JP2017140942A - バックル装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】伸縮部材の外側部材と内側部材との間に空間部を確保できるバックル装置を得る。
【解決手段】本バックル装置では、バックルカバー34のバックルガイド46に対する幅方向への変位が、バックルカバー34の制限溝62と、制限溝62に入るバックルガイド46の制限リブ60とによって制限される。このため、バックルカバー34の幅方向一側の壁部34Aと、バックルガイド46の幅方向一側の壁部46Aとの間の空間部56を確保できる。
【選択図】図4

Description

本発明は、バックルを移動可能なバックル装置に関する。
駆動手段の駆動力によってバックルが移動されるバックル装置がある(一例として、下記特許文献1を参照)。
この種のバックル装置においてバックルの移動方向を安定させるために、例えば、筒状の外側部材の内側に内側部材が設けられ、外側部材及び内側部材の一方が他方に案内されることによって移動される伸縮部材を用いることが考えられる。しかしながら、この種の伸縮部材において、仮に、外側部材の内側面に内側部材の外側面が嵌合されることによって外側部材及び内側部材の一方が他方に案内されて移動される構成にすると、外側部材と内側部材との間に空間部を設けることができない。
特開2010−208497号公報
本発明は、上記事実を考慮して、伸縮部材の外側部材と内側部材との間に空間部を確保できるバックル装置を得ることが目的である。
請求項1に記載のバックル装置は、シートベルト装置のタングが係合可能なバックルと、筒状の外側部材の内側に内側部材が設けられると共に、前記外側部材及び前記内側部材の一方に前記バックルが設けられ、前記一方が前記外側部材及び前記内側部材の他方に対して移動されることによって伸縮される伸縮部材と、前記内側部材と前記外側部材との間の空間部を狭める方向への前記外側部材に対する前記内側部材の相対変位を制限する制限手段と、を備えている。
請求項1に記載のバックル装置では、伸縮部材の外側部材と内側部材との間の空間部を狭める方向への外側部材の内側部材に対する相対変位が制限手段によって制限されるため、外側部材と内側部材との間の空間部を確保できる。
請求項2に記載のバックル装置は、請求項1に記載のバックル装置において、前記制限手段は、前記一方の移動方向へ前記一方を案内する。
請求項2に記載のバックル装置では、外側部材及び内側部材の一方は、制限手段によって案内され、これによって、他方に対する移動方向へ移動できる。
請求項3に記載のバックル装置は、請求項1又は請求項2に記載のバックル装置において、前記空間部の内側に配置され、前記一方に繋がり、少なくとも一部が前記一方と共に移動される移動部材を備えている。
請求項3に記載のバックル装置では、外側部材及び内側部材の一方に繋がった移動部材は、内側部材と外側部材との間の空間部に配置される。このため、外側部材及び内側部材の一方の近傍で移動部材を、外側部材及び内側部材の一方に沿うように配置できる。
請求項4に記載のバックル装置は、請求項3に記載のバックル装置において、一側が前記バックル又は前記外側部材及び前記内側部材の一方に連結された連結部材と、前記連結部材の他側が連結され、出力された駆動力によって前記連結部材を移動させ、前記連結部材と共に前記外側部材及び前記内側部材の一方を他方に対して移動させる駆動手段と、を備え、更に、前記移動部材は、前記一方の移動によって前記一方の移動方向側へ伸縮可能とされている。
請求項4に記載のバックル装置によれば、移動部材は、外側部材及び内側部材の一方の移動によって外側部材及び内側部材の一方の移動方向側へ伸縮可能とされているため、移動部材が外側部材及び内側部材の一方と共に移動された際に、移動部材が連結部材へ接触することを抑制できる。
請求項5に記載のバックル装置は、請求項1から請求項4の何れか1項に記載のバックル装置において、前記他方に設けられ、前記他方が前記一方の移動方向に対して交差する方向の荷重を受けることにより前記他方の曲げ変形が誘発される曲げ誘発部を備え、前記他方の前記曲げ誘発部よりも前記バックル側部分は、前記制限手段によって前記荷重に対する剛性が補われる。
請求項5に記載のバックル装置では、外側部材及び内側部材の他方におけるバックル側部分は、制限手段によって剛性が補われる。これによって、前記他方に対する前記一方の移動方向に対して交差する方向の荷重が前記他方に付与された際に、曲げ誘発部で前記他方に変形を生じさせ、前記他方における曲げ誘発部よりもバックル側部分での変形を抑制できる。
以上説明したように、本発明に係るバックル装置では、バックルが移動される際の音の発生を抑制できる。
