JP2017138195A - タイヤ試験装置のタイヤ空気充填機構及びタイヤ空気充填方法 - Google Patents

タイヤ試験装置のタイヤ空気充填機構及びタイヤ空気充填方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2017138195A
JP2017138195A JP2016019167A JP2016019167A JP2017138195A JP 2017138195 A JP2017138195 A JP 2017138195A JP 2016019167 A JP2016019167 A JP 2016019167A JP 2016019167 A JP2016019167 A JP 2016019167A JP 2017138195 A JP2017138195 A JP 2017138195A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tire
air
pressure
test
filling mechanism
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2016019167A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6657520B2 (ja
Inventor
岡田 徹
Toru Okada
徹 岡田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kobe Steel Ltd
Original Assignee
Kobe Steel Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kobe Steel Ltd filed Critical Kobe Steel Ltd
Priority to JP2016019167A priority Critical patent/JP6657520B2/ja
Priority to DE112017000638.4T priority patent/DE112017000638B4/de
Priority to CN201780009282.3A priority patent/CN108603815B/zh
Priority to PCT/JP2017/002262 priority patent/WO2017135100A1/ja
Priority to US16/074,221 priority patent/US10718691B2/en
Publication of JP2017138195A publication Critical patent/JP2017138195A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6657520B2 publication Critical patent/JP6657520B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01MTESTING STATIC OR DYNAMIC BALANCE OF MACHINES OR STRUCTURES; TESTING OF STRUCTURES OR APPARATUS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G01M17/00Testing of vehicles
    • G01M17/007Wheeled or endless-tracked vehicles
    • G01M17/02Tyres
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60CVEHICLE TYRES; TYRE INFLATION; TYRE CHANGING; CONNECTING VALVES TO INFLATABLE ELASTIC BODIES IN GENERAL; DEVICES OR ARRANGEMENTS RELATED TO TYRES
    • B60C23/00Devices for measuring, signalling, controlling, or distributing tyre pressure or temperature, specially adapted for mounting on vehicles; Arrangement of tyre inflating devices on vehicles, e.g. of pumps or of tanks; Tyre cooling arrangements
    • B60C23/001Devices for manually or automatically controlling or distributing tyre pressure whilst the vehicle is moving
    • B60C23/003Devices for manually or automatically controlling or distributing tyre pressure whilst the vehicle is moving comprising rotational joints between vehicle-mounted pressure sources and the tyres
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60CVEHICLE TYRES; TYRE INFLATION; TYRE CHANGING; CONNECTING VALVES TO INFLATABLE ELASTIC BODIES IN GENERAL; DEVICES OR ARRANGEMENTS RELATED TO TYRES
    • B60C25/00Apparatus or tools adapted for mounting, removing or inspecting tyres
    • B60C25/14Apparatus or tools for spreading or locating tyre beads
    • B60C25/145Apparatus or tools for spreading or locating tyre beads for locating provisionally the beads of tubeless tyres against the sealing surfaces of the rims, e.g. air filling bell

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Testing Of Balance (AREA)
  • Tires In General (AREA)
  • Vehicle Cleaning, Maintenance, Repair, Refitting, And Outriggers (AREA)

Abstract

【課題】タイヤ試験中に生じる空気圧の変動を抑えて、低コストで精度良くタイヤユニフォミティを計測する。
【解決手段】本発明のタイヤ試験装置2のタイヤ空気充填機構1は、タイヤ軸4U、4Dの先端に取り付けられた一対のリム5U、5D間に装着されるタイヤTに対して、タイヤTの内部に空気を供給する空気供給源6を備えたものであって、空気供給源6からタイヤT内に供給された空気の噴出方向を、径方向に対して傾斜した方向とすることにより、空気供給源6から供給された空気をタイヤT内において旋回させる構成とされている。
【選択図】図1

