JP2017134069A - センサ - Google Patents
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Abstract
Description
つまり、主体金具の端部のうちセンサ素子の検出部が配置される側の端部は、測定対象物が直接接触することがあるため、高温の測定対象物によって腐食する虞がある。なお、主体金具の当該部位には、センサ素子を保護するための素子プロテクタが固定されている。そのため、主体金具の当該部位に腐食が発生して強度が低下した場合、素子プロテクタが脱落する可能性がある。
センサ素子は、軸線方向に延びる長尺形状に形成され、先端側に検出部を備える。
主体金具は、自身の外側表面に、素子プロテクタの後端部に対向するプロテクタ対向面を備えている。
主体金具のうちプロテクタおよび主体金具保護部材により覆われる所定領域には、主体金具の先端面の少なくとも一部と、貫通孔の内面の少なくとも一部と、主体金具の先端面に連なる径方向外側表面の少なくとも一部と、が含まれる。
次に、上述のセンサにおいては、主体金具の貫通孔の内面のうち素子保持部材よりも先端側の領域と、主体金具の径方向外側表面のうち素子プロテクタに覆われる領域と、主体金具の先端面と、をプロテクタ内部領域と定義した場合に、主体金具保護部材および素子プロテクタは、主体金具のプロテクタ内部領域のうち少なくともプロテクタ対向面よりも先端側の領域を覆う構成であってもよい。
このような形状の主体金具保護部材は、センサ素子が挿通孔に挿通された状態で、主体金具の貫通孔の内部に配置することができ、プロテクタ内部領域のうちプロテクタ対向面よりも先端側の領域を少なくとも覆うことができる。
プロテクタ当接部を備えることで、主体金具保護部材と素子プロテクタとの間に隙間が生じることを抑制でき、主体金具保護部材の外側を通じて測定対象物(ガスなど)が主体金具に到達することを抑制できる。
内側突出部を備えることで、主体金具保護部材の内部を後端側に向かって移動する測定対象物が内側突出部に衝突して、測定対象物の移動方向を変更できる。これにより、主体金具保護部材の内側を通じて測定対象物が主体金具に到達することを抑制できる。
これにより、測定対象物が主体金具の耐熱温度より高温となる用途であっても、主体金具保護部材によって主体金具の所定領域を保護することができ、主体金具の所定領域が高温により腐食するのを抑制できるため、センサ全体としての耐熱性を向上できる。
次に、上述のセンサにおいては、主体金具保護部材は、金属材料で形成されてもよい。
次に、上述のセンサにおいては、主体金具保護部材は、主体金具よりも耐食性の高い材料で形成されてもよい。
尚、本発明は、以下の実施形態に何ら限定されるものではなく、本発明の技術的範囲に属する限り種々の形態を採り得ることはいうまでもない。
[1−1.全体構成]
第1実施形態として、内燃機関の排気管に対して先端部分を排気管内に突出させる形態で装着し、排気ガス中の酸素を検出する酸素センサ(以下、ガスセンサ1ともいう)を例に挙げて説明する。なお、ガスセンサ1は、例えば、自動車またはオートバイ等の車両の排気管に備えられる。
図1では、図面下方向がガスセンサの先端側であり、図面上方向がガスセンサの後端側である。
検出素子5は、図2に示す様に、軸線方向(図2における左右方向)に延びる板状の素子部51と、同じく軸線方向に延びる板状のヒータ53とが積層された直方体形状であり、その軸線方向に垂直の断面は矩形状である。
図1に戻り、主体金具3は、その外表面に自身を排気管に固定するためのネジ部55を備えるとともに、その軸中心に貫通孔57を有する筒状の部材である。なお、貫通孔57には、径方向内側に突出する棚部59が形成されている。主体金具3は、金属材料(例えば、ステンレスなど)で形成されている。
[1−2.主体金具保護部材]
次に、本実施形態の要部である主体金具保護部材10について説明する。
主体金具保護部材10は、筒状部10aと、鍔部10bと、を備えている。筒状部10aの内部には、軸線方向に貫通するとともに検出素子5を挿通する挿通孔10cが形成されている。主体金具保護部材10は、耐熱性金属材料(NCF601またはSUS310)で構成されている。
鍔部10bは、筒状部10aの先端部において周方向の外向きに突出するように形成されている。
以上説明したように、本実施形態のガスセンサ1は、主体金具3よりも耐熱性に優れる材料で形成された主体金具保護部材10を備えることで、主体金具3のプロテクタ内部領域A1のうちプロテクタ対向面3bよりも先端側の領域に、高温の測定対象物(排気ガス)が直接接触するのを抑制できる。
