JP2017131492A - カテーテル - Google Patents

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Abstract

【課題】使用の際の利便性を向上させることが可能なカテーテルを提供する。
【解決手段】カテーテル1は、体内の中空器官(食道E)の内部温度を測定するためのカテーテルであって、偏向操作が行われるように構成された先端可撓部11Aと、この先端可撓部11Aの基端側に配置された基端部11Bとを有するカテーテルチューブ11と、先端可撓部11Aに配置された1または複数の温度センサ(温度センサ51〜55)とを備えている。基端部11Bは、先端可撓部11A側に配置された第1基端部11B1と、この第1基端部11B1の基端側に配置され、第1基端部11B1よりも低い剛性Sb2を有する第2基端部11B2とを有している。
【選択図】図3

Description

本発明は、温度センサを有するカテーテルに関する。
不整脈等の治療法の1つとして、例えば心臓内部の不整脈となっている部分をアブレーションカテーテルによって焼灼(アブレーション)する手術が行われている。この焼灼の手法は、一般的に、高周波電流を用いて高温焼灼(加熱)する手法と、液化亜酸化窒素や液体窒素等を用いて低温焼灼(冷却)する手法とに大別される。このようなアブレーションカテーテルを用いて、例えば心臓の左房後壁を焼灼する場合(左房アブレーション術の際には)、一般に、この左房後壁に近接する食道もが加熱または冷却され、食道が損傷を受けてしまうおそれがある。
そこで、患者の鼻を通して(経鼻的アプローチによって)食道の内部に温度測定用のカテーテル(いわゆる食道カテーテル)を挿入し、食道内部(内壁)の温度に関する情報を測定(監視)する手法が提案されている(例えば、特許文献1,2参照)。この温度測定用のカテーテルには、カテーテルチューブにおける先端付近の金属リングの近傍に、そのような温度を測定するための温度センサが内蔵されている。また、この手法を実現するシステム(カテーテルシステム)は、上記した温度測定用のカテーテルと、このカテーテルにおける温度センサを利用して食道内部の温度を測定する温度測定装置と、により構成されている。
このようにして食道内部の温度を監視することで、例えば上記した左房アブレーション術の際に、食道が損傷を受けてしまうおそれを回避することが可能となる。
特表2010−505592号公報 特表2012−515612号公報
ところで、このような温度測定用のカテーテルでは一般に、使用の際の利便性を向上させることが求められている。したがって、利便性を向上させることを可能とする手法の提案が望まれる。
本発明はかかる問題点に鑑みてなされたもので、その目的は、使用の際の利便性を向上させることが可能なカテーテルを提供することにある。
本発明のカテーテルは、体内の中空器官の内部温度を測定するためのカテーテルであって、偏向操作が行われるように構成された先端可撓部と、この先端可撓部の基端側に配置された基端部とを有するカテーテルチューブと、先端可撓部に配置された1または複数の温度センサとを備えたものである。上記基端部は、先端可撓部側に配置された第1基端部と、この第1基端部の基端側に配置され、第1基端部よりも低い剛性を有する第2基端部とを有している。
本発明のカテーテルでは、カテーテルチューブにおける先端可撓部の基端側に、この先端可撓部側に配置された第1基端部と、この第1基端部の基端側に配置されると共に第1基端部よりも低い剛性を有する第2基端部とが設けられている。このようにして、相対的に基端側に位置する第2基端部の剛性が、第1基端部の剛性よりも低くなっていることにより、例えば、カテーテルチューブが先端可撓部側から経鼻的に中空器官内に挿入されて留置されたときに、鼻腔等に対する患者への負担が軽減される。
本発明のカテーテルでは、上記第2基端部の剛性が、カテーテルチューブの軸方向に沿って略平坦であるのが望ましい。このようにした場合、第2基端部における剛性等の特性が軸方向に沿って均質化されるため、カテーテルチューブの製造が容易となる。また、上記第1基端部の剛性が、先端可撓部の剛性よりも高くなっているのが望ましい。このようにした場合、先端可撓部における可撓性が確保され、その偏向動作が容易となると共に、中空器官の入口への挿入性が良好となる。
