JP2017141583A - 継手構造及び継手構造の構築方法 - Google Patents

継手構造及び継手構造の構築方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2017141583A
JP2017141583A JP2016023106A JP2016023106A JP2017141583A JP 2017141583 A JP2017141583 A JP 2017141583A JP 2016023106 A JP2016023106 A JP 2016023106A JP 2016023106 A JP2016023106 A JP 2016023106A JP 2017141583 A JP2017141583 A JP 2017141583A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
joint
coupler
reinforcing bar
screw
friction
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2016023106A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6533752B2 (ja
Inventor
貴之 野田
Takayuki Noda
貴之 野田
順三 林
Junzo Hayashi
順三 林
美香 相河
Mika Aikawa
美香 相河
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Itoh Iron & Steel Co Ltd
ITOH IRON and STEEL WORKS CO Ltd
Original Assignee
Itoh Iron & Steel Co Ltd
ITOH IRON and STEEL WORKS CO Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Itoh Iron & Steel Co Ltd, ITOH IRON and STEEL WORKS CO Ltd filed Critical Itoh Iron & Steel Co Ltd
Priority to JP2016023106A priority Critical patent/JP6533752B2/ja
Publication of JP2017141583A publication Critical patent/JP2017141583A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6533752B2 publication Critical patent/JP6533752B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Abstract

【課題】ネジ節鉄筋同士を簡便且つ強固に接合可能な継手構造及びその構築方法を提供する。【解決手段】継手構造1は、先行側ネジ節鉄筋2及び打継側ネジ節鉄筋3の端部同士をカプラー4を介して接合する。カプラー4は、筒状に形成されたカプラー本体41と、カプラー本体41内に一方端面4aから他方端面4bに亘って形成された貫通孔と、貫通孔の内周を切削して形成され打継側ネジ節鉄筋4に螺合可能な節部43と、を備えている。蓋部5の一方面5aが、先行側ネジ節鉄筋2が摩擦圧接され、蓋部5の他方面5bが、貫通孔の開口部を塞いでいる。【選択図】図1

