JP2017142893A - コネクタ保持具 - Google Patents
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Abstract
Description
このとき、圧着端子の挿入作業と共に導通検査を、作業能率を低下させることなく実施することができる発明が開示されている(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、コネクタ保持部の上面にはスライド可能なロック機構が設けられ、ロック機構を操作して、ロック位置からロック部材を退避させることによって、コネクタ保持部にコネクタを収納可能にし、さらに、ロック位置にロック部材をスライドさせることによって、コネクタ保持部に収納されたコネクタを抜け出し不可能に保持するものである。
このため、コネクタをコネクタ保持部に収納する際、ロック機構を操作する必要があるという問題があった。すなわち、作業者は、一方の手でロック機構を操作しながら、他方の手でコネクタをコネクタ保持部に挿入しなければならないことから作業の迅速性が阻害されるため、より簡素かつ迅速な作業を可能にするコネクタ保持具が要請されている。
前記コネクタが通過可能な本体開口部を一方の端面である本体上面に具備し、前記コネクタを収納する本体と、
前記コネクタが通過可能なストッパー開口部を具備し、前記本体上面に対向して配置され、前記本体上面に対して平行に移動可能なストッパーと、
前記本体と前記ストッパーとの間に配置されたスプリング材とを有し、
前記ストッパーには、前記ストッパー開口部を形成する縁部のうちの所定の縁部に、前記所定の縁部に対向した縁部に近づく程、前記本体上面側の面であるストッパー下面に近づくように傾斜したストッパー傾斜面が設けられ、
前記コネクタが前記ストッパー傾斜面から離れている際、前記ストッパー傾斜面が設けられた所定の縁部は前記本体開口部の上方に進出して、前記ストッパー開口部と前記本体開口部との重なり範囲を前記コネクタは通過不可能で、
前記コネクタが前記ストッパー傾斜面に押し付けられて前記スプリング材が弾性変形した際、前記ストッパー傾斜面が設けられた所定の縁部は前記本体開口部の上方から退避して、前記ストッパー開口部と前記本体開口部との重なり範囲を前記コネクタは通過可能になることを特徴とする。
以下、発明を実施するための形態(以下「実施の形態1」と称す)を、図面を参照しつつ説明する。なお、各部位は模式的に描かれているため、本発明は図示された形態に限定されるものではない。また、図面が煩雑にならないよう、一部の符号を記載しない場合がある。
図1〜図4は本発明の実施の形態1に係るコネクタ保持具を説明するものであって、図1はコネクタを保持した状態を示す斜視図、図2は一部(本体)に挿入されるコネクタを示す側面視の断面図、図3の(a)は一部(本体)を示す平面図、図3の(b)は一部(本体)を示す側面視の断面図、図4の(a)は一部(ストッパー)を示す平面図、図4の(b)は一部(ストッパー)を示す側面視の断面図、図5は初期状態を示す平面図である。
図1において、コネクタ保持具1000は、コネクタ900を保持するものであって、本体100とストッパー200とスプリング材300とを有している。なお、コネクタ900にはワイヤハーネスに設けられた圧着端子(図示しない)が挿入される。以下、それぞれについて詳細に説明する。
図1および図2において、コネクタ900は、圧着端子(図示しない)が侵入される圧着端子侵入穴910を具備する略直方体状の圧着端子収納部920を具備している。圧着端子侵入穴910は圧着端子収納部920の一方の端面(以下「コネクタ上面」と称す)905に開口している。また、コネクタ上面905に沿って、圧着端子収納部920の一方の側面(以下「コネクタ第1側面」と称す)901とコネクタ第1側面901に対向した他方の側面(以下「コネクタ第3側面」と称す)903との両側に突出した長方形の板状のコネクタ鍔部940が形成されている。
そして、以下の説明の便宜上、コネクタ鍔部940のコネクタ第1側面901側の側面を「コネクタ鍔部第1側面941」と、コネクタ鍔部940のコネクタ第3側面903側の側面を「コネクタ鍔部第3側面943」と称す。また、コネクタ鍔部940の圧着端子収納部920側の面を「コネクタ鍔部下面960」と、コネクタ鍔部940のコネクタ鍔部下面960とは反対の面を「コネクタ鍔部上面950」とそれぞれ称す。
