JP2017131138A - ベビーリーフの選別方法、選別装置又はその選別されたベビーリーフ - Google Patents

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Abstract

【課題】
収穫したてのベビーリーフから、適合条件より小さい未熟葉や切れ葉などの不要物を除去する選別作業は必要不可欠であり、従来、殺菌溶液や流水に浸した後にざるや遠心分離機で水切りしていたので、鮮度も外観も損なう課題があった。
【解決手段】
不要物が落下可能なフルイ孔を有する選別枠体部2が回転することにより、供給口部1から供給されたベビーリーフが排出口部3に向かって回転落下移動する間にフルイ孔から不要物を落下させると共にベビーリーフを均一に混合することからなるベビーリーフの選別方法、選別装置又はその選別されたベビーリーフ。
【選択図】 図3

Description

本発明は、収穫し立てのベビーリーフ等から未熟葉や切れ端等の不要物を除去するベビーリーフの選別方法、選別装置又はその選別されたベビーリーフに関する。
ベビーリーフは種々のサラダ、パスタ、ガーリック炒め等の料理に欠くことが出来ない食材であり、その鮮度と見た目は食欲を左右すると言っても過言ではない。そのため、一度に大量に刈り取って収穫したベビーリーフから、適合条件外の不要物を除去する選別作業は商品価値を高める上で必要不可欠である。適合条件より大きいものは収穫物を広げてみれば一目瞭然であるが、特に適合条件より小さい未熟葉や切れ端などは適合条件内の葉の陰に隠れて見つけ難いばかりでなく、迅速に取り除くのも容易でない。また、見つけるために手で持ち上げたり、掴んだりすると、体温や掴み上げるときの圧力などによりベビーリーフが傷みやすくなる問題があった。さらに、小石や砂のような物が葉の間にある場合には、掴み上げたりするときに葉を引きちぎったり、傷を付けることがあった。また、ベビーリーフを手で持ち上げたり、掴んだりするだけでは、上下を攪拌することができず、バラツキが生じて均一な状態が得られなかった。
特開2008−237208号公報 特開2005−238117号公報 特開2000−189053号公報
特開2008−237208号公報(特許文献1)には、ベビーリーフを次亜塩素酸溶液に10分間浸漬させてからざるに入れて水切りし、15時間保管してから再度殺菌液に10分間浸漬させてから流水で水洗いし、遠心分離機に掛けて水切りしてベビーリーフを製造しているが、葉が頑丈なキャベツ、ブロッコリーなどではダメージが少なく外観も維持できるかも知れないが、葉が薄くて華奢なベビーリーフでは、1度でも溶液や流水に浸したり、ざるや遠心分離機で水切りしたりしたのでは、鮮度も外観も損なう恐れが多分にある。
特開2005−238117号公報(特許文献2)には、積層する生茶葉を載せて搬送するベルトに振動を与えて生茶葉の上層又は中層に存在する鉄片のような重量物を下層に移動させ磁石に吸着させて除去する手段が記載されているが、未熟葉や切れ葉のように軽量な不要物は上層又は中層にとどまるから、下層から除去することは困難である。
特開2000−189053号公報(特許文献3)には、ふるい選別装置の上流から下流に傾斜して前後に往復運動するメッシュ部に、摘み取った茶葉を供給して上流から下流に搬送し、茶葉に含まれる軽量だがメッシュ部の目詰まりの原因になる茎皮は上流に設けた吸引器で吸引し、比較的小さい茶葉はメッシュ部からふるい落とし、比較的大きな茶葉はメッシュ部の下流から落下させて選別する手段が記載されているが、茶葉は頑丈で滑りやすく、すぐに乾燥するから、往復運動により移動するが、ベビーリーフのように軟弱で折れ曲がりやすく、相互に密着しやすい場合には、往復運動や振動によって相互に擦れて傷みやすく、メッシュの目詰まりも多くなる課題があった。
そこで、本発明は、特許請求の範囲の請求項1又は11に記載のように、収穫したベビーリーフを供給する供給口部と、前記供給口部から供給された前記ベビーリーフを収容する選別枠体部と、前記選別枠体部からベビーリーフを排出する排出口部とからなり、前記選別枠体部は前記供給口部が高く、前記排出口部が低くなる傾斜状態で設置されると共に、前記供給口部と前記排出口部とを通る軸心を中心として回転し、且つ、ベビーリーフから未熟葉を含む不要物が落下可能なフルイ孔を有することからなる選別手段を具備し、前記選別枠体部が回転することにより、供給された前記ベビーリーフが前転してひっくり返されて前記供給口部から前記排出口部に向かって移動する間にフルイ孔から前記不要物を落下させることからなるベビーリーフの選別方法又は選別装置を提供するものである。