Description

本発明は、タイヤユニフォミティマシンなどのタイヤ試験装置に用いられるタイヤに空気を供給してタイヤをインフレーションする技術に関するものである。
従来より、製品上がりのタイヤに対してはタイヤユニフォミティ(均一性)などを計測して良否を判定するタイヤ試験(タイヤユニフォミティ検査)が行われている。例えば乗用車用のタイヤについてタイヤユニフォミティを計測する場合であれば、このタイヤ試験は概ね特許文献1に示されるようなタイヤ試験装置を用いて以下のような手順で行われる。
すなわち、特許文献1のタイヤ試験装置は、リム上に着座するタイヤに対して工場空気源(空気供給源)から供給された圧縮空気を圧力調整して供給する空気圧回路を備えており、タイヤを膨らませた後でタイヤユニフォミティ検査を行うものである。この空気圧回路は、途中で分岐した2系統の配管を備えている。その1つはタイヤを短時間で膨らまし、タイヤをリムに装着するビードシート系統の配管であり、もう1つがタイヤを試験する際に用いられるテスト系統の配管である。そして、これらのビードシート系統の配管とテスト系統の配管とを切替弁を用いて切り替えることで、空気圧回路は2系統の配管経路でタイヤを膨らますことができるようになっている。
このタイヤ試験装置でタイヤ試験を行う場合は、まず検査ラインの上流から流れてきたタイヤを上下に分割されたリムで挟み込む。そして、次にビードシート系統の配管を用いてタイヤを短時間で膨らます。このときビードシート系統の配管を用いてタイヤに供給される圧縮空気の空気圧は、タイヤ試験時のテスト圧(テスト空気圧)よりも高圧(例えば、約400kPa)とされるのが一般的であり、タイヤは、圧力上昇時間も含めて前記テスト圧に1秒程度に亘り保持される。
次に、このタイヤ試験装置では、切替弁を用いて圧縮空気の流路をビードシート系統の配管からテスト系統の配管に切り替える。このテスト系統の配管の途中には圧力調整弁が設けられており、高圧の圧縮空気をテスト圧(例えば、約200kPa)に減圧可能となっている。それゆえ、テスト系統の配管を通じて圧縮空気を供給することでタイヤ内の空気圧がテスト圧に調整される。そして、テスト圧に保持されたタイヤを回転させるとともに、ドラムを押し付けて、ドラムに設けた荷重計測器を用いてタイヤに発生する反発力を計測することにより、タイヤのユニフォミティが計測される。
なお、上述した圧力調整弁としては、特許文献2に示されるようにサーボ式の圧力レギュレータが用いられることもある。
特公平6−95057号公報 米国特許第5291776号明細書 特開2011―69772号公報
ところで、タイヤ試験においては、試験中のタイヤ内の空気圧が少しでも変動するとユニフォミティの計測結果が大きく変動することが知られている。それゆえ、不良品を市場に出さないためにも、また間違って良品を不良品と判定しないためにも、タイヤ内の空気圧をテスト圧に一定に保つ事が重要になる。ところが、実際のタイヤ試験においては、テスト中に空気圧が低下したり、まれに上昇したりすることがある。
このようなタイヤ内の空気圧の変化は、0.5kPa程度と小さい場合もあれば1kPa程度と大きい場合もある。しかし、0.5kPa程度と空気圧の変化が小さい場合であってもタイヤ内の空気圧の変化はユニフォミティの計測結果に大きく影響する。ユニフォミティはタイヤ1回転におけるタイヤの反発力の変化を計測するものであり、タイヤ自体が持っているこの反発力の変動特性に、この圧力変化による反発力の変化が加わった値で計測されてしまう。同一タイヤにおいても、計測タイミングによって、変動特性の重なりの位相関係が変わることにより、試験の度に計測結果が異なったものとなり、試験装置の繰り返し安定性が確実に判別できなくなる可能性があり、試験装置・試験ラインとしての品質確保に難を来たすおそれがある。
しかしながら、特許文献1のタイヤ試験装置に使われるような一般的な圧力調整弁では上述のような微小な空気圧の変化を調整することは困難である。なぜなら、一般的な圧力調整弁では圧力調整範囲は1000kPa程度であり、圧力調整精度は良くても±0.1%つまり1kPa程度である。したがって、1kPa程度の圧力調整精度しか持たない圧力調整弁を用いてもタイヤ試験中に0.5kPa程度で変動するタイヤ内の空気圧を調整することは到底不可能である。
一方、特許文献2には圧力調整弁としてサーボ式のものが開示されている。このサーボ式の圧力調整弁は、圧力調整精度には優れるものの応答性が低く、価格も高価である。それゆえ、緩やかで定常的な空気圧の変動には対応できても、1秒程度しかないタイヤ試験時間内でタイムリーにタイヤ内の空気圧を調整できるほどの応答性は持っていない。また、サーボ式の圧力調整弁のように高価なものを用いるとタイヤ試験装置の価格が高騰するという問題もある。それゆえ、特許文献2のようにサーボ式の圧力調整弁を用いたタイヤ試験装置でタイヤ試験中に変動するタイヤ内の空気圧を調整することも現実的でない。
特許文献3において、タイヤ試験中に圧力が低下する原因の1つとしてタイヤ内の空気温度の低下が影響していることが明らかにされている。ここで、タイヤ試験中の圧力低下を詳しく説明する。常温の圧縮空気がビード空気圧でタイヤに流入する際、もともとタイヤ内に存在した空気は圧縮されて断熱圧縮により温度上昇し、タイヤ内の空気が高温になる。その後、ビード空気圧からテスト空気圧に移行するときにタイヤ内圧力は急激に下がり断熱膨張によりタイヤ内空気の温度は低下する。しかし、もともとの温度上昇量が大きいために、タイヤ内の空気の最終温度は一般に常温であるタイヤやリムの温度よりも高くなる。その結果、タイヤ試験中にタイヤ内空気の熱がタイヤやリムに伝熱して、タイヤ内部の空気温度が低下する。
例えば、タイヤや配管に200kPaの圧縮空気が0.05m封じ込められている場合、計測時間1秒の間にその空気温度が25℃から24℃に1℃下がると仮定する。
ここで、体積変化は少ないと考えると、ボイルシャルルの法則(圧力と体積の積を絶対温度で割った値は一定)より、圧力は、200kPa×1K/297K=0.7kPa低下する。また、テスト空気圧に移行した際のタイヤ内の空気温度が、リムやタイヤ温度(外気温度)よりも高ければ高いほど、計測時間中の温度変化量が増加して、圧力の変化量が増加することもわかる。
そこで、特許文献3では、最初のビードシート系統の高圧の空気を予め冷却しておくことにより、テスト空気圧の空気温度を下げて外気温度付近にすることを提案している。しかしながら、約30秒に1回のテストサイクルにおいて、タンク等の空気供給源に空気温度を冷却するためには、大がかりな冷却設備が必要となり、製品コストの大幅な増加につながるという課題がある。
