JP2017131012A - ワイヤハーネス - Google Patents
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Abstract
【課題】簡単な作業でグロメットをケーブルに確実に固定できる構造のワイヤハーネスを提供する。
【解決手段】被覆電線22を含むケーブル20と、中途位置にケーブルを締付ける孔径と、一端から中途位置および他端から中途位置までそれぞれケーブル20に対して所要の隙間を有する孔径と、を有する軸方向に延在する貫通孔32が形成され、貫通孔の一側と連通するスリットが全長にわたって形成され、貫通孔にケーブル20が挿通されているグロメット30と、グロメット30のスリットを挟んだ一対の外側端縁に設けられ、スリットを閉じているファスナと、貫通孔32の一端から軸方向所定長さの固定範囲においてグロメット30の貫通孔の内表面とケーブル20の外表面との間の環状空間に充填された独立発泡性を有するシリコン材が加熱されて独立発泡した状態で環状空間に充填された充填材26と、を備える。
【選択図】図1
【解決手段】被覆電線22を含むケーブル20と、中途位置にケーブルを締付ける孔径と、一端から中途位置および他端から中途位置までそれぞれケーブル20に対して所要の隙間を有する孔径と、を有する軸方向に延在する貫通孔32が形成され、貫通孔の一側と連通するスリットが全長にわたって形成され、貫通孔にケーブル20が挿通されているグロメット30と、グロメット30のスリットを挟んだ一対の外側端縁に設けられ、スリットを閉じているファスナと、貫通孔32の一端から軸方向所定長さの固定範囲においてグロメット30の貫通孔の内表面とケーブル20の外表面との間の環状空間に充填された独立発泡性を有するシリコン材が加熱されて独立発泡した状態で環状空間に充填された充填材26と、を備える。
【選択図】図1
Description
本発明は、ケーブルにグロメットが取付けられたワイヤハーネスに関する。
従来、車両に取付けられた加速度センサ等のセンサから電子制御ユニット(ECU)までを繋ぐワイヤハーネスは、厳しい振動環境下に置かれるものもある。このため、ワイヤハーネスに含まれるケーブルに与える衝撃を緩和するために、衝撃吸収用のグロメットがケーブルに装着される場合がある。衝撃吸収用のグロメットを車両側に固定することで、ケーブルに与える振動等の影響を抑制するとともに、ケーブルの配索を規制していた。しかし、ケーブルとグロメットとの固定が十分でないと、グロメットが十分に衝撃を吸収できないため、接着剤によってグロメットをケーブルに固定していた。
図5は、ケーブルにグロメットを固定する従来の方法を示している。
すなわち、従来は、ケーブル20をグロメット80の貫通孔に挿通し、貫通孔の一端から貫通孔の内表面とケーブル20の外表面との間の空間に注射器36でシアノアクリレート接着剤などの接着剤84を注入し、グロメット80をケーブル20に固定していた。
すなわち、従来は、ケーブル20をグロメット80の貫通孔に挿通し、貫通孔の一端から貫通孔の内表面とケーブル20の外表面との間の空間に注射器36でシアノアクリレート接着剤などの接着剤84を注入し、グロメット80をケーブル20に固定していた。
しかし、従来の方法では、接着剤84が注射器36から軸方向に注入されるので、グロメット80の内表面のどこに付着するかを正確に制御することが難しく、接着の信頼性が低かったため、接着剤84の注入作業を2回行っていた。この注入作業を簡単にするために、種々の対策がとられている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1には、一対の半割円筒部からなるインナー部材の内部にワイヤハーネスを挿通した状態で、充填剤を注入して硬化させておき、インナー部材をアウター部材に挿入し固定する構成のグロメットが開示されている。充填剤の注入時には、ワイヤハーネスの外周部にはインナー部材のみが位置するだけであるので、充填剤注入用のノズルの移動が妨げられず、注入の作業性が向上する(段落0032等参照)。
