JP2017137981A - 回転変速システム - Google Patents

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Abstract

【課題】エンジン側及び回転機器側の両方に電磁クラッチが設けられた回転変速システムを提供すること。
【解決手段】回転変速システム1は、エンジン7の回転出力によって回転する駆動側回転機構2と、駆動側回転機構2によって従動回転して回転機器8を動作させる従動側回転機構3とを備える。駆動側回転機構2は、回転軸20、第1回転体21、第2回転体22、駆動側コイル23及び駆動側アーマチュア242を備える。従動側回転機構3は、第1従動回転体31、第2従動回転体32、従動側コイル33及び従動側アーマチュア342を備える。回転変速システム1は、従動側コイル33に通電して、回転機器8の従動回転軸81を第1回転速度で回転させる一方、駆動側コイル23に通電して、従動回転軸81を第2回転速度で回転させる。
【選択図】図1

Description

本発明は、エンジンの回転出力を利用して、回転機器を2段階に変速させて回転させる回転変速システムに関する。
GHP(ガスヒートポンプ)等においては、エンジンの回転出力を利用して、空調機器における圧縮機を作動させることが行われている。一般的に、圧縮機は、エンジンの回転速度に比例する回転速度で作動させており、圧縮機の回転速度を変速することは行われていない。一方、特許文献1においては、圧縮機の入力回転軸に電磁クラッチを設け、エンジンの回転出力を、電磁クラッチを介して圧縮機に伝達することにより、回転動力の伝達とこの伝達の遮断とを切り替えることが記載されている。また、特許文献2においては、圧縮機の回転入力部に変速手段としての電磁クラッチを設け、この電磁クラッチによって、エンジンの回転速度に対する圧縮機の回転速度を変速することが記載されている。
実開平5−27360号公報 特開平7−269982号公報
しかしながら、特許文献1、2等においては、圧縮機側に電磁クラッチを設ける工夫が記載されているのみであり、エンジン側に電磁クラッチを設ける工夫については何ら記載されていない。また、特許文献1においては、圧縮機側における電磁クラッチの構造が具体的に記載されているのみである。そして、エンジンの回転出力を圧縮機に伝達する際に、エンジン側における構造をどのようにするかについては何ら具体的に記載されていない。また、特許文献2においては、圧縮機の回転軸に対して外径が異なる2つのプーリが設けられており、各プーリを圧縮機の回転軸に連結するか否かを、各プーリに対向して設けられた各クラッチによって切り換えることしか記載されていない。
そのため、エンジン側及び回転機器側の両方に電磁クラッチが設けられた具体的な回転変速システムの構造は何ら知られていない。
本発明は、かかる課題に鑑みてなされたもので、エンジン側及び回転機器側の両方に電磁クラッチが設けられた回転変速システムを提供しようとして得られたものである。
本発明の一態様は、エンジンの回転出力によって回転する駆動側回転機構と、該駆動側回転機構によって従動回転する従動側回転機構とを備え、該従動側回転機構によって動作する回転機器を2段階に変速させる回転変速システムであって、
上記駆動側回転機構は、
上記エンジンのクランク軸に連結されたフライホイールの、上記クランク軸が連結された側とは反対側に連結される回転軸と、
該回転軸に同心状に取り付けられた第1回転体と、
上記回転軸に軸受を介して同心状に取り付けられた第2回転体と、
該第2回転体の内側において該第2回転体又は上記回転軸に軸受を介して取り付けられるとともに、該第2回転体又は該回転軸と共に回転することが阻止された駆動側コイルと、
上記第1回転体又は上記回転軸に取り付けられ、上記駆動側コイルが通電される際に上記第2回転体を上記第1回転体に連結させる駆動側アーマチュアと、を備えており、
上記従動側回転機構は、
上記回転機器の従動回転軸に同心状に配置され、上記第1回転体と共に回転する第1従動回転体と、
上記従動回転軸に同心状に配置され、上記第2回転体と共に回転する第2従動回転体と、
上記第1従動回転体の内側において上記回転機器の非回転部位に取り付けられ、又は上記第1従動回転体の内側において軸受を介して該第1従動回転体もしくは上記従動回転軸に取り付けられて該第1従動回転体もしくは該従動回転軸と共に回転することが阻止された従動側コイルと、
上記第2従動回転体又は上記従動回転軸に取り付けられ、上記従動側コイルが通電される際に上記第1従動回転体を上記第2従動回転体に連結させる従動側アーマチュアと、を備えており、
上記第1回転体の外径A1と上記第1従動回転体の外径B1との比A1/B1と、上記第2回転体の外径A2と上記第2従動回転体の外径B2との比A2/B2とは、互いに異なっており、
