明されている。たるみ量が30mm以下である場合、表面加工性が優れるメカニズムは定かでないが、下記の通りであると推定される。
微多孔膜を製造する方法としては特に限定されず、公知の製造方法を採用することができる。例えば、以下の方法が挙げられる。
(1)ポリオレフィン樹脂組成物(共重合高密度ポリエチレンと高密度ポリエチレンとを含む組成物、以下同じ。)と孔形成材とを溶融混練してシート状に成形後、必要に応じて延伸した後、孔形成材を抽出することにより多孔化させる方法、
(2)ポリオレフィン樹脂組成物を溶解後、ポリオレフィンに対する貧溶媒に浸漬させてポリオレフィンを凝固させると同時に溶剤を除去することにより多孔化させる方法。
孔形成材としては、特に限定されないが、例えば、可塑剤、無機材又はそれらの組み合わせを挙げることができる。
次に、溶融混練物をシート状に成形する。シート状成形体を製造する方法としては、以下に限定されないが、例えば、溶融混練物を、Tダイ等を介してシート状に押出し、熱伝導体に接触させて樹脂成分の結晶化温度より充分に低い温度まで冷却して固化する方法が挙げられる。冷却固化に用いられる熱伝導体としては、以下に限定されないが、例えば、金属、水、空気、又は可塑剤等が挙げられる。これらの中でも、熱伝導の効率が高いため、金属製のロールを用いることが好ましい。また、押出した混練物を金属製のロールに接触させる際に、ロール間で挟み込むことは、熱伝導の効率がさらに高まると共に、シートが配向して膜強度が増し、シートの表面平滑性も向上する傾向にあるためより好ましい。溶融混練物をTダイからシート状に押出す際のダイリップ間隔は200μm以上3,000μm以下であることが好ましく、500μm以上2,500μm以下であることがより好ましい。ダイリップ間隔が200μm以上であると、メヤニ等が低減され、スジ、欠点などの膜品位への影響が少なく、その後の延伸工程において膜破断などのリスクが低減される傾向にある。一方、ダイリップ間隔が3,000μm以下であると、冷却速度が速く冷却ムラを防げると共に、シートの厚み安定性を維持できる傾向にある。
次いで、シート状成形体から孔形成材を除去して微多孔膜とする。孔形成材を除去する方法としては、以下に限定されないが、例えば、抽出溶剤にシート状成形体を浸漬して孔形成材を抽出し、充分に乾燥させる方法が挙げられる。孔形成材を抽出する方法は、バッチ式と連続式のいずれでもよい。微多孔膜の収縮を抑えるために、浸漬及び乾燥の一連の工程中にシート状成形体の端部を拘束することが好ましい。また、微多孔膜中の孔形成材の残存量は、微多孔膜全体の質量に対して1質量%未満に調整されることが好ましい。
また、上記シート状成形体又は微多孔膜を延伸することが好ましい。延伸は前記シート状成形体から孔形成材を抽出する前に行ってもよい。また、前記シート状成形体から孔形成材を抽出した微多孔膜に対して延伸を行ってもよい。さらに、前記シート状成形体から孔形成材を抽出する前と後に延伸を行ってもよい。
微多孔膜には、収縮を抑制する観点から熱固定を目的として熱処理を施すことが好ましい。熱処理の方法としては、物性の調整を目的として、所定の温度、風速及び所定の延伸率で行う延伸操作、及び/又は、延伸応力低減を目的として、所定の温度及び所定の緩和率で行う緩和操作が挙げられる。これらの熱処理は、テンター又はロール延伸機を用いて行うことができる。なお、上記風速は、3m/s〜10m/sであることが好ましく、より好ましくは4m/s〜9m/sであり、さらに好ましくは5m/s〜9m/sである。
本実施形態の微多孔膜は、とりわけ、電池用セパレータとしての用途に好ましく用いられる。すなわち、本実施形態の電池用セパレータは、本実施形態の微多孔膜を含む。また、本実施形態の電池は、本実施形態の微多孔膜を含む。