しかしながら、特許文献1に記載の技術にあっては、充填剤注入用のノズルを備えた注入機を使用してインナー部材のフランジ部側の開口から軸方向に充填剤を注入している。したがって、上記従来方法と同様に、充填剤がグロメットの内表面とケーブルの外表面の間のどこに充填されるかを正確に制御することは難しく、所定の充填範囲に正確に注入するのが難しかった。このように、注入が作業ごとにばらつくので、グロメットとケーブルとの固定部の信頼性が低かった。
本発明は、上述のような課題を解決するためになされたものであり、簡単な作業でグロメットをケーブルに確実に固定できる構造のワイヤハーネスを提供することを目的とする。
本発明に係るワイヤハーネスは、上記目的を達成するため、1または複数の被覆電線が絶縁材により被覆されたケーブルと、中途位置に前記ケーブルを締付ける孔径と、一端から前記中途位置および他端から前記中途位置までそれぞれ前記ケーブルに対して所要の隙間を有する孔径と、を有する軸方向に延在する貫通孔が形成され、前記貫通孔の一側と連通するスリットが全長にわたって形成され、前記貫通孔に前記ケーブルが挿通されているグロメットと、前記グロメットの前記スリットを挟んだ一対の外側端縁に設けられ、前記スリットを閉じているファスナと、前記貫通孔の前記一端から軸方向所定長さの固定範囲において前記グロメットの前記貫通孔の内表面と前記ケーブルの外表面との間の環状空間に充填された独立発泡性を有するシリコン材が加熱されて独立発泡した状態で前記環状空間に充填された充填材と、を備えた構成となっている。
この構成により、グロメットの貫通孔に連通するスリットが軸方向全長にわたって形成されているので、目視で確認しながら所定の固定範囲に径方向から直接、シリコン材を注入することができる。固定範囲に正確にシリコン材を注入することができるので、従来のように注入操作を2回行う必要はなく、ケーブルにグロメットを確実に固定することができる。また、スリットからケーブルを挿入できるので、グロメットの後付けができる。これにより、従来のようにグロメットにケーブルを先通ししておく必要がなく、作業が容易になる。
また、グロメットにはスリットを閉じるファスナが設けられているので、ファスナを閉じることで所定の固定範囲において貫通孔の内表面とケーブルの外表面との間に環状空間を容易に形成することができる。そして、この環状空間に注入されたシリコン材を加熱することにより、独立発泡させて膨張させて環状空間内に充填させることができる。充填材が膨張することで、ケーブルへのグロメットの固定を強化できる。
また、グロメットにはスリットを閉じるファスナが設けられているので、ファスナを閉じることで所定の固定範囲において貫通孔の内表面とケーブルの外表面との間に環状空間を容易に形成することができる。そして、この環状空間に注入されたシリコン材を加熱することにより、独立発泡させて膨張させて環状空間内に充填させることができる。充填材が膨張することで、ケーブルへのグロメットの固定を強化できる。
前記グロメットは、前記一端から順に径大部と先細テーパ部と径小部とを一体で有し、前記径大部の外周面の両端部にそれぞれ周方向に延在する凸部が形成された構成としてもよい。
この構成により、径大部の両凸部の間に結束バンドを巻き付けて車両側に固定することで、振動が激しい環境下でも結束バンドが外れることがない。径小部では、グロメットの貫通孔の内表面とケーブルの外表面との間に隙間があるので、ケーブルに若干の横移動の自由度を与えつつ、肉薄の径小部自体も振動可能な構造とすることで、ケーブルの衝撃を吸収することができる。
本発明によれば、簡単な作業でグロメットをケーブルに確実に固定できる構造のワイヤハーネスを提供することができる。
以下、本発明に係るワイヤハーネスの実施の形態について、図面を参照して説明する。
図1および図2に示すように、本実施の形態に係るワイヤハーネス10は、ケーブル20と、グロメット30と、ファスナ34と、充填材26と、を備えている。
ケーブル20は、1または複数の被覆電線22が絶縁材23により被覆されている。被覆電線22は、それぞれ、径が小さい銅線の束である芯線22aと、芯線22aを被覆するポリ塩化ビニル(PVC)などよりなる絶縁体22bと、を有している。なお、芯線22aは、それぞれ、径が大きい1本の銅線等であってもよい。また、芯線22aは、アルミニウム線であってもよい。