本発明のカテーテルでは、上記先端可撓部に対する偏向操作を行うための操作部を含むハンドルを更に設けるようにするのが望ましい。このようにした場合、カテーテルチューブをその先端付近(先端可撓部)の形状を変化させながら挿通させることができるため、例えば、複雑な構造を有する鼻腔内にカテーテルチューブをスムーズに通過させ、容易に中空器官まで挿通させることが可能になる。
なお、上記中空器官としては、例えば食道が挙げられる。ここで、例えば、カテーテルチューブが先端可撓部側から経鼻的に食道内へ挿入されて留置されたときに、上記第2基端部が鼻腔周辺に位置するようにするのが望ましい。
本発明のカテーテルによれば、カテーテルチューブにおける先端可撓部の基端側に、上記第1基端部と上記第2基端部とを有する基端部を設けるようにしたので、カテーテルチューブを先端可撓部側から経鼻的に中空器官内に挿入して留置させたときに、鼻腔等に対する患者への負担を軽減することができる。よって、カテーテルを使用する際の利便性を向上させることが可能となる。
本発明の一実施の形態に係るカテーテルの概略構成例を表す模式図である。 図1に示したカテーテルチューブにおける先端可撓部の詳細構成例を表す模式図である。 図1に示したカテーテルチューブにおける剛性の特性例を表す模式図である。 図1に示したカテーテルの使用態様例を表す模式図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。なお、説明は以下の順序で行う。
1.実施の形態(第2基端部の剛性が第1基端部の剛性よりも低いカテーテルの構成例)
2.変形例
<実施の形態>
[概略構成例]
図1は、本発明の一実施の形態に係るカテーテル(カテーテル1)の概略構成例(Z−X上面構成例)を、模式的に表したものである。このカテーテル1は、患者における不整脈等の治療(例えば左房アブレーション術)の際に、その患者の体内の中空器官(例えば、食道等の消化器官)の内部温度(内壁の温度)に関する情報を測定するために用いられるカテーテル(いわゆる食道カテーテル)である。具体的には、詳細は後述するが、このカテーテル1は、鼻(鼻腔)を通して(経鼻的アプローチにて)患者の食道等に挿入されるようになっている。
このカテーテル1は、図1に示したように、カテーテル本体(長尺部分)としてのカテーテルチューブ11(カテーテルシャフト)と、このカテーテルチューブ11の基端側に装着されたハンドル12とを備えている。
(カテーテルチューブ11)
カテーテルチューブ11は、可撓性を有する管状構造(中空のチューブ状部材)からなり、自身の軸方向(Z軸方向)に沿って延伸する形状となっている。具体的には、カテーテルチューブ11の軸方向の長さは、ハンドル12の軸方向(Z軸方向)の長さと比べて数倍〜数十倍程度に長くなっている。
ここで、図1に示したように、カテーテルチューブ11は、比較的可撓性に優れて後述する偏向操作が行われるように構成された先端部(先端可撓部11A)と、この先端可撓部11Aに対して軸方向に一体に形成されると共に先端可撓部11Aよりも比較的剛性のある基端部11Bとを有している。基端部11Bは、先端可撓部11Aの基端側に配置されている。また、この基端部11Bは、図1に示したように、先端可撓部11A側に配置された第1基端部11B1(中間部)と、この第1基端部11B1の基端側に配置された第2基端部11B2(後端部)とを有している。なお、これらの先端可撓部11A、第1基端部11B1および第2基端部11B2の詳細構成例(剛性特性例等)については、後述する(図3)。
このカテーテルチューブ11はまた、自身の軸方向に沿って延在するように内部に1つのルーメン(内孔,細孔,貫通孔)が形成された、いわゆるシングルルーメン構造、あるいは複数(例えば4つ)のルーメンが形成された、いわゆるマルチルーメン構造を有している。なお、カテーテルチューブ11の内部において、シングルルーメン構造からなる領域とマルチルーメン構造からなる領域との双方が設けられていてもよい。このようなカテーテルチューブ11におけるルーメンには、各種の細線(図示しない一対の操作用ワイヤや、後述する導線L1〜L5等)がそれぞれ、互いに電気的に絶縁された状態で挿通されている。
