JP2017135630A - 通信装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】電圧監視部を常に作動させておく必要をなくすことができ、これにより更なる省電力を図ることができる、通信装置を提供する。【解決手段】モジュラジャック31に電話回線網36が接続されていない場合、モデム部15がオフにされ、モデム部15による電力消費を抑えられる。この状態において、抵抗切替閉回路19の抵抗成分がローインピーダンスに切り替えられている。モジュラジャック31に電話回線網36が接続されると、交換機33と抵抗切替閉回路19との間で第2の閉回路が構成され、抵抗切替閉回路19を介してモジュラジャック31の第1端子34と第2端子35との間を電流が流れる。この電流をフォトカプラ20が検出したことに応じて、ASIC16のCPU51からスイッチング回路18に対してモデム部15をオンにする指示が出力される。【選択図】図1

Description

本発明は、FAX通信を行う通信装置に関する。
従来、FAX通信を行う通信装置には、電話回線が接続されていない場合、相手先の端末から電話信号やFAX信号を送受信することがないため、モデム等を使用しない状態にすることにより省電力にすることが求められている。
通信装置の一例では、電話回線が接続されたか否かを検出するために、電話回線が接続されていない状態においても、半導体を使用したDAA(半導体DAA)が有する電圧監視部に電力が供給され、電圧監視部が作動している。ユーザによって電話回線が接続され、電圧監視部によって回線電圧が検出されると、省電力モードから通常モードへの復帰となり、モデム等の各部に電力が供給される。
特開2002−261976号公報
しかし、電圧監視部が常に作動されていると、その分の電力が消費されることになるため、更なる省電力の効果が求められていた。
そこで、本発明の目的は、電圧監視部を常に作動させておく必要をなくすことができ、これにより更なる省電力を図ることができる、通信装置を提供することである。
前記の目的を達成するため、本発明に係る通信装置は、電話回線と接続可能な2つの端子を有する回線接続端子と、回線接続端子の一方の端子と接続され、回線接続端子の他方の端子と接続され、電話回線を介して接続される交換機との間で第1の閉回路を構成可能であって、電話回線を介して信号の送受信を行う信号送受信部と、信号送受信部に電力を供給する電源部と、制御部と、一方の端子と信号送受信部との間に設けられる第1接点、及び、他方の端子と信号送受信部との間に設けられる第2接点に一対の接続線を介して接続され、回線接続端子に電話回線が接続されている際、交換機との間で第2の閉回路を構成し、閉回路の抵抗成分がハイインピーダンスとローインピーダンスとに切替可能に構成された抵抗切替閉回路と、一方の端子と抵抗切替閉回路との間に設けられた電流検出部と、を備え、制御部は、電源部が信号送受信部に電力供給しているときに、抵抗切替閉回路の抵抗成分をハイインピーダンスにし、電源部が信号送受信部に電力供給していないときに、抵抗切替閉回路の抵抗成分をローインピーダンスにし、電流検出部が電流を検出したことを検知した場合、電源部に対して信号送受信部への電力供給を指示する。
一般的に、信号送受信部は、回線接続端子の一方の端子及び他方の端子の2つの端子と接続されている。信号送受信部は、信号送受信部と電話回線を介して回線接続端子に接続される交換機との間で形成される経路を、開放、又は、閉結することができ、信号送受信部がその経路を閉結することによって、信号送受信部と交換機との間で第1の閉回路が形成される。すると、交換機と信号送受信部との間に形成された第1の閉回路に電流が流れ、交換機が流れた電流を検出し、交換機から各種信号を通信装置へ送ることによって、通信装置は、交換機を介して相手先の通信装置と信号の送受信を開始することができる。
上述の構成に加えて、本発明の構成では、抵抗成分をハイインピーダンスとローインピーダンスとに切り替えることができる抵抗切替閉回路が設けられている。抵抗切替閉回路は、回線接続端子の一方の端子と信号送受信部との間に第1接点、及び、回線接続端子の他方の端子と信号送受信部との間に第2接点に一対の接続線を介して接続され、回線接続端子に電話回線が接続されていると、交換機と抵抗切替閉回路との間に第2の閉回路が形成される。
電源部が信号送受信部に電力供給しているとき、すなわち、回線接続端子に電話回線が接続されているとき、抵抗切替閉回路の抵抗成分がハイインピーダンスに切り替えられている。これにより、回線接続端子に電話回線が接続されることによって、交換機と抵抗切替閉回路との間の第2の閉回路が形成されていたとしても、抵抗切替閉回路の抵抗成分がハイインピーダンスであるため、第2の閉回路には電流が流れない。
回線接続端子に電話回線が接続されていない場合、信号送受信部に電力供給する必要はないが、ユーザによって回線接続端子に電話回線が接続される場合がある。
信号送受信部に電力供給がされていない状態、すなわち、回線接続端子に電話回線が接続されていない状態において、回線接続端子に電話回線が接続されると、交換機と抵抗切替閉回路との間で第2の閉回路が作られる。
電源部が信号送受信部に電力供給していないときには、抵抗切替閉回路の抵抗成分がローインピーダンスに切り替えられている。これにより、回線接続端子に電話回線が接続されると、抵抗切替閉回路を介して回線接続端子の一方の端子と他方の端子との間を電流が流れ、回線接続端子の一方の端子と抵抗切替閉回路との間に設けられた電流検出部が電流を検知する。この電流を電流検出部が検出したことに応じて、制御部から電源部に対して信号送受信部への電力供給が指示される。
故に、従来のような信号送受信部が有する電話回線の回線電圧を監視する電圧監視部を作動しなくても、本発明の通信装置は、信号送受信部への電力供給を停止状態から、回線接続端子に電話回線が接続された段階で、信号送受信部へ電力供給が開始することができるため、更なる省電力を図ることができる。
本発明によれば、電圧監視部を常に作動させておく必要をなくすことができ、これにより更なる省電力を図ることができる。
本発明の一実施形態に係るMFPの第1の電気的構成の要部を示すブロック図である。 抵抗切替閉回路の構成を示す回路図である。 MFPの電力消費状態の遷移の第1の形態を示す状態遷移図である。 第1の状態遷移処理の流れを示すフローチャートである。 MFPの電力消費状態の遷移の第2の形態を示す状態遷移図である。 第2の状態遷移処理の流れを示すフローチャートである。 第1待機処理の流れを示すフローチャートである。 第1スリープ処理の流れを示すフローチャートである。 第2待機処理の流れを示すフローチャートである。 第2スリープ処理の流れを示すフローチャートである。 MFPの第2の電気的構成の要部を示すブロック図である。 電話回線接続検知処理の流れを示すフローチャートである。
以下では、本発明の実施の形態について、添付図面を参照しつつ詳細に説明する。
<MFPの構成>
