JP2017141655A - 物支持部材の支持構造 - Google Patents

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みぎわ 岩元
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加奈 鬼頭
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Abstract

【課題】物支持部材を所望の高さ位置に固定することができるとともに、取付け孔を有する支柱を目立ちにくく、例えば、住宅の屋内の壁面にも違和感なく使用することのできる、物支持部材の支持構造1を提供すること。【解決手段】本発明の物支持部材の支持構造1は、複数の取付け孔22が長手方向に沿って間欠的に形成された正面中央部23と、正面中央部23の両側に位置する一対の正面側部24,24とを有し、壁に高さ方向に延びて固定された支柱2と、該支柱2の正面側部24を覆い且つ正面中央部23と重なる隙間36が形成されるように固定された一対の壁材3A,3Bとを備え、取付け孔22に、物支持部材4のフック部42を係止させることにより、物支持部材4を壁に固定可能である。【選択図】図5

Description

本発明は、棚板等の物を支持する物支持部材の支持構造に関する。
任意の高さ位置に棚板を固定できる棚板の支持構造として、複数の取付け孔が長手方向に沿って間欠的に形成された複数の金属製の棚柱と、取付け孔に挿入して係止させるフック部材を備えた棚受け部材と、棚受け部材上に固定される棚板とからなるものが知られている。また特許文献1には、そのような金属製の棚柱を利用し、一対の棚柱間にパイプ等を支持できるようにする棚柱用物受けブラケットが提案されている。
特開2014−39871号公報
前述した従来の棚板の支持構造においては、棚柱に棚受け部材等を固定するためには、棚柱の取付け孔に、棚受け部材等におけるフック部材を正面から挿入して係止させなければならないため、金属製の棚柱は、棚板の支持状態においても、その正面部が露出した状態となっている。そのため、金属製の棚柱の外観が、問題とならない用途、例えば、店舗において商品やカタログ等を陳列するための什器用や、住宅の物入れ内に棚を形成するため等に使用される一方、住宅の居室に、棚を形成するためには外観上使用しにくいという問題がある。
従って、本発明の目的は、住宅の屋内の壁面にも違和感なく使用することのできる、物支持部材の支持構造及びその構築に好ましく使用される構築セットを提供することにある。
本発明は、複数の取付け孔が長手方向に沿って間欠的に形成された正面中央部と、該正面中央部の両側に位置する一対の正面側部とを有し、壁に高さ方向に延びて固定された支柱と、該支柱の前記正面側部を覆い且つ前記正面中央部と重なる隙間が形成されるように固定された一対の壁材とを備え、前記取付け孔に、物支持部材のフック部を係止させることにより、該物支持部材を壁に固定可能である、物支持部材の支持構造を提供することにより、上記目的を達成したものである。
本発明は、複数の取付け孔が長手方向に沿って間欠的に形成された正面中央部と、該正面中央部の両側に位置する一対の正面側部とを有する支柱と、該支柱の両側に配置される一対の壁材とを含み、一対の前記壁材のそれぞれは、前記支柱の側面に当接される側端面と、該側端面から突出し前記正面側部を被覆する被覆部とを有し、一対の該壁材を、それぞれの前記側端面を前記支柱の側面に当接させた状態に配置したときに、前記被覆部どうし間に、前記取付け孔と重なり、該取り付け孔の幅の50%以上150%以下の幅を有する隙間が形成されるようになされている、物支持部材の支持構造の構築セットを提供することにより、上記目的を達成したものである。
本発明の物支持部材の支持構造によれば、物支持部材のフック部を係止させる取付け孔を選択することで所望の高さ位置に物支持部材を固定することができるとともに、該取付け孔を有する支柱が目立ちにくく、例えば、住宅の屋内の壁面にも違和感なく使用することができる。
本発明の物支持部材の支持構造の構築セットによれば、取付け孔を有する支柱が目立ちにくく外観に優れた物支持部材の支持構造を容易に構築することができる。
図1は、本発明の物支持部材の支持構造の一実施形態の使用状態を示す木造住宅居室の壁面正面図である。 図2は、図1のII−II線模式断面図である。 図3は、図1に示す支持構造に使用した支柱、及び該支柱に取り付ける物支持部材の一例としての棚板受け部材を示す斜視図である。 図4は、図1に示す支持構造に使用した支柱、及びその両側に配される一対の壁材を示す断面図である。 図5は、図2の一部を拡大して示す拡大断面図である。