このうち、一対の操作用ワイヤ(引張りワイヤ)はそれぞれ、カテーテルチューブ11内を延伸してハンドル12内へと引き出されており、上記した先端可撓部11Aの偏向操作の際に用いられるものである。換言すると、これらの操作用ワイヤはそれぞれ、カテーテルチューブ11の先端付近を撓ませるために用いられるものである(例えば図1中の矢印d2a,d2b参照)。これらの操作用ワイヤにおける各先端は、カテーテルチューブ11内の先端付近において、アンカーおよびはんだ等によって固定されている。また、操作用ワイヤの各基端側は、上記したように、カテーテルチューブ11内からハンドル12内へと延伸され、ハンドル12内で留め具(図示せず)により固定されている。これらの操作用ワイヤはそれぞれ、例えばSUS(ステンレス鋼)やNiTi(ニッケルチタン)等の超弾性金属材料により構成されており、その径は約100〜500μm程度(例えば200μm)である。ただし、必ずしも金属材料で構成されていなくともよく、例えば高強度の非導電性ワイヤ等で構成されていてもよい。
このようなカテーテルチューブ11は、例えば、ポリオレフィン、ポリアミド、ポリエーテルポリアミド、ポリウレタン、ナイロン、ポリエーテルブロックアミド等の合成樹脂により構成されている。
ここで、カテーテルチューブ11の軸方向の長さは、500〜1200mm程度であることが好ましく、好適な一例を示せば800mmである。カテーテルチューブ11の先端可撓部11Aの軸方向の長さは、40〜100mmであることが好ましく、更に好ましくは50〜80mmである。また、上記した基端部11Bの軸方向の長さは、400〜1100mmであることが好ましく、更に好ましくは600〜900mmである。この基端部11Bのうち、上記した第1基端部11B1の軸方向の長さは、200〜400mmであることが好ましく、更に好ましくは250〜350mmである。また、上記した第2基端部11B2の軸方向の長さは、200〜900mmであることが好ましく、更に好ましくは350〜700mmである。なお、カテーテルチューブ11の外径(X−Y断面の外径)は、1.3〜4.0mmであることが好ましく、好適な一例を示せば2.4mmである。
また、図1に示したように、カテーテルチューブ11の先端付近(先端可撓部11A)には、1または複数の金属リング(この例では、5つの金属リング111〜115)および1つの先端チップ110が、所定の間隔をおいて配置されている。具体的には、金属リング111〜115(温度測定用金属リング)はそれぞれ、先端可撓部11Aの途中部分(中央領域付近)に固定配置される一方、先端チップ110は、先端可撓部11Aの最先端側に固定配置されている。
図2は、これらの金属リング111〜115および先端チップ110を含めた、カテーテルチューブ11における先端付近の詳細構成例を、模式的に斜視図で表したものである。この図2に示したように、上記した5つの金属リング111〜115は、カテーテルチューブ11の先端側(先端チップ110側)から基端側に向けて、この順序にて所定の間隔(図2中に示した金属リング間距離d)で並んで配置されている。なお、この金属リング間距離dは、例えば10mm以下であることが好ましく、更に好ましくは2〜5mm程度(例えば5mm)である。また、図2中に示した金属リング111〜115の金属リング幅wはそれぞれ、例えば7mm以下であることが好ましく、更に好ましくは1〜5mm程度(例えば5mm)である。
このような金属リング111〜115はそれぞれ、例えば、アルミニウム(Al)、銅(Cu)、SUS、金(Au)、白金(Pt)等の、電気伝導性の良好な金属材料により構成されている。また、先端チップ110は、例えばこれら金属リング111〜115と同様の金属材料により構成されているほか、例えばシリコーンゴム樹脂やポリウレタンなどの樹脂材料でできていることが好ましい。なお、これらの金属リング111〜115および先端チップ110の外径は、特には限定されないが、上記したカテーテルチューブ11の外径と同程度であることが望ましい。