図1に示されるMFP1(通信装置の一例)は、画像形成機能(プリンタ機能)、画像読取機能(スキャナ機能)及びFAX通信機能を有する複合機である。図1には、FAX通信機能に特に関連する構成が示されている。MFP1は、画像形成部11(画像処理部の一例)、画像読取部12(画像処理部の一例)、表示部13、操作部14、モデム部15(信号送受信部の一例)、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)16及び低圧電源回路17(電源部の一例)を備えている。
画像形成部11は、画像をシートに形成する。画像形成の方式は、電子写真方式であってもよいし、インクジェット方式であってもよい。
画像読取部12は、イメージセンサ及びAFE(Analog Front End)などを備えている。画像読取部12では、イメージセンサにより原稿の画像が読み取られて、イメージセンサからアナログ画像信号が出力され、AFEによりそのアナログ画像信号がデジタル画像データに変換される。
表示部13は、例えば、液晶表示ディスプレイからなる。表示部13には、各種の情報が表示される。
操作部14は、各種の指示を入力するために操作される操作ボタンを備えている。操作ボタンには、押操作によりオン及びオフが交互に切り替わる電源キー21が含まれる。また、操作ボタンには、電源キー21以外に、各種のジョブの実行を指示する際に押操作されるスタートキー、操作部14からの入力内容を確定する際に押操作されるOKキー及び0,1〜9の数字を入力する際に押操作されるテンキー等が含まれる。
MFP1には、モジュラジャック31(回線接続端子の一例)が設けられている。モデム部15は、モジュラジャック31及びモジュラジャック31に接続されるモジュラケーブル32を介して、電話回線網36上の交換機33に接続される。具体的には、モジュラジャック31は、第1端子34及び第2端子35の2つの端子を有している。モジュラジャック31には、モジュラケーブル32の一端を接続可能であり、モジュラケーブル32の一端がモジュラジャック31に接続されると、モジュラケーブル32の一の局線が第1端子34に接続され、他の37が第2端子35に接続される。モジュラケーブル32の他端は、電話回線網36を介して交換機33に接続される。なお、電話回線網36とモジュラケーブル32とが電話回線の一例である。
モデム部15は、DAA(Direct Access Arrangement)41、トランス47、及びモデム42を内蔵している。
DAA41は、電圧監視部43及びデータ入出力部44を備えている。電圧監視部43は、一対の第1配線45及び第2配線46を介して、モジュラジャック31の第1端子34及び第2端子35に接続されている。これにより、モジュラジャック31にモジュラケーブル32が接続されている状態において、DAA41がモジュラジャック31にモジュラケーブル32及び電話回線網36を介して接続される交換機33とモデム部15との間を閉結することにより、交換機33とDAA41との間で第1の閉回路が構成される。交換機33によって、モジュラケーブル32の2本の芯線間に、48V程度の電圧が印加されている。電圧監視部43は、第1配線45と第2配線46との間の回線電圧を監視する。データ入出力部44は、交換機33へのデータ(回線信号)の送出及び交換機33からのデータの入力(受信)などを制御する。
モデム42は、デジタル信号を交換機33に送出するアナログ信号に変調し、トランス47を経てデータ入出力部44にアナログ信号を入力し、交換機33から受信されるアナログ信号をデータ入出力部44からトランス47を経て受け取り、そのアナログ信号をデジタル信号に復調する機能を有している。
ASIC16(制御部の一例)は、CPU51を内蔵している。ASIC16には、ROM52及びRAM53(記憶部の一例)などのメモリが接続されている。ASIC16には、画像読取部12により取得された画像データ、操作部14の操作内容を表す操作信号、モデム部15により受信されたFAXデータなどが入力される。CPU51は、ASIC16に入力される信号などに基づいて、ROM52に記憶されているプログラムを実行することにより、画像形成部11、画像読取部12、表示部13、操作部14及びモデム部15などの各部を制御する。CPU51による制御(プログラム)の実行時、RAM53がワークエリアとして使用される。RAM53には、NVRAM(Non Volatile RAM)などの不揮発性メモリが含まれていてもよい。
低圧電源回路17は、画像形成部11、画像読取部12、表示部13、操作部14、モデム部15及びASIC16などの各部に供給される動作電圧を発生させる電源である。低圧電源回路17は、商用交流電源から電圧(例えば、100ボルト)の供給を受け、その電圧を動作電圧用の所定電圧(例えば、24ボルト)に変換する。画像形成部11、画像読取部12、表示部13、操作部14及びモデム部15には、低圧電源回路17からスイッチング回路18を介して動作電圧が印加される。スイッチング回路18は、ASIC16のCPU51によって制御され、この制御により、スイッチング回路18から画像形成部11、画像読取部12、表示部13、操作部14及びモデム部15の各部に動作電圧が個別に印加される。
また、MFP1は、抵抗切替閉回路19を備えている。抵抗切替閉回路19は、ダイオードブリッジ61を介して、第1配線45及び第2配線46に接続されている。具体的には、モジュラジャック31とDAA41(モデム部15)との間の第1配線45及び第2配線46の途中部には、それぞれ第1接点62及び第2接点63が設けられている。第1接点62及び第2接点63には、それぞれ第3配線64及び第4配線65の一端が接続されている。第3配線64及び第4配線65の他端は、それぞれ全波整流のためのダイオードブリッジ61の2つの入力端子に接続されている。ダイオードブリッジ61の2つの出力端子には、それぞれ第1接続線66及び第2接続線67の一端が接続されている。第1接続線66及び第2接続線67の他端は、抵抗切替閉回路19に接続されている。これにより、モジュラジャック31にモジュラケーブル32が接続されている状態において、交換機33と抵抗切替閉回路19との間で第2の閉回路が構成される。抵抗切替閉回路19は、DAA41から入力される制御信号により、抵抗成分をハイインピーダンス(HiZ)とローインピーダンス(LoZ)とに切替可能に構成されている。
また、モジュラジャック31の第1端子34とDAA41との間の第1配線45には、フォトカプラ20が介装されている。第1配線45に電流が流れると、フォトカプラ20の発光素子が発光する。フォトカプラ20の受光素子の出力端子は、ASIC16に接続されている。フォトカプラ20の受光素子が発光素子からの光を受光すると、受光素子からASIC16に検出信号が入力される。ASIC16は、フォトカプラ20からの検出信号の入力により、フォトカプラ20が電流を検出したことを検知できる。また、ASIC16は、省電力状態をとることができ、CPU51を含むASIC16の一部のみで駆動することができる。そして、省電力状態のASIC16において、電源キー21がオンされたこと、及び、フォトカプラ20が電流を検出したことを検知できる。省電力状態のASIC16は、省電力状態からASIC16の全体に供給される状態に切り替えることができる。
