JP2017131160A - 愛玩動物用の吸収性物品 - Google Patents

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Abstract

【課題】愛玩動物に関する情報を管理するデバイスが汚れたり濡れたりしないように保持することが可能な愛玩動物用の吸収性物品を提供する。
【解決手段】液体を吸収する吸収体を備えた愛玩動物用の吸収性物品であって、前記吸収性物品の装着時における情報を検出する検出部を含んだデバイスを着脱可能に保持するデバイス保持部を有し、前記吸収体が配置されている領域と、前記デバイス保持部が配置されている領域とが前記吸収性物品の厚さ方向について重複していない。
【選択図】図1

Description

本発明は、愛玩動物用の吸収性物品に関する。
犬等の愛玩動物について、現在の所在地に関する情報や、所轄管理機関への登録情報をICタグ等に記録して管理する方法が知られている。例えば、特許文献1には、所定の情報が記録されたICタグやGPS付きの自動発信機等のデバイスを愛玩動物の首輪に取り付けることで、愛玩動物が迷子になった場合に探索を容易に行うことが可能な情報管理システムが開示されている。
特開2014−126988号
特許文献1の方法では、愛玩動物に関する情報等を管理するために、デバイスが取り付けられた首輪を当該愛玩動物に装着させる必要がある。一方、近年、飼育環境や餌の栄養バランスが改善されたことによって高齢な愛玩動物が増加している。愛玩動物が高齢である場合、身体に大きな負担がかかることや、痩せて首輪が外れてしまう等の問題により、首輪を装着させることが困難となることがある。
これに対して、愛玩動物(特に高齢な犬等)が装着するおむつ等の吸収性物品にデバイスを取付ける(保持させる)ことができれば、愛玩動物の身体に負担をかけることなく、所定の情報を管理することが可能となる。しかし、当該デバイスを吸収性物品(おむつ)に保持させる場合、排泄物等によって水分や汚れが付着してデバイスの機能が低下するおそれがある。
本発明は、上記のような問題に鑑みてなされたものであって、その目的とするところは、愛玩動物に関する情報を管理するデバイスが汚れたり濡れたりしないように保持することが可能な愛玩動物用の吸収性物品を提供することにある。
上記目的を達成するための主たる発明は、
液体を吸収する吸収体を備えた愛玩動物用の吸収性物品であって、前記吸収性物品の装着時における情報を検出する検出部を含んだデバイスを着脱可能に保持するデバイス保持部を有し、前記吸収体が配置されている領域と、前記デバイス保持部が配置されている領域とが前記吸収性物品の厚さ方向について重複していない、ことを特徴とする愛玩動物用の吸収性物品である。
本発明の他の特徴については、本明細書及び添付図面の記載により明らかにする。
本発明によれば、愛玩動物に関する情報を管理するデバイスが汚れたり濡れたりしないように保持することが可能な愛玩動物用の吸収性物品を提供することができる。
展開且つ伸長状態であるおむつ1の平面図である。 図1のA−A断面について表す図である。 図1のB−B断面について表す図であり、おむつ1のデバイス保持部100について説明する図である。 図4A及び図4Bは、愛玩動物におむつ1を装着させる際の動作について説明する図である。 おむつ1においてデバイス保持部100の配置が変更された変形例について表す図である。 デバイス保持部100の構成を変形した例について説明する断面図である。 デバイス保持部100がトップシート20の肌側に設けられる例について説明する断面図である。 展開且つ伸長状態であるおむつ2の平面図である。 図8のC−C断面について表す図である。 図10A及び図10Bは、愛玩動物におむつ2を装着させる際の動作について説明する図である。 デバイス保持部100の配置の変形例について示す図である。
本明細書及び添付図面の記載により、少なくとも以下の事項が明らかとなる。
液体を吸収する吸収体を備えた愛玩動物用の吸収性物品であって、前記吸収性物品の装着時における情報を検出する検出部を含んだデバイスを着脱可能に保持するデバイス保持部を有し、前記吸収体が配置されている領域と、前記デバイス保持部が配置されている領域とが前記吸収性物品の厚さ方向について重複していない、ことを特徴とする愛玩動物用の吸収性物品。
このような愛玩動物用の吸収性物品によれば、吸収性物品の装着時に吸収体が尿等の排泄物を吸収した場合であっても、情報管理デバイスには尿等が付着しにくく、該情報管理デバイスが汚れにくい。したがって、愛玩動物用の吸収性物品において、情報管理デバイスが汚れたり濡れたりしないように保持することが可能となる。
かかる愛玩動物用の吸収性物品であって、前記情報は、前記愛玩動物の生体に関する情報、前記愛玩動物の位置に関する情報、及び、前記吸収性物品の状態に関する情報、のうち少なくともいずれかを含む、ことが望ましい。
