JP2017136975A - 吸気装置、タイヤ、車両 - Google Patents
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Abstract
Description
これにより、緩衝体に急激な力(上方向の力)がかかった場合に、上下方向に移動する揺動部材(ピストンリング、ピストン軸、揺動桿)が破損するのを防止することが可能になる。
また、構造を分かりやすく説明するため、図5、図7〜図9の断面構成図では、引きバネ15と弾性部材33については断面ではなく、斜視した状態を表す。
空気ポンプ(不図示)を使ってタイヤに空気を入れる場合は、キャップ11を吸気管13から外し、吸気管13に空気ポンプの排気口が取り付けられる。
従って、吸気管13の先端部分は、バルブの先端部分と略同じ外形形状を有するのが望ましい。
一方、吸気管13に取り付けられた空気ポンプから空気が送られる場合や、後述する第1空気室A1の負圧によって、第1エアシールゴム17が下げられた場合には、隘路13aと第1エアシールゴム17の隙間を介して、空気が流れ、外部からの空気が第1空気室A1に流入する。
従って、吸気管13の隘路13aと引きバネ15と第1エアシールゴム17が、第1逆止弁を構成する。
ピストンリング27には、下方に延びるピストン軸29が取り付けられる。
ピストンリング27の移動範囲の下端よりも下部に、弾性部材係止具31が設けられ、第2シリンダー23に固定される。
ピストン軸29の周りであって、弾性部材係止具31の下方には弾性部材33が設けられる。
摩擦部材37は、ピストン軸29と揺動桿35のいずれか一方に固定され、所定の加速度a3よりも大きい力(衝撃力)がかかった時にピストン軸29と揺動桿35のいずれか他方に対して摺動するように接触する。
たとえば、第1実施形態では、摩擦部材37は揺動桿35の内壁に固定され、所定の加速度a3よりも大きい力がかかった時にピストン軸29に対して摺動するように接触する(図6参照)。
緩衝体41に対して上方向に所定の加速度a3より大きな力がかかった時には、摩擦部材37はピストン軸29に対して摺動し、揺動桿35の上方向の動きを、ピストン軸29に伝達しない。
弾性部材33は、弾性部材係止具31と摩擦部材37の間に配置され、第2シリンダー23に固定された弾性部材係止具31と揺動桿35に固定された摩擦部材37とが第1距離d1だけ離れた状態になる、すなわちシリンダー部と緩衝体41とが第2距離(所定の距離)d2だけ離れた状態になるように付勢する。
吸気管13の上部から流入した空気が、第1空気穴23aを通る際には、弾性作用によって第1ゴム皮膜23cが外側方向に膨らみ、膨らんだ部分を介して、空気が第1シリンダー21と第2シリンダー23の間に流入する。
第1ゴム皮膜23cが内側方向に膨らむ場合には、第1空気穴23aを塞ぐため、逆方向(第1シリンダー21と第2シリンダー23の間から第1空気室A1の方向)に空気が流れる(漏れ出る)ことはない。
タイヤにおける吸気装置1が取り付けられた部分が地面に接した時に、タイヤチューブの内壁が緩衝体41を押し込む。
弾性部材33は、摩擦部材37の上昇により縮んだ状態になる(弾性部材係止具31と摩擦部材37との距離d<第1距離d1)。
ピストンリング27が上方向に移動することにより、第1空気室A1の気圧が上がり、第1空気室A1の空気は、第1空気穴23a、第1ゴム皮膜23cを介して押し出され、第1シリンダー21と第2シリンダー23の間の空間、第2空気穴23b、第2シリンダー23の弾性部材係止具31よりも下の空間、第2シリンダー23と揺動桿35の隙間を通って、タイヤチューブ内に排出される。
これにより、タイヤチューブ内に、第1空気室A1の空気が送り込まれる。