上記駆動側コイルが通電されない状態で上記従動側コイルが通電され、上記フライホイールの回転を受けて上記回転軸及び上記第1回転体が回転するとともに、該第1回転体の回転を受けて上記第1従動回転体及び上記第2従動回転体が従動回転して、上記従動回転軸を第1回転速度で回転させる第1回転状態と、
上記従動側コイルが通電されない状態で上記駆動側コイルが通電され、上記フライホイールの回転を受けて上記回転軸、上記第1回転体及び上記第2回転体が回転するとともに、該第2回転体の回転を受けて上記第2従動回転体が従動回転して、上記従動回転軸を第2回転速度で回転させる第2回転状態と、に切換え可能である、回転変速システムにある。
上記回転変速システムにおいては、エンジン側に位置する駆動側回転機構と、回転機器側に位置する従動側回転機構との両方に、電磁クラッチを構成するコイル及びクラッチが配置されている。このようなエンジン側及び回転機器側の両方に電磁クラッチが設けられた構造は、従来にはない新たな構造である。そして、回転変速システムにおいては、回転機器を2段階に変速させる具体的な構造を示す。
回転変速システムは、駆動側コイル及び従動側コイルへの通電の有無によって、第1回転状態と第2回転状態とに切換え可能である。
駆動側コイルが通電(励磁)されない状態で従動側コイルが通電(励磁)されるときには、第1回転状態が形成される。この第1回転状態においては、駆動側アーマチュアが駆動側コイルによる電磁吸引力を受けず、第2回転体が第1回転体と分離された状態にある。また、第1回転状態においては、従動側アーマチュアが従動側コイルによる電磁吸引力を受け、第1従動回転体が第2従動回転体と連結された状態にある。
これにより、第1回転状態においては、フライホイールの回転を受けて回転軸及び第1回転体が回転するとともに、第1回転体の回転を受けて、第1従動回転体、第2従動回転体及び従動回転軸が従動回転する。そして、回転機器の従動回転軸は、第1回転体の外径A1と第1従動回転体の外径B1との比A1/B1によって定まる第1回転速度で回転することになる。
ところで、第2従動回転体が回転するときには、第2従動回転体と共に第2回転体も回転することになる。このとき、第2回転体は、第1回転体と分離されており、第1回転体及び回転軸に対して空転することになる。そのため、第2回転体が回転することによる弊害は生じない。
一方、従動側コイルが通電(励磁)されない状態で駆動側コイルが通電(励磁)されるときには、第2回転状態が形成される。この第2回転状態においては、駆動側アーマチュアが駆動側コイルによる電磁吸引力を受け、第2回転体が第1回転体と連結された状態にある。また、第2回転状態においては、従動側アーマチュアが従動側コイルによる電磁吸引力を受けず、第1従動回転体が第2従動回転体と分離された状態にある。
これにより、第2回転状態においては、フライホイールの回転を受けて回転軸、第1回転体及び第2回転体が回転するとともに、第2回転体の回転を受けて第2従動回転体及び従動回転軸が従動回転する。そして、回転機器の従動回転軸は、第2回転体の外径A2と第2従動回転体の外径B2との比A2/B2によって定まる第2回転速度で回転することになる。
ところで、第1回転体が回転するときには、第1回転体と共に第1従動回転体も回転することになる。このとき、第1従動回転体は、第2従動回転体と分離されており、第2従動回転体及び従動回転軸に対して空転することになる。そのため、第1従動回転体が回転することによる弊害は生じない。
このように、エンジン側及び回転機器側の両方に、コイル及びクラッチによる電磁クラッチが設けられた回転変速システムは、従動回転軸を従動回転させるときに不要になる回転体は空転させるといった工夫により、従来にはない新たな構造を提供することができる。そして、回転変速システムによれば、エンジン側及び回転機器側の両方に電磁クラッチが設けられた具体的な回転変速システムを形成することができる。
実施形態1にかかる、第1回転状態にある回転変速システムを示す断面説明図。 実施形態1にかかる、第2回転状態にある回転変速システムを示す断面説明図。 実施形態1にかかる、駆動側回転機構を示す断面説明図。 実施形態1にかかる、従動側回転機構を示す断面説明図。 実施形態2にかかる、回転変速システムを模式的に示す断面説明図。 実施形態2にかかる、他の回転変速システムを模式的に示す断面説明図。 実施形態2にかかる、他の回転変速システムを模式的に示す断面説明図。
上述した回転変速システムにかかる好ましい実施形態について、図面を参照して説明する。
(実施形態1)
回転変速システム1は、図1、図2に示すように、エンジン7の回転出力によって回転する駆動側回転機構2と、駆動側回転機構2によって従動回転する従動側回転機構3とを備え、従動側回転機構3によって動作する回転機器8を2段階に変速させるものである。
駆動側回転機構2は、図3に示すように、回転軸20、第1回転体21、第2回転体22、駆動側コイル23及び駆動側アーマチュア242を備える。