本発明は、上述の問題に鑑みてなされたものであり、タイヤに空気を供給するときに、タイヤ内空気の温度上昇を抑制することにより、タイヤ試験中に生じる空気圧の変動を抑えることができ、低コストで精度良くタイヤユニフォミティを計測することができるタイヤ試験装置のタイヤ空気充填機構及びタイヤ空気充填方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明のタイヤ試験装置のタイヤ空気充填機構は以下の技術的手段を講じている。
即ち、本発明のタイヤ試験装置のタイヤ空気充填機構は、タイヤ軸の先端に取り付けられた一対のリム間に装着されるタイヤに対して、当該タイヤの内部に空気を供給する空気供給源を備えたタイヤ試験装置のタイヤ空気充填機構であって、前記空気供給源からタイヤ内に供給された空気の噴出方向を、径方向に対して傾斜した方向とすることにより、前記空気供給源から供給された空気を前記タイヤ内において旋回させる構成とされていることを特徴とする。
好ましくは、前記空気供給源からタイヤ内に供給された空気を噴出する空気噴出口が前記タイヤ軸に形成されており、前記空気噴出口が、径方向に対して傾斜する向きに形成されているとよい。
好ましくは、前記空気噴出口から径方向に噴出された空気の噴出方向を径方向に対して傾斜した向きに変向させる湾曲した管部材が設けられているとよい。
好ましくは、前記空気噴出口から径方向に噴出された空気の噴出方向を径方向に対して傾斜した向きに変向させる変向板が設けられているとよい。
一方、本発明のタイヤ試験装置のタイヤ空気充填方法は、上述したタイヤ空気充填機構を用いて、前記空気供給源から供給された空気を、径方向に対して傾斜した方向に噴出させることにより、前記タイヤの内部に空気を旋回させつつ供給することを特徴とする。
本発明のタイヤ試験装置のタイヤ空気充填機構及びタイヤ空気充填方法によれば、タイヤに空気を供給するときに、タイヤ内空気の温度上昇を抑制することにより、タイヤ試験中に生じる空気圧の変動を抑えることができ、低コストで精度良くタイヤユニフォミティを計測することができる。
第1実施形態のタイヤ空気充填機構が設けられたタイヤ試験装置を示した図である。 第1実施形態のタイヤ空気充填機構の構成(回路)を示す図である。 第1実施形態のタイヤ空気充填機構を拡大して示した図である。 第1実施形態のタイヤ空気充填機構の空気噴出方向と、タイヤ内での空気の旋回状態を示した図である。 第2実施形態のタイヤ空気充填機構を拡大して図である。 第2実施形態のタイヤ空気充填機構の空気噴出方向と、タイヤ内での空気の旋回状態を示した図である。 第3実施形態のタイヤ空気充填機構を拡大して図である。 第3実施形態のタイヤ空気充填機構の空気噴出方向と、タイヤ内での空気の旋回状態を示した図である。 タイヤ内の空気圧及びタイヤ内の空気温度の変化を示した図である。 従来例のタイヤ空気充填機構の構成を示す図である。
[第1実施形態]
以降では、まず本発明のタイヤ空気充填機構1が設けられるタイヤ試験装置2を、図面に基づき詳しく説明する。
図1は、第1実施形態のタイヤ空気充填機構1が設けられるタイヤ試験装置2を模式的に示したものである。
このタイヤ試験装置2は、製品上がりのタイヤTに対してタイヤユニフォミティなどの製品検査を行うものであり、一般にタイヤユニフォミティマシンと言われるものである。このようなタイヤ試験装置2は、例えば図1に示されるような構成となっている。
図1に模式的に示されるように、タイヤ試験装置2は、床面にやぐら状に設けられたフレーム3と、このフレーム3に取り付けられた上下1組のタイヤ軸4U、4Dと、これらのタイヤ軸4U、4Dに設けられてタイヤTを固定する上下1組のリム5U、5Dと、を備えている。これらのタイヤ軸4U、4Dは上下方向を向くタイヤ軸4U、4D回りに回転自在に配備されている。さらに、リム5U、5Dで固定されたタイヤTの側方には外周面に模擬路面が形成されたドラム(図示略)が備えられている。このドラムは、上下方向を向く軸回りに駆動回転できるようになっており、また水平に移動してタイヤTに模擬路面を接触できる構成となっている。
以降の説明において、図1の紙面の上下をタイヤ試験装置2を説明する際の上下という。
タイヤ試験装置2のタイヤ軸は、フレーム3の上側に設けられる上タイヤ軸4Uと、この上タイヤ軸4Uと同軸に配備されると共に下方に距離をあけて昇降自在に設けられる下タイヤ軸4Dとを有している。上タイヤ軸4Uの下端には上リム5Uが、また下タイヤ軸4Dの上端には下リム5Dが設けられており、上下タイヤ軸4U、4Dを互いに接近させることで上下リム5U、5D間にタイヤTを挟み込んで固定できるようになっている。
タイヤ軸5U、5D又はドラムには、走行中のタイヤTに発生する力を計測する荷重計測器などが設けられており、タイヤTのタイヤユニフォミティを計測できるようになっている。ところで、上述のようなタイヤ試験を行う際には、タイヤTを所定の空気圧に調整しておく必要がある。そこで、タイヤ試験装置2には、タイヤT内に圧縮空気を供給したりタイヤTから圧縮空気を排出したりしてタイヤT内の空気圧を調整する空気圧回路9(タイヤ空気充填機構1)が配備されている。
図1に示されるように、空気圧回路9は、空気供給源6からタイヤT内へ至る配管を備えており、上タイヤ軸4Uの内部を上下に貫通するように設けられた空気供給流路7の下側に開口した空気噴出口8でタイヤT内に連通している。空気圧回路9は空気供給流路7及び空気噴出口8を通じて圧縮空気をタイヤT内に流通できるようになっている。
図2に示されるように、空気圧回路9の基本構成は、空気供給源6で発生した圧縮空気を所定の空気圧に調整してタイヤTに供給するものである。空気圧回路9は、タイヤTに至る経路を2系統備えている。その1つはタイヤTを短時間で膨らましてタイヤTのビードをリムに押し付けるビードシート系統9bであり、もう1つがタイヤTを試験する際に用いられるテスト系統9tである。
なお、図2の空気圧回路9の基本構成図において、空気供給源6側を空気圧回路9を説明する際の上流側と、またタイヤT側を空気圧回路9を説明する際の下流側とする。この上流側及び下流側は、タイヤT内に圧縮空気を供給する際の圧縮空気の流れ(図中の矢印の方向)における上流側及び下流側と一致する。
これらの系統の配管については、ビードシート系統9bを介して流通される圧縮空気は400kPa程度の空気圧(ビード空気圧)に調整され、テスト系統9tを介して流通される圧縮空気はビードシート系統9bより低い200kPa程度の空気圧(テスト空気圧)に調整されている。これらのビードシート系統9bとテスト系統9tとは、空気供給源8からタイヤTに至る途中で分岐し、それぞれの空気圧に調整された後、再び1つの配管合流するようになっている。
次に、テスト系統9tとビードシート系統9bとについて詳しく説明する。