次に、主体金具保護部材10は、検出素子5を挿通する挿通孔10cを有する筒型形状に形成されている。このような形状の主体金具保護部材10は、検出素子5が挿通孔10cに挿通された状態で、主体金具3の貫通孔57の内部に配置することができ、プロテクタ内部領域A1のうちプロテクタ対向面3bよりも先端側の領域を少なくとも覆うことができる。
次に、主体金具保護部材10は、主体金具3よりも耐食性の高い材料で形成されている。このような主体金具保護部材10を備えることで、主体金具保護部材10が測定対象物(排気ガス)によって腐食するのを抑制できるとともに、主体金具3が測定対象物によって腐食するのを抑制できる。
ここで、本実施形態における文言の対応関係について説明する。
ガスセンサ1がセンサの一例に相当し、検出素子5がセンサ素子の一例に相当し、主体金具3が主体金具の一例に相当し、素子プロテクタ9が素子プロテクタの一例に相当し、セラミックホルダ61および金属ホルダ71が素子保持部材の一例に相当する。
[2−1.全体構成]
次に、第2実施形態の第2ガスセンサ101について説明する。
第2実施形態は、第1実施形態と比べて、主体金具保護部材が異なるため、主体金具保護部材を中心に説明する。
図4では、図面下方向がガスセンサの先端側であり、図面上方向がガスセンサの後端側である。
図5は、第2主体金具保護部材81の外観を表す斜視図である。
第2主体金具保護部材81は、後端筒状部81aと、段差部81bと、先端筒状部81cと、内側突出部81dと、を備えている。第2主体金具保護部材81の内部には、軸線方向に貫通するとともに検出素子5を挿通する挿通孔81eが形成されている。第2主体金具保護部材81は、耐熱性金属材料(NCF601またはSUS310)で構成されている。
内側突出部81dは、後端筒状部81aの後端部において周方向の内向きに突出するように形成されている。
そして、第2主体金具保護部材81は、主体金具3のプロテクタ内部領域A1のうちプロテクタ対向面3bよりも先端側の領域(換言すれば、プロテクタ固定部3aの内面および先端面の一部に相当する領域)を少なくとも覆うように配置されている。具体的には、第2主体金具保護部材81の後端筒状部81aが貫通孔57の内面のうちプロテクタ対向面3bよりも先端側の領域を覆い、第2主体金具保護部材81の段差部81bがプロテクタ固定部3aの先端面の一部を覆う。したがって、プロテクタ内部領域A1のうち少なくともプロテクタ対向面3bよりも先端側の領域が、第2主体金具保護部材81および素子プロテクタ9によって覆われる。
以上説明したように、本実施形態の第2ガスセンサ101は、主体金具3よりも耐熱性に優れる材料で形成された第2主体金具保護部材81を備えることで、主体金具3のプロテクタ内部領域A1のうちプロテクタ対向面3bよりも先端側の領域に、高温の測定対象物(排気ガス)が直接接触するのを抑制できる。
第2主体金具保護部材81が内側突出部81dを備えることで、第2主体金具保護部材81の内部を後端側に向かって移動する排気ガスが内側突出部81dに衝突して、排気ガスの移動方向を変更できる。これにより、第2主体金具保護部材81の内側を通じて排気ガスが主体金具3に到達することを抑制できる。
ここで、本実施形態における文言の対応関係について説明する。
第2ガスセンサ101がセンサの一例に相当し、素子プロテクタ9が素子プロテクタの一例に相当し、第2主体金具保護部材81が主体金具保護部材の一例に相当し、先端筒状部81cがプロテクタ当接部の一例に相当し、内側突出部81dが内側突出部の一例に相当する。
[3−1.全体構成]
次に、第3実施形態の第3ガスセンサ103について説明する。
図6は、第3ガスセンサ103のうち先端側領域の内部構造を表した断面図である。
第3ガスセンサ103は、主体金具3と、検出素子5と、素子プロテクタ9と、第3主体金具保護部材83と、外筒11と、セラミックセパレータ13と、閉塞部材15と、を備えている。
図7は、第3主体金具保護部材83の外観を表す斜視図である。
第3主体金具保護部材83は、後端筒状部83aと、段差部83bと、先端筒状部83cと、を備えている。第3主体金具保護部材83の内部には、軸線方向に貫通するとともに検出素子5を挿通する挿通孔83dが形成されている。第3主体金具保護部材83は、耐熱性金属材料(NCF601またはSUS310)で構成されている。
図6に示すように、第3主体金具保護部材83は、後端筒状部83aが主体金具3の貫通孔57の先端側内面に当接し、先端筒状部83cが素子プロテクタ9(詳細には、内部プロテクタ9b)の内面と周方向にわたり当接する状態で、主体金具3の先端部分に配置される。
