JP2017127983A - 印刷物 - Google Patents
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Abstract
【課題】見栄えの良い状態で折りたたんで収納できる蛇腹状の印刷物を提供する。【解決手段】印刷物1は、蛇腹部2と前記長手方向他端側で接続され折り畳んだ状態の蛇腹部2の厚みに対応して2本の折り線12で蛇腹部2の折り畳んだ側部を内側として谷状に折れるようにしたマチ11と、マチ11の蛇腹部2と反対側にマチ11の2本の折り線12の一本で接続され、折り畳んだ状態の蛇腹部2に当該折り線12で折れて重なる表紙21と、21表紙とはマチ11と反対側で接続され折り畳んだ状態の前記蛇腹部の厚みに対応して2本の折り線32で蛇腹部2の折り畳んだ側部を内側として谷状に折れるようにしたマチ31と、マチ31の蛇腹部2と反対側にマチ31の2本の折り線32の一本で接続され、折り畳んだ状態の蛇腹部2に当該折り線32で折れて重なる表紙41とをそなえている。【選択図】図3
Description
本発明は、印刷物に関する。
例えば特許文献1には、ロール紙から見掛け上1枚状の両面印刷物を複数枚蛇腹状に連続して有する蛇腹状印刷物の作成が可能なプリンタについて開示されている。
この技術に限らず、長尺状で蛇腹状に折り畳むことができる印刷物について知られている。
この技術に限らず、長尺状で蛇腹状に折り畳むことができる印刷物について知られている。
しかしながら、蛇腹状印刷物を折り畳んで収納しようとすると、折り畳んだ状態の蛇腹状印刷物の側面部において多くの折り目が重なった状態に見える。
そのため、蛇腹状印刷物を折り畳んで収納しようとしても、見栄えがあまり良くないという問題があった。
特に近年は蛇腹状印刷物のフォトブックが制作されており、このようなフォトブックを見栄え良く畳んで収納し、運ぶことは重要となっている。
そこで、本発明の目的は見栄えの良い状態で折りたたんで収納できる蛇腹状の印刷物を提供することである。
そのため、蛇腹状印刷物を折り畳んで収納しようとしても、見栄えがあまり良くないという問題があった。
特に近年は蛇腹状印刷物のフォトブックが制作されており、このようなフォトブックを見栄え良く畳んで収納し、運ぶことは重要となっている。
そこで、本発明の目的は見栄えの良い状態で折りたたんで収納できる蛇腹状の印刷物を提供することである。
本発明は、長尺状の印刷物であって、長手方向一端側に設けられ蛇腹状に折り畳める蛇腹部と、前記蛇腹部と前記長手方向他端側で接続され折り畳んだ状態の前記蛇腹部の厚みに対応して2本の折り線で前記蛇腹部の折り畳んだ側部を内側として谷状に折れるようにした第1のマチと、前記第1のマチの前記蛇腹部と反対側に前記第1のマチの2本の折り線の一本で接続され、折り畳んだ状態の前記蛇腹部に当該折り線で折れて重なる第1の表紙と、前記第1の表紙とは前記第1のマチと反対側で接続され折り畳んだ状態の前記蛇腹部の厚みに対応して2本の折り線で前記蛇腹部の折り畳んだ側部を内側として谷状に折れるようにした第2のマチと、前記第2のマチの前記蛇腹部と反対側に前記第2のマチの2本の折り線の一本で接続され、折り畳んだ状態の前記蛇腹部に当該折り線で折れて重なる第2の表紙と、を備えることを特徴とする印刷物である。
別の本発明は、蛇腹状に折られた蛇腹部と、前記蛇腹部の一端側に、折りたたまれた状態の前記蛇腹部を収容する収容部を有し、前記収容部は、第1のマチと第2のマチとを備え、前記第1のマチと前記第2のマチの幅寸法は折り畳まれた状態の前記蛇腹部の厚さに応じて決定されていることを特徴とする印刷物である。
別の本発明は、蛇腹状に折られた蛇腹部と、前記蛇腹部の一端側に、折りたたまれた状態の前記蛇腹部を収容する収容部を有し、前記収容部は、第1のマチと第2のマチとを備え、前記第1のマチと前記第2のマチの幅寸法は折り畳まれた状態の前記蛇腹部の厚さに応じて決定されていることを特徴とする印刷物である。
本発明によれば、見栄えの良い状態で折りたたんで収納できる蛇腹状の印刷物を提供することができる。
以下本発明の一実施形態について説明する。
図1は、本実施形態の印刷物の正面図であり、図2は、同上面図である。図3は、同斜視図である。この印刷物1は長尺状であり、適宜、折り線が形成されているが、図1の例は折り線を延ばして平坦なシートとして図示し、図2、図3の例は折り線による印刷物1の折れ状態がわかるように図示している。また、図1では、長手方向の一部を切欠いて図示している。