グロメット30は、中途位置にケーブル20を締付ける孔径と、一端から中途位置および他端から中途位置までそれぞれケーブル20に対して所要の隙間を有する孔径と、を有する軸方向に延在する貫通孔32が形成され、貫通孔32の一側と連通するスリット28が全長にわたって形成され、貫通孔32にケーブル20が挿通されている。このグロメット30は、ウレタンよりなる成形品である。グロメット30は、ゴム弾性(ゴムのような弾性、粘弾性の意)を有する弾性素材、例えば加硫ゴムまたは樹脂系のエラスマーで形成してもよい。
貫通孔32の一端から上記中途位置までケーブル20に対して隙間を有する孔径の部分(固定範囲32a)では、貫通孔32にケーブル20がすきま嵌めの状態にある。また、貫通孔32の上記中途位置に設けられたケーブル20を締付ける孔径の部分32bでは、貫通孔32にケーブル20が締まり嵌めの状態にある。また、貫通孔32の他端から上記中途位置までケーブル20に対して隙間を有する孔径の部分32cでは、貫通孔32にケーブル20がすきま嵌めの状態にある。
図1に示すように、グロメット30は、一端から順に径大部30aと先細テーパ部30bと径小部30cとを一体で有し、径大部30aの外周面の両端部にそれぞれ周方向に延在する凸部30d、30eが形成されている。グロメット30は、一対の凸部30d、30eの間に取付け用バンド等を巻付けて車両側の固定部に固定できるようになっている。
図2〜図4に示すように、ファスナ34は、グロメット30のスリット28を挟んだ一対の外側端縁に設けられ、スリット28を閉じている。ファスナ34は、樹脂製であり、インサート成形によりグロメット30に取付けられている。ファスナ34は、スリット28を閉じることができればよく、例えば、ジッパーや面状ファスナ等を用いることができる。
本実施の形態では、ファスナ34としてジッパー(線状ファスナ)が使用されている。ジッパーは、互いに噛み合う小片が2本の帯状シートに並べて取り付けてあり、帯状シート間でスライダ34aを移動させて両帯状シートの小片同士が順に噛み合わさっていく構造であり、ジッパーを自在に開閉できるようになっている。
面状ファスナを使用する場合について説明する。面状ファスナは、一対の帯状シートからなる樹脂成形品であり、一方の帯状シートの片面にフック状の起毛が形成され、他方帯状のシートの片面にループ状の起毛が形成されたものである。これら一対の帯状シートが、グロメット30のスリット28を挟んだ一対の外側端縁に沿って設けられる。一方の帯状シートに形成されたフック状起毛と他方の帯状シートに形成されたループ状起毛とが係合することで帯状シート同士が接合してスリット28が閉じた状態に固定される。
ファスナ34として、両面テープ、接着剤等を使用してスリット28を閉じるようにしてもよい。また、グロメット30の外周面に周方向に粘着テープを巻付けてスリット28を閉じるようにしてもよい。
図1に示すように、充填材26は、貫通孔32の一端から軸方向所定長さの固定範囲32aにおいてグロメット30の貫通孔32の内表面とケーブル20の外表面との間の環状空間33に充填された独立発泡性を有するシリコン材24が加熱されて独立発泡した状態で環状空間33に充填されている。
具体的には、独立発泡した状態の充填材26は、独立発泡性を有し、かつ、適度な流動性、粘性を有する液状のシリコン材24が、貫通孔32の所定の固定範囲32aにおいてグロメット30の貫通孔32の内表面とケーブル20の外表面との間の環状空間33に充填された状態で、加熱されて独立発泡して膨張したものである。独立発泡した状態の充填材26は、内部に気泡が存在するが、気泡同士は壁で仕切られていて繋がっておらず、気泡を通して水が浸入することはできない。
充填材26が、グロメット30の貫通孔32の内表面とケーブル20の外表面との間の環状空間33に液密的に充填されるようにしてもよい。
本実施の形態の充填材26は、独立発泡した状態にあるが、連続発泡した状態にある充填材としてもよい。この場合には、連続発泡性を有するシリコン材を環状空間33に充填し、加熱して連続発泡させる。
充填材26が充填される貫通孔32の固定範囲32aの内表面には、シリコン材24が固定範囲32a全体に容易に行き渡るように、螺旋状の溝、軸方向に延在する溝、周方向に延在する溝等を形成してもよい。このようにすると、シリコン材24を固定範囲32aに注入した際に、シリコン材24が溝を通って移動することで、固定範囲32aの全体に素早く行き渡らせることができる。
