JP2017132520A - 粘着テープの貼着装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 比較的短い粘着テープ単体を確実に保持して貼着できるようにするとともに、粘着テープ単体の貼着時に粘着テープ単体をこれに摩擦抵抗が生じないように保持して被貼着部材に貼着されるようにし、作業効率の向上を図る。
【解決手段】 粘着テープ単体Taを保持するテープ保持機構10と、粘着テープ単体Taを被貼着部材Wの頂部Waに押し当てるとともに、頂部Wa側から互いに離間しながら側面Wbに夫々沿って移動させられて粘着テープ単体Taの粘着面を対応する側面Wbに押圧して貼着する一対の押圧部材21を備えた押圧機構20とを備え、テープ保持機構10を、各押圧部材21の外側に各押圧部材21と同動可能に且つ軸心を中心に回転可能に夫々設けられ、粘着テープ単体Taの長手方向途中をその粘着面を仮着して掛渡し保持する一対の保持ロッド11で構成した。
【選択図】 図1

Description

本発明は、例えば段ボール箱等の被貼着部材に粘着テープを貼着する粘着テープの貼着装置に係り、特に、被貼着部材の頂部を跨いでその両側面に粘着テープを貼着する粘着テープの貼着装置に関する。
一般に、例えば被貼着部材としての段ボール箱においては、内部に品物を入れた後に蓋をし、裏面が粘着面に形成された粘着テープを貼着して蓋の封止を行うが、この貼着作業を自動的に行う粘着テープの貼着装置が普及してきている。
従来、この種の粘着テープの貼着装置としては、例えば、特許第4964724号公報に掲載されたものが知られている。図16に示すように、この粘着テープの貼着装置100は、頂部Waを境にして一対の側面Wbを有した直方体状の被貼着部材Wの全周に亘って、所要長さで裏面が粘着面に形成された粘着テープ単体Taを貼着するものである。この粘着テープの貼着装置100は、先端部に粘着テープ単体Taを被貼着部材Wに押圧する押圧ローラ101を備え、粘着テープ単体Taをその長手方向に沿って表面側から吸着保持する一対の吸着板102を備えている。両吸着板102は互いに両押圧ローラ101が接合する方向に付勢されている。そして、両吸着板102が閉じて両押圧ローラ101が接合した状態で粘着テープ単体Taを吸着保持し、この両吸着板102を被貼着部材Wに対して進出させ、粘着テープ単体Taの粘着面を被貼着部材Wの頂部Waに押し当てるとともに、各押圧ローラ101に作用する被貼着部材Wからの反力により付勢力に抗して吸着板102を頂部Wa側から互いに離間させながら移動させ、各押圧ローラ101を被貼着部材Wの各側面Wbに夫々沿って転動させ、この押圧ローラ101により粘着テープ単体Taの粘着面を一対の側面Wbに押圧して貼着し、この一対の側面Wbの貼着後は、各押圧ローラ101に作用する付勢力により吸着板102を頂部Wa側に近づけながら移動させ、一対の側面Wbとは別の他の一対の側面に粘着テープ単体Taを貼着するようにしている。
特許第4964724号公報
ところで、この従来の粘着テープの貼着装置100においては、被貼着部材Wの全周に亘って粘着テープ単体Taを貼着する場合には対応できるが、頂部Waを境にした一対の側面Wbのコーナー部のみに粘着テープ単体Taを貼着する場合、特に、粘着テープ単体Taが、閉じた状態の両押圧ローラ101の幅よりもやや長い程度に短くなる場合には、対応しにくくなるという問題があった。その理由は、従来の粘着テープの貼着装置100は、粘着テープ単体Taを吸着板102の比較的面積の広い面で吸着保持するので、粘着テープ単体Taが短いとその吸着しろを確保しにくくなり、保持ができなかったり、保持ができても保持が不十分になって、貼着不良を生じ易くなるからである。また、対応できたとしても、粘着テープ単体Taを吸着板102の吸着による面で保持しているので、被貼着部材Wへの貼着時に粘着テープ単体Taが引っ張られて吸着板102を摺接することから、摩擦抵抗が生じ、それだけ、貼着速度が遅くなってしまい、作業効率に劣るという問題もある。
本発明は上記の問題点に鑑みて為されたもので、比較的短い粘着テープ単体を確実に保持して貼着できるようにするとともに、粘着テープ単体の貼着時に粘着テープ単体をこれに摩擦抵抗が生じないように保持して被貼着部材に貼着されるようにし、貼着速度を速くすることができるようにして作業効率の向上を図った粘着テープの貼着装置を提供することを目的とする。
このような目的を達成するための本発明の粘着テープの貼着装置は、頂部を境にして一対の側面を有した被貼着部材の当該両側面に該頂部を跨いで所要長さで裏面が粘着面に形成された粘着テープ単体を貼着する粘着テープの貼着装置において、
上記粘着テープ単体をその粘着面側を上記被貼着部材に対向させて保持するテープ保持機構と、上記被貼着部材に対して進退動可能に設けられ進出時に上記テープ保持機構により保持された粘着テープ単体の表面に当接して該粘着テープ単体の粘着面を上記被貼着部材の頂部に押し当てるとともに該頂部側から互いに離間しながら該被貼着部材の各側面に夫々沿って移動させられて上記粘着テープ単体の粘着面を対応する側面に押圧して貼着する一対の押圧部材を備えた押圧機構とを備え、
上記テープ保持機構を、各押圧部材の外側に該各押圧部材と同動可能に且つ軸心を中心に回転可能に夫々設けられ上記粘着テープ単体の長手方向途中をその粘着面を仮着して掛渡し保持する一対の保持ロッドで構成している。
これにより、被貼着部材に粘着テープを貼着するときは、予め所要長さの粘着テープ単体を用意し、この粘着テープ単体をテープ保持機構の一対の保持ロッド間に仮着して掛渡し保持する。この状態で、押圧機構の押圧部材を被貼着部材に対して進出させると、先ず、粘着テープ単体の粘着面が被貼着部材の頂部に押し当てられ、それから、両押圧部材が頂部側から互いに離間しながら被貼着部材の各側面に夫々沿って移動させられ、粘着テープ単体の粘着面が対応する側面に押圧されて貼着されていく。この場合、粘着テープ単体を一対の保持ロッド間に仮着して掛渡し保持するので、保持ロッドは従来の吸着板の吸着面に比較して仮着面積が極めて小さいことから、比較的長さの短い粘着テープ単体に対して確実に保持して被貼着部材に貼着できるようになる。また、一対の保持ロッド間に仮着して掛渡し保持された粘着テープ単体は、両押圧部材の離間に伴って押圧部材により引っ張られるが、保持ロッドは回転可能なので粘着テープ単体の粘着面を仮着しながら相対的に転動することになり、そのため、仮着が剥がれる際の多少の抵抗はあるものの、ほとんど摩擦抵抗を生じることなく粘着テープ単体は保持ロッドに保持されて被貼着部材に貼着される。その結果、貼着速度を速くすることができ、作業効率の向上を図ることができる。