このような愛玩動物用の吸収性物品によれば、愛玩動物の健康状態や吸収性物品に対する排泄状況に関する情報を正確に取得することができる。また、愛玩動物が迷子になった場合等には、愛玩動物の現在位置を正確に知ることができる。
かかる愛玩動物用の吸収性物品であって、前記吸収体の非肌側に設けられるバックシートを有し、前記デバイス保持部は、前記バックシートよりも非肌側に配置されている、ことが望ましい。
このような愛玩動物用の吸収性物品によれば、デバイスの内側(肌側)にバックシートが設けられることにより、尿等の汚れが内側からデバイスに付着することを抑制しやすくなる。また、デバイス保持部が吸収性物品の非肌側に設けられていることにより、デバイスの取り付け・取り外しを容易に行うことができる。
かかる愛玩動物用の吸収性物品であって、前記吸収体の非肌側に設けられるバックシートを有し、前記デバイス保持部は、前記バックシートよりも肌側に配置されている、ことが望ましい。
このような愛玩動物用の吸収性物品によれば、デバイスの外側(非肌側)にバックシートが設けられることにより、泥等の汚れが外側からデバイスに付着することを抑制しやすくなる。また、愛玩動物の肌に近い位置にデバイス(検出器)が配置されることにより、愛玩動物の生体情報等を正確に検出しやすくなる。
かかる愛玩動物用の吸収性物品であって、前記デバイス保持部はポケット構造であり、液不透過性のフィルムシートによって形成されている、ことが望ましい。
このような愛玩動物用の吸収性物品によれば、ポケットに収容することによってデバイスを吸収性物品に簡単に保持させることができる。また、当該ポケットが液不透過性であることから、ポケットの内部に液体が浸透しにくくなり、デバイスに外部から汚れが付着することを抑制しやすくなる。
かかる愛玩動物用の吸収性物品であって、互いに交差する縦方向と横方向と厚さ方向とを有し、前記吸収体の前記縦方向の一方側に配置された背側胴回り部に設けられたターゲット領域と、前記吸収体の前記縦方向の他方側に配置された腹側胴回り部に設けられ、前記ターゲット領域と係止可能な係止部と、を有し、前記ターゲット領域の前記横方向の外側に、前記デバイス保持部が配置されており、前記吸収性物品を前記愛玩動物に装着させた状態において、前記ターゲット領域に前記係止部を係止させた際に、前記デバイス保持部の非肌側に前記腹側胴回り部の少なくとも一部が配置される、ことが望ましい。
このような愛玩動物用の吸収性物品によれば、装着時においてデバイス保持部に保持されたデバイスの外側(非肌側)が腹側胴回り部によって覆われるため、外部からの汚れがデバイスに付着しにくくなる。また、デバイスに対する外部からの衝撃が緩和される。
かかる愛玩動物用の吸収性物品であって、前記愛玩動物の尻尾を挿通させる尻尾穴を有し、前記吸収性物品を前記愛玩動物に装着させた状態において、前記尻尾穴よりも腹側に前記吸収体が設けられされ、前記尻尾穴よりも背側に前記デバイス保持部が設けられている、ことが望ましい。
このような愛玩動物用の吸収性物品によれば、吸収性物品を愛玩動物に装着させる際に尻尾が邪魔にならず、吸収性物品の着脱を楽に行うことができる。また、愛玩動物の身体に対する吸収性物品のフィット性を高くすることができる。また、装着時には、尻尾穴の位置を基準とすることで、愛玩動物の排泄器官の位置に吸収体を正しく配置することができる。
かかる愛玩動物用の吸収性物品であって、互いに交差する長手方向と幅方向と厚さ方向とを有し、前記厚さ方向の一方側に設けられ、前記吸収性物品の前記厚さ方向の他方側に係止可能な係止部を有し、前記係止部の前記幅方向若しくは前記長手方向の外側に、前記デバイス保持部が配置されており、前記吸収性物品を前記愛玩動物の胴回りに巻き付けて装着させた状態において、前記吸収性物品の前記厚さ方向の他方側に前記厚さ方向の一方側に設けられた前記係止部を係止させた際に、前記デバイス保持部の非肌側に前記吸収性物品の少なくとも一部が配置される、ことが望ましい。
このような愛玩動物用の吸収性物品によれば、装着時においてデバイス保持部に保持されたデバイスの外側(非肌側)が吸収性物品によって覆われるため、外部からの汚れがデバイスに付着しにくくなる。また、デバイスに対する外部からの衝撃が緩和される。
かかる愛玩動物用の吸収性物品であって、前記デバイス保持部には、前記デバイスを保持する部分の両側に厚さ方向の傾斜を有する壁部が設けられている、ことが望ましい。
このような愛玩動物用の吸収性物品によれば、デバイスを収容した状態のデバイス保持部に腹側胴回り部等のシート部材が重ねられた場合であっても、段差が生じにくくなる。これにより、重なり部分において位置ずれが生じたり、係止部による係止が外れやすくなったりすることが抑制される。
===第1実施形態===
<おむつ1の基本的構成>