Description

本発明は、2本のネジ節鉄筋の端部同士をカプラーで接続固定する継手構造及びその構築方法に関するものである。
土木建築用コンクリート構造物の補強材である異形棒鋼を連結させるために、外周に平坦面とネジ節とが形成された異形棒鋼(ネジ節鉄筋)に螺合可能なカプラーが用いられている。コンクリート構造体の打ち継ぎ工法において、このようなカプラーを用いて先行側ネジ節鉄筋と打継側ネジ節鉄筋とを接合する際には、先行側ネジ節鉄筋が一体化されたカプラー内に打継側ネジ節鉄筋の端部を挿入し、カプラーに打継側ネジ節鉄筋を螺合させる。
特許文献1には、先行側ネジ節鉄筋にカプラーの半分程度を嵌合させ、ロックナットにトルクを導入して先行側ネジ節鉄筋をカプラーに固定した後に、打継側ネジ節鉄筋をカプラーに嵌合し、打継側ネジ節鉄筋を先行側ネジ節鉄筋の端面に押し当てた状態でトルクを導入するものが開示されている。
特許文献2には、袋状のカプラーに先行側鉄筋を摩擦圧接し、打継側鉄筋にメートルネジの雄ネジを摩擦圧接し、雄ネジをカプラーに螺合させてトルクを導入するものが開示されている。
特許文献3には、袋状のカプラーに先行側鉄筋を摩擦圧接し、打継側鉄筋の端部にメートルネジの雄ネジを溶接し、雄ネジをカプラーに螺合させトルクを導入するものが開示されている。
特開平9−209504号公報 特開平7−224495号公報 特開平8−261216号公報
しかしながら、上述したような特許文献1記載の継手構造では、鉄筋径及びカプラーの径が大きくなるほど、先行側のロックナットに高トルクを導入しなければ継手性能を確保できず、特別な工具や広い作業環境が必要となるという問題があった。また、ロックナットの締め付け確認やロックナットの増し締めは、ロックナットにトルクを導入した際に、カプラー端部とロックナット端部とを跨ぐように施したマークのずれの有無を作業員が目視で行うため、ロックナットの締付作業が煩雑であるという問題があった。
このようなロックナットの締め付け作業や締め付け確認を省略するために、特許文献2、3記載の継手構造のように、カプラーを袋状に形成してロックナットの設置個数を減らすことも考えられる。しかしながら、ネジ節鉄筋等のピッチが大きい粗い形状の節では、タップで切削加工するとカプラーを袋状に形成することができないという問題がある。
また、上述したような特許文献2記載の継手構造では、雄ネジと先行側鉄筋とを摩擦圧接する際に雄ネジを高速回転させる必要があるが、部品点数が多くなり、摩擦圧接工程を複数回行わなければならないため、製造作業が煩雑になるという問題があった。
また、上述したような特許文献3記載の継手構造では、雄ネジと先行側鉄筋とを溶接すると、鉄筋は炭素量が多く焼き入れ性が強いため、溶接後に焼き入れ硬化が生じ、強度を確保するためには、予熱や後熱処理が必要という問題があった。
そこで、本発明はこのような従来の課題に鑑みてなされたものであり、ネジ節鉄筋同士を簡便且つ強固に接合することを目的とする。
本発明は上記目的を達成するために提案されたものであり、請求項1記載の発明は、先行側ネジ節鉄筋及び打継側ネジ節鉄筋の端部同士を接続固定する継手構造において、筒状に形成されたカプラー本体と、該カプラー本体内に一方端面から他方端面に亘って形成された貫通孔と、該貫通孔の内周を切削して形成され前記打継側ネジ節鉄筋に螺合可能な節部と、を備えたカプラーと、前記先行側ネジ節鉄筋の端面に摩擦圧接されると共に、前記カプラーの貫通孔の一方端を塞ぐ中間部材と、を備えている継手構造を提供する。
この構成によれば、筒状のカプラー本体にピッチが大きい節部を形成した後に、中間部材で貫通孔の一方端を塞ぐことにより、カプラーを袋状に形成することができる。
また、カプラーが袋状に形成されると共に先行側ネジ節鉄筋が中間部材に摩擦圧接されることにより、先行側ネジ節鉄筋にトルクを導入する作業が省略されるため、先行側ネジ節鉄筋と打継側ネジ節鉄筋とを簡便に接合することができる。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の継手構造の構成に加えて、前記中間部材は、円板状に形成され、一方面が前記先行側ネジ節鉄筋の端面に摩擦圧接され、他方面が前記カプラーの他方端面に摩擦圧接された蓋部である継手構造を提供する。
この構成によれば、貫通孔の一方端が蓋部で塞がれることにより、ピッチが大きい節部を有する袋状のカプラーを形成することができる。また、先行側ネジ節鉄筋が蓋部に摩擦圧接されることにより、先行側ネジ節鉄筋にトルクを導入する作業が省略されるため、先行側ネジ節鉄筋と打継側ネジ節鉄筋とを簡便に接合することができる。
請求項3記載の発明は、請求項2記載の継手構造の構成に加えて、前記蓋部は、前記貫通孔の一方端面に開口する開口部に嵌入される凸部を備えている継手構造を提供する。
この構成によれば、凸部が貫通孔内に嵌入された状態で、蓋部をカプラー本体に摩擦圧着させ、バリが貫通孔内に流入することが抑制されるため、打継側ネジ節鉄筋が蓋部に直接接触した状態で打継側ネジ節鉄筋にトルクを導入可能なため、先行側ネジ節鉄筋と打継側ネジ節鉄筋とを強固に接合することができる。
請求項4記載の発明は、請求項1記載の継手構造の構成に加えて、前記カプラーは、前記貫通孔の一方端側に形成された雌ネジ部を備え、前記中間部材は、前記先行側ネジ節鉄筋の端面に摩擦圧接され、前記雌ネジ部に螺着可能な雄ネジ部である継手構造を提供する。