本発明におけるベビーリーフとは、主として葉を食用とする植物において種子から発芽した後の子葉を除く若い葉である本葉である幼葉であって、詳しくは、主として葉を食用とする植物の生長する過程における若い軟らかい早期段階の状態の葉で、植物の種や時期や環境にもよるが、成長が早い場合の多くは発芽後2カ月以内であって、生長が遅い場合の多くは発芽後3カ月以内で必要に応じて茎を含む葉の食用可能な葉部分をいう。さらに具体的に示すと、幼葉であって、適合条件に当てはまる必要に応じて茎を含む葉の食用可能な部分をいう。
また、ベビーリーフに用いられる植物としては、主として葉を食用とする植物で、例えば、リーフレタス、レッドリーフレタス、グリーンオーク、コスレタス、ロロロッサ、ロログリーン、チコリ、レッッドチコリ、エンダイブ、春菊、等のキク科の食用植物や、グリーンマスタード、レッドマスタード、パクチョイ、ミズナ、赤軸ミズナ、ターサイ、ルッコラ、ピノグリーン、ミブナ、わさび菜、ケール等のアブラナ科の食用植物、ホウレンソウ、赤軸ホウレンソウ、レッドビート、スイスチャード等のアカザ科の食用植物等が挙げられる。
ここで、ベビーリーフの選別における不要物とは、未熟葉、収穫する際に本葉の一部を切断して小さくなっている切れ葉や、収穫中に茎のみになったもの、栽培中に本葉の上に引掛かった植物以外の土や小石など、製品にするベビーリーフ以外の物をいう。
また、未熟葉とは、子葉、或いは、本葉であっても適合条件よりも小さいものをいい、特に子葉は、食用可能ではあるが、本葉に比べ弱く傷みが早いため、消費者に届くまでに傷み他の本葉を傷める可能性が高いので、未熟葉として選別することがより望ましい。
また、ベビーリーフの適合条件を満たす最小の適合葉は、フルイ孔を通過できない大きさの葉であるから、フルイ孔の最長部はベビーリーフの葉の横幅を基準に設定されるが、後述するように、ベビーリーフは、選別中にしなり、曲がる柔軟性を有するので、フルイ孔の最長部よりも横幅が大きい葉も通過させてしまうから、フルイ孔の最長部は適合葉の横幅より小さい55%乃至98%の寸法に設定する必要がある。
また、本発明は、請求項2又は12に記載のように、前記選別枠体部の一部が円筒部からなるベビーリーフの選別方法又は選別装置を提供しようとするものである。ここで、前記選別枠体部の一部とは、前記供給口部から排出口部に向かう回転軸心に沿った長手方向における一部の場合と、回転軸心に交差する回転周囲部における一部の場合とを含むものである。
また、本発明は、請求項3又は13に記載のように、前記選別枠体部の一部が平面部からなるベビーリーフの選別方法又は選別装置を提供しようとするものである。ここで、前記選別枠体部の一部とは、前記供給口部から排出口部に向かう回転軸心に沿った長手方向における一部の場合と、回転軸心に交差する回転周囲部における一部の場合とを含むものである。
また、本発明は、請求項4に記載のように、前記選別枠体部の一部が着脱して交換可能なベビーリーフの選別方法を提供しようとするものである。
また、本発明は、請求項5に記載のように、選別枠体部の中空多面体が、4面から20面であることからなるベビーリーフの選別方法を提供しようとするものである。
また、本発明は、請求項6に記載のように、選別枠体部のフルイ孔の最長部が5mm乃至30mmであることからなるベビーリーフの選別方法を提供しようとするものである。
また、本発明は、請求項7に記載のように、選別枠体部のフルイ孔の最長部がベビーリーフの適合条件の最短寸法より小さいことからなるベビーリーフの選別方法を提供しようとするものである。
ここで、適合条件の最短寸法とは、ベビーリーフの葉の部分における横幅より長いものを適合品とする長さである。
また、本発明は、請求項8に記載のように、前記選別枠体部において、前記供給口部に供給されたベビーリーフが前記排出口部から排出されるまでに、前記供給されたベビーリーフが前記選別枠体内で、3回以上20回以下の前転落下移動により、前記不要物を落下させてなる請求項1乃至6のいずれかに記載のベビーリーフの選別方法を提供しようとするものである。
ここで、前転落下移動とは、供給口部から供給されたベビーリーフが、選別枠体の回転と伴い遠心力の働きで回転方向に持ち上げられ、持ち上げられたベビーリーフが重力により落下した時の落下位置が、持ち上げられた位置より排出口側の位置に落下する移動のことであって、前記選別枠体が供給口部側から排出口部に向かって低くなる傾斜の角度が大きいほど移動する距離が長くなる。選別枠体が前記中空多面体の場合、持ち上げられる位置と落下位置は隣の面であっても、隣の面でなくても良い。
また、本発明は、請求項9に記載のように、前記選別枠体部内に複数種のベビーリーフを供給し、選別枠体部によって前記不要物をフルイ孔から落下させると共に複数種のベビーリーフを混合してなるベビーリーフの選別方法を提供しようとするものである。
また、本発明は、請求項10に記載のように、前記供給されたベビーリーフが選別枠体部内において水平に対して90度以上180度未満の回転角度で回転することからなるベビーリーフの選別方法を提供しようとするものである。