ここで、図2中に模式的に示したように、カテーテルチューブ11における先端可撓部11Aには、各金属リング111〜115の近傍(例えば、各金属リング111〜115の対向位置)に、これらと対応付けられた5つの温度センサ51〜55が内蔵されている。すなわち、この例では、5つの金属リング111〜115と5つの温度センサ51〜55とが、1対1の対応関係にて複数組(この例では5組)設けられている。なお、この例では、先端チップ110の近傍には、これと対となる(電気的接続された)温度センサは設けられていない。
これらの温度センサ51〜55はそれぞれ、例えば前述した左房アブレーション術中において、食道等の内部温度を測定するためのセンサであり、各金属リング111〜115と個別に電気的接続されている。具体的には、図2に示したように、温度センサ51は、金属リング111の近傍に内蔵されており、この金属リング111に対して電気的に接続されている。同様に、温度センサ52は、金属リング112の近傍に内蔵されており、この金属リング112に対して電気的に接続されている。温度センサ53は、金属リング113の近傍に内蔵されており、この金属リング113に対して電気的に接続されている。温度センサ54は、金属リング114の近傍に内蔵されており、この金属リング114に対して電気的に接続されている。温度センサ55は、金属リング115の近傍に内蔵されており、この金属リング115に対して電気的に接続されている。なお、これらの電気的接続はそれぞれ、例えば、金属リング111〜115の内周面上に温度センサ51〜55が個別にスポット溶接されることで、実現されるようになっている。
このような温度センサ51〜55はそれぞれ、例えば熱電対(熱電対の測温接点)を用いて構成されている。また、これらの温度センサ51〜55に個別に電気的接続された導線L1〜L5(リード線)はそれぞれ、例えば、熱電対を構成する異種同士の金属線からなる。なお、これらの導線L1〜L5はそれぞれ、前述したように、カテーテルチューブ11におけるルーメン内に挿通され、ハンドル12内へ引き出されるようになっている。
(ハンドル12)
図1に示したハンドル12は、カテーテル1の使用時に操作者(医師)が掴む(握る)部分である。このハンドル12は、図1に示したように、カテーテルチューブ11の基端側に装着されたハンドル本体121と、回転操作部122とを有している。なお、この回転操作部122は、本発明における「操作部」の一具体例に対応している。
ハンドル本体121は、操作者が実際に握る部分(把持部)に相当し、その軸方向(Z軸方向)に沿って延在する形状となっている。このようなハンドル本体121は、例えば、ポリカーボネート、アクリロニトリル−ブタジエン−スチレン共重合体(ABS)等の合成樹脂により構成されている。
回転操作部122は、前述した一対の操作用ワイヤとともに、カテーテルチューブ11の先端付近(先端可撓部11A)を撓ませる偏向動作(偏向操作)の際に用いられる部分である。具体的には、このような偏向動作の際に、回転操作部122が操作(回転操作)されるようになっている。つまり、この回転操作部122は、先端可撓部11Aに対する偏向操作を行うための操作部として機能している。このような回転操作部122は、図1に示したように、回転板41および調整摘み42を含んで構成されている。
回転板41は、ハンドル本体121に対して、その長手方向(Z軸方向)に垂直な回転軸(Y軸方向)を中心として回転自在に装着された部材である。この回転板41は、前述した回転操作の際に操作者が実際に操作を行う部分に相当し、略円盤状の形状からなる。具体的には、この例では図1中の矢印d1a,d1bで示したように、ハンドル本体121に対し、回転板41をZ−X平面内で双方向に回転させる操作(回転軸を回転中心とした回転操作)が可能となっている。
この回転板41の側面には、一対の摘み41a,41bが回転板41と一体的に設けられている。この例では図1に示したように、回転板41の回転軸を中心として、摘み41aと摘み41bとが互いに点対称となる位置に配置されている。これらの摘み41a,41bはそれぞれ、操作者が回転板41を回転操作させる際に、例えば片手の指で操作される(押される)部分に相当する。なお、このような回転板41は、例えば前述したハンドル本体121と同様の材料(合成樹脂等)により構成されている。
調整摘み42は、Z−X平面内で回転可能に構成されており、回転板41の回転位置(カテーテルチューブ11の先端付近の湾曲状態)を固定化(保持)するための部材である。すなわち、操作者がこの調整摘み42をねじって回転板41をハンドル本体121に固定することで、この回転板41の回転位置が固定化されるようになっている。