本発明の一実施の形態に係るバックル装置が適用されたシートを車幅方向内側から見た側面図である。 本発明の一実施の形態に係るバックル装置の側面断面図で、更に、カバープレートを外した図である。 図2の3−3線に沿った断面図である。 図2の4−4線に沿った断面図である。
次に、本発明の一実施の形態を図1から図4に基づいて説明する。なお、各図において矢印FRは本バックル装置10が適用された車両前側を示し、矢印OUTは車幅方向外側を示し、矢印UPは車両上側を示す。
<本実施の形態の構成>
図1に示されるように、本バックル装置10は、駆動手段としてのバックル駆動装置12を備えている。バックル駆動装置12は、本バックル装置10が適用されるシート14の車幅方向内側に設けられている。バックル駆動装置12は、スライダガイド機構としてのフレーム16を備えている。フレーム16は、ボルト等の締結手段によって車両の車体の床部等の車体側に固定されている。図2及び図3に示されるように、フレーム16は、スライダガイド部としての車幅方向に対向した一対のガイド壁18を備えており、両ガイド壁18の間には、駆動部としての駆動ねじ20が設けられている。駆動ねじ20の中心軸線方向は、車両前後方向に沿っており、駆動ねじ20は、中心軸線周りに回転自在とされている。
一方、図2に示されるように、フレーム16の車両前側には、駆動力出力手段としてのモータアクチュエータ22が設けられている。モータアクチュエータ22には、駆動ねじ20の車両前側の端部が連結されており、駆動ねじ20は、モータアクチュエータ22のモータから出力される駆動力によって駆動ねじ20の中心軸線周りに回転される。モータアクチュエータ22のモータは、モータドライバやECU等の制御手段(図示省略)に電気的に接続されており、モータアクチュエータ22のモータは、制御手段によって制御される。
一方、図3に示されるように、フレーム16の両ガイド壁18の間には、スライダ24が設けられており、スライダ24の車幅方向側面が、フレーム16の両ガイド壁18に当接されている。また、スライダ24には、駆動ねじ20が貫通されるねじ孔25が形成されており、スライダ24は、駆動ねじ20が回転することによって、両ガイド壁18に案内されて車両前後方向へスライドされる。
また、図2及び図3に示されるように、バックル装置10は、連結部材としての2本のワイヤロープ26を備えている。これらのワイヤロープ26は、長尺状に形成されており、図3に示されるように、車幅方向(シート14の幅方向)に並んで設けられている。図2に示されるように、ワイヤロープ26の長手方向中間部よりも長手方向基端側では、ワイヤロープ26の長手方向が車両前後方向に沿っており、更に、ワイヤロープ26の長手方向基端部は、駆動ねじ20よりも車両下側でスライダ24に連結されている。このため、スライダ24が車両前後方向へスライドされると、ワイヤロープ26がその長手方向へ移動される。
さらに、図2に示されるように、フレーム16の車両後側には、ワイヤガイド28が設けられている。ワイヤガイド28には、溝部としてのワイヤガイド溝30が形成されている。ワイヤガイド溝30は、ワイヤガイド28の車幅方向内側面で開口されている。ワイヤガイド28の車幅方向内側には、カバープレート32(図1参照)が設けられており、ワイヤガイド28のワイヤガイド溝30は、カバープレート32によって車幅方向内側から閉じられている。
また、ワイヤガイド溝30の長手方向一端は、ワイヤガイド28の車両前側面で開口されていると共に、ワイヤガイド溝30は、長手方向中間部で車幅方向を軸方向とする軸周り方向に湾曲されており、ワイヤガイド溝30の長手方向他端は、ワイヤガイド28の車両上側面で開口されている。ワイヤガイド溝30には、ワイヤロープ26が通されており、ワイヤロープ26は、ワイヤガイド28のワイヤガイド溝30に倣って車幅方向(シート14の幅方向)を軸方向とする軸周り方向へ曲げられている。さらに、ワイヤロープ26の長手方向先端側は、ワイヤガイド28の車両上側面での開口よりも車両前斜め上側(図2の矢印A方向)へ延びている。
一方、図1及び図2に示されるように、バックル装置10は、外側部材として伸縮部材を構成するバックルカバー34を備えている。図4に示されるように、バックルカバー34は、筒形状に形成されており、図2に示されるように、バックルカバー34の長手方向両端は、開口されている。バックルカバー34の長手方向は、車両上下方向に対して車両前後方向へ傾斜した方向(図2の矢印A方向及び矢印B方向)とされている。また、図4に示されるように、バックルカバー34の長手方向に対して直交する方向に切ったバックルカバー34の断面形状は、略矩形とされ、バックルカバー34の厚さ方向は、略車幅方向とされている。図2に示されるように、バックルカバー34内における車両上側部分には、バックル36が設けられている。