また、本発明は、請求項14に記載のように、前記ベビーリーフが、レッドビート、ホウレンソウ、ルッコラ、ピノグリーン、レッドマスタード、コスレタス、ターサイ、ミズナ、エンダイブ、ミブナ、春菊、スイスチャード、ケールの幼葉中から選ばれる少なくとも1種以上を含むベビーリーフの選別方法又は選別装置を提供しようとするものである。
また、本発明は、請求項15に記載のように、請求項1乃至13のいずれかの選別方法又は選別装置により選別してなるベビーリーフを提供するものである。
本発明に係るベビーリーフの選別方法又は選別装置によれば、特許請求の範囲の請求項1又は11に記載のように、収穫したベビーリーフを供給する供給口部と、前記供給口部から供給された前記ベビーリーフを収容する選別枠体部と、前記選別枠体部から選別されたベビーリーフを排出する排出口部とからなり、前記選別枠体部は、前記供給口部が高く、前記排出口部が低くなる傾斜状態で設置されると共に、前記供給口部と前記排出口部とを通る軸心を中心として回転し、且つ、ベビーリーフから未熟葉を含む不要物が落下可能なフルイ孔を有することからなる選別手段を具備し、前記選別枠体部が回転することにより、供給された前記ベビーリーフが、前記選別枠体部の回転に追従して持ち上げられ、前記供給口部と前記排出口部の高低差によって生じた傾斜によって、前記ベビーリーフが持ち上げられて前記選別枠体部から離れて選別枠体部の前記排出口側に落下するとともに、前記傾斜により前記排出口側に移動する間に供給された前記ベビーリーフが様々な方向で回転しひっくり返されてフルイ孔から前記不要物を落下させると共に混合されることになるから、手を使って掴んだりして人の手を加えず、振るって振動を与えたり往復運動して葉相互若しくはフルイ面で損傷を与えたり、溶液に浸したり、加熱したりすることなく、落下する落ち葉のようにダメージを与えずに迅速に適合品を選別し、規格に適した品を製造し、且つ均一な状態に混合して市場に提供することが出来る効果がある。
また、本発明は、請求項2又は12に記載のように、前記選別枠体部の一部が円筒部からなる構成を有することにより、ベビーリーフを円筒部に沿って持ち上げ滑らかに前転落下移動させることが出来る効果がある。
また、本発明は、請求項3又は13に記載のように、前記選別枠体部の一部が平面部からなる構成を有することにより、平面部に乗って積層されたベビーリーフが持ち上げられ、前転落下移動することによって積層されたベビーリーフが崩れて均一に混合し、同時に不要物をフルイ孔から落下させることが出来る効果がある。
また、本発明は、請求項4に記載のように、前記選別枠体部の一部が着脱して交換可能な構成を有することにより、ベビーリーフ又は不要物の形態に適合したフルイ孔を有する選別枠体部を組み合わせて有効な選別を行うことが出来る効果がある。
また、本発明は、請求項5に記載のように、選別枠体部の中空多面体が、4面から20面であることからなる構成を有することにより、適宜な選別枠体部の面構成を選択することが出来る効果がある。
また、本発明は、請求項6に記載のように、選別枠体部のフルイ孔の最長部が5mm乃至30mmであることからなる構成を有することにより、選別するそれぞれのベビーリーフの適合条件に合わせた大きさ、形状或いは密着性に適したフルイ孔の大きさを設定することが出来る効果がある。
フルイ孔の最長部とは、例えば、孔が円形であれば直径であり、楕円形であれば長径であり、三角形であれば長辺の長さ、多角形であれば辺又は各頂点の間隔の中で最長部分をいう。
また、本発明は請求項7に記載のように、選別枠体部のフルイ孔の最長部がベビーリーフの適合条件の最短寸法より小さい構成を有することにより、ベビーリーフの柔軟性や復元弾力に適したフルイ孔の大きさを設定しより有効な選別をすることが出来る効果がある。また、フルイ孔の最長部は、選別するベビーリーフによって異なるが、それぞれの適合条件の横幅の最短部の寸法より小さい、例えば、55%乃至98%の長さにするのが好ましく、70%乃至95%であると未熟葉をより選別することができるのでさらに好ましい。
また、本発明は、請求項8に記載のように、前記中空多面体の選別枠体部において、前記供給口部に供給されたベビーリーフが前記排出口部から排出されるまでに、前記供給されたベビーリーフが前記選別枠体部内で、3回以上20回以下の前転落下移動により、前記不要物を落下させてなる構成を有することにより、収穫したベビーリーフの状況に応じた選別枠体部の回転状態を設定することが出来る効果がある。また、前転落下移動の回数は、4回以上であればフルイ孔の密度が小さくても全体的に選別され、逆に12回以下であれば落下時のベビーリーフの痛みがさらに低減できることから4回以上12回以下がさらに好ましい。さらに、前記前転落下移動は、選別されるベビーリーフが選別枠体部上で回転方向とは逆方向に面上を滑り落ちない限りにおいては、前記選別枠体部が中空多面体であっても円筒状であっても問題がないが、中空多面体であることで滑り難くなることからより好ましい。
