JP2017127575A - 食材加工装置 - Google Patents

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Yusuke Otani
祐介 大谷
敏夫 小柳
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敏夫 小柳
篤 小川
Atsushi Ogawa
篤 小川
小川 将志
Masashi Ogawa
将志 小川
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Abstract

【課題】安定した減圧を実施する食材加工装置を提供する。
【解決手段】食材加工装置1Fは、食材51を収容するための収容室と、収容室内を減圧するための減圧部と、気体を含む流体の流路を内蔵する筐体を有したセパレータ30と、セパレータを冷却する冷却部と、を備える。減圧部は、収容室内から気体を吸引して排気するための排気部を有し、流路の一方端側は収容室内に接続されて、他方端側は減圧部の排気部に接続される。流路は、一方端側から入力する流体から水分を分離し、水分が分離された流体を他方端側に送出する分離部を有する。
【選択図】図7

Description

本発明は食材加工装置に関し、特に、食材を収容するための収容室内を減圧する減圧機能を備える食材加工装置に関する。
近年、食材の調理方法は多様化しており、減圧による調理方法が提案されている。特許文献1(特開2010−239935号公報)は、食品を収容した容器内を、真空ポンプを利用して減圧する調理用器具を開示している。特許文献2(特開2005−218374号公報)と特許文献3(特開2003−339328号公報)は、調理容器と真空ポンプとの間に設けられて、調理容器からの導入した流体から蒸気のみを分離して真空ポンプに出力するセパレータを有した装置を開示する。
特開2010−239935号公報 特開2005−218374号公報 特開2003−339328号公報
特許文献2と3の装置は、セパレータによって真空ポンプに蒸気のみを送出するように構成されるが、蒸気の分離方法は具体的に開示されていない。したがって、特許文献2と3では、セパレータにより分離された水蒸気が微小サイズの水滴を含む場合もあり得る。真空ポンプに水敵が混入すると、ポンプの性能が低下し十分な減圧効果が得られない。その場合には、食材加工の仕上がりにばらつきが生じる。また、ポンプの故障の原因ともなる。
それゆえに本開示のある局面の目的は、安定した減圧を実施する食材加工装置を提供することである。
この開示のある局面に従う食材加工装置は、食材を収容するための収容室と、収容室内を減圧するための減圧部と、気体を含む流体の流路を内蔵する筐体を有したセパレータと、セパレータを冷却する冷却部と、を備える。
減圧部は、収容室内から気体を吸引して排気するための排気部を有し、流路の一方端側は収容室内に接続されて、他方端側は減圧部の排気部に接続される。流路は、一方端側から入力する流体から水分を分離し、当該水分が分離された流体を他方端側に送出する分離部を有する。
好ましくは、セパレータの筐体は、金属材料から形成される。
好ましくは、冷却部は、セパレータに送風するためのファンを含む。
好ましくは、冷却部は、セパレータの筐体の表面に設けられたフィン部材を含む。
好ましくは、分離部は、流路と交差するように配置された板部材を含む。
好ましくは、板部材は、並列に配置された複数の板部材を含み、複数の板部材のそれぞれは、流路と交差するように配置されている。
好ましくは、セパレータは、流路の一方端側に流体の流入口を有し、複数の板部材は、隣接する当該板部材どうしの間隔が、流入口の径よりも短くなるように並列して配置されている。
好ましくは、セパレータは、分離された水分を外部に排出するための排水口を有する。
好ましくは、排水口は、セパレータの鉛直方向の部位に形成されている。セパレータは、排水口から外側に向かって傾斜した面を備える。
好ましくは、食材加工装置は、さらに、流路の他方端側と、減圧部の排気部とを接続し、流体を流すためのチューブと、チューブを加熱するための加熱部とを、さらに備える。