テスト系統9tの経路は、上流側から下流側に向かって順番に、空気供給源6、圧力調整弁10、給排弁11、切替弁12、遮断弁13、圧力検知部14を備えている。また、ビードシート系統9bの配管系路は、空気供給源6の下流側でテスト系統の配管から分岐し、ビード圧調整弁15でビード空気圧に調整された後、切替弁12でテスト系統9tと同じ配管に合流するようになっている。
空気供給源6は、図示していないコンプレッサなどで加圧された工場エアの供給源であり、ビードシート系統9bを通じてタイヤTを膨らませる際の空気圧(ビード空気圧)と同等か又は高圧の圧縮空気を発生させている。空気供給源6の下流側には、空気供給源6から流入するダストなどを捕集するエアフィルタ16が設けられており、またエアフィルタ16の下流側には空気供給源で発生する圧縮空気の圧力をチェックする圧力計17が設けられている。そして、テスト系統9tにおいては、この圧力計17の下流には圧力調整弁10が配備されている。
圧力調整弁10(テスト圧調整弁)は、空気供給源6から送られてきた圧縮空気を所定の圧力に調整する圧力レギュレータであり、空気供給源6の下流側で分岐したテスト系統9tの配管に設けられている。また、ビードシート系統9bの配管には、テスト圧調整弁10と同様な構成を備えたビード圧調整弁15が設けられている。
空気供給源6で発生した高圧の圧縮空気は、ビード圧調整弁15によってビード空気圧(例えば400kPa)に減圧し、テスト圧調整弁10によってテスト空気圧(例えば200kPa)に減圧している。
切替弁12は、圧縮空気の流路をテスト系統9t側とビードシート系統9b側とで切り替えて、タイヤT内の空気圧をビード空気圧とテスト空気圧とを切り替える。
本実施形態の切替弁12は、オン状態のときにビードシート系統9bの配管からタイヤT内にビード空気圧に圧力調整された圧縮空気が供給され、作動していない(オフ状態の)ときにテスト系統9tの配管からテスト空気圧に圧力調整された圧縮空気がタイヤT内に供給できるようになっている。
遮断弁13は、切替弁12の下流側に設けられた方向制御弁であり、弁を切り替えることで圧縮空気の流路を遮断して、遮断弁13の下流側のタイヤT内へ至る配管内に圧縮空気を封じ込めることができるようになっている。
給排弁11は、テスト圧調整弁10の下流側に設けられた方向制御弁であり、弁の切替によりタイヤTへの給気とタイヤからの排気(大気への放出)とを制御している。
また、圧力検知部として、給排弁11の下流側に設けられた空気圧センサを備えている。
上述したタイヤ試験装置2を用いれば、テスト圧調整弁10でタイヤT内に作用させる空気圧をテスト空気圧に圧力調整することができ、一定のテスト空気圧でタイヤ試験を行うことが可能となる。
ところが、解決しようとする課題において述べたように、上述したテスト圧調整弁10を用いても、タイヤT内の空気温度の低下に起因して、タイヤ試験中に圧力が低下することがある。
つまり、常温の圧縮空気がビード空気圧でタイヤTに流入する際、もともとタイヤT内に存在した空気は圧縮されて断熱圧縮により温度上昇し、タイヤT内の空気が高温になる。その後、ビード空気圧からテスト空気圧に移行するときにタイヤT内の空気の圧力は急激に下がり、断熱膨張によりタイヤT内空気の温度は低下する。しかし、圧縮空気をタイヤTに流入する時の温度上昇量の方がテスト空気圧への移行時の温度低下量より大きいために、タイヤT内の空気の最終温度は一般に常温であるタイヤTやリムの温度よりも高くなる。その結果、タイヤT内の空気圧も微小に変化する。
このようなタイヤT内の空気圧の微小な変化は0.5kPa〜1kPaと小さいものであり、圧力調整精度が±0.1%(例えば、1000kPaを定格とする圧力レギュレータの場合であれば1kPa程度)しかないテスト圧調整弁ではその調整は困難である。
そこで、本発明のタイヤ空気充填機構1は、タイヤT内へ空気を旋回させるように供給し、タイヤT内面と空気との間の熱伝達率を上げることで、タイヤT内の空気からタイヤTやリムへの熱移動を促進させ、可及的速やかにタイヤT内の空気の温度を常温へ近づけるようにするものである。
次に、本発明のタイヤ試験装置2に設けられるタイヤ空気充填機構1について、詳しく説明する。
図3A及び図3Bに示すように、第1実施形態のタイヤ空気充填機構1は、空気供給源6からタイヤT内に供給された空気を噴出する空気噴出口8がタイヤ軸に形成されている。
具体的には、タイヤ軸4Uの内部には、タイヤ軸4Uの軸心に沿って上下方向に延びる空気供給流路7が形成されており、空気供給流路7におけるタイヤTに対応した下端側には、タイヤT内に圧縮空気を噴出する空気噴出口8が水平方向を向くように形成されている。
この空気噴出口8は、タイヤ軸4Uの軸心回りに複数箇所(図例では4箇所)形成されており、それぞれの空気噴出口8からタイヤT内に圧縮空気を噴出可能とされている。また、第1実施形態のタイヤ空気充填機構1では、それぞれの空気噴出口8は、空気供給流路7の管壁に対して、この管壁の接線方向に沿うように形成されている。つまり、タイヤTの内周面上の一点(空気の吹き付け箇所)から見ると、空気噴出口8からの空気は、タイヤ軸4Uの軸心からではなく、空気供給流路7の流路径の分だけ、タイヤ軸4Uの軸心から少しずれた位置から噴出されてくることになる。そのため、第1実施形態の空気噴出口8から噴出される空気の向きは、空気の噴出方向を径方向に対して傾斜したものとなる。
このようにタイヤT内部の空気を旋回させれば、停止しているタイヤT内面と、空気噴出口8から噴出された空気との間に相対速度が生じる。その結果、供給された空気からタイヤTやリムへの熱伝達率を大きくすることができる。つまり、タイヤT内の空気が静止している場合は、熱伝達率は4 kcal/(m2・h・℃)となる。これに対して、タイヤT内の空気が流れている場合は、熱伝達率は10〜250 kcal/(m2・h・℃)と、大きく向上する。
それゆえ、タイヤT内に供給された空気は、ビードシート圧まで断熱圧縮される過程で高温となるが、この空気の熱はタイヤTやリムへ熱伝達し、温度が低下する。タイヤTやリム自体は熱容量が大きいために、温度の上昇量は僅かである。空気に旋回流を与えることにより、特に中心から離れたタイヤトレッド裏面の流速が高く、そこの空気の熱伝達率が高くなるために、従来のタイヤ空気が非旋回の時に比べて大きな温度低下が生じる。ビードシート圧からテスト圧に移行する際には、上述した空気噴出口8は空気を吐き出す口になるために、タイヤT内の空気に旋回は生じない。急激な空気の吐き出しによる断熱膨張により、タイヤT内空気温度は低下する。このとき、上述した熱伝達率が小さいと、タイヤT内の空気からタイヤTやリムへの熱移動が十分に促進せずに、タイヤT内の空気の温度が高いままとなるが、上述した旋回流を発生させタイヤTに対する熱移動を促進させることができれば、従来に比べてタイヤ内の温度は常温に近い状態となり、試験中のタイヤ温度の変化、これに対応する圧力の変化は小さくなる。