回転軸20は、エンジン7のクランク軸71に連結されたフライホイール72の、クランク軸71が連結された側とは反対側に連結される。第1回転体21は、回転軸20に同心状に取り付けられたプーリである。第2回転体22は、回転軸20に軸受226を介して同心状に取り付けられたプーリである。駆動側コイル23は、第2回転体22の内側において回転軸20に軸受236を介して取り付けられるとともに、回転軸20と共に回転することが阻止されている。駆動側アーマチュア242は、第1回転体21及び回転軸20に取り付けられており、駆動側コイル23が通電される際に第2回転体22を第1回転体21及び回転軸20に連結させるものである。
従動側回転機構3は、図4に示すように、第1従動回転体31、第2従動回転体32、従動側コイル33及び従動側アーマチュア342を備える。
第1従動回転体31は、回転機器8の従動回転軸81に同心状に配置されており、第1回転体21と共に回転するプーリである。第2従動回転体32は、従動回転軸81に同心状に配置されており、第2回転体22と共に回転するプーリである。従動側コイル33は、第1従動回転体31の内側において、回転機器8の非回転部位80に取り付けられており、第1従動回転体31と共に回転することが阻止されている。従動側アーマチュア342は、第2従動回転体32に取り付けられており、従動側コイル33が通電される際に第1従動回転体31を第2従動回転体32に連結させるものである。
図1に示すように、第1回転体21の外径A1と第1従動回転体31の外径B1との比A1/B1と、第2回転体22の外径A2と第2従動回転体32の外径B2との比A2/B2とは、互いに異なっている。回転変速システム1は、図1に示すように、回転機器8の従動回転軸81を第1回転速度で回転させる第1回転状態X1と、図2に示すように、回転機器8の従動回転軸81を第2回転速度で回転させる第2回転状態X2とに切換え可能である。
第1回転状態X1においては、図1に示すように、駆動側コイル23が通電されない状態で従動側コイル33が通電され、フライホイール72の回転を受けて回転軸20及び第1回転体21が回転するとともに、第1回転体21の回転を受けて第1従動回転体31、第2従動回転体32及び従動回転軸81が第1回転速度で従動回転する。第2回転状態X2においては、図2に示すように、従動側コイル33が通電されない状態で駆動側コイル23が通電され、フライホイール72の回転を受けて回転軸20、第1回転体21及び第2回転体22が回転するとともに、第2回転体22の回転を受けて第2従動回転体32及び従動回転軸81が第2回転速度で従動回転する。
以下に、本形態の回転変速システム1についてさらに詳説する。
図1、図2に示すように、駆動側回転機構2を設けるエンジン7は、ガスを燃料として動作するガスエンジンである。回転変速システム1は、ガスエンジンによって冷暖房の空調を行うGHP(ガスヒートポンプ)において使用される。駆動側回転機構2は、エンジン7側に設けられており、従動側回転機構3は、回転機器8側に設けられている。駆動側回転機構2と従動側回転機構3とによる回転変速システム1は、エンジン7の回転出力(フライホイール72の回転)を利用して、回転機器8としての、ヒートポンプ(空調機器)における圧縮機を作動させるものである。
フライホイール72は、弾み車ともいい、円盤形状に形成されており、エンジン7の回転速度を安定化させる等の目的でクランク軸71に設けられている。また、フライホールは歯車として形成されており、その外周の歯面には、エンジン7のスタータの回転軸20に設けられた歯車の歯面が噛み合うことが可能である。回転軸20は、フライホイール72の中心部において、フライホイール72と同心状に連結されている。回転軸20の基端部には、フランジ部201が設けられており、フランジ部201は、ボルトによってフライホイール72に取り付けられている。
まず、駆動側回転機構2の各要素について説明する。
図3に示すように、第1回転体21は、ボルトによって、回転軸20の先端部に直接連結されている。第1回転体21は、円盤形状の円盤部211と、円盤部211の外周部分において、回転軸20の軸線方向に平行に設けられた動力伝達部212とを有している。回転軸20の先端部には、最も縮径した中心軸部202が形成されており、中心軸部202は、第1回転体21の円盤部211の中心に形成された中心穴213に挿入されている。これにより、回転軸20と第1回転体21との芯出しが行われている。