好ましくは、筐体は、開口部を有した本体と、当該本体の開口部に着脱自在に取付けられる蓋とを含む。
本開示によれば、安定した減圧を実施する食材加工装置を得ることができる。
各実施の形態に係る酵素を用いた食材加工のフローを模式的に示す図である。 実施の形態1に係る食材加工装置1Aの構成を概略的に示す図である。 実施の形態2に係る食材加工装置1Bの構成を概略的に示す図である。 実施の形態3に係る食材加工装置1Cの構成を概略的に示す図である。 実施の形態4に係る食材加工装置1Dの構成を概略的に示す図である。 実施の形態5に係る食材加工装置1Eの構成を概略的に示す図である。 実施の形態6に係る食材加工装置1Fの構成を概略的に示す図である。 各実施の形態に係る制御部100のブロック構成を、周辺回路部と関連付けて示す図である。 各実施の形態に適用されるセパレータ30の構成の一例を概略的に示す図である。 各実施の形態に適用されるセパレータ30の構成の他の例を概略的に示す図である。 各実施の形態に係るセパレータ30の構成部品を概略的に示す図である。 各実施の形態に係るセパレータ30に設けられる放熱用のフィンを説明する図である。 本発明の各実施の形態に係る減圧実施時のセパレータ30から送出される水分量の変化を示すグラフである。
以下、図面を参照しつつ、実施の形態に係る食材加工装置を説明する。
(概要)
本実施の形態に係る食材加工装置の収容室内には、食材が収容される。食材加工装置は、収容室内から排気することにより減圧するための減圧部と、気体を含む流体の流路を有したセパレータと、当該セパレータを冷却する冷却部と、を備える。セパレータは、収容室内から気体を吸引して排気するための排気部を有し、流路の一方端側は収容室内に接続されて、他方端側は減圧部の排気部に接続される。流路は、一方端側から入力する流体から水分を分離し、当該水分が分離された流体を他方端側に送出する分離部を有している。
ここで、収容室内を減圧することによって、収容室内の固体または液体等の食材は、蒸発が促進される。食材が内部に保有していた水分も減圧により外部に排出されて、食材は乾燥される。このような減圧が実施される場合に、吸気により収容室内から送出される流体は蒸気を含み得る。蒸気を含んだ流体がセパレータ内を流通する過程において、冷却部により冷却されて水滴として流体から分離される。これにより、減圧部の吸気部に水滴が流入することが防止される。その結果、吸気とともに水滴等の水分が入り込むことに起因した減圧部の故障を防止することができる。
本実施の形態では、食材の加工とは、酵素を用いて食材に軟化を含む改変・変性を施すことを含む。また、本実施の形態に係る食材は、食物および食品を含むものである。この食材は、酵素を用いた加工の前においては、予め凍結された状態であってもよいし、解凍された状態であってもよい。なお、加工対象の食材には、加熱、味付け等の各種の加工が既に施されたものが含まれてもよい。また、上記に述べた収容室内の減圧により、食材への酵素の浸透が促進される。
また、酵素は、食材の組織(細胞壁等)に作用して何らかの改変・変性を生じさせるものであればよい。本実施の形態では、組織を軟化させるように作用する種類の酵素が用いられる。酵素としては、例えばペクチン分解酵素を例示するが、これに限定されない。本実施の形態における酵素水溶液は、水に酵素を溶解させることにより得られる。
(食材加工のフロー)
図1は、各実施の形態に係る酵素を用いた食材加工のフローを模式的に示す図である。図1を参照して、本実施の形態に係る食材加工装置による食材加工の工程は、食材の下準備の工程(冷凍状態または解凍状態の食材を収容室内に投入し、食材に酵素水溶液をかける)の後に実施される。食材加工工程は、食材を柔らかく加工するための自動調理の工程を示す。食材加工工程は、加温と減圧を順次または同時に実行して食材内部への酵素の浸透を行なう加温減圧の工程R21、酵素の反応を促進するための酵素反応工程、および酵素を失活させるための加熱失活工程を含む。加温減圧工程では、加温と減圧を同時に実施するのが望ましいが別々に実施しても良い。図1の「加温」は、収容室内の食材および酵素水溶液の温度を保持する、または温度が上昇するように食材および酵素水溶液を温めることを示す。本実施の形態では、「加温」を実現するためにヒータによる収容室内の加熱が実施される。なお、酵素の失活は、酵素を変性させて酵素作用を生じさせないようにすることを言う。