例えば、空気充填後のタイヤT内の空気圧と空気温度の変化を、第1実施形態のタイヤ空気充填機構1と、図7A及び図7Bに示すような従来のタイヤ空気充填機構とで比較すると、図6に示すようになる。
なお、この図6は、タイヤT内の空気圧をビードシート圧まで高めて、その後に空気を排出してテスト圧(200kPa)としたときに、タイヤT内の圧力及び温度がどのように変化するかを示したものである。その際、温度と圧力変化の関係が分かりやすい様に、テスト圧に移行した直後に上述した遮断弁13を閉じて、圧力調整弁10が動作しないようにした。
この図6から明らかなように、本実施形態では、ビードシート圧に高める際にタイヤT内の空気に旋回流を与えることにより、断熱圧縮により温度が上昇したタイヤT内の空気からタイヤTやリムへの熱移動が十分に促進し、空気を排出したときのタイヤT内の空気が従来よりも低い温度となり、ほぼ室温となるタイヤTやリムとの温度差は少なくなる。そのため、テスト圧(200kPa)近傍にセットされたタイヤT内の圧力の変化は少ない。
つまり、従来のタイヤ空気充填機構101に比べ、第1実施形態のタイヤ空気充填機構1では、タイヤT内の空気の温度上昇が抑制されており、タイヤ試験中に生じる空気圧の変動を抑えることができることがわかる。なお、実際の運転では圧力調整弁10を動作させるために、従来と本発明いずれにおいても図6の結果より圧力変化は小さくなるが、本発明の方が圧力変動はより小さくなることを確認している。それゆえ、第1実施形態のタイヤ空気充填機構1では、低コストでより精度の良いタイヤユニフォミティの計測が可能になる。
なお、上述した第1実施形態のタイヤ空気充填機構1において、さらなる旋回流を発生させることを意図する際には、空気供給流路7の内部(特に空気噴出口8の近傍)に、螺旋状にねじられたフィン体を設けるとよい。このフィン体としては、例えば上下方向に長い長方形の板体を、タイヤ軸4Uの軸心回りに捻ったものを用いるとよい。このようなフィン体を空気供給流路の内部に設ければ、空気供給流路7の内部を空気が螺旋状に旋回しながら移動するようになり、旋回している空気が勢いを保ったまま空気噴出口8に流れ込むので、空気噴出口8から噴出される空気の流れにより強く旋回流を生起することができるようになる。なお、上述したフィン体のねじり方向とタイヤT内での空気の旋回方向は、当然のことながら同じ方向とされる。
「第2実施形態」
次に、第2実施形態のタイヤ空気充填機構1について図を用いて説明する。
図4A及び図4Bに示すように、第2実施形態のタイヤ空気充填機構1は、空気噴出口8から径方向に噴出された空気の噴出方向を径方向に対して傾斜した向きに変向させる湾曲した管部材18が設けられたものとなっている。
具体的には、この管部材18は、上述した空気供給流路7から径外側に向かって伸びる中空の部材(チューブ)であり、内部に空気を流通可能とされている。この管部材18の内周側の端部は、タイヤ軸4Uに連結されており、空気供給流路7から空気を導入できるようになっている。また、管部材18の外周側の端部は、リム5Uより内周側に位置しており、リム5UへのタイヤT着脱において邪魔にならないようになっている。それぞれの管部材18の長手方向の中途側は水平方向に沿って湾曲しており、湾曲の角度はどの管部材18でも同じであり、また湾曲方向もどの管部材18でも同じとなっている。
つまり、第2実施形態の管部材18でも、タイヤTの内周面から見た空気の噴出方向は、管部材18の長さの分だけタイヤ軸4Uの軸心からオフセットされた位置となり、径方向(空気噴出口8とこの空気が噴出されるタイヤT内周面上の点を結んだ方向)に対して傾斜した向きに空気の噴出方向が変向されている。それゆえ、第2実施形態のタイヤ空気充填機構1でも、タイヤT内で空気を旋回させて、タイヤT内面と空気との間に相対速度が生じさせることができ、空気が静止している場合に比べて空気の熱伝達率を高めることができる。
「第3実施形態」
次に、第3実施形態のタイヤ空気充填機構1について図を用いて説明する。
図5A及び図5Bに示すように、第3実施形態のタイヤ空気充填機構1は、空気噴出口8から径方向に噴出された空気の噴出方向を径方向に対して傾斜した向きに変向させる変向板19が設けられたものとなっている。
具体的には、第3実施形態のタイヤ空気充填機構1が設けられるタイヤ軸4Uは、他の実施形態と同様に空気噴出口8を径方向に沿って形成したものであり、空気噴出口8からは径方向に空気が噴出されている。ただ、第3実施形態のタイヤ空気充填機構1では、上述した変向板19が空気噴出口8の径外側に設けられていて、径方向に沿って噴出された空気の流れを途中で変向するため、空気の噴出方向を径方向に対して傾斜した向きに変向させることができる。
つまり、この変向板19は、空気噴出口8が形成されたタイヤ軸4Uの外周面に覆い被さるように取り付けられた部材であり、周方向の一方に向かって開口している。そして、複数の空気噴出口8のそれぞれに設けられる変向板19が、開口方向を揃えて配備されることで、他の実施形態と同様にタイヤT内の空気に旋回流を形成可能となっている。
そのため、第3実施形態のタイヤ空気充填機構1でも、タイヤT内で空気を旋回させて、タイヤT内面と空気との間に相対速度が生じさせることができ、空気が静止している場合に比べて空気の熱伝達率を高めることができる。
なお、今回開示された実施形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。特に、今回開示された実施形態において、明示的に開示されていない事項、例えば、運転条件や操業条件、各種パラメータ、構成物の寸法、重量、体積などは、当業者が通常実施する範囲を逸脱するものではなく、通常の当業者であれば、容易に想定することが可能な値を採用している。
なお、上記実施形態では、タイヤ試験装置2として、タイヤユニフォミティ装置を用いて説明を行ったが、本発明のタイヤ空気充填機構1は、タイヤバランサや、転がり抵抗試験機、走行試験機、フラットベルト試験機などの、他の形式のタイヤ試験機に対しても適用できる。
1 タイヤ空気充填機構
2 タイヤ試験装置
3 フレーム
4U 上側のタイヤ軸
4D 下側のタイヤ軸
5U 上側のリム
5D 下側のリム
T タイヤ
6 空気供給源
7 空気供給流路
8 空気噴出口
9 空気圧回路
9b ビードシート系統
9t テスト系統
10 圧力調整弁(テスト圧調整弁)
11 給排弁
12 切替弁
13 遮断弁
14 圧力検知部
15 ビード圧調整弁
16 エアフィルタ
17 圧力計
18 管部材
19 変向板