第2回転体22は、回転軸20における、第1回転体21とフライホイール72との間の部位に取り付けられている。第2回転体22は、回転軸20の外周において、回転軸20との間に軸受226を介して取り付けられている。軸受226は、ベアリングを用いた転がり軸受である。第2回転体22は、円盤形状の円盤部221と、円盤部221の外周部分において、回転軸20の軸線方向に平行に設けられた動力伝達部222と、円盤部221の内周部分において、軸受226に取り付けるために軸線方向に平行に設けられた取付部223とを有している。また、円盤部221における、取付部223の外周側の位置には、軸線方向に平行な突起部224が設けられている。取付部223と突起部224との間には、駆動側コイル23を収容するための収容凹部225が形成されている。
第1回転体21及び第2回転体22は、外周にベルトが掛け渡されるプーリとして形成されている。
同図に示すように、駆動側コイル23は、第2回転体22における、収容凹部225に収容されるフィールドコア232内に収容されている。駆動側コイル23が収容されたフィールドコア232は、回転軸20の外周において、回転軸20との間に軸受236を介して取り付けられている。軸受236は、ベアリングを用いた転がり軸受である。駆動側コイル23の通電線231は、フィールドコア232に設けられた貫通孔を介してフィールドコア232の外部に引き出されている。なお、駆動側コイル23が収容されたフィールドコア232は、第2回転体22に対して軸受を介して取り付けることもできる。また、エンジン7の制御装置による制御を受けて、駆動側コイル23への通電及び通電の遮断が行われる。
駆動側回転機構2においては、駆動側コイル23とクラッチ部24とによって電磁クラッチが形成されている。クラッチ部24は、回転軸20及び第1回転体21の少なくとも一方に取り付けられたアーマチュアハブ243と、アーマチュアハブ243に取り付けられた板ばね241と、板ばね241に連結されて第2回転体22の円盤部221と対面して配置された駆動側アーマチュア242とを有している。
アーマチュアハブ243は、回転軸20の先端部と第1回転体21の円盤部211との間に挟持されて、回転軸20及び第1回転体21に取り付けられている。板ばね241は、可撓性を有する板部材によって形成されている。駆動側アーマチュア242は、第2回転体22の円盤部221を間に挟んで、駆動側コイル23と対向する位置に配置されている。駆動側アーマチュア242は、駆動側コイル23に通電が行われたときに、駆動側コイル23による電磁吸引力を受けて第2回転体22の円盤部221に吸着可能である。第2回転体22の円盤部221及び駆動側アーマチュア242は、駆動側コイル23による磁界の影響を受けて磁化される軟磁性材料によって形成されている。
駆動側コイル23が励磁されていない状態においては、第2回転体22の円盤部221と駆動側アーマチュア242との間に間隙が形成されている。これにより、第1回転体21と第2回転体22とが切り離された状態が形成される。一方、通電によって駆動側コイル23が励磁されるときには、板ばね241が撓みながら駆動側アーマチュア242が第2回転体22の円盤部221に吸着される。これにより、第1回転体21と第2回転体22とが連結される。
図3に示すように、駆動側コイル23は、第2回転体22と共に回転することが、駆動側回転止め部材25によって阻止されている。駆動側回転止め部材25は、第2回転体22とフライホイール72との隙間を介して配置されている。駆動側回転止め部材25は、駆動側コイル23のフィールドコア232と、エンジン7の非回転部位70とを連結する。
駆動側回転止め部材25は、必要に応じて屈曲された棒形状の部材によって形成されている。駆動側回転止め部材25は、第2回転体22に対する駆動側コイル23の共回りを阻止できる部材であればよく、大きな剛性は必要とされない。駆動側回転止め部材25の一端は、駆動側コイル23が収容されたフィールドコア232に取り付けられており、駆動側回転止め部材25の他端は、エンジン7の非回転部位70としてのエンジンブロック、シリンダヘッド又はシリンダヘッドカバーに取り付けられている。駆動側回転止め部材25の他端は、エンジン7が設置される架台等に取り付けることもできる。
同図に示すように、駆動側コイル23の通電線231における、第2回転体22とフライホイール72との間に配置される部分は、駆動側回転止め部材25に沿って配線されている。駆動側回転止め部材25は、駆動側コイル23の回転止めをする機能の他に、駆動側コイル23の通電線231を配線するためのガイドをする機能も有している。そして、駆動側回転止め部材25によって、フライホイール72と第2回転体22との間における、駆動側コイル23の通電線231を保持することができる。
次に、従動側回転機構3の各要素について説明する。
本形態の回転変速システム1においては、図1、図2に示すように、エンジン7から回転軸20が突出する方向(フライホイール72に対して回転軸20が突出する方向)と、回転機器8から従動回転軸81が突出する方向とが互いに逆になっている。
図4に示すように、従動側回転機構3は、回転機器8の従動回転軸81の外周側に同心状に配置された円筒状のハウジングノーズ36を有している。ハウジングノーズ36は、回転機器8の非回転部位80としてのハウジングに取り付けられている。