また、本発明は、請求項9に記載のように、前記選別枠体部内に複数種のベビーリーフを供給し、選別枠体部によって前記不要物を落下させるとともに混合してなる構成を有することにより、ベビーリーフの選別と混合を同時に出来る効果がある。
また、本発明は、請求項10に記載のように、前記供給されたベビーリーフが選別枠体部内において90度以上180度未満の回転角度で回転することからなる構成を有することにより、前転落下移動をする際に重なり合ったベビーリーフが離ればなれに前転しながら落下して移動して不要物を除去しやすくする効果がある。
また、本発明は、請求項14に記載のように、前記ベビーリーフが、レッドビート、ホウレンソウ、ルッコラ、ピノグリーン、レッドマスタード、コスレタス、ターサイ、ミズナ、エンダイブ、ミブナ、春菊、スイスチャード、ケールの幼葉中から選ばれる少なくとも1種以上を含む構成にすることができる。
また、本発明は、請求項15に記載のように、請求項1乃至13のいずれかの選別方法又は選別装置により選別してなるベビーリーフを提供することができる。
また、請求項1乃至13のいずれかの選別方法又は選別装置により選別し袋体や箱体の容器にベビーリーフを収容した容器入りベビーリーフの提供ができる。さらに容器で特に袋体の同体積以上の空間に収容してなるベビーリーフを提供することで、ベビーリーフを傷みにくくすることができる。
本発明の一実施形態の正面概略説明図。 その実施形態の側面概略説明図。 その実施形態の他の側面概略説明図。 本発明の他の実施形態の平面概略説明図。
以下、本発明を図示の実施形態に基づいて説明する。
図4の概略説明図において、10が本発明に係るベビーリーフの選別手段となる選別装置である。ベビーリーフは、低速で移動するベルトコンベア等からなる供給用コンベア30に載せられて、選別装置10の供給口部1に供給される。供給口部1に供給されたベビーリーフは順次に選別枠体部2に収容される。フルイ孔を有する中空多面体状又は中空筒状の選別枠体部2内を移動することによって選別されたベビーリーフは、排出口部3から順次に排出される。供給口部1及び排出口部3は、運転中は常時開口しており、そこから内部の状況を満遍なく観察することができるから、ベビーリーフの供給量や回転速度を目視により容易に調整することができる。排出されたベビーリーフはベルトコンベア等からなる排出用コンベア31に載せられて次の検査、包装等の工程に送られる。
図4の概略説明図において、前記供給用コンベア30は図では左から右に選別装置10の供給口部1に向かって徐々に上る方向に傾斜して設置し、供給用コンベア30の終端部から選別枠体部2には供給口部1にベビーリーフが自然落下することが傷みも少なく好ましい。選別装置10の選別枠体部2は供給口部1から排出口部3に向かって下がる方向に傾斜しており、選別枠体部2は回転することによって収容したベビーリーフを水平に対して90度以上180度未満の角度に持ち上げて前転落下移動させ上下入れ替わりながら排出口部3に運び、未熟葉などの不要物をフルイ孔から落下させ、不要物から選別されたベビーリーフは排出用コンベア31上に均一に混合した状態で供給されることが好ましい。選別枠体部2の回転速度は8乃至25rpm、好ましくは、10乃至22rpmであって、12乃至20rpmがより好ましい。また、ベビーリーフの前記持ち上げ角度は、110度乃至160度であることがより好ましい。持ち上げ角度が90度未満の場合、持ちあげたベビーリーフがすぐ後に投入されたベビーリーフの上に重な不要物の選別と葉の混合が部分的になり、110度以上の場合は、排出口部を低くした傾斜角度の関係で、110度以上の位置から落下するベビーリーフが移送されるベビーリーフの積層部分の先のベビーリーフが少ない位置に落下するので、不要物を効率よく選別できる。
また、ベビーリーフは、選別中にしなり、曲がる柔軟性を有するから、それだけ適合条件の大きさぎりぎりのフルイ孔の最長部よりも大きい葉も適合条件外の不要品として分別することができる。フルイ孔の大きさ・形状は、選別するベビーリーフやその組み合わせにおいて、製品としての規格を満たすための適合条件に合わせ適宜設定できるものであるが、選別するベビーリーフの一般的な大きさから、丸であっても網状であってもフルイ孔の最長部が5mmから30mmであることが好ましく、8mmから27mmがさらに好ましく、複数種のベビーリーフを同時に選別する場合ことを想定すると10mmから24mmが最も好ましい。