そして、必要に応じ、上記各保持ロッドを、夫々、各押圧部材の進出方向に向けて互いに内向き方向への回転を許容し外向き方向への回転を阻止するワンウエィクラッチを介して回転可能に支持した構成としている。これにより、両保持ロッドが同一方向に回転して粘着テープ単体が各押圧部材に対して位置ずれを生じてしまうことがなく、粘着テープ単体を被貼着部材に確実に貼着することができるようになる。例えば、頂部が直線の稜線で左右の側面が直角の位置関係にある場合であって、頂部を通る押圧部材の進退動方向に対して、押圧部材を左右対称位置に配置するとともに、この頂部を通る押圧部材の進退動方向と各側面とのなす角度が等しくなるように配置した場合、例えば、被貼着部材の頂部に対して、左右側面に均等な長さの粘着テープを貼着する際には、左右で長さが異なることなく均等長さに貼着することができる。
また、必要に応じ、上記各押圧部材を、上記被貼着部材の側面を転動する押圧ローラで構成している。押圧部材をヘラのような部材で構成し、粘着テープ単体の表面をしごいて被貼着部材に押圧することもできるが、押圧ローラにより粘着テープ単体の表面を転動して被貼着部材に押圧するので、粘着テープ単体に傷が付くなど損傷を防止することができる。
更に、必要に応じ、上記押圧機構を、上記被貼着部材の頂部から離間した後退位置及び該頂部に近付いた進出位置の2位置に移動可能なベースと、該ベースを移動駆動するベース駆動部と、該ベースに設けられ上記被貼着部材の頂部に対応し該ベースの進退動方向に延びる中心線側に閉じた閉位置及び上記中心線を境に上記各側面に夫々対応する側に向けて移動させられて互いに離間した開位置の2位置に移動可能な一対の移動部材と、該各移動部材を閉位置方向に付勢する付勢手段とを備えて構成し、上記各押圧部材を夫々上記中心線に対して対称の位置関係で各移動部材に設け、上記各保持ロッドを夫々上記中心線に対して対称の位置関係で上記各移動部材に設け、上記ベースの後退位置から進出位置への移動過程で、上記各押圧部材に作用する上記被貼着部材からの反力により上記付勢手段の付勢力に抗して上記移動部材を閉位置から開位置に移動させて該各押圧部材を上記被貼着部材の側面に沿って移動させるようにした構成としている。
これにより、例えば、被貼着部材の頂部が直線の稜線で左右の側面が直角の位置関係にある場合、ベースの進退動方向に延びる中心線が被貼着部材の頂部を通るように、且つ、中心線と各側面とのなす角度が等しくなるように、ベースを配置すれば、粘着テープ単体を被貼着部材に確実に貼着することができる。
また、必要に応じ、上記各押圧部材を、上記テープ保持機構の両保持ロッドの中心線を含む保持ロッド仮想面から離間し該両保持ロッドに粘着テープ単体を供給して仮着装着するための待機位置及び該待機位置から進出して上記各押圧部材の先端が上記保持ロッド仮想面を超えて該各押圧部材を粘着テープ単体の表面に当接させ該各押圧部材による貼着を可能にする作動位置の2位置に移動可能に上記対応する移動部材に設け、該移動部材が閉位置から開位置に移動するに先立って上記各押圧部材を上記待機位置から作動位置に移動駆動し、該移動部材が上記開位置から閉位置に移動する際または移動後に該各押圧部材を上記作動位置から待機位置に移動駆動する押圧部材駆動部を備えた構成としている。
これにより、各押圧部材が待機位置にあるときは各押圧部材は保持ロッド仮想面から離間してこの間のスペースが大きくなるので、両保持ロッドに粘着テープ単体を供給して仮着装着することができる。その後、各押圧部材を作動位置に移動させれば、各押圧部材を粘着テープ単体の表面に当接させて、ベースの進出移動による各押圧部材の粘着テープ単体の貼着を行わせることができる。この場合、各押圧部材の作動位置は各押圧部材の先端が保持ロッド仮想面を超えた位置なので粘着テープ単体を僅かに押し込んでこれに張力を付与しておくことができ、そのため、粘着テープにたるみが生じる事態を防止することができるので、粘着テープ単体を被貼着部材に確実に貼着することができる。
更に、必要に応じ、上記移動部材の閉位置において上記両保持ロッドを同期させて回転可能にする回転制御機構を備えた構成としている。これにより、各押圧部材が待機位置から作動位置に進出する際に、各押圧部材は粘着テープ単体を僅かに押し込むが、この押し込む分、両保持ロッドが同期して回転して粘着テープ単体を繰り出す。この場合、もし、両保持ロッドが同期して回転しない場合には、例えば、一方の保持ロッドのみが回転すると左右の粘着テープ単体の繰り出し量が異なって、粘着テープ単体を被貼着部材に正規に貼着することができなくなるが、両保持ロッドが同期して回転して粘着テープ単体を繰り出すので、左右で繰り出される粘着テープの長さが均等になることから、粘着テープ単体が左右に偏る事態を防止することができ、粘着テープ単体を被貼着部材に正規に貼着することができるようになる。
この場合、上記回転制御機構を、上記各保持ロッドに夫々連携し上記移動部材の閉位置において互いに回転可能に接触して同期回転する一対の摩擦ローラを備えて構成したことが有効である。確実に同期させることができる。
また、この場合、上記回転制御機構を、上記各保持ロッドに同軸で夫々設けられる一対の同径の第1プーリと、上記各移動部材に夫々互いに対称位置に設けられる一対の同径の第2プーリと、上記移動部材毎に設けられる上記第1プーリ及び第2プーリに夫々掛渡される一対のエンドレスベルトとを備えて構成し、上記各摩擦ローラを夫々対応する上記第2プーリと同軸に設けることができる。簡易な機構で確実に同期させることができる。