以下、本発明をその好ましい実施形態に基づいて詳細に説明する。
本実施形態の物支持部材の支持構造1は、図1に示すように、棚板41を支持する棚板受け部材等の物支持部材4を、住宅の居室の壁の任意の高さ位置に固定可能である。
本実施形態の物支持部材の支持構造1は、その構成要素として、図2に示すように、複数の支柱2と複数の壁材3とを備えている。
支柱2は、図3に示すように、金属製で棒状をなし、断面形状がコ字状を有している。また、支柱2は、部屋の内部側に向けられる正面21と、支柱2に隣接させて配置される壁材3と対向配置される一対の側面25,25とを有している。より具体的には、一対の側面25,25は、正面21に対して垂直に形成されている。
支柱2は、その正面21の幅方向中央部が、本発明における正面中央部23であり、該正面中央部23には、複数の取付け孔22が支柱2の長手方向に沿って間欠的に形成されている。また、支柱2の正面21における正面中央部23を挟む両側が、取付け孔22が形成されていない正面側部24,24となっている。
支柱2は、その長手方向における複数個所に、固定用孔(図示せず)を有しており、木ネジ等の棒状固定具51を、それらの固定用孔に挿通して、壁下地材5に螺入等することで、壁下地材5に固定される。支柱2は、その長手方向を、壁の高さ方向Xに一致させて固定される。また、支柱2を固定する対象は、図2に示すように面材であっても良いが、木造住宅の柱や間柱、鉄骨造の建物の鉄製の柱等であっても良く、コンクリート製の壁に直貼りしても良い。支柱2を固定する面材としては、壁下地材として使用される各種のものが挙げられ、例えば、合板、LVLパネル、石膏ボード等が挙げられる。
本実施形態の物支持部材の支持構造1は、その構成要素として、個々の支柱2に隣接して配置される一対の壁材3A,3Bを備えている。個々の支柱2に隣接して配置される一対の壁材3A,3Bは、図4に示すように、支柱2側の側部31に、支柱2の側面25の断面形状に対応する断面形状の切欠き32を有しており、該側部31には、支柱2の側面25に当接される側端面35と、該側端面35から突出する被覆部34とが形成されている。
そして、個々の支柱2に隣接して配置される一対の壁材3A,3Bは、図5に示すように、その支柱2の正面側部24,24を覆った状態に壁下地材5に固定される。壁材3A,3B及び後述する壁材3Cの壁下地材5等に対する固定方法としては、任意の方法を用いることができ、木ネジを用いても良いし、壁下地材5に固定したナット部材にボルトを螺入するようにしても良い。また、木ネジやボルト等の棒状固定具に代えて、接着剤を用いて固定しても良いし、棒状固定具と接着剤とを併用しても良い。棒状固定具を挿通するための固定用孔は、任意の場所に設けることができ、壁材3のそれぞれについて、壁の高さ方向Xにおける複数個所に設けることが好ましい。
一対の壁材3A,3Bを固定する対象は、図2に示すように面材であっても良いが、木造住宅の柱や間柱、鉄骨造の建物の鉄製の柱等であっても良く、コンクリート製の壁に直貼りしても良い。壁材3A,3Bや後述する壁材3Cを固定する面材としては、壁下地材として使用される各種のものが挙げられ、例えば、合板、LVLパネル、石膏ボード等が挙げられる。
本実施形態の物支持部材の支持構造1においては、支柱2及び該支柱2の両側の一対の壁材3A,3Bが壁下地材5に固定されている状態において、個々の支柱2の正面側部24が、図5に示すように、一対の壁材3A,3Bの被覆部34に覆われている一方、一対の壁材3A,3Bの被覆部34,34どうし間に、個々の支柱2の正面中央部23と重なる隙間36が形成されている。そして、その隙間36の存在により、支柱2の取付け孔22に、物支持部材4のフック部42を係止させることができ、それにより、該物支持部材4を、壁材3により形成される壁に固定可能である。