ここで、本発明の選別枠体部の傾斜状態は、内部のベビーリーフが選別枠体部の回転により持ち上げられ落下する際に、供給口部から排出口部に移動する傾斜状態であれば良く、傾斜角度が4度以上あれば、1回の落下で進む距離は短いが排出口部への移動が可能であり、8度以上あれば供給量を多くしても移動が容易に可能であり、10度以上であれば、供給量が多くても適度な距離の移動ができる。また、30度以下であれば選別枠体の回転によりベビーリーフが持ち上げられ前転落下しながら排出口に移動が可能であり、25度以下であれば、供給量が多くても自重で排出口に移動するベビーリーフが少なく、20度以下であればベビーリーフの供給量が多くても、ほぼ全てのベビーリーフが選別枠体の回転によって持ち上げられ前転落下しながら絶えず移動する。そのようなことから、選別枠体の傾斜角度は、5度以上30度以下であれば良く、8度以上25度以下が好ましく、10度以上20度以下が最も好ましく、積層されたベビーリーフが均一に持ち上がり、持ち上げたベビーリーフの上下の層が前転落下により入れ替わり易くなる。ここで、前転落下するとは、選別枠体部の回転によりベビーリーフが持ち上げられて積層状態を維持できなくなり、選別枠体の回転方向の下側に向かって崩れ落ちる状況も含められている。
本発明に係るベビーリーフの選別手段となる選別装置10は、図1乃至図3に記載の概略説明図において、供給口部1と排出口部3に、それぞれ円形の供給口側駆動枠4及び排出口側駆動枠5が一体に設けてある。供給口側駆動枠4と排出口側駆動枠5の相対する部分には、図では省略した選別枠体取付枠部6が一体に設けてあり、選別枠体7を着脱自在に取り付けることが出来るように構成してある。この実施例の場合、選別枠体7は正6面体を形成する6枚の部分選別枠体部11からなる。
選別枠体7は選別枠体部11の形状が、平面部を組合せた多面体状から、選別枠体7が1つか、又は複数からなる円筒状、選別枠体の回転方向や供給口部から排出口部前の間における平面部と円筒部の組合せまで、種々の形態が考えられるが、少なくとも未熟葉や千切れ葉などの適合品条件外の不要物が落下可能なフルイ孔が設けてある。多面体形状であればベビーリーフが回転時に滑り最底部に対流することが起こり難くなることから20面より少ない面数が好ましく、また、投入される量が多くても上下層が混合しやすくなることから14面より少ない方が更に好ましく、大きな角度変化で迅速確実に落下することから10面以下が最も好ましい。さらに選別枠体中のベビーリーフの移動のブロッキングを生じ難くさせることから選別枠体は4面以上にすることが好ましく、混合性などより5面以上にすることが更に好ましい。
選別枠体7は、金属製、プラスチック製、木製、植物製又は動物製等の板や糸・紐等の網であり、それらの単体または組合せでできており、さらにフルイ孔の形態は、網状やパンチング孔のものを選別枠体の素材に適したものが採用できるが、ベビーリーフの変形を伴わない移動が容易なためには表面が滑らかなものが好ましい。部分選別枠体部11はフルイ孔の構成の異なる複数種類の選別枠体7を選別枠体取付枠部6に着脱自在に交換可能に取り付けることが可能である。
また、選別枠体7のフルイ孔の割合は、形態や材質にもよるが、開孔率が50%〜97%であることが好ましく、より効率的に選別し、ベビーリーフの排出口への移動の適正から70%〜95%であることがさらに好ましい。
さらに選別枠体7の回転軸を通過する直線状にある選別枠体の対向面通しの最短の長さである内径は、ベビーリーフの選別ができる範囲であれば制限するものではないが、選別するベビーリーフがブロッキングしにくくなることから300mm以上が良く、前転落下が効率的にできることから450mm以上が好ましく、ベビーリーフの前転落下時の分散性が良くなることから550mm以上がさらに好ましい。また、選別枠体のフルイ孔に挟まった葉を取り除くなどのメンテナンス性から1500mm以下が良く、遠心力と回転数のバランスがとりやすくなることから1200mm以下がより好ましく、選別枠体を容易に交換できることから1050mm以下であることが更に好ましい。
図1に記載のように、供給口側回動枠4及び排出口側回動枠5の外周には、装置枠体8に設けた駆動体9が回転自在に当接し、選別枠体7を回転駆動することが出来るように支持している。前記回動枠4,5と駆動体9の駆動形態は歯車のかみ合いによる歯車伝動機構でも摩擦車伝動機構でもよい。また、前記回動枠4,5と駆動体9が単なる回転支持機構であれば、装置枠体8と選別枠体7との間に設けた別の駆動手段により回転駆動する構成にすることも可能である。その場合には、歯車伝動機構や摩擦車伝動機構に限らず、ベルトやチェーンによる遠隔駆動形態も可能である。
図示の実施例において、装置枠体8は、供給口部側端部において、装置基台13に軸受14に回転可能に支持された回動支軸15を中心に傾動する傾動縦枠12に支持されている一方、排出口部側端部において、装置ガイド枠16に傾斜位置決め固定可能な位置決め部材17により傾斜位置調整可能に支持されている。実施例の場合、傾動縦枠12は、前記回動支軸5に揺動自在に設けた揺動基板18上に一体に固定してあり、揺動基板18と一体に傾動する。19は揺動基板18を回動支軸15に傾動可能に連結する軸受部材である。