そして、必要に応じ、上記テープ保持機構の両保持ロッドに所要長さの粘着テープ単体を供給して仮着装着するテープ供給部を設けた構成としている。粘着テープ単体を自動で両保持ロッドに仮着装着できるので、作業効率を向上させることができる。
この場合、必要に応じ、上記テープ供給部を、粘着テープを巻回したリールから該粘着テープを送り出すテープ送り出し部と、該テープ送り出し部から送り出される粘着テープの先端側を切断して粘着テープ単体にする切断機構と、該切断機構によって切断される粘着テープ単体の長手方向途中をその粘着面を仮着して掛渡し支持する一対の支持ロッドと、該両支持ロッドが設けられ上記テープ送り出し部側で上記両支持ロッドに粘着テープ単体を仮着させるとともに該両支持ロッドを上記テープ保持機構側に移動させて上記両支持ロッドに仮着した上記粘着テープ単体を搬送して上記両保持ロッドに受け渡す搬送体と、該搬送体を移動駆動する搬送体駆動部とを備えた構成としている。リールの粘着テープから粘着テープ単体を予め切断して搬送するので、粘着テープ単体を保持ロッドに仮着してから切断しなくても良く、それだけ、時間短縮を図ることができ、貼着速度を速くして作業効率の向上を図ることができる。
また、必要に応じ、上記両支持ロッドを、上記各移動部材の閉位置における各保持ロッドの間隔よりも広い間隔を有して上記搬送体に設けるとともに、該両支持ロッドの軸心を含む支持ロッド仮想面が上記両保持ロッドの軸心を含む保持ロッド仮想面と平行になるように上記搬送体に設け、上記搬送体駆動部は、上記各押圧部材の待機位置において、上記支持ロッド仮想面を上記保持ロッド仮想面に対峙させ、その後、上記支持ロッド仮想面を上記保持ロッド仮想面に交差させるよう、上記搬送体を移動させて、上記両支持ロッドに仮着して掛渡し支持した粘着テープ単体を、上記両保持ロッドに受け渡す構成としている。受け渡しを確実に行うことができる。
更に、必要に応じ、上記テープ送り出し部から送り出される粘着テープに対して進退動させられて該粘着テープを仮着及び仮着解除する原点ロッドと、該原点ロッドを移動駆動する原点ロッド駆動部を設け、上記切断機構をアクチュエータにより進退動可能に設けられ進出時に上記原点ロッドの下流側近傍にある粘着テープを切断する切断刃を有して構成し、上記搬送体駆動部は、上記搬送体を、上記原点ロッドに上記テープ送り出し部から送り出される粘着テープの先端部を仮着した状態で、該原点ロッドより上流側で上記両支持ロッドに上記粘着テープ単体に対応する部位を仮着させる第1位置、次に、上記原点ロッドが粘着テープを仮着解除した状態で、上記原点ロッドの下流側で且つ上流側の支持ロッドが該原点ロッドの近傍に位置させ、上記テープ送り出し部から粘着テープを引出す第2位置、それから、上記第2位置で、上記原点ロッドにより再び粘着テープを原点ロッドに仮着させた状態で上記切断機構の切断刃を進退動させて上記原点ロッドと上流側の支持ロッドとの間の粘着テープを切断し、上記両支持ロッド上に粘着テープ単体を形成した後、上記各押圧部材の待機位置において、上記支持ロッド仮想面を上記保持ロッド仮想面に対峙させる第3位置、その後、上記支持ロッド仮想面を上記保持ロッド仮想面に交差させて移動させた位置であって、上記両支持ロッドに仮着して掛渡し支持した粘着テープ単体を、上記両保持ロッドに受け渡す第4位置の4つの位置に移動させる構成としている。これにより、搬送体を移動させるだけで、テープ送り出し部から粘着テープを引出して、両支持ロッド上に粘着テープ単体を形成することができ、テープ送り出し部から粘着テープを引出す機構を別途設けなくても良いので、それだけ構造を簡易にすることができる。
本発明によれば、粘着テープ単体を一対の保持ロッド間に仮着して掛渡し保持するので、保持ロッドは従来の吸着板の吸着面に比較して仮着面積が極めて小さいことから、比較的長さの短い粘着テープ単体を確実に保持して被貼着部材に貼着できるようになる。また、被貼着部材に粘着テープを貼着する際、一対の保持ロッド間に仮着して掛渡し保持された粘着テープ単体は、両押圧部材の離間に伴って押圧部材により引っ張られるが、保持ロッドは回転可能なので粘着テープ単体の粘着面を仮着しながら相対的に転動することになり、そのため、仮着が剥がれる際の多少の抵抗はあるものの、ほとんど摩擦抵抗を生じることなく粘着テープ単体は保持ロッドに保持されて被貼着部材に貼着される。その結果、貼着速度を速くすることができ、作業効率の向上を図ることができる。
本発明の実施の形態に係る粘着テープの貼着装置をこれが用いられる梱包システムでの設置例とともに示す斜視図である。 本発明の実施の形態に係る粘着テープの貼着装置が用いられる梱包システムで対象とする被貼着部材としての段ボール箱の一例を粘着テープ単体の貼着部位とともに示す斜視図である。 本発明の実施の形態に係る粘着テープの貼着装置を示す斜視図である。 本発明の実施の形態に係る粘着テープの貼着装置を示す平面図である。 本発明の実施の形態に係る粘着テープの貼着装置のテープ貼着部を正面側から見た斜視図である。 本発明の実施の形態に係る粘着テープの貼着装置のテープ貼着部を背面側から見た斜視図である。 本発明の実施の形態に係る粘着テープの貼着装置のテープ貼着部を、ベースの後退位置,移動部材の閉位置及び押圧部材の待機位置の状態で示す正面図である。 本発明の実施の形態に係る粘着テープの貼着装置のテープ貼着部を、ベースの後退位置,移動部材の閉位置及び押圧部材の作動位置の状態で示す正面図である。 本発明の実施の形態に係る粘着テープの貼着装置のテープ貼着部を示す図8の一部断面側面図である。 本発明の実施の形態に係る粘着テープの貼着装置のテープ貼着部を、ベースの進出位置,移動部材の開位置及び押圧部材の作動位置の状態で示す正面図である。 本発明の実施の形態に係る粘着テープの貼着装置のテープ供給部の粘着テープ単体の受け渡し工程(S1〜S3)を示す図である。 本発明の実施の形態に係る粘着テープの貼着装置のテープ供給部の粘着テープ単体の受け渡し工程(S4〜S6)を示す図である。 本発明の実施の形態に係る粘着テープの貼着装置のテープ供給部の粘着テープ単体の受け渡し工程(S7〜S9)を示す図である。 本発明の実施の形態に係る粘着テープの貼着装置のテープ貼着部による粘着テープ単体の貼着工程(Sa〜Sb)を示す図である。 本発明の実施の形態に係る粘着テープの貼着装置のテープ貼着部による粘着テープ単体の貼着工程(Sc〜Sd)を示す図である。 従来の粘着テープの貼着装置の一例を粘着テープ単体の貼着工程とともに示す図である。