[カテーテルチューブ11の詳細構成例]
続いて図3を参照して、カテーテルチューブ11における、前述した先端可撓部11A、第1基端部11B1および第2基端部11B2の詳細構成例(剛性特性例等)について説明する。
図3は、カテーテルチューブ11における剛性の特性例を、模式的に表したものである。具体的には、この図3では、カテーテルチューブ11の先端(先端チップ110の最先端の位置)からの距離と、カテーテルチューブ11における剛性(曲げ剛性)との関係の一例を、先端可撓部11A、第1基端部11B1および第2基端部11B2の各部分について示している。
なお、図3中に示した境界Ath1は、先端可撓部11Aと第1基端部11B1との境界の位置を示しており、先端からこの境界Ath1までの距離の一例としては、例えば100mmである。また、図3中に示した境界Ath2は、第1基端部11B1と第2基端部11B2との境界の位置を示しており、先端からこの境界Ath2までの距離の一例としては、例えば300mmである。
ここで、図3中の符号Gで示したように、このカテーテルチューブ11では、第2基端部11B2における剛性Sb2が、第1基端部11B1における剛性Sb1よりも低くなっている(Sb2<Sb1)。また、この例では、第2基端部11B2における剛性Sb2の値が、カテーテルチューブ11の軸方向に沿って略平坦(略一定値)となっている。一方、第1基端部11B1における剛性Sb1は、先端可撓部11Aにおける剛性Saよりも高くなっている(Sb1>Sa)。また、この例では、この第1基端部11B1における剛性Sb1の値も、基本的には、カテーテルチューブ11の軸方向に沿って略平坦(略一定値)となっている。そして、第1基端部11B1と第2基端部11B2との境界Ath2付近の領域では、第1基端部11B1から第2基端部11B2へ向けて、剛性の値が徐々に減少(この例では線形的に減少)していくようになっている。また、先端可撓部11Aにおける剛性Saの値は、カテーテルチューブ11の先端から基端側に向かって、徐々に増加(この例では線形的に増加)していくようになっている。
なお、上記した剛性Saの数値範囲としては、例えば、0〜100MPa程度(好ましくは、0〜75MPa程度)である。また、剛性Sb1の数値範囲としては、例えば、60〜120MPa程度(好ましくは、75〜115MPa程度)である。剛性Sb2の数値範囲としては、例えば、45〜80MPa程度(好ましくは、45〜75MPa程度)である。ちなみに、このような剛性Sa,Sb1,Sb2(曲げ弾性率)の数値範囲例は、所定の曲げ試験によって得られた実験データに基づくものである。
[作用・効果]
(A.基本動作)
このカテーテル1は、患者における不整脈等の治療(例えば左房アブレーション術)の際に用いられることで、その患者の体内の中空器官(食道等)の内部温度に関する情報が測定される。なお、このときのアブレーションの手法としては、高周波電流を用いて高温焼灼(加熱)する手法と、液化亜酸化窒素や液体窒素等を用いて低温焼灼(冷却)する手法とが挙げられる。
ここで、図4に模式的に示したように、このような内部温度測定の際には、例えば患者9の鼻(鼻腔N)を通して(経鼻的アプローチにて)、カテーテル1におけるカテーテルチューブ11が、その先端側(先端可撓部11A側)から患者9の食道Eへ挿入される。このとき、カテーテル1の操作者による回転板41の回転操作に応じて、この挿入されたカテーテルチューブ11における先端付近(先端可撓部11A)の形状が、両方向に変化する。
具体的には、例えば、操作者がハンドル12を片手で掴み、その片手の指で摘み41aを操作することにより、回転板41を図1中の矢印d1a方向(右回り)に回転させた場合、以下のようになる。すなわち、カテーテルチューブ11内で、前述した一対の操作用ワイヤのうちの一方が、基端側へ引っ張られる。すると、このカテーテルチューブ11の先端付近が、図1中の矢印d2aで示した方向に沿って湾曲する(撓む)。