[実施の形態1]
実施の形態1では、上記に述べたセパレータを有した食材加工装置1を説明する。
(装置の構成)
図2は、実施の形態1に係る食材加工装置1Aの構成を概略的に示す図である。図2を参照して食材加工装置1Aは、本体20と、蓋体10とを含む。蓋体10は、図示しないヒンジ部を介して本体20に着脱自在に装着される。蓋体10は、本体20の上部の開口部を覆うように装着される。
蓋体10の上面には、図示しない表示部14と操作部15(後述の図8を参照)が設けられる。表示部14は、食材加工装置1の動作状態などを報知する情報を含む各種の情報を表示する。操作部15は、ユーザが食材加工装置1Aに指示を入力するために操作されるスイッチおよびボタンからなる。
また、蓋体10は、上蓋11を有する。上蓋11には、シール(密封部材)としてのパッキン12が設けられる。パッキン12は、例えば樹脂材料からなる。本体20は、酵素水溶液50および食材51を収容するためのチャンバー21、チャンバー21を加熱するためのヒータ22、チャンバー21の温度を検出するためのサーミスタ23、チャンバー21内の圧力を検出するための圧力センサ24、真空ポンプ26、電磁弁A25、27および28、セパレータ30、着脱自在のドレイン29、および食材加工装置1Aの各部を制御するための制御部100を含む。チャンバー21は「収容室」の一実施例に相当する。制御部100は、マイコン(マイクロコンピュータの略)に相当する。
ヒータ22は、チャンバー21の外部に設けられて、チャンバー21を加熱する。また、サーミスタ23は、チャンバー21自体の温度を測定する。サーミスタ23による測定温度は、本実施形態では、チャンバー21内の温度とみなしている。
真空ポンプ26は、ダイヤフラムを用いて構成されたドライポンプである。真空ポンプ26は、気体を吸込む吸気側の吸気部261と、吸込んだ空気を大気中に排気するための排気側とを有する。真空ポンプ26は、チャンバー21内から気体を吸引して排気するための「排気部」の一実施例に相当する。
セパレータ30は、流体を流すための流路と、流体から水分を分離するための分離部を有する。分離部の詳細は図9で後述する。また、セパレータ30は、吸入口31、排気口32、および排水口33を有する。吸入口31は、流路の一方端側に設けられて、流路に流体を取込む。排気口32は、分離部により水分等が分離された後の気体を外部に排気する。排水口33は、流体から分離された水分等を外部に排出する。吸入口31は、「流入口」の一実施例である。
また、セパレータ30の流路の一方端側は吸入口31を介してチャンバー21内に接続される。流路の他方端側の排気口32は、電磁弁27を介して真空ポンプ26の吸気部261の側に接続される。ドレイン29は、セパレータ30の排水口33の側に設置される。ドレイン29は、排水口33から排出された水等を収容する。チャンバー21内を減圧するための減圧部は、電磁弁27と真空ポンプ26とを含む。
また、食材加工装置1Aは、気体を含む流体を流通させるための中空のチューブ40、41、42および43を含む。チューブ40の一端の開口部は電磁弁A25と接続されて、他端の開口部は上蓋11を介してチャンバー21内に接続されている。また、チューブ41の一端の開口部はセパレータ30の吸入口31と接続され、他端の開口部は上蓋11を介してチャンバー21内に接続されている。また、チューブ41の途中には圧力センサ24が接続されている。
セパレータ30の排水口33は、電磁弁28を介してチューブ42によりドレイン29と接続されている。また、セパレータ30の排気口32は、電磁弁27を介しチューブ43により真空ポンプ26の吸気部261に接続されている。
蓋体10が本体20に装着されるとき、上蓋11がチャンバー21の上部開口部を覆うように装着される。上蓋11がチャンバー21に装着されるとき、パッキン12は上蓋11とチャンバー21の間に位置する。したがって、チャンバー21の上部開口部が上蓋11により覆われた状態では、上蓋11は、パッキン12によりチャンバー21との間に隙間が生じないように装着される。これにより、チャンバー21は密閉される。