この構成によれば、貫通孔の一方端が雄ネジ部で塞がれることにより、ピッチが大きい節部を有する袋状のカプラーを形成することができる。また、先行側ネジ節鉄筋が雄ネジ部に摩擦圧接されることにより、先行側ネジ節鉄筋にトルクを導入する作業が省略されるため、先行側ネジ節鉄筋と打継側ネジ節鉄筋とを簡便に接合することができる。さらに、打継側ネジ節鉄筋が雄ネジ部の端面に直接接触した状態で打継側ネジ節鉄筋にトルクを導入可能なため、先行側ネジ節鉄筋と打継側ネジ節鉄筋とを強固に接合することができる。
請求項5記載の発明は、請求項1記載の継手構造の構成に加えて、前記カプラーは、前記カプラー本体の外周の一方端側に形成された雄ネジ部を備え、前記中間部材は、前記先行側ネジ節鉄筋の端面に摩擦圧接され、前記雄ネジ部に螺着可能な雌ネジ部を備えた蓋部である継手構造を提供する。
この構成によれば、貫通孔の一方端が雌ネジ部で塞がれることにより、ピッチが大きい節部を有する袋状のカプラーを形成することができる。また、先行側ネジ節鉄筋が雌ネジ部に摩擦圧接されることにより、先行側ネジ節鉄筋にトルクを導入する作業が省略されるため、先行側ネジ節鉄筋と打継側ネジ節鉄筋とを簡便に接合することができる。さらに、打継側ネジ節鉄筋が雌ネジ部の端面に直接接触した状態で打継側ネジ節鉄筋にトルクを導入可能なため、先行側ネジ節鉄筋と打継側ネジ節鉄筋とを強固に接合することができる。
請求項6記載の発明は、先行側ネジ節鉄筋及び打継側ネジ節鉄筋の端部同士をカプラーで接続固定する継手構造の構築方法において、一方端面から他方端面に亘って形成された貫通孔と、該貫通孔の内周を切削して形成された節部と、を備えた筒状の前記カプラーを用意する工程と、前記貫通孔の一方端を中間部材で塞ぐ工程と、前記中間部材を前記先行側ネジ節鉄筋の端面に摩擦圧接する工程と、前記節部に前記打継側ネジ節鉄筋に螺合させる工程と、を含む継手構造の構築方法を提供する。
この構成によれば、筒状のカプラー本体に節部を形成した後に、中間部材で貫通孔の一方端を塞ぐことにより、カプラーを袋状に形成することができる。
また、カプラーが袋状に形成されると共に先行側ネジ節鉄筋が中間部材に摩擦圧接されることにより、先行側ネジ節鉄筋にトルクを導入する作業が省略されるため、先行側ネジ節鉄筋と打継側ネジ節鉄筋とを簡便に接合することができる。
請求項7記載の発明は、請求項6記載の発明の構成に加えて、前記中間部材は、円板状に形成された蓋部であり、前記蓋部の一方面を前記先行側ネジ節鉄筋の端面に摩擦圧接させた後に、前記蓋部の他方面を前記カプラーの一方端面に摩擦圧接させる継手構造の構築方法を提供する。
この構成によれば、貫通孔の一方端が蓋部で塞がれることにより、ピッチが大きい節部を有する袋状のカプラーを形成することができる。また、先行側ネジ節鉄筋が蓋部に摩擦圧接されることにより、先行側ネジ節鉄筋にトルクを導入する作業が省略されるため、先行側ネジ節鉄筋と打継側ネジ節鉄筋とを簡便に接合することができる。
請求項8記載の発明は、請求項6記載の発明の構成に加えて、前記カプラーは、前記貫通孔の一方端側に形成された雌ネジを備え、前記中間部材は、前記雌ネジ部に螺着可能な雄ネジ部であり、前記雄ネジ部を前記雌ネジ部に螺着させた後に、前記雄ネジ部を前記先行側ネジ節鉄筋の端面に摩擦圧接させる継手構造の構築方法を提供する。
この構成によれば、貫通孔の一方端が雄ネジ部で塞がれることにより、ピッチが大きい節部を有する袋状のカプラーを形成することができる。また、先行側ネジ節鉄筋が雄ネジ部に摩擦圧接されることにより、先行側ネジ節鉄筋にトルクを導入する作業が省略されるため、先行側ネジ節鉄筋と打継側ネジ節鉄筋とを簡便に接合することができる。さらに、打継側ネジ節鉄筋が雄ネジ部の端面に直接接触した状態で打継側ネジ節鉄筋にトルクを導入可能なため、先行側ネジ節鉄筋と打継側ネジ節鉄筋とを強固に接合することができる。
請求項9記載の発明は、請求項6記載の発明の構成に加えて、前記カプラーは、前記カプラー本体の外周の一方端側に形成された雄ネジ部を備え、前記中間部材は、前記雄ネジ部に螺着可能な雌ネジ部を備えた蓋部であり、前記雌ネジ部を前記雄ネジ部に螺着させた後に、前記蓋部を前記先行側ネジ節鉄筋の端面に摩擦圧接させる継手構造の構築方法を提供する。
この構成によれば、貫通孔の一方端が雌ネジ部で塞がれることにより、ピッチが大きい節部を有する袋状のカプラーを形成することができる。また、先行側ネジ節鉄筋が雌ネジ部に摩擦圧接されることにより、先行側ネジ節鉄筋にトルクを導入する作業が省略されるため、先行側ネジ節鉄筋と打継側ネジ節鉄筋とを簡便に接合することができる。さらに、打継側ネジ節鉄筋が雌ネジ部の端面に直接接触した状態で打継側ネジ節鉄筋にトルクを導入可能なため、先行側ネジ節鉄筋と打継側ネジ節鉄筋とを強固に接合することができる。
本発明は、筒状のカプラー本体にピッチが大きい節部を形成した後に、中間部材で貫通孔の一方端を塞ぐことにより、カプラーを袋状に形成することができる。また、カプラーが袋状に形成されると共に先行側ネジ節鉄筋が中間部材に摩擦接合されることにより、先行側ネジ節鉄筋にトルクを導入する作業が省略されるため、先行側ネジ節鉄筋と打継側ネジ節鉄筋とを簡便に接合することができる。
