JP2017134311A - 光コネクタシステム及び光コネクタ - Google Patents

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貴仁 音光
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Abstract

【課題】光コネクタを基板に対して2方向に浮動させずに、光コネクタ同士の2方向の相対位置ずれを緩和させる光コネクタシステムを提供する。【解決手段】光コネクタシステム100は、第1フェルールを収容する第1ハウジング20Aを有し、第1基板10Aに取り付けられた第1光コネクタ3Aと、第1フェルールに接続される第2フェルールを収容する第2ハウジング3Bを有し、第2基板10Bに取り付けられ、着脱方向に沿って第1光コネクタ3Aに対して着脱可能な第2光コネクタ3Bとを備える。第1基板10Aは、着脱方向に平行であるとともに、第1方向に平行であり、第2基板10Bは、着脱方向に平行であるとともに、第1方向と交差する第2方向に平行である。第1ハウジング20Aは、第1基板10Bに対して第1方向に移動可能に取り付けられており、第2ハウジング20Bは、第2基板10Bに対して第2方向に移動可能に取り付けられている。【選択図】図4

Description

本開示は、光コネクタシステム及び光コネクタに関する。
プラグイン形式の光コネクタとして、いわゆるバックプレーンコネクタが知られている。バックプレーンコネクタでは、プラグインユニットにプリントボードを差し込むことによって、プラグインユニットのバックプレーンに取り付けられた光コネクタと、プリントボードに取り付けられた光コネクタとを接続することになる。例えば特許文献1、2には、このようなバックプレーンコネクタが記載されている。なお、特許文献1には、外部ハウジング及び内部ハウジングを備えた光コネクタの結合機構が記載されている。また、特許文献2には、バックプレーン側の光コネクタをバックプレーンに対して浮動させることによって、光コネクタ同士を嵌合させる際の位置ずれを吸収させることが記載されている。
特開平5−45541号公報 特開平11−183753号公報
特許文献2記載の光コネクタでは、光コネクタの着脱方向に対して垂直なバックプレーンに取付穴が形成されており、バックプレーンハウジングを固定する固定部品と取付穴との間にクリアランスを確保することによって(固定部品の周囲にクリアランスを確保することによって)、着脱方向に対して垂直な2次元方向(2方向)にバックプレーンハウジングが浮動可能に構成されている。但し、バックプレーンの配線スペースなどの制約によって、バックプレーンハウジングを2方向に浮動させるスペースを確保できないことがある。なお、バックプレーンコネクタに限らず、他の光コネクタにおいても、基板に対して光コネクタを2方向に浮動させるスペースを確保できないという問題は生じ得る。
本発明の幾つかの実施形態は、光コネクタを基板に対して2方向に浮動させずに、光コネクタ同士の2方向の相対位置ずれを緩和させることを目的とする。
上記課題を解決するための幾つかの実施形態は、
第1フェルールを収容する第1ハウジングを有し、第1基板に取り付けられた第1光コネクタと、
前記第1フェルールに接続される第2フェルールを収容する第2ハウジングを有し、前記第1基板とは別の第2基板に取り付けられ、着脱方向に沿って前記第1光コネクタに対して着脱可能な第2光コネクタと
を備え、
前記第1基板は、前記着脱方向に平行であるとともに、第1方向に平行であり、
前記第2基板は、前記着脱方向に平行であるとともに、前記第1方向と交差する第2方向に平行であり、
前記第1ハウジングは、前記第1基板に対して前記第1方向に移動可能に取り付けられており、
前記第2ハウジングは、前記第2基板に対して前記第2方向に移動可能に取り付けられている
ことを特徴とする光コネクタシステムである。
その他の特徴については、後述する明細書及び図面の記載により明らかにする。
本発明の幾つかの実施形態によれば、光コネクタを基板に対して2方向に浮動させずに、光コネクタ同士の2方向の相対位置ずれを緩和させることができる。
図1は、第1実施形態の接続前の初期位置の光コネクタシステム100の斜視図である。 図2は、第1実施形態の光コネクタシステム100の分解斜視図である。 図3A及び図3Bは、コネクタ接続時の様子の説明図である。 図4は、第1実施形態の取付機構(浮動機構)の説明図である。 図5は、ネジ部材40の近傍の断面図である。 図6は、第2実施形態の光コネクタシステム100の斜視図である。
後述する明細書及び図面の記載から、少なくとも以下の事項が明らかとなる。