食材加工装置1は、真空ポンプ26に関連して例えばDC(直流)モータ(図示せず)を備える。制御部100は、DCモータの回転数(回転速度)を制御することにより、真空ポンプ26によるチャンバー21からの吸気量を可変に制御する。
各電磁弁は、全開および全閉のいずれかの状態をとる。各電磁弁は、制御部100からの制御信号によって電流が供給されると「閉」に切換えられ、また、電流の供給が停止すると「開」に切換えられる。
上蓋11により、チャンバー21の上部開口部が塞がれて、電磁弁A25、27および28が「閉」に切替えられると、チューブ41の内部の圧力は、チャンバー21の内部の圧力と等しくなる。したがって、チューブ41の途中に設けられた圧力センサ24により、チャンバー21の内部の圧力を測定することができる。
(減圧工程)
ここで、上記に述べた工程R21において、チャンバー21内を減圧する場合を説明する。なお、予め上蓋11によりチャンバー21内は密閉されている。
まず、制御部100は、電磁弁A25を閉状態に制御するとともに、電磁弁27,28が開状態となるように各電磁弁を制御する。これにより、チャンバー21内にチューブ40,41等を介して外部空気が流入することが防止される。
その後、制御部100は、チャンバー21内から吸気してチャンバー21内が減圧されるように予め定められた速度で真空ポンプ26を制御する。
真空ポンプ26によってチャンバー21内から吸引される流体は、チューブ41を介してセパレータ30の吸入口31から、セパレータ30内の流路に取り込まれる。セパレータ30の分離部は、取込まれた流体から、水分を分離し、水分が分離された流体(気体)を、排気口32を介して真空ポンプ26の吸気部261の側に送出する。また、分離部によって分離された水分はセパレータ30の排水口33から、ドレイン29内に送出されて、ドレイン29内に貯留される。ドレイン29を食材加工装置1Aから取外すことにより、ドレイン29内の水等を廃棄することができる。
なお、チャンバー21内からの吸引によりセパレータ30に流入する流体は、水分等の他に、固体(ゴミ、食材の破片等)も含み得るが、セパレータ30によりこれら個体も分離されて、ドレイン29に排出される。
制御部100は、減圧工程の終了を判断すると、真空ポンプ26を停止し、電磁弁27,28を開→閉に状態を切替え、また電磁弁A25を閉→開に状態を切替える。減圧工程の終了は、例えば、圧力センサ24の出力または真空ポンプ26による減圧実施の経過時間に基づき判断される。これにより、チャンバー21内にチューブ40を介して外部の空気が流入し、チャンバー21内の圧力は常圧(略大気圧)に戻る。
このように、食材加工装置1Aによれば、真空ポンプ26の吸気部261の手前にセパレータ30が設置されていることにより、チャンバー21内を減圧する時には、上記に述べたように水分が分離された後の気体のみを真空ポンプ26に送ることが可能となる。したがって、水分等が真空ポンプ26に流入することが防止される。また、チャンバー21内の気圧を減圧時の略真空の圧力から常圧にもどすための外気の流入路であるチューブ40と、真空ポンプ26によりチャンバー21内から空気を排気するための経路であるチューブ41とは、独立して設けられている。そのため、減圧が終了後に、チャンバー21内を常圧に戻す場合に、セパレータ30側からチャンバー21内の方向に水分の逆流が生じることはなく衛生的である。
[実施の形態2]
実施の形態2は、実施の形態1の変形例を示す。実施の形態2の食材加工装置1Bは、実施の形態1とは異なり、チャンバー21内の気体を排気するための経路(チューブ41)は、チャンバー21内を常圧に戻すために外気を取込む経路としても利用される。
図3は、実施の形態2に係る食材加工装置1Bの構成を概略的に示す図である。図3を参照して、食材加工装置1Bでは、図2のチューブ40と圧力センサ24が削除されるとともに、チューブ41に圧力センサ24に代わって、電磁弁A25が接続されている。食材加工装置1Bの他の構成は、図2に示されたものと同様であるので、説明は繰返さない。