なお、MFP1には、PC(Personal Computer)などの外部端末とのLAN(Local Area Network)を経由したネットワーク通信のための回路が備えられていてもよい。
<抵抗切替閉回路>
抵抗切替閉回路19は、図2に示されるように、第1抵抗71、第2抵抗72、第1トランジスタ73(第1スイッチング素子の一例)及び第2トランジスタ74(第2スイッチング素子の一例)を備えている。
第1抵抗71は、所定の第1抵抗値を有している。第1抵抗71の一端は、第1接続線66に接続されている。
第2抵抗72は、第1抵抗値よりも高い第2抵抗値を有している。第2抵抗72の一端は、第1接続線66に接続されている。
第1トランジスタ73は、npn型トランジスタである。第1トランジスタ73のコレクタ端子(入力端子の一例)は、第1抵抗71の他端に接続されている。第1トランジスタ73のエミッタ端子(出力端子の一例)は、第2接続線67に接続されている。第1トランジスタ73のベース端子(制御端子の一例)は、第2抵抗72の他端に接続されている。
第2トランジスタ74は、pnp型トランジスタである。第2トランジスタ74のエミッタ端子(入力端子の一例)は、第2抵抗72の他端に接続されている。第2トランジスタ74のコレクタ端子(出力端子の一例)は、第2接続線67に接続されている。第2トランジスタ74のベース端子(制御端子)は、DAA41に接続されている。また、そのベース端子は、第3抵抗75を介して、第2抵抗72の他端及び第2トランジスタ74のエミッタ端子と接続されている。
モジュラジャック31にモジュラケーブル32が接続されていない状態では、交換機33と抵抗切替閉回路19との間で閉回路(第2の閉回路)が構成されないので、抵抗切替閉回路19に電流が流れない。また、モジュラジャック31にモジュラケーブル32が接続されていない状態では、第2トランジスタ74がオフにされている。モジュラジャック31にモジュラケーブル32が接続されると、交換機33と抵抗切替閉回路19との間で閉回路が構成される。このとき、第2トランジスタ74がオフにされているため、第1トランジスタ73のベース−エミッタ端子間に電圧が発生し、第1トランジスタ73がオンになる。その結果、第1接続線66から第1抵抗71及び第1トランジスタ73を通して第2接続線67へ電流が流れる。第1抵抗71が第2抵抗72の第2抵抗値よりも低い第1抵抗値を有しているので、抵抗切替閉回路19の抵抗成分がローインピーダンスとなる。
この状態から第2トランジスタ74がオンにされると、第1接続線66から第2抵抗72及び第2トランジスタ74を通して第2接続線67へ電流が流れる。その結果、第1トランジスタ73のベース−エミッタ端子間の電圧が解消されて、第1トランジスタ73がオフになり、第1抵抗71及び第1トランジスタ73を流れる電流が0(零)になる。第2抵抗72が第1抵抗71の第1抵抗値よりも高い第2抵抗値を有しているので、抵抗切替閉回路19の抵抗成分がハイインピーダンスとなる。
<状態遷移>
MFP1では、図3に示されるように、モデム部15への電話回線網36の接続の有無、画像形成部11に対する画像形成(画像処理の一例)の実行命令の有無、画像読取部12に対する画像読取(画像処理の一例)の実行命令の有無、操作部14の電源キー21のオン等に応じて、電力消費状態が遷移する。
待機状態では、低圧電源回路17から画像形成部11、画像読取部12、表示部13、操作部14、モデム部15及びASIC16に動作電力が供給される。
待機状態は、操作部14のキー操作による画像形成又は画像読取の実行命令待ち、モデム部15による画像形成に係るデータの受信待ちの状態である。画像形成部11に動作電力が供給されているので、画像形成の実行命令又は画像形成に係るデータの受信があると、待機状態から画像形成部11による画像形成の実行状態に速やかに移行する。また、画像読取部12に動作電力が供給されているので、画像読取部12による画像読取の実行命令があると、待機状態から画像読取部12による画像読取の実行状態に直ちに移行する。画像形成又は画像読取の実行終了後は、電力消費状態が待機状態となる。
なお、以下では、低圧電源回路17から画像形成部11、画像読取部12、表示部13、操作部14、モデム部15及びASIC16等の各部に動作電力が供給されている状態を「オン」と表現し、各部への動作電力の供給が停止されている状態を「オフ」と表現する。
待機状態において、画像形成若しくは画像読取の実行命令又は画像形成に係るデータの受信がなく、所定時間T1が経過すると、電力消費状態が待機状態からスリープ状態に移行する。スリープ状態では、画像形成部11、画像読取部12及び表示部13がオフにされ、操作部14、モデム部15及びASIC16がオンにされる。したがって、スリープ状態は、待機状態よりも消費電力が低い。スリープ状態において、画像形成若しくは画像読取の実行命令又は画像形成に係るデータの受信があると、電力消費状態がスリープ状態から待機状態に戻り、画像形成部11、画像読取部12及び表示部13がオンされる。そして、待機状態から画像形成又は画像読取の実行状態に移行する。
スリープ状態において、画像形成若しくは画像読取の実行命令又は画像形成に係るデータの受信がなく、所定時間T2が経過し、その時点で、DAA41の電圧監視部43により監視されている回線電圧を取得する。
DAA41の電圧監視部43により監視されている回線電圧が0である場合、電力消費状態がスリープ状態からオフモード状態に移行する。オフモード状態では、操作部14の電源キー21及び省電力状態のASIC16を除いて、画像形成部11、画像読取部12、表示部13、操作部14、モデム部15及びASIC16がオフにされる。電圧監視部43が監視している回線電圧が0である場合、すなわち、電話回線網36がモジュラケーブル32を介してモジュラジャック31に接続されていない。故に、モジュラケーブル32がモジュラジャック31に接続されていないのであれば、モデム部15に電力を供給する必要性がない。故に、電圧監視部43が監視している回線電圧が0である場合、スリープ状態から更に、モデム部15への電力供給がオフされたオフモード状態へ移行する。したがって、オフモード状態は、スリープ状態よりも消費電力が更に低く、消費電力が最も低い状態である。
オフモード状態において、電源キー21がオンにされると、電力消費状態がオフモード状態から待機状態に移行する。また、フォトカプラ20が電流を検出したことが省電力状態のASIC16により検知されると、電力消費状態がオフモード状態から待機状態に移行する。
<状態遷移処理>
ASIC16のCPU51は、MFP1の電力消費状態を遷移させるため、図4に示される状態遷移処理を実行する。