以下、添付図面に基づいて、本発明の実施の形態に係る粘着テープの貼着装置について詳細に説明する。
図1乃至図3に示すように、本発明の実施の形態に係る粘着テープの貼着装置Kは、例えば段ボール箱からなる被貼着部材Wに、内部に品物を入れた後に蓋をし、所要長さで裏面が粘着面に形成された粘着テープ単体Taを貼着して蓋の封止を行う段ボールの梱包システムに用いられる。被貼着部材Wは、本体1に連続した前側の蓋2,上側の蓋3,後側の蓋4を有し、これらの蓋2,3,4が折り曲げられた状態では、蓋2,3,4と本体1の境界である頂部Waを境にして一対の側面Wbを有した直方体状に形成される。本貼着装置Kは、被貼着部材Wの頂部Waを跨いだ両側面Wbのみのコーナ部に粘着テープ単体Taを貼着するもので、粘着テープ単体Taの長さは、このコーナ部を封止できる所要の長さに切断される。
本粘着テープ貼着装置Kは、被貼着部材Wの両側面Wbに頂部Waを跨いで粘着テープ単体Taを貼着するテープ貼着部KAとこのテープ貼着部KAに粘着テープ単体Taを供給するテープ供給部KBとを備えている。この梱包システムにおいては、ベルトコンベア(図示せず)で被貼着部材Wを搬送し、その搬送過程で、本体1に連続した前側の蓋2,上側の蓋3,後側の蓋4を折り曲げて閉めるとともに、本装置Kによりこれらの蓋2,3,4の複数個所を本体1に対し粘着テープ単体Taで止める。本装置Kは、ベルトコンベアに沿い、蓋2,3,4の封止箇所に対応して複数台設けられている。本装置において、テープ貼着部KAとテープ供給部KBとは、一体になっていても良く、あるいは別体になっていても良い。テープ貼着部KAとテープ供給部KBとが別体になっているものにおいては、テープ貼着部KA及びテープ供給部KBを適宜数設けるとともに、蓋2,3,4の封止箇所に対応して移動可能にすることができる。テープ貼着部KAとテープ供給部KBとは、基本的に同じ構成なので、ここでは、そのうち、上側の蓋3に粘着テープ単体Taを止めるテープ貼着部KAとテープ供給部KBとが一体になっている粘着テープ貼着装置Kについて説明する。
図1,図3乃至図10に示すように、本発明の実施の形態に係る粘着テープの貼着装置Kのテープ貼着部KAは、機台5に設けられており、粘着テープ単体Taをその粘着面側を被貼着部材Wに対向させて保持するテープ保持機構10と、被貼着部材Wに対して進退動可能に設けられ進出時にテープ保持機構10により保持された粘着テープ単体Taを表面側から押圧して被貼着部材Wの両側面Wbに頂部Waを跨いで貼着する一対の押圧部材21を備えた押圧機構20とを備えている。
テープ保持機構10は、各押圧部材21の外側に各押圧部材21と同動可能に且つ軸心Q1を中心に回転可能に夫々設けられ粘着テープ単体Taの長手方向途中をその粘着面を仮着して掛渡し保持する一対の保持ロッド11で構成されている。各保持ロッド11は、その軸心Q1が被貼着部材Wに対する進退動方向に沿う中心線Pに対して直交させられ、互いに平行で且つ中心線Pを境に左右対称位置に配置され、夫々、後述の各移動部材24に設けられている。また、各保持ロッド11は、夫々、各押圧部材21の進出方向Vaに向けて互いに内向き方向Raへの回転を許容し外向き方向Rbへの回転を阻止するワンウエィクラッチ12を介して回転可能に支持されている。
押圧機構20は、被貼着部材Wに対して進退動可能に設けられ進出時にテープ保持機構10により保持された粘着テープ単体Taの表面に当接して粘着テープ単体Taの粘着面を被貼着部材Wの頂部Waに押し当てるとともに、頂部Wa側から互いに離間しながら被貼着部材Wの各側面Wbに夫々沿って移動させられて粘着テープ単体Taの粘着面を対応する側面Wbに押圧して貼着する一対の押圧部材21を備えている。各押圧部材21は、被貼着部材Wの側面Wbを転動する押圧ローラで構成されている。実施の形態では、各押圧部材21は、その進退動方向に沿う中心線Pが被貼着部材Wの頂部Waを通り、且つ、中心線Pを境に左右対称位置に配置されるとともに、この頂部Waを通る押圧部材21の進退動方向と各側面Wbとのなす角度θ(図10)が等しくなるように配置される。
詳しくは、押圧機構20は、被貼着部材Wの頂部Waから離間した後退位置Fa及び頂部Waに近付いた進出位置Fbの2位置に移動可能なベース22と、このベース22を移動駆動するベース駆動部23とを備えている。ベース駆動部23はエアシリンダ装置で構成され、機台5に設けた支持板6に固定されている。
また、押圧機構20は、ベース22に設けられ被貼着部材Wの頂部Waに対応しベース22の進退動方向に延びる中心線P側に閉じた閉位置Ga(図3乃至図9)及び中心線Pを境に各側面Wbに夫々対応する側に向けて移動させられて互いに離間した開位置Gb(図1,図10)の2位置に移動可能な一対の移動部材24と、各移動部材24を閉位置Ga方向に付勢する付勢手段25とを備えて構成されている。移動部材24はベース22に設けたレール26にガイドされて移動させられる。また、付勢手段25は、ベース22と移動部材24との間に架設されて各移動部材24を閉位置Ga側に常時付勢するコイルスプリングで構成されている。コイルスプリングからなる付勢手段25は一対設けられている。
各押圧部材21は、夫々中心線Pに対して対称の位置関係で各移動部材24に設けられているとともに、各保持ロッド11も、夫々中心線Pに対して対称の位置関係で各移動部材24に設けられており、ベース22の後退位置Faから進出位置Fbへの移動過程で、各押圧部材21に作用する被貼着部材Wからの反力により、移動部材24は、付勢手段25の付勢力に抗して閉位置Gaから開位置Gbに移動させられ、各押圧部材21を被貼着部材Wの側面Wbに沿って移動させるようにしている。