そして、第3主体金具保護部材83は、主体金具3のプロテクタ内部領域A1のうちプロテクタ対向面3bよりも先端側の領域(換言すれば、プロテクタ固定部3aの内面に相当する領域)を少なくとも覆うように配置されている。具体的には、第3主体金具保護部材83の後端筒状部83aが貫通孔57の内面のうちプロテクタ対向面3bよりも先端側の領域を覆う。さらに、内部プロテクタ9bが主体金具3のプロテクタ固定部3aにおける先端面の全体を覆っている。したがって、プロテクタ内部領域A1のうち少なくともプロテクタ対向面3bよりも先端側の領域が、第3主体金具保護部材83および内部プロテクタ9bによって覆われる。
以上説明したように、本実施形態の第3ガスセンサ103は、主体金具3よりも耐熱性に優れる材料で形成された第3主体金具保護部材83を備えることで、主体金具3のプロテクタ内部領域A1のうちプロテクタ対向面3bよりも先端側の領域に、高温の測定対象物(排気ガス)が直接接触するのを抑制できる。
ここで、本実施形態における文言の対応関係について説明する。
第3ガスセンサ103がセンサの一例に相当し、素子プロテクタ9が素子プロテクタの一例に相当し、第3主体金具保護部材83が主体金具保護部材の一例に相当し、先端筒状部83cがプロテクタ当接部の一例に相当する。
[4−1.全体構成]
次に、第4実施形態の第4ガスセンサ105について説明する。
図8は、第4ガスセンサ105のうち先端側領域の内部構造を表した断面図である。
第4ガスセンサ105は、主体金具3と、検出素子5と、素子プロテクタ9と、第4主体金具保護部材85と、外筒11と、セラミックセパレータ13と、閉塞部材15と、を備えている。
[4−2.第4主体金具保護部材]
図9は、第4主体金具保護部材85の外観を表す斜視図である。
図8に示すように、第4主体金具保護部材85は、内側筒状部85aが主体金具3の貫通孔57の先端側内面に当接し、連結部85bがプロテクタ固定部3aの先端面に当接し、外側筒状部85cがプロテクタ固定部3aの外周面に当接する状態で、主体金具3の先端部分に配置される。連結部85bおよび外側筒状部85cは、それぞれ、素子プロテクタ9(詳細には、内部プロテクタ9b)の内面と周方向にわたり当接する。
そして、第4主体金具保護部材85は、主体金具3のプロテクタ内部領域A1のうちプロテクタ対向面3bよりも先端側の領域(換言すれば、プロテクタ固定部3aの内面および先端面に相当する領域)を少なくとも覆うように配置されている。具体的には、第4主体金具保護部材85のうち、内側筒状部85aが貫通孔57の内面のうちプロテクタ対向面3bよりも先端側の領域を覆い、連結部85bがプロテクタ固定部3aの先端面を覆い、外側筒状部85cがプロテクタ固定部3aの外面の一部領域を覆う。したがって、プロテクタ内部領域A1のうち少なくともプロテクタ対向面3bよりも先端側の領域は、第4主体金具保護部材85および内部プロテクタ9bによって覆われる。
以上説明したように、本実施形態の第4ガスセンサ105は、主体金具3よりも耐熱性に優れる材料で形成された第4主体金具保護部材85を備えることで、主体金具3のプロテクタ内部領域A1のうちプロテクタ対向面3bよりも先端側の領域に、高温の測定対象物(排気ガス)が直接接触するのを抑制できる。
ここで、本実施形態における文言の対応関係について説明する。
第4ガスセンサ105がセンサの一例に相当し、素子プロテクタ9が素子プロテクタの一例に相当し、第4主体金具保護部材85が主体金具保護部材の一例に相当し、連結部85bおよび外側筒状部85cがプロテクタ当接部の一例に相当する。
上記実施形態では、主体金具としてネジ部55を一体に備える主体金具3を備えるセンサについて説明したが、このような構成の主体金具を備えるセンサに限られることはない。例えば、図10に示す第5実施形態の第5ガスセンサ107のように、ネジ部55を有する取付部材115によってセンサ取付位置に固定される第2主体金具113を備える構成であってもよい。
第2主体金具113は、その軸中心に軸線方向に貫通する貫通孔57を有する筒状の部材である。第2主体金具113は、その先端部に、径方向外側に突出する鍔部113cを備えている。なお、貫通孔57には、径方向内側に突出する棚部59が形成されている。第2主体金具113は、金属材料(例えば、ステンレス(SUS430)など)で形成されている。
このような構成の第2主体金具113を備える第5ガスセンサ107においても、主体金具保護部材10を備えることで、第1実施形態と同様の効果を発揮することができ、変形を伴う加工が可能な材料で形成された第2主体金具113を備えつつ、耐熱性を向上できる。