本発明の第1の実施例に係る継手構造を示す断面図。 図1のカプラーを示す図であり、(a)は正面図、(b)は側面図、(c)は図2(b)のI―I線断面図。 図1の継手構造を構築する手順を示す模式図。 図1の継手構造の変形例を示す断面図。 本発明の第2の実施例に係る継手構造を示す断面図。 図5の継手構造を構築する手順を示す模式図。 本発明の第3の実施例に係る継手構造を示す断面図。 図7のカプラーを示す図であり、(a)は正面図、(b)は図8(a)のII−II線断面図。 図7の継手構造を構築する手順を示す模式図。
本発明は、ネジ節鉄筋同士を簡便且つ強固に接合するという目的を達成するために、先行側ネジ節鉄筋及び打継側ネジ節鉄筋の端部同士を接続固定する継手構造において、筒状に形成されたカプラー本体と、カプラー本体内に一方端面から他方端面に亘って形成された貫通孔と、貫通孔の内周を切削して形成され打継側ネジ節鉄筋に螺合可能な節部と、を備えたカプラーと、先行側ネジ節鉄筋の端面に摩擦圧接されると共に、カプラーの貫通孔の一方端を塞ぐ中間部材と、を備えていることにより実現した。
また、本発明は、ネジ節鉄筋同士を簡便且つ強固に接合するという目的を達成するために、先行側ネジ節鉄筋及び打継側ネジ節鉄筋の端部同士をカプラーで接続固定する継手構造の構築方法において、一方端面から他方端面に亘って形成された貫通孔と、貫通孔の内周を切削して形成された節部と、を備えた筒状のカプラーを用意する工程と、貫通孔の一方端を中間部材で塞ぐ工程と、中間部材を先行側ネジ節鉄筋の端面に摩擦圧接する工程と、節部に打継側ネジ節鉄筋に螺合させる工程と、を含むことにより実現した。
以下、本発明の第1実施例に係る継手構造1について、図面に基づいて説明する。なお、以下の各実施例において、構成要素の数、数値、量、範囲等に言及する場合、特に明示した場合及び原理的に明らかに特定の数に限定される場合を除き、その特定の数に限定されるものではなく、特定の数以上でも以下でも構わない。
また、構成要素等の形状、位置関係に言及するときは、特に明示した場合及び原理的に明らかにそうでないと考えられる場合等を除き、実質的にその形状等に近似又は類似するもの等を含む。
また、図面は、特徴を分かり易くするために特徴的な部分を拡大する等して誇張する場合があり、構成要素の寸法比率等が実際と同じであるとは限らない。また、断面図では、構成要素の断面構造を分かり易くするために、一部の構成要素のハッチングを省略することがある。
図1は、本発明の第1実施例に係る継手構造1を示す断面図である。図2は、図1のカプラー4を示す図であり、(a)は正面図であり、(b)は側面図であり、(c)は(b)のI―I線断面図である。
継手構造1は、先行側ネジ節鉄筋2及び打継側ネジ節鉄筋3の端部同士をカプラー4で接合する。すなわち、先行側ネジ節鉄筋2及びカプラー4は、コンクリート内に埋設されており、打継側ネジ節鉄筋3が、カプラー4に挿入されて螺合することにより、先行側ネジ節鉄筋2及び打継側ネジ節鉄筋3が接合される。打継側ネジ節鉄筋3は、土木建築用コンクリート構造物の端部から突出する補強材である。
先行側ネジ節鉄筋2には、外周に平坦面2aとネジ節2bとが設けられている。先行側ネジ節鉄筋2は、中間部材としての蓋部5を介してカプラー4に固定されている。先行側ネジ節鉄筋2及びカプラー4は、コンクリート内に埋設されている。
打継側ネジ節鉄筋3には、外周に平坦面3aとネジ節3bとが設けられている。打継側ネジ節鉄筋3がカプラー4に螺合されることで、先行側ネジ節鉄筋2と打継側ネジ節鉄筋3とが一体に接合されている。
カプラー4は、例えば機械構造用炭素鋼鋼材等の炭素鋼から成る。カプラー4は、断面六角形の筒状に形成されたカプラー本体41と、カプラー本体41内に一方端面4aから他方端面4bに亘って形成された貫通孔42と、貫通孔42の内周を切削して形成された節部43と、を備えている。
節部43は、カプラー本体41の長手方向Lに沿って所定間隔毎に列状に配置されている。節部43は、貫通孔42に螺旋状に形成された突条をカプラー4の長手方向Lに沿って切り欠いたように形成されている。節部43の列は、2列であって、互いに対向して配置されている。節部43は、打継側ネジ節鉄筋3のネジ節3bと螺合可能であり、メートルネジに比べてピッチが大きく粗い形状で形成されている。
蓋部5は、円板状に形成されている。蓋部5は、例えば非調質高強度鋼や機械構造用炭素鋼鋼材から成る。蓋部5は、一方面5aが先行側ネジ節鉄筋2の端部に摩擦圧接されていると共に、他方面5bがカプラー4の一方端面4aに摩擦圧接されている。蓋部5が、貫通孔42の一方端側を塞ぐことにより、筒状のカプラー4が袋状に形成される。なお、図1中の符号B1は、蓋部5を先行側ネジ節鉄筋2に摩擦圧接させる際に生じたバリであり、符号B2は、蓋部5をカプラー4に摩擦圧接させる際に生じたバリである。
次に、本発明の第1実施例に係る継手構造1を構築する手順について、図3に基づいて説明する。図3は、本実施例に係る継手構造1を構築する手順を示す模式図である。
まず、図3(a)に示すように、先行側ネジ節鉄筋2の端面と蓋部5の一方面5aとを摩擦圧接する。具体的には、蓋部5の外周を把持した状態で蓋部5を高速回転させ、蓋部5の一方面5aを先端側ネジ節鉄筋2の端面に接触させ、接触部分に摩擦熱を生じさせる。その後、蓋部5の回転を急停止させ、先行側ネジ節鉄筋2を蓋部5に向けて押し付けることで、先行側ネジ節鉄筋2と蓋部5とが接合させる。