また、例えば、操作者が摘み41bを操作することにより、回転板41を図1中の矢印d1b方向(左回り)に回転させた場合、以下のようになる。すなわち、カテーテルチューブ11内で、他方の操作用ワイヤが基端側へ引っ張られる。すると、このカテーテルチューブ11の先端付近が、図1中の矢印d2bで示した方向に沿って湾曲する。
このように、操作者が回転板41を回転操作することにより、カテーテルチューブ11における先端可撓部11Aの首振り偏向動作を行うことができる。なお、ハンドル本体121を軸回りに(XY平面内で)回転させることで、カテーテルチューブ11が患者9の体内(食道E内)に挿入された状態のまま、先端可撓部11Aの偏向方向(湾曲方向)の向きを自由に設定することができる。このようにしてカテーテル1では、先端可撓部11Aを偏向させるための偏向機構が設けられているため、カテーテルチューブ11をその先端付近(先端可撓部11A)の形状を変化させながら挿通させることができる。したがって、複雑な構造を有する鼻腔N内をスムーズにカテーテルチューブ11を通過させ、容易に食道Eまで挿通させることが可能になると共に、先端可撓部11Aを食道Eの該当箇所に密着させた状態で押し当てることが可能となる。
ここで、このようなカテーテルチューブ11における先端可撓部11Aには、温度測定用金属リングとしての5つの金属リング111〜115と、それらに個別に電気的接続された5つの温度センサ51〜55とが設けられている。そのため、これらを利用して、食道Eの内部温度に関する情報を測定(監視)することが可能となる。なお、図4に示したように、カテーテルチューブ11は先端可撓部11A側から患者9の食道Eに挿入されると、金属リング111が食道Eの下側(胃側)、金属リング115が食道の上側(口腔側)をそれぞれ測定するように配置される。
このようにして、カテーテル1を利用して患者9の食道Eの内部温度を監視することで、例えば上記した左房アブレーション術の際に、その食道Eが損傷を受けてしまうおそれを回避することが可能となる。すなわち、アブレーションカテーテルを用いて、例えば心臓の左房後壁を焼灼する場合(左房アブレーション術の際には)、一般に、この左房後壁に近接する食道もが加熱または冷却され、食道が損傷を受けてしまうおそれがある。そこで、このようにして食道Eの内部温度を監視することで事前の対応を取ることができるようになり、そのような損傷のおそれを回避することが可能となる。
(B.カテーテルチューブ11における作用・効果)
ここで本実施の形態のカテーテル1では、例えば図1および図3に示したように、カテーテルチューブ11が以下のように構成されている。すなわち、カテーテルチューブ11における先端可撓部11Aの基端側に、この先端可撓部11A側に配置された第1基端部11B1と、この第1基端部11B1の基端側に配置されると共に第1基端部11B1よりも低い剛性を有する第2基端部11B2とが設けられている。
このようにして、相対的に基端側に位置する第2基端部11B2の剛性Sb2が、第1基端部11B1の剛性Sb1よりも低くなっている(柔らかくなっている)ことにより(Sb2<Sb1)、カテーテル1では以下のようになる。すなわち、カテーテルチューブ11が先端可撓部11A側から経鼻的に中空器官(食道E等)内に挿入されて留置されたときに、鼻腔N等に対する患者9への負担が軽減される。
具体的には、例えば図4に示したように、カテーテルチューブ11が先端可撓部11A側から経鼻的に食道E内へ挿入されて留置されたときに、相対的に剛性の低い第2基端部11B2(Sb2<Sb1)が、患者9の鼻腔N周辺に位置することになる。このため、鼻腔N等の内部(内壁)を損傷するリスクが抑えられることになり、患者9への負担が軽減されるのである。
なお、これに対して、例えば、カテーテルチューブの先端から基端側に向けて剛性が徐々に高くなっている(Sa<Sb1<Sb2)ようなカテーテルの場合(比較例)、本実施の形態のカテーテル1とは異なり、以下のようになる。すなわち、相対的に剛性が高くなっている(硬くなっている)第2基端部が、患者9の鼻腔N周辺に位置することになるため、鼻腔N等の内部を損傷するリスクが高まり、患者9への負担が増大してしまうことになる。
また、このカテーテル1では、例えば図3に示したように、第2基端部11B2の剛性Sb2が、カテーテルチューブ11の軸方向に沿って略平坦となっている。これにより、第2基端部11B2における剛性Sb2等の特性が軸方向に沿って均質化されるため、カテーテルチューブ11の製造が容易となる。