更にまた、各押圧部材21は、テープ保持機構10の両保持ロッド11の軸心Q1を含む保持ロッド仮想面Jから離間し、両保持ロッド11に粘着テープ単体Taを供給して仮着装着するための待機位置Ha(図3乃至図7、特に図7参照)及びこの待機位置Haから進出して各押圧部材21の先端が保持ロッド仮想面Jを超えて各押圧部材21を粘着テープ単体Taの表面に当接させ各押圧部材21による貼着を可能にする作動位置Hb(図8乃至図10、特に図8参照)の2位置に移動可能に、対応する移動部材24に設けられている。また、移動部材24が閉位置Gaから開位置Gbに移動するに先立って各押圧部材21を待機位置Haから作動位置Hbに移動駆動し、移動部材24が開位置Gbから閉位置Gaに移動する際または移動後に各押圧部材21を作動位置Hbから待機位置Haに移動駆動する押圧部材駆動部27が備えられている。押圧部材駆動部27は、各移動部材24に設けられ対応する押圧部材21を進退動させるエアシリンダ装置で構成されており、エアシリンダ装置のピストンの先端に押圧ローラからなる押圧部材21が回転自在に取り付けられている。
また、本装置には、図6,図9及び図10に示すように、移動部材24の閉位置Gaにおいて両保持ロッド11を同期させて回転可能にする回転制御機構30が備えられている。回転制御機構30は、各保持ロッド11に夫々連携し移動部材24の閉位置Gaにおいて互いに回転可能に接触して同期回転する一対の摩擦ローラ31を備えて構成されている。詳しくは、回転制御機構30は、各保持ロッド11に同軸で夫々設けられる一対の同径の第1プーリ32と、各移動部材24に夫々互いに対称位置に設けられる一対の同径の第2プーリ33と、移動部材24毎に設けられる第1プーリ32及び第2プーリ33に夫々掛渡される一対のエンドレスベルト34とを備えて構成されている。そして、各摩擦ローラ31は、夫々対応する第2プーリ33と同軸に設けられている。
そしてまた、本装置において、テープ供給部KBは、図1,図3,図4,図11乃至図13に示すように、テープ貼着部KAのテープ保持機構10の両保持ロッド11に対して所要長さの粘着テープ単体Taを供給して仮着装着するもので、実施の形態では支持板6に設けられている。詳しくは、テープ供給部KBは、粘着テープTを巻回したリール41から粘着テープTを送り出すテープ送り出し部40と、アクチュエータ42により進退動可能に設けられ進出時にテープ供給部KBから送り出される粘着テープTの先端側を切断する切断刃43を有し切断刃43の切断により粘着テープ単体Taを形成する切断機構44とを備えている。切断機構44は、後述の原点ロッド60の下流側近傍に切断刃43を進出させるように支持板6に取り付けられている。45はテープ送り出し部40からの粘着テープTを支持するテンションローラである。
また、テープ供給部KBは、各移動部材24の閉位置Gaにおける各保持ロッド11の間隔よりも広い間隔を有し切断機構44によって切断される粘着テープ単体Taの長手方向途中をその粘着面を仮着して掛渡し支持するテープ保持機構10側(下流側)の第1支持ロッド46及びテープ送り出し部40側(上流側)の第2支持ロッド47と、第1支持ロッド46及び第2支持ロッド47が取り付けられテープ送り出し部40側で両支持ロッド46,47に粘着テープ単体Taを仮着させるとともに両支持ロッド46,47を各押圧部材21が待機位置Haにある状態でテープ保持機構10側に移動させて両支持ロッド46,47に仮着した粘着テープ単体Taを搬送して両保持ロッド11に受け渡す搬送体48と、搬送体48を移動駆動する搬送体駆動部49とを備えて構成されている。
第1支持ロッド46及び第2支持ロッド47は、図7に示すように、両支持ロッド46,47の軸心Q2を含む支持ロッド仮想面Mが、両保持ロッド11の軸心Q1を含む保持ロッド仮想面Jと平行になるように搬送体48に設けられている。そして、搬送体駆動部49は、各押圧部材21の待機位置Haにおいて、支持ロッド仮想面Mを保持ロッド仮想面Jに対峙させ、その後、支持ロッド仮想面Mを保持ロッド仮想面Jに交差させるよう、搬送体48を駆動して、両支持ロッド46,47に仮着して掛渡し支持した粘着テープ単体Taを、両保持ロッド11に受け渡す。
詳しくは、搬送体駆動部49は、図1,図3及び図4に示すように、搬送体48をテープ送り出し部40側とテープ保持機構10側との間のX方向に移動駆動させるX方向駆動部50と、搬送体48をX方向に直交するY方向に移動駆動させるY方向駆動部51とを備えている。X方向駆動部50は、テープ送り出し部40側とテープ保持機構10側との間に亘るレール部材52と、エアシリンダ54により移動させられるテーブル53とを備えた周知のエアスライダ装置で構成されている。55はエアシリンダ装置により進退動させられ後退時にテーブル53のX方向への移動を許容し、進出時にテーブル53を途中(後述の第2位置E2)に停止させるストッパである。搬送体48はテーブルに設けられている。Y方向駆動部51は、支持板6に設けられたエアシリンダ装置で構成されており、X方向駆動部50は、このエアシリンダ装置のピストンの先端に設けられている。
また、支持板6には、Y方向に進退動可能に設けられ退出時にテープ送り出し部40から送り出される粘着テープTを一時的に仮着し進出時に粘着テープTからの仮着を解除可能な原点ロッド60と、原点ロッド60を移動駆動する原点ロッド駆動部61が設けられている。原点ロッド駆動部61は、エアシリンダ装置で構成されている。
そして、搬送体駆動部49は、図11乃至図13に示すように、搬送体48を、以下の初期位置E0→第1位置E1→第2位置E2→第3位置E3→第4位置E4→初期位置E0に移動させる。
初期位置E0:図4,図11(S1)及び図13(S9)に示すように、原点ロッド60の退出時にテープ送り出し部40から送り出される粘着テープTの先端部を仮着した状態で、原点ロッド60より上流側で両支持ロッド46,47を粘着テープTに対峙させた位置。
第1位置E1:図11(S2,S3)に示すように、原点ロッド60にテープ送り出し部40から送り出される粘着テープTの先端部を仮着した状態で、原点ロッド60より上流側で両支持ロッド46,47に粘着テープ単体Taに対応する部位を仮着させる位置。
