JP2017132474A - 包装体 - Google Patents

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敬之 潮
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敬之 潮
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Abstract

【課題】被包装物に専用のトレイを用いることなく被包装物を固定できるようにする。【解決手段】被包装物100が配置された緩衝機構201を備えたトレイ200を、熱収縮した熱収縮フィルム300で被覆する。【選択図】図1

Description

本発明は、物品の包装に関する。
包装は物品を輸送、保管時の外力から保護するために必要である。万が一包装に衝撃が加わった時でも、包装が緩衝作用を有していれば、物品に衝撃が加わらずに保護することが可能である。
特許文献1では、トレイ状の緩衝構造体と物品を固定するための熱収縮フィルムを組み合わせた包装が開示されている。
熱収縮フィルムを用いた物品の固定方法は、熱を加えることによってフィルム自体が収縮し被包装物の形状にフィットするため、あらかじめ被包装物の形状を考慮しなくてもよいメリットがある。
トレイの上に物品を載せ、その周囲を熱収縮フィルムで軽く巻き、フィルムに対して熱風を与える。すると、フィルムの自己溶着性と収縮性により、被包装物に密着してゆく。加熱を止めしばらくすると、フィルムは冷え、収縮した状態を保つため、物品を固定することができる。
特開2001−151266号公報
しかしながら特許文献1によれば、トレイ状の緩衝構造体は、被包装物の形状に合わせる必要があるため、物品ごとに設計、製造する必要がある。従って物品ごとに専用トレイを製造するために金型をそれぞれ準備しなければならず、製造、管理コストがかかるという課題がある。
この発明はかかる課題を解決することを主な目的としており、被包装物に専用のトレイを用いることなく被包装物を固定できるようにすることを主な目的とする。
本発明に係る包装体は、
被包装物が配置された緩衝機構を備えたトレイが、熱収縮した熱収縮フィルムで被覆されている。
本発明では、緩衝機構を備えたトレイに被包装物を配置し、被包装物とトレイとを熱収縮した熱収縮フィルムで被覆するため、専用トレイを用いることなく被包装物を固定することができる。
実施の形態1の包装体を示す図。 実施の形態1の包装体を箱に入れた状態を示す図。 実施の形態1の包装体及び箱の分解状態を示す図。 実施の形態1のトレイの断面図。 実施の形態2の包装体を示す図。 実施の形態3の包装体を示す図。
実施の形態1.
図1は、実施の形態1における包装体を示す図である。図2は、図1の包装体を箱に入れた状態を示す図である。図3は、図2の包装体及び箱の分解状態を示す図である。図4はトレイ200の断面図である。
初めに図1を参照して包装体を説明する。
物品100は被包装物である。トレイ200は、緩衝機構を有する、物品の形状に依らない板状のトレイである。すなわち、トレイ200は、物品100の専用トレイではなく、物品100以外の物品にも使用可能である。熱収縮フィルム300は、熱収縮するフィルムである。すなわち、熱収縮フィルム300は、加熱時に収縮する。この熱収縮フィルム300の材料には、例えば低密度ポリエチレン、ポリプロピレン、エチレン、酢酸ビニル共重合体などが使用可能である。
図1に示すように、物品100がトレイ200に配置された状態で、熱収縮フィルム300が物品100及びトレイ200を被覆することにより物品100が熱収縮フィルム300によってトレイ200上に固定される。
トレイ200には、物品100が配置される配置面に緩衝機構201が存在する。衝撃外力が加わった際、緩衝機構201が変形することによって落下エネルギーを吸収し、緩衝性能を発揮する。このトレイ200の材料には、例えばパルプモールドやポリプロピレンといった樹脂などが使用可能である。
図2を説明する。
図1の包装体を箱400に入れて包装が完成する。その際、箱400内部で物品100とトレイ200を動かないように固定する。例えば、図1の底部の熱収縮フィルム300と箱400の内底をホットメルト等で接着する。こうすれば、輸送外力等により箱400の中で物品100、トレイ200が動くことはない。箱400の材料には例えば段ボールなどがある。
図3は図2の分解図である。
物品100の包装構成要素は、トレイ200、熱収縮フィルム300、箱400であり、少ない構成要素で包装を成すことができる。なお、図3では熱収縮フィルム300の図示は省略している。