次に、本実施の形態に係るワイヤハーネス10の製造方法について説明する。
まず、ワイヤハーネス10に用いるケーブル20を準備する。ケーブル20の端部には、加速度センサなどの各種センサやコネクタが取付けられていてもよい。
まず、ワイヤハーネス10に用いるケーブル20を準備する。ケーブル20の端部には、加速度センサなどの各種センサやコネクタが取付けられていてもよい。
次に、グロメット30のファスナ34を開けてスリット28を開いた状態にし、スリット28からケーブル20を貫通孔32に挿入する。ケーブル20の端部にコネクタ等が取付けられていない場合には、ケーブル20を貫通孔32に軸方向から挿入することもできる。
次いで、目視で確認しながら、固定範囲32aにおける貫通孔32の内周面とケーブル20の外周面との間の環状空間33に、独立発泡性を有するシリコン材24をスリット28から径方向に注入する。具体的には、図3に示すように、シリコン材24を入れた注射器36を用意し、注射針をスリット28から環状空間33に入れて軸方向Bに移動しながら注入していく。
次いで、ファスナ34を閉じてスリット28を閉じた状態にし、ドライヤー等の加熱器によりグロメット30の上からシリコン材24を加熱する。シリコン材24をその発泡温度(約80℃)まで加熱して独立発泡させ環状空間33内で膨張させ、グロメット30をケーブル20に固定する。以上でワイヤハーネス10の製造が完了する。
次に作用・効果について説明する。
上記のとおり本実施の形態に係るワイヤハーネス10では、グロメット30の貫通孔32に連通するスリット28が軸方向全長にわたって形成されているので、目視で確認しながら所定の固定範囲32aに径方向から直接、シリコン材24を注入することができる。所定の固定範囲32aに正確にシリコン材24を注入することができるので、従来のように注入操作を2回行う必要がなく、ケーブル20にグロメット30を確実に固定することができる。
上記のとおり本実施の形態に係るワイヤハーネス10では、グロメット30の貫通孔32に連通するスリット28が軸方向全長にわたって形成されているので、目視で確認しながら所定の固定範囲32aに径方向から直接、シリコン材24を注入することができる。所定の固定範囲32aに正確にシリコン材24を注入することができるので、従来のように注入操作を2回行う必要がなく、ケーブル20にグロメット30を確実に固定することができる。
また、グロメット30にはスリット28を閉じるファスナ34が設けられているので、ファスナ34を閉じることで所定の固定範囲32aにおいて貫通孔32の内表面とケーブル20の外表面との間に環状空間33を容易に形成することができる。この環状空間33に注入されたシリコン材24を加熱することにより、独立発泡させて膨張させて環状空間33内に充填させることができる。充填材26が膨張することで、ケーブル20へのグロメット30の固着を強固にできる。また、グロメット30の貫通孔32は中途位置でケーブル20を絞付ける孔径を有しているので、膨張した充填材26が固定範囲32aから締付け部を超えて移動することもない。
しかも、グロメット30に軸方向のスリット28が設けられているので、ケーブル20に対してグロメット30の後付けができる。これにより、従来のようにケーブル20をグロメット30に先通ししておく必要がなく、作業が容易になる。
また、本実施の形態に係るワイヤハーネス10では、グロメット30が、一端から順に径大部30aと先細テーパ部30bと径小部30cとを一体で有し、径大部30aの外周面の両端部にそれぞれ周方向に延在する凸部30dが形成されている。この構成により、径大部30aの両凸部30dの間に結束バンドを巻き付けて車両側に固定することで、振動が激しい環境下でも結束バンドが外れることがない。
径小部30cでは、グロメット30の貫通孔32の内表面とケーブル20の外表面との間に隙間があるので、ケーブル20に若干の横移動の自由度を与えている。また、径小部30cは比較的肉薄にしているので、径小部30c自体も振動可能な構造にしている。これにより、ケーブル20の振動をグロメット30で吸収することができる。