摩擦部材37が下方向に移動することにより、緩衝体41、揺動桿35、ピストン軸29、ピストンリング27が下方向に移動し、緩衝体41がタイヤチューブに押し込まれる前の状態に戻る。
ピストンリング27が下方向に移動することにより、第1空気室A1の気圧が下がり、第1エアシールゴム17が下がり、第1エアシールゴム17と吸気管13の隘路13aの間の隙間から、外部の空気が流入し、第1空気室A1に空気が充填される。
充填後は、第1空気室A1の気圧が上がり、第1エアシールゴム17は引きバネ15により引き上げられ、再び第1エアシールゴム17と吸気管13の隘路13aの間が密閉される。
ただし、摩擦部材37はピストン軸29の周りを摺動するため、ピストン軸29とピストンリング27は、摩擦部材37などと一緒に上方向に移動しない。
弾性部材33は、摩擦部材37の上昇により縮んだ状態になる(弾性部材係止具31と摩擦部材37との距離d<第1距離d1)。
ピストンリング27の上方向の移動がないため、第1空気室A1の気圧の変動(空気の移動)がなく、タイヤチューブへの空気充填は行われない。
摩擦部材37が下方向に移動することにより、緩衝体41、揺動桿35が下方向に移動し、緩衝体41がタイヤチューブに押し込まれる前の状態に戻る。
これにより、緩衝体41に急激な力(上方向の力)がかかった場合に、上下方向に移動する揺動部材(ピストンリング27、ピストン軸29、揺動桿35)が破損するのを防止することが可能になる。
この場合には、弾性部材33は、弾性部材係止具31と揺動桿35とが一定の距離だけ離れた状態になるように付勢する。
構造を分かりやすく説明するため、図10の断面構成図では、弾性部材33については断面ではなく、斜視した状態を表す。
一方、吸気管13に取り付けられた空気ポンプから空気が送られる場合や、後述する第1空気室A1の負圧によって、第2ゴム皮膜18が外側方向に膨らみ、膨らんだ部分を介して、空気が通気穴13bから溝部13cに流入する。
第2ゴム皮膜18が内側方向に膨らむ場合には、貫通部13dを塞ぐため、逆方向(溝部13cから通気穴13bの方向)に空気が流れる(漏れ出る)ことはない。
第1シリンダー21の下端には、タイヤの吸気口91と螺合するため、内壁がバルブのトップナットと同じようにねじ切りされたネジ部25が設けられる。
ピストンリング27には、第2空気穴23bを通って、下方に延びるピストン軸29が取り付けられる。
第1シリンダー(大シリンダー)21の内側であって、ピストンリング27の移動範囲の下端よりも下部に、第2シリンダー(小シリンダー)23が設けられる。
吸気管13の上部から流入した空気が、第1空気穴23aを通る際には、弾性作用によって第1ゴム皮膜23cが外側方向に膨らみ、膨らんだ部分を介して、空気が第1シリンダー21と第2シリンダー23の間に流入する。
第1ゴム皮膜23cが内側方向に膨らむ場合には、第1空気穴23aを塞ぐため、逆方向(第1シリンダー21と第2シリンダー23の間から第1空気室A1の方向)に空気が流れる(漏れ出る)ことはない。
ピストン軸29の周りであって、弾性部材係止具31の下方には弾性部材33が設けられる。
摩擦部材37は、ピストン軸29と揺動桿35のいずれか一方に固定され、所定の加速度a3よりも大きい力(衝撃力)がかかった時にピストン軸29と揺動桿35のいずれか他方に対して摺動するように接触する。
たとえば、第2実施形態では、摩擦部材37は揺動桿35の内壁に固定され、所定の加速度a3よりも大きい力がかかった時にピストン軸29に対して摺動するように接触する。
緩衝体41に対して上方向に所定の加速度a3より大きな力がかかった時には、摩擦部材37はピストン軸29に対して摺動し、揺動桿35の上方向の動きを、ピストン軸29に伝達しない。