図3に示す棚板受け部材4は、本実施形態の物支持部材の支持構造1により壁に固定する物支持部材の一例であり、支柱2の取付け孔22に挿入され、取付け孔22の下縁部に係合するフック部42を備えている。より詳細には、棚板受け部材4は、壁面に沿って配置される壁面固定部44と、壁面から離れる方向Pに、該壁面固定部44から突出した物支持部45とを備えており、壁面固定部44の支柱対向面44aの幅方向中央部から突出した板状部43に、上下に間隔を置いて2つのフック部42,42が形成されている。2つのフック部42,42は、支柱2における、壁の高さ方向Xにおいて隣り合う2つの取付け孔22にそれぞれ挿入して係止させることができる。また、棚板受け部材4における壁面固定部44の下部には、補強用の棒状固定具挿入孔44bが形成されており、フック部42を取付け孔22に挿入係止させた後、棒状固定具挿入孔44b及びフック部42を係止させた取付け孔22よりも下方に位置する取付け孔22に、木ネジやボルト等の棒状固定具を挿入し、壁下地材5に螺入等することで、棚板受け部材4の固定状態を一層安定化させることができる。また、棚板受け部材4における物支持部45には、棚板41固定用の棒状固定具挿入孔45aが形成されており、本実施形態の物支持部材の支持構造1により支持させる前又は後に、木ネジやボルト等の棒状固定具を挿入し、棚板41に螺入等することで、一対の棚板受け部材4に掛け渡した状態に棚板41を固定することができる。
本実施形態の物支持部材の支持構造1によれば、複数の取付け孔22が長手方向に沿って間欠的に形成された支柱2に、棚板受け部材等の物支持部材4のフック部42を係止させて該物支持部材4を取付け可能としてあるため、フック部42を係止させる取付け孔を選択することで、図1に示すように、任意の高さ位置に物支持部材4を固定することができる。また、一対の壁材3A,3Bにより、その取付け孔22を有する支柱2を目立ちにくくすることができるため、住宅の居室の壁に、棚板等の各種の物を取り付けるために使用することが容易となる。
なお、本発明の物支持部材の支持構造は、支柱2を1本のみ有するものであっても良い。支柱2が1本のみの場合であっても、単一の物支持部材のみで物を支持可能な物支持部材等を壁に支持固定することができる。単一の支持部材のみで物を支持可能な物支持部材としては、例えば、壁面に沿って配置される壁面固定部と、壁面から離れる方向Pに、該壁面固定部から突出した物支持部とを備え、該物支持部に、物を吊り下げるためのフックや貫通孔を有するもの等が挙げられる。吊り下げるものとしては、例えば、コートハンガーや植木鉢等が挙げられる。
また本実施形態の物支持部材の支持構造1は、図2に示すように、支柱2が、支柱2,2どうし間に複数枚(図示例は3枚)の壁材3A〜3Cを介在させた状態に複数本配置されており、複数の支柱2のいずれについても、一対の壁材3A,3Bが、被覆部34が正面側部24を覆い且つ正面中央部23と重なる隙間36が形成されるように壁下地材5に固定されている。
支柱2を支柱どうし間に一枚又は複数枚の壁材3を介在させて複数配置することにより、図1に示すように、物支持部材として、棚板41を複数個所で支持する複数の棚板受け部材4を壁に固定可能である。これにより、住宅の居室の壁に、棚板41を安定した状態に固定することができる。また、物支持部材として、コートハンガー等を掛けるパイプ等の棒状体を、両端部等の複数個所で支持する複数の棒状体の支持部材を壁に固定することもできる。
また本実施形態の物支持部材の支持構造1においては、支柱2,2どうし間に、羽目板である複数枚(図示例は3枚)の壁材3A〜3Cを介在させてあり、該支柱2,2どうし間に配置された壁材どうしの連結部J1,J2、すなわち壁材3Aと壁材3Cとの連結部J1及び壁材3Cと壁材3Bとの連結部J2のそれぞれに、壁材3を貫通しない溝部37が形成されている。そして、その溝部37の幅W4と、支柱2の正面に形成された一対の壁材3A,3Bどうし間の隙間36の幅W3とを略一致させてある。
物支持部材4のフック部42を取付け孔22に係止させるための隙間36の幅W3と、壁材どうしの連結部J1,J2に形成する溝部37の幅W4とを略一致させることにより、支柱2を一層目立ちにくくすることができるため、住宅の居室の壁に、棚板等の各種の物を取り付けるために使用することが一層容易となる。
ここで、溝部37の幅W4と隙間36の幅W3とが略一致という表現には、隙間36の幅W3が、溝部37の幅W4の70%以上130%以下の場合が含まれる。隙間36の幅W3は、溝部37の幅W4の90%以上110%以下であることが好ましく、溝部37の幅W4と一致していることが更に好ましい。
なお、隙間36の幅W3は、通常、1mm以上支柱2の幅W6未満であり、隙間36の幅W3と溝部37の幅W4の差(絶対値)は、好ましくは2mm以内であり、より好ましくは1mm以内である。
また、隣り合う支柱2間に複数の連結部J1,J2が存在する場合、それらの全部の連結部に、隙間36の幅W3に略一致する溝部が存在することが好ましいが、いずれか一つの連結部のみに、隙間36の幅W3に略一致する溝部が存在していても良い。そのような場合にも、支柱2を目立たなくする効果が期待できる。