バックル36は、バックルボデー38を備えている。バックルボデー38は、車幅方向外側へ開口した断面U字形状に形成されており、バックルボデー38の内側には、ラッチ等のバックル36の構成部品(図示省略)が設けられている。図1に示されるシートベルト装置40のウェビング42に設けられたタング44が、バックルボデー38の車両前斜め上側からバックルボデー38の内側に挿入されると、バックルボデー38に設けられたラッチが、タング44に形成された孔部に入り、これによって、タング44がバックル36に係合される。
また、図2に示されるように、バックル装置10は、内側部材として伸縮部材を構成するバックルガイド46を備えている。バックルガイド46を備えている。バックルガイド46は、バックルガイド46よりも柔軟な合成樹脂材によって筒形状に形成されており、バックルガイド46の長手方向両端は、開口されている。バックルガイド46の長手方向は、バックルカバー34の長手方向(図2の矢印A方向及び矢印B方向)とされている。また、図4に示されるように、バックルガイド46の長手方向に対して直交する方向に切ったバックルガイド46の断面形状は、略矩形とされ、バックルガイド46の厚さ方向は、略車幅方向とされている。バックルガイド46は、バックルカバー34の車両後斜め下側からバックルカバー34の内側に挿入されている。
バックルガイド46の長手方向他側(図2の矢印B方向側)の端部には、バックルガイド側連結部48が形成されている。バックルガイド側連結部48の車幅方向内側には、図1に示されるカバープレート32のカバープレート側連結部50が配置されており、バックルガイド46のバックルガイド側連結部48とカバープレート32のカバープレート側連結部50とが連結されている。
また、バックルガイド46の内側には、ワイヤロープ26が通っている。ワイヤロープ26の長手方向先端側は、バックルガイド46の長手方向一側(図2の矢印A方向側)の端部からバックルガイド46の外側へ延び、バックルカバー34に設けられたバックルボデー38へ連結されている。このため、ワイヤロープ26が長手方向先端側へ移動されることによって、ワイヤロープ26の長手方向先端部が、車両前斜め上側(図2の矢印A方向側)へ移動されると、バックル36がバックルカバー34を伴って車両前斜め上側へ移動される。これに対して、ワイヤロープ26が長手方向基端側へ移動されることによって、ワイヤロープ26の長手方向先端部が車両後斜め下側(図2の矢印B方向側)へ移動されると、バックル36がバックルカバー34を伴って車両後斜め下側へ移動される。
また、図2及び図4に示されるように、バックルガイド46の長手方向中間部よりも長手方向他側(図2の矢印B方向側)部分には、外側壁52が設けられている。外側壁52は、バックルガイド46の幅方向一側(図2及び図4の矢印C方向側)端におけるバックルガイド46の厚さ方向両端からバックルガイド46の幅方向一側へ延出されている。この両外側壁52の間には、移動部材としてのカールコード54が設けられている。カールコード54は、電源線及び信号線の少なくとも一方が合成樹脂材によって被覆された長尺状に形成されている。また、カールコード54は、螺旋状に形成されており、その長手方向に伸縮が可能とされている。
さらに、図2に示されるように、外側壁52よりもバックルガイド46の長手方向一側には空間部56が設定されている。空間部56は、バックルガイド46の幅方向一側(図2の矢印C方向側)の壁部46Aとバックルカバー34の幅方向一側の壁部34Aとの間とされ、バックルガイド46の両外側壁52の間よりもバックルカバー34の長手方向一側へ延びたカールコード54の長手方向先端側は、空間部56を通ってバックル36のバックルスイッチ(図示省略)に接続されている。
このため、バックルカバー34がバックルガイド46に対してバックルカバー34及びバックルガイド46の長手方向へ移動されると、カールコード54の長手方向先端部が、バックルカバー34と共に移動され、これによって、カールコード54が伸縮される。また、カールコード54の長手方向基端側は、バックルガイド46の車両下側の端部からバックルガイド46の外側へ延びている。さらに、カールコード54の長手方向基端側は、カールコード54が電源線を備えていれば、車両に搭載されたバッテリー(図示省略)に直接又は間接的に接続されており、カールコード54が信号線を備えていれば、車両に搭載された制御手段に直接又は間接的に接続されている。
また、バックルガイド46におけるバックルガイド側連結部48よりも車両上側には、曲げ誘発部58が形成されている。曲げ誘発部58では、バックルガイド46の幅方向(図2の矢印C方向及び矢印D方向)寸法がバックルガイド46における曲げ誘発部58以外の部分よりも短くされている。