弾性部材33は、弾性部材係止具31と摩擦部材37の間に配置され、第2シリンダー23に設けられた弾性部材係止具31と揺動桿35に固定された摩擦部材37とが第1距離d1だけ離れた状態になる、すなわちシリンダー部と緩衝体41とが第2距離(所定の距離)d2だけ離れた状態になるように付勢する。
第2実施形態に示すように、緩衝体41におけるタイヤチューブの内壁と接触する下端部は、当該内壁に対する圧力を分散させるために、くぼみ形状を有する形態でもよい。
また、揺動桿35と緩衝体41の連結は直接行われる形態であってもよいし、連結具を介して行われる形態であってもよい。
タイヤにおける吸気装置1が取り付けられた部分が地面に接した時に、タイヤチューブの内壁が緩衝体41を押し込む。
弾性部材33は、摩擦部材37の上昇により縮んだ状態になる(弾性部材係止具31と摩擦部材37との距離d<第1距離d1)。
ピストンリング27が上方向に移動することにより、第1空気室A1の気圧が上がり、第1空気室A1の空気は、第1空気穴23a、第1ゴム皮膜23cを介して押し出され、第1シリンダー21と第2シリンダー23の間の空間、第2空気穴23b、第2シリンダー23、第2シリンダー23と揺動桿35の隙間を通って、タイヤチューブ内に排出される。
これにより、タイヤチューブ内に、第1空気室A1の空気が送り込まれる。
摩擦部材37が下方向に移動することにより、緩衝体41、揺動桿35、ピストン軸29、ピストンリング27が下方向に移動し、緩衝体41がタイヤチューブに押し込まれる前の状態に戻る。
ピストンリング27が下方向に移動することにより、第1空気室A1の気圧が下がり、第2ゴム皮膜18が外側方向に膨らみ、貫通部13dと第2ゴム皮膜18を介して、外部の空気が流入し、第1空気室A1に空気が充填される。
充填後は、第1空気室A1の気圧が上がり、第2ゴム皮膜18の膨らみが萎み、再び貫通部13dが密閉される。
ただし、摩擦部材37はピストン軸29の周りを摺動するため、ピストン軸29とピストンリング27は、摩擦部材37などと一緒に上方向に移動しない。
弾性部材33は、摩擦部材37の上昇により縮んだ状態になる(弾性部材係止具31と摩擦部材37との距離d<第1距離d1)。
ピストンリング27の上方向の移動がないため、第1空気室A1の気圧の変動(空気の移動)がなく、タイヤチューブへの空気充填は行われない。
摩擦部材37が下方向に移動することにより、緩衝体41、揺動桿35が下方向に移動し、緩衝体41がタイヤチューブに押し込まれる前の状態に戻る。
これにより、第1実施形態と同様に、緩衝体41に急激な力(上方向の力)がかかった場合に、上下方向に移動する揺動部材(ピストンリング27、ピストン軸29、揺動桿35)が破損するのを防止することが可能になる。
11 キャップ
11a キャップに設けられた孔
13 吸気管
13a 隘路
13b 通気穴
13c 溝部
13d 貫通部
15 引きバネ
17 第1エアシールゴム
18 第2ゴム皮膜
19 接続管
21 第1シリンダー
23 第2シリンダー
23a 第1空気穴
23b 第2空気穴
23c 第1ゴム皮膜
23d 第2エアシールゴム
25 ネジ部
27 ピストンリング
29 ピストン軸
31 弾性部材係止具
33 弾性部材(押しバネ)
35 揺動桿
37 摩擦部材
39 抜け止め具
41 緩衝体
A1 第1空気室
A2 第2空気室
a3 所定の加速度
Claims (7)
- タイヤにおけるタイヤチューブの内壁と接する緩衝体と、
前記緩衝体に取り付けられ、前記タイヤチューブの内壁を介して、前記緩衝体にかかった力により上方向に移動する揺動桿と、
ピストン軸とピストンリングを含み、前記揺動桿と摩擦部材を介して、前記緩衝体にかかった力により前記上方向に移動するピストン部と、
前記揺動桿と前記ピストン軸の少なくとも一方に固定され、前記上方向に所定の加速度よりも大きい力が前記緩衝体にかかった時に、前記ピストン軸と前記揺動桿の他方に対して前記上方向若しくは下方向に摺動可能な状態で接触する前記摩擦部材と、