状態遷移処理において、ASIC16のCPU51は、起動処理を実行する(S11)。起動処理では、CPU51は、スイッチング回路18に対して画像形成部11、画像読取部12、表示部13、操作部14及びモデム部15の全部をオンにする指示を出力する。これにより、MFP1の電力消費状態は、画像形成部11、画像読取部12、表示部13、操作部14、モデム部15及びASIC16の全てがオンにされた待機状態となる。
また、CPU51は、DAA41に対して抵抗切替閉回路19の抵抗成分をハイインピーダンスに切り替える指示を出力する(S12)。具体的には、DAA41に対してDAA41から抵抗切替閉回路19の第2トランジスタ74のベース端子にローレベル信号(負電圧)を供給する指示を出力する。
その後、CPU51は、所定時間T1の計測を開始する(S13)。
所定時間T1の計測中、CPU51は、操作部14のキー操作による画像形成又は画像読取の実行命令の入力、及び、モデム部15による画像形成に係る信号(データ)の受信の有無を判断する(S14)。
なお、以下では、操作部14のキー操作による画像形成又は画像読取の実行命令の入力を、単に「実行命令」といい、モデム部15によるデータの受信を、単に「データ受信」という。
所定時間T1の計測中に実行命令又はデータ受信があった場合には(S14:YES)、CPU51は、所定時間T1の計測を終了し、実行処理を実行する(S15)。実行処理では、CPU51は、実行命令又はデータ受信に応じて、画像形成部11又は画像読取部12を制御して、画像形成又は画像読取を実行する。なお、操作部14のキー操作によりコピーの実行が指示された場合には、画像読取部12による画像読取の実行に続き、画像形成部11による画像形成が実行される。
画像形成又は画像読取の実行後、CPU51は、所定時間T1の計測をリセットし、所定時間T1の計測を新たに開始する(S16)。
所定時間T1の計測中に実行命令が入力又はデータ受信がなく(S14:NO)、所定時間T1の計測が完了すると(S17:YES)、CPU51は、スリープ移行処理を実行する(S18)。スリープ移行処理では、CPU51は、スイッチング回路18に対して画像形成部11、画像読取部12及び表示部13をオフにする指示を出力する。これにより、MFP1の電力消費状態は、画像形成部11、画像読取部12及び表示部13がオフにされ、操作部14、モデム部15及びASIC16がオンにされたスリープ状態となる。
スリープ状態の開始とともに、CPU51は、所定時間T2の計測を開始する(S19)。
スリープ状態の開始から所定時間T2が経過する前に、実行命令又はデータ受信があった場合(S20:YES)、CPU51は、起動処理を実行する(S11)。その結果、MFP1の電力消費状態は、スリープ状態から待機状態に移行する。
実行命令及びデータ受信がなく(S20:NO)、スリープ状態の開始から所定時間T2が経過すると(S21:YES)、CPU51は、DAA41の電圧監視部43により監視されている回線電圧を取得する(S22)。
そして、CPU51は、回線電圧の有無を判断する(S23)。CPU51は、たとえば、回線電圧が1ボルト未満である場合、回線電圧なしと判断し、回線電圧値が1ボルト以上である場合、回線電圧ありと判断する。
回線電圧ありの場合(S23:YES)、つまり電話回線網36がモジュラケーブル32を介してモジュラジャック31に接続されている場合、CPU51は、所定時間T2の計測を新たに開始する(S19)。これにより、MFP1の電力消費状態は、スリープ状態に維持される。
一方、回線電圧なしの場合(S23:NO)、つまり電話回線網36がモジュラケーブル32を介してモジュラジャック31に接続されていない場合、CPU51は、スイッチング回路18に対してモデム部15をオフにする指示を出力する(S24)。
また、CPU51は、DAA41に対して抵抗切替閉回路19の抵抗成分をローインピーダンスに切り替える指示を出力する(S25)。具体的には、DAA41に対してDAA41から抵抗切替閉回路19の第2トランジスタ74のベース端子にハイレベル信号(0ボルト)を供給する指示を出力する。
その後、CPU51は、スイッチング回路18に対して省電力状態のASIC16とし、操作部14の電源キー21以外をオフにする指示を出力する(S26)。
その結果、MFP1の電力消費状態は、操作部14の電源キー21及び省電力状態のASIC16以外、画像形成部11、画像読取部12、表示部13、操作部14、モデム部15及びASIC16がオフにされたオフモード状態となる。
オフモード状態において、電源キー21がオンにされるか(S27:YES)、又は、フォトカプラ20が電流を検出したことが省電力状態のASIC16により検知されると(S28:YES)、低圧電源回路17からASIC16の全体に動作電力が供給される(S29:ASICオン)。ASIC16の全体に動作電力が供給されると、CPU51は、起動処理を実行する(S11)。その結果、MFP1の電力消費状態は、スリープ状態から待機状態に移行する。
<作用効果>
以上のように、モデム部15は、モジュラジャック31の第1端子34及び第2端子35の2つの端子と接続されている。モジュラジャック31には、モジュラケーブル32の一端が接続され、モジュラケーブル32の他端は、電話回線網36を介して交換機33に接続される。モジュラジャック31がモジュラケーブル32及び電話回線網36を介して交換機33と接続された状態において、モデム部15(DAA41)がモデム部15と交換機33との間に形成される経路を閉結することにより、モデム部15と交換機33との間で第1の閉回路が構成される。第1の閉回路が構成されると、第1の閉回路に電流が流れる。その電流を交換機33が検出し、交換機33から各種信号がMFP1へ送信されることによって、MFP1は、交換機33を介して相手先のMFP1と信号の送受信を開始することができる。
MFP1には、抵抗成分をハイインピーダンスとローインピーダンスとに切り替えることができる抵抗切替閉回路19が設けられている。抵抗切替閉回路19は、モジュラジャック31の第1端子34とモデム部15との間の第1接点62に第1接続線66を介して接続され、モジュラジャック31の第2端子35とモデム部15との間の第2接点63に第2接続線67を介して接続されている。モジュラジャック31にモジュラケーブル32を介して電話回線網36が接続されていると、交換機33と抵抗切替閉回路19との間に第2の閉回路が構成される。
モデム部15がオンにされているとき、すなわち、モジュラジャック31に電話回線網36が接続されているとき、抵抗切替閉回路19の抵抗成分がハイインピーダンスに切り替えられている。これにより、モジュラジャック31にモジュラケーブル32を介して電話回線網36が接続されることによって、交換機33と抵抗切替閉回路19との間の第2の閉回路が形成されていたとしても、抵抗切替閉回路19の抵抗成分がハイインピーダンスであるため、第2の閉回路には電流が流れない。