第1フェルールを収容する第1ハウジングを有し、第1基板に取り付けられた第1光コネクタと、前記第1フェルールに接続される第2フェルールを収容する第2ハウジングを有し、前記第1基板とは別の第2基板に取り付けられ、着脱方向に沿って前記第1光コネクタに対して着脱可能な第2光コネクタとを備え、前記第1基板は、前記着脱方向に平行であるとともに、第1方向に平行であり、前記第2基板は、前記着脱方向に平行であるとともに、前記第1方向と交差する第2方向に平行であり、前記第1ハウジングは、前記第1基板に対して前記第1方向に移動可能に取り付けられており、前記第2ハウジングは、前記第2基板に対して前記第2方向に移動可能に取り付けられていることを特徴とする光コネクタシステムが明らかとなる。このような光コネクタシステムによれば、光コネクタを基板に対して2方向に浮動させずに、光コネクタ同士の2方向の相対位置ずれを緩和させることができる。
円柱形状の第1案内部を有し、前記第1ハウジングを前記第1基板に取り付けるための第1取付部材と、円柱形状の第2案内部を有し、前記第2ハウジングを前記第2基板に取り付けるための第2取付部材とを備え、前記第1ハウジングは、前記第1方向に長い第1長穴を有しており、前記第2ハウジングは、前記第2方向に長い第2長穴を有しており、前記第1案内部が前記第1長穴に挿通された状態で、前記第1取付部材が前記第1基板に固定されており、前記第2案内部が前記第2長穴に挿通された状態で、前記第2取付部材が前記第2基板に固定されていることが望ましい。これにより、第1ハウジングを第1基板に対して第1方向に案内するとともに、第2ハウジングを第2基板に対して第2方向に案内することができる。
前記第1取付部材は、頭部とネジ部とを有しており、前記第2取付部材は、頭部とネジ部とを有しており、前記第1取付部材は、前記ネジ部によって前記第1基板に固定されるとともに、前記第1案内部を前記第1長穴に挿通した状態を前記頭部によって保持しており、前記第2取付部材は、前記ネジ部によって前記第2基板に固定されるとともに、前記第2案内部を前記第2長穴に挿通した状態を前記頭部によって保持していることが望ましい。これにより、案内部が長穴から抜けることを防止できる。
前記第1案内部の長さは、前記第1長穴における前記第1ハウジングの厚さよりも長く、前記第2案内部の長さは、前記第2長穴における前記第2ハウジングの厚さよりも長いことが望ましい。これにより、第1ハウジングが第1取付部材の頭部によって締め付けられずに済み、第2ハウジングが第2取付部材の頭部によって締め付けられずに済むため、基板に対して移動可能な状態を保持することができる。
前記第1ハウジングを前記第1方向から挟むように配置された一対の前記第1取付部材によって、前記第1ハウジングが、前記第1基板に対して前記第1方向に移動可能に取り付けられており、前記第2ハウジングを前記第2方向から挟むように配置された一対の前記第2取付部材によって、前記第2ハウジングが、前記第2基板に対して前記第2方向に移動可能に取り付けられていることが望ましい。これにより、一対の取付部材の間隔を広くすることができるため、ハウジングを安定的に案内することができる。
相手側光コネクタに対して着脱可能であり、基板に取り付けられる光コネクタであって、フェルールと、前記フェルールを収容するハウジングとを備え、前記ハウジングは、前記基板に対して、所定方向に移動可能に取り付けられており、前記所定方向は、前記相手側光コネクタとの着脱方向と直交する方向であるとともに、前記相手側光コネクタのハウジングが相手側基板に対して移動可能な方向と直交する方向であることを特徴とする光コネクタが明らかとなる。このような光コネクタによれば、光コネクタを基板に対して1方向にしか浮動していないが、光コネクタ同士の2方向の相対位置ずれを緩和させることができる。
===第1実施形態===
<光コネクタ3の基本構成>
図1は、第1実施形態の接続前の初期位置の光コネクタシステム100の斜視図である。図2は、第1実施形態の光コネクタシステム100の分解斜視図である。図3A及び図3Bは、コネクタ接続時の様子の説明図である。
本実施形態の光コネクタシステム100は、受け側光コネクタ3A(第1光コネクタ)と、可動側光コネクタ3B(第2光コネクタ)とを有する。受け側光コネクタ3Aは、ここではプラグインユニット(不図示)のミドルプレーン10A(第1基板)に取り付けられている。但し、受け側光コネクタ3Aを取り付ける基板は、ミドルプレーン10Aに限られるものではなく、他の基板(例えばバックプレーン等)でも良い。また、可動側光コネクタ3Bは、ここではプラグインユニットのガイド溝(不図示)に沿って挿抜されるプリントボード10B(第2基板)に取り付けられている。但し、可動側光コネクタ3Bを取り付ける基板は、プリントボード10Bに限られるものではない。
以下の説明では、図1に示すように各方向を定義する。すなわち、コネクタ着脱方向を「Z方向」とする。Z方向のことを「前後方向」と呼び、それぞれの光コネクタ3から見て相手側の光コネクタ3の側を「前」と呼び、逆側を「後」と呼ぶこともある。また、プリントボード10Bの基板面に垂直な方向を「Y方向」とし、Y方向及びZ方向に垂直な方向を「X方向」とする。