(減圧工程)
実施の形態2でも、上記に述べた工程R21において、チャンバー21内の減圧が実施される。
予め上蓋11によりチャンバー21内は密閉された状態で、制御部100は、電磁弁A25を閉状態に制御するとともに、電磁弁27,28が開状態となるように各電磁弁を制御し、真空ポンプ26によってチャンバー21内の気体を吸引して排気する。減圧工程においては、実施の形態1と同様に、セパレータ30を介して、ドレイン29内に水等が貯留される。
制御部100は、真空ポンプ26による減圧実施の経過時間に基づき減圧工程の終了を判断する。減圧工程を終了時に、制御部100は、真空ポンプ26を停止し、電磁弁27,28を開→閉に状態を切替え、また電磁弁A25を閉→開に状態を切替える。これにより、電磁弁A25およびチューブ41を介して外部の空気がチャンバー21内に流入し、チャンバー21内の圧力は常圧(大気圧)に戻る。また、このようにチャンバー21内が大気圧に戻る場合に、電磁弁27,28は閉状態に切換えられるので、セパレータ30を経由してチャンバー21内の方向に水分の逆流が生じることはなく衛生的である。
また、図3の構成は、チューブ40が省略されているので、図2に比較して配管経路を簡略化することができる。
[実施の形態3]
実施の形態3は、上記の各実施の形態の変形例を示す。実施の形態3の食材加工装置1Cでは、実施の形態1,2とは異なり、電磁弁A25に代わって、ドレイン29側に接続された電磁弁28が利用される。
図4は、実施の形態3に係る食材加工装置1Cの構成を概略的に示す図である。図4を参照して、食材加工装置1Cでは、図2のチューブ40、圧力センサ24および電磁弁A25が削除されている。ドレイン29とチューブ42とは、隙間があるような形で接続されている。図4の他の構成は、図2に示したものと同様なので説明は繰返さない。
(減圧工程)
実施の形態3でも、上記に述べた工程R21において、チャンバー21内の減圧が実施される。
予め上蓋11によりチャンバー21内は密閉された状態で、制御部100は、電磁弁27は開状態および電磁弁28を閉状態となるように各電磁弁を制御し、真空ポンプ26によってチャンバー21内の気体を吸引して排気する。減圧時に発生する水蒸気からセパレータ30によって分離された水分は、チューブ42の電磁弁28より上部から、セパレータ30の排水口33にかけた部分で貯留される。
制御部100は、真空ポンプ26による減圧実施の経過時間に基づき減圧工程の終了を判断する。減圧工程の終了時に、制御部100は、チャンバー21内を常圧に戻す。具体的には、制御部100は、真空ポンプ26を停止し、電磁弁28を開状態にすることでドレイン29側からの外気がチャンバー21内に流入し、チャンバー21内の気圧を常圧に戻すことができる。常圧に戻るとき、上記の貯留されていた水分は、排水口33からチューブ42を介してドレイン29に落下する。
このように、図4の食材加工装置1Cの構成によれば、図2および図3の構成に比較して電磁弁の点数を削減することができる。
[実施の形態4]
実施の形態4は、上記の各実施の形態の変形例を示す。実施の形態4の食材加工装置1Dでは、上記の各実施の形態とは異なり、セパレータ30が本体20側ではなく、蓋体10側に設けられている。
図5は、実施の形態4に係る食材加工装置1Dの構成を概略的に示す図である。図5を参照して、食材加工装置1Dでは、蓋体10はセパレータ30、着脱自在のドレイン29および電磁弁27Aを備える。本体20は、真空ポンプ26と電磁弁27Bとを備える。また、食材加工装置1Dでは、セパレータ30の排気口32は、チューブ43により電磁弁27Bを介して真空ポンプ26の吸気部261に接続されている。
蓋体10において、ドレイン29は、チューブ42により電磁弁27Aを介してセパレータ30の排水口33に接続されている。ドレイン29とチューブ42とは、隙間があるような形で接続されている。また、セパレータ30の吸入口31は、チューブ41を介して上蓋11に接続されている。図5の他の構成は、図2に示したものと同様なので説明は繰返さない。
(減圧工程)
実施の形態4でも、上記に述べた工程R21において、チャンバー21内の減圧が実施される。