モジュラジャック31にモジュラケーブル32を介して電話回線網36が接続されていない場合、モデム部15がオフにされる。これにより、使用されないモデム部15による電力消費を抑えることができる。
モデム部15がオフにされるオフモードにおいて、モジュラジャック31にモジュラケーブル32を介して電話回線網36が接続されると、交換機33と抵抗切替閉回路19との間で第2の閉回路が構成される。モデム部15がオフにされているときには、抵抗切替閉回路19の抵抗成分がローインピーダンスに切り替えられている。これにより、モジュラジャック31にモジュラケーブル32を介して電話回線網36が接続されると、抵抗切替閉回路19を介してモジュラジャック31の第1端子34と第2端子35との間を電流が流れ、モジュラジャック31の第1端子34と抵抗切替閉回路19との間に設けられたフォトカプラ20が電流を検出する。この電流をフォトカプラ20が検出したことに応じて、ASIC16のCPU51からスイッチング回路18に対してモデム部15をオンにする指示が出力される。
故に、従来の構成とは異なり、モジュラジャック31にモジュラケーブル32を介して電話回線網36が接続されていないときに、モデム部15(DAA41)の電圧監視部43を動作させていなくても、MFP1では、モジュラジャック31に電話回線網36が接続されたことに応じて、モデム部15をオンさせることができる。よって、更なる省電力を図ることができる。
また、モデム部15がオフにされるオフモードにおいて、モジュラジャック31にモジュラケーブル32を介して電話回線網36が接続された場合に加えて、操作部14の電源キー21がオンされた場合にも、電力消費状態がオフモード状態から待機状態に移行され、モデム部15がオンにされる。これにより、ユーザが操作部14の電源キー21をオンすることによっても、モデム部15が使用可能となり、モジュラジャック31にモジュラケーブル32を介して電話回線網36が接続されていれば、モデム部15を使用したFAX通信が可能となる。
なお、モデム部15がオンにされている状態で、抵抗切替閉回路19の抵抗成分がローインピーダンスであると、交換機33がモデム部15との間の閉結を判断することによって、MFP1がFAX通信を行う必要がないにもかかわらず、交換機33がMFP1へ各種信号を送信してしまう。これを防ぐために、モデム部15がオンにされている状態では、抵抗切替閉回路19の抵抗成分がハイインピーダンスに設定される。
抵抗切替閉回路19は、第1接続線66と第2接続線67との間において、第1抵抗71及び第1トランジスタ73の直列回路と第2抵抗72及び第2トランジスタ74の直列回路とを並列に設けた簡素な構成であり、安価に得ることができる。
<状態遷移2>
MFP1では、電力消費状態の遷移の態様として、図3に示される態様以外に、図5に示される態様が採用されてもよい。
図5に示される態様では、電源オフの状態から電源スイッチがオンされると、MFP1の電力消費状態が第1待機状態(第1通常モードの一例)となる。第1待機状態では、画像形成部11、画像読取部12、表示部13、操作部14、モデム部15及びASIC16がオンにされる。
第1待機状態は、操作部14のキー操作による画像形成又は画像読取の実行命令待ち、モデム部15による画像形成に係るデータの受信待ちの状態である。画像形成部11に動作電力が供給されているので、画像形成の実行命令又は画像形成に係るデータの受信があると、第1待機状態から画像形成部11による画像形成の実行状態に直ちに移行する。また、画像読取部12に動作電力が供給されているので、画像読取部12による画像読取の実行命令があると、第1待機状態から画像読取部12による画像読取の実行状態に速やかに移行する。画像形成又は画像読取の実行終了後は、電力消費状態が第1待機状態となる。
第1待機状態において、画像形成若しくは画像読取の実行命令又は画像形成に係るデータの受信がなく、所定時間T1が経過すると、電力消費状態が第1待機状態から第1スリープ状態に移行する。第1スリープ状態では、画像形成部11、画像読取部12及び表示部13がオフにされ、操作部14及びモデム部15がオンにされる。したがって、第1スリープ状態は、第1待機状態よりも消費電力が低い。第1スリープ状態において、画像形成若しくは画像読取の実行命令又は画像形成に係るデータの受信があると、電力消費状態が第1スリープ状態から第1待機状態に戻り、画像形成部11、画像読取部12及び表示部13がオンされる。そして、第1待機状態から画像形成又は画像読取の実行状態に移行する。
第1スリープ状態において、画像形成若しくは画像読取の実行命令又は画像形成に係るデータの受信がなく、所定時間T2が経過し、その時点でモデム部15が電話回線と接続されておらず(電話回線網36がモジュラケーブル32を介してモジュラジャック31に接続されておらず)、DAA41の電圧監視部43により監視されている回線電圧が0である場合、電力消費状態が第1スリープ状態からオフモード状態に移行する。オフモード状態では、操作部14の電源キー21及び省電力状態のASIC16を除いて、画像形成部11、画像読取部12、表示部13、操作部14、モデム部15及びASIC16がオフにされる。したがって、オフモード状態は、第1スリープ状態よりも消費電力が更に低く、消費電力が最も低い状態である。
オフモード状態において、モジュラジャック31にモジュラケーブル32が接続されて、交換機33と抵抗切替閉回路19との間で閉回路(第2の閉回路)が構成され、フォトカプラ20が電流を検出したことが省電力状態のASIC16により検知されると、電力消費状態がオフモード状態から第1待機状態に移行する。
なお、以下では、フォトカプラ20が電流を検出したことがASIC16により検知されることを、単に「電流検知」という。
また、オフモード状態において、電源キー21がオンにされると、電力消費状態がオフモード状態から第2待機状態(第2通常モードの一例)に移行する。第2待機状態では、モデム部15がオフにされ、画像形成部11、画像読取部12、表示部13、操作部14及びASIC16がオンにされる。したがって、第2待機状態は、モデム部15による消費電力分、第1待機状態よりも消費電力が低い。画像形成部11及び画像読取部12に動作電力が供給されているので、画像形成若しくは画像読取の実行命令があると、第2待機状態から画像形成部11による画像形成又は画像読取部12による画像読取の実行状態に速やかに移行する。画像形成又は画像読取の実行終了後は、電力消費状態が第2待機状態となる。
第2待機状態において、画像形成若しくは画像読取の実行命令がなく、所定時間T1が経過すると、電力消費状態が第2待機状態から第2スリープ状態に移行する。第2スリープ状態では、画像形成部11、画像読取部12、表示部13及びモデム部15がオフにされ、操作部14及びASIC16がオンにされる。したがって、第2スリープ状態は、第2待機状態よりも消費電力が低く、モデム部15による消費電力分、第1スリープ状態よりも消費電力が低い。第2スリープ状態において、画像形成若しくは画像読取の実行命令があると、電力消費状態が第2スリープ状態から第2待機状態に戻り、画像形成部11、画像読取部12及び表示部13がオンされる。そして、第2待機状態から画像形成又は画像読取の実行状態に移行する。