・受け側光コネクタ3Aの構成
受け側光コネクタ3Aは、ミドルプレーン10A(第1基板)に取り付けられている。ミドルプレーン10Aは、YZ平面に平行な基板面を有している。すなわち、ミドルプレーン10Aは、コネクタ着脱方向(Z方向)に平行であるとともに、Y方向に平行な基板である。
受け側光コネクタ3Aは、受け側ハウジング20A(第1ハウジング)と、フェルール51(第1フェルール)を備えた光モジュール50とを有する。後述するように、受け側ハウジング20Aは、ミドルプレーン10Aに対してY方向(第1方向)に移動可能(浮動可能)に取り付けられている。
受け側ハウジング20Aは、フェルール51(光モジュール50のフェルール51)を収容するための部材である。受け側ハウジング20Aは、外側ハウジング21Aと、内側ハウジング22Aとを有する。受け側ハウジング20Aは、受け側接続機構23Aを有しており、外側ハウジング21A及び内側ハウジング22Aには、受け側接続機構23Aを構成する部位がそれぞれ形成されている。
外側ハウジング21Aは、内側ハウジング22Aを収容する部材である。外側ハウジング21Aには、複数(ここでは3つ)の内側ハウジング22AがY方向に並んで取り付けられている。外側ハウジング21Aの前側開口部は、可動側光コネクタ3Bの光モジュール50を挿入するための挿入口となる。外側ハウジング21Aの前側開口部には、開閉可能なシャッター211が設けられている。
内側ハウジング22Aは、光モジュール50を収容する部材であり、外側ハウジング21Aに対して光モジュール50を取り付けるための部材である。内側ハウジング22Aは、光モジュール50を装着するためのモジュール装着部221Aを有する。内側ハウジング22Aは、複数(ここでは3つ)のモジュール装着部221Aを有しており、複数の光モジュール50をX方向に並べて装着可能である。なお、モジュール装着部221Aの内壁面には、フェルール51の鍔部(フランジ部)と接触してフェルール51の前抜けを防止するための突起が設けられている。
・可動側光コネクタ3Bの構成
可動側光コネクタ3Bは、プリントボード10B(第2基板)に取り付けられている。プリントボード10Bは、XZ平面に平行な基板面を有している。すなわち、プリントボード10Bは、コネクタ着脱方向(Z方向)に平行であるとともに、X方向に平行な基板である。プリントボード10Bは、Z方向に沿って移動可能である。可動側光コネクタ3Bは、プリントボード10BとともにZ方向に移動することになる。
可動側光コネクタ3Bは、可動側ハウジング20B(第2ハウジング)と、フェルール51を備えた光モジュール50とを有する。後述するように、可動側ハウジング20B(第2ハウジング)は、プリントボード10Bに対してX方向(第2方向)に移動可能(浮動可能)に取り付けられている。
可動側ハウジング20Bは、フェルール51(光モジュール50のフェルール51)を収容するための部材である。可動側ハウジング20Bは、外側ハウジング21Bと、内側ハウジング22Bとを有する。可動側ハウジング20Bは、可動側接続機構23Bを有しており、外側ハウジング21B及び内側ハウジング22Bには、可動側接続機構23Bを構成する部位がそれぞれ形成されている。
外側ハウジング21Bは、内側ハウジング22Bを収容する部材である。外側ハウジング21Bには、複数(ここでは3つ)の内側ハウジング22BがY方向に並んで取り付けられている。外側ハウジング21Bの後部はプリントボード10Bに取り付けられている。外側ハウジング21Bの前側開口部(不図示)は、受け側光コネクタ3Aの外側ハウジング21Aの前部を挿入するための挿入口となる(図3A参照)。
内側ハウジング22Bは、光モジュール50を収容する部材であり、外側ハウジング21Bに対して光モジュール50を取り付けるための部材である。内側ハウジング22Bは、光モジュール50を装着するためのモジュール装着部221Bを有する。受け側光コネクタ3Aと同様に、内側ハウジング22Bは、複数(ここでは3つ)のモジュール装着部221Bを有しており、複数の光モジュール50をX方向に並べて装着可能である。受け側光コネクタ3Aと同様に、モジュール装着部221Bの内壁面には、フェルール51の鍔部(フランジ部)と接触してフェルール51の前抜けを防止するための突起が設けられている。
・光モジュール50の構成
光モジュール50は、光ファイバ(光ファイバテープ、光ケーブル、光コード等を構成する光ファイバを含む)の終端に取り付けられたモジュールである。光モジュール50は、フェルール51と、ピンクランプ52と、スプリング53と、スプリングプッシュ54とを有する。フェルール51は、光ファイバの端部を保持する部材である。フェルール51の鍔部は、フェルール51本体の外周面から外側に突出しており、内側ハウジング22(22A、22B)のモジュール装着部221(221A、221B)の内壁面に形成された突起(不図示)に接触する。フェルール51は、前側に押圧された状態で後退可能に内側ハウジング22(22A、22B)に収容される。具体的には、スプリングプッシュ54を内側ハウジング22(22A、22B)に引っ掛けることによって光モジュール50が取り付けられると、スプリング53がピンクランプ52とスプリングプッシュ54との間で圧縮変形した状態になり、スプリング53の弾性力によって、フェルール51が、モジュール装着部221(221A、221B)の内壁面の突起(不図示)に鍔部を接触させた状態で、前側に押圧された状態になる。