曲げ誘発部58では、バックルガイド46の幅方向他側(図2の矢印D方向側)の壁部46Bが、車両後側(更に言えば、車両後斜め上側)へ膨らむように曲がっており、更に、曲げ誘発部58では、バックルガイド46の幅方向他側の壁部46Bの曲がりに倣うようにバックルガイド46の厚さ方向両側の壁部46C、壁部46D(図2においてバックルガイド46の壁部46Dについては図示省略)が切欠かれている。このため、曲げ誘発部58の内側は、車両前斜め下側へ開口されており、バックルガイド46における曲げ誘発部58よりも長手方向一側部分に対し、バックルガイド46の幅方向他側(図2の矢印D方向側)から荷重が付与されると、バックルガイド46は、主に曲げ誘発部58で曲げ変形が誘発され、バックルガイド46における曲げ誘発部58以外の部分での変形が抑制される。
一方、図4に示されるように、バックルガイド46の厚さ方向両側(図4の矢印E方向側及び矢印F方向側)の壁部46C、46Dの各々には、制限手段を構成する一対の制限リブ60が設けられている。バックルガイド46の厚さ方向一側(図4の矢印E方向側)の壁部46Cの一対の制限リブ60は、バックルガイド46の厚さ方向一側の壁部46Cにおけるバックルガイド46の幅方向中間部からバックルガイド46の厚さ方向一側へ突出形成されており、バックルガイド46の厚さ方向一側の壁部46Cの一方の制限リブ60と他方の制限リブ60とは、バックルガイド46の幅方向に互いに対向されている。
これに対して、バックルガイド46の厚さ方向他側(図4の矢印F方向側)の壁部46Dの一対の制限リブ60は、バックルガイド46の厚さ方向他側の壁部46Dにおけるバックルガイド46の幅方向中間部からバックルガイド46の厚さ方向他側へ突出形成されており、バックルガイド46の厚さ方向他側の壁部46Dの一方の制限リブ60と他方の制限リブ60とは、バックルガイド46の幅方向に互いに対向されている。
図2に示されるように、これらの制限リブ60の長手方向は、バックルガイド46の長手方向(図2の矢印A方向及び矢印B方向)に沿っており、これらの制限リブ60は、バックルガイド46における曲げ誘発部58よりもバックルガイド46の長手方向一側(図2の矢印A方向側)に形成されている。このため、バックルガイド46の曲げ誘発部58よりもバックルガイド46の長手方向一側部分は、曲げ誘発部58よりもバックルガイド46の幅方向側からの荷重に対する曲げ剛性が高い。
一方、図4に示されるように、バックルカバー34の厚さ方向両側(図4の矢印E方向側及び矢印F方向側)の壁部34B、34Cの各々には、バックルガイド46の制限リブ60と共に制限手段を構成する制限溝62が設けられている。バックルカバー34の厚さ方向一側(図4の矢印E方向側)の壁部34Bの制限溝62は、バックルカバー34の厚さ方向一側の壁部34Bの内側面におけるバックルカバー34の幅方向中間部に形成されており、このバックルカバー34の厚さ方向一側の壁部34Bの制限溝62には、バックルガイド46の厚さ方向一側の壁部46Cの一対の制限リブ60が入っている。
バックルガイド46の厚さ方向一側の壁部34Bの一対の制限リブ60のうち、バックルガイド46の幅方向一側(図4の矢印C方向側)の制限リブ60の幅方向一側面60Aは、バックルカバー34の厚さ方向一側の壁部34Bの制限溝62の幅方向一側面62Aへ当接されている。これに対して、バックルガイド46の厚さ方向一側の壁部46Cの一対の制限リブ60のうち、バックルガイド46の幅方向他側の制限リブ60の幅方向他側面60Bは、バックルカバー34の厚さ方向一側の壁部34Bの制限溝62の幅方向他側面62Bへ当接されている。
一方、バックルカバー34の厚さ方向他側(図4の矢印F方向側)の壁部34Cの制限溝62は、バックルカバー34の厚さ方向他側の壁部34Cの内側面におけるバックルカバー34の幅方向中間部に形成されており、このバックルカバー34の厚さ方向他側の壁部34Cの制限溝62には、バックルガイド46の厚さ方向他側の壁部46Dの一対の制限リブ60が入っている。
バックルガイド46の厚さ方向他側の壁部46Dの一対の制限リブ60のうち、バックルガイド46の幅方向一側の制限リブ60の幅方向一側面60Aは、バックルカバー34の厚さ方向他側の壁部34Cの制限溝62の幅方向一側面62Aへ当接されている。これに対して、バックルガイド46の厚さ方向他側の壁部46Dの一対の制限リブ60のうち、バックルガイド46の幅方向他側の制限リブ60の幅方向他側面60Bは、バックルカバー34の厚さ方向他側の壁部34Cの制限溝62の幅方向他側面62Bへ当接されている。
