JP2017131131A - 茸選別装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】押々状態の栽培容器間は分離移送機構により搬送経路上で分離して栽培容器は定間隔で移送されることになるから、定間隔で搬送されてくる栽培容器を排除機構により押出排除することができ、栽培容器間は離反しているので栽培容器の相互の接触摩擦による栽培容器の倒伏現象を回避することができ、栽培容器の選別作業性を向上することができる。
【解決手段】複数個の栽培容器W・W・・を搬送方向後列の栽培容器で前列の栽培容器を押圧して直列一列状の押々状態で水平搬送する搬送機構Aと、良否判別機構Bにより未生育状態とされた栽培容器を搬送機構の搬送経路A上から搬送経路側方の排除経路C上に押出排除する排除機構Cとを備えてなり、上記押々状態の栽培容器間を搬送経路上で分離して栽培容器を定間隔Pで移送する分離移送機構Dを設けてなる。
【選択図】図8

Description

本発明は例えば栽培容器内の栽培基で栽培された榎茸、しめじ、なめこ等の茸の収穫に伴い茸の生育状態に応じて選別する際に用いられ茸選別装置に関するものである。
従来、この種の茸選別装置として、例えば、複数個の栽培容器を搬送方向後列の栽培容器で前列の栽培容器を押圧して直列一列状の押々状態で水平搬送する搬送機構と、搬送機構の搬送経路において栽培容器の口部から生育伸長している茸群の高さを検出して生育の良否を判別する良否判別機構と、良否判別機構により未生育状態とされた栽培容器を搬送機構の搬送経路上から側方に押出排除する排除機構とを備えてなる構造のものが提案されている。
特開2010−35523
しかしながら上記従来構造の場合、上記排除機構は押々状態で水平搬送されている栽培容器を搬送機構の搬送経路上から側方に押出排除することになり、この押出排除動作時は各栽培容器は相互に接触した状態でなされ、前列の栽培容器の押出排除に伴って、各栽培容器間の接触摩擦により、後列及び又は前列の栽培容器が引きずられて倒伏する現象が生ずることがあり、それだけ、選別作業性を低下させることがあるという不都合を有している。
本発明はこのような不都合を解決することを目的とするもので、本発明のうちで、請求項1記載の発明は、複数個の栽培容器を搬送方向後列の栽培容器で前列の栽培容器を押圧して直列一列状の押々状態で水平搬送する搬送機構と、該搬送機構の搬送経路において該栽培容器の口部から生育伸長している茸群の高さを検出して生育の良否を判別する良否判別機構と、該良否判別機構により未生育状態とされた栽培容器を該搬送機構の搬送経路上から搬送経路側方の排除経路上に押出排除する排除機構とを備えてなり、上記押々状態の栽培容器間を搬送経路上で分離して該栽培容器を定間隔で移送する分離移送機構を設けてなることを特徴とする茸選別装置にある。
又、請求項2記載の発明は、上記分離移送機構は上記搬送方向に回転軸線をもつ螺旋状体を備えてなり、該螺旋状体の螺旋溝は上記搬送機構による水平搬送途中の栽培容器を収容して該螺旋状体の回転により該押々状態の該栽培容器間を分離して定間隔で移送する溝形状に形成されていることを特徴とするものである。
又、請求項3記載の発明は、上記排除機構として、上記搬送経路上を定間隔で搬送される各栽培容器の側方にそれぞれ対向配置され、該搬送経路上の栽培容器の搬送速度と同速度で同方向に移動して上記未生育状態とされた栽培容器を該搬送経路上から上記排除経路上に押出排除する複数個の押出部材からなる押出排除機構を備えてなることを特徴とするものである。