第2位置E2:図12(S4〜S6)に示すように、原点ロッド60が粘着テープTを仮着解除した状態で、原点ロッド60の下流側で且つ上流側の第2支持ロッド47を原点ロッド60の近傍に位置させ、テープ送り出し部40から粘着テープを引出す位置。この第2位置E2では、原点ロッド60により再び粘着テープを原点ロッド60に仮着させた状態で(S5)、切断機構44の切断刃43を進退動させて原点ロッド60と上流側の第2支持ロッド47との間の粘着テープを切断し(S6)、両支持ロッド46,47上に粘着テープ単体Taを形成する(S6)。
第3位置E3:図7及び図13(S7)に示すように、上記の第2位置E2(S6)で両支持ロッド46,47上に粘着テープ単体Taを形成した後、各押圧部材21の待機位置Haにおいて、支持ロッド仮想面Mを上記保持ロッド仮想面Jに対峙させる位置。
第4位置E4:図13(S8)に示すように、支持ロッド仮想面Mを保持ロッド仮想面Jに交差させて移動させた位置であって、両支持ロッド46,47に仮着して掛渡し支持した粘着テープ単体Taを、両保持ロッド11に受け渡す位置。
本装置Kは、押圧機構20のベース駆動部23,押圧部材駆動部27,搬送体駆動部49(X方向駆動部50,Y方向駆動部51),ストッパ55の駆動部,原点ロッド駆動部61及び切断機構44のアクチュエータ42を駆動制御する制御部(図示せず)を有している。本装置Kには、粘着テープTを各所で検知するセンサ(図示せず)を有しており、制御部は、このセンサの検知に基づいて制御を行う。
従って、この粘着テープの貼着装置Kにより、被貼着部材Wに粘着テープ単体Taを貼着するときは、以下のようになる。
先ず、X方向駆動部50,Y方向駆動部51,ストッパ55の駆動部,原点ロッド駆動部61及び切断機構44のアクチュエータ42により、テープ保持機構10の両保持ロッド11に粘着テープ単体Taを受け渡す工程について説明する。図11乃至図13に示す工程図を参照して説明する。
(S1)原点ロッド60の退出時にテープ送り出し部40から送り出される粘着テープTの先端部を一時的に仮着した状態で、搬送体48をテープ送り出し側でY方向に後退した初期位置E0に位置させる。
(S2)搬送体48を、初期位置E0からY方向に進出させ、原点ロッド60のテープ送り出し側近傍に第1支持ロッド46を位置させて両支持ロッド46,47に粘着テープ単体Taに対応する部位を仮着させる第1位置E1に位置させる。
(S3)その後、第1位置E1において、上記原点ロッド60をY方向に進出させて原点ロッド60の仮着を解除させる。
(S4)次に、搬送体48を、第1位置E1からテープ保持機構10側のX方向に移動させてテープ送り出し部40から粘着テープTを引出すとともに、原点ロッド60のテープ保持機構10側近傍に第2支持ロッド47を位置させた第2位置E2に位置させる。
(S5)それから、第2位置E2において、原点ロッド60をY方向に後退させて再び粘着テープTを原点ロッド60に仮着させる。
(S6)この状態で、切断機構44のアクチュエータ42により切断刃43を進退動させて原点ロッド60と第2支持ロッド47との間の粘着テープTを切断し、両支持ロッド46,47上に粘着テープ単体Taを形成する。この場合、搬送体48を移動させるだけで、テープ送り出し部40から粘着テープTを引出して、両支持ロッド46,47上に粘着テープ単体Taを形成することができ、テープ送り出し部40から粘着テープTを引出す機構を別途設けなくても良いので、それだけ構造を簡易にすることができる。
(S7)次に、各押圧部材21が待機位置Haにある状態で、搬送体48を、第2位置E2からテープ保持機構10側のX方向に移動させ、両支持ロッド46,47間に両保持ロッド11を位置させて両支持ロッド46,47に仮着した上記粘着テープ単体Taを両保持ロッド11に対峙させる第3位置E3に位置させる。
(S8)それから、搬送体48を、第3位置E3からY方向に進出させ両支持ロッド46,47に仮着した粘着テープ単体Taを両保持ロッド11に受け渡して仮着させる第4位置E4に位置させる。この場合、各押圧部材21が待機位置Haにあるので、各押圧部材21は保持ロッド仮想面Jから離間してこの間のスペースが大きくなっており、そのため、両保持ロッド11に粘着テープ単体Taを容易に供給して仮着装着することができる。また、搬送体駆動部49は、支持ロッド仮想面Mを保持ロッド仮想面Jに交差させるよう、搬送体48を移動させて、両支持ロッド46,47に仮着して掛渡し支持した粘着テープ単体Taを、両保持ロッド11に受け渡すので、粘着テープの受け渡しを確実に行うことができる。
(S9)その後、搬送体48を、第4位置E4から初期位置E0のX方向に移動させ、初期位置E0に復帰させる。
次に、粘着テープ単体Taを被貼着部材Wに貼着する工程について説明する。図14及び図15に示す工程図を参照して説明する。
(Sa)上述もしたように、テープ保持機構10及び押圧機構20においては、ベース22の後退位置Fa,移動部材24の閉位置Ga及び押圧部材21の待機位置Haの状態で、一対の保持ロッド11間には、粘着テープ単体Taが仮着されて掛渡し保持されている。リール41の粘着テープTから粘着テープ単体Taが予め切断して搬送されて一対の保持ロッド11間に粘着テープ単体Taが仮着されているので、粘着テープ単体Taを保持ロッド11に仮着してから切断しなくても良く、それだけ、時間短縮を図ることができ、貼着速度を速くして作業効率の向上を図ることができる。
(Sb)この状態で、押圧部材21が待機位置Haから作動位置Hbに進出する。これにより、各押圧部材21が粘着テープ単体Taの表面に当接し、各押圧部材21の先端は保持ロッド仮想面Jを超えた位置に位置して、粘着テープ単体Taを僅かに押し込む。このため、粘着テープ単体Taに張力が付与され、粘着テープ単体Taにたるみが生じる事態を防止することができる。この場合、回転制御機構30により、両保持ロッド11が同期して回転して粘着テープ単体Taを繰り出すので、左右で繰り出される粘着テープの長さが均等になることから、粘着テープ単体Taが左右に偏る事態を防止することができる。もし、両保持ロッド11が同期して回転しない場合には、例えば、一方の保持ロッド11のみが回転すると左右の粘着テープ単体Taの繰り出し量が異なって、粘着テープ単体Taを被貼着部材Wに正規に貼着することができなくなるが、これが防止される。また、各保持ロッド11は、夫々、各押圧部材21の進出方向に向けて互いに内向き方向Raへの回転を許容し外向き方向Rbへの回転を阻止するワンウエィクラッチ12を介して回転可能に支持されているので、各保持ロッド11は、夫々、各押圧部材21の進出方向Vaに向けて互いに内向き方向Raへのみ回転し、そのため、両保持ロッド11が同一方向に回転して、粘着テープ単体Taが各押圧部材21に対して位置ずれを生じてしまうことが防止される。
