JP6127024B2 - 車両の燃料供給装置 - Google Patents

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本発明は、車両のエンジンに燃料を供給するための燃料供給装置に関する。
車両には、エンジンに供給される燃料を貯留するための燃料タンクが搭載されている。燃料タンク内には、液体燃料の他に、液体燃料が蒸発した気体燃料や、給油の際に不可避的に混ざる空気等が存在する。液体燃料の他にも、燃料タンク内の気体をエンジンに供給することにより、車両の燃費を高めることができる。このような燃料供給装置に関する従来技術として、特許文献1に開示される技術がある。
特許文献1に示されるような、車両用燃料貯留装置は、給油ガンから供給された液体燃料が、フィラーパイプを介して燃料タンクに貯留される。燃料タンク内に貯留された液体燃料は、液体燃料供給管を介してエンジンに供給される。液体燃料供給管は、燃料タンクの底からフィラーパイプの内部に向かって延び、フィラーパイプの一部を貫通してエンジンに延びる。一方、燃料タンク内の気体は、燃料タンクの上部からブリーザパイプを介して回収される。燃料タンクの上端には、ブリーザパイプとの接続部が形成され、この接続部にブリーザパイプの一端が臨んでいる。
特開平8−197968号公報
特許文献1に開示された発明によれば、液体燃料供給管を挿通するために、フィラーパイプに孔を開ける必要がある。孔を開ける加工が必要な分、工数が嵩む。
本発明は、加工が容易な車両の燃料供給装置の提供を課題とする。
請求項1による発明によれば、液体燃料が充填される燃料タンクと、前記燃料タンク内に存する気体が送られると共に貯留される気体貯留容器と、を有する車両の燃料供給装置において、前記燃料タンクから上方に向かって延び、前記液体燃料及び前記気体が通過可能な液体・気体通過管、前記液体・気体通過管の上端から前記気体貯留容器に向かって延び、前記気体を供給する気体供給管、前記気体供給管に接続され、前記気体を前記燃料タンクから吸引する気体吸引装置、前記液体・気体通過管の上端に位置して、前記液体・気体通過管と前記気体供給管との間を接続するとともに、前記液体燃料の液面が上昇した際に、前記液体・気体通過管と前記気体供給管との間の連通を遮断して、前記液体・気体通過管から前記気体供給管への前記気体の供給を停止するフロート弁前記フロート弁に接続され、エンジンに向かって前記液体燃料を供給する液体燃料供給管と、を備えていることを特徴とする車両の燃料供給装置が提供される。
請求項2に記載のごとく、好ましくは、前記燃料タンクは、内部に充填された前記液体燃料の量に合わせて膨張・収縮することが可能な可撓性材料によって構成されている。
請求項3に記載のごとく、好ましくは、前記フロート弁の弁体は、前記燃料タンクに向かって付勢されている。
請求項4に記載のごとく、好ましくは、前記液体燃料供給管の内部には、前記液体・気体通過管から前記エンジンに向かう方向のみ前記液体燃料の通過を許容する、一方向弁が配置されている。
請求項1に係る発明では、燃料タンクから上方に向かって、液体燃料及び気体が通過可能な液体・気体通過管が延び、この液体・気体通過管から気体供給管及び液体燃料供給管が延びる。燃料タンク内の気体は、液体・気体通過管を通過した後に、気体供給管を通過する。一方、燃料タンク内の液体燃料は、液体・気体通過管を通過した後に、液体燃料供給管を通過する。即ち、本発明においては、気体及び液体燃料を共通の管部材によって燃料タンク内から取り出す。このことにより、例えば、フィラーパイプへの孔開け加工等の工程を削減することができる。これにより、加工が容易な車両の燃料供給装置を提供することができる。