第2スリープ状態において、モジュラジャック31にモジュラケーブル32が接続されて、交換機33と抵抗切替閉回路19との間で閉回路(第2の閉回路)が構成され、フォトカプラ20が電流を検出したことが省電力状態のASIC16により検知されると、モデム部15がオンにされる。これにより、電力消費状態が第2スリープ状態から第1スリープ状態に移行する。
<状態遷移処理2>
電源オフの状態から電源スイッチがオン(Power ON)されると、商用交流電源から低圧電源回路17に電圧が供給され、低圧電源回路17からASIC16の全体に動作電力が供給される。図5に示される態様が採用される場合、ASIC16の全体に動作電力が供給されると、ASIC16のCPU51は、MFP1の電力消費状態を遷移させるため、図6に示される状態遷移処理を実行する。
状態遷移処理において、RAM53に設定されているフラグの状態がオンでない場合(S31:NO)、つまりフラグの状態がオフである場合、CPU51は、第1待機処理を実行する(S32)。電源オフによりRAM53がクリアされるので、電源オフの状態から電源スイッチがオンされた直後は、フラグの状態がオフである。
*第1待機処理
第1待機処理では、図7に示されるように、CPU51は、スイッチング回路18に対して画像形成部11、画像読取部12、表示部13、操作部14及びモデム部15の全部をオンにする指示を出力する(S321)。これにより、MFP1の電力消費状態は、画像形成部11、画像読取部12、表示部13、操作部14、モデム部15及びASIC16の全てがオンにされた第1待機状態となる。
また、CPU51は、DAA41に対して抵抗切替閉回路19の抵抗成分をハイインピーダンスに切り替える指示を出力する(S322)。具体的には、DAA41に対してDAA41から抵抗切替閉回路19の第2トランジスタ74のベース端子にローレベル信号(負電圧)を供給する指示を出力する。
その後、CPU51は、所定時間T1の計測を開始する(S323)。
所定時間T1の計測中に実行命令又はデータ受信があった場合には(S324:YES)、CPU51は、所定時間T1の計測を終了し、実行処理を実行する(S325)。実行処理では、CPU51は、実行命令又はデータ受信に応じて、画像形成部11又は画像読取部12を制御して、画像形成又は画像読取を実行する。なお、操作部14のキー操作によりコピーの実行が指示された場合には、画像読取部12による画像読取の実行に続き、画像形成部11による画像形成が実行される。
画像形成又は画像読取の実行後、CPU51は、所定時間T1の計測をリセットし、所定時間T1の計測を新たに開始する(S326)。
所定時間T1の計測中に実行命令又はデータ受信がなく(S14:NO)、所定時間T1の計測が完了すると(S327:YES)、CPU51は、第1待機処理を終了する。
*第1スリープ処理
図6に示されるように、第1待機処理の終了後、CPU51は、第1スリープ処理を実行する(S33)。
第1スリープ処理では、図8に示されるように、CPU51は、スイッチング回路18に対して画像形成部11、画像読取部12及び表示部13をオフにする指示を出力する(S331)。これにより、MFP1の電力消費状態は、画像形成部11、画像読取部12及び表示部13がオフにされ、操作部14、モデム部15及びASIC16がオンにされた第1スリープ状態となる。
また、CPU51は、DAA41に対して抵抗切替閉回路19の抵抗成分をハイインピーダンスに切り替える指示を出力する(S332)。具体的には、DAA41に対してDAA41から抵抗切替閉回路19の第2トランジスタ74のベース端子にローレベル信号(負電圧)を供給する指示を出力する。
その後、CPU51は、所定時間T2の計測を開始する(S333)。
所定時間T2の計測中に実行命令又はデータ受信があった場合には(S334:YES)、CPU51は、所定時間T2の計測を終了し、図6のステップS32に戻り、第1待機処理を実行する。そのため、MFP1の電力消費状態は、第1スリープ状態から第1待機状態に移行する。そして、第1待機処理において、CPU51は、実行命令又はデータ受信に応じて(S324:YES)、実行処理を実行する(S325)。
所定時間T2の計測中に実行命令が入力又はデータ受信がなく(S334:NO)、所定時間T2の計測が完了すると(S335:YES)、CPU51は、第1スリープ処理を終了する。
*状態移行判断
第1スリープ処理の終了後、CPU51は、図6に示されるように、DAA41の電圧監視部43により監視されている回線電圧を取得する(S34)。
そして、CPU51は、回線電圧の有無を判断する(S35)。CPU51は、たとえば、回線電圧が1ボルト未満である場合、回線電圧なしと判断し、回線電圧値が1ボルト以上である場合、回線電圧ありと判断する。
回線電圧ありの場合(S35:YES)、CPU51は、第1スリープ処理を実行する(S33)。これにより、MFP1の電力消費状態は、スリープ状態に維持される。
*オフモード処理
一方、回線電圧なしの場合(S35:NO)、CPU51は、スイッチング回路18に対してモデム部15をオフにする指示を出力する(S36)。
また、CPU51は、DAA41に対して抵抗切替閉回路19の抵抗成分をローインピーダンスに切り替える指示を出力する(S37)。具体的には、DAA41に対してDAA41から抵抗切替閉回路19の第2トランジスタ74のベース端子にハイレベル信号(0ボルト)を供給する指示を出力する。
その後、CPU51は、スイッチング回路18に対してASIC16を省電力状態とし、操作部14の電源キー21以外をオフにする指示を出力する(S38)。
その結果、MFP1の電力消費状態は、操作部14の電源キー21及び省電力状態のASIC16以外、画像形成部11、画像読取部12、表示部13、操作部14、モデム部15及びASIC16がオフにされたオフモード状態となる。
*復帰処理
オフモード状態において、電源キー21がオンにされるか(S39:YES)、又は、電流検知があると(S40:YES)、低圧電源回路17からASIC16の全体に動作電力が供給される(S41,S42:ASICオン)。
電流検知があり(S40:YES)、ASIC16の全体に動作電力が供給された場合(S42)、CPU51は、RAM53に設定されているフラグの状態を保持し、フラグの状態がオフであれば(S31:NO)、第1待機処理を実行する。その結果、MFP1の電力消費状態は、オフモード状態から第1待機状態に移行する。
電源キー21がオンにされて(S39:YES)、ASIC16の全体に動作電力が供給された場合(S41)、CPU51は、RAM53に設定されているフラグをオンにした後(S43)、第2待機処理を実行する(S44)。
*第2待機処理