揺動基板18上には駆動モータ20が設置されている一方、前記駆動体9は装置枠体8の両端部に一体に設けた軸受部材21に回転自在に軸受された駆動軸22に一体に取り付けてあり、駆動モータ20のモータ軸と駆動軸22とは図では省略した歯車列、ベルト又はチェーン等からなる伝動機構により連動するように構成してある。
その他、図において、23は選別枠体取付枠部6に設けた選別枠体7の着脱部材である。24は排出口側の選別枠体取付枠部6に設けた排出口枠部である。
本実施例のベビーリーフの商品として出荷して良い規格の範囲は、選別された適合品が90%以上含まれ、小石などの異物が含まれていないことである。
ベビーリーフがレッドビートである場合の適合品の条件は、次の5条件を満たすことである。従って、満たさない葉が不適合品となる。
(1)子葉でないこと
(2)長さで茎部分が3割以下であること
(3)最大長さが40mm以上であること
(4)葉の横幅の最長部の適合する最短長さが20mm以上であること
(5)小さな切れ葉でないこと
使用した選別装置は、選別枠体の内径が650mmの正6角形、フルイ孔の最長部が15mm、供給口部から排出口部までの長さ1600mm、傾斜角13度の選別枠体部を具備している。ここで注目すべきは、フルイ孔の最長部15mmは、(4)葉の横幅の最長部の適合する最短長さが20mmより5mm小さいこととなり、適合葉の最短横幅の75%に過ぎない点である。
実施例1では、前記選別枠体部を回転数13rpmで運転し、レッドビートのベビーリーフを毎分800g供給口部から投入し、3分間で2320gのレッドビートを通過品として選別し排出口部から得た。
通過品2320g中、適合品2291g、不適合品は29gで、選別した適合品の割合は98.8%であった。規格の範囲90%を十分に満たすものである。
通過した不適合品29gの内訳は、適合条件の(1)3.1g、(2)1.8g、(3)8.8g、(4)2.8g、(5)12.5gの不適合割合であった。(4)の適合葉の横幅の最長部で20mmより小さい葉2.8gは適合品2291gの0.12%に過ぎず、フルイ孔の最長部15mmに全く問題ないことが判る。
また、フルイ孔から落ちた不通過品80gに含まれていた適合品は2.5gで適合品全体の僅かに0.1%に過ぎなかった。不適合品77.5gの内訳は、適合条件の(1)27.9g、(2)8.8g、(3)12.8g、(4)15.6g、(5)12.4gの不適合割合であった。
従って、この実施例1の不適合品の除去割合は、適合条件の(1)90.0%、(2)83.0%、(3)59.3%、(4)84.8%、(5)49.8%の割合であり、特に、(1)(2)(4)の適合条件を高率で満たす結果が得られた。
実施例2では、実施例1において前記選別枠体部を回転数を18rpmに上げて運転した場合を示し、レッドビートのベビーリーフを毎分800g供給口部から投入し、3分間で2350gのレッドビートを通過品として選別し排出口部から得られた。通過品2350g中、適合品2319g、不適合品は31gで、選別した適合品の割合は98.7%であった。規格の範囲90%を十分に満たすものである。
通過した不適合31gの内訳は、適合条件の(1)3.1g、(2)5.5g、(3)6.7g、(4)2.8g、(5)12.9gの不適合割合であった。(4)の適合葉の横幅の最長部で20mmより小さい葉2.8gは適合品2319gの0.12%に過ぎず、フルイ孔の最長部15mmに全く問題ないことが判る。
また、フルイ孔から落ちた不通過品50gに含まれていた適合品は3.2gで適合品全体の僅かに0.13%に過ぎなかった。不適合品46.8gの内訳は、適合条件の(1)14.3g、(2)6.5g、(3)10.8g、(4)9.8g、(5)5.4gの不適合割合であった。
従って、この実施例2の不適合品の除去割合は、適合条件の(1)82.2%、(2)54.2%、(3)61.7%、(4)77.8%、(5)29.5%の割合であり、特に、(1)(4)の適合条件を高率で満たす結果が得られた。
実施例3では、ベビーリーフがベビースピナッチの場合である。
ベビースピナッチの適合品の条件は、次の5条件を満たすことである。
(1)子葉でないこと
(2)長さで茎部分が2割以下であること
(3)最大長さが60mm以上であること
(4)葉の横幅の最長部の適合する最短長さが20mm以上であること
(5)小さな切れ葉でないこと
実施例1と同じ装置において、選別枠体部を回転数14rpmで運転し、ベビースピナッチのベビーリーフを毎分1000g供給口部から投入し、2分間で1910gのベビースピナッチを通過品として選別し排出口部から得られた。通過品1910g中、適合品1879g、不適合品は31gで、選別した適合品の割合は98.4%であった。規格の範囲90%を十分に満たすものである。