請求項2に係る発明では、燃料タンクは、内部に充填された液体燃料の量に合わせて膨張・収縮することが可能な可撓性材料によって構成されている。燃料タンクは、液体燃料の量に合わせて、膨張・収縮を繰り返す。本発明によれば、燃料タンクに開けられる孔の数が少なくて済む。このため、孔が形成されることによる、燃料タンクの強度の低下を抑制することができる。膨張・収縮を繰り返す燃料タンクを用いる場合に、特に望ましい。
請求項3に係る発明では、フロート弁の弁体は、燃料タンクに向かって付勢されている。液体燃料の液面が低下した際に、早急に気体供給管を開状態に戻すことができる。これにより、再度、気体を吸引することができる。即ち、気体の通過を容易にし、液面の低下後に早急に気体を吸引することができる。
請求項4に係る発明では、液体燃料供給管の内部には、液体・気体通過管からエンジンに向かう方向のみ液体燃料の通過を許容する、一方向弁が配置されている。確実に、燃料の逆流を防止することができる。
本発明の実施例による車両の燃料供給装置の模式図である。 図1に示された車両の燃料供給装置の要部を説明する図である。 図1に示された燃料タンクの作用を説明する図である。 図2に示されたフロート弁の作用を説明する図である。 図2に示された一方向弁の作用を説明する図である。
本発明の実施の形態を添付図に基づいて以下に説明する。
<実施例>
図1に示されるように、車両の燃料供給装置10は、給油ガン71が差し込まれ給油ガン71から供給された液体燃料12が通過するフィラーパイプ13と、このフィラーパイプ13の先端が臨み液体燃料12が貯留される燃料タンク14と、この燃料タンク14から上方に向かって延び液体燃料12及び燃料タンク14内に存する気体が通過可能な液体・気体通過管15と、この液体・気体通過管15を介して燃料タンク14内の液体燃料12をエンジン81に供給する液体燃料供給系20と、燃料タンク14内に気体が存する場合に液体・気体通過管15を介してこの気体を回収しエンジン81に供給する気体供給系40と、これらの液体燃料供給系20及び気体供給系40を制御するための制御系60と、からなる。
エンジン81には、エンジン81に空気を送るためのエアクリーナ82が繋がれている。
詳細は後述するが、燃料タンク14は、充填された液体燃料12の量に合わせて膨張・収縮することが可能な可撓性材料によって構成されている。図1に示される状態において、燃料タンク14は、液体燃料12によって満たされており、最大に膨張した状態にある。さらに、燃料タンク14は、保護容器17に収納されている。保護容器17は、燃料タンク14を保護する容器であり、燃料タンク14の膨張・収縮に拘わらず所定の形状及び体積を保っている。
液体燃料供給系20は、一端が液体・気体通過管15に接続され他端がエンジン81に繋がっている液体燃料供給管21と、この液体燃料供給管21の一部に配置され液体・気体通過管15からエンジン81に向かう方向にのみ液体燃料12の通過を許容する一方向弁30と、液体燃料供給管21のなかの一方向弁30よりもエンジン81側に配置され液体燃料12を吸引可能な液体燃料用ポンプ24と、からなる。
気体供給系40は、一端が液体・気体通過管15の上端に臨んでいる気体供給管41と、この気体供給管41の他端に繋げられ燃料タンク14内に存する気体が供給され貯留される気体貯留容器42(キャニスタ42)と、この気体貯留容器42から延び気体をエンジン81にパージ可能なパージ管43と、気体供給管41の一部に配置され気体を燃料タンク14内から吸引する気体用ポンプ44(気体吸引装置44)と、からなる。
液体・気体通過管15は、燃料タンク14から上方に向かって直線的に延びる管状の部材である。液体・気体通過管15の上端の近傍には、液体燃料12の液面が上昇した際に、気体供給管41の一端を閉じるフロート弁50が配置されている。
制御系60は、フロート弁50の弁体の位置を検知する位置センサ62と、この位置センサ62の検出信号に基づいて液体燃料用ポンプ24及び気体用ポンプ44の作動・停止を制御する制御部63と、からなる。