・コネクタ接続時について
図3Aに示すように、プラグインユニットのガイド溝(不図示)に沿ってプリントボード10Bをミドルプレーン10Aに向かって移動させると、受け側ハウジング20Aと可動側ハウジング20Bとが接触し、受け側光コネクタ3Aと可動側光コネクタ3Bとの位置合わせが行われる。具体的には、図3Aに示すように、可動側光コネクタ3Bの角筒状の外側ハウジング21Bの内側に受け側ハウジング20Aの角筒状の外側ハウジング21Aが入り込み、受け側光コネクタ3Aの外側ハウジング21Aの外周面と可動側光コネクタ3Bの外側ハウジング21Bの内周面とが接触し、受け側ハウジング20Aと可動側ハウジング20Bとが嵌合することによって、可動側光コネクタ3Bの外側ハウジング21BとのX方向及びY方向の相対位置が合わせられることになる。
図3Aに示す段階では、受け側光コネクタ3Aのフェルール51と、可動側光コネクタ3Bのフェルール51とは接触していない。つまり、受け側光コネクタ3Aのフェルール51と、可動側光コネクタ3Bのフェルール51との接触前に、受け側ハウジング20Aと可動側ハウジング20Bとが嵌合することによって、受け側光コネクタ3Aと可動側光コネクタ3Bとの位置合わせが行われることになる。
図3Aに示す状態から更にプリントボード10Bをミドルプレーン10Aに向かって移動させると、図3Bに示すように、受け側接続機構23Aと可動側接続機構23Bとが接続する。このとき、受け側光コネクタ3Aのフェルール51の位置決めピンが可動側光コネクタ3Bのフェルール51の位置決め穴(不図示)に嵌合することによってフェルール51同士の位置合わせが行われ、フェルール51の端面同士が突き合わせられる。
ところで、受け側光コネクタ3Aのフェルール51の位置決めピンに可動側光コネクタ3Bのフェルール51の位置決め穴(不図示)を嵌合させるためには、予めフェルール51同士の相対位置を高精度(例えばXY方向の位置ずれが約0.4mm以下の範囲)にする必要がある。一方、図1に示す初期段階からフェルール51同士の相対位置が高精度になるように受け側光コネクタ3Aや可動側光コネクタ3Bを作り込むことは困難である。そこで、本実施形態では、フェルール51同士の接触前に受け側ハウジング20Aと可動側ハウジング20Bとを嵌合させることによって、初期段階のフェルール51同士の相対位置のズレを緩和させている。これにより、図1の初期段階では、受け側光コネクタ3Aと可動側光コネクタ3Bとの相対的な位置ずれ(X方向及びY方向の位置ずれ)は、約2mm程度まで許容されている。
<浮動機構について>
本実施形態では、図3Aに示すように、受け側ハウジング20Aは、ミドルプレーン10Aに対してY方向に移動可能(浮動可能)に構成されているとともに、可動側ハウジング20Bは、プリントボード10Bに対してX方向に移動可能(浮動可能)に構成されている。これにより、受け側ハウジング20A及び可動側ハウジング20BがXY方向(コネクタ着脱方向であるZ方向に垂直な2方向)に相対的に移動可能(浮動可能)になる。このため、受け側ハウジング20Aと可動側ハウジング20Bとの嵌合時に、初期段階のフェルール51同士の相対位置ずれを緩和することができる。
図4は、第1実施形態の取付機構(浮動機構)の説明図である。図5は、ネジ部材40の近傍の断面図である。
ミドルプレーン10Aには、一対の丸穴11Aが形成されている。また、受け側ハウジング20Aには、一対の長穴201A(第1長穴)が形成されている。そして、丸穴11A及び長穴201Aにネジ部材40Aが挿通されており、ミドルプレーン10Aの裏面でネジ部材40Aにナットが締結されている。これにより、ネジ部材40Aの頭部43とナットとの間にミドルプレーン10Aと受け側ハウジング20Aとが挟み込まれることによって、ミドルプレーン10Aに対して受け側ハウジング20Aが取り付けられている。同様に、ネジ部材40Bの頭部43とナットとの間にプリントボード10Bと可動側ハウジング20Bとが挟み込まれることによって、プリントボード10Bに対して可動側ハウジング20Bが取り付けられている。
ネジ部材40(40A、40B)は、ハウジング20(受け側ハウジング20Aや可動側ハウジング20B)を基板10に取り付けるための取付部材である。ネジ部材40は、案内部41と、雄ネジ部42と、頭部43とを有する。ネジ部材40の端部には雄ネジ部42と頭部43が形成されている。