第1従動回転体31は、ハウジングノーズ36の外周に軸受316を介して同心状に取り付けられている。第1従動回転体31は、軸受316を取り付けるために従動回転軸81の軸線方向に平行に設けられた取付部313と、取付部313における先端側の端部から軸線方向に垂直に設けられた円盤形状の円盤部311と、円盤部311の外周部分において、取付部313と対向して回転軸20の軸線方向に平行に設けられた動力伝達部312とを有している。取付部313と動力伝達部312との間には、従動側コイル33を収容するための収容凹部315が形成されている。軸受316は、ベアリングを用いた転がり軸受である。
同図に示すように、第2従動回転体32は、ハウジングノーズ36の外周に軸受326を介して同心状に取り付けられている。第2従動回転体32は、軸受326を取り付けるために従動回転軸81の軸線方向に平行に設けられた取付部323と、取付部323から軸線方向に垂直に設けられた円盤形状の円盤部321と、円盤部321の外周部分において、回転軸20の軸線方向に平行に設けられた動力伝達部322とを有している。第2従動回転体32は、ボルトによって、連結部材327を介して従動回転軸81の先端部に直接連結されている。軸受326は、ベアリングを用いた転がり軸受である。
第1従動回転体31及び第2従動回転体32は、外周にベルトが掛け渡されるプーリとして形成されている。
従動側コイル33は、第1従動回転体31における、収容凹部315に収容されるフィールドコア332内に収容されている。従動側コイル33が収容されたフィールドコア332は、回転機器8の非回転部位80としてのハウジングに取り付けられている。従動側コイル33の通電線331は、フィールドコア332に設けられた貫通孔を介してフィールドコア332の外部に引き出されている。また、エンジン7の制御装置による制御を受けて、従動側コイル33への通電及び通電の遮断が行われる。
図4に示すように、従動側回転機構3においては、従動側コイル33とクラッチ部34とによって電磁クラッチが形成されている。クラッチ部34は、第2従動回転体32の円盤部321に取り付けられた板ばね341と、板ばね341に連結されて第1従動回転体31の円盤部311と対面して配置された従動側アーマチュア342とを有している。板ばね341は、可撓性を有する板部材によって形成されている。従動側アーマチュア342は、第1従動回転体31の円盤部311を間に挟んで、従動側コイル33と対向する位置に配置されている。
従動側アーマチュア342は、従動側コイル33に通電が行われたときに、従動側コイル33による電磁吸引力を受けて第1従動回転体31の円盤部311に吸着可能である。第1従動回転体31の円盤部311及び従動側アーマチュア342は、従動側コイル33による磁界の影響を受けて磁化される軟磁性材料によって形成されている。
従動側コイル33が励磁されていない状態においては、第1従動回転体31の円盤部311と従動側アーマチュア342との間に間隙が形成されている。これにより、第1従動回転体31と第2従動回転体32とが切り離された状態が形成される。一方、通電によって従動側コイル33が励磁されるときには、板ばね341が撓みながら従動側アーマチュア342が第1従動回転体31の円盤部311に吸着される。これにより、第1従動回転体31と第2従動回転体32とが連結される。
図1、図2に示すように、第1回転体21の動力伝達部212の外周と第1従動回転体31の動力伝達部312の外周とには、第1ベルト41が掛け渡されている。そして、第1回転体21と第1従動回転体31とは一体的に回転する。また、第2回転体22の動力伝達部222の外周と第2従動回転体32の動力伝達部322の外周とには、第2ベルト42が掛け渡されている。そして、第2回転体22と第2従動回転体32とは一体的に回転する。
なお、第1回転体21、第1従動回転体31、第2回転体22及び第2従動回転体32は、プーリ以外にも、例えば、スプロケットとして形成することも可能である。この場合には、各ベルト41、42に代えて、チェーンが用いられる。
本形態においては、図1に示すように、第1回転体21の動力伝達部211の外径A1を第2回転体22の動力伝達部222の外径A2よりも小さくしている。また、第1従動回転体31の動力伝達部312の外径B1と第2従動回転体32の動力伝達部322の外径B2とはほぼ同じにしている。そして、第1回転体21の動力伝達部212の外径A1と第1従動回転体31の動力伝達部312の外径B1との比A1/B1は、第2回転体22の動力伝達部222の外径A2と第2従動回転体32の動力伝達部322の外径B2との比A2/B2よりも小さい。そして、回転機器8の従動回転軸81の第1回転速度は、従動回転軸81の第2回転速度よりも遅くなる。なお、外径A1、A2、B1、B2の大きさは、必要に応じて任意に変更することができる。そして、従動回転軸81の第1回転速度は、従動回転軸81の第2回転速度よりも速くすることもできる。