Claims (5)

  1. タイヤ軸の先端に取り付けられた一対のリム間に装着されるタイヤに対して、当該タイヤの内部に空気を供給する空気供給源を備えたタイヤ試験装置のタイヤ空気充填機構であって、
    前記空気供給源からタイヤ内に供給された空気の噴出方向を、径方向に対して傾斜した方向とすることにより、
    前記空気供給源から供給された空気を前記タイヤ内において旋回させる構成とされていることを特徴とするタイヤ試験装置のタイヤ空気充填機構。
  2. 前記空気供給源からタイヤ内に供給された空気を噴出する空気噴出口が前記タイヤ軸に形成されており、
    前記空気噴出口が、径方向に対して傾斜する向きに形成されていることを特徴とする請求項1に記載のタイヤ試験装置のタイヤ空気充填機構。
  3. 前記空気噴出口から径方向に噴出された空気の噴出方向を径方向に対して傾斜した向きに変向させる湾曲した管部材が設けられていることを特徴とする請求項2に記載のタイヤ試験装置のタイヤ空気充填機構。
  4. 前記空気噴出口から径方向に噴出された空気の噴出方向を径方向に対して傾斜した向きに変向させる変向板が設けられていることを特徴とする請求項2または3に記載のタイヤ試験装置のタイヤ空気充填機構。
  5. 請求項1〜4のいずれかに記載のタイヤ空気充填機構を用いて、前記空気供給源から供給された空気を、径方向に対して傾斜した方向に噴出させることにより、前記タイヤの内部に空気を旋回させつつ供給することを特徴とするタイヤ試験装置のタイヤ空気充填方法。
JP2016019167A 2016-02-03 2016-02-03 タイヤ試験装置のタイヤ空気充填機構及びタイヤ空気充填方法 Active JP6657520B2 (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016019167A JP6657520B2 (ja) 2016-02-03 2016-02-03 タイヤ試験装置のタイヤ空気充填機構及びタイヤ空気充填方法
DE112017000638.4T DE112017000638B4 (de) 2016-02-03 2017-01-24 Reifenuniformitätstestvorrichtung und Reifenluftfüllverfahren
CN201780009282.3A CN108603815B (zh) 2016-02-03 2017-01-24 轮胎试验装置的轮胎空气填充机构及轮胎空气填充方法
PCT/JP2017/002262 WO2017135100A1 (ja) 2016-02-03 2017-01-24 タイヤ試験装置のタイヤ空気充填機構及びタイヤ空気充填方法
US16/074,221 US10718691B2 (en) 2016-02-03 2017-01-24 Tire air filling mechanism and tire air filling method for tire testing device