予め上蓋11によりチャンバー21内は密閉された状態で、制御部100は、電磁弁27Aを閉状態,電磁弁27Bが開状態となるように各電磁弁を制御し、真空ポンプ26によってチャンバー21内の気体を吸引して排気する。減圧工程においては、実施の形態1と同様に、チャンバー21内からチューブ41を経由して吸引された流体は、吸入口31からセパレータ30内に取り込まれる。セパレータ30内では、上記に述べた各実施の形態と同様に、流体から水分が分離される。
上記の減圧実施時において、セパレータ30により分離された水分は、チューブ42の電磁弁27Aより上部から、セパレータ30の排水口33にかけた部分で貯留されている。
本実施の形態では、減圧工程終了時に真空ポンプ26が停止すると、制御部100は、電磁弁27Aを開状態にする。これにより、ドレイン29側から外気がチューブ41,42を経由して、チャンバー21内に流入する。これにより、チャンバー21内の気圧は常圧に戻る。また、常圧に戻す際に電磁弁27Aが開状態にされたとき、上記の貯留されていた水分が、排水口33からチューブ41,42を介してドレイン29に落下する。
図5の食材加工装置1Dの構成によれば、蓋体10にセパレータ30を設ける場合であっても、上記に述べた各実施の形態と同様に、真空ポンプ26に水分が混入することが防止される。
[実施の形態5]
実施の形態5は、上記の各実施の形態の変形例を示す。実施の形態5の食材加工装置1Eでは、上記に述べた各実施の形態とは異なりドレイン29が排除されている。セパレータ30において分離された水分は、チャンバー21内に送出される。
図6は、実施の形態5に係る食材加工装置1Eの構成を概略的に示す図である。図6を参照して、食材加工装置1Eでは、セパレータ30は上蓋11に設けられている。セパレータ30は、吸込/排水口34と排気口32とを備える。吸込/排水口34は、吸入口31と排水口33の両方の機能を有する。セパレータ30は、吸込/排水口34がチャンバー21内に向くように設けられている。また、チューブ43は、一端は排気口32に接続され、他端は電磁弁27に接続されている。チューブ43の中途には、真空ポンプ26の吸気部261の側に接続されている。図6に示す他の構成は、図2に示したものと同様なので、説明は繰返さない。
(減圧工程)
実施の形態5でも、上記に述べた工程R21において、チャンバー21内の減圧が実施される。
予め上蓋11によりチャンバー21内は密閉されると、セパレータ30の吸込/排水口34はチャンバー21内に向いた状態となる。制御部100は、閉状態となるように電磁弁27を制御し、真空ポンプ26によってチャンバー21内の気体を吸引して排気する。減圧工程においては、チャンバー21内から吸引された流体はセパレータ30の吸込/排水口34を介してセパレータ30内に取り込まれる。セパレータ30内では、上記に述べた各実施の形態と同様に、流体から水分が分離される。水分が分離された後の流体(気体)は、セパレータ30の排気口32から、チューブ43を介して真空ポンプ26の吸気部261に取込まれて、取込まれた気体は真空ポンプ26を介して排気される。
また、セパレータ30において分離された水分は、セパレータ30内から吸込/排水口34を介してチャンバー21内に送出される。減圧工程後は、制御部100は、真空ポンプ26を停止し、電磁弁27を開状態にする。これにより、電磁弁27から外気が流入し、チャンバー21内は常圧に戻る。
このように、図6の食材加工装置1Eは、ドレイン29等が削除されることにより装置の部品点数を少なくしながら、上記に述べた各実施の形態と同様に、真空ポンプ26への水分の流入を防止することができる。
[実施の形態6]
実施の形態6は、上記の各実施の形態の変形例を示す。実施の形態6の食材加工装置1Fは、セパレータ30における流体から水分を分離する工程を効率よく実施するために、セパレータ30を冷却する。
図7は、実施の形態6に係る食材加工装置1Fの構成を概略的に示す図である。図7を参照して、食材加工装置1Fは、セパレータ30に送風するためにファン36を備える。図7の他の構成は、実施の形態3の図4と同様であるので、説明は繰返さない。