さらに、コネクタ鍔部上面950のコネクタ第1側面901側の縁部(稜線)を「コネクタ上面第1縁部951」と、コネクタ上面第1縁部951に対向したコネクタ第3側面903側の縁部(稜線)を「コネクタ上面第3縁部953」と称す。同様に、コネクタ鍔部下面960のコネクタ第1側面901側の縁部(稜線)を「コネクタ下面第1縁部961」と、コネクタ下面第1縁部961に対向したコネクタ第3側面903側の縁部(稜線)を「コネクタ下面第3縁部963」と称す。
さらに、本発明における本体100に収納されるコネクタ900は、コネクタ鍔部940を具備するものであるが、本発明はこれに限定するものではなく、コネクタ鍔部940を具備しないものや、コネクタ第1側面901に垂直な側面にも同様の鍔部を具備するものであってもよい。
そして、コネクタ鍔部940を具備しない場合、コネクタ下面906とコネクタ第1側面901との角部(稜線)をコネクタ下面第1縁部961と、コネクタ上面905とコネクタ第1側面901のとの角部(稜線)をコネクタ上面第1縁部951とそれぞれ読み替え、同様に、コネクタ下面906とコネクタ第3側面903との角部(稜線)をコネクタ下面第3縁部963と、コネクタ上面905とコネクタ第3側面903との角部(稜線)をコネクタ上面第3縁部953とそれぞれ読み替える。
図1、図3および図5において、本体100は、コネクタ900のコネクタ鍔部940が通過可能な本体開口部110を一方の端面(以下「本体上面」と称す)105に具備し、かつ、コネクタ900のコネクタ鍔部940および圧着端子収納部920を収納可能な本体収納部120が本体開口部110に連続して形成された略直方体である。
また、本体上面105には、本体開口部110を囲むように方形にボルト130が立設されている。ボルト130はボルト軸部131とボルト頭部132とを具備している。
そして、以下の説明の便宜上、本体開口部110の各隅部にそれぞれ符号「A、B、C、D」を付し、隅部Aと隅部Bとを結ぶ縁を「本体第1縁部111」と、隅部Bと隅部Cとを結ぶ縁を「本体第2縁部112」と、隅部Cと隅部Dとを結ぶ縁を「本体第3縁部113」と、隅部Dと隅部Aとを結ぶ縁を「本体第4縁部114」とそれぞれ称す。
また、本体100の側面のうち本体第1縁部111に近い側面を「本体第1側面101」と称し、本体100の側面のうち本体第3縁部113に近い側面を「本体第3側面103」と称す。また、本体上面105に対向した端面を「本体下面106」と称し、本体上面105に対して本体下面106とは反対の方向を「上方」と称している。
図1、図4および図5において、ストッパー200は板状のストッパー平面部220を具備し、ストッパー平面部220には、コネクタ900のコネクタ鍔部940が通過可能なストッパー開口部210が設けられている。ストッパー平面部220は本体上面105に対向して配置され、本体上面105に対して平行に移動(摺動)可能になっている。
そして、以下の説明の便宜上、ストッパー平面部220の本体100側の面、すなわち、本体上面105に対向する面を「ストッパー下面206」と称す。また、ストッパー開口部210の各隅部にそれぞれ符号「a、b、c、d」を付し、隅部aと隅部bとを結ぶ縁部を「ストッパー第1縁部211」と、隅部bと隅部cとを結ぶ縁部を「ストッパー第2縁部212」と、隅部cと隅部dとを結ぶ縁部を「ストッパー第3縁部213」と、隅部dと隅部aとを結ぶ縁部を「ストッパー第4縁部214」とそれぞれ称す。さらに、ストッパー平面部220の外周面のうちストッパー第3縁部213と平行で、ストッパー第3縁部213に近い面を「ストッパー第3側面203」と称す。なお、本体上面105に対して本体下面106とは反対の方向を「上方」と称している。
そして、ストッパー第1縁部211には、ストッパー第3縁部213に近づく程(ストッパー第3側面203に近づく程)、ストッパー下面206に近づくように傾斜したストッパー傾斜面230が設けられている。