案内部41は、頭部43と雄ネジ部42との間の円柱形状の部位であり、受け側ハウジング20Aや可動側ハウジング20Bを案内するための部位である。案内部41は、長穴201(201A、201B)に挿通されており、長穴201の長手方向に沿って受け側ハウジング20Aや可動側ハウジング20Bを案内する。案内部41の直径は、雄ネジ部42の直径よりも太い。このため、案内部41と雄ネジ部42との間には段差部(案内部41の底面44)が形成されている。
雄ネジ部42は、基板10(ミドルプレーン10Aやプリントボード10B)に対してネジ部材40を固定するための部位(ネジ部)である。雄ネジ部42にナットを締結すると、案内部41の底面44(案内部41と雄ネジ部42との段差面)とナットとの間に基板10が挟み込まれ、これにより、基板10(ミドルプレーン10Aやプリントボード10B)に対してネジ部材40が固定される(図5参照)。なお、ネジ部材40が、雄ネジ部42の代わりに雌ネジ部を有しても良い。
頭部43は、ネジ部材40の端部に設けられ、案内部41の直径よりも太い部位である。頭部43は、丸穴11の直径や長穴201の幅(長穴201の短径方向の寸法)よりも太い部位である。これにより、頭部43によって、案内部41が長穴201から抜けることを防止することができ、案内部41を長穴201に挿通した状態を保持することができる。
丸穴11(11A、11B)は、基板10(ミドルプレーン10Aやプリントボード10B)に形成された円形状の貫通穴であり、ネジ部材40の雄ネジ部42を挿通させるための穴である。丸穴11Aにネジ部材40Aの雄ネジ部42を挿通させると、ミドルプレーン10Aの裏面から雄ネジ部42が突出し、ミドルプレーン10Aの裏面で雄ネジ部42にナットを締結させることができる。丸穴11の直径は、ネジ部材40の案内部41の直径よりも小さい。このため、雄ネジ部42にナットを締結すると、案内部41の底面44(案内部41と雄ネジ部42との段差面)とナットとの間でミドルプレーン10Aが締め付けられ、これにより、ミドルプレーン10Aに対してネジ部材40Aが固定される。同様に、プリントボード10Bにも、一対の丸穴11Bが形成されており、丸穴11Bに挿通した雄ネジ部42にナットを締結すると、案内部41の底面44(案内部41と雄ネジ部42との段差面)とナットとの間でプリントボード10Bが締め付けられ、これにより、プリントボード10Bに対してネジ部材40Bが固定される。
長穴201(201A、201B)は、ハウジング20(受け側ハウジング20Aや可動側ハウジング20B)に形成された長い開口の貫通穴であり、ハウジング20を移動方向に案内するための穴である。長穴201には、ネジ部材40の案内部41が挿通されている。受け側ハウジング20Aの長穴201A(第1長穴)は、Y方向に沿って長く形成されている。このため、Y方向に長い長穴201Aによって、受け側ハウジング20AがY方向に移動可能になる。可動側ハウジング20Bにも、一対の長穴201B(第2長穴)が形成されている。可動側ハウジング20Bの長穴201Bは、X方向に長く形成されている。X方向に長い長穴201Bによって、可動側ハウジングがX方向に移動可能になる。なお、受け側ハウジング20Aの長穴201Aの長手方向はY方向であるのに対し、可動側ハウジング20Bの長穴201Bの長手方向はX方向である。
長穴201の幅(短径方向の寸法)は、ネジ部材40の案内部41の直径とほぼ同じであり、ここでは約5mmである。長穴201の幅が案内部41の直径とほぼ同じであるため、長穴201の幅方向への移動が規制される。これに対し、長穴201の長手方向の長さ(長径方向の寸法)は、ネジ部材40の案内部41の直径よりも長く、ここでは約7mmである。このため、図5に示すように、長穴201の長手方向において長穴201と案内部41との間に隙間が形成される。この隙間の分だけ受け側ハウジング20Aがミドルプレーン10Aに対して移動可能になるとともに、可動側ハウジング20Bがプリントボード10Bに対して移動可能になる。ここでは、受け側ハウジング20Aがミドルプレーン10Aに対してY方向に約2mmの範囲で移動可能である。同様に、可動側ハウジング20Bは、プリントボード10Bに対してX方向に約2mmの範囲で移動可能になる。
案内部41の長さは、ハウジング20(受け側ハウジング20Aや可動側ハウジング20B)の肉厚より若干長い。言い換えると、ネジ部材40の頭部43の底面と案内部41の底面44(案内部41と雄ネジ部42との段差面)との間の寸法は、ハウジング20(受け側ハウジング20Aや可動側ハウジング20B)の肉厚より若干長い。このため、雄ネジ部42にナットを締結しても、ハウジング20がネジ部材40の頭部43に締め付けられずに済む。これにより、ハウジング20(受け側ハウジング20Aや可動側ハウジング20B)は、ネジ部材40に対して、若しくは基板10(ミドルプレーン10A(又はプリントボード10B)に対して、移動可能になる。