通過した不適合品31gの内訳は、適合条件の(1)3.3g、(2)5.2g、(3)9.6g、(4)2.6g、(5)10.3gの不適合割合であった。(4)の適合葉の横幅の最長部で20mmより小さい葉2.6gは適合品1910gの0.14%に過ぎず、フルイ孔の最長部15mmに全く問題ないことが判る。
また、フルイ孔から落ちた不通過品90gに含まれていた適合品は6.7gで適合品全体の僅かに0.36%に過ぎなかった。不適合品83.3gの内訳は、適合条件の(1)23.1g、(2)7.6g、(3)17.7g、(4)15.3g、(5)19.6gの不適合割合であった。
従って、この実施例3の不適合品の除去割合は、適合条件の(1)87.5%、(2)59.4%、(3)64.8%、(4)85.5%、(5)65.6%の割合であり、特に、(1)(4)の適合条件を高率で満たす結果が得られた。
なお、各番号の項目の適合条件を満たしていない物の確認は、(1)から順番に確認し、次いで(1)以外のものから(2)を確認し、(1)(2)の品から(3)を確認し(4)(5)を確認していったものである。
実施例4では、5種類のベビーリーフのミックス品の場合である。
総重量は1500g、内訳は、レッドビート450g(30%)、ルッコラ、ミズナ、ターサイがそれぞれ225g(各15%)、ベビースピナッチ375g(25%)である。
適合品の条件は、次の5条件を満たすことである。
(1)子葉でないこと
(2)長さで茎部分が3割以下であること
(3)最大長さが60mm以上であること
(4)葉の横幅の最長部の適合する最短長さが20mm以上であること
(5)小さな切れ葉でないこと
実施例1と同じ装置において、前記選別枠体部を回転数14rpmで運転し、ベビーリーフの前記ミックス品を毎分1500g供給口部から投入し、1分間で1412gのミックス品を通過品として選別し排出口部から得られた。通過品1412g中、適合品1357g、不適合品は55gで、選別した適合品の割合は96.1%であった。規格の範囲90%を十分に満たすものである。
通過した不合格品55gの内訳は、適合条件の(1)3.4g、(2)12.8g、(3)10.4g、(4)3.1g、(5)25.3gの不適合割合であった。(4)の適合葉の横幅の最長部で20mmより小さい葉3.1gは適合品1357gの0.23%に過ぎず、フルイ孔の最長部15mmに全く問題ないことが判る。
また、フルイ孔から落ちた不通過品88gに含まれていた適合品は9.8gで適合品全体の僅かに0.7%に過ぎなかった。不適合品78.2gの内訳は、適合条件の(1)22.7g、(2)6.3g、(3)14.2g、(4)14.3g、(5)20.7gの不適合割合であった。
従って、この実施例4の不適合品の除去割合は、適合条件の(1)87.0%、(2)33.0%、(3)57.7%、(4)82.2%、(5)45.0%の割合であり、特に、(1)(4)の適合条件を高率で満たす結果が得られた。
実施例4において、通過品1412gから通過品で選別開始して20秒後にサンプルA、35秒後にサンプルB、50秒後にサンプルCをサンプリングして、5種類のベビーリーフの割合を確認した。
サンプルAとして101g、サンプルBとして104g、サンプルCとして98gを採取し、ミックス品の種類別に重量を測定した結果、サンプルAでは、レッドビート31.5g、ルッコラ14.0g、ミズナ13.5g、ターサイ12.25g、ベビースピナッチ27.5g、不明(小さくなり明確でない子葉や茎など)2.25gであった。
サンプルBでは、レッドビート28.75g、ルッコラ14.6g、ミズナ13.75g、ターサイ15.55g、ベビースピナッチ30.1g、不明1.25gであった。
サンプルCでは、レッドビート26.25g、ルッコラ15.25g、ミズナ17.75g、ターサイ14.25g、ベビースピナッチ23.5g、不明1.0gであった。
各サンプルのベビーリー分の混合割合は、全てが設定割合の±5%以内にあり、均一に混合されているベビーリーフを得られた。
実施例1との比較として、使用した選別装置は、選別枠体の内径が1000mmの正10角形、フルイ孔の最長部が15mm、供給口部から排出口部までの長さ1800mm、選別枠体部の傾斜角は13度である。
選別枠体部を回転数14rpmで運転し、レッドビートのベビーリーフを毎分800g供給口部から投入し、3分間で2300gのレッドビートを通過品として選別し排出口部から得た。通過した不適合品の割合と適合条件別の割合は、実施例1とほぼ同一傾向であった。また、フルイ孔から落ちた不通過品100gに含まれていた適合品は22gで適合品全体のごく僅かであり、不適合品78gの内訳も、実施例1とほぼ同一傾向であった。
実施例5と同じ装置において、選別枠体部を回転数8rpmで運転し、レッドビートのベビーリーフを毎分800g供給口部から投入し、3分間で2286gのレッドビートを通過品として選別し排出口部から得た。通過した不適合品の割合と適合条件別の割合は、実施例1とほぼ同一傾向であった。また、フルイ孔から落ちた不通過品114gに含まれていた適合品は29gで適合品全体のごく僅かであり、不適合品85gの内訳も、実施例1とほぼ同一傾向であった。