次に、回転変速システム1の制御動作について説明する。
回転変速システム1は、エンジン7の制御装置による制御を受け、駆動側コイル23及び従動側コイル33への通電の有無によって、第1回転状態X1と第2回転状態X2とに切換え可能である。
図1に示すように、駆動側コイル23が通電されない状態で従動側コイル33が通電されるときには、第1回転状態X1が形成される。この第1回転状態X1においては、駆動側アーマチュア242が駆動側コイル23による電磁吸引力を受けず、第2回転体22が第1回転体21と分離された状態にある。また、第1回転状態X1においては、従動側アーマチュア342が従動側コイル33による電磁吸引力を受け、第1従動回転体31が第2従動回転体32と連結された状態にある。
これにより、第1回転状態X1においては、フライホイール72の回転を受けて回転軸20及び第1回転体21が回転するとともに、第1ベルト41を介して第1回転体21と連結された第1従動回転体31が回転する。また、第1従動回転体31に従動側アーマチュア342によって連結された第2従動回転体32が回転し、第2従動回転体32が取り付けられた従動回転軸81が回転する。そして、回転機器8の従動回転軸81は、第1回転体21の動力伝達部212の外径A1と第1従動回転体31の動力伝達部312の外径B1との比A1/B1によって定まる第1回転速度で回転することになる。
ところで、第2従動回転体32が回転するときには、第2ベルト42を介して第2従動回転体32と連結された第2回転体22も回転することになる。このとき、第2回転体22は、駆動側アーマチュア242によって第1回転体21と分離されている。これにより、第2回転体22は、第1回転体21及び回転軸20に対して、外径の比A1/B1と外径の比A2/B2との大きさの差に応じた回転速度で、空転することになる。そのため、第2回転体22が回転することによる弊害は生じない。
一方、図2に示すように、従動側コイル33が通電されない状態で駆動側コイル23が通電される状態においては、第2回転状態X2が形成される。この第2回転状態X2においては、駆動側アーマチュア242が駆動側コイル23による電磁吸引力を受け、第2回転体22が第1回転体21と連結された状態にある。また、第2回転状態X2においては、従動側アーマチュア342が従動側コイル33による電磁吸引力を受けず、第1従動回転体31が第2従動回転体32と分離された状態にある。
これにより、第2回転状態X2においては、フライホイール72の回転を受けて回転軸20及び第1回転体21が回転するとともに、第1回転体21に駆動側アーマチュア242によって連結された第2回転体22が回転する。また、第2回転体22の回転を受けて、第2ベルト42を介して第2回転体22に連結された第2従動回転体32が回転し、第2従動回転体32が取り付けられた従動回転軸81が回転する。そして、回転機器8の従動回転軸81は、第2回転体22の動力伝達部222の外径A2と第2従動回転体32の動力伝達部322の外径B2との比A2/B2によって定まる第2回転速度で回転することになる。
ところで、第1回転体21が回転するときには、第1ベルト41を介して第1回転体21と連結された第1従動回転体31も回転することになる。このとき、第1従動回転体31は、従動側アーマチュア342によって第2従動回転体32と分離されている。これにより、第1従動回転体31は、第2従動回転体32及び従動回転軸81に対して、外径の比A1/B1と外径の比A2/B2との大きさの差に応じた回転速度で、空転することになる。そのため、第1従動回転体31が回転することによる弊害は生じない。
このように、エンジン7側においては、駆動側コイル23及び駆動側アーマチュア242による電磁クラッチが形成されており、回転機器8側においては、従動側コイル33及び従動側アーマチュア342による電磁クラッチが形成されている。そして、エンジン7側及び回転機器8側の両方に電磁クラッチが設けられた回転変速システム1は、従動回転軸81を従動回転させるときに不要になる回転体は空転させるといった工夫により、従来にはない新たな構造を提供することができる。そして、回転変速システム1によれば、エンジン7側及び回転機器8側の両方に電磁クラッチが設けられた具体的な回転変速システム1を形成することができる。
(実施形態2)
回転変速システム1は、エンジン7から回転軸20が突出する方向と、回転機器8から従動回転軸81が突出する方向との関係、並びにフライホイール72に対する第1回転体21及び第2回転体22(駆動側コイル23が内側に配置された回転体)の配置位置によって、4つの態様に形成することができる。