このように、バックルカバー34の制限溝62の幅方向一側面62A及び幅方向他側面62Bがバックルガイド46の制限リブ60へ当接されている。これによって、バックルカバー34のバックルガイド46に対する幅方向への相対変位が制限される。また、バックルガイド46の制限リブ60がバックルカバー34の制限溝62の底面62C(制限溝62におけるバックルカバー34の厚さ方向側面)に当接されることによって、バックルカバー34は、バックルガイド46に対する厚さ方向(図4の矢印E方向及び矢印F方向)への相対変位が制限される。
また、バックルカバー34の制限溝62の長手方向は、バックルカバー34の長手方向に沿っていると共に、バックルカバー34の車両後斜め下側の端面で開口されている。このため、バックルガイド46の制限リブ60は、バックルカバー34の制限溝62の内側で制限溝62の長手方向へバックルカバー34に対して相対的にスライドできる。
<本実施の形態の作用、効果>
本バックル装置10では、例えば、本バックル装置10が適用されるシート14に対応した車両のドアが、閉状態から開状態に変化すると、このドアの開閉状態の変化によってカーテシスイッチ等のドア開閉検出手段等の検出手段によって検出される。また、例えば、乗員64がシート14に着座すると、シート14等に設けられた荷重センサ等の乗員検出手段等の検出手段によってシート14への乗員64の着座が検出される。このような車両への乗員の乗車に伴うドアやシート14の状態の変化によって検出手段から制御手段へ出力される電気信号のレベルが切替わる。これによって、モータアクチュエータ22のモータが駆動されて、駆動ねじ20が回転されると、スライダ24がフレーム16の両ガイド壁18に案内されて車両後側へスライドされる。これによって、ワイヤロープ26が長手方向先端側へ移動されると、バックルボデー38がワイヤロープ26によって車両前斜め上側へ押圧される。
このワイヤロープ26からの押圧力がバックルボデー38を介してバックルカバー34に伝わると、図2に示されるように、バックルカバー34は、バックルガイド46の制限リブ60に案内されて車両前斜め上側(図2の矢印A方向側)へ移動される。このように、バックルカバー34が移動されることによって、乗員64はタング44をバックル36へ容易に係合させることができ、ウェビング42を容易に装着できる。
これに対し、タング44がバックル36に係合されると、バックル36のバックルスイッチから制御手段へ出力される電気信号のレベルが切替わる。これによってモータアクチュエータ22が駆動されて、駆動ねじ20が回転されると、スライダ24がフレーム16の両ガイド壁18に案内されて車両前側へスライドされる。これによって、ワイヤロープ26が長手方向基端側へ移動されると、バックルカバー34がバックルボデー38を介してワイヤロープ26に引張られる。これによって、バックルカバー34がバックルガイド46の制限リブ60に案内され、図1に示されるように、バックルカバー34は、車両後斜め下側(図1の矢印B方向側)へ移動される。
ここで、バックルガイド46の制限リブ60がバックルカバー34の制限溝62の内側に入っており、これによって、バックルカバー34は、バックルガイド46に対するバックルガイド46の幅方向への変位が制限される。このため、バックルガイド46の幅方向一側の壁部46Aとバックルカバー34の幅方向一側の壁部34Aとの間の空間部56を確保できる。これによって、バックルガイド46の長手方向中間部よりも長手方向一側部分に外側壁52が設けられていなくても、カールコード54をバックルガイド46に沿って配置できる。
また、このように、バックルガイド46の長手方向中間部よりも長手方向一側部分に外側壁52が設けられていなくても、カールコード54をバックルガイド46に沿って配置できる。このため、バックル36及びバックルカバー34の下降状態(図1図示状態)で、バックルカバー34の一部又はバックルカバー34の内側でバックルカバー34に保持される部材(一例としては、カールコード54の長手方向先端側をバックルカバー34に保持させるための保持部材等)を、バックルガイド46の長手方向一側端部に近接配置しても、バックルカバー34の一部又はバックルカバー34の内側でバックルカバー34に保持される部材がバックルガイド46の外側壁52に当接することを防止又は抑制できる。
さらに、バックルガイド46の制限リブ60がバックルカバー34の制限溝62の幅方向一側面62A及び幅方向他側面62B及び制限溝62の底面62C(制限溝62におけるバックルカバー34の厚さ方向面)に当接されることによって、バックルカバー34は、バックルガイド46に対する幅方向及び厚さ方向への変位が制限される。これによって、例えば、バックルカバー34がバックルガイド46に対して車両前斜め上側(図2の矢印A方向側)へ移動された上昇状態(図2図示状態)で、バックルカバー34が幅方向及び厚さ方向へ倒れることを防止又は抑制でき、バックルカバー34の上昇状態での自立性能を向上できる。