さらに、ストッパー下面206のストッパー第3側面203寄りにはストッパー腕240が一体的に設けられている。ストッパー腕240は、ストッパー下面206に対して垂直なストッパー腕垂直部分241と、ストッパー下面206に対して平行なストッパー腕平行部分242とから構成されている。なお、ストッパー腕240は、ストッパー第3側面203との間に後記するスプリング材300を配置して、スプリング材300を弾性変形させるためのものである。
さらに、ストッパー開口部210を囲むように方形にストッパー長孔250が形成されている。ストッパー長孔250は、長辺方向251(一点鎖線にて示す)がストッパー第1縁部211に対して垂直で(ストッパー第2縁部212に対して平行に同じ)、ボルト130のボルト軸部131が貫通可能で、ボルト頭部132が貫通不可能な大きさである。
また、ストッパー長孔250の周囲には、ストッパー下面206に向かって陥没したストッパー座部260が形成されている。ストッパー座部260は、ストッパー下面206に平行な面(以下「ストッパー座面261」と称す)を具備し、ボルト頭部132の全部または一部が侵入可能な大きさになっている。
したがって、ストッパー200は、ボルト軸部131がストッパー長孔250内を移動可能な距離を、本体100から離脱することなく本体上面105に対して平行に移動可能になる。
なお、ストッパー200は透明な合成樹脂によって形成されているが、本発明はこれに限定するものではなく、不透明であっても、合成樹脂でなくてもよい。また、外郭形状も限定するものではなく、さらに、ストッパー座部260を具備しなくてもよい。
図1において、スプリング材300は、直方体状(断面矩形の棒状)に形成された発泡合成樹脂であって、ストッパー腕240に抱えられるように配置され、本体上面105に対して略平行な方向に付勢する(弾性力を生じる)。このとき、スプリング材300は本体第3側面103およびストッパー腕垂直部分241に挟まれ、ストッパー下面206およびストッパー腕平行部分242には摺動可能に接するか、あるいは隙間を介して配置されている(後記する図6〜図8参照)。
なお、本発明は発泡合成樹脂を限定するものではなく、例えばEPDEM等の合成ゴムやウレタン等が使用可能である。
図5において、スプリング材300(図示しない)は初期状態であって、完全に弾性復元して歪みのない状態あるいは所定の歪み量だけ圧縮された状態である。
このとき、ストッパー開口部210のストッパー第1縁部211は、本体開口部110の本体第1縁部111よりも本体第3側面103寄りに位置し、本体開口部110の上方に進出している。また、ストッパー開口部210のストッパー第3縁部213は、本体開口部110の本体第3縁部113よりも本体第3側面103寄りに位置し、本体開口部110の上方から退避している。
したがって、ストッパー開口部210と本体開口部110とが重なった範囲(以下「初期実質開口部」と称す)400は、ストッパー第1縁部211、本体第2縁部112、本体第3縁部113および本体第4縁部114によって囲まれている。すなわち、ストッパー第1縁部211と本体第4縁部114との重なり位置を「α」、ストッパー第1縁部211と本体第2縁部112との重なり位置を「β」とすると、初期実質開口部400は、位置α、位置β、隅部Cおよび隅部Dを四隅とする矩形である。このため、コネクタ900は初期実質開口部400を通過不可能である。
次に、コネクタ900を保持する要領を、保持作業の開始時、保持作業の途中および保持作業の終了時のそれぞれに分けて説明する。
図6〜図8は本発明の実施の形態1に係るコネクタ保持具を説明するものであって、図6はコネクタの保持作業の開始時を示す側面視の断面図、図7はコネクタの保持作業の途中を示す側面視の断面図、図8はコネクタの保持作業の終了時を示す側面視の断面図である。
図6において、コネクタ900の圧着端子収納部920が、ストッパー開口部210および本体開口部110との重なり範囲である初期実質開口部400を通過して、本体収納部120に侵入している。一方、コネクタ900のコネクタ鍔部940は初期実質開口部400を貫通不可能で、コネクタ下面第1縁部961がストッパー傾斜面230に当接している。