トレイ200は物品100を配置する配置面に複数の凹状の緩衝機構201を有している。本例では、緩衝機構201は小径部分が底面方向を向いた逆円錐台形状としている。この緩衝機構201の上に物品100を載せる。トレイ200の寸法範囲内であれば、様々な寸法の物品の包装が可能である。トレイ200の上に物品100を載せ、熱収縮フィルム300を収縮させて、物品100とトレイ200と密着させるだけなので、物品形状によらず汎用的な緩衝包装構造を提供できる。トレイ200の断面202での断面図を図4に示す。
図4はトレイ200の断面202における断面図である。断面はハッチングで示している。物品100は配置面501に置く。また逆円錐台形の緩衝機構201の小径部の端は、トレイ底部502と同一面上にある。
以上、図1から4に示す構成要素によって、汎用的な緩衝包装構造を得ることが可能である。
実施の形態2.
図5にトレイの緩衝機構201の逆円錐台の径を変更した図を示す。トレイ600の緩衝機構601の径は、トレイ200の緩衝機構201の径より大きい。詳細を以下に説明する。
物品の形状に依らないトレイを用いて物品の緩衝を行う場合、当該トレイは必ずしも最適な緩衝性能を発揮するとは限らない。例えば、トレイ200に軽量の物品を載せた場合を考える。この場合、物品が軽量であるため、緩衝機構201に加わる落下衝撃力が低いことによって、緩衝機構201が変形しないかもしれない。緩衝機構201が変形しなければ、緩衝効果を得ることができないため、軽量の物品に加わる衝撃力が高まって、最悪の場合破損に至ることが考えられる。
このような問題を回避するためには、トレイの緩衝機構201の剛性を下げて、弱い衝撃力でも緩衝機構201部が変形するようにするのがよい。
従って、図5に示す緩衝機構601のように円錐台の径を大きくとり、同一面積あたりの円錐台の数を減らせば、トレイ200よりも剛性が低くなるため、緩衝性能を変更することが可能となる。
つまり、緩衝機構201の円錐台の径が異なるトレイをあらかじめ用意しておき、物品の重量や接触面積に応じてトレイを選定することによって、この問題を解決することができる。
本実施の形態の例では、緩衝機構201及び緩衝機構601は円錐台形状としているが、緩衝機構の形状は円錐台に限らない。例えば四角柱形状であってもよい。その場合に緩衝性能を変更するときは、円錐台の周長の代わりに四角柱の周長を変更すればよい。
トレイの緩衝性能を変更するのは、円錐台部の径だけでなく、円錐台の数によっても変更することができる。物品に接する円錐台の数が少なければ、相対的に剛性が低くなるからである。
実施の形態3.
図6に具体的な物品が積載された状態の一例を示す。物品101は半導体パワーモジュールを示す。
半導体パワーモジュールは内部に基板、配線を有しており、衝撃に弱い。また半導体パワーモジュールは、様々な物品に取り付けられるため、形状、寸法のバリエーションが多い。そのため、バリエーション毎の包装が必要となり、包装資材管理の手間が増える。
このような特徴を持つ半導体パワーモジュールには、本明細書で示す包装を使用するのがよい。図6に示すように、半導体パワーモジュールの背面は金属平板となっており、半導体パワーモジュールを構成する部品の中で剛性が高い部分である。この部分をトレイ200上に接するように置き、熱収縮フィルム300で固定する。
図6の例では、物品の平滑な部分をトレイ200と接するように置いているが、物品自体に加わるトレイ200からの衝撃反力に対する物品強度があれば、トレイ200と接するのは平滑な部分でなくてもよい。
以上、実施の形態1から3において、緩衝機能を有する包装体を説明した。実施の形態で挙げた物品形状は平面を有する直方体であるが、物品の衝撃強度が高ければ、これを限定するものではない。
100 物品、101 物品、200 トレイ、201 緩衝機構、202 断面、300 熱収縮フィルム、400 箱、501 配置面、502 トレイ底部、600 トレイ、601 緩衝機構。

Claims (5)

  1. 被包装物が配置された緩衝機構を備えたトレイが、熱収縮した熱収縮フィルムで被覆されている包装体。
  2. 前記トレイは板状のトレイであり、前記被包装物が配置される配置面に複数の凹状の緩衝機構を備える請求項1に記載の包装体。
  3. 前記トレイは、前記配置面に複数の逆円錐台形状の凹状の緩衝機構及び複数の四角柱形状の凹状の緩衝機構のいずれかを備える請求項2に記載の包装体。
  4. 前記トレイは、前記複数の凹状の緩衝機構の個数及び寸法のいずれかの調整により剛性が変化する請求項2に記載の包装体。
  5. 前記トレイがパルプモールド製又は樹脂製である請求項1に記載の包装体。
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