次に、図3(b)に示すように、カプラー4の一方端面4aと蓋部5の他方面5bとを摩擦圧接させる。これにより、貫通孔42の一方端面4aに開口する開口部42aが塞がれて、カプラー4が袋状に形成される。
次に、図3(c)に示すように、打継側ネジ節鉄筋3をカプラー4の節部43に螺合させる。打継側ネジ節鉄筋3をカプラー4内に挿通する際には、打継側ネジ節鉄筋3の平坦面3aを節部43と隙間を空けて対向させた状態で打継側ネジ節鉄筋3の先端がバリB2に接触するまでスライドさせる。その後に、打継側ネジ節鉄筋3を回転させて、打継側ネジ節鉄筋3のネジ節3bと節部43とを螺合させる。
なお、図3(d)に示すように、打継側ネジ節鉄筋3にロックナット6を取り付けるのが好ましい。これにより、打継側ネジ節鉄筋3の先端が貫通孔42内のバリB2に接触することにより、十分に固定できない場合であっても、ロックナット6にトルクを導入することで打継側ネジ節鉄筋3を固定することができる。
このようにして、本実施例に係る継手構造1は、筒状のカプラー本体41にピッチが大きい節部43を形成した後に、蓋部5で貫通孔42の一方端を塞ぐことにより、カプラー4を袋状に形成することができる。
また、カプラー4が袋状に形成されると共に先行側ネジ節鉄筋2が蓋部5に摩擦圧接されることにより、先行側ネジ節鉄筋2にトルクを導入する作業が省略されるため、先行側ネジ節鉄筋2と打継側ネジ節鉄筋3とを簡便に接合することができる。
次に、上述した第1実施例に係る継手構造1の変形例について、図面に基づいて説明する。なお、本変形例と上述した第1実施例とで共通する構成については、共通の符号を付し、重複する説明を省略する。図4は、継手構造1の変形例を示す断面図である。
蓋部5は、他方面5bの中央に設けられ、貫通孔42に嵌入される凸部51を備えている。凸部51の径は、貫通孔42の径より僅かに小さく設定されている。凸部51が貫通孔を塞ぐことにより、蓋部5をカプラー4に摩擦圧接させる際に生じるバリB2が貫通孔42内に侵入することが抑制され、打継側ネジ節鉄筋3の先端が凸部51に接触可能となる。
これにより、凸部51が貫通孔52内に嵌入された状態で、蓋部5をカプラー本体41に摩擦圧着させ、バリが貫通孔52内に流入することが抑制されるため、打継側ネジ節鉄筋3が蓋部4に直接接触した状態で打継側ネジ節鉄筋3にトルクを導入可能なため、先行側ネジ節鉄筋2と打継側ネジ節鉄筋3とを強固に接合することができる。
次に、本発明の第2実施例に係る継手構造1について、図面に基づいて説明する。なお、第2実施例と上述した第1実施例とで共通する構成については、共通の符号を付し、重複する説明を省略する。図5は、本発明の第2実施例に係る継手構造1を示す断面図である。
カプラー4は、例えば機械構造用炭素鋼鋼材の軟鋼材又は球状黒鉛鋳鉄から成る。カプラー4は、貫通孔42の一方端側に切削加工されたメートルネジの雌ネジ部44を備えている。雌ネジ部44の内径は、貫通孔42と同径がそれ以上に形成されている。
継手構造1は、中間部材としての雄ネジ部7を備えている。雄ネジ部7は、メートルネジであり、雌ネジ部44に螺合している。雄ネジ部7の長さは、例えば雌ネジ部44の全長と同一か数mm程度加えたものである。雄ネジ部7の一方面7aは、先行側ネジ節鉄筋2の端面に摩擦圧接されている。また、雄ネジ部7の他方面7bは、打継側ネジ節鉄筋3の端面に接触している。なお、図5中の符号B3は、雄ネジ部7を先行側ネジ節鉄筋2に摩擦圧接させる際に生じたバリである。
次に、本発明の第2実施例に係る継手構造1を構築する手順について、図6に基づいて説明する。図6は、本実施例に係る継手構造1を構築する手順を示す模式図である。
まず、図6(a)に示すように、カプラー4の雌ネジ部44に雄ネジ部7を螺合させる。雌ネジ部44が、貫通孔42と同径かそれ以上に形成されていることにより、雄ネジ部7の他方面7bが雌ネジ部44より奥に突出することが抑制され、雄ネジ部7は所定の位置に位置決めされる。雄ネジ部7が雌ネジ部44に螺合されることにより、貫通孔42の一方端面4aに開口する開口部42aが塞がれて、カプラー4が袋状に形成される。
次に、図6(b)に示すように、先行側ネジ節鉄筋2の端面と雄ネジ部7の一方面7aとを摩擦圧接する。具体的には、カプラー本体41の外周を把持した状態でカプラー4を高速回転させ、雄ネジ部7の一方面7aを先端側ネジ節鉄筋2の端面に接触させ、接触部分に摩擦熱を生じさせる。その後、カプラー4の回転を急停止させ、先行側ネジ節鉄筋2を雄ネジ部7に向けて押し付けることで、先行側ネジ節鉄筋2と雄ネジ部7とが接合させる。
次に、図6(c)に示すように、打継側ネジ節鉄筋3のネジ節3bをカプラー4の節部43に螺合させる。打継側ネジ節鉄筋3をカプラー4内に挿通する際には、打継側ネジ節鉄筋3の平坦面3aを節部43と隙間を空けて対向させた状態で打継側ネジ節鉄筋3の先端が雄ネジ部7の他方面7bに接触するまでスライドさせる。その後に、打継側ネジ節鉄筋3を軸方向A回りに回転させて、打継側ネジ節鉄筋3のネジ節3bと節部43とを螺合させる。
なお、図6(d)に示すように、打継側ネジ節鉄筋3にロックナット6を取り付けるのが好ましい。これにより、ロックナット6にトルクを導入することで打継側ネジ節鉄筋3を確実に固定することができる。