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016019167A JP6657520B2 (ja) 2016-02-03 2016-02-03 タイヤ試験装置のタイヤ空気充填機構及びタイヤ空気充填方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2017138195A true JP2017138195A (ja) 2017-08-10
JP6657520B2 JP6657520B2 (ja) 2020-03-04

Family

ID=59499748

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016019167A Active JP6657520B2 (ja) 2016-02-03 2016-02-03 タイヤ試験装置のタイヤ空気充填機構及びタイヤ空気充填方法

Country Status (5)

Country Link
US (1) US10718691B2 (ja)
JP (1) JP6657520B2 (ja)
CN (1) CN108603815B (ja)
DE (1) DE112017000638B4 (ja)
WO (1) WO2017135100A1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2018021159A1 (ja) 2016-07-28 2018-02-01 富士フイルム株式会社 インクジェット捺染方法、着色組成物、インクジェットインク、インクカートリッジ、及び染料ポリマー

Families Citing this family (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102016209325A1 (de) * 2016-05-30 2017-11-30 Zf Friedrichshafen Ag Prüfsystem zur Prüfung des Rollwiderstands mindestens eines Fahrzeugreifens sowie ein Verfahren zur Prüfung des Rollwiderstandes des Fahrzeugreifens
WO2019053893A1 (ja) * 2017-09-15 2019-03-21 大和製衡株式会社 タイヤ検査装置
EP4314016A1 (en) 2021-03-31 2024-02-07 Entrada Therapeutics, Inc. Cyclic cell penetrating peptides
IL308353A (en) 2021-05-10 2024-01-01 Entrada Therapeutics Inc Compositions and methods for modulating tissue distribution of intracellular therapies
WO2022240721A1 (en) 2021-05-10 2022-11-17 Entrada Therapeutics, Inc. Compositions and methods for modulating interferon regulatory factor-5 (irf-5) activity
WO2022240760A2 (en) 2021-05-10 2022-11-17 Entrada Therapeutics, Inc. COMPOSITIONS AND METHODS FOR MODULATING mRNA SPLICING
WO2022271818A1 (en) 2021-06-23 2022-12-29 Entrada Therapeutics, Inc. Antisense compounds and methods for targeting cug repeats
WO2023219933A1 (en) 2022-05-09 2023-11-16 Entrada Therapeutics, Inc. Compositions and methods for delivery of nucleic acid therapeutics

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01310914A (ja) * 1988-06-09 1989-12-15 Bridgestone Corp ポストキュアインフレータ
JP2003326610A (ja) * 2002-05-10 2003-11-19 Yokohama Rubber Co Ltd:The タイヤ加硫成形後における後加硫・タイヤ仕上げ・測定方法及びその装置
JP2008137286A (ja) * 2006-12-01 2008-06-19 Bridgestone Corp 空気入りタイヤのユニフォーミティ調整方法及びユニフォーミティ調整装置
JP2012018109A (ja) * 2010-07-09 2012-01-26 Yokohama Rubber Co Ltd:The タイヤ水圧試験装置およびタイヤ水圧試験方法
JP2013121684A (ja) * 2011-12-11 2013-06-20 Yokohama Rubber Co Ltd:The 空気入りタイヤの製造方法
CN205002973U (zh) * 2015-09-17 2016-01-27 青岛科技大学 轮胎均匀性试验机传感器的校准机构及轮胎均匀性试验机

Family Cites Families (25)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3724137A (en) * 1967-02-01 1973-04-03 Gen Tire & Rubber Co Means for correcting non-uniformity in tires
JPH0650057B2 (ja) 1985-08-23 1994-06-29 三菱自動車工業株式会社 スワ−ル制御装置
US4702287A (en) 1986-08-22 1987-10-27 Eagle-Picher Industries, Inc. Method and apparatus for controlling the automatic inflation of tires for testing
US5291776A (en) 1992-04-13 1994-03-08 Akron Special Machinery Tire inflation regulator for tire uniformity machine
US6698482B2 (en) * 2002-07-01 2004-03-02 Equalaire Systems, Inc. Rotary air connection with bearing for tire inflation system
US20050194079A1 (en) * 2004-03-08 2005-09-08 Equalaire Systems, Inc. Easy maintenance automatic tire inflation system
CN101832868B (zh) 2004-05-14 2012-09-26 株式会社神户制钢所 轮胎测试机以及用于轮胎测试机的跳动测量方法
JP5059075B2 (ja) 2009-09-28 2012-10-24 株式会社神戸製鋼所 タイヤ試験装置の空気圧回路、タイヤ試験装置及びタイヤ試験方法
JP5357081B2 (ja) * 2010-02-19 2013-12-04 三菱重工マシナリーテクノロジー株式会社 タイヤ試験機のタイヤインフレート方法
DE202010008453U1 (de) * 2010-09-06 2010-11-04 Ptg Reifendruckregelsysteme Gmbh Reifendruckregelanlage für ein Kraftfahrzeug sowie Drehdurchführung
US8746305B2 (en) * 2011-06-15 2014-06-10 Arvinmeritor Technology, Llc Rotating seal assembly for tire inflation system
CZ2011757A3 (cs) * 2011-11-22 2013-05-29 Sithold S.R.O Zarízení pro udrzování a zmenu tlaku v pneumatice
JP5851848B2 (ja) * 2012-01-12 2016-02-03 三菱重工マシナリーテクノロジー株式会社 タイヤ試験装置
US9221308B2 (en) * 2012-02-06 2015-12-29 Stemco Lp Central tire inflation system rotary air union
DE102013105890A1 (de) * 2013-06-07 2014-12-11 Claas Selbstfahrende Erntemaschinen Gmbh Drehdurchführung
GB201315391D0 (en) * 2013-08-29 2013-10-16 Agco Int Gmbh Tyre pressure control system
GB201315426D0 (en) * 2013-08-29 2013-10-16 Agco Int Gmbh Tyre inflation control arrangement
WO2015195998A1 (en) * 2014-06-20 2015-12-23 Dana Heavy Vehicle Systems Group, Llc Rotary joint assembly
JP6214483B2 (ja) 2014-07-09 2017-10-18 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 画像形成装置及び画像形成システム
CN104458286A (zh) 2014-12-10 2015-03-25 吉林大学 测试轮胎高频力学特性的试验台及方法
US10220657B2 (en) * 2016-02-29 2019-03-05 AGCO Incorporated GmbH Tire inflation control arrangement
US10465810B2 (en) * 2016-09-27 2019-11-05 Wabash National, L.P. Integrated tire inflation valve
DE102017211574A1 (de) * 2017-07-06 2019-01-10 Deere & Company Drehdurchführung für eine Reifenfüllanlage
CN208232723U (zh) * 2017-12-26 2018-12-14 万适优股份有限公司 气门嘴结构与应用其的胎压检测系统
US20190329602A1 (en) * 2018-04-27 2019-10-31 GM Global Technology Operations LLC Central tire inflation system