又、請求項4記載の発明は、上記押出排除機構として、上記搬送機構の搬送経路の側方位置に排除用コンベヤを配設し、該排除用コンベヤに上記複数個の押出部材を該搬送経路上を定間隔で搬送される各栽培容器の側方に対向する位置に配置し、該各押出部材は該栽培容器の搬送方向と交差する方向に進退移動自在に配置され、該押出部材を該排除用コンベヤによる押出部材の移動位置に対応して進退動作させる進退ガイド機構を設けてなることを特徴とするものである。
又、請求項5記載の発明は、上記押出部材の押出方向前方位置に該押出部材による押出排除に伴う栽培容器の倒伏を防ぐ壁面をもつ倒伏防止壁部材を設け、該倒伏防止壁部材の壁面は押出部材の移動位置及び押出位置に応じた形状に形成されていることを特徴とするものである。
本発明は上述の如く、請求項1記載の発明にあっては、複数個の栽培容器は搬送機構により搬送方向後列の栽培容器で前列の栽培容器を押圧して直列一列状の押々状態で水平搬送され、搬送機構の搬送経路において、良否判別機構により栽培容器の口部から生育伸長している茸群の高さを検出して生育の良否の判別がなされ、良否判別機構により未生育状態とされた栽培容器は排除機構により搬送機構の搬送経路上から搬送経路側方の排除経路上に押出排除され、収穫可能な生育状態とされた栽培容器はそのまま搬送機構の搬送経路上を搬送され、例えば、後続する収穫工程へと搬送されることになり、この際、上記押々状態の栽培容器間は分離移送機構により搬送経路上で分離して栽培容器は定間隔で移送されることになるから、定間隔で搬送されてくる栽培容器を排除機構により押出排除することができ、栽培容器間は離反しているので栽培容器の相互の接触摩擦による栽培容器の倒伏現象を回避することができ、それだけ、栽培容器の選別作業性を向上することができる。
又、請求項2記載の発明にあっては、上記分離移送機構は上記搬送方向に回転軸線をもつ螺旋状体を備えてなり、螺旋状体の螺旋溝は上記搬送機構による水平搬送途中の栽培容器を収容して螺旋状体の回転により押々状態の栽培容器間を分離して定間隔で移送する溝形状に形成されているから、上記押々状態の栽培容器間を搬送経路上において、螺旋状体の回転及び螺旋溝のリードにより円滑に定間隔に分離して移送することができ、分離移送機構の構造を簡素化することができる。
又、請求項3記載の発明にあっては、上記排除機構として、上記搬送経路上を定間隔で搬送される各栽培容器の側方にそれぞれ対向配置され、搬送経路上の栽培容器の搬送速度と同速度で同方向に移動して上記未生育状態とされた栽培容器を搬送経路上から上記排除経路上に押出排除する複数個の押出部材からなる押出排除機構を備えているから、搬送経路上の栽培容器の搬送速度と同速度で同方向に移動する押出部材により上記未生育状態とされた栽培容器を搬送経路上から上記排除経路上に押出排除することができ、押出排除に伴う栽培容器の倒伏現象を回避することができ、栽培容器の選別作業性を向上することができる。
又、請求項4記載の発明にあっては、上記押出排除機構として、上記搬送機構の搬送経路の側方位置に排除用コンベヤを配設し、排除用コンベヤに上記複数個の押出部材を搬送経路上を定間隔で搬送される各栽培容器の側方に対向する位置に配置し、各押出部材は栽培容器の搬送方向と交差する方向に進退移動自在に配置され、押出部材を排除用コンベヤによる押出部材の移動位置に対応して進退動作させる進退ガイド機構を設けてなるから、栽培容器の押出排除を円滑に行うことができると共に押出排除に伴う栽培容器の倒伏現象を回避することができ、栽培容器の選別作業性を向上することができる。
又、請求項5記載の発明にあっては、上記押出部材の押出方向前方位置に押出部材による押出排除に伴う栽培容器の倒伏を防ぐ壁面をもつ倒伏防止壁部材を設け、倒伏防止壁部材の壁面は押出部材の移動位置及び押出位置に応じた形状に形成されているから、倒伏防止壁部材の壁面により栽培容器の押出排除を円滑に行うことができると共に押出排除に伴う栽培容器の倒伏現象を回避することができる。