図2に示されるように、一方向弁30は、液体燃料供給管21内の液体・気体通過管15の近傍に設けられている。一方向弁30は、液体燃料供給管21の内部に固定され中央に第1の液体通過孔31aが開けられている一方向弁用弁座31と、この一方向弁用弁座31に当接し液体燃料用ポンプ24の停止時には第1の液体通過孔31aを閉じている一方向弁用弁体32と、この一方向弁用弁体32に一端が当接し一方向弁用弁体32を一方向弁用弁座31に向かって付勢している一方向弁用ばね33と、この一方向弁用ばね33の他端が当接している一方向弁用ばね受け座34と、からなる。
一方向弁用弁体32は、それぞれ径の異なる2つの円盤が重ねられて一体的に形成されている。径の大きい大径部32aは、一面が一方向弁用弁座31に当接すると共に、裏面が一方向弁用ばね33の一端を受けている。径の小さい小径部32bは、大径部32aの裏面から一方向弁用ばね受け座34に向かって延び、一方向弁用ばね33の径方向へのずれを防止している。
一方向弁用ばね受け座34は、液体燃料供給管21の内部に固定されているリング状の基部34aと、この基部34aから一方向弁用弁座31に向かって延びる円筒部34bと、からなる。基部34aの中心、及び、円筒部34bの内面は、連続して形成され、液体が通過可能な第2の液体通過孔34cとされている。円筒部34bの外周面は、一方向弁用ばね33の径方向へのずれを防止している。
フロート弁50は、液体燃料(図1、符号12)の液面上に浮き、液面と共に上下動するフロート弁用弁体51(フロート弁の弁体51)と、このフロート弁用弁体51の下端限を規定するために液体・気体通過管15の内部に固定されている複数のストッパ52と、液体・気体通過管15の上端に固定されフロート弁用弁体51の先端が当接することにより液体燃料12の気体供給管41への移動を防止するシール部材53と、フロート弁用弁体51を燃料タンクに向かって(下方に向かって)付勢するフロート弁用ばね54と、このフロート弁用ばね54の上端を受けるために液体・気体通過管15の上端に配置されているフロート弁用ばね受け座55と、からなる。
フロート弁用弁体51は、上方に向かって開口するコップ形状を呈する。フロート弁用弁体51の底部51aの中心から上方に向かって円筒状のガイド部51bが立ち上げられている。ガイド部51bは、フロート弁用ばね54の径方向へのずれを防止している。
ストッパ52は、複数の角棒状の部材が間欠的に配置されてなり、液体・気体通過管15の内周面から中心に向かって延びる。ストッパ52の長さは、フロート弁用弁体51の燃料タンク(図1、符号14)への落下を防止可能な長さに設定されている。即ち、ストッパ52は、フロート弁用弁体51の下方への落下を防止していると共に、フロート弁用弁体51が下端限に位置している場合においても、上方に向かう気体を通過可能としている。また、液面の上昇時には、液体燃料も通過可能としている。これらを簡便な構成によって可能とした。
フロート弁用ばね受け座55は、液体・気体通過管15の上端に固定されているリング状の基部55aと、この基部55aから燃料タンク(下方)に向かって延びる円筒部55bと、からなる。基部55aの中心、及び、円筒部55bの内面は、連続して形成され、気体が通過可能な気体通過孔55cとされている。円筒部55bは、フロート弁用ばね54の径方向へのずれを防止している。
以下、図3において車両の燃料供給装置10の作用の概要を説明し、図4及び図5において作用を詳細に説明する。
図3(a)に示されるように、燃料タンク14内に、気体18が発生又は浸入することがある。気体18が発生する場合としては、液体燃料12が蒸発した場合が挙げられる。気体18が浸入する場合としては、給油時に、気体18が液体燃料12と混ざった状態で燃料タンク14内まで到達した場合が挙げられる。
このような場合には、まず、燃料タンク14内の気体18を燃料タンク14の外へ排出する。燃料タンク14内の気体18は、気体用ポンプ44によって吸引される。気体用ポンプ44によって吸引された気体18は、液体・気体通過管15、気体供給管41を通過して気体貯留容器(図1、符号42)に供給される。
