JP2017136411A5 - - Google Patents
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Description
本発明の薬液注入装置は、
シリンダと該シリンダに進退移動可能に挿入されているピストンとを有するシリンジを着脱自在に保持するシリンジ保持部と、
前記シリンジ保持部に保持されたシリンジのピストンを少なくとも前進させるための、前記ピストンの末端を押圧するように動作されるピストン押圧部を備えたピストン駆動機構と、
前記ピストン押圧部の前端面に配置され、前記ピストン押圧部の前進方向で前記ピストン押圧部と対向する物体と前記ピストン押圧部との距離に応じた検出結果を出力する検出器と、
前記ピストン押圧部の移動を手動で操作するためのデバイスと、
を有し、
前記ピストン押圧部を初期位置から前記ピストンの末端に当接する位置まで前進させる準備動作での前記ピストン押圧部の動作が、前記検出器による検出結果に基づいて制御され、かつ、前記準備動作の最後の所定の区間で前記ピストン押圧部のさらなる前進を促進するような前記デバイスからの入力操作が無効にされるように構成されている。
シリンダと該シリンダに進退移動可能に挿入されているピストンとを有するシリンジを着脱自在に保持するシリンジ保持部と、
前記シリンジ保持部に保持されたシリンジのピストンを少なくとも前進させるための、前記ピストンの末端を押圧するように動作されるピストン押圧部を備えたピストン駆動機構と、
前記ピストン押圧部の前端面に配置され、前記ピストン押圧部の前進方向で前記ピストン押圧部と対向する物体と前記ピストン押圧部との距離に応じた検出結果を出力する検出器と、
前記ピストン押圧部の移動を手動で操作するためのデバイスと、
を有し、
前記ピストン押圧部を初期位置から前記ピストンの末端に当接する位置まで前進させる準備動作での前記ピストン押圧部の動作が、前記検出器による検出結果に基づいて制御され、かつ、前記準備動作の最後の所定の区間で前記ピストン押圧部のさらなる前進を促進するような前記デバイスからの入力操作が無効にされるように構成されている。
本発明の薬液注入装置によれば、ピストンとピストン押圧部との間に指が挟まれそうになった場合でも容易に回避することができるようになる。また、準備動作におけるピストン押圧部の移動の制御を、ピストン押圧部と、その前進方向でピストン押圧部と対向する物体との距離に応じて行なうので、データキャリアが搭載されていないシリンジであっても、ピストン位置のバラツキおよびシリンジの種類に関係なく確実に、ピストン押圧部をピストンの末端に当接する位置で停止させることができる。
さらに、本発明が適用可能な薬液注入装置としては、注入制御ユニットおよび注入ヘッドが一体式のものもある。このような一体式の薬液注入装置は、検査室に設置され、上記の操作リモコンを使用して、操作室から動作を制御することができる。
(付記)
本出願は、以下の発明を開示する。
(付記1)
シリンダと該シリンダに進退移動可能に挿入されているピストンとを有するシリンジを着脱自在に保持するシリンジ保持部と、
前記シリンジ保持部に保持されたシリンジのピストンを少なくとも前進させるための、前記ピストンの末端を押圧するように動作されるピストン押圧部を備えたピストン駆動機構と、
を有し、
前記ピストン押圧部を初期位置から前記ピストンの末端に当接する位置まで前進させる準備動作の最後の所定の区間で前記ピストン押圧部の移動速度が低下するように前記ピストン駆動機構の動作が制御される薬液注入装置であって、
前記ピストンと前記ピストン押圧部との距離を検出するように配置された検出器をさらに有し、
前記準備動作での前記ピストン押圧部の動作が、前記検出器による検出結果に基づいて制御されるように構成された薬液注入装置。
(付記2)
前記検出器は、前記準備動作中の前記ピストン押圧部の前進方向における、前記検出器と物体との間の距離を検出することができる付記1に記載の薬液注入装置。
(付記3)
前記準備動作の間、前記検出器による検出が行なわれ、
前記検出器によって検出された距離が所定の距離以下になると、前記ピストン押圧部の移動速度が低下するように前記ピストン押圧部の動作が制御される付記1または2に記載の薬液注入装置。
(付記4)
前記検出器によって検出された距離がゼロとなる位置で前記ピストン押圧部の前進が停止するように前記ピストン押圧部の動作が制御される付記3に記載の薬液注入装置。
(付記5)
前記ピストン押圧部の移動を手動で操作するためのデバイスをさらに有し、
前記検出器によって検出された距離が前記所定の距離よりも小さい第2の距離となる位置で前記ピストン押圧部の前進が停止するように前記ピストン押圧部の動作が制御される付記3に記載の薬液注入装置。
(付記6)
前記ピストン押圧部の移動を手動で操作するためのデバイスをさらに有し、