また、隣り合う支柱2間に一枚の壁材のみが存在する場合においても、その壁材の表面に、該壁材を貫通しない溝部37であって、隙間36の幅W3が略一致する幅の溝部を形成することが好ましい。その場合にも、支柱2を目立たなくする効果が期待できる。
図2に示す実施形態では、連結部J1において連結される壁材3A及び壁材3Cの各側部には、実加工として凸条部及び凹溝が形成されており、該凹溝に該凸条部を最大限挿入した状態において、溝部37の幅W4が隙間36の幅W3と略一致するようになされている。同様に、連結部J2において連結される壁材3B及び壁材3Cの各側部にも、実加工として凸条部及び凹溝が形成されており、該凹溝に該凸条部を最大限挿入した状態において、溝部37の幅W4が隙間36の幅W3と略一致するようになされている。
また本実施形態の物支持部材の支持構造1に使用した支柱2及びその両側に配置する壁材3A,3Bは、図5に示すように、一対の壁材3A,3Bを、それぞれの側端面35を支柱2の側面25に当接させた状態に配置したときに、該側端面35から突出する被覆部34どうし間に、前記支柱2の取付け孔22と重なり、該取付け孔22の幅W2の50%以上150%以下の幅W3を有する隙間36が形成されるようになされている。
隙間36の幅W3が斯かる範囲内であると、取付け孔22にフック部42を挿入して係止させ易いことと、支柱2を目立たなくすることとの両立が容易となる。同様の観点及び被覆部34の欠損を防止する観点から、隙間36の幅W3は、取付け孔22の幅W2の80%以上150%以下であることが好ましく、取付け孔22の幅W2の100%以上120%以下であることが更に好ましい。
本実施形態の物支持部材の支持構造1においては、隙間36の幅W3が上記の各範囲であることが好ましく、前述のように、一対の壁材3A,3Bを、それぞれの側端面35を支柱2の側面25に当接させた状態に配置したときに、該隙間36の幅W3が上記の各範囲となることが、施工時の負担を軽減しつつ、高精度の施工が可能となる点から好ましい。本発明の物支持部材の支持構造の構築セットの好ましい一実施形態は、そのように設計された支柱2及び一対の壁材3A,3Bを含み、好ましくは更に前述した物支持部材及び/又は壁材3Cを含む。
本発明の物支持部材の支持構造1及び物支持構造の構築セットにおいては、一対の壁材3A,3Bにおける、支柱2の正面側部24を覆う部分(本実施形態においては被覆部34)の厚みt1(図4参照)が、3mm以上であることが、被覆部34の欠損防止及び奥行のある隙間36として美観を向上させる点等から好ましく、より好ましくは3〜5mmであり、更に好ましくは4〜5mmである。また、一対の壁材3A,3Bの支柱2の正面21を覆う部分(本実施形態においては被覆部34)の長さL1(図4参照)は、支柱2の幅W6の20〜30%であることが、支柱2を目立たなくする観点から好ましく、より好ましくは23〜28%であり、更に好ましくは25〜27%である。
また、物支持部材4は、フック部42を取付け孔22に係止して支柱2に取り付けたときに、壁面固定部44と支柱2との間に、この被覆部34の厚みt1と同じ幅の隙間が形成されることが、物支持部材4のガタツキ防止や、被覆部34の欠損防止の点から好ましい。また、同様の観点から、物支持部材4は、壁材3A,3Bに当接させる側の面の幅W5が、支柱2の幅W6の50%〜500%であることが好ましく、より好ましくは80%〜300%以上であり、更に好ましくは100%〜200%である。
また、物支持部材4は、壁面に沿って配置される壁面固定部44の幅W5が、支柱2の正面に形成された一対の壁材3A,3Bどうし間の隙間36の幅W3より大きいことが、物支持部材4のガタツキ防止や、被覆部34の欠損防止の点から好ましい。
本発明における壁材は、木質材であることが好ましいが、金属製、セラミック製の他の木質材以外の材料からなるものであっても良い。また、木質材としては、無垢材の他、集成材、合板、単板積層材、パーティクルボード、ファイバーボード(MDF等)、OSB等が挙げられる。
以上、本発明をその好ましい実施形態に基づき説明したが、本発明は種々変更が可能である。例えば、本発明の物支持部材の支持構造1は、建物内の部屋の周囲の全壁面に形成しても良く、該部屋を囲む複数の壁のうちの1つの壁のみに形成しても良く、各壁に形成する場合においてもその壁の全面に形成しても良いし、その壁の一部のみに形成しても良い。また、図1に示す例においては、物支持部材の支持構造1を、床Fから天井Cまでの間の略全域に亘るように形成したが、壁面の高さ方向の一部のみに、物支持部材の支持構造を形成しても良い。