第1実施形態で扱う愛玩動物用の吸収性物品の一例として、テープ型使い捨ておむつ1(以下、「おむつ1」とも呼ぶ)の基本的な構成について説明する。図1は、展開且つ伸長状態であるおむつ1の平面図である。図2は、図1のA−A断面について表す図である。図3は、図1のB−B断面について表す図であり、おむつ1のデバイス保持部100について説明する図である。なお、図1における伸長状態とは、製品(おむつ1)を皺なく伸長させた状態、具体的には、おむつ1を構成する各部材(例えば、後述するバックシート30等)の寸法がその部材単体の寸法と一致又はそれに近い長さになるまで伸長した状態のことを言う。
また、図1に示すように、各方向を定義する。すなわち、おむつ1の長手方向に沿った方向を「縦方向」とし、縦方向と直交し、おむつ1の幅方向に沿った方向を「横方向」とする。また、図2に示すように、縦方向及び横方向と直交する方向を「厚さ方向」とし、着用対象者である愛玩動物の肌と当接する側を「肌側」とし、その反対側を「非肌側」とする。また、おむつ1は、図1に示すように、縦方向において腹側胴回り部3と、背側胴回り部4と、股下部5とを有する。腹側胴回り部3は、装着時において愛玩動物の腹側に位置することになる部分である。背側胴回り部4は、装着時において愛玩動物の背側に位置することになる部分である。そして、腹側胴回り部3と背側胴回り部4との間に股下部5が設けられる。
第1実施形態のおむつ1は、所謂オープンタイプのテープ型使い捨ておむつであり、吸収体10と、トップシート20と、サイドシート25と、バックシート30と、ファスニングテープ50と、ターゲット領域60と、を有する。
吸収体10は、排泄物等の液体を吸収して保持する吸収性コア11(例えば粉砕パルプや高吸収ポリマーで構成される)と、それを被覆する液透過性の被覆材12(例えばティッシュシートやスパンボンド不織布)とを有する。本実施形態において吸収性コア11(吸収体10)は、長手方向の中央部がくびれた平面視略砂時計型の形状をなし、その長手方向をおむつ1の縦方向に沿わせつつ横方向の中央に配置されている。吸収性コア11にこのようなくびれが設けられることにより、おむつ1の装着時において、愛玩動物が脚を動かしやすくなる。但し、吸収体10の形状は必ずしも図1に示されるような砂時計型である必要ななく、例えば、長方形型等であっても良い。
トップシート20は、吸収体10の肌側に配置される液透過性のシート部材であり、例えば、エアスルー不織布やスパンボンド不織布等によって形成される。また、トップシート20の横方向両側には、横方向の外側に張り出したサイドシート25が接合されている。なお、サイドシート25をトップシート20と異なる部材とするのではなく、トップシート20の一部を吸収体10の幅方向外側に延出させるのであっても良い。したがって、本明細書では、サイドシート25もトップシート20の一部であるものとして扱う。
バックシート30は、吸収体10の非肌側に配置される液不透過性のシート部材であり、おむつ1の最外層を構成する。本実施形態において、バックシート30は、液不透過性かつ透湿性の防漏シート31(例えば樹脂フィルム)と、防漏シート31の非肌側に積層された外装シート32(例えば不織布)とを有する。
また、図示しないが、愛玩動物の胴回りにおけるフィット性を向上させるために、おむつ1の腹側胴回り部3に、横方向に伸縮可能な伸縮性部材(例えば伸縮性シート部材や糸状伸縮性部材)が設けられていても良い。
おむつ1の腹側胴回り部3には、トップシート20(サイドシート25)及びバックシート30の横方向両端部(フラップ部)から外側に延出する一対のファスニングテープ50が設けられている。図1に示されるように、ファスニングテープ50は矩形状のテープ基材であり、その肌側面には係止用突起(不図示のフック)を複数備えた面ファスナーである係止部51を有している。
一方、おむつ1の背側胴回り部4には、図1及び図2に示されるように、バックシート30(外装シート32)の非肌側面にターゲット領域60が設けられている。ターゲット領域60は、係止部51と係合可能な領域であり、例えば、不織布の表面の繊維をループ状に加工して、係止部51の係止用突起(フック)を係合させやすくした部材等によって形成される。なお、ターゲット領域60とバックシート30(外装シート32)とを異なる部材とするのではなく、背側胴回り部4において外装シート32の一部の領域を加工することによってターゲット領域60が形成されるのであっても良い。
おむつ1を愛玩動物に装着させる際には、背側胴回り部4に設けられたターゲット領域60に腹側胴回り部3に設けられた一対の係止部51がそれぞれ係止される。これにより、胴回り開口HB、及び、一対の脚回り開口HLが形成される(図4A及び図4B参照)。おむつ1の装着時の具体的動作及び、胴回り開口HB,脚回り開口HLについては後で説明する。