また、バックルカバー34が車両上側から荷重を受けると、バックルガイド46の制限リブ60の幅方向一側面60Aがバックルカバー34の制限溝62の幅方向一側面62Aによって車両前斜め下側へ押圧される。ここで、バックルガイド46の制限リブ60の長手方向は、バックルガイド46の長手方向に沿っており、このため、制限リブ60が形成されたバックルガイド46の曲げ誘発部58よりも長手方向一側部分(図2の矢印A方向側部分)は、曲げ剛性が高い。
これに対して、バックルガイド46の曲げ誘発部58でのバックルガイド46の幅方向寸法は、バックルガイド46における曲げ誘発部58以外の部分での幅方向寸法よりも小さく、曲げ誘発部58の内側は、バックルガイド46の幅方向他側(図2の矢印D方向側)へ開口されている。このため、バックルガイド46における曲げ誘発部58よりも長手方向一側部分に、バックルガイド46の幅方向一側(図2の矢印C方向側)から荷重が付与されると、バックルガイド46は、曲げ誘発部58で曲げ変形が誘発される。
したがって、バックルカバー34が車両上側から荷重を受けることで、バックルガイド46の制限リブ60の幅方向一側面60Aがバックルカバー34の制限溝62の幅方向一側面62Aによって車両前斜め下側へ押圧されると、バックルガイド46は、主に曲げ誘発部58で曲げ変形されると共に、バックルガイド46における曲げ誘発部58よりも長手方向一側部分での曲げ変形が抑制され、バックルガイド46における曲げ誘発部58よりも長手方向一側部分が図2の矢印G方向へ回動されて傾く。
このため、車両上側からの荷重がバックルカバー34に付与され、バックルガイド46が曲がっても、バックルガイド46の制限リブ60に曲がりが生じることを防止又は抑制できる。これによって、バックルガイド46の制限リブ60が曲がることによって、バックルガイド46の制限リブ60がバックルカバー34の制限溝62から抜出ることを防止又は抑制できる。
また、バックルカバー34がバックルガイド46に対してバックルカバー34及びバックルガイド46の長手方向へ移動されると、カールコード54の長手方向先端部が、バックルカバー34と共に移動され、これによって、カールコード54が伸縮される。すなわち、カールコード54は、バックルカバー34のバックルガイド46に対する長手方向に沿った相対的な位置関係に応じて伸縮される。このため、バックルカバー34のバックルガイド46に対する長手方向に沿った相対的な位置関係に関わらず、カールコード54が撓むことを抑制できる。これによって、例えば、バックルガイド46よりも車両前斜め上側でカールコード54がワイヤロープ26に当接される等、カールコード54が他の部材へ当接されることを抑制できる。
なお、本実施の形態では、バックルガイド46に制限リブ60が設けられ、バックルカバー34に制限溝62が設けられた構成であった。しかしながら、バックルガイド46に制限溝62が設けられ、バックルカバー34に制限リブ60が設けられる構成であってもよい。
また、本実施の形態では、バックルガイド46の幅方向両側の壁部46C、46Dの各々に一対(2本)の制限リブ60が形成された構成であった。しかしながら、各壁部46C、46Dに形成される制限リブ60の数は、1本であってもよいし、3本以上であってもよく、更には、壁部46Cに形成される制限リブ60の数と、壁部46Dに形成される制限リブ60の数とを異ならせてもよい。
さらに、本実施の形態では、バックルガイド46の制限リブ60は、バックルガイド46の長手方向に連続して形成された構成であったが、バックルガイド46の制限リブ60が、バックルガイド46の長手方向に断続的に形成される構成であってもよい。
また、本実施の形態では、バックルガイド46の幅方向一側の壁部46Aとバックルカバー34の幅方向一側の壁部34Aとの間に空間部56が形成された構成であった。しかしながら、空間部は、例えば、バックルガイド46の厚さ方向一側の壁部46Cとバックルカバー34の厚さ方向一側の壁部34Bとの間に形成されてもよい。すなわち、空間部は、バックル36とバックルガイド46との間に形成されれば、その形成位置については特に限定されるものではない。
さらに、本実施の形態では、バックルガイド46に設けられた制限リブ60と、バックルカバー34に設けられた制限溝62とで制限手段が構成されていた。しかしながら、制限手段は、このような構成に限定されるものではない。例えば、バックルカバー34の幅方向両側の壁部34A、34Cからバックルカバー34の幅方向内側へ突出形成された制限手段としての制限リブを、バックルガイド46の幅方向一側の壁部46Aに当接させ、これによって、バックルガイド46の幅方向一側への変位を抑制して、空間部56を確保する構成であってもよく、制限手段は、バックルカバー34のバックルガイド46に対する幅方向又は厚さ方向への相対変位を制限できる構成であればよい。