そして、引き続いてコネクタ800が押し込まれると、コネクタ800を押し込む力(矢印1にて示す)は、コネクタ下面第2縁部862とストッパー傾斜面230とが当接した位置(摺動する位置に同じ)において、ストッパー200を本体第1側面101の方向に移動させる力(矢印2にて示す)を生じ、これによって、スプリング材300は圧縮され、ストッパー200は本体第1側面101の方向に移動することになる。
図7において、コネクタ900は押し込まれている。このとき、ストッパー200を本体第1側面101の方向に移動させる力(矢印2にて示す)によって、スプリング材300は圧縮され、ストッパー200は本体第1側面101の方向に移動している。
そうすると、ストッパー第1縁部211は本体開口部110の上方から退避して、本体第1縁部111に重なり、一方、ストッパー第3縁部213は本体開口部110の上方に向かって移動して、本体第3縁部113に重なっている。すなわち、ストッパー開口部210と本体開口部110とが重なった範囲である実質的な開口部は、本体開口部110に一致して、本体第1縁部111、本体第2縁部112、本体第3縁部113および本体第4縁部114によって形成された隅部A、隅部B、隅部Cおよび隅部Dを四隅とする矩形になる
したがって、コネクタ900のコネクタ鍔部940は、コネクタ下面第1縁部961がストッパー傾斜面230から離れ、コネクタ鍔部第1側面941がストッパー第1縁部211に摺動しながら本体収納部120に侵入して、コネクタ上面第1縁部951がストッパー第1縁部211(ストッパー傾斜面230の末端に同じ)に当接している。また、コネクタ下面第3縁部963およびコネクタ鍔部第3側面943は、本体開口部110を通過して本体収納部120に侵入している。
図8はコネクタの保持作業の終了時を示すものであって、コネクタ900はさらに押し込まれて、コネクタ上面第1縁部951はストッパー傾斜面230から外れている。このため、ストッパー200には、ストッパー200を移動させる力が作用しなくなり、スプリング材300は弾性復元して初期状態に戻る。
そうすると、ストッパー200はスプリング材300の弾性復元力(矢印3にて示す)によって引っ張られ、本体第3側面103の方向に移動するから、ストッパー第1縁部211は、本体第1縁部111よりも本体第3縁部113寄りに進出している。
このため、前記開始時と同様に、実質的な開口部は初期実質開口部400になり、コネクタ鍔部上面950のコネクタ上面第1縁部951に近い範囲は、本体開口部110の上方に進出したストッパー第1縁部211に近い範囲によって拘束され、コネクタ900は本体100から抜け出し不可能に保持されることになる。
このとき、ストッパー傾斜面230にコネクタ900のコネクタ鍔部第3側面943側の一部が当接しない間は、ストッパー第3縁部213は本体第3縁部113に対して本体第1縁部111の方向に進出し、一方、ストッパー傾斜面230にコネクタ鍔部第3側面943側の一部が当接した際、スプリング材300は引っ張られ、ストッパー傾斜面230が設けられているストッパー第3縁部213は、本体第3縁部113と重なる方向、すなわち、本体第3側面103の方向に退避することになる。
以上のように、コネクタ900を本体100に向けて押し込むだけで、ストッパー200が往復移動をするため、コネクタ900の本体収納部120への侵入が可能になると共に、侵入したコネクタ900は本体収納部120に抜け出し不可能に保持される。このとき、作業者は一方の手でコネクタ900を掴んで押し込むだけで、他方の手による操作を必要としないから、簡素かつ迅速にコネクタを保持することができる。
以下、発明を実施するための形態(以下「実施の形態2」と称す)を、図面を参照しつつ説明する。なお、実施の形態1と同じ部位または相当する部位については同じ名称および同じ符号を付し、一部の説明を省略する。
図9〜図11は本発明の実施の形態2に係るコネクタ保持具を説明するものであって、図9の(a)は一部(本体)に挿入されるコネクタを示す背面図、図9の(b)は一部(本体)に挿入されるコネクタを示す側面視の断面図、図10の(a)は一部(ストッパー)を示す平面図、図10の(b)は一部(ストッパー)を示す正面視の断面図、図11は初期状態を示す平面図である。