また、おむつ1の股下部5の横方向中央部には、おむつ1を装着する際に愛玩動物の尻尾を挿通させるための尻尾穴70が設けられている。本実施形態において尻尾穴70は、吸収体10よりも縦方向の背側であって、かつ、ターゲット領域60よりも縦方向の腹側に位置し、トップシート20及びバックシート30を厚さ方向に貫通する切り込み71によって形成される。おむつ1に尻尾穴70が設けられていることにより、該おむつ1を愛玩動物に装着させる際に尻尾が邪魔にならず、おむつ1の着脱を楽に行うことができる。また、愛玩動物の身体に対するおむつ1のフィット性を高くすることができる。
<情報管理デバイスについて>
おむつ1の背側胴回り部4で、ターゲット領域60の横方向の外側の領域には、所定の情報を管理する情報管理デバイスを着脱可能に保持するデバイス保持部100が設けられている。
情報管理デバイス(以下、デバイス200とも呼ぶ)は、愛玩動物がおむつ1を装着した際に検出される情報を管理する装置である。例えば、デバイス200は、おむつ1装着時における愛玩動物の生体情報や位置情報、おむつ1の状態に関する情報等を検出する検出器(センサー)と、当該検出器によって検出された情報を処理する情報処理部(演算部)と、外部に設けられた情報処理端末(コンピューター)との間でデータを送受信するデータ送受信部と、処理後の情報を表示する表示部とを備える(いずれも不図示)。
ここで、おむつ1装着時における愛玩動物の「生体情報」とは、例えば、愛玩動物の体温や心拍数等、愛玩動物の生体に関する情報である。おむつ1装着時における愛玩動物の「位置情報」とは、例えば、愛玩動物の運動量や移動距離、愛玩動物の現在位置等に関する情報である。また、おむつ1装着時における「おむつ1の状態に関する情報」とは、例えば、おむつ1装着時におけるおむつ1内部の温度や湿度、排泄の有無等に関する情報である。これらの情報が検出されることにより、飼育者は、愛玩動物の健康状態やおむつ1に対する排泄状況を正確に認識することができる。また、愛玩動物が迷子になった場合には、愛玩動物の現在位置を精度よく知ることができる。
デバイス200には、これらの情報のうち所定の情報を適宜取得できるように、必要に応じて種々の検出器(センサー)が設けられる。検出器の例としては、愛玩動物の心拍数を検出する心拍センサー、愛玩動物の動きを検知する加速度センサー、愛玩動物の移動位置を検出して移動距離を演算可能にするGPSセンサー、愛玩動物の体温やおむつ1内の温度を検出する温度センサー、おむつ1内の湿度変化により排泄等の環境変化を検出する湿度センサー、おむつ1内のガス濃度の変化により排泄の有無を検知するガスセンサー、吸収体10の湿潤状態の変化を電気抵抗値の変化により検出する濡れセンサー等が挙げられる。この他に、デバイス200は、時刻情報を生体情報に反映させる時計を備えていても良い。時刻情報を組み合わせた解析により、愛玩動物の日々の活動状態を記録することで、飼育者は、愛玩動物の健康状態を正確に把握することが可能となる。
おむつ1装着時における愛玩動物に関する情報(例えば上述した生体情報)を取得する際には、背側胴回り部4に設けられたデバイス保持部100にデバイス200を保持させた状態でおむつ1を愛玩動物に装着させる。デバイス保持部100は、保護用シート101と、接合部102とを有する。本実施形態のデバイス保持部100は、図1及び図3に示されるように、バックシート30の非肌側において、保護用シート101の周縁部の少なくとも一部が接合部102を介してバックシート30に接合されることによって形成されている。すなわち、デバイス保持部100は、保護用シート101の周縁のうち一部が開いて他の部分が閉じた袋状のポケット構造になるように形成されている。図1の例では、保護用シート101の周縁部のうち縦方向の背側以外の部分が接着剤等によって接合されており(接合部102)、縦方向の背側が開いたポケット構造となっている。このようなポケットにデバイス200を収容することにより、おむつ1においてデバイス200を簡単に保持することができる。
デバイス保持部100が設けられる位置は、腹側胴回り部3において、ターゲット領域60の横方向の外側である。そのため、おむつ1では、吸収体10が配置されている領域とデバイス200が保持される領域とが厚さ方向において重複していない。したがって、愛玩動物におむつ1を装着させた状態において、吸収体10が尿等の排泄物を吸収した場合であっても、当該尿等はデバイス200には付着しにくい。これにより、おむつ1の装着時においてデバイス200を構成する電子機器が尿等によってよって濡れてしまうことが抑制され、検出部や情報処理部の機能が損なわれにくくなる。なお、図1においてデバイス保持部100はターゲット領域60の横方向の右側に配置されているが、ターゲット領域60の左側に配置されていても良い。