実施形態1においては、エンジン7から回転軸20が突出する方向と、回転機器8から従動回転軸81が突出する方向とが互いに逆であり、フライホイール72と第1回転体21との間に第2回転体22が配置された第1の態様の回転変速システム1について示した。
本形態においては、実施形態1に示した第1の態様の回転変速システム1以外の3つの態様を示す。
図5に示すように、第2の態様の回転変速システム1においては、エンジン7から回転軸20が突出する方向と、回転機器8から従動回転軸81が突出する方向とが互いに逆であり、フライホイール72と第2回転体22との間に第1回転体21が配置されている。
駆動側コイル23は、第2回転体22の内側において軸受237を介して第2回転体22に取り付けられている。従動側コイル33は、第1従動回転体31の内側において軸受337を介して第1従動回転体31に取り付けられている。
また、回転機器8側においては、従動側コイル33の回転止めを行うための従動側回転止め部材35が設けられている。従動側回転止め部材35によって、従動側コイル33は、回転機器8の非回転部位80、エンジン7の非回転部位70、架台等に連結されている。
第2の態様の回転変速システム1におけるその他の構成は、実施形態1の場合と同様であり、実施形態1において用いた符号と同じ符号で示す。
また、第2の態様においても、駆動側コイル23が通電されない状態で従動側コイル33が通電されて第1回転状態X1が形成され、従動側コイル33が通電されない状態で駆動側コイル23が通電されて第2回転状態X2が形成されること等の機能は、第1の態様の場合と同様である。
また、第2の態様においては、回転機器8側において、従動側回転止め部材35を用いる必要があることが第1の態様の場合に比べて不利である。また、エンジン7の非回転部位70への駆動側回転止め部材25の取付が、第1の態様の場合に比べて難しくなる。その他の作用効果については、第2の態様の回転変速システム1においても、第1の態様の回転変速システム1と同様に得られる。
図6に示すように、第3の態様の回転変速システム1においては、エンジン7から回転軸20が突出する方向と、回転機器8から従動回転軸81が突出する方向とが同じであり、フライホイール72と第1回転体21との間に第2回転体22が配置されている。
回転機器8側においては、従動側コイル33の回転止めを行うための従動側回転止め部材35が設けられている。従動側コイル33の構成及び従動側回転止め部材35の構成は、第2の態様の場合と同様である。
第3の態様の回転変速システム1におけるその他の構成は、実施形態1の場合と同様であり、実施形態1において用いた符号と同じ符号で示す。
また、第3の態様においても、駆動側コイル23が通電されない状態で従動側コイル33が通電されて第1回転状態X1が形成され、従動側コイル33が通電されない状態で駆動側コイル23が通電されて第2回転状態X2が形成されること等の機能は、第1の態様の場合と同様である。
また、第3の態様においては、回転機器8側において、従動側回転止め部材35を用いる必要があることが第1の態様の場合に比べて不利である。その他の作用効果については、第3の態様の回転変速システム1においても、第1の態様の回転変速システム1と同様に得られる。
図7に示すように、第4の態様の回転変速システム1においては、エンジン7から回転軸20が突出する方向と、回転機器8から従動回転軸81が突出する方向とが同じであり、フライホイール72と第2回転体22との間に第1回転体21が配置されている。
駆動側回転止め部材25は、フライホイール72とは反対側に位置する回転軸20の先端側に配置されている。
第4の態様の回転変速システム1におけるその他の構成は、実施形態1の場合と同様であり、実施形態1において用いた符号と同じ符号で示す。
また、第4の態様においても、駆動側コイル23が通電されない状態で従動側コイル33が通電されて第1回転状態X1が形成され、従動側コイル33が通電されない状態で駆動側コイル23が通電されて第2回転状態X2が形成されること等の機能は、第1の態様の場合と同様である。
また、第4の態様においては、エンジン7の非回転部位70への駆動側回転止め部材25の取付が、第1の態様の場合に比べて難しくなる。その他の作用効果については、第4の態様の回転変速システム1においても、第1の態様の回転変速システム1と同様に得られる。
本発明は、各実施形態のみに限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲においてさらに異なる実施形態を構成することが可能である。
例えば、回転機器8は、圧縮機とする以外にも、回転入力を受けて動作する発電機、冷却水ポンプ、油圧ポンプ等の種々の機器とすることもできる。そして、回転出力切換機構2及び回転変速システム1は、GHP以外の用途、例えば自動車、あるいはボール盤、旋盤、フライス盤、研磨盤等の工作機械に用いることもできる。
1 回転変速システム