さらに、本実施の形態では、バックルガイド46に外側壁52が設けられた構成であったが、このような外側壁52を設けない構成であってもよい。
また、本実施の形態では、バックルガイド46の両外側壁52の間及び空間部56に設けられた移動部材がカールコード54とされたが、移動部材は、直線状の紐状のケーブルであってもよく、移動部材は、その少なくとも一部がバックルカバー34と共に移動される構成であればよい。更に言えば、バックルガイド46の両外側壁52の間及び空間部56に移動部材以外の他の部材が設けられる構成であってもよい。
さらに、本実施の形態は、モータアクチュエータ22のモータの駆動力によってバックル36と共にバックルカバー34が移動される構成であったが、乗員64が手動でバックルカバー34を移動させる構成であってもよい。
また、本実施の形態は、外側部材としてのバックルカバー34がバックル36と共に移動される構成であった。しかしながら、フレーム16等に固定された外側部材の内側に設けられた内側部材が移動可能とされ、この内側部材にバックル36が設けられる構成であってもよい。
さらに、本実施の形態では、バックルガイド46の壁部46Aの外側面(図2の矢印C方向側の面)は、バックルガイド46の長手方向(図2の矢印A方向及び矢印B方向)及びバックルガイド46の幅方向(図2の矢印A方向及び矢印B方向)及びバックルガイド46の厚さ方向(図4の矢印E方向及び矢印F方向)に略一様な平面とされていた。しかしながら、例えば、バックルガイド46の長手方向一側(図2の矢印A方向側)端部におけるバックルガイド46の壁部46Aの外側面が、バックルガイド46の長手方向一側へ向けてバックルガイド46の幅方向他側(図2の矢印D方向側)へ変位する斜面又は曲面とされてもよい。このような構成では、バックルカバー34の車両後斜め下側(図1の矢印B方向側)への移動に伴ってカールコード54が縮む際に、カールコード54がバックルガイド46の長手方向一側端に引掛かることを抑制できる。
10 バックル装置
34 バックルカバー(外側部材、伸縮部材)
40 シートベルト装置
44 タング
46 バックルガイド(内側部材、伸縮部材)
54 カールコード(移動部材)
56 空間部
58 曲げ誘発部
60 制限リブ(制限手段)
62 制限溝(制限手段)
請求項1に記載のバックル装置は、シートベルト装置のタングが係合可能なバックルと、筒状の外側部材の内側に内側部材が設けられると共に、前記外側部材及び前記内側部材の一方に前記バックルが設けられ、前記一方が前記外側部材及び前記内側部材の他方に対して移動されることによって伸縮される伸縮部材と、少なくとも前記他方に設けられ、前記一方へ当接されることによって前記内側部材と前記外側部材との間の空間部を狭める方向への前記外側部材に対する前記内側部材の相対変位を制限すると共に、前記一方の移動方向へ前記一方を案内し、更に、前記他方の剛性を補う制限手段と、を備えている。
また、本バックル装置では、外側部材及び内側部材の一方は、制限手段によって案内され、これによって、他方に対する移動方向へ移動できる。さらに、外側部材及び内側部材の他方の剛性を制限手段によって補うことができる。
請求項2に記載のバックル装置は、請求項1に記載のバックル装置において、前記制限手段は、前記一方に形成され、前記他方の一部が内側に入ると共に、前記他方の一部が当接されることによって前記他方に対する前記一方の移動方向に対する交差方向への前記他方に対する前記一方の相対変位が制限されると共に、前記他方に対する前記一方の移動方向へ前記他方の一部を案内可能な制限溝を備えている。
請求項2に記載のバックル装置では、制限手段は、前記一方に形成された制限溝を備えている。制限溝には前記他方の一部が内側に入り、前記他方の一部が当接されることによって前記他方に対する前記一方の移動方向に対する交差方向への前記他方に対する前記一方の相対変位を制限でき、しかも、制限溝に入った前記他方の一部によって前記他方に対する前記一方の移動方向へ前記一方を案内できる。
請求項1に記載のバックル装置は、シートベルト装置のタングが係合可能なバックルと、筒状の外側部材の内側に内側部材が設けられると共に、前記外側部材及び前記内側部材の一方に前記バックルが設けられ、前記一方が前記外側部材及び前記内側部材の他方に対して移動されることによって伸縮される伸縮部材と、前記一方にから突出形成され、前記一方の剛性を補う制限手段としての制限リブと、前記他方に形成され、前記制限リブと共に前記制限手段を構成し、前記制限リブが内側に入り、前記制限リブが当接されることによって前記一方に対する前記他方の移動方向に対する交差方向への前記他方に対する前記一方の相対変位が制限され、前記内側部材と前記外側部材との間の空間部を狭める方向への前記外側部材に対する前記内側部材の相対変位が制限される制限溝と、を備えている。