また、デバイス保持部100はバックシート30の非肌側に設けられているため、おむつ1を愛玩動物に装着させた状態であっても、外側(非肌側)からデバイス200を取り付け・取り外しすることが可能であり、位置調整も容易である。なお、デバイス保持部100の保護用シート101は、不織布等によって形成することが可能であるが、液不透過性のシート部材(例えば樹脂製のフィルムシート)で形成されることがより望ましい。このような構成であれば、デバイス保持部100に液体等が浸透しにくくなるため、デバイス保持部100の内部(ポケット)に収容されたデバイス200に外部から汚れが付着することを抑制しやすくなる。
<おむつ1の装着について>
図4A及び図4Bは、愛玩動物におむつ1を装着させる際の動作について説明する図である。
愛玩動物におむつ1を装着させる際には、先ず、図4Aに示されるように、尻尾穴70に愛玩動物の尻尾を通しながら、おむつ1を愛玩動物の身体に当てがい、縦方向に二つ折りにする。この状態において、おむつ1の腹側胴回り部3は愛玩動物の腹側に配置され、吸収体10も愛玩動物の腹側(すなわち愛玩動物の排泄器官がある側)に配置される。尻尾穴70を基準とすることで、愛玩動物の排泄器官の位置に吸収体10を正しく配置することができる。一方、おむつ1の背側胴回り部4は愛玩動物の背側に配置され、ターゲット領域60及びデバイス保持部100は、愛玩動物の背側(すなわち愛玩動物の排泄器官側と反対側)に配置される。なお、おむつ1にデバイス200を取り付ける場合には、図4Aの段階までにデバイス保持部100のポケットに収容しておくと良い。
次に、腹側胴回り部3に設けられている一対のファスニングテープ50を横方向の両側に引っ張り上げながら、係止部51の係止用突起を、背側胴回り部4に設けられているターゲット領域60に引っかけて係止させる。これにより、図4Bに示されるような胴回り開口HB、及び、一対の脚回り開口HLが形成され、愛玩動物の身体におむつ1が装着される。
図4Bに示されるおむつ1の装着状態では、デバイス保持部100の厚さ方向の外側(非肌側)に腹側胴回り部3の横方向端部(フラップ部)が重ねられている。言い換えると、ターゲット領域60に係止部51(ファスニングテープ50)を係止させた状態で、デバイス保持部100の厚さ方向の非肌側には、腹側胴回り部3の少なくとも一部が配置されている。これにより、デバイス保持部100に保持されたデバイス200の外側(非肌側)が腹側胴回り部3によって覆われるため、外部からの汚れがデバイス200により付着しにくくなるとともに、デバイス200に対する外部からの衝撃が緩和される。例えば、愛玩動物がおむつ1を装着した状態で地面や床に胴体を擦り付けたような場合でも、デバイス200には汚れが付着しにくく、デバイス200が衝撃によって故障してしまうことが抑制される。
さらに、図4Bの状態では、デバイス200が非肌側から腹側胴回り部3によって押さえつけられることにより、デバイス保持部100のポケットの内部でデバイス200の位置が動きにくくなる。したがって、おむつ1を装着した愛玩動物が身体を動かした場合であってもデバイス200の位置ずれは生じにくく、生体情報が誤検出されてしまうこと等を抑制しやすくなる。
また、上述したように、デバイス200は、厚さ方向において吸収体10と重複しない位置に保持されており、かつ、デバイス保持部100の厚さ方向の肌側には液不透過性のバックシート30が配置されている。これにより、デバイス200の内側(肌側)から尿等が付着することが抑制される。
このようにおむつ1では、デバイス保持部100を備えることによって、厚さ方向の外側(非肌側)及び内側(肌側)から尿や汚れがデバイス200に付着することを抑制しつつ、デバイス200の位置ずれが生じないように保持することができる。これにより、おむつ1を装着した状態で愛玩動物に関する種々の情報を正確に取得することが可能となる。また、首輪等をしなくても愛玩動物の身体にデバイス200をしっかりと固定することができるようになるため、首輪の装着を嫌がる愛玩動物や高齢な愛玩動物であっても身体に負担をかけることなく、生体情報等の必要な情報を取得することができる。
<変形例>
おむつ1において、デバイス保持部100は以下の様に変形することも可能である。
図5は、おむつ1においてデバイス保持部100の配置が変更された例について表す図である。同図5に示される変形例のおむつ1では、ターゲット領域60がおむつ1の背側胴回り部4(バックシート30)とは異なる部材で構成されている。そして、ターゲット領域60の横方向端部60e以外の部分が接着剤等を用いて背側胴回り部4の非肌側に接合されている。つまり、ターゲット領域60は、横方向端部60eが接合されておらず、該横方向端部60eの領域が捲れ上がるように構成されている。変形例では、この横方向端部60eの厚さ方向の肌側の位置に、デバイス保持部100が設けられている。