(Sc)次に、ベース22が後退位置Faから進出位置Fbに向けて移動させられ、押圧部材21が被貼着部材Wに対して進出さられ、先ず、粘着テープ単体Taの粘着面が被貼着部材Wの頂部Waに押し当てられる。
(Sd)それから、両押圧部材21が頂部Wa側から互いに離間しながら被貼着部材Wの各側面Wbに夫々沿って移動させられる。これにより、粘着テープ単体Taの粘着面が対応する側面Wbに押圧されて貼着されていく。この場合、一対の保持ロッド11間に仮着して掛渡し保持された粘着テープ単体Taは、両押圧部材21の離間に伴って押圧部材21により引っ張られるが、保持ロッド11は回転可能なので粘着テープ単体Taの粘着面を仮着しながら相対的に転動することになり、そのため、仮着が剥がれる際の多少の抵抗はあるものの、ほとんど摩擦抵抗を生じることなく粘着テープ単体Taは保持ロッド11に保持されて被貼着部材Wに貼着される。その結果、貼着速度を速くすることができ、作業効率の向上を図ることができる。また、保持ロッド11のワンウエィクラッチ12により、粘着テープ単体Taが各押圧部材21に対して位置ずれを生じてしまうことが防止されているので、左右側面Wbに対して、粘着テープを左右で長さが異なることなく均等長さに貼着することができる。更に、押圧ローラにより粘着テープ単体Taの表面を転動して被貼着部材Wに押圧するので、粘着テープ単体Taに傷が付くなど損傷を防止することができる。このように、本装置Kでは、粘着テープ単体Taを一対の保持ロッド11間に仮着して掛渡し保持するので、保持ロッド11は従来の吸着板の吸着面に比較して仮着面積が極めて小さいことから、比較的長さの短い粘着テープ単体Taを確実に保持して被貼着部材Wに貼着できるようになる。
尚、上記実施の形態に係る粘着テープの貼着装置Kおいて、押圧部材21を粘着テープ単体Taの表面を転動する押圧ローラで構成したが、必ずしもこれに限定されるものではなく、押圧部材21をヘラのような部材で構成し、粘着テープ単体Taの表面をしごいて被貼着部材Wに押圧するようにしても良く、適宜変更して差支えない。また、上記実施の形態では、テープ供給部KBを支持板6に設け、テープ貼着部KAとテープ供給部KBとを一体にした例で説明したが、必ずしもこれに限定されるものではなく、テープ貼着部KAとテープ供給部KBとは別体になっていても良く、適宜変更して差支えない。テープ貼着部KAとテープ供給部KBとが別体になっているものにおいては、テープ貼着部KA及びテープ供給部KBを適宜数設けるとともに、蓋の封止箇所に対応して移動可能にすることができる。例えば、1つのテープ貼着部KAを移動可能にし、移動位置でその位置専用のテープ供給部KBにより粘着テープ単体Taを供給するように構成することができる。
更に、上記実施の形態では、被貼着部材Wとして直方体状の段ボールで説明したが、必ずしもこれに限定されるものではなく、材質の異なるものや、異形の被貼着部材Wであっても良い。例えば、頂部Waが円弧面になっているようなもの等、要するに、頂部Waを境にして左右に側面Wbを有した被貼着部材Wであれば、本発明の対象とすることが可能になることは勿論である。
K 粘着テープの貼着装置
KA テープ貼着部
KB テープ供給部
W 被貼着部材
Wa 頂部
Wb 側部
T 粘着テープ
Ta 粘着テープ単体
5 機台
6 支持板
10 テープ保持機構
P 中心線
11 保持ロッド
Q1 軸心
12 ワンウエィクラッチ
20 押圧機構
21 押圧部材
22 ベース
Fa 後退位置
Fb 進出位置
23 ベース駆動部
24 移動部材
Ga 閉位置
Gb 開位置
25 付勢手段(コイルスプリング)
J 保持ロッド仮想面
Ha 待機位置
Hb 作動位置
27 押圧部材駆動部
30 回転制御機構
31 摩擦ローラ
32 第1プーリ
33 第2プーリ
34 エンドレスベルト
40 テープ送り出し部
44 切断機構
46 第1支持ロッド
47 第2支持ロッド
48 搬送体
49 搬送体駆動部
Q2 軸心
M 支持ロッド仮想面
50 X方向駆動部
51 Y方向駆動部
60 原点ロッド
61 原点ロッド駆動部
E0 初期位置
E1 第1位置
E2 第2位置
E3 第3位置
E4 第4位置

Claims (12)

  1. 頂部を境にして一対の側面を有した被貼着部材の当該両側面に該頂部を跨いで所要長さで裏面が粘着面に形成された粘着テープ単体を貼着する粘着テープの貼着装置において、
    上記粘着テープ単体をその粘着面側を上記被貼着部材に対向させて保持するテープ保持機構と、上記被貼着部材に対して進退動可能に設けられ進出時に上記テープ保持機構により保持された粘着テープ単体の表面に当接して該粘着テープ単体の粘着面を上記被貼着部材の頂部に押し当てるとともに該頂部側から互いに離間しながら該被貼着部材の各側面に夫々沿って移動させられて上記粘着テープ単体の粘着面を対応する側面に押圧して貼着する一対の押圧部材を備えた押圧機構とを備え、
    上記テープ保持機構を、各押圧部材の外側に該各押圧部材と同動可能に且つ軸心を中心に回転可能に夫々設けられ上記粘着テープ単体の長手方向途中をその粘着面を仮着して掛渡し保持する一対の保持ロッドで構成したことを特徴とする粘着テープの貼着装置。
  2. 上記各保持ロッドを、夫々、各押圧部材の進出方向に向けて互いに内向き方向への回転を許容し外向き方向への回転を阻止するワンウエィクラッチを介して回転可能に支持したことを特徴とする請求項1記載の粘着テープの貼着装置。