印刷物1の長手方向一端側(右側)の多くの部分は、印刷物1が蛇腹状に折り畳める蛇腹部2をなしている。すなわち、印刷物1の長手方向に折り線3が山、谷、山、谷というように交互に出現し、蛇腹部2を折り線3で蛇腹状に折り畳むことができる。隣り合う2本の折り線3の間に存在する各シート4は全て同じ大きさの矩形状である。
(第1の)マチ11は、印刷物1の長手方向他端側(左側)で、蛇腹部2と接続されている。マチ11は、折り畳んだ状態の蛇腹部2の厚みに対応している。すなわち、蛇腹状に折り畳んだ蛇腹部2の厚みと、2本の折り線12で区切られたマチ11の幅とは略同一である。マチ11は、2本の折り線12で、蛇腹部2の折り畳んだ側部5(図5)を内側として谷状(コの字形)に折れる。
(第1の)表紙21は、マチ11の蛇腹部2とは反対側に、マチ11の2本の折り線12のうちの一本で接続されている。表紙21は、印刷物1の表紙となるシートで、大きさは前記シート4と略同じ大きさの矩形状である。表紙21は、折り畳んだ状態の蛇腹部2にマチ11との境界となる折り線12で折れて重なることができる。
(第2の)マチ31は、表紙21とはマチ11と反対側で、折り線32で接続されている。マチ31は、折り畳んだ状態の蛇腹部2の厚みに対応している。すなわち、蛇腹状に折り畳んだ蛇腹部2の厚みと、2本の折り線32で区切られたマチ11の幅とは略同一である。マチ31は、2本の折り線32で蛇腹部2の折り畳んだ側部5を内側として谷状(コの字形)に折れる。
(第2の)表紙41は、マチ31の蛇腹部2と反対側にマチ31の2本の折り線32の一本で接続されている。表紙21は、印刷物1の表紙となるシートで、大きさは前記シート4と略同じ大きさの矩形状である。表紙41は、折り畳んだ状態の蛇腹部2にマチ31との境界となる折り線32で折れて重なることができる。
印刷物1の蛇腹部2、マチ11、表紙21、マチ31、表紙41には両面とも所定の印刷がなされている。
次に、印刷物1を折り畳む手順について説明する。
まず、図4に示すように、蛇腹部2を矢印a方向に蛇腹状に折り畳む。
次に、図5に示すように、マチ11の両側の折り線12で折って、マチ11を蛇腹部2の折り畳んだ両側部5の一方にあてがうようにする。そして、表紙21は、折り畳んだ状態の蛇腹部2の上に重なるようにする(矢印b方向)。このとき、マチ11は、蛇腹部2を内側にしてコの字状に折り曲げられている。
次に、図5に示すように、マチ31の両側の折り線32で折って、マチ31を蛇腹部2の折り畳んだ両側部5の他方にあてがうようにする。そして、表紙41は、折り畳んだ状態の蛇腹部2の上に重なるようにする(矢印c方向)。このとき、マチ11は、蛇腹部2を内側にしてコの字状に折り曲げられている。
以上の手順により折り畳みが完了したのが、図6の印刷物1である。
(第2の)表紙41は、マチ31の蛇腹部2と反対側にマチ31の2本の折り線32の一本で接続されている。表紙21は、印刷物1の表紙となるシートで、大きさは前記シート4と略同じ大きさの矩形状である。表紙41は、折り畳んだ状態の蛇腹部2にマチ31との境界となる折り線32で折れて重なることができる。
印刷物1の蛇腹部2、マチ11、表紙21、マチ31、表紙41には両面とも所定の印刷がなされている。
次に、印刷物1を折り畳む手順について説明する。
まず、図4に示すように、蛇腹部2を矢印a方向に蛇腹状に折り畳む。
次に、図5に示すように、マチ11の両側の折り線12で折って、マチ11を蛇腹部2の折り畳んだ両側部5の一方にあてがうようにする。そして、表紙21は、折り畳んだ状態の蛇腹部2の上に重なるようにする(矢印b方向)。このとき、マチ11は、蛇腹部2を内側にしてコの字状に折り曲げられている。
次に、図5に示すように、マチ31の両側の折り線32で折って、マチ31を蛇腹部2の折り畳んだ両側部5の他方にあてがうようにする。そして、表紙41は、折り畳んだ状態の蛇腹部2の上に重なるようにする(矢印c方向)。このとき、マチ11は、蛇腹部2を内側にしてコの字状に折り曲げられている。
以上の手順により折り畳みが完了したのが、図6の印刷物1である。
この図6の形状から明らかなように、印刷物1は、蛇腹状に折られた蛇腹部2と、蛇腹部2の一端側に、折りたたまれた状態の蛇腹部2を収容する収容部51(表紙21,41、並びにマチ11,31)を有している。そして、この収容部51は、(第1の)マチ11と(第2の)マチ31とを備え、マチ11とマチ31の幅寸法は折り畳まれた状態の前記蛇腹部2の厚さに応じて決定されていることになる。