図5のおむつ1を愛玩動物に装着させる際には、ターゲット領域60の横方向端部60eを捲り上げた状態でデバイス保持部100のポケットにデバイス200を収容する。その後、捲り上げられていた横方向端部60eを元に戻して、デバイス保持部100の非肌側に重なるようにする。この状態で、ターゲット領域60に係止部51(ファスニングテープ50)を係止させる。したがって、愛玩動物におむつ1を装着させた際には、デバイス保持部100の厚さ方向の外側(非肌側)に、ターゲット領域60の横方向端部60eと腹側胴回り部3とが重ねて配置されることになる。つまり、図5に示される変形例では、おむつ1の装着状態においてデバイス保持部100が2以上の部材(ターゲット領域60及び腹側胴回り部3)に覆われる。これにより、デバイス保持部100の内部に保持されたデバイス200に外部からの汚れ等をより付着しにくくすることができる。
次に、図6は、デバイス保持部100の構成を変形した例について説明する断面図である。デバイス保持部100はポケット構造であることを説明したが、このようなポケット構造の内部にデバイス200を収容すると、収容された部分では図3に示されるように厚さ方向の段差が生じる。そして、デバイス200の厚みが大きい程、デバイス200が収容されている部分における段差も大きくなる。大きな段差が生じた状態のデバイス保持部100に対して図4Bや図5のように腹側胴回り部3が厚さ方向に重ねられると、段差部分において腹側胴回り部3が浮き上がってしまったり、ターゲット領域60と係止部51(ファスニングテープ50)との係止が外れやすくなったりするおそれがある。
そこで、デバイス保持部100において、デバイス200を収容する部分の両側に厚さ方向の傾斜を形成する壁部105を設け、デバイス200を収容した際に大きな段差が生じにくくなるようにする。図6の例では、デバイス保持部100にデバイス200が保持された状態で、デバイス200の横方向両側の上端部から外側に向かって斜め下に傾斜する壁部105が設けられている。これにより、デバイス保持部100の非肌側面がなだらかに傾斜した傾斜部100sが形成され、該デバイス保持部100に腹側胴回り部3等のシート部材が重ねられた場合であっても、段差が生じにくくなる。したがって、シート部材が浮き上がることによってデバイス保持部100との重なり部分において位置ずれが生じたり、ターゲット領域60と係止部51との係止が外れやすくなったりすることが抑制される。
次に、図7は、デバイス保持部100がトップシート20の肌側に設けられる例について説明する断面図である。同図7では、デバイス保持部100の保護用シート101が、接合部102を介してトップシート20の肌側に接合されている。すなわち、おむつ1の内側(バックシート30よりも非肌側)にポケットが形成されている。この場合、図3と比較して、デバイス200は愛玩動物の肌により近い位置で保持される。したがって、デバイス200に設けられた温度センサーや心拍センサー等の各検出器を、愛玩動物の肌により近い位置に配置することが可能となり、生体情報等のデータをより正確に検出しやすくなる。また、デバイス200がおむつ1の内側に保持されることから、おむつ1の外部からの汚れや衝撃の影響をより受けにくくなる。なお、デバイス保持部100がバックシート30よりも内側(肌側)に設けられる場合には、愛玩動物の汗等の水分がデバイス200に付着することを抑制するために、保護用シート101を液不透過性のシート部材で形成することが望ましい。
===第2実施形態===
<おむつ2の基本的構成>
第2実施形態の愛玩動物用の吸収性物品の一例として、腹巻き型の使い捨ておむつ2(以下、「おむつ2」とも呼ぶ)について説明する。図8は、展開且つ伸長状態であるおむつ2の平面図である。図9は、図8のC−C断面について表す図である。
図8では、以下のように各方向を定義する。すなわち、おむつ2の長手方向に沿った方向を「長手方向」とし、長手方向と直交し、おむつ2の短手方向に沿った方向を「幅方向」とする。また、図9に示すように、長手方向及び幅方向と直交する方向を「厚さ方向」とし、着用対象者である愛玩動物の肌の側を「肌側」とし、その逆側を「非肌側」とする。
第2実施形態のおむつ2は、吸収体10と、トップシート20と、サイドシート25と、バックシート30と、フックテープ80と、を有する。このうち、フックテープ80以外の各構成要素は、第1実施形態で説明したおむつ1と基本的に同様であるため、ここでは説明を省略する。また、後述するように、おむつ2は愛玩動物の胴体に巻き付けて装着させるタイプの腹巻き型の使い捨ておむつであるため(図10B参照)、尻尾穴70は設けられていなくても良い。