本発明は、上記の実施の形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲の技術的範囲には、発明の要旨を逸脱しない範囲内で、種々、設計変更した形態が含まれる。
本発明は、簡単な作業でグロメットをケーブルに確実に固定できるという効果を有し、ケーブルにグロメットが取付けられたワイヤハーネスの全般に有用である。
10 ワイヤハーネス
20 ケーブル
22 被覆電線
23 絶縁材
24 シリコン材
26 充填材
28 スリット
30 グロメット
30a 径大部
30b 先細テーパ部
30c 径小部
30d 凸部
30e 凸部
32 貫通孔
32a 固定範囲
33 環状空間
34 ファスナ
80 グロメット
20 ケーブル
22 被覆電線
23 絶縁材
24 シリコン材
26 充填材
28 スリット
30 グロメット
30a 径大部
30b 先細テーパ部
30c 径小部
30d 凸部
30e 凸部
32 貫通孔
32a 固定範囲
33 環状空間
34 ファスナ
80 グロメット
Claims (2)
- 1または複数の被覆電線が絶縁材により被覆されたケーブルと、
中途位置に前記ケーブルを締付ける孔径と、一端から前記中途位置および他端から前記中途位置までそれぞれ前記ケーブルに対して所要の隙間を有する孔径と、を有する軸方向に延在する貫通孔が形成され、前記貫通孔の一側と連通するスリットが全長にわたって形成され、前記貫通孔に前記ケーブルが挿通されているグロメットと、
前記グロメットの前記スリットを挟んだ一対の外側端縁に設けられ、前記スリットを閉じているファスナと、
前記貫通孔の前記一端から軸方向所定長さの固定範囲において前記グロメットの前記貫通孔の内表面と前記ケーブルの外表面との間の環状空間に充填された独立発泡性を有するシリコン材が加熱されて独立発泡した状態で前記環状空間に充填された充填材と、
を備えていることを特徴とするワイヤハーネス。 - 前記グロメットは、前記一端から順に径大部と先細テーパ部と径小部とを一体で有し、前記径大部の外周面の両端部にそれぞれ周方向に延在する凸部が形成されていることを特徴とする請求項1に記載のワイヤハーネス。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016007786A JP2017131012A (ja) | 2016-01-19 | 2016-01-19 | ワイヤハーネス |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016007786A JP2017131012A (ja) | 2016-01-19 | 2016-01-19 | ワイヤハーネス |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2017131012A true JP2017131012A (ja) | 2017-07-27 |
Family
ID=59395114
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2016007786A Pending JP2017131012A (ja) | 2016-01-19 | 2016-01-19 | ワイヤハーネス |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2017131012A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN114787945A (zh) * | 2019-12-06 | 2022-07-22 | 康普技术有限责任公司 | 带捆绑装置的电缆组件 |
-
2016
- 2016-01-19 JP JP2016007786A patent/JP2017131012A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN114787945A (zh) * | 2019-12-06 | 2022-07-22 | 康普技术有限责任公司 | 带捆绑装置的电缆组件 |
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