このようにして、本実施例に係る継手構造1は、貫通孔42の一方端が雄ネジ部7で塞がれることにより、ピッチが大きい節部43を有する袋状のカプラー4を形成することができる。
また、先行側ネジ節鉄筋2が雄ネジ部7の一方面7aに摩擦圧接されることにより、先行側ネジ節鉄筋2にトルクを導入する作業が省略されるため、先行側ネジ節鉄筋2と打継側ネジ節鉄筋3とを簡便に接合することができる。
さらに、打継側ネジ節鉄筋3が雄ネジ部7の他方面7bに直接接触した状態で打継側ネジ節鉄筋3にトルクを導入可能なため、先行側ネジ節鉄筋2と打継側ネジ節鉄筋3とを強固に接合することができる。
次に、本発明の第3実施例に係る継手構造1について、図面に基づいて説明する。なお、第3実施例と上述した第1実施例とで共通する構成については、共通の符号を付し、重複する説明を省略する。図7は、本発明の第3実施例に係る継手構造1を示す断面図である。図8は、図7のカプラーを示す図であり、(a)は正面図であり、(b)は(a)のII―II線断面図である。
カプラー4は、円筒形状に形成されており、材質は軟鋼材や球状黒鉛鋳鉄等の何れであっても構わない。カプラー4は、カプラー本体41の外周に形成されたメートルネジの雄ネジ部45を備えている。
継手構造1は、中間部材としての雌ネジ部8を備えている。雌ネジ部8は、例えば軟鋼材から成る。雌ネジ部8は、断面コ字状に形成されており、内周側面にメートルネジが形成され、雄ネジ部45に螺合している。雌ネジ部8の一方面8aは、先行側ネジ節鉄筋2の端面に摩擦圧接されている。また、雌ネジ部8の他方面8bは、打継側ネジ節鉄筋3の端面に接触している。なお、図7中の符号B4は、雌ネジ部8を先行側ネジ節鉄筋2に摩擦圧接させる際に生じたバリである。
次に、本発明の第3実施例に係る継手構造1を構築する手順について、図9に基づいて説明する。図9は、本実施例に係る継手構造1を構築する手順を示す模式図である。
まず、図9(a)に示すように、円筒形状のカプラー本体41の外周の一方端側を所定範囲に亘って雄ネジ部45を形成する。
次に、図9(b)に示すように、雌ネジ部8を雄ネジ部45に螺合させることにより、貫通孔42の一方端面4aに開口する開口部42aが塞がれて、カプラー4が袋状に形成される。
次に、図9(c)に示すように、先行側ネジ節鉄筋2の端面と雌ネジ部8の一方面8aとを摩擦圧接する。具体的には、カプラー本体41の外周を把持した状態でカプラー4を高速回転させ、雌ネジ8の一方面8aを先端側ネジ節鉄筋2の端面に接触させ、接触部分に摩擦熱を生じさせる。その後、カプラー4の回転を急停止させ、先行側ネジ節鉄筋2を雌ネジ部8に向けて押し付けることで、先行側ネジ節鉄筋2と雌ネジ部8とが接合させる。
なお、雌ネジ部8を雄ネジ部45に螺合させる工程と、雌ネジ部8に先行側ネジ節鉄筋2を摩擦圧接させる工程とは、何れが先であっても構わない。すなわち、雌ネジ部8に先行側ネジ節鉄筋2を摩擦圧接させた後に、雌ネジ部8を雄ネジ部45に螺合させてもよい。
次に、図9(d)に示すように、打継側ネジ節鉄筋3のねじ節3bをカプラー4の節部43に螺合させる。打継側ネジ節鉄筋3をカプラー4内に挿通する際には、打継側ネジ節鉄筋3の平坦面3aを節部43と隙間を空けて対向させた状態で打継側ネジ節鉄筋3の先端が雌ネジ部8の他方面8bに接触するまでスライドさせる。その後に、打継側ネジ節鉄筋3を軸方向A回りに回転させて、打継側ネジ節鉄筋3のネジ節3bと節部43とを螺合させる。なお、打継側ネジ節鉄筋3に図示しないロックナットを取り付けるのが好ましい。これにより、ロックナットにトルクを導入することで打継側ネジ節鉄筋3を確実に固定することができる。
このようにして、本実施例に係る継手構造1は、貫通孔42の一方端が雌ネジ部8で塞がれることにより、ピッチが大きい節部43を有する袋状のカプラー4を形成することができる。
また、先行側ネジ節鉄筋2が雌ネジ部8の一方面8aに摩擦圧接されることにより、先行側ネジ節鉄筋2にトルクを導入する作業が省略されるため、先行側ネジ節鉄筋2と打継側ネジ節鉄筋3とを簡便に接合することができる。
さらに、打継側ネジ節鉄筋3が雌ネジ部8の他方面8bに直接接触した状態で打継側ネジ節鉄筋3にトルクを導入可能なため、先行側ネジ節鉄筋2と打継側ネジ節鉄筋3とを強固に接合することができる。
なお、本発明は、本発明の精神を逸脱しない限り種々の改変をなることができ、そして、本発明が該改変されたものにも及ぶことは当然である。
1 ・・・ 継手構造
2 ・・・ 先行側ネジ節鉄筋
3 ・・・ 打継側ネジ節鉄筋
3a・・・ (打継側ネジ節鉄筋の)平坦面
3b・・・ (打継側ネジ節鉄筋の)ネジ節
4 ・・・ カプラー
4a・・・ (カプラーの)一方端面
4b・・・ (カプラーの)他方端面
41・・・ カプラー本体
42・・・ 貫通孔
43・・・ 節部
44・・・ 雌ネジ部
45・・・ 雄ネジ部
5 ・・・ 蓋部(中間部材)
5a・・・ (蓋部の)一方面
5b・・・ (蓋部の)他方面
51・・・ 凸部
6 ・・・ ロックナット
7 ・・・ 雄ネジ部(中間部材)
7a・・・ (雄ネジ部の)一方面
7b・・・ (雄ネジ部の)他方面
8 ・・・ 雌ネジ部(中間部材)
8a・・・ (雌ネジ部の)一方面
8b・・・ (雌ネジ部の)他方面
L ・・・ 長手方向