フックテープ80は、おむつ1の係止部51に相当する係止用部材である。すなわち、フックテープ80は複数の係止用突起(フック)を備えた面ファスナーである。このフックテープ80は、該係止用突起が厚さ方向の非肌側面を向くように、おむつ2のバックシート30の非肌側面に設けられており、愛玩動物におむつ2を装着させる際には、おむつ2のトップシート20の肌側面に係止される。なお、図8及び図9では示されていないが、トップシート20の肌側でフックテープ80と係止される領域(図9の端部2er)に、おむつ1のターゲット領域60に相当する部材が設けられていても良い。
第2実施形態で、フックテープ80は幅方向に沿った帯状に形成されており、吸収体10よりも長手方向の外側の領域(図9の端部2el)に配置されている。そして、フックテープ80の長手方向の外側の領域には、デバイス保持部100が設けられている。第2実施系形態のデバイス保持部100は、第1実施形態のデバイス保持部100と同等の機能を有したポケット構造を有し、内部にデバイス200を収容することが可能である。
図8及び図9から明らかなように、おむつ2でも、デバイス保持部100が配置されている領域と、吸収体10が配置されている領域とは厚さ方向について重複していない。したがって、愛玩動物におむつ2を装着させた状態において、吸収体10が尿等の排泄物を吸収した場合であっても、尿等はデバイス200に付着しにくい。これにより、おむつ2の装着時においてデバイス200を構成する電子機器が尿等によって汚れたり濡れたりすることが抑制され、検出部や情報処理部の機能が損なわれにくくなる。
<おむつ2の装着について>
図10A及び図10Bは、愛玩動物におむつ2を装着させる際の動作について説明する図である。
愛玩動物におむつ2を装着させる際には、先ず、おむつ2の吸収体10が愛玩動物の腹側(すなわち愛玩動物の排泄器官がある側)に当てがわれるようにしながら、おむつ2の長手方向を愛玩動物の胴体に巻き付けるように配置する。この状態において、フックテープ80及びデバイス保持部100は、愛玩動物の背側(すなわち愛玩動物の排泄器官側と反対側)に配置される(図10A参照)。続いて、おむつ2の長手方向の一方側端部2elに設けられているフックテープ80の非肌側に、おむつ2の長手方向の他方側端部2erを重ね合せる。これにより、フックテープ80の係止用突起が、おむつ2の長手方向の他方側端部2erにおいてトップシート20の肌側表面に係止され、愛玩動物の身体におむつ2が装着される(図10B参照)。
図10Bに示されるおむつ2の装着状態では、デバイス保持部100の外側におむつ2の長手方向の他方側端部2erが重ねられている。言い換えると、おむつ2を愛玩動物の胴回りに巻き付けて、おむつ2の厚さ方向の非肌側に設けられたフックテープ80(係止部)を、おむつ2の厚さ方向の肌側に係止させた状態で、デバイス保持部100の厚さ方向の非肌側には、おむつ2の少なくとも一部が配置されている。これにより、デバイス保持部100に保持されたデバイス200の外側(非肌側)がおむつ2の長手方向の他方側端部2erによって覆われるため、外部からの汚れがデバイス200に付着しにくくなるとともに、デバイス200に対する外部からの衝撃が緩和される。
したがって、おむつ1で説明したのと同様に、おむつ2でもデバイス保持部100を備えることによって、厚さ方向の外側(非肌側)及び内側(肌側)から尿や汚れがデバイス200に付着することを抑制しつつ、デバイス200の位置ずれが生じないように保持することができる。これにより、おむつ2を装着した状態で愛玩動物に関する種々の情報を正確に取得することが可能となる。
なお、おむつ2において、デバイス保持部100の配置は図8で示される場合と異なっていても良い。図11は、デバイス保持部100の配置の変形例について示す図である。同図11では、デバイス保持部100がフックテープ80の幅方向の外側に配置されている。この場合も、デバイス保持部100が配置されている領域と、吸収体10が配置されている領域とは厚さ方向について重複していない。したがって、愛玩動物におむつ2を装着させた状態において、尿等がデバイス200に付着することが抑制される。また、おむつ2の装着時には、デバイス保持部100(デバイス200)がおむつ2の長手方向の他方側端部2erによって覆われるため、外部からの汚れが付着しにくくなる。
また、上述の第1実施形態の変形例で説明された図5〜図7を第2実施形態のおむつ2に適用することも可能である。
===その他の実施の形態===
以上、本発明の実施形態について説明したが、上記の実施形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定して解釈するためのものではない。また、本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更や改良され得るとともに、本発明にはその等価物が含まれるのは言うまでもない。例えば、以下に示すような変形が可能である。