本発明の実施の形態例の平面図である。 本発明の実施の形態例の横断面図である。 本発明の実施の形態例の側断面図である。 本発明の実施の形態例の部分平断面図である。 本発明の実施の形態例の部分平断面図である。 本発明の実施の形態例の部分斜視図である。 本発明の実施の形態例の部分拡大平面図である。 本発明の実施の形態例の作動説明平面図である。 本発明の実施の形態例の作動説明平面図である。 本発明の実施の形態例の作動説明平面図である。 本発明の実施の形態例の作動説明平面図である。 本発明の実施の形態例の作動説明平面図である。
図1乃至図12は本発明を茸の収穫に伴い茸の生育状態に応じて選別する作業に適用した実施の形態例を示し、栽培容器Wは合成樹脂製の円筒容器状に形成され、栽培容器Wには栽培容器W内の栽培基で栽培された榎茸、なめこ、しめじ等の茸群Tが生育しており、栽培容器Wの口部に巻紙Kが取り付けられている。
又、図1、図2の如く、大別して、複数個の栽培容器W・W・・を搬送方向後列の栽培容器Wで前列の栽培容器Wを押圧して直列一列状の押々状態で水平搬送する搬送機構Aと、搬送機構Aの搬送経路Aにおいて栽培容器Wの口部から生育伸長している茸群Tの高さを検出して生育の良否を判別する良否判別機構Bと、良否判別機構Bにより未生育状態とされた栽培容器Wを搬送機構Aの搬送経路A上から搬送経路A側方の排除経路C上に押出排除する排除機構Cとを備えてなり、上記押々状態の栽培容器W・W間を搬送経路A上で分離して栽培容器W・W・・を定間隔Pで移送する分離移送機構Dを設けて構成している。
この場合、上記搬送機構Aとして、図1、図2、図3の如く、機台1に複数個の栽培容器W・W・・を直列一列状に載置する搬送用チェーン2aを搬送方向に三列状に配設し、搬送用チェーン2aを循回移送する搬送用チェーン機構2を配設し、搬送用チェーン2a上に複数個の栽培容器W・W・・を載置して搬送用チェーン2aの循回移送により栽培容器W・W・・を搬送すると共に複数個の栽培容器W・W・・の底部は搬送用チェーン2aに載置されて滑動可能な状態であり、この滑動可能な状態により複数個の栽培容器W・W・・は搬送方向後列の栽培容器Wで前列の栽培容器Wを押圧して直列一列状の押々状態で水平搬送されることになる。
又、この場合、上記良否判別機構Bとして、図2の如く、上記機台1に門型の取付ブラケット1aを立設し、取付ブラケット1aに上記搬送経路Aを境にして高さセンサS・Sを対向配設し、高さセンサS・Sは投光素子及び受光素子からなる透過形光電センサが用いられ、投光素子からの光を受光素子により受光するように配置し、定間隔Pで搬送されてくる栽培容器Wに対して投光素子からの茸群Tによる遮蔽又は通過に伴う受光の有無により栽培容器Wから生育している茸群Tの高さの良否を検出し、栽培容器Wは栽培容器W間が分離した定間隔Pで搬送されてくるので押々状態で搬送されてくる栽培容器毎の生育状態の検出に比べて確実に検出することができ、茸群Tの高さが所定以上の場合には収穫可能の「良」と判別して栽培容器Wをそのまま搬送経路A上から後続の収穫工程へと搬送し、所定の高さの茸群Tでない場合には未生育の「否」と判別して未生育状態とされた栽培容器Wを排除機構Cにより搬送機構Aの搬送経路A上から再生育工程に至る搬送経路A側方の排除経路C上に押出排除するように構成している。