気体18が燃料タンク14内から排出されると、気体18の体積の分だけ、図3(b)に示されるように、燃料タンク14は、収縮する。次に、液体燃料12をエンジン(図1、符号81)に供給するべく、液体燃料用ポンプ24を作動させる。
液体燃料用ポンプ24によって吸引された液体燃料12は、液体・気体通過管15、液体燃料供給管21を通過して、エンジンに供給される。液体燃料12が燃料タンク14内から吸引されると、液体燃料12の体積の分だけ、図3(c)に示されるように、燃料タンク14は、収縮する。
図4(a)には、燃料タンク内に気体が存する場合(図3(a)参照)の液体・気体通過管の上端近傍が示されている。この場合には、フロート弁用弁体51は、ストッパ52の上部に位置する。このため、液体・気体通過管15の上端に位置する位置センサ62は、フロート弁用弁体51を検知しない。位置センサ62からの検出信号を受けた制御部63は、気体用ポンプ44を作動させる。
矢印によって示されるように、気体18は、気体用ポンプ44が作動することにより、液体・気体通過管15の内部を上方に向かって吸引される。気体18は、液体・気体通過管15、気体通過孔55cを通過して気体供給系40へと供給される。
気体を気体供給系40へ供給し続けることにより、燃料タンク内には、気体18が存在しなくなる。すると、図4(b)に示されるように、気体用ポンプ44によって液体燃料12が吸引され、液体燃料12の液面が上昇する。
液体燃料12の液面が上昇することにより、フロート弁用弁体51は、液体・気体通過管15内を上昇する。液面が上昇し続けることにより、図5(a)に示されるように、フロート弁用弁体51の上端は、シール部材53に当接する。これにより、気体18の気体供給管41への供給が停止する。即ち、フロート弁用弁体51によって、気体供給管41が閉じられる。
フロート弁用弁体51が上端限まで上昇することにより、位置センサ62は、フロート弁用弁体51を検知する。この検知信号を受けた制御部63は、液体燃料用ポンプ24を作動させる。液体燃料用ポンプ24が作動した後に、制御部63は、気体用ポンプ44を停止させる。
図5(b)に示されるように、液体燃料用ポンプ24が作動することにより、負圧が発生する。この負圧及び液体燃料12の液圧によって、一方向弁用弁体32は、一方向弁用ばね33の付勢力に抗して液体燃料供給管21を開状態にする。液体燃料供給管21が開状態になることにより、液体燃料12は、エンジン(図1、符号81)に供給される。
仮に、図5(b)の状態において、燃料タンク内に気体が発生するとする。この場合には、発生した気体は、液体・気体通過管15内を上昇する。発生した気体の分、液体燃料12の液面が下がる。液面が下がることにより、フロート弁用弁体51も下がる。すると、位置センサ62は、フロート弁用弁体51を検出しなくなる。この検出信号に基づいて、制御部63は、気体用ポンプ44を作動させる。
本発明によれば、以下の効果を得ることができる。
図1及び図3を参照して、燃料タンク14から上方に向かって、液体燃料12及び気体18が通過可能な液体・気体通過管15が延び、この液体・気体通過管15から気体供給管41及び液体燃料供給管21が延びる。燃料タンク14内の気体18は、液体・気体通過管15を通過した後に、気体供給管41を通過する。一方、燃料タンク14内の液体燃料12は、液体・気体通過管15を通過した後に、液体燃料供給管21を通過する。即ち、本発明においては、気体18及び液体燃料12を共通の管部材によって燃料タンク14内から取り出す。このことにより、例えば、フィラーパイプ13への孔開け加工等の工程を削減することができる。これにより、加工が容易な車両の燃料供給装置10を提供することができる。