図9〜図12において、コネクタ保持具2000は、本体100とストッパー500とスプリング材300とから構成され、本体100にはコネクタ800が挿入される。本体100とスプリング材300とは実施の形態1において説明したコネクタ保持具1000におけるものであるから、説明を省略し、以下、コネクタ800とストッパー500について説明する。
図9において、コネクタ800は、圧着端子(図示しない)が侵入される圧着端子侵入穴810が形成された略直方体状の圧着端子収納部820を具備している。圧着端子侵入穴810は圧着端子収納部820の一方の端面(以下「コネクタ上面」と称す)805に開口している。
また、圧着端子収納部820は、一方の側面(以下「コネクタ第1側面」と称す)801にコネクタ第1突起部841が設けられ、コネクタ第1側面801に対向した他方の側面(以下「コネクタ第3側面」と称す)803にコネクタ第3突起部843が設けられている。なお、本発明は、コネクタ第1突起部841およびコネクタ第3突起部843の形状を限定するものではなく、コネクタ第1突起部841およびコネクタ第3突起部843の一方または両方を具備しないものであってもよい。
そして、以下の説明の便宜上、コネクタ上面805とコネクタ第2側面802との縁部(稜線)を「コネクタ上面第2縁部852」と、コネクタ上面805とコネクタ第4側面804との縁分(稜線)を「コネクタ上面第4縁部854」と、コネクタ下面806とコネクタ第2側面802との縁部(稜線)を「コネクタ下面第2縁部862」と、コネクタ下面806とコネクタ第4側面804との縁部(稜線)を「コネクタ下面第4縁部864」とそれぞれ称す。
図10において、ストッパー500は、ストッパー200(実施の形態1)においてストッパー第1縁部211に形成されていたストッパー傾斜面230を撤去して、ストッパー第2縁部212にストッパー傾斜面530を設けたものに相当している。すなわち、ストッパー傾斜面530は、ストッパー第4縁部214に近づく程、ストッパー下面206に近づくように傾斜している。
また、ストッパー開口部210を囲むように方形にストッパー長孔550が形成されている。ストッパー長孔550は、ボルト軸部131が貫通可能で、ボルト頭部132が貫通不可能な大きさであって、長辺方向551(一点鎖線にて示す)がストッパー第1縁部211に対して傾斜し、一方の円弧部(短辺)の一部がストッパー開口部210に連なっている。
したがって、ストッパー500は、ボルト軸部131がストッパー長孔550内を移動可能な距離を、本体100から離脱することなく本体上面105に対して平行に、かつ長辺方向551に移動可能になっている。
図11において、スプリング材300(図示しない)は初期状態であって、完全に弾性復元して歪みのない状態あるいは所定の歪み量だけ圧縮されている。
このとき、ストッパー開口部210のストッパー第2縁部212は、本体開口部110の本体第2縁部112よりも本体第4縁部114寄りに位置し、本体開口部110の上方に進出している。一方、ストッパー開口部210のストッパー第1縁部211、ストッパー第3縁部213およびストッパー第4縁部214は、何れも本体開口部110の上方から退避している。
したがって、ストッパー開口部210と本体開口部110とが重なった範囲である初期実質開口部400は、本体第1縁部111、ストッパー第2縁部212、本体第3縁部113および本体第4縁部114によって囲まれている。すなわち、ストッパー第1縁部211と本体第2縁部112との重なり位置を「β」、ストッパー第2縁部212と本体第3縁部113との重なり位置を「γ」とすると、初期実質開口部400は、隅部A、位置β、位置γおよび隅部Dを四隅とする矩形である。このため、コネクタ800は初期実質開口部400を通過不可能である。
次に、コネクタ800を保持する要領を、開始時、途中および終了時のそれぞれに分けて説明する。
図12〜図14は本発明の実施の形態2に係るコネクタ保持具を説明するものであって、図12はコネクタの保持作業の開始時を示す一部を断面にした斜視図、図13はコネクタの保持作業の途中を示す一部を断面にした斜視図、図14はコネクタの保持作業の終了時を示す一部を断面にした斜視図である。