また、本バックル装置では、外側部材及び内側部材の一方は、制限手段によって案内され、これによって、他方に対する移動方向へ移動できる。さらに、外側部材及び内側部材の方の剛性を制限手段によって補うことができる。
さらに、本バックル装置では、制限手段は、前記一方に形成された制限リブと、前記他方に形成された制限、を備えている。制限溝の内側には制限リブが入り、制限リブが当接されることによって前記他方に対する前記一方の移動方向に対する交差方向への前記他方に対する前記一方の相対変位を制限でき、しかも、制限溝に入った前記他方の一部によって前記他方に対する前記一方の移動方向へ前記一方を案内できる。
請求項に記載のバックル装置は、請求項1に記載のバックル装置において、前記空間部の内側に配置され、前記一方に繋がり、少なくとも一部が前記一方と共に移動される移動部材を備えている。
請求項に記載のバックル装置では、外側部材及び内側部材の一方に繋がった移動部材は、内側部材と外側部材との間の空間部に配置される。このため、外側部材及び内側部材の一方の近傍で移動部材を、外側部材及び内側部材の一方に沿うように配置できる。
請求項に記載のバックル装置は、請求項に記載のバックル装置において、一側が前記バックル又は前記外側部材及び前記内側部材の一方に連結された連結部材と、前記連結部材の他側が連結され、出力された駆動力によって前記連結部材を移動させ、前記連結部材と共に前記外側部材及び前記内側部材の一方を他方に対して移動させる駆動手段と、を備え、更に、前記移動部材は、前記一方の移動によって前記一方の移動方向側へ伸縮可能とされている。
請求項に記載のバックル装置によれば、移動部材は、外側部材及び内側部材の一方の移動によって外側部材及び内側部材の一方の移動方向側へ伸縮可能とされているため、移動部材が外側部材及び内側部材の一方と共に移動された際に、移動部材が連結部材へ接触することを抑制できる。
請求項に記載のバックル装置は、請求項1から請求項の何れか1項に記載のバックル装置において、前記他方に設けられ、前記他方が前記一方の移動方向に対して交差する方向の荷重を受けることにより前記他方の曲げ変形が誘発される曲げ誘発部を備え、前記他方の前記曲げ誘発部よりも前記バックル側部分は、前記制限手段によって前記荷重に対する剛性が補われる。
請求項に記載のバックル装置では、外側部材及び内側部材の他方におけるバックル側部分は、制限手段によって剛性が補われる。これによって、前記他方に対する前記一方の移動方向に対して交差する方向の荷重が前記他方に付与された際に、曲げ誘発部で前記他方に変形を生じさせ、前記他方における曲げ誘発部よりもバックル側部分での変形を抑制できる。

Claims (5)

  1. シートベルト装置のタングが係合可能なバックルと、
    筒状の外側部材の内側に内側部材が設けられると共に、前記外側部材及び前記内側部材の一方に前記バックルが設けられ、前記一方が前記外側部材及び前記内側部材の他方に対して移動されることによって伸縮される伸縮部材と、
    前記内側部材と前記外側部材との間の空間部を狭める方向への前記外側部材に対する前記内側部材の相対変位を制限する制限手段と、
    を備えるバックル装置。
  2. 前記制限手段は、前記一方の移動方向へ前記一方を案内する請求項1に記載のバックル装置。
  3. 前記空間部の内側に配置され、前記一方に繋がり、少なくとも一部が前記一方と共に移動される移動部材を備える請求項1又は請求項2に記載のバックル装置。
  4. 一側が前記バックル又は前記外側部材及び前記内側部材の一方に連結された連結部材と、
    前記連結部材の他側が連結され、出力された駆動力によって前記連結部材を移動させ、前記連結部材と共に前記外側部材及び前記内側部材の一方を他方に対して移動させる駆動手段と、
    を備え、
    更に、前記移動部材は、前記一方の移動によって前記一方の移動方向側へ伸縮可能とされた請求項3に記載のバックル装置。
  5. 前記他方に設けられ、前記他方が前記一方の移動方向に対して交差する方向の荷重を受けることにより前記他方の曲げ変形が誘発される曲げ誘発部を備え、
    前記他方の前記曲げ誘発部よりも前記バックル側部分は、前記制限手段によって前記荷重に対する剛性が補われる請求項1から請求項4の何れか1項に記載のバックル装置。
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