13C−NMRスペクトルにおいて、コモノマー由来のシグナル強度の積分値のモル換算値(A)を、(A)とエチレン単位由来のシグナル強度の積分値のモル換算量(B)との和で除して得られた商に100を乗じることにより、コモノマー単位の含有量(モル%)を求めた。ただし、ポリオレフィン微多孔膜中にポリプロピレンが含有される場合は、上記により求められたポリプロピレン含有量(wt%)に相当するコモノマー単位の含有量(モル%)を除いた値を微多孔膜のコモノマー単位含量(モル%)とする。
例えば、コモノマーとしてプロピレンを用いる場合、下記の構造モデル:
コモノマー単位の含有量(モル%)=(A)/[(A)+(B)]×100
{式中、(A)=(I1+Im+Iα/2)/3、かつ(B)=(I1+I2+I3+IM+Iα/2+Iβ+Iγ)/2)である。}
ここで、末端の影響は小さいため無視することができ、かつI1、I2及びI3をIm、Iα、Iβ及びIγを2Imとして、上式を整理すると、コモノマー単位の含有量は下式で表される。
コモノマー単位の含有量(モル%)=Im/[Im+(IM+5Im)/2]×100
表面形状プロファイルについては、触針式表面形状測定器(製品名:DEKTAK XT−A(株式会社アルバック製))を使用し、実施例及び比較例で得られた微多孔膜を用いて2000×2000μm2の範囲を測定した。測定条件については、針圧が1mg、かつ針径半径が12.5μmである触針を使用し、そしてデータ点毎のサンプリング間隔は、微多孔膜の捲回方向2000(μm)/200(pt)=10(μm/pt)、膜幅方向2000(μm)/3000(pt)=0.67(μm/pt)である。PSDの計算では、プログラムは膜幅方向、それぞれ200ラインの平均粗さ曲線のパワースペクトル密度を計算した。出力結果は、それぞれの空間周波数における平均プロファイルパワーを表している。
なお、後述の各実施例及び各比較例では、上記d0を0.67μmとし、上記Lを2000μmとして、平均PSD(f)を算出した。
図1に示される通りにたるみ量の評価装置を形成した。ロールに巻き取った微多孔膜1(幅は950〜2150mmである)を引出し、1本のフリーロール2を通した後、距離3mで平行に配置された2本のフリーロール3,4を介して、重り5により微多孔膜7の幅1mm当たり1mNの荷重を掛けた。微多孔膜7に荷重を掛けてから30秒後に、2本のフリーロール3,4の中央の位置で、基準台6と微多孔膜の最端部の距離(L1)をJIS第1級の金尺を用いて測定した。また、フリーロール3又は4の最上端から基準台6までの距離(L2)をJIS第1級の金尺を用いて測定した。たるみ量Lを下記式に従って算出した。
たるみ量L=L2−L1
a.電池作製
(a−1) 正極板作製
活物質として92.2質量%のリチウムコバルト複合酸化物LiCoO2、導電剤として2.3質量%のリン片状グラファイトと2.3質量%のアセチレンブラック、及びバインダーとして3.2質量%のポリフッ化ビニリデン(PVDF)をN−メチルピロリドン(NMP)中に分散させてスラリーを調製した。このスラリーを正極集電体となる厚さ20μmのアルミニウム箔の片面にダイコーターで塗付し、130℃で3分間乾燥後、ロールプレス機で圧縮成形した。このとき、正極の活物質塗付量は250g/m2であり、かつ活物質嵩密度は3.00g/cm3であった。得られた圧縮成形体を幅約40mmに切断して帯状にした。
活物質として96.9重量%の人造グラファイト、及びバインダーとしてカルボキシメチルセルロースのアンモニウム塩1.4重量%とスチレン−ブタジエン共重合体ラテックス1.7重量%を精製水中に分散させてスラリーを調製した。このスラリーを負極集電体となる厚さ12μmの銅箔の片面にダイコーターで塗付し、120℃で3分間乾燥後、ロールプレス機で圧縮成形した。このとき、負極の活物質塗付量は106g/m2であり、かつ活物質嵩密度は1.35g/cm3であった。得られた圧縮成形体を幅約40mmに切断して帯状にした。