上記の第1実施形態の光コネクタシステム100によれば、受け側ハウジング20Aは、ミドルプレーン10Aに対してY方向に移動可能に取り付けられているとともに、可動側ハウジング20Bは、プリントボード10Bに対してX方向に移動可能に取り付けられている。これにより、それぞれのハウジング20は基板10に対して1方向のみにしか移動できないにも関わらず、受け側ハウジング20A及び可動側ハウジング20BがXY方向(コネクタ着脱方向であるZ方向に垂直な2方向)に相対的に移動可能(浮動可能)になる。
===第2実施形態===
図6は、第2実施形態の光コネクタシステム100の斜視図である。第2実施形態の光コネクタシステム100は、第1実施形態と同様に、受け側光コネクタ3A(第1光コネクタ)と可動側光コネクタ3B(第2光コネクタ)とを備える。受け側光コネクタ3Aは、フェルール51を収容する受け側ハウジング20A(第1ハウジング)を有し、ミドルプレーン10A(第1基板)に取り付けられている。可動側光コネクタ3Bは、フェルール51を収容する可動側ハウジング20Bを有し、プリントボード10Bに取り付けられている。また、第2実施形態においても、ミドルプレーン10Aは、Z方向(着脱方向)及びY方向(第1方向)に平行であり、プリントボード10Bは、Z方向及びX方向(第2方向)に平行である。
第2実施形態においても、第1実施形態と同様に、受け側ハウジング20Aは、ミドルプレーン10Aに対してY方向に移動可能(浮動可能)に構成されているとともに、可動側ハウジング20Bは、プリントボード10Bに対してX方向に移動可能(浮動可能)に構成されている。これにより、受け側ハウジング20A及び可動側ハウジング20BがXY方向(コネクタ着脱方向であるZ方向に垂直な2方向)に相対的に移動可能(浮動可能)になる。
また、第2実施形態においても、取付部材であるネジ部材40は、円柱形状の案内部41(図6では不図示)を有しており、受け側ハウジング20AはY方向に長い長穴201A(図6では不図示)を有しており、可動側ハウジング20BはX方向に長い長穴201B(図6では不図示)を有しており、案内部41が長穴201に挿通された状態で、ネジ部材40(取付部材)がミドルプレーン10Aやプリントボード10Bに固定されている。これにより、案内部41及び長穴201によって受け側ハウジング20Aや可動側ハウジング20Bを所定方向に案内できる。
第2実施形態では、第1実施形態とは異なり、一対のネジ部材40A(第1取付部材)が、受け側ハウジング20A(第1ハウジング)をY方向から挟むように配置されている。そして、受け側ハウジング20Aは、Y方向から受け側ハウジング20Aを挟むように配置された一対のネジ部材40Aによって、ミドルプレーン10A(第1基板)に対してY方向(第1方向)に移動可能に取り付けられている。これにより、第2実施形態では、一対の長穴201Aの間隔を広くすることができるため、受け側ハウジング20Aを安定的にY方向に案内することができる。また、第1実施形態のように受け側光コネクタ3Aの後側にネジ部材40Aを配置した場合には、ネジ部材40Aと長穴201Aとの遊び(隙間)によって受け側光コネクタ3AがZ軸に対して傾きやすくなってしまうのに対し、第2実施形態では、受け側光コネクタ3Aの傾きを抑制することができる。また、第2実施形態では、ミドルプレーン10Aの配線可能な面を広くすることができるという利点もある。
同様に、第2実施形態では、一対のネジ部材40B(第2取付部材)が、可動側ハウジング20B(第2ハウジング)をX方向から挟むように配置されている。そして、可動側ハウジング20Bは、X方向から可動側ハウジング20Bを挟むように配置された一対のネジ部材40Bによって、プリントボード10B(第2基板)に対してX方向(第2方向)に移動可能に取り付けられている。これにより、受け側ハウジング20Aと同様に、一対の長穴201Bの間隔を広くすることができるため、可動側ハウジング20Bを安定的にX方向に案内することができる。また、可動側光コネクタ3BのZ軸に対する傾きを抑制することができるとともに、プリントボード10Bの配線可能な面を広くすることができるという利点もある。
===別の実施形態===
上記の実施形態の光コネクタシステム100は、ミドルプレーン10Aに取り付けられた受け側光コネクタ3Aと、プリントボード10Bに取り付けられた可動側光コネクタ3Bとを備えている。但し、光コネクタシステムを構成する2つの光コネクタ(第1光コネクタ及び第2光コネクタ)は、前述の受け側光コネクタ3Aや可動側光コネクタ3Bに限られるものではなく、他の光コネクタであっても良い。また、光コネクタを取り付ける基板(第1基板及び第2基板)は、ミドルプレーン10Aやプリントボード10Bに限られるものではなく、他の基板でも良い。但し、光コネクタシステムが、第1基板に取り付けられた第1光コネクタと、第2基板に取り付けられた第2光コネクタとを備えており、第1基板がZ方向(着脱方向)及び第1方向(例えばY方向)に平行であり、第2基板がZ方向及び第2方向(例えばX方向)に平行である場合には、第1光コネクタの第1ハウジングを第1基板に対して第1方向に移動可能に取り付けるとともに、第2光コネクタの第2ハウジングを第2基板に対して第2方向に移動可能に取り付けることが望ましい。これにより、それぞれのハウジングが基板に対して1方向のみにしか移動できないにも関わらず、第1ハウジング及び第2ハウジングがコネクタ着脱方向に垂直な2方向に相対的に移動可能(浮動可能)になる。