2 駆動側回転機構
20 回転軸
21 第1回転体
22 第2回転体
23 駆動側コイル
242 駆動側アーマチュア
25 回転止め部材
3 従動側回転機構
31 第1従動回転体
32 第2従動回転体
33 従動側コイル
342 従動側アーマチュア
36 ハウジングノーズ
41 第1ベルト
42 第2ベルト
7 エンジン
71 クランク軸
72 フライホイール
8 回転機器
81 従動回転軸
X1 第1回転状態
X2 第2回転状態

Claims (5)

  1. エンジンの回転出力によって回転する駆動側回転機構と、該駆動側回転機構によって従動回転する従動側回転機構とを備え、該従動側回転機構によって動作する回転機器を2段階に変速させる回転変速システムであって、
    上記駆動側回転機構は、
    上記エンジンのクランク軸に連結されたフライホイールの、上記クランク軸が連結された側とは反対側に連結される回転軸と、
    該回転軸に同心状に取り付けられた第1回転体と、
    上記回転軸に軸受を介して同心状に取り付けられた第2回転体と、
    該第2回転体の内側において該第2回転体又は上記回転軸に軸受を介して取り付けられるとともに、該第2回転体又は該回転軸と共に回転することが阻止された駆動側コイルと、
    上記第1回転体又は上記回転軸に取り付けられ、上記駆動側コイルが通電される際に上記第2回転体を上記第1回転体に連結させる駆動側アーマチュアと、を備えており、
    上記従動側回転機構は、
    上記回転機器の従動回転軸に同心状に配置され、上記第1回転体と共に回転する第1従動回転体と、
    上記従動回転軸に同心状に配置され、上記第2回転体と共に回転する第2従動回転体と、
    上記第1従動回転体の内側において上記回転機器の非回転部位に取り付けられ、又は上記第1従動回転体の内側において軸受を介して該第1従動回転体もしくは上記従動回転軸に取り付けられて該第1従動回転体もしくは該従動回転軸と共に回転することが阻止された従動側コイルと、
    上記第2従動回転体又は上記従動回転軸に取り付けられ、上記従動側コイルが通電される際に上記第1従動回転体を上記第2従動回転体に連結させる従動側アーマチュアと、を備えており、
    上記第1回転体の外径A1と上記第1従動回転体の外径B1との比A1/B1と、上記第2回転体の外径A2と上記第2従動回転体の外径B2との比A2/B2とは、互いに異なっており、
    上記駆動側コイルが通電されない状態で上記従動側コイルが通電され、上記フライホイールの回転を受けて上記回転軸及び上記第1回転体が回転するとともに、該第1回転体の回転を受けて上記第1従動回転体及び上記第2従動回転体が従動回転して、上記従動回転軸を第1回転速度で回転させる第1回転状態と、
    上記従動側コイルが通電されない状態で上記駆動側コイルが通電され、上記フライホイールの回転を受けて上記回転軸、上記第1回転体及び上記第2回転体が回転するとともに、該第2回転体の回転を受けて上記第2従動回転体が従動回転して、上記従動回転軸を第2回転速度で回転させる第2回転状態と、に切換え可能である、回転変速システム。
  2. 上記第2回転体は、上記回転軸における、上記第1回転体と上記フライホイールとの間の部位に取り付けられており、
    上記駆動側コイルは、上記第2回転体又は上記回転軸と共に回転することが、駆動側回転止め部材によって阻止されており、
    該駆動側回転止め部材は、上記第2回転体と上記フライホイールとの隙間を介して配置されており、かつ、上記駆動側コイルと、上記エンジンの非回転部位又は該非回転部位が取り付けられる部位とを連結している、請求項1に記載の回転変速システム。
  3. 上記フライホイールに対して上記回転軸が突出する方向と、上記回転機器から上記従動回転軸が突出する方向とは、互いに逆であり、
    上記従動側回転機構は、上記回転機器の従動回転軸の外周側に同心状に配置されるとともに該回転機器のハウジングに取り付けられた円筒状のハウジングノーズをさらに備えており、
    上記第1従動回転体は、上記第2従動回転体と上記回転機器との間において、上記ハウジングノーズの外周に軸受を介して同心状に取り付けられており、
    上記従動側コイルは、上記ハウジングに取り付けられている、請求項1又は2に記載の回転変速システム。
  4. 上記第1回転体及び上記第1従動回転体は、それらの外周に第1ベルトが掛け渡されたプーリであり、
    上記第2回転体及び上記第2従動回転体は、それらの外周に第2ベルトが掛け渡されたプーリである、請求項1〜3のいずれか一項に記載の回転変速システム。
  5. 上記回転機器は、ヒートポンプに用いられる圧縮機である、請求項1〜4のいずれか一項に記載の回転変速システム。
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