前記検出器は、距離の検出可能範囲が10mm以下であり、前記ピストン押圧部は、前記検出器が物体を検出した時点で前進が停止される付記3に記載の薬液注入装置。
(付記7)
前記検出器は、前記ピストン押圧部に設けられた近接センサである付記1から6のいずれか1項に記載の薬液注入装置。
(付記8)
前記近接センサは、光学式近接センサである付記7に記載の薬液注入装置。
(付記)
本出願は、以下の発明を開示する。
(付記1)
シリンダと該シリンダに進退移動可能に挿入されているピストンとを有するシリンジを着脱自在に保持するシリンジ保持部と、
前記シリンジ保持部に保持されたシリンジのピストンを少なくとも前進させるための、前記ピストンの末端を押圧するように動作されるピストン押圧部を備えたピストン駆動機構と、
を有し、
前記ピストン押圧部を初期位置から前記ピストンの末端に当接する位置まで前進させる準備動作の最後の所定の区間で前記ピストン押圧部の移動速度が低下するように前記ピストン駆動機構の動作が制御される薬液注入装置であって、
前記ピストンと前記ピストン押圧部との距離を検出するように配置された検出器をさらに有し、
前記準備動作での前記ピストン押圧部の動作が、前記検出器による検出結果に基づいて制御されるように構成された薬液注入装置。
(付記2)
前記検出器は、前記準備動作中の前記ピストン押圧部の前進方向における、前記検出器と物体との間の距離を検出することができる付記1に記載の薬液注入装置。
(付記3)
前記準備動作の間、前記検出器による検出が行なわれ、
前記検出器によって検出された距離が所定の距離以下になると、前記ピストン押圧部の移動速度が低下するように前記ピストン押圧部の動作が制御される付記1または2に記載の薬液注入装置。
(付記4)
前記検出器によって検出された距離がゼロとなる位置で前記ピストン押圧部の前進が停止するように前記ピストン押圧部の動作が制御される付記3に記載の薬液注入装置。
(付記5)
前記ピストン押圧部の移動を手動で操作するためのデバイスをさらに有し、
前記検出器によって検出された距離が前記所定の距離よりも小さい第2の距離となる位置で前記ピストン押圧部の前進が停止するように前記ピストン押圧部の動作が制御される付記3に記載の薬液注入装置。
(付記6)
前記ピストン押圧部の移動を手動で操作するためのデバイスをさらに有し、
前記検出器は、距離の検出可能範囲が10mm以下であり、前記ピストン押圧部は、前記検出器が物体を検出した時点で前進が停止される付記3に記載の薬液注入装置。
(付記7)
前記検出器は、前記ピストン押圧部に設けられた近接センサである付記1から6のいずれか1項に記載の薬液注入装置。
(付記8)
前記近接センサは、光学式近接センサである付記7に記載の薬液注入装置。
Claims (7)
- シリンダと該シリンダに進退移動可能に挿入されているピストンとを有するシリンジを着脱自在に保持するシリンジ保持部と、
前記シリンジ保持部に保持されたシリンジのピストンを少なくとも前進させるための、前記ピストンの末端を押圧するように動作されるピストン押圧部を備えたピストン駆動機構と、
前記ピストン押圧部の前端面に配置され、前記ピストン押圧部の前進方向で前記ピストン押圧部と対向する物体と前記ピストン押圧部との距離に応じた検出結果を出力する検出器と、
前記ピストン押圧部の移動を手動で操作するためのデバイスと、
を有し、
前記ピストン押圧部を初期位置から前記ピストンの末端に当接する位置まで前進させる準備動作での前記ピストン押圧部の動作が、前記検出器による検出結果に基づいて制御され、かつ、前記準備動作の最後の所定の区間で前記ピストン押圧部のさらなる前進を促進するような前記デバイスからの入力操作が無効にされるように構成された薬液注入装置。 - 前記距離が前記所定の距離以下になると、移動速度が低下するように前記ピストン押圧部の動作作が制御される請求項1に記載の薬液注入装置。
- 前記距離がゼロとなる位置で前記ピストン押圧部の前進が停止するように前記ピストン押圧部の動作が制御される請求項1に記載の薬液注入装置。
- 前記距離が前記所定の距離よりも小さい第2の距離となる位置で前記ピストン押圧部の前進が停止するように前記ピストン押圧部の動作が制御される請求項1に記載の薬液注入装置。
- 前記検出器は、距離の検出可能範囲が10mm以下であり、前記ピストン押圧部は、前記検出器が前記物体を検出した時点で前進が停止される請求項1に記載の薬液注入装置。
- 前記検出器は、発光素子および受光素子を有する光学式センサである請求項1から5のいずれか1項に記載の薬液注入装置。
- 前記光学式センサは、前記発光素子から出射する光の光軸が前記ピストン押圧部の進行方向に対して傾けて配置されている請求項6に記載の薬液注入装置。
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