図12において、コネクタ800のコネクタ下面806が、初期実質開口部400(図示しない。図11参照)の上方に配置されている。すなわち、前記初期状態において、コネクタ下面第2縁部862がストッパー開口部210を形成するストッパー傾斜面530に当接し、コネクタ下面第4縁部864が本体開口部110を形成する本体第4縁部114の直上に位置している。
このとき、スプリング材300(図示しない)は初期状態であって、完全に弾性復元して歪みのない状態あるいは所定の歪み量だけ圧縮された状態である。
そして、ストッパー開口部210のストッパー第2縁部212は本体開口部110の本体第2縁部112よりも本体第4縁部114寄りに位置し、本体開口部110の上方に進出している。
なお、以上は、コネクタ下面第4縁部864が本体第4縁部114の直上に位置しているが、コネクタ下面806が本体上面105に対して傾斜して、コネクタ下面第4縁部864が本体開口部110に侵入し、コネクタ第4側面804が本体第4縁部114に当接する場合もある。
そして、引き続いてコネクタ800が押し込まれると、コネクタ800を押し込む力(矢印4にて示す)は、コネクタ下面第2縁部862とストッパー傾斜面530とが当接した位置(摺動する位置に同じ)において、ストッパー500を本体第2側面102の方向に移動させる力(矢印5にて示す)を生じる。そうすると、ストッパー500は本体第2側面102の方向に移動しようとするものの、ストッパー500はストッパー長孔550を貫通しているボルト130によって移動方向が規制されているため、長辺方向551に移動することになる。このとき、スプリング材300(図示しない)は圧縮される。
図13において、コネクタ800は押し込まれている。このとき、ストッパー500を本体第2側面102の方向に移動させる力(矢印5にて示す)によって、スプリング材300は圧縮され、ストッパー500は長辺方向551に移動している。
そうすると、ストッパー第2縁部212は本体開口部110の上方から退避して、本体第2縁部112に重なり、ストッパー開口部210と本体開口部110との実質的な重なり範囲は、本体開口部110に一致する。そのため、コネクタ800のコネクタ下面第2縁部862はストッパー傾斜面530から外れ、コネクタ第2側面802が本体第2縁部112に摺動しながら本体収納部120内に侵入している。
このとき、コネクタ上面805がストッパー開口部210に到達し、コネクタ上面第2縁部852はストッパー第2縁部212(ストッパー傾斜面530の末端に同じ)に当接している。
図14はコネクタの保持作業の終了時を示すものであって、コネクタ800はさらに押し込まれて、コネクタ上面第2縁部852はストッパー傾斜面530から外れている。このため、ストッパー500には、ストッパー500を移動させる力が作用しなくなり、スプリング材300(図示しない)は弾性復元して初期状態に戻る。
そうすると、ストッパー500はスプリング材300の弾性復元力(図8に示す矢印3参照)によって引っ張られ、長辺方向551に移動して、初期状態に復帰する。すなわち、ストッパー第2縁部212は本体開口部110の上方に進出して、本体第2縁部112(図5等参照)に対して本体第4側面104寄りに進出している。
このため、コネクタ上面第2縁部852に近い範囲は、本体開口部110の上方に進出したストッパー第2縁部212に近い範囲によって拘束され、コネクタ800は本体100から抜け出し不可能に保持される。
このとき、ストッパー傾斜面530にコネクタ800のコネクタ下面第4縁部864が当接していない間は、ストッパー第4縁部214は初期実質開口部400の上方(本体第4縁部114から本体第2縁部112(図5等参照)の方向)に進出し、ストッパー傾斜面530にコネクタ下面第4縁部864が当接した際に、初期実質開口部400(図5等参照)の上方から退避することになる。
以上のように、実施の形態1と同様に、コネクタ800を本体100に向けて押し込むだけで、コネクタ800の本体収納部120への侵入が可能になると共に、侵入したコネクタ800は本体収納部120に抜け出し不可能に保持される。このとき、作業者は一方の手でコネクタ800を掴んで押し込むだけで、他方の手による操作を必要としないから、簡素かつ迅速にコネクタを保持することができる。
101:本体第1側面
102:本体第2側面
103:本体第3側面
104:本体第4側面