この場合、上記良否判別機構Bに疎密判別センサS・Sを対向配設し、この場合、上記取付ブラケット1aに疎密判別センサS・Sを対向配設し、疎密判別センサS・Sは投光素子及び受光素子からなる透過形光電センサが用いられ、投光素子からの光を受光素子により受光するように配置し、投光素子からの茸群Tによる遮蔽又は通過に伴う受光量の大小により栽培容器Wから生育している茸群Tの疎密状態を検出し、受光量が多くて茸群Tが疎状態の場合は未生育の「否」と判別し、受光量が少なくて茸群Tが密状態の場合は収穫可能な「良」と判別し、上記高さセンサS・Sとの協動により生育又は未生育の良否を判別し、この場合、上記良否判別機構Bに定間隔Pで搬送されてくる栽培容器Wの有無の検出により栽培容器W毎に検出開始から検出終了の検出時期を定める検出時期用センサS・Sを対向配設し、この場合、上記取付ブラケット1aに検出時期用センサS・Sを対向配設し、栽培容器W毎の検出開始から検出終了の検出時期は透過形光電センサからなる検出時期用センサS・Sにより設定され、茸群Tの高さが所定以上の場合には収穫可能の「良」と判別され、かつ、茸群Tが密状態の場合には収穫可能な「良」と判別し、栽培容器Wをそのまま搬送経路A上から後続の収穫工程へと搬送し、高さ検出及び疎密検出のいずれかが「否」と判別された場合、未生育状態とされた栽培容器Wを排除機構Cにより搬送機構Aの搬送経路A上から再生育工程に至る搬送経路A側方の排除経路C上に押出排除するように構成している。
又、この場合、図1、図2、図3の如く、上記分離移送機構Dは上記搬送方向に回転軸線Dをもつ螺旋状体3及び螺旋状体3を回転させる回転機構4を備えてなり、螺旋状体3の螺旋溝3aは上記搬送機構Aによる水平搬送途中の栽培容器Wを収容して螺旋状体3の回転により押々状態の栽培容器W・W間を分離して定間隔Pで移送する溝形状に形成され、すなわち、螺旋状体3の螺旋溝3aは螺旋状体3の回転により押々状態の栽培容器W・W間のピッチHが定間隔Pとなるように移送するリード(ねじが一回転したとき進む距離)に形成され、螺旋状体の対向位置にガイド受板3bを立設し、この際、後側及び前側の栽培容器Wの底部は搬送用チェーン2a上を滑動することになり、しかして、上記押々状態の栽培容器W・W間を搬送経路A上で分離して栽培容器W・W・・を搬送用チェーン2a上で滑動して定間隔Pで移送されることになる。
又、この場合、上記排除機構Cとして、図1、図2、図3、図6の如く、上記搬送経路A上を定間隔Pで搬送される各栽培容器W・W・・の側方にそれぞれ対向配置され、搬送経路A上の栽培容器Wの搬送速度Vと同速度V(V=V)で同方向に移動Qして上記未生育状態とされた栽培容器Wを搬送経路A上から上記排除経路C上に押出排除する複数個の押出部材5・5・・からなる押出排除機構6を備えて構成され、この場合、搬送機構Aの搬送経路Aの側方に排送用コンベヤ7を配設し、排送用コンベヤ7に押出部材5により排除された栽培容器Wを載置可能な四列の排送用チェーン7a・7a・・が配置され、排送用チェーン7a・7a・・により上記排除経路Cが形成され、かつ、この場合、上記押出排除機構6として、上記搬送機構Aの搬送経路Aの側方位置に排除用コンベヤ8を配設し、排除用コンベヤ8に上記複数個の押出部材5・5・・を搬送経路A上を定間隔Pで搬送される各栽培容器W・W・・の側方に対向する位置に配置し、各押出部材5・5・・は栽培容器Wの搬送方向と交差する方向に進退G移動自在に配置され、押出部材5・5・・を排除用コンベヤ8による押出部材5・5・・の移動Q位置に対応して進退G動作させる進退ガイド機構9を設けて構成している。