第2待機処理では、CPU51は、図9に示されるように、スイッチング回路18に対してモデム部15以外の画像形成部11、画像読取部12、表示部13及び操作部14をオンにする指示を出力する(S441)。これにより、MFP1の電力消費状態は、モデム部15がオフにされ、画像形成部11、画像読取部12、表示部13、操作部14及びASIC16がオンにされた第2待機状態となる。
また、CPU51は、DAA41に対して抵抗切替閉回路19の抵抗成分をローインピーダンスに切り替える指示を出力する(S442)。具体的には、DAA41に対してDAA41から抵抗切替閉回路19の第2トランジスタ74のベース端子にハイレベル信号(0ボルト)を供給する指示を出力する。
その後、CPU51は、所定時間T1の計測を開始する(S443)。
所定時間T1の計測中に、実行命令があった場合(S444:YES)、CPU51は、所定時間T1の計測を終了し、実行処理を実行する(S445)。実行処理では、CPU51は、実行命令に応じて、画像形成部11又は画像読取部12を制御して、画像形成又は画像読取を実行する。
画像形成又は画像読取の実行後、CPU51は、所定時間T1の計測をリセットし、所定時間T1の計測を新たに開始する(S446)。
また、所定時間T1の計測中に、電流検知があった場合(S447:YES)、CPU51は、RAM53に設定されているフラグをオンにした後(S448)、第2待機処理を終了する。
一方、実行命令又は電流検知がなく(S447:NO)、所定時間T1の計測が完了すると(S449:YES)、CPU51は、第2待機処理を終了する。
*状態移行判断
第2待機処理の終了後、CPU51は、RAM53に設定されているフラグの状態を調べる。フラグの状態がオンである場合(S45:NO)、CPU51は、第1待機処理を実行する(S32)。その結果、MFP1の電力消費状態は、第2待機状態から第1待機状態に移行する。
一方、フラグの状態がオフである場合(S45:YES)、CPU51は、第2スリープ処理を実行する(S46)。
*第2スリープ処理
第2スリープ処理では、図10に示されるように、CPU51は、スイッチング回路18に対して画像形成部11、画像読取部12及び表示部13をオフにする指示を出力する(S461)。これにより、MFP1の電力消費状態は、画像形成部11、画像読取部12、表示部13及びモデム部15がオフにされ、操作部14及びASIC16がオンにされた第2スリープ状態となる。
また、CPU51は、DAA41に対して抵抗切替閉回路19の抵抗成分をローインピーダンスに切り替える指示を出力する(S462)。
第2スリープ状態において、実行命令があった場合には(S463:YES)、CPU51は、図6のステップS44に戻り、第2待機処理を実行する。そのため、MFP1の電力消費状態は、第2スリープ状態から第2待機状態に移行する。そして、第2待機処理において、CPU51は、実行命令に応じて(S444:YES)、実行処理を実行する(S445)。
また、第2スリープ状態において、電流検出があった場合には(S464:YES)、CPU51は、RAM53に設定されているフラグをオフにした後(S465)、第2スリープ処理を終了する。
第2スリープ処理の終了後、CPU51は、第1スリープ処理を実行する(S33)。その結果、MFP1の電力消費状態は、第2スリープ状態から第1スリープ状態に移行する。
<作用効果>
以上のように、電力消費状態の遷移の態様として、図5に示される態様が採用された場合、オフモード状態において、電流検知があると、電力消費状態がオフモード状態から第1待機状態に移行する。第1待機状態では、画像形成部11、画像読取部12、表示部13、操作部14、モデム部15及びASIC16がオンにされているので、画像形成若しくは画像読取の実行命令又は画像形成に係るデータの受信に応じて、画像形成又は画像読取を速やかに開始することができる。
また、オフモード状態において、電源キー21がオンにされると、電力消費状態がオフモード状態から第2待機状態に移行する。第2待機状態では、モデム部15がオフにされ、画像形成部11、画像読取部12、表示部13、操作部14及びASIC16がオンにされる。したがって、第2待機状態では、モデム部15による消費電力分、第1待機状態よりも消費電力を低く抑えることができる。
モデム部15がオンにされている第1待機状態では、抵抗切替閉回路19の抵抗成分がハイインピーダンスに切り替えられている。これにより、モジュラジャック31にモジュラケーブル32を介して電話回線網36が接続されることによって、交換機33と抵抗切替閉回路19との間の第2の閉回路が形成されていたとしても、抵抗切替閉回路19の抵抗成分がハイインピーダンスであるため、第2の閉回路には電流が流れない。そのため、交換機33が抵抗切替閉回路19との接続をモデム部15との閉結と誤判断することを抑制できる。
第2待機状態において、画像形成若しくは画像読取の実行命令がなく、所定時間T1が経過すると、電力消費状態が第2待機状態から第2スリープ状態に移行される。第2スリープ状態では、第2待機状態から画像形成部11、画像読取部12及び表示部13がオフにされる。したがって、電力消費状態が第2待機状態から第2スリープ状態に移行されることにより、消費電力を一層低く抑えることができる。
<MFPの他の構成>
MFP1は、図1に示される構成に代えて、図11に示される構成を有していてもよい。
なお、図11において、図1に示される各部に相当する部分には、それらの各部と同一の参照符号が付されている。また、以下では、その同一の参照符号が付された部分の説明を省略する。
図11に示される構成では、図1に示されるDAA41に代えて、回線閉結用リレー81が設けられている。モジュラジャック31がモジュラケーブル32及び電話回線網36を介して交換機33と接続された状態において、ASIC16のCPU51は、回線閉結用リレー81のコイル82の通電を制御することにより、交換機33とモデム42との間に形成される経路を閉結又は開放することができる。
図11に示される構成が採用される場合、電話回線網36がモジュラケーブル32を介してモジュラジャック31に接続されているか否かを判断するために、図4のステップS22,S23の処理及び図6のステップS34,S35の処理に代えて、CPU51により、図12に示される電話回線接続検知処理が実行されるとよい。
図12に示される電話回線接続検知処理では、CPU51は、交換機33とモデム42との間を閉結する(S51)。
電話回線網36がモジュラケーブル32を介してモジュラジャック31に接続されている場合、その閉結により、交換機33から送信されるダイヤルトーンをモデム42が受信する。したがって、ダイヤルトーンを受信した場合(S52:YES)、CPU51は、電話回線網36がモジュラケーブル32を介してモジュラジャック31に接続されていると判断することができる(S53)。「電話回線網36がモジュラケーブル32を介してモジュラジャック31に接続されている」の判断は、回線電圧ありの判断と等価である。