非水電解液としてエチレンカーボネート:エチルメチルカーボネート:ジメチルカーボネート=1:1:1(体積比)の混合溶媒に、溶質としてLiPF6を濃度1.0mol/リットルとなるように溶解させて、非水電解液を調製した。
実施例又は比較例で調製された微多孔膜セパレータ、上記で得られた帯状正極、及び上記で得られた帯状負極を、帯状負極、セパレータ、帯状正極、及びセパレータの順に重ねて、渦巻状に複数回捲回することで電極板積層体を作製した。
この電極板積層体を平板状にプレスした後、アルミニウム製容器に収納し、正極集電体から導出したアルミニウム製リードを容器壁に、負極集電体から導出したニッケル製リードを容器蓋端子部に接続した。さらに、この容器内に、上記で得られた非水電解液を注入し封口した。このようにして作製される角型リチウムイオン電池は、縦(厚み)6.3mm、横30mm、及び高さ48mmの寸法を有し、かつ公称放電容量が620mAhとなるように設計されていた。
上記のように組み立てたリチウムイオン電池に対して、電流値310mA(0.5C)、終止電池電圧4.2Vの条件下で6時間の定電流定電圧(CCCV)充電を行った。このとき、充電終了直前の電流値は、ほぼ0の値となった。その後、25℃雰囲気下で電池を1週間放置(エージング)した。
安全性評価用電池をオーブンに入れ、充電後の電池を室温から150℃まで5℃/分で昇温し、150℃で30分間放置して、電池を観察した。観察された電池を次の基準に従って評価した。発火しなかった電池の評価を良好とした。
○(良好):発火なし
×(不良):発火あり
実施例及び比較例で得られた微多孔膜を用い、表面にコロナ放電処理(放電量50W)を実施した後、コロナ放電処理面側に、アルミナ粒子(平均粒径0.7μm)98.2質量部、及びポリビニルアルコール(平均重合度1,700、ケン化度99%以上)1.8質量部を150質量部の水にそれぞれ均一に分散させた水溶液を、グラビアコーターを用いて塗布した。その後、塗布された微多孔膜を60℃で乾燥して水を除去し、微多孔膜上に厚さ2μmの多孔層が形成された多層多孔膜を得た。
R値=WMAX−WMIN
W(g/m2)=(多層多孔膜の質量−ポリオレフィン樹脂多孔膜の質量)×1000
R値が低いと表面コーティングの平滑性が良いものとして、下記基準に従って表面加工性を評価した。
◎(著しく良好):0.01g/m2〜0.25g/m2
○(良好):0.26g/m2〜0.35g/m2
△(許容):0.36g/m2〜0.50g/m2
×(不良):0.50g/m2以上
Mvが25万の高密度ポリエチレン(密度0.95)を18.5部、Mvが70万の高密度ポリエチレン(密度0.95)を18.5部、Mv40万のホモポリマーのポリプロピレン(密度0.91)を3部、及び酸化防止剤として、これらの混合物に対して0.3部のテトラキス−[メチレン−3−(3’,5’−ジ−t−ブチル−4’−ヒドロキシフェニル)プロピオネート]メタンを混合し、二軸押出機にフィーダーを介して投入した。更に流動パラフィン(松村石油(株)製P−350(商標))60部をサイドフィードで押出機に注入し、200℃で混練し、押出機先端に設置したTダイから樹脂組成物を押出した直後に、20℃に冷却したキャストロールで冷却固化させ、厚さ1600μmのゲル状シートを成形した。このゲル状シートを121℃で同時二軸延伸機により7×8倍に延伸した後、この延伸フィルムを塩化メチレン槽に導き、塩化メチレン中に充分に浸漬して流動パラフィンを抽出除去し、その後、塩化メチレンを乾燥除去して、微多孔膜を得た。得られた微多孔膜を、熱固定(「HS」と略記することがある)を行なうべくTDテンターに導き、熱固定温度132℃、熱量風速3.1m/s、及び延伸倍率1.9倍の条件下でHSを行い、その後、0.87倍の緩和操作(即ち、HS緩和率が0.87倍である)を行い、膜を得た。得られた膜について、各種特性を評価した結果を表1に示す。