すなわち、この場合、図1、図2、図4、図5の如く、上記排除用コンベヤ8は搬送経路Aの側方位置に複数列、この場合、二列の移動用チェーン8a・8aをスプロケット8b・8b及び図示省略のモータにより循回移送自在に配置し、移動用チェーン8a・8aにそれぞれ軸受部材8c・8cにより左右一対の進退軸8d・8dを進退自在に複数個配設し、各軸受部材8c・8cの配列ピッチは上記栽培容器W・Wの定間隔Pと同一であり、左右一対の進退軸8d・8dの先端部にそれぞれ上記押出部材5・5・・が固定架設され、かつ、各進退軸8d・8d間に取付片8e・8e・・を固定架設し、各取付片8e・8e・・にそれぞれガイドロール9a・9a・・を植設し、機台1にガイドロール9a・9a・・を案内して栽培容器Wの搬送方向と同方向に移動案内可能な案内溝部9bを一対の案内板9c・9cにより形成し、かつ、機台1に一対のガイド板9d・9dによりガイドロール9aの進退G及び移動Qを案内可能なガイド溝部9eを形成し、かつ、案内溝部9bとガイド溝部9eとの交差位置に案内溝部9bにより案内されているガイドロール9aをガイド溝部9eに進路案内する切換案内板9f・9fを配置し、切換案内板9f・9fは回転片9gに取り付けられ、回転片9gを切換用モータ9hにより切換往復回転し、図4、図5の如く、切換案内板9f・9fを良否判別機構Bからの「否」信号に基づいて図示省略のシリンダ機構により切替作動可能に配設して構成している。
10は倒伏防止壁部材であって、図1の如く、上記押出部材5・5・・の押出方向前方位置に押出部材5・5・・による押出排除に伴う栽培容器Wの倒伏を防ぐ壁面10aを設け、倒伏防止壁部材10の壁面10aは押出部材5・5・・の移動位置及び押出位置に応じた形状、この場合、搬送方向前方に行くに従って次第に傾斜する傾斜案内面に形成されている。
この実施の形態例は上記構成であるから、図1、図7、図8の如く、複数個の栽培容器W・W・・は搬送機構Aにより搬送方向後列の栽培容器Wで前列の栽培容器Wを押圧して直列一列状の押々状態で水平搬送され、搬送機構Aの搬送経路Aにおいて、良否判別機構Bにより栽培容器Wの口部から生育伸長している茸群Tの高さを検出して生育の良否の判別がなされ、良否判別機構Bにより未生育状態とされた栽培容器Wは排除機構Cにより搬送機構Aの搬送経路A上から搬送経路A側方の排除経路C上に押出排除され、収穫可能な生育状態とされた栽培容器Wはそのまま搬送機構Aの搬送経路A上を搬送され、例えば、図示省略の後続する収穫工程へと搬送されることになる。
この際、図3、図7の如く、上記押々状態の栽培容器W・W間は分離移送機構Dにより搬送経路A上で分離して栽培容器W・W・・は定間隔Pで移送されることになるから、定間隔Pで搬送されてくる栽培容器Wを排除機構Cにより押出排除することができ、栽培容器W・W間は離反しているので栽培容器W・Wの相互の接触摩擦による栽培容器Wの倒伏現象を回避することができ、それだけ、栽培容器Wの選別作業性を向上することができる。
かつ、この場合、定間隔Pで搬送されてくる栽培容器Wを良否判別機構Bにより良否判別することができ、栽培容器Wが互いに接触して押々状態で水平搬送されてくる状態で栽培容器W内の茸群Tの生育状態の良否を判別する場合に比べ、定間隔Pで搬送されてくる状態で栽培容器W内の茸群Tの生育状態の良否を判別することができ、茸群Tの生育状態の良否判別を良好に行うことができる。
又、この場合、上記分離移送機構Dは上記搬送方向に回転軸線Dをもつ螺旋状体3及び螺旋状体3を回転させる回転機構4を備えてなり、螺旋状体3の螺旋溝3aは上記搬送機構Aによる水平搬送途中の栽培容器Wを収容して螺旋状体3の回転により押々状態の栽培容器W・W間を分離して定間隔Pで移送する溝形状に形成されているから、上記押々状態の栽培容器W・W間を搬送経路A上において、螺旋状体3の回転及び螺旋溝3aのリードにより円滑に定間隔Pに分離して移送することができ、分離移送機構Dの構造を簡素化することができる。