上述の各実施形態では、情報管理デバイス(デバイス200)が管理する情報として、「生体情報」,「位置情報」,「おむつの状態に関する情報」等が例示されていたが、この限りではない。例えば、情報管理デバイスによって愛玩動物の個体識別情報(所轄管理機関への登録情報や予防接種の接種状況)等の他の情報が管理されるのであっても良い。
1 おむつ(吸収性物品、テープ型使い捨ておむつ)、
2 おむつ(吸収性物品、腹巻き型の使い捨ておむつ)、
2el 長手方向の一方側端部、2er 長手方向の他方側端部、
3 腹側胴回り部、4 背側胴回り部、5 股下部、
10 吸収体、
11 吸収性コア、12 被覆材、
20 トップシート、25 サイドシート、
30 バックシート、31 防漏シート、32 外装シート、
50 ファスニングテープ、51 係止部、
60 ターゲット領域、60e 横方向端部、
70 尻尾穴、71 切り込み、
80 フックテープ、
100 デバイス保持部、100s 傾斜部、
101 保護用シート、102 接合部、105 壁部、
200 デバイス(情報管理デバイス)、
HB 胴回り開口、HL 脚回り開口

Claims (9)

  1. 液体を吸収する吸収体を備えた愛玩動物用の吸収性物品であって、
    前記吸収性物品の装着時における情報を検出する検出部を含んだデバイスを着脱可能に保持するデバイス保持部を有し、
    前記吸収体が配置されている領域と、前記デバイス保持部が配置されている領域とが前記吸収性物品の厚さ方向について重複していない、ことを特徴とする愛玩動物用の吸収性物品。
  2. 請求項1に記載の愛玩動物用の吸収性物品であって、
    前記情報は、前記愛玩動物の生体に関する情報、前記愛玩動物の位置に関する情報、及び、前記吸収性物品の状態に関する情報、のうち少なくともいずれかを含む、ことを特徴とする愛玩動物用の吸収性物品。
  3. 請求項1または2に記載の愛玩動物用の吸収性物品であって、
    前記吸収体の非肌側に設けられるバックシートを有し、
    前記デバイス保持部は、前記バックシートよりも非肌側に配置されている、ことを特徴とする愛玩動物用の吸収性物品。
  4. 請求項1または2に記載の愛玩動物用の吸収性物品であって、
    前記吸収体の非肌側に設けられるバックシートを有し、
    前記デバイス保持部は、前記バックシートよりも肌側に配置されている、ことを特徴とする愛玩動物用の吸収性物品。
  5. 請求項1〜4のいずれかに記載の愛玩動物用の吸収性物品であって、
    前記デバイス保持部はポケット構造であり、液不透過性のフィルムシートによって形成されている、ことを特徴とする愛玩動物用の吸収性物品。
  6. 請求項1〜5のいずれかに記載の愛玩動物用の吸収性物品であって、
    互いに交差する縦方向と横方向と厚さ方向とを有し、
    前記吸収体の前記縦方向の一方側に配置された背側胴回り部に設けられたターゲット領域と、
    前記吸収体の前記縦方向の他方側に配置された腹側胴回り部に設けられ、前記ターゲット領域と係止可能な係止部と、
    を有し、
    前記ターゲット領域の前記横方向の外側に、前記デバイス保持部が配置されており、
    前記吸収性物品を前記愛玩動物に装着させた状態において、前記ターゲット領域に前記係止部を係止させた際に、前記デバイス保持部の非肌側に前記腹側胴回り部の少なくとも一部が配置される、ことを特徴とする愛玩動物用の吸収性物品。
  7. 請求項6に記載の愛玩動物用の吸収性物品であって、
    前記愛玩動物の尻尾を挿通させる尻尾穴を有し、
    前記吸収性物品を前記愛玩動物に装着させた状態において、
    前記尻尾穴よりも腹側に前記吸収体が設けられされ、
    前記尻尾穴よりも背側に前記デバイス保持部が設けられている、
    ことを特徴とする愛玩動物用の吸収性物品。
  8. 請求項1〜5のいずれかに記載の愛玩動物用の吸収性物品であって、
    互いに交差する長手方向と幅方向と厚さ方向とを有し、
    前記厚さ方向の一方側に設けられ、前記吸収性物品の前記厚さ方向の他方側に係止可能な係止部を有し、
    前記係止部の前記幅方向若しくは前記長手方向の外側に、前記デバイス保持部が配置されており、
    前記吸収性物品を前記愛玩動物の胴回りに巻き付けて装着させた状態において、前記吸収性物品の前記厚さ方向の他方側に前記厚さ方向の一方側に設けられた前記係止部を係止させた際に、前記デバイス保持部の非肌側に前記吸収性物品の少なくとも一部が配置される、ことを特徴とする愛玩動物用の吸収性物品。
  9. 請求項1〜8のいずれかに記載の愛玩動物用の吸収性物品であって、
    前記デバイス保持部には、前記デバイスを保持する部分の両側に厚さ方向の傾斜を有する壁部が設けられている、ことを特徴とする愛玩動物用の吸収性物品。
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