Mvが25万の高密度ポリエチレン(密度0.95)19部、Mvが70万の高密度ポリエチレン(密度0.95)19部、及びMv40万のホモポリマーのポリプロピレン(密度0.91)2部を、ポリオレフィン原料として使用した。熱固定温度131.5℃及び熱量風速4.6m/sの条件下でHSを行うこと以外は、実施例1と同様の製膜を行った。得られた微多孔膜の特性を表1に示す。
Mvが15万の共重合高密度ポリエチレン(コモノマー:プロピレン、プロピレン単位含有量:0.6モル%、密度:0.95)20部、Mvが25万の高密度(密度0.95)ポリエチレン18部、及びMv40万のホモポリマーのポリプロピレン(密度0.91)2部を、ポリオレフィン原料として使用した。また、熱固定温度123℃、熱量風速5.2m/s、及び延伸倍率1.95倍の条件下でHSを行うこと以外は、実施例1と同様の製膜を行った。得られた微多孔膜の特性を表1に示す。
熱固定温度132.5℃及び熱量風速7.3m/sの条件下でHSを行うこと以外は、実施例1と同様の製膜を行った。得られた微多孔膜の特性を表1に示す。
Mvが15万の共重合高密度ポリエチレン(コモノマー:プロピレン、プロピレン単位含有量:0.6モル%、密度:0.95)12部、Mvが25万の高密度ポリエチレン(密度0.95)14部、Mvが70万の高密度ポリエチレン(密度0.95)12部、及びMv40万の高密度ポリプロピレン(密度0.91)2部を、ポリオレフィン原料として使用した。また、熱固定温度127.5℃、熱量風速8.5m/s及び延伸倍率1.85倍でHSを行うこと以外は、実施例1と同様の製膜を行った。得られた微多孔膜の特性を表1に示す。
熱量風速9.4m/s及び延伸倍率1.85倍の条件下でHSを行うこと以外は、実施例3と同様の製膜を行った。得られた微多孔膜の特性を表1に示す。
熱固定温度128℃及び熱量風速10.8m/sの条件下でHSを行うこと以外は、実施例5と同様の製膜を行った。得られた微多孔膜の特性を表1に示す。
熱固定温度123.5℃及び熱量風速11.2m/sの条件下でHSを行うこと以外は、実施例6と同様の製膜を行った。得られた微多孔膜の特性を表1に示す。
2 フリーロール
3 フリーロール
4 フリーロール
5 重り
6 基準台
7 繰り出された微多孔膜
L1 2本のフリーロール(3,4)の間での基準台(6)と微多孔膜の最端部の距離
L2 基準台(6)とフリーロール(3又は4)の最上端の距離
Claims (6)
- ポリオレフィン樹脂を含む、電池セパレータ用の微多孔膜であって、
前記微多孔膜の表面形状プロファイルデータをフーリエ変換して得られるパワースペクトル密度の平均値Paveが、空間周波数30(/mm)以上80(/mm)以下の範囲において、15(mm・nm2)≦Pave≦45(mm・nm2)の関係を満たす、
前記微多孔膜。 - 前記平均値Paveが、20(mm・nm2)≦Pave≦45(mm・nm2)の関係を満たす、請求項1に記載の微多孔膜。
- 前記平均値Paveが、20(mm・nm2)≦Pave≦40(mm・nm2)の関係を満たす、請求項1又は2に記載の微多孔膜。
- 前記微多孔膜を巻き取ったロールを、任意の場所から長手方向に繰り出したときに、繰り出された微多孔膜の長さ3mでのたるみ量が、30mm以下である、請求項1〜3のいずれか1項に記載の微多孔膜。
- 請求項1〜4のいずれか1項に記載の微多孔膜を含む、電池用セパレータ。
- 請求項5に記載の電池用セパレータを含む、電池。
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