さらに、燃料タンク14は、内部に充填された液体燃料12の量に合わせて膨張・収縮することが可能な可撓性材料によって構成されている。燃料タンク14は、液体燃料12の量に合わせて、膨張・収縮を繰り返す。本発明によれば、燃料タンク14に開けられる孔の数が少なくて済む。このため、孔が形成されることによる、燃料タンク14の強度の低下を抑制することができる。膨張・収縮を繰り返す燃料タンク14を用いる場合に、特に望ましい。
図2も併せて参照し、フロート弁用弁体51は、燃料タンク14に向かって付勢されている。液体燃料12の液面が低下した際に、早急に気体供給管41を開状態に戻すことができる。これにより、再度、気体18を吸引することができる。即ち、気体18の通過を容易にし、液面の低下後に早急に気体18を吸引することができる。
さらに、液体燃料供給管21の内部には、液体・気体通過管15からエンジン81に向かう方向のみ液体燃料12の通過を許容する、一方向弁30が配置されている。確実に、燃料の逆流を防止することができる。
尚、本発明による車両の燃料供給装置は、乗用車の他にも、トラックやバスにも適用可能である。また、二輪車や三輪車等にも適用可能である。即ち、本発明の作用及び効果を奏する限りにおいて、あらゆる車両に適用可能である。
さらに、「内部に充填された液体燃料の量に合わせて膨張・収縮することが可能な可撓性材料によって構成された燃料タンク」には、蛇腹状に形成されている燃料タンクも含まれる。この場合には、燃料が充填されることにより蛇腹が延び、燃料タンクが膨張する。一方、燃料が減少すると、蛇腹が折りたたまれ、燃料タンクが収縮する。即ち、膨張・収縮することが可能な可撓性材料には、材料そのものが膨張・収縮可能な材料の他に、構造的に膨張・収縮を可能にしたものも含まれる。
10…車両の燃料供給装置
12…液体燃料
21…液体燃料供給管
30…一方向弁
41…気体供給管
42…気体貯留容器
44…気体用ポンプ(気体吸引装置)
50…フロート弁
51…フロート弁用弁体(フロート弁の弁体)
81…エンジン

Claims (4)

  1. 液体燃料が充填される燃料タンクと、前記燃料タンク内に存する気体が送られると共に貯留される気体貯留容器と、を有する車両の燃料供給装置において、
    前記燃料タンクから上方に向かって延び、前記液体燃料及び前記気体が通過可能な液体・気体通過管
    前記液体・気体通過管の上端から前記気体貯留容器に向かって延び、前記気体を供給する気体供給管
    前記気体供給管に接続され、前記気体を前記燃料タンクから吸引する気体吸引装置
    前記液体・気体通過管の上端に位置して、前記液体・気体通過管と前記気体供給管との間を接続するとともに、前記液体燃料の液面が上昇した際に、前記液体・気体通過管と前記気体供給管との間の連通を遮断して、前記液体・気体通過管から前記気体供給管への前記気体の供給を停止するフロート弁
    前記フロート弁に接続され、エンジンに向かって前記液体燃料を供給する液体燃料供給管と、を備えていることを特徴とする車両の燃料供給装置。
  2. 前記燃料タンクは、内部に充填された前記液体燃料の量に合わせて膨張・収縮することが可能な可撓性材料によって構成されていることを特徴とする請求項1記載の車両の燃料供給装置。
  3. 前記フロート弁の弁体は、前記燃料タンクに向かって付勢されていることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の車両の燃料供給装置。
  4. 前記液体燃料供給管の内部には、前記液体・気体通過管から前記エンジンに向かう方向のみ前記液体燃料の通過を許容する、一方向弁が配置されていることを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか1項記載の車両の燃料供給装置。
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