実施の形態6では、実施の形態3と同様に減圧工程が実施される。減圧工程においては、制御部100はファン36を回転するように制御する。ファン36からの送風がセパレータ30の筐体表面に当たると、セパレータ30から熱が奪われてセパレータ30自体が冷却されて、セパレータ30内に取込まれた流体も冷却される。この結果、流体中の気体(水蒸気等)が冷却されて水分に変化し、流体からの水分の分離が促進される。
(制御部の構成)
上記の各実施の形態における減圧工程では、制御部100がプログラムを実行することにより、各部を制御する。図8は、各実施の形態に係る制御部100のブロック構成を、周辺回路部と関連付けて示す図である。制御部100は、食材加工装置の図示しない制御基板に設けられる。
図8を参照して、制御部100は、CPU(central Processing Unit)81、揮発性および不揮発性のメモリを含む記憶部82、タイマ83、および外部の回路部と信号またはデータを入出力するためのインターフェイス84を含む。記憶部82には、食材加工装置を制御するためのプログラムおよびデータが格納される。
制御部100は、インターフェイス84を介して、各部に電力を供給するための電源部59、表示部14、操作部15、ヒータ22、サーミスタ23、真空ポンプ26、各種の電磁弁を含む弁部62、圧力センサ24を含む各種のセンサからなるセンサ部63を接続する。
CPU81は、記憶部82の食材加工のプログラムを実行する。プログラムが実行されることにより、インターフェイス84に接続された各部の動作がCPU81により制御されて、チャンバー21内の食材51の加工が実施される。上記の各実施の形態における減圧工程も、当該プログラムの実行により実現される。
[実施の形態7]
実施の形態7では、上記の各実施の形態で示されたセパレータ30の具体的構成を説明する。図9は、各実施の形態に適用されるセパレータ30の構成の一例を概略的に示す図である。図9を参照して、セパレータ30は、多角形状の筐体30Aを有する。筐体30Aは、一の面に吸入口31が形成されて、当該一の面と対向する他の面に排気口32が形成されている。また、筐体30Aの鉛直線方向に位置する面に、排水口33が形成されている。
さらに、筐体30Aの鉛直線方向に位置する部分の面30Bは、筐体30Aが鉛直線方向にテーパ形状に形成されるように、予め定めた勾配で傾斜している。テーパ形状の略先端部の面には、排水口33が形成されている。
上記の各実施の形態に示されたセパレータ30の内部では、減圧工程時には、吸入口31から排気口32の方向に流体が流れる流路が形成される。また、セパレータ30の内部には、当該流路の途中に分離部が設けられている。分離部は、複数の板状の壁部材34A、34B、34Cおよび34Dを備えて構成される。図9では、これら壁部材は、流路に対して垂直に交差(直交)するように並列配置されている。なお、壁部材は流路に対して交差するような態様で配置されていればよく、図9のような直交態様に限定されない。
上記の各実施の形態における減圧工程においては、吸入口31からセパレータ30内へ流入した流体は、流路の途中に設けられた壁部材34A、34B、34Cおよび34Dに衝突しながら流れていく。
壁部材に衝突した流体のうち、比重量の大きい水滴等は、壁部材に沿って滴り落とされて排水口33に導出される。一方、比重量の小さい空気等の気体は壁部材の間に沿って迂回しながら流れて、排気口32に導出される。これにより、流体から水分のみが分離されて、気体のみが排気口32を介して真空ポンプ26の吸気部261の側に導出される。取分け、チャンバー21から吸込まれる流体が飽和水蒸気に近い流体等のように、流体が湿気が混じった空気である場合には、セパレータ30により除湿がなされた後の流体(乾燥空気)のみを排気口32から導出することが可能となる。また、壁部材34A、34B、34Cおよび34Dを、伝熱特性のよい金属(アルミニウム、鉄、銅等)板により構成すれば、これら壁部材を飽和水蒸気を冷却するためのヒートシンクとしても機能させることができる。また、金属板の表面積を広くすれば、流体が衝突する面積を大きくでき、より冷却効果が増す。
また、セパレータ30では、壁部材に沿って滴り落とされる水滴を、面30Bの傾斜を利用して、効果的に排水口33に集めることができる。