また、物支持部材として、棚板を支持する棚板受け部材を固定する場合の棚板は、前述した各種木質材からなるものの他、ガラス製のもの、金属製のもの等であっても良い。また、物支持部材は、一対の物支持部材で、ポールを支持するものであっても良いし、単一の物支持部材で、照明器具やスピーカー等を支持するものであっても良い。また、物支持部材は、フック部を一つのみ有するものであっても良いし、フック部を3つ以上有するものであっても良い。
また隣り合う支柱2,2間に介在させる壁材3の枚数は、1枚又は2枚でも良く3枚以上であっても良い。
1 物支持部材の支持構造
2 支柱
21 正面
22 取付け孔
23 正面中央部
24 正面側部
25 側面
3,3C 壁材
3A,3B 支柱に隣接配置される壁材
31 側部
32 切欠き
34 被覆部
35 側端面
36 隙間
35 該側端面
36 一対の壁材間に形成される隙間
37 溝部
4 棚板受け部材(物支持部材)
41 棚板
42 フック部
43 板状部
44 壁面固定部
44a 支柱対向面
44b 棒状固定具挿入孔
45 物支持部
45a 棒状固定具挿入孔
5 壁下地材
W2 取付け孔の幅
W3 一対の壁材間に形成される隙間の幅
W4 壁材どうしの連結部に形成される溝部の幅
W5 壁面固定部の幅
W6 支柱の幅
J1,J2 壁材どうしの連結部

Claims (8)

  1. 複数の取付け孔が長手方向に沿って間欠的に形成された正面中央部と、該正面中央部の両側に位置する一対の正面側部とを有し、壁に高さ方向に延びて固定された支柱と、該支柱の前記正面側部を覆い且つ前記正面中央部と重なる隙間が形成されるように固定された一対の壁材とを備え、前記取付け孔に、物支持部材のフック部を係止させることにより、該物支持部材を壁に固定可能である、物支持部材の支持構造。
  2. 一対の前記壁材のそれぞれは、前記支柱の側面に当接される側端面と、該側端面から突出し前記正面側部を被覆する被覆部とを有し、一対の該壁材を、それぞれの前記側端面を前記支柱の側面に当接させた状態に配置したときに、前記被覆部どうし間に、前記取付け孔と重なり、該取付け孔の幅の50%以上150%以下の幅を有する隙間が形成されるようになされている、請求項1に記載の物支持部材の支持構造。
  3. 前記被覆部どうし間に形成される前記隙間の幅が、前記取付け孔の前記幅の100%以上150%以下である、請求項2に記載の物支持部材の支持構造。
  4. 前記支柱が、該支柱どうし間に一枚又は複数枚の壁材を介在させた状態に複数本配置されており、物支持部材として、棚板を複数個所で支持する複数の棚板受け部材を壁に固定可能になされている、請求項1〜3の何れか1項に記載の物支持部材の支持構造。
  5. 前記支柱どうし間に配置された壁材又は該支柱どうし間に配置された壁材どうしの連結部に、該壁材を貫通しない溝部が形成されており、該溝部と、前記支柱の正面に形成された前記一対の壁材どうし間の隙間の幅とが略一致している、請求項1〜4の何れか1項に記載の物支持部材の支持構造。
  6. 物支持部材が、壁面に沿って配置される壁面固定部と、該壁面から離れる方向に、該壁面固定部から突出した物支持部とを備え、該壁面対向部の幅が、前記支柱の正面に形成された前記一対の壁材どうし間の隙間の幅より大きい、請求項1〜5の何れか1項に記載の物支持部材の支持構造。
  7. 複数の取付け孔が長手方向に沿って間欠的に形成された正面中央部と、該正面中央部の両側に位置する一対の正面側部とを有する支柱と、該支柱の両側に配置される一対の壁材とを含み、一対の前記壁材のそれぞれは、前記支柱の側面に当接される側端面と、該側端面から突出し前記正面側部を被覆する被覆部とを有し、一対の該壁材を、それぞれの前記側端面を前記支柱の側面に当接させた状態に配置したときに、前記被覆部どうし間に、前記取付け孔と重なり、該取付け孔の幅の50%以上150%以下の幅を有する隙間が形成されるようになされている、物支持部材の支持構造の構築セット。
  8. フック部を有し、該フック部を前記支柱の取付け孔に係止させることで、前記支柱に取付け可能な物支持部材を更に含む、請求項7に記載の物支持部材の支持構造の構築セット。
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