  3. 上記各押圧部材を、上記被貼着部材の側面を転動する押圧ローラで構成したことを特徴とする請求項1または2記載の粘着テープの貼着装置。
  4. 上記押圧機構を、上記被貼着部材の頂部から離間した後退位置及び該頂部に近付いた進出位置の2位置に移動可能なベースと、該ベースを移動駆動するベース駆動部と、該ベースに設けられ上記被貼着部材の頂部に対応し該ベースの進退動方向に延びる中心線側に閉じた閉位置及び上記中心線を境に上記各側面に夫々対応する側に向けて移動させられて互いに離間した開位置の2位置に移動可能な一対の移動部材と、該各移動部材を閉位置方向に付勢する付勢手段とを備えて構成し、上記各押圧部材を夫々上記中心線に対して対称の位置関係で各移動部材に設け、上記各保持ロッドを夫々上記中心線に対して対称の位置関係で上記各移動部材に設け、上記ベースの後退位置から進出位置への移動過程で、上記各押圧部材に作用する上記被貼着部材からの反力により上記付勢手段の付勢力に抗して上記移動部材を閉位置から開位置に移動させて該各押圧部材を上記被貼着部材の側面に沿って移動させるようにしたことを特徴とする請求項1乃至3何れかに記載の粘着テープの貼着装置。
  5. 上記各押圧部材を、上記テープ保持機構の両保持ロッドの軸心を含む保持ロッド仮想面から離間し該両保持ロッドに粘着テープ単体を供給して仮着装着するための待機位置及び該待機位置から進出して上記各押圧部材の先端が上記保持ロッド仮想面を超えて該各押圧部材を粘着テープ単体の表面に当接させ該各押圧部材による貼着を可能にする作動位置の2位置に移動可能に上記対応する移動部材に設け、該移動部材が閉位置から開位置に移動するに先立って上記各押圧部材を上記待機位置から作動位置に移動駆動し、該移動部材が上記開位置から閉位置に移動する際または移動後に該各押圧部材を上記作動位置から待機位置に移動駆動する押圧部材駆動部を備えたことを特徴とする請求項4記載の粘着テープの貼着装置。
  6. 上記移動部材の閉位置において上記両保持ロッドを同期させて回転可能にする回転制御機構を備えたことを特徴とする請求項5記載の粘着テープの貼着装置。
  7. 上記回転制御機構を、上記各保持ロッドに夫々連携し上記移動部材の閉位置において互いに回転可能に接触して同期回転する一対の摩擦ローラを備えて構成したことを特徴とする請求項6記載の粘着テープの貼着装置。
  8. 上記回転制御機構を、上記各保持ロッドに同軸で夫々設けられる一対の同径の第1プーリと、上記各移動部材に夫々互いに対称位置に設けられる一対の同径の第2プーリと、上記移動部材毎に設けられる上記第1プーリ及び第2プーリに夫々掛渡される一対のエンドレスベルトとを備えて構成し、上記各摩擦ローラを夫々対応する上記第2プーリと同軸に設けたことを特徴とする請求項7記載の粘着テープの貼着装置。
  9. 上記テープ保持機構の両保持ロッドに所要長さの粘着テープ単体を供給して仮着装着するテープ供給部を設けたことを特徴とする請求項1乃至8何れかに記載の粘着テープの貼着装置。
  10. 上記テープ保持機構の両保持ロッドに所要長さの粘着テープ単体を供給して仮着装着するテープ供給部を設け、該テープ供給部を、粘着テープを巻回したリールから該粘着テープを送り出すテープ送り出し部と、該テープ送り出し部から送り出される粘着テープの先端側を切断して粘着テープ単体にする切断機構と、該切断機構によって切断される粘着テープ単体の長手方向途中をその粘着面を仮着して掛渡し支持する一対の支持ロッドと、該両支持ロッドが設けられ上記テープ送り出し部側で上記両支持ロッドに粘着テープ単体を仮着させるとともに該両支持ロッドを上記テープ保持機構側に移動させて上記両支持ロッドに仮着した上記粘着テープ単体を搬送して上記両保持ロッドに受け渡す搬送体と、該搬送体を移動駆動する搬送体駆動部とを備えたことを特徴とする請求項5乃至8何れかに記載の粘着テープの貼着装置。
  11. 上記両支持ロッドを、上記各移動部材の閉位置における各保持ロッドの間隔よりも広い間隔を有して上記搬送体に設けるとともに、該両支持ロッドの軸心を含む支持ロッド仮想面が上記両保持ロッドの軸心を含む保持ロッド仮想面と平行になるように上記搬送体に設け、上記搬送体駆動部は、上記各押圧部材の待機位置において、上記支持ロッド仮想面を上記保持ロッド仮想面に対峙させ、その後、上記支持ロッド仮想面を上記保持ロッド仮想面に交差させるよう、上記搬送体を移動させて、上記両支持ロッドに仮着して掛渡し支持した粘着テープ単体を、上記両保持ロッドに受け渡すことを特徴とする請求項10記載の粘着テープの貼着装置。
  12. 上記テープ送り出し部から送り出される粘着テープに対して進退動させられて該粘着テープを仮着及び仮着解除する原点ロッドと、該原点ロッドを移動駆動する原点ロッド駆動部を設け、上記切断機構をアクチュエータにより進退動可能に設けられ進出時に上記原点ロッドの下流側近傍にある粘着テープを切断する切断刃を有して構成し、
    上記搬送体駆動部は、上記搬送体を、
    上記原点ロッドに上記テープ送り出し部から送り出される粘着テープの先端部を仮着した状態で、該原点ロッドより上流側で上記両支持ロッドに上記粘着テープに対応する部位を仮着させる第1位置、
    次に、上記原点ロッドが粘着テープを仮着解除した状態で、上記原点ロッドの下流側で且つ上流側の支持ロッドを該原点ロッドの近傍に位置させ、上記テープ送り出し部から粘着テープを引出す第2位置、
    それから、上記第2位置で、上記原点ロッドにより再び粘着テープを原点ロッドに仮着させた状態で上記切断機構の切断刃を進退動させて上記原点ロッドと上流側の支持ロッドとの間の粘着テープを切断し、上記両支持ロッド上に粘着テープ単体を形成した後、上記各押圧部材の待機位置において、上記支持ロッド仮想面を上記保持ロッド仮想面に対峙させる第3位置、
    その後、上記支持ロッド仮想面を上記保持ロッド仮想面に交差させて移動させた位置であって、上記両支持ロッドに仮着して掛渡し支持した粘着テープ単体を、上記両保持ロッドに受け渡す第4位置の4つの位置に移動させることを特徴とする請求項11記載の粘着テープの貼着装置。
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