更に、このカテーテル1では、例えば図3に示したように、第1基端部11B1の剛性Sb1が、先端可撓部11Aの剛性Saよりも高くなっている(Sb1>Sa)。これにより、先端可撓部11Aにおける可撓性が確保され、前述した偏向動作が容易となると共に、食道Eの入口への挿入性が良好となる。
加えて、このカテーテル1では、図1に示したように、先端可撓部11Aに対する偏向操作を行うための回転操作部122を含むハンドル12が設けられている。これにより、カテーテルチューブ11をその先端付近(先端可撓部11A)の形状を変化させながら挿通させることができるため、例えば、複雑な構造を有する鼻腔N内にカテーテルチューブ11をスムーズに通過させ、容易に食道Eまで挿通させることが可能になると共に、先端可撓部11Aを食道Eの該当箇所に密着させた状態で押し当てることが可能となる。
以上のように本実施の形態では、カテーテルチューブ11における先端可撓部11Aの基端側に、第1基端部11B1と第2基端部11B2とを有する基端部11Bを設けるようにしたので、カテーテルチューブ11を先端可撓部11A側から経鼻的に食道E内に挿入して留置させたときに、鼻腔N等に対する患者9への負担を軽減することができる。よって、カテーテル1を使用する際の利便性を向上させることが可能となる。
<変形例>
以上、実施の形態を挙げて本発明を説明したが、本発明はこの実施の形態に限定されず、種々の変形が可能である。
例えば、上記実施の形態において説明した各部材の形状や配置位置、特性(剛性の特性等)、材料等は限定されるものではなく、他の形状や配置位置、特性、材料等としてもよい。
また、上記実施の形態では、カテーテルチューブ11の構成を具体的に挙げて説明したが、必ずしも全ての部材を備える必要はなく、また、他の部材を更に備えていてもよい。具体的には、例えばカテーテルチューブ11の内部に、首振り部材として、撓み方向に変形可能な板バネが設けられているようにしてもよい。また、カテーテルチューブ11における金属リング111〜115および先端チップ110の配置や形状、個数等は、上記実施の形態で挙げたものには限られない。更に、温度センサ(温度測定用金属リング)や導線の個数はそれぞれ、上記実施の形態で説明したもの(5つ)には限定されず、例えば1〜20個の範囲内で適宜調整される。ただし、前述した理由から、これらの個数はそれぞれ2以上(望ましくは4以上程度)であるのが望ましい。加えて、上記実施の形態では先端チップ110には温度センサが電気的接続されていない例について説明したが、これには限られず、例えば、先端チップ110にも温度センサを電気的に接続し、先端チップ110も温度測定機能を有するようにしてもよい。また、この温度センサとしても、上記実施の形態で説明したように熱電対を用いた構成には限られず、例えばサーミスタ等の他の温度センサを用いるようにしてもよい。加えて、金属リング111〜115と温度センサ51〜55とは、必ずしも電気的に接続されていなくともよい。また、この温度センサは、上記実施の形態で説明した体内の中空器官(例えば食道等)の内部温度を測定するためのものには限られず、他の部位の温度を測定するためのものであってもよい(つまり、他の部位の温度を測定するためのカテーテルとして機能するようにしてもよい)。
更に、上記実施の形態では、ハンドル12(ハンドル本体121および回転操作部122)の構成についても具体的に挙げて説明したが、必ずしも全ての部材を備える必要はなく、また、他の部材を更に備えていてもよい。なお、このハンドル12における操作部の構成としても、回転操作部122には限られず、他の構成からなる操作部を用いるようにしてもよい。
加えて、カテーテルチューブ11における先端付近の形状の態様は、上記実施の形態で説明したものには限られない。具体的には、上記実施の形態では、カテーテルチューブ11における先端付近(先端可撓部11A)の形状が回転板41の操作に応じて両方向に変化するタイプ(バイディレクションタイプ)のカテーテル1を例に挙げて説明したが、これには限られない。すなわち、本発明は、例えば、カテーテルチューブ11における先端付近の形状が回転板41の操作に応じて片方向に変化するタイプ(シングルディレクションタイプ)のカテーテルにも適用することが可能である。この場合、前述した操作用ワイヤを1本(1つ)だけ設けることとなる。