又、この場合、上記排除機構Cとして、図1、図2、図3、図6、図9、図10、図11、図12の如く、上記搬送経路A上を定間隔Pで搬送される各栽培容器W・W・・の側方にそれぞれ対向配置され、搬送経路A上の栽培容器Wの搬送速度Vと同速度V(V=V)で同方向に移動Qして上記未生育状態とされた栽培容器Wを搬送経路A上から上記排除経路C上に押出排除する複数個の押出部材5・5・・からなる押出排除機構6を備えているから、搬送経路A上の栽培容器Wの搬送速度Vと同速度V(V=V)で同方向に移動Qする押出部材5・5・・により上記未生育状態とされた栽培容器Wを搬送経路A上から上記排除経路C上に押出排除することができ、押出排除に伴う栽培容器Wの倒伏現象を回避することができ、栽培容器Wの選別作業性を向上することができる。
又、この場合、図1、図2、図3の如く、上記押出排除機構6として、上記搬送機構Aの搬送経路Aの側方位置に排除用コンベヤ8を配設し、排除用コンベヤ8に上記複数個の押出部材5・5・・を搬送経路A上を定間隔Pで搬送される各栽培容器W・W・・の側方に対向する位置に配置し、各押出部材5・5・・は栽培容器Wの搬送方向と交差する方向に進退G移動自在に配置され、押出部材5・5・・を排除用コンベヤ8による押出部材5・5・・の移動Q位置に対応して進退G動作させる進退ガイド機構9を設けてなるから、栽培容器Wの押出排除を円滑に行うことができると共に押出排除に伴う栽培容器Wの倒伏現象を回避することができ、栽培容器Wの選別作業性を向上することができる。
又、この場合、図1、図8の如く、上記押出部材5・5・・の押出方向前方位置に押出部材5・5・・による押出排除に伴う栽培容器Wの倒伏を防ぐ壁面10aをもつ倒伏防止壁部材10を設け、倒伏防止壁部材10の壁面10aは移動位置及び押出位置に応じた形状に形成されているから、倒伏防止壁部材10の壁面10aにより栽培容器Wの押出排除を円滑に行うことができると共に押出排除に伴う栽培容器Wの倒伏現象を回避することができる。
又、この場合、図2、図3の如く、上記良否判別機構Bに上記茸群Tの疎密状態を検出する疎密判別センサS・Sを設けてなるから、茸群Tによる遮蔽又は通過に伴う受光量の大小により栽培容器Wから生育している茸群Tの疎密状態を検出することができ、上記高さ検出による良否判別に加え、茸群Tの疎密状態の検出による良否判別を行うことができ、栽培容器Pは定間隔Pで搬送されているので確実に検出することができ、栽培容器Wから生育している茸群Tの良否判別の精度を向上することができる。
又、この場合、図2、図3の如く、上記良否判別機構Bに栽培容器W毎の検出開始から検出終了の検出時期を定める検出時期用センサS・Sを設けているから、搬送経路A上を定間隔Pで搬送される各栽培容器W・W・・の良否判別を栽培容器W毎に確実に判別することができ、良否判別精度を向上することができる。
尚、本発明は上記実施の形態例に限られるものではなく、螺線状体3、押出部材5、押出排除機構6、排除用コンベヤ8、進退ガイド機構9、倒伏防止壁部材10等は適宜変更して設計される。
以上、所期の目的を充分達成することができる。
W 栽培容器
T 茸群
A 搬送機構
搬送経路
B 良否判別機構
C 排除機構
排除経路
P 定間隔
D 分離移送機構
回転軸線
搬送速度
同速度
Q 移動
G 進退
3 螺線状体
3a 螺線溝
5 押出部材
6 押出排除機構
8 排除用コンベヤ
9 進退ガイド機構
10 倒伏防止壁部材
10a 壁面