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01310914A (ja) * 1988-06-09 1989-12-15 Bridgestone Corp ポストキュアインフレータ
JP2003326610A (ja) * 2002-05-10 2003-11-19 Yokohama Rubber Co Ltd:The タイヤ加硫成形後における後加硫・タイヤ仕上げ・測定方法及びその装置
JP2008137286A (ja) * 2006-12-01 2008-06-19 Bridgestone Corp 空気入りタイヤのユニフォーミティ調整方法及びユニフォーミティ調整装置
JP2012018109A (ja) * 2010-07-09 2012-01-26 Yokohama Rubber Co Ltd:The タイヤ水圧試験装置およびタイヤ水圧試験方法
JP2013121684A (ja) * 2011-12-11 2013-06-20 Yokohama Rubber Co Ltd:The 空気入りタイヤの製造方法
CN205002973U (zh) * 2015-09-17 2016-01-27 青岛科技大学 轮胎均匀性试验机传感器的校准机构及轮胎均匀性试验机

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2018021159A1 (ja) 2016-07-28 2018-02-01 富士フイルム株式会社 インクジェット捺染方法、着色組成物、インクジェットインク、インクカートリッジ、及び染料ポリマー

Also Published As

Publication number Publication date
DE112017000638T5 (de) 2018-10-31
JP6657520B2 (ja) 2020-03-04
WO2017135100A1 (ja) 2017-08-10
CN108603815B (zh) 2020-12-29
US10718691B2 (en) 2020-07-21
DE112017000638B4 (de) 2022-07-21
CN108603815A (zh) 2018-09-28
US20200041384A1 (en) 2020-02-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
WO2017135100A1 (ja) タイヤ試験装置のタイヤ空気充填機構及びタイヤ空気充填方法
JP4979740B2 (ja) タイヤ試験装置の空気圧回路、タイヤ試験装置及びタイヤ試験方法
EP1384981B1 (en) Method of and system for sensing air leaks in at least one tire mounted in a tire testing machine
CN103842792B (zh) 轮胎均匀度试验装置及轮胎均匀度试验方法
KR20100068285A (ko) 합성수지제 병의 핀홀 검사 방법 및 핀홀 검사기
JP5777129B2 (ja) ロールを冷却するための方法及び装置
JP5059075B2 (ja) タイヤ試験装置の空気圧回路、タイヤ試験装置及びタイヤ試験方法
WO2016031443A1 (ja) タイヤユニフォミティ試験機及びタイヤユニフォミティ測定方法
CN105074415A (zh) 用于轮胎测试装置的空气压力回路
JP2016513265A (ja) フルイディック幾何学的形状測定方法及び装置
US3995473A (en) Inspection head
JP6906748B2 (ja) インフレート設備およびガス漏れ検知方法
JP5014409B2 (ja) タイヤ試験装置の空気圧回路、タイヤ試験装置及びタイヤ試験方法
JP5642040B2 (ja) タイヤユニフォミティ試験装置及びタイヤユニフォミティ試験方法
US11047880B2 (en) Probing device
WO2018031440A1 (en) Method of extended thermodynamic turbine mapping via compressor inlet throttling
CN1967201B (zh) 用于检测模制泡沫部件的质量的装置和方法
JP2003033977A (ja) タイヤ製造工程におけるブラダー外径制御方法及びその装置
JP5631290B2 (ja) タイヤユニフォミティ試験装置及びタイヤユニフォミティ試験方法
JP6611077B2 (ja) Fv測定装置およびfv測定方法
US11454564B2 (en) Gas sensor fault detection device, gas sensor fault detection system, and gas sensor fault detection method
JP5067552B2 (ja) 自己診断機能付きピンホール検査機
JP4464728B2 (ja) 貫通穴検査方法及びその装置
JP2018062148A (ja) タイヤ加硫用ブラダー試験装置及びタイヤ加硫用ブラダーの試験方法、並びにタイヤ加硫用ブラダー

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20160203

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20181203

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20190827

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20191017

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20200107

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20200114

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6657520

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150