実施例1と同じ装置において、選別枠体部の傾斜角のみ18度に変更して、実施例1と同じ条件でレッドビートのベビーリーフを選別した結果、通過した適合品及び不適合品の割合と適合条件別の割合は、実施例1とほぼ同一傾向であった。また、フルイ孔から落ちた不通過品の割合も実施例1とほぼ同一傾向であった。
1 供給口部
2 選別枠体部
3 排出口部
4 供給口側駆動枠
5 排出口側駆動枠
6 選別枠体取付枠部
7 選別枠体
8 装置枠体
9 駆動体
10 選別装置
11 部分選別枠体部
12 傾動縦枠
13 装置基台
14 軸受
15 回動支軸
16 装置ガイド枠
17 位置決め部材
18 揺動基板
19 軸受部材
20 駆動モータ
21 軸受部材
22 駆動軸
23 着脱部材
24 排出口枠部
30 供給用コンベア
31 排出用コンベア

Claims (15)

  1. 収穫したベビーリーフを供給する供給口部と、前記供給口部から供給された前記ベビーリーフを収容する選別枠体部と、前記選別枠体部からベビーリーフを排出する排出口部とからなり、前記選別枠体部は前記供給口部が高く、前記排出口部が低くなる傾斜状態で設置されると共に、前記供給口部と前記排出口部とを通る軸心を中心として回転し、且つ、ベビーリーフから不要物が落下可能なフルイ孔を有することからなる選別手段を具備し、前記選別枠体部が回転することにより、供給された前記ベビーリーフが前記供給口部から前記排出口部に向かって移動する間にフルイ孔から前記不要物を落下させることからなるベビーリーフの選別方法。
  2. 前記選別枠体部の一部が円筒部からなる請求項1に記載のベビーリーフの選別方法。
  3. 前記選別枠体部の一部が平面部からなる請求項1又は2に記載のベビーリーフの選別方法。
  4. 前記選別枠体部の一部が着脱して交換可能な部分選別枠体部からなる請求項1、2又は3に記載のベビーリーフの選別方法。
  5. 選別枠体部の中空多面体が、4面から20面であることからなる請求項1乃至4のいずれかに記載のベビーリーフの選別方法。
  6. 選別枠体部のフルイ孔の最長部が5mm乃至30mmであることからなる請求項1乃至5のいずれかに記載のベビーリーフの選別方法。
  7. 選別枠体部のフルイ孔の最長部がベビーリーフの適合条件の最短寸法より小さいことからなる請求項1乃至6のいずれかに記載のベビーリーフの選別方法。
  8. 前記選別枠体部において、前記供給口部に供給されたベビーリーフが前記排出口部から排出されるまでに、前記供給されたベビーリーフが前記選別枠体内で、3回以上20回以下の前転落下移動により前記不要物を落下させてなる請求項1乃至7のいずれかに記載のベビーリーフの選別方法。
  9. 前記選別枠体部内に複数種のベビーリーフを供給し、選別枠体部によって前記不要物をフルイ孔から落下させると共に前記ベビーリーフを混合してなる請求項1乃至8のいずれかに記載のベビーリーフの選別方法。
  10. 前記供給されたベビーリーフが選別枠体部内において水平に対して90度以上180度未満の回転角度で回転することからなる請求項1乃至9のいずれかに記載のベビーリーフの選別方法。
  11. 収穫したベビーリーフを供給する供給口部と、前記供給口部から供給された前記ベビーリーフを収容する選別枠体部と、前記選別枠体部からベビーリーフを排出する排出口部とからなり、前記選別枠体部は前記供給口部が高く、前記排出口部が低くなる傾斜状態で設置されると共に、前記供給口部と前記排出口部とを通る軸心を中心として回転する回転手段を具備し、且つ、ベビーリーフから未熟葉を含む不要物が落下可能なフルイ孔を有することからなる選別手段を有し、前記選別枠体部が回転することにより、供給された前記ベビーリーフが前記供給口部から前記排出口部に向かって移動する間にフルイ孔から前記不要物を落下させることからなるベビーリーフの選別装置。
  12. 前記選別枠体部の一部が円筒部からなる請求項11に記載のベビーリーフの選別装置。
  13. 前記選別枠体部の一部が平面部からなる請求項11又は12に記載のベビーリーフの選別装置。
  14. 前記ベビーリーフが、レッドビート、ホウレンソウ、ルッコラ、ピノグリーン、レッドマスタード、コスレタス、ターサイ、ミズナ、エンダイブ、ミブナ、春菊、スイスチャード、ケールの幼葉中から選ばれる少なくとも1種以上を含む請求項1乃至13のいずれかに記載のベビーリーフの選別方法又は選別装置。
  15. 請求項1乃至14のいずれかの選別方法又は選別装置により選別してなるベビーリーフ。
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