[6.第6実施形態]
上記実施形態では、主体金具への素子プロテクタの固定方法が溶接であるセンサについて説明したが、固定方法は溶接のみに限られることはない。例えば、図11に示す第6ガスセンサ109のように、溶接に加えて主体金具の加締め加工により素子プロテクタが主体金具に固定される形態であっても良い。
第6ガスセンサ109は、第3主体金具117と、第2素子プロテクタ119と、を備える。
[7.第7実施形態]
上記実施形態では、主体金具における貫通孔の内面の少なくとも一部(詳細には、貫通孔の内面のうち素子保持部材(セラミックホルダ61および金属ホルダ71)よりも先端側の領域の少なくとも一部)が測定対象物に対して露出する構成のセンサについて説明したが、このような構成に限られることはない。例えば、図12に示す第7ガスセンサ110のように、主体金具保護部材10の筒状部10aが貫通孔57の内面のうち金属ホルダ71よりも先端側の領域を覆う構成であってもよい。
第7ガスセンサ110は、第6ガスセンサ109に比べて、主体金具保護部材10の筒状部10aが長く形成されるとともに、筒状部10aの後端が全周にわたり金属ホルダ71に当接する形態である点が異なっている。つまり、第7ガスセンサ110においては、主体金具保護部材10は、貫通孔57の内面のうち金属ホルダ71よりも先端側の領域を覆うとともに、金属ホルダ71に当接するように構成されている。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、様々な態様にて実施することが可能である。
Claims (10)
- 軸線方向に延びる長尺形状に形成され、先端側に検出部を備えるセンサ素子と、
先端側開口部から後端側開口部に至る貫通孔を有する筒型形状に形成され、前記先端側開口部から前記検出部が突出する状態で前記貫通孔に配置された前記センサ素子を素子保持部材を介して保持する主体金具と、
測定対象物が通過する開口部を備えると共に、前記主体金具の先端側に固定される筒状の素子プロテクタと、
を備えるセンサであって、
前記主体金具は、自身の外側表面に、前記素子プロテクタの後端部に対向するプロテクタ対向面を備えており、
前記主体金具の先端面の少なくとも一部と、前記貫通孔の内面の少なくとも一部と、前記主体金具の前記外側表面のうち前記先端面に連なる径方向外側表面の少なくとも一部とを、前記素子プロテクタと共に覆う主体金具保護部材を備える、
センサ。 - 前記主体金具の前記貫通孔の内面のうち前記素子保持部材よりも先端側の領域と、前記主体金具の前記径方向外側表面のうち前記素子プロテクタに覆われる領域と、前記主体金具の先端面と、をプロテクタ内部領域と定義した場合に、
前記主体金具保護部材および前記素子プロテクタは、前記主体金具の前記プロテクタ内部領域のうち少なくとも前記プロテクタ対向面よりも先端側の領域を覆う、
請求項1に記載のセンサ。 - 前記主体金具保護部材は、前記センサ素子を挿通する挿通孔を有する筒型形状に形成されている、
請求項1または請求項2に記載のセンサ。 - 前記主体金具保護部材は、前記素子プロテクタの内面と周方向にわたり当接するプロテクタ当接部を備える、
請求項1から請求項3のうちいずれか一項に記載のセンサ。 - 前記主体金具保護部材の後端側に、内向きに突出する内側突出部が備えられる、
請求項1から請求項4のうちいずれか一項に記載のセンサ。 - 前記主体金具保護部材は、前記主体金具よりも耐熱性に優れる材料で形成されている、 請求項1から請求項5のうちいずれか一項に記載のセンサ。
- 前記主体金具保護部材は、金属材料で形成されている、
請求項1から請求項6のうちいずれか一項に記載のセンサ。 - 前記主体金具保護部材は、前記主体金具よりも耐食性の高い材料で形成されている、
請求項1から請求項7のうちいずれか一項に記載のセンサ。 - 前記主体金具保護部材は、前記貫通孔の内面のうち前記素子保持部材よりも先端側の領域を覆うとともに、前記素子保持部材に当接するように構成されている、
請求項8に記載のセンサ。 - 前記素子保持部材は、前記センサ素子に当接するセラミックホルダと、前記セラミックホルダよりも外側に配置されるとともに前記主体金具に当接する金属ホルダと、を備えて構成されており、
前記主体金具保護部材は、前記貫通孔の内面のうち前記素子保持部材よりも先端側の領域を覆うとともに、前記セラミックホルダおよび前記金属ホルダのうち少なくとも一方に当接するように構成されている、
請求項9に記載のセンサ。
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