105:本体上面
106:本体下面
110:本体開口部
111:本体第1縁部
112:本体第2縁部
113:本体第3縁部
114:本体第4縁部
120:本体収納部
130:ボルト
131:ボルト軸部
132:ボルト頭部
200:ストッパー(実施の形態1)
203:ストッパー第3側面
206:ストッパー下面
210:ストッパー開口部
211:ストッパー第1縁部
212:ストッパー第2縁部
213:ストッパー第3縁部
214:ストッパー第4縁部
220:ストッパー平面部
230:ストッパー傾斜面
240:ストッパー腕
241:ストッパー腕垂直部分
242:ストッパー腕平行部分
250:ストッパー長孔
251:長辺方向
260:ストッパー座部
261:ストッパー座面
300:スプリング材
400:初期実質開口部
500:ストッパー(実施の形態2)
530:ストッパー傾斜面
550:ストッパー長孔
551:長辺方向
800:コネクタ(実施の形態2)
801:コネクタ第1側面
802:コネクタ第2側面
803:コネクタ第3側面
804:コネクタ第4側面
805:コネクタ上面
806:コネクタ下面
810:圧着端子侵入穴
820:圧着端子収納部
841:コネクタ第1突起部
843:コネクタ第3突起部
852:コネクタ上面第2縁部
854:コネクタ上面第4縁部
862:コネクタ下面第2縁部
864:コネクタ下面第4縁部
900:コネクタ(実施の形態1)
901:コネクタ第1側面
903:コネクタ第3側面
905:コネクタ上面
906:コネクタ下面
910:圧着端子侵入穴
920:圧着端子収納部
940:コネクタ鍔部
941:コネクタ鍔部第1側面
943:コネクタ鍔部第3側面
950:コネクタ鍔部上面
951:コネクタ上面第1縁部
953:コネクタ上面第3縁部
960:コネクタ鍔部下面
961:コネクタ下面第1縁部
963:コネクタ下面第3縁部
1000:コネクタ保持具(実施の形態1)
2000:コネクタ保持具(実施の形態2)
A:本体開口部の隅部
B:本体開口部の隅部
C:本体開口部の隅部
D:本体開口部の隅部
a:ストッパー開口部の隅部
b:ストッパー開口部の隅部
c:ストッパー開口部の隅部
d:ストッパー開口部の隅部
Claims (3)
- ワイヤハーネスに設けられた圧着端子が挿入されるコネクタを保持するコネクタ保持具であって、
前記コネクタが通過可能な本体開口部を一方の端面である本体上面に具備し、前記コネクタを収納する本体と、
前記コネクタが通過可能なストッパー開口部を具備し、前記本体上面に対向して配置され、前記本体上面に対して平行に移動可能なストッパーと、
前記本体と前記ストッパーとの間に配置されたスプリング材とを有し、
前記ストッパーには、前記ストッパー開口部を形成する縁部のうちの所定の縁部に、前記所定の縁部に対向した縁部に近づく程、前記本体上面側の面であるストッパー下面に近づくように傾斜したストッパー傾斜面が設けられ、
前記コネクタが前記ストッパー傾斜面から離れている際、前記ストッパー傾斜面が設けられた所定の縁部は前記本体開口部の上方に進出して、前記ストッパー開口部と前記本体開口部との重なり範囲を前記コネクタは通過不可能で、
前記コネクタが前記ストッパー傾斜面に押し付けられて前記スプリング材が弾性変形した際、前記ストッパー傾斜面が設けられた所定の縁部は前記本体開口部の上方から退避して、前記ストッパー開口部と前記本体開口部との重なり範囲を前記コネクタは通過可能になることを特徴とするコネクタ保持具。 - 前記スプリング材は、直方体状に形成された発泡合成樹脂であることを特徴とする請求項1記載のコネクタ保持具。
- 前記本体上面にボルトが設置され、
前記ストッパーに前記ボルトが貫通する長孔が形成され、
前記ストッパーは、前記長孔の長径方向に移動可能であることを特徴とする請求項1または2記載のコネクタ保持具。
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- 2016-02-08 JP JP2016021673A patent/JP6634305B2/ja active Active
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