Claims (9)

  1. 先行側ネジ節鉄筋及び打継側ネジ節鉄筋の端部同士を接続固定する継手構造において、
    筒状に形成されたカプラー本体と、該カプラー本体内に一方端面から他方端面に亘って形成された貫通孔と、該貫通孔の内周を切削して形成され前記打継側ネジ節鉄筋に螺合可能な節部と、を備えたカプラーと、
    前記先行側ネジ節鉄筋の端面に摩擦圧接されると共に、前記カプラーの貫通孔の一方端を塞ぐ中間部材と、
    を備えていることを特徴とする継手構造。
  2. 前記中間部材は、円板状に形成され、一方面が前記先行側ネジ節鉄筋の端面に摩擦圧接され、他方面が前記カプラーの他方端面に摩擦圧接された蓋部であることを特徴とする請求項1記載の継手構造。
  3. 前記蓋部は、前記貫通孔の一方端面に開口する開口部に嵌入される凸部を備えていることを特徴とする請求項2記載の継手構造。
  4. 前記カプラーは、前記貫通孔の一方端側に形成された雌ネジ部を備え、
    前記中間部材は、前記先行側ネジ節鉄筋の端面に摩擦圧接され、前記雌ネジ部に螺着可能な雄ネジ部であることを特徴とする請求項1記載の継手構造。
  5. 前記カプラーは、前記カプラー本体の外周の一方端側に形成された雄ネジ部を備え、
    前記中間部材は、前記先行側ネジ節鉄筋の端面に摩擦圧接され、前記雄ネジ部に螺着可能な雌ネジ部を備えた蓋部であることを特徴とする請求項1記載の継手構造。
  6. 先行側ネジ節鉄筋及び打継側ネジ節鉄筋の端部同士をカプラーで接続固定する継手構造の構築方法において、
    一方端面から他方端面に亘って形成された貫通孔と、該貫通孔の内周を切削して形成された節部と、を備えた筒状の前記カプラーを用意する工程と、
    前記貫通孔の一方端を中間部材で塞ぐ工程と、
    前記中間部材を前記先行側ネジ節鉄筋の端面に摩擦圧接する工程と、
    前記節部に前記打継側ネジ節鉄筋に螺合させる工程と、
    を含むことを特徴とする継手構造の構築方法。
  7. 前記中間部材は、円板状に形成された蓋部であり、
    前記蓋部の一方面を前記先行側ネジ節鉄筋の端面に摩擦圧接させた後に、前記蓋部の他方面を前記カプラーの一方端面に摩擦圧接させることを特徴とする請求項6記載の継手構造の構築方法。
  8. 前記カプラーは、前記貫通孔の一方端側に形成された雌ネジを備え、
    前記中間部材は、前記雌ネジ部に螺着可能な雄ネジ部であり、
    前記雄ネジ部を前記雌ネジ部に螺着させた後に、前記雄ネジ部を前記先行側ネジ節鉄筋の端面に摩擦圧接させることを特徴とする請求項6記載の継手構造の構築方法。
  9. 前記カプラーは、前記カプラー本体の外周の一方端側に形成された雄ネジ部を備え、
    前記中間部材は、前記雄ネジ部に螺着可能な雌ネジ部を備えた蓋部であり、
    前記雌ネジ部を前記雄ネジ部に螺着させた後に、前記蓋部を前記先行側ネジ節鉄筋の端面に摩擦圧接させることを特徴とする請求項6記載の継手構造の構築方法。
JP2016023106A 2016-02-09 2016-02-09 継手構造及び継手構造の構築方法 Active JP6533752B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016023106A JP6533752B2 (ja) 2016-02-09 2016-02-09 継手構造及び継手構造の構築方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016023106A JP6533752B2 (ja) 2016-02-09 2016-02-09 継手構造及び継手構造の構築方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2017141583A true JP2017141583A (ja) 2017-08-17
JP6533752B2 JP6533752B2 (ja) 2019-06-19