前記タイヤの吸気口に取り付けられ、前記ピストンリングを摺動可能な状態で保持するシリンダーと、前記タイヤの外部の空気を取り込みするために上部に開口を有するシリンダー部とを備え、
前記揺動桿には、前記シリンダー部と前記緩衝体とを所定の距離に保つために使用される弾性部材が設けられ、
前記上方向に移動した揺動桿と前記ピストン部は、前記緩衝体にかかった力が外れた時に、前記弾性部材により前記下方向に移動せしめられ、
前記ピストンリングを保持するシリンダーと前記ピストンリングと前記開口に設けられた第1逆止弁との間に形成された空気室の空気は、前記ピストンリングが前記上方向に移動する時に、前記ピストンリングを保持するシリンダーか前記ピストンリングに設けられた第2逆止弁と、前記シリンダー部における前記ピストンリングよりも下方の領域を介して、前記タイヤチューブ内に送り込まれ、
前記ピストンリングが前記下方向に移動する時に、前記第1逆止弁を介して前記空気室に前記外部の空気が取り込まれ、
前記上方向に前記所定の加速度以下の力が前記緩衝体にかかった時は、前記揺動桿と前記摩擦部材と前記ピストン軸と前記ピストンリングが前記上方向に移動し、
前記上方向に前記所定の加速度よりも大きい力が前記緩衝体にかかった時は、少なくとも前記ピストン軸と前記ピストンリングは前記上方向に移動しないことを特徴とする吸気装置。 - 前記シリンダー部は、前記揺動桿を摺動可能な状態で保持するシリンダーを有し、
前記空気室から、前記シリンダー部における前記ピストンリングよりも下方の領域に送られた空気は、前記揺動桿を保持するシリンダーと前記揺動桿の間から前記タイヤチューブ内に送り込まれることを特徴とする請求項1に記載の吸気装置。 - 前記摩擦部材は、前記揺動桿の内壁に固定され、前記上方向に前記所定の加速度よりも大きい力が前記緩衝体にかかった時に、前記ピストン軸に対して前記上方向若しくは前記下方向に摺動可能な状態で接触することを特徴とする請求項1に記載の吸気装置。
- 前記シリンダー部は、上方で前記ピストンリングを摺動可能な状態で保持し、下方で前記揺動桿を保持する小シリンダーと、前記小シリンダーの側面の少なくとも一部を覆う大シリンダーとを有し、
前記小シリンダーは、前記ピストンリングよりも上方に第1空気穴を有し、前記ピストンリングよりも下方に第2空気穴を有し、
前記空気室の空気は、前記ピストンリングが前記上方向に移動する時に、前記第1空気穴を含む前記第2逆止弁、前記大シリンダーと前記小シリンダーの間、前記第2空気穴、前記シリンダー部における前記ピストンリングよりも下方の領域を介して、前記タイヤチューブ内に送り込まれることを特徴とする請求項1に記載の吸気装置。 - 前記シリンダー部は、上方で前記ピストンリングを摺動可能な状態で保持する大シリンダーと、下方で前記揺動桿を保持する小シリンダーとを有し、
前記小シリンダーの側面の少なくとも一部は、前記大シリンダーに覆われ、
前記ピストンリングは、第1空気穴を有し、
前記小シリンダーの上部は、第2空気穴を有し、
前記空気室の空気は、前記ピストンリングが前記上方向に移動する時に、前記第1空気穴を含む前記第2逆止弁、前記大シリンダーと前記小シリンダーの間、前記第2空気穴を介して、前記タイヤチューブ内に送り込まれることを特徴とする請求項1に記載の吸気装置。 - タイヤチューブを有し、吸気口に吸気装置が取り付けられたタイヤであって、