また、上記の実施形態では、円柱形状の案内部41を長穴201に挿通させることによって、ハウジング20(受け側ハウジング20A及び可動側ハウジング20B)を長穴201の長手方向に沿って案内していた。但し、光コネクタのハウジングを別の方法で移動方向に案内しても良い。
また、上記の実施形態では、ハウジング20(受け側ハウジング20A及び可動側ハウジング20B)を基板10に取り付ける取付部材がネジ部材40であり、取付部材がネジ留めされることによって基板10に固定されていた。但し、取付部材はネジ部材40に限られるものではなく、取付部材がネジ留め以外の方法で基板10に固定されても良い。このような場合であっても、案内部41を長穴201に挿通させた状態を保持できれば、ハウジング20(受け側ハウジング20A及び可動側ハウジング20B)を長穴201の長手方向に沿って案内することが可能である。
===小括===
上記の幾つかの実施形態によれば、光コネクタシステムは、第1基板(例えばミドルプレーン10A)に取り付けられた第1光コネクタ(例えば受け側光コネクタ3A)と、第2基板(例えばプリントボード10B)に取り付けられた第2光コネクタ(例えば可動側光コネクタ3B)とを備えており、第1基板は、着脱方向(Z方向)及び第1方向(例えばY方向)に平行であり、第2基板は、着脱方向及び第2方向(例えばX方向)に平行である。このような状況下において、上記の幾つかの実施形態では、第1光コネクタの第1ハウジング(例えば受け側ハウジング20A)が、第1基板に対して第1方向(例えばY方向)に移動可能に取り付けられており、第2光コネクタの第2ハウジング(例えば可動側ハウジング20B)が、第2基板に対して第2方向(例えばX方向)に移動可能に取り付けられている。これにより、第1ハウジング及び第2ハウジングが着脱方向に垂直な2方向(XY方向)に相対的に移動可能(浮動可能)になるため、第1ハウジングと第2ハウジングとの嵌合時に初期段階のフェルール同士(第1ハウジングに収容された第1フェルールと、第2ハウジングに収容された第2フェルール)の相対位置ずれを緩和することができる。
また、上記の幾つかの実施形態によれば、第1ハウジング(例えば受け側ハウジング20A)を第1基板(例えばミドルプレーン10A)に取り付けるための第1取付部材(例えばネジ部材40A)と、第2ハウジング(例えば可動側ハウジング20B)を第2基板(例えばプリントボード10B)に取り付けるための第2取付部材(例えばネジ部材40B)とを備えている。そして、第1ハウジングは第1方向(例えばY方向)に長い長穴201Aを有しており、この長穴201Aに取付部材の案内部41を挿通させた状態で、取付部材が第1基板に取り付けられている。また、第2ハウジングは第2方向(例えばX方向)に長い長穴201Bを有しており、この長穴201Bに取付部材の案内部41を挿通させた状態で、取付部材が第2基板に取り付けられている。このような構成により、第1ハウジングを第1基板に対して第1方向に案内するとともに、第2ハウジングを第2基板に対して第2方向に案内することができるため、第1ハウジング及び第2ハウジングが着脱方向に垂直な2方向(XY方向)に相対的に移動可能(浮動可能)にすることができる。
また、上記の幾つかの実施形態によれば、一方の光コネクタ(例えば受け側光コネクタ3A)は、相手側光コネクタ(例えば可動側光コネクタ3B)に対して着脱可能であり、基板(例えばミドルプレーン10A)に取り付けられており、フェルールとハウジングとを備えている。そして、ハウジング(例えば受け側ハウジング20A)は、基板(ミドルプレーン10A)に対して移動可能に取り付けられており、この移動可能な方向は、相手側光コネクタとの着脱方向(Z方向)と直交する方向(XY方向)であるとともに、相手側光コネクタのハウジング(例えば可動側ハウジング20B)が相手側基板(プリントボード2)に対して移動可能な方向(X方向)と直交する方向(Y方向)である。これにより、ハウジングが、相手側光コネクタのハウジングに対して、着脱方向に垂直な2方向(XY方向)に相対的に移動可能(浮動可能)になるため、ハウジング嵌合時に、初期段階のフェルール同士の相対位置ずれを緩和することができる。
===その他===
上記の実施形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定して解釈するためのものではない。本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更・改良され得ると共に、本発明には、その等価物が含まれることは言うまでもない。