1…カテーテル、11…カテーテルチューブ(カテーテルシャフト)、11A…先端可撓部、11B…基端部、11B1…第1基端部(中間部)、11B2…第2基端部(後端部)、110…先端チップ、111〜115…金属リング(温度測定用金属リング)、12…ハンドル、121…ハンドル本体(把持部)、122…回転操作部、41…回転板、41a,41b…摘み、42…調整摘み、51〜55…温度センサ、9…患者、L1〜L5…導線、Sa,Sb1,Sb2…剛性(曲げ剛性)、Ath1,Ath2…境界、E…食道、N…鼻腔。
本発明のカテーテルは、体内の中空器官の内部温度を測定するためのカテーテルであって、偏向操作が行われるように構成された先端可撓部と、この先端可撓部の基端側に配置された基端部とを有するカテーテルチューブと、先端可撓部に配置された1または複数の温度センサとを備えたものである。上記基端部は、先端可撓部側に配置され、この先端可撓部よりも高い剛性を有する第1基端部と、この第1基端部の基端側に配置され、第1基端部よりも低い剛性を有する第2基端部とを有している。上記先端可撓部における軸方向の長さは、40〜100mmであり、上記第1基端部における軸方向の長さは、200〜400mmであり、上記第2基端部における軸方向の長さは、200〜900mmである。また、第1基端部と第2基端部との境界付近の領域では、第1基端部から第2基端部へ向けて、剛性の値が線形的に減少している。
本発明のカテーテルでは、カテーテルチューブにおける先端可撓部の基端側に、この先端可撓部側に配置されると共に先端可撓部よりも高い剛性を有する第1基端部と、この第1基端部の基端側に配置されると共に第1基端部よりも低い剛性を有する第2基端部とが設けられている。このようにして、相対的に基端側に位置する第2基端部の剛性が、第1基端部の剛性よりも低くなっていることにより、例えば、カテーテルチューブが先端可撓部側から経鼻的に中空器官内に挿入されて留置されたときに、鼻腔等に対する患者への負担が軽減される。また、第1基端部の剛性が、先端可撓部の剛性よりも高くなっているため、先端可撓部における可撓性が確保され、その偏向動作が容易となると共に、中空器官の入口への挿入性が良好となる。
本発明のカテーテルでは、上記第2基端部の剛性が、カテーテルチューブの軸方向に沿って略平坦であるのが望ましい。このようにした場合、第2基端部における剛性等の特性が軸方向に沿って均質化されるため、カテーテルチューブの製造が容易となる。また、上記先端可撓部における剛性の値は、カテーテルチューブの先端から第1基端部側に向かって、線形的に増加しているのが望ましい。

Claims (6)

  1. 体内の中空器官の内部温度を測定するためのカテーテルであって、
    偏向操作が行われるように構成された先端可撓部と、前記先端可撓部の基端側に配置された基端部と、を有するカテーテルチューブと、
    前記先端可撓部に配置された1または複数の温度センサと
    を備え、
    前記基端部は、
    前記先端可撓部側に配置された第1基端部と、
    前記第1基端部の基端側に配置され、前記第1基端部よりも低い剛性を有する第2基端部と
    を有するカテーテル。
  2. 前記第2基端部の剛性が、前記カテーテルチューブの軸方向に沿って略平坦である
    請求項1に記載のカテーテル。
  3. 前記第1基端部の剛性が、前記先端可撓部の剛性よりも高い
    請求項1または請求項2に記載のカテーテル。
  4. 前記先端可撓部に対する前記偏向操作を行うための操作部を含むハンドルを更に備えた
    請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載のカテーテル。
  5. 前記中空器官が食道である
    請求項1ないし請求項4のいずれか1項に記載のカテーテル。
  6. 前記カテーテルチューブが前記先端可撓部側から経鼻的に前記食道内へ挿入されて留置されたときに、前記第2基端部が鼻腔周辺に位置する
    請求項5に記載のカテーテル。
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