前記吸気装置は、前記タイヤチューブの内壁と接する緩衝体と、前記緩衝体に取り付けられ、前記タイヤチューブの内壁を介して、前記緩衝体にかかった力により上方向に移動する揺動桿と、ピストン軸とピストンリングを含み、前記揺動桿と摩擦部材を介して、前記緩衝体にかかった力により前記上方向に移動するピストン部と、前記揺動桿と前記ピストン軸の少なくとも一方に固定され、前記上方向に所定の加速度よりも大きい力が前記緩衝体にかかった時に、前記ピストン軸と前記揺動桿の他方に対して前記上方向若しくは下方向に摺動可能な状態で接触する前記摩擦部材と、前記吸気口に取り付けられ、前記ピストンリングを摺動可能な状態で保持するシリンダーと、前記タイヤの外部の空気を取り込みするために上部に開口を有するシリンダー部とを有し、
前記揺動桿には、前記シリンダー部と前記緩衝体とを所定の距離に保つために使用される弾性部材が設けられ、
前記上方向に移動した揺動桿と前記ピストン部は、前記緩衝体にかかった力が外れた時に、前記弾性部材により前記下方向に移動せしめられ、
前記ピストンリングを保持するシリンダーと前記ピストンリングと前記開口に設けられた第1逆止弁との間に形成された空気室の空気は、前記ピストンリングが前記上方向に移動する時に、前記ピストンリングを保持するシリンダーか前記ピストンリングに設けられた第2逆止弁と、前記シリンダー部における前記ピストンリングよりも下方の領域を介して、前記タイヤチューブ内に送り込まれ、
前記ピストンリングが前記下方向に移動する時に、前記第1逆止弁を介して前記空気室に前記外部の空気が取り込まれ、
前記上方向に前記所定の加速度以下の力が前記緩衝体にかかった時は、前記揺動桿と前記摩擦部材と前記ピストン軸と前記ピストンリングが前記上方向に移動し、
前記上方向に前記所定の加速度よりも大きい力が前記緩衝体にかかった時は、少なくとも前記ピストン軸と前記ピストンリングは前記上方向に移動しないことを特徴とするタイヤ。 - タイヤチューブを有し、吸気口に吸気装置が取り付けられたタイヤを含む車両であって、
前記吸気装置は、前記タイヤチューブの内壁と接する緩衝体と、前記緩衝体に取り付けられ、前記タイヤチューブの内壁を介して、前記緩衝体にかかった力により上方向に移動する揺動桿と、ピストン軸とピストンリングを含み、前記揺動桿と摩擦部材を介して、前記緩衝体にかかった力により前記上方向に移動するピストン部と、前記揺動桿と前記ピストン軸の少なくとも一方に固定され、前記上方向に所定の加速度よりも大きい力が前記緩衝体にかかった時に、前記ピストン軸と前記揺動桿の他方に対して前記上方向若しくは下方向に摺動可能な状態で接触する前記摩擦部材と、前記吸気口に取り付けられ、前記ピストンリングを摺動可能な状態で保持するシリンダーと、前記タイヤの外部の空気を取り込みするために上部に開口を有するシリンダー部とを有し、
前記揺動桿には、前記シリンダー部と前記緩衝体とを所定の距離に保つために使用される弾性部材が設けられ、
前記上方向に移動した揺動桿と前記ピストン部は、前記緩衝体にかかった力が外れた時に、前記弾性部材により前記下方向に移動せしめられ、
前記ピストンリングを保持するシリンダーと前記ピストンリングと前記開口に設けられた第1逆止弁との間に形成された空気室の空気は、前記ピストンリングが前記上方向に移動する時に、前記ピストンリングを保持するシリンダーか前記ピストンリングに設けられた第2逆止弁と、前記シリンダー部における前記ピストンリングよりも下方の領域を介して、前記タイヤチューブ内に送り込まれ、
前記ピストンリングが前記下方向に移動する時に、前記第1逆止弁を介して前記空気室に前記外部の空気が取り込まれ、
前記上方向に前記所定の加速度以下の力が前記緩衝体にかかった時は、前記揺動桿と前記摩擦部材と前記ピストン軸と前記ピストンリングが前記上方向に移動し、
前記上方向に前記所定の加速度よりも大きい力が前記緩衝体にかかった時は、少なくとも前記ピストン軸と前記ピストンリングは前記上方向に移動しないことを特徴とする車両。
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