本発明はこのような不都合を解決することを目的とするもので、本発明のうちで、請求項1記載の発明は、複数個の栽培容器を搬送方向後列の栽培容器で前列の栽培容器を押圧して直列一列状の押々状態で水平搬送する搬送機構と、該搬送機構の搬送経路において該栽培容器の口部から生育伸長している茸群の生育の良否を判別する良否判別機構と、該良否判別機構により未生育状態とされた栽培容器を該搬送機構の搬送経路上から搬送経路側方の排除経路上に押出排除する排除機構とを備えてなり、上記押々状態の栽培容器間を搬送経路上で分離して該栽培容器を定間隔で移送する分離移送機構を設けてなることを特徴とする茸選別装置にある。
本発明は上述の如く、請求項1記載の発明にあっては、複数個の栽培容器は搬送機構により搬送方向後列の栽培容器で前列の栽培容器を押圧して直列一列状の押々状態で水平搬送され、搬送機構の搬送経路において、良否判別機構により栽培容器の口部から生育伸長している茸群の生育の良否の判別がなされ、良否判別機構により未生育状態とされた栽培容器は排除機構により搬送機構の搬送経路上から搬送経路側方の排除経路上に押出排除され、収穫可能な生育状態とされた栽培容器はそのまま搬送機構の搬送経路上を搬送され、例えば、後続する収穫工程へと搬送されることになり、この際、上記押々状態の栽培容器間は分離移送機構により搬送経路上で分離して栽培容器は定間隔で移送されることになるから、定間隔で搬送されてくる栽培容器を排除機構により押出排除することができ、栽培容器間は離反しているので栽培容器の相互の接触摩擦による栽培容器の倒伏現象を回避することができ、それだけ、栽培容器の選別作業性を向上することができる。

Claims (5)

  1. 複数個の栽培容器を搬送方向後列の栽培容器で前列の栽培容器を押圧して直列一列状の押々状態で水平搬送する搬送機構と、該搬送機構の搬送経路において該栽培容器の口部から生育伸長している茸群の高さを検出して生育の良否を判別する良否判別機構と、該良否判別機構により未生育状態とされた栽培容器を該搬送機構の搬送経路上から搬送経路側方の排除経路上に押出排除する排除機構とを備えてなり、上記押々状態の栽培容器間を搬送経路上で分離して該栽培容器を定間隔で移送する分離移送機構を設けてなることを特徴とする茸選別装置。
  2. 上記分離移送機構は上記搬送方向に回転軸線をもつ螺旋状体を備えてなり、該螺旋状体の螺旋溝は上記搬送機構による水平搬送途中の栽培容器を収容して該螺旋状体の回転により該押々状態の該栽培容器間を分離して定間隔で移送する溝形状に形成されていることを特徴とする請求項1記載の茸選別装置。
  3. 上記排除機構として、上記搬送経路上を定間隔で搬送される各栽培容器の側方にそれぞれ対向配置され、該搬送経路上の栽培容器の搬送速度と同速度で同方向に移動して上記未生育状態とされた栽培容器を該搬送経路上から上記排除経路上に押出排除する複数個の押出部材からなる押出排除機構を備えてなることを特徴とする請求項1又は2記載の茸選別装置。
  4. 上記押出排除機構として、上記搬送機構の搬送経路の側方位置に排除用コンベヤを配設し、該排除用コンベヤに上記複数個の押出部材を該搬送経路上を定間隔で搬送される各栽培容器の側方に対向する位置に配置し、該各押出部材は該栽培容器の搬送方向と交差する方向に進退移動自在に配置され、該押出部材を該排除用コンベヤによる押出部材の移動位置に対応して進退動作させる進退ガイド機構を設けてなることを特徴とする請求項3記載の茸選別装置。
  5. 上記押出部材の押出方向前方位置に該押出部材による押出排除に伴う栽培容器の倒伏を防ぐ壁面をもつ倒伏防止壁部材を設け、該倒伏防止壁部材の壁面は押出部材の移動位置及び押出位置に応じた形状に形成されていることを特徴とする請求項4記載の茸選別装置。
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