この図6の状態では、蛇腹部2の折り畳んだ両側部5がマチ11、31で隠れて見えない。よって印刷物1として見栄えが良い。
さらに、蛇腹部2をによっても覆っているので、蛇腹部2が直接見えにくく、この点でも見栄えが良い。
また、図7に示すように、表紙41は表紙21やシート4より短寸であってもよい。また、蛇腹部2と、表紙21や、表紙41とは互いにマジックテープ(登録商標)を設けて相互に着脱自在としてもよい。
なお、折り線12,32は、紙折り機を使用して形成してもよいし、手動で形成するようにしてもよい。
この図6の状態では、蛇腹部2の折り畳んだ両側部5がマチ11、31で隠れて見えない。よって印刷物1として見栄えが良い。
さらに、蛇腹部2をによっても覆っているので、蛇腹部2が直接見えにくく、この点でも見栄えが良い。
また、図7に示すように、表紙41は表紙21やシート4より短寸であってもよい。また、蛇腹部2と、表紙21や、表紙41とは互いにマジックテープ(登録商標)を設けて相互に着脱自在としてもよい。
なお、折り線12,32は、紙折り機を使用して形成してもよいし、手動で形成するようにしてもよい。
1 印刷物
2 蛇腹部
11 (第1の)マチ
12 折り線
21 (第1の)表紙
31 (第2の)マチ
32 折り線
41 (第2の)表紙
51 収容部
2 蛇腹部
11 (第1の)マチ
12 折り線
21 (第1の)表紙
31 (第2の)マチ
32 折り線
41 (第2の)表紙
51 収容部
Claims (3)
- 長尺状の印刷物であって、
長手方向一端側に設けられ蛇腹状に折り畳める蛇腹部と、
前記蛇腹部と前記長手方向他端側で接続され折り畳んだ状態の前記蛇腹部の厚みに対応して2本の折り線で前記蛇腹部の折り畳んだ側部を内側として谷状に折れるようにした第1のマチと、
前記第1のマチの前記蛇腹部と反対側に前記第1のマチの2本の折り線の一本で接続され、折り畳んだ状態の前記蛇腹部に当該折り線で折れて重なる第1の表紙と、
前記第1の表紙とは前記第1のマチと反対側で接続され折り畳んだ状態の前記蛇腹部の厚みに対応して2本の折り線で前記蛇腹部の折り畳んだ側部を内側として谷状に折れるようにした第2のマチと、
前記第2のマチの前記蛇腹部と反対側に前記第2のマチの2本の折り線の一本で接続され、折り畳んだ状態の前記蛇腹部に当該折り線で折れて重なる第2の表紙と、
を備えることを特徴とする印刷物。 - 蛇腹状に折られた蛇腹部と、
前記蛇腹部の一端側に、折りたたまれた状態の前記蛇腹部を収容する収容部を有し、
前記収容部は、第1のマチと第2のマチとを備え、
前記第1のマチと前記第2のマチの幅寸法は折り畳まれた状態の前記蛇腹部の厚さに応じて決定されていることを特徴とする印刷物。 - 前記蛇腹部、前記第1のマチ、前記第1の表紙、前記第2のマチ、前記第2の表紙には両面とも印刷がなされていることを特徴とする請求項1に記載の印刷物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016006951A JP2017127983A (ja) | 2016-01-18 | 2016-01-18 | 印刷物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016006951A JP2017127983A (ja) | 2016-01-18 | 2016-01-18 | 印刷物 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2017127983A true JP2017127983A (ja) | 2017-07-27 |
Family
ID=59394270
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2016006951A Pending JP2017127983A (ja) | 2016-01-18 | 2016-01-18 | 印刷物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2017127983A (ja) |
-
2016
- 2016-01-18 JP JP2016006951A patent/JP2017127983A/ja active Pending
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