一方、交換機33からのダイヤルトーンをモデム42が受信しない場合(S52:NO)、CPU51は、電話回線網36がモジュラケーブル32を介してモジュラジャック31に接続されていないと判断することができる(S54)。「電話回線網36がモジュラケーブル32を介してモジュラジャック31に接続されていない」の判断は、回線電圧なしの判断と等価である。
<変形例>
以上、本発明のいくつかの実施形態について説明したが、本発明は、更に他の形態で実施することも可能である。
たとえば、前述の実施形態では、電流検出部の一例として、フォトカプラ20を取り上げた。しかしながら、電流検出部には、モジュラジャック31の第1端子34とDAA41との間の第1配線45に電流が流れたことに応じて検出信号を出力する構成のものであれば、たとえば、トランスが採用されてもよい。
また、前述の実施形態では、CPU51が各処理を実行する場合について説明した。しかしながら、ASIC16が複数のCPUを備え、複数のCPUが協働して各処理を実行してもよい。
その他、前述の構成には、特許請求の範囲に記載された事項の範囲で種々の設計変更を施すことが可能である。
1 MFP
11 画像形成部
12 画像読取部
15 モデム部
16 ASIC
17 低圧電源回路
19 抵抗切替閉回路
20 フォトカプラ
21 電源キー
31 モジュラジャック
33 交換機
34 第1端子
35 第2端子
36 電話回線
51 CPU
53 RAM
62 第1接点
63 第2接点
66 第1接続線
67 第2接続線
71 第1抵抗
72 第2抵抗
73 第1トランジスタ
74 第2トランジスタ

Claims (8)

  1. 電話回線と接続可能な2つの端子を有する回線接続端子と、
    前記回線接続端子の一方の端子と接続され、前記回線接続端子の他方の端子と接続され、前記電話回線を介して接続される交換機との間で第1の閉回路を構成可能であって、前記電話回線を介して信号の送受信を行う信号送受信部と、
    前記信号送受信部に電力を供給する電源部と、
    制御部と、
    前記一方の端子と前記信号送受信部との間に設けられる第1接点、及び、前記他方の端子と前記信号送受信部との間に設けられる第2接点に一対の接続線を介して接続され、前記回線接続端子に前記電話回線が接続されている際、前記交換機との間で第2の閉回路を構成し、前記第2の閉回路の抵抗成分がハイインピーダンスとローインピーダンスとに切替可能に構成された抵抗切替閉回路と、
    前記一方の端子と前記抵抗切替閉回路との間に設けられた電流検出部と、
    を備え、
    前記制御部は、
    前記電源部が前記信号送受信部に電力供給しているときに、前記抵抗切替閉回路の抵抗成分をハイインピーダンスにし、
    前記電源部が前記信号送受信部に電力供給していないときに、前記抵抗切替閉回路の抵抗成分をローインピーダンスにし、前記電流検出部が電流を検出したことを検知した場合、前記電源部に対して前記信号送受信部への電力供給を指示する、
    通信装置。
  2. 請求項1に記載の通信装置であって、
    前記制御部は、
    前記電源部に対して、前記電源部が前記信号送受信部に電力を供給する通常モードと前記電源部が前記信号送受信部に電力を供給しないオフモードとの切り替えを指示可能であって、
    前記通常モードの際は、前記抵抗切替閉回路の抵抗成分を前記ハイインピーダンスにし、前記オフモードの際は、前記抵抗切替閉回路の抵抗成分を前記ローインピーダンスにし、
    前記オフモードの際に、前記電流検出部が電流を検出したことを検知した場合、前記抵抗切替閉回路の抵抗成分を前記ローインピーダンスから前記ハイインピーダンスに切り替え、前記電源部に対して前記オフモードから前記通常モードへ切り替える、
    通信装置。
  3. 請求項2に記載の通信装置であって、
    更に、
    オン、又は、オフ操作可能な電源キーを含む操作部
    を備え、
    前記制御部は、
    前記オフモードの際に、前記電源キーのオン操作、又は、前記電流検出部が電流を検出したことを検知した場合、前記オフモードから前記通常モードへ切り替える、
    通信装置。
  4. 請求項2に記載の通信装置であって、
    更に、
    画像処理部と、
    オン、又は、オフ操作可能な電源キーを含む操作部と
    を備え、
    前記制御部は、
    前記通常モードにおいて、
    前記電源部に対して前記画像処理部及び前記信号送受信部への電力供給を指示する第1通常モードと、前記電源部に対して前記画像処理部への電力供給を指示し、前記信号送受信部には電力供給を指示しない第2通常モードを指示可能であって、
    前記オフモードの際に、前記電流検出部が電流を検出したことを検知した場合、前記オフモードから前記電源部が前記第1通常モードへ切り替え、前記電源キーのオン操作を検知した場合、前記オフモードから前記第2通常モードへ切り替え、
    前記第1通常モードの際は、前記抵抗切替閉回路の抵抗成分を前記ハイインピーダンスにし、前記第2通常モード及び前記オフモードの際は、前記抵抗切替閉回路の抵抗成分を前記ローインピーダンスにする、
    通信装置。
  5. 請求項4に記載の通信装置であって、
    前記制御部は、
    前記第2通常モードの際に、前記電流検出部が電流を検出したことを検知した場合、前記第2通常モードから前記第1通常モードに切り替える、
    通信装置。
  6. 請求項4に記載の通信装置であって、
    前記制御部は、
    前記第2通常モードの際に、所定時間経過しても前記画像処理部に画像処理を実行させる命令がない場合、前記第2通常モードから前記電源部が前記画像処理部に電力を供給しないスリープモードに切り替え、
    前記スリープモードの際に、前記画像処理部に画像処理を実行させる命令があった場合、前記スリープモードから前記第2通常モードに切り替える、
    通信装置。
  7. 請求項1〜6のいずれか一項に記載の通信装置であって、
    前記抵抗切替閉回路は、
    前記一対の接続線の一方の第1接続線に一端が接続された第1抵抗と、
    前記第1抵抗よりも大きい抵抗値を有し、前記第1接続線に一端が接続された第2抵抗と、
    入力端子が前記第1抵抗の他端に接続され、出力端子が前記一対の接続線の他方の第2接続線に接続され、制御端子が前記第2抵抗の他端に接続された第1スイッチング素子と、
    入力端子が前記第2抵抗の他端に接続され、出力端子が前記第2接続線に接続され、制御端子が前記制御部に接続された第2スイッチング素子と
    を備える、
    通信装置。
  8. 請求項7に記載の通信装置であって、
    前記第1スイッチング素子は、npn型トランジスタであり、
    前記第2スイッチング素子は、pnp型トランジスタである、
    通信装置。
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