3 光コネクタ
3A 受け側光コネクタ(第1光コネクタ)、
3B 可動側光コネクタ(第2光コネクタ)、
10 基板
10A ミドルプレーン(第1基板)、
10B プリントボード(第2基板)、
11 丸穴、11A 丸穴(第1丸穴)、11B 丸穴(第2丸穴)、
20 ハウジング、
20A 受け側ハウジング(第1ハウジング)、
20B 可動側ハウジング(第2ハウジング)、
201 長穴、201A 長穴(第1長穴)、201B 長穴(第2長穴)
21 外側ハウジング、211 シャッター、
22 内側ハウジング、221 モジュール装着部、
23 接続機構、
40 ネジ部材(取付部材)、
40A ネジ部材(第1取付部材)、
40B ネジ部材(第2取付部材)、
41 案内部、
42 雄ネジ部(ネジ部)、
43 頭部、
44 底面(案内部と雄ネジ部との段差面)、
50 光モジュール、
51 フェルール、52 ピンクランプ、
53 スプリング、54 スプリングプッシュ、
100 光コネクタシステム

Claims (6)

  1. 第1フェルールを収容する第1ハウジングを有し、第1基板に取り付けられた第1光コネクタと、
    前記第1フェルールに接続される第2フェルールを収容する第2ハウジングを有し、前記第1基板とは別の第2基板に取り付けられ、着脱方向に沿って前記第1光コネクタに対して着脱可能な第2光コネクタと
    を備え、
    前記第1基板は、前記着脱方向に平行であるとともに、第1方向に平行であり、
    前記第2基板は、前記着脱方向に平行であるとともに、前記第1方向と交差する第2方向に平行であり、
    前記第1ハウジングは、前記第1基板に対して前記第1方向に移動可能に取り付けられており、
    前記第2ハウジングは、前記第2基板に対して前記第2方向に移動可能に取り付けられている
    ことを特徴とする光コネクタシステム。
  2. 請求項1に記載の光コネクタシステムであって、
    円柱形状の第1案内部を有し、前記第1ハウジングを前記第1基板に取り付けるための第1取付部材と、
    円柱形状の第2案内部を有し、前記第2ハウジングを前記第2基板に取り付けるための第2取付部材と
    を備え、
    前記第1ハウジングは、前記第1方向に長い第1長穴を有しており、
    前記第2ハウジングは、前記第2方向に長い第2長穴を有しており、
    前記第1案内部が前記第1長穴に挿通された状態で、前記第1取付部材が前記第1基板に固定されており、
    前記第2案内部が前記第2長穴に挿通された状態で、前記第2取付部材が前記第2基板に固定されている
    ことを特徴とする光コネクタシステム。
  3. 請求項2に記載の光コネクタシステムであって、
    前記第1取付部材は、頭部とネジ部とを有しており、
    前記第2取付部材は、頭部とネジ部とを有しており、
    前記第1取付部材は、前記ネジ部によって前記第1基板に固定されるとともに、前記第1案内部を前記第1長穴に挿通した状態を前記頭部によって保持しており、
    前記第2取付部材は、前記ネジ部によって前記第2基板に固定されるとともに、前記第2案内部を前記第2長穴に挿通した状態を前記頭部によって保持している
    ことを特徴とする光コネクタシステム。
  4. 請求項3に記載の光コネクタシステムであって、
    前記第1案内部の長さは、前記第1長穴における前記第1ハウジングの厚さよりも長く、
    前記第2案内部の長さは、前記第2長穴における前記第2ハウジングの厚さよりも長い
    ことを特徴とする光コネクタシステム。
  5. 請求項2〜4のいずれかに記載の光コネクタシステムであって、
    前記第1ハウジングを前記第1方向から挟むように配置された一対の前記第1取付部材によって、前記第1ハウジングが、前記第1基板に対して前記第1方向に移動可能に取り付けられており、
    前記第2ハウジングを前記第2方向から挟むように配置された一対の前記第2取付部材によって、前記第2ハウジングが、前記第2基板に対して前記第2方向に移動可能に取り付けられている
    ことを特徴とする光コネクタシステム。
  6. 相手側光コネクタに対して着脱可能であり、基板に取り付けられる光コネクタであって、
    フェルールと、
    前記フェルールを収容するハウジングと
    を備え、
    前記ハウジングは、前記基板に対して、所定方向に移動可能に取り付けられており、
    前記所定方向は、前記相手側光コネクタとの着脱方向と直交する方向であるとともに、前記相手側光コネクタのハウジングが相手側基板に対して移動可能な方向と直交する方向である
    ことを特徴とする光コネクタ。
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