Family

ID=59627133

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016023106A Active JP6533752B2 (ja) 2016-02-09 2016-02-09 継手構造及び継手構造の構築方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6533752B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108286305A (zh) * 2018-02-09 2018-07-17 鄂尔多斯市路泰公路工程有限责任公司 闭水型复合砖及其制备方法

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60110514U (ja) * 1983-12-29 1985-07-26 住友金属工業株式会社 鉄筋継手
JPS6325718U (ja) * 1986-07-31 1988-02-19
JPH05171740A (ja) * 1991-12-17 1993-07-09 Sumitomo Metal Ind Ltd 棒鋼のねじ継手及び接続方法
US5967691A (en) * 1997-12-02 1999-10-19 Dayton Superior Corporation Quick connect rebar splice
JP2009041287A (ja) * 2007-08-09 2009-02-26 Fuji Bolt Seisakusho:Kk 鉄筋の連結構造
JP2010185205A (ja) * 2009-02-12 2010-08-26 Sanjo Kinzoku Kk 鉄筋継手及び鉄筋接続方法

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60110514U (ja) * 1983-12-29 1985-07-26 住友金属工業株式会社 鉄筋継手
JPS6325718U (ja) * 1986-07-31 1988-02-19
JPH05171740A (ja) * 1991-12-17 1993-07-09 Sumitomo Metal Ind Ltd 棒鋼のねじ継手及び接続方法
US5967691A (en) * 1997-12-02 1999-10-19 Dayton Superior Corporation Quick connect rebar splice
JP2009041287A (ja) * 2007-08-09 2009-02-26 Fuji Bolt Seisakusho:Kk 鉄筋の連結構造
JP2010185205A (ja) * 2009-02-12 2010-08-26 Sanjo Kinzoku Kk 鉄筋継手及び鉄筋接続方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108286305A (zh) * 2018-02-09 2018-07-17 鄂尔多斯市路泰公路工程有限责任公司 闭水型复合砖及其制备方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP6533752B2 (ja) 2019-06-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7726924B2 (en) Connecting structure for connecting metal elements and method using the same
JP2016176229A (ja) 鉄筋継手ならびに鉄筋およびスリーブ
JP2017141583A (ja) 継手構造及び継手構造の構築方法
KR101285704B1 (ko) 철근 연결용 커넥터
KR101918014B1 (ko) 테이퍼형 암나사산을 갖는 슬리브를 이용한 철근 연결용 커플러 장치 및 이를 이용한 철근이음 방법
JP2009121219A (ja) 鉄筋の連結方法
JP2008151153A (ja) プロペラシャフト構造
KR102192982B1 (ko) 간편 연결구조를 갖는 철근 커플러
JP4953419B2 (ja) 機械要素接合方法
JP2010168789A (ja) 鋼管杭の機械式継手
JP4949486B2 (ja) 鉄筋の継手構造
KR200396405Y1 (ko) 플랜지관
JP2007002493A (ja) 鉄筋の結合構造
JP2002356923A (ja) コンクリート充填筒状体の継手構造
JP3933676B2 (ja) 杭頭部接合構造及び接合方法
JP4347149B2 (ja) 緩み防止手段を備えた杭の縦継ぎ装置の機械継手
JP2003003463A (ja) 杭の継手部構造
JP2018172861A (ja) 構造体鋼管用平行ねじ継手
JP4774334B2 (ja) 鉄筋連結構造および連結用金具
KR200331388Y1 (ko) 철근 연결구
KR100751228B1 (ko) 철근 연결구
JP4469300B2 (ja) 接合金物
JP2005320758A (ja) ショベル・スコップ
JP2017186744A (ja) 杭の接続構造
JP2006258144A (ja) 配管接続構造

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20180131

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20181128

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20181204

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20181220

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20190521

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20190527

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6533752

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250