図10は、各実施の形態に適用されるセパレータ30の構成の他の例を概略的に示す図である。図9では、テーパ形状を形成するために排水口33の一方側の面30Bだけを傾斜させたが、図10では、排水口33を挟んだ両方の面30Bと30Cを、排水口33から外側に向かって傾斜させることにより、テーパ形状が形成されている。
図10を参照して、セパレータ30の筐体30Aは、流路と交差するように壁部材34A、34B、34C、34D、34Eおよび34Fが並列に配置されている。さらに、筐体30Aの鉛直線方向に位置する面30Bと30Cは、排水口33を囲んで外部に拡がって延びるような傾斜面を形成している。これにより、図9に比較して、テーパ形状の勾配を大きくすることができる。その結果、壁部材から滴り落ちる水滴を、効果的に排水口33に導くことができる。
なお、図9と図10では、複数の壁部材を配置したが、少なくとも1枚の壁部材が配置されていればよい。その場合であっても、壁部材から滴り落とされる水滴を排水口33に導くことができる。
図11は、各実施の形態に係るセパレータ30の構成部品を概略的に示す図である。図11を参照して、セパレータ30の筐体は、開口部を有した本体30Dと、蓋30Eと、密閉のためのパッキン30Fから構成される。筐体(本体30Dと蓋30Eを含む)は、放熱効果を高めるために、伝熱特性のよい金属材料(アルミニウム、鉄、銅等)からなる。
蓋30Eは、パッキン30Fを介して本体30Dの開口部を塞ぐように取付けられる。蓋30Eは、ビスまたは留め具で本体30Dに固定される。これにより、本体30Dから蓋30Eを取り外して、両者を個別に清掃することが容易になる。また、パッキン30Fを本体30Dから取り外し可能に、本体30Dに装着されている。したがって、パッキン30Fの清掃および交換も容易に可能となる。
図12は、各実施の形態に係るセパレータ30に設けられる放熱用のフィンを説明する図である。図12を参照して、セパレータ30の蓋30Eの表面に、放熱効果に優れた金属材料(例えば、アルミニウム素材)の突起状(凸形状)の複数のフィン35が形成されている。フィン35により、筐体の伝熱面積が大きくなり、伝熱面積が拡張された分、放熱効果が促進される。その結果、セパレータ30の冷却効率を上げることができる。
[実施の形態8]
本実施の形態では、実施の形態7で示したセパレータ30の筐体内に設けられた壁部材の配置について説明する。
セパレータ30の筐体内に設けられた複数の壁部材は、接続されているチューブ41の中空内部の半径(より特定的には、吸入口31の半径)に対して、((半径±(1/2の半径))となる間隔S(図9参照)を有して並列に配置されている。
つまり、セパレータ30により上述した除湿を行うためには、流体の温度(空気の温度)を下げるために、セパレータ30内においてチューブ41における現状の流速よりも下げないことが望まれる。より具体的には、チューブ41の断面積に対して、セパレータ30の流路の部分の断面積を小さくする。
Figure 2017127575
具体的には、流量と流速と管の断面積の関係は、一般的に(式1)で表される。管の断面積は「半径×半径×円周率」で算出されるから、新たに「D」を管の直径とした場合、(式1)に従えば、(式2)により算出される。したがって、流量が一定であるならば管の径が大きくなると流速は小さくなり、管の径が小さくなると流速は大きくなることが分かる。一方、流速と放熱の関係について考える。簡単のために流速Vの気流を受ける長さLの等温平板の場合、(式3)に従い平均熱伝達率が算出される。流速を上げれば、熱伝達率が上がり、熱が逃げやすくなる。なお、(式3)は、『国峰尚樹「熱設計完全入門」:日刊工業新聞社(1997年)』から引用したものである。
したがって、セパレータ30の筐体内の複数の壁部材が、チューブ41の中空内部の半径(より特定的には、吸入口31の半径)に対して小さくなる間隔S、例えば((半径±(1/2の半径))となる間隔Sをあけて並列に配置されることで、チューブ41からセパレータ30に入る際に流速が上がる。その結果、流路において流体の放熱効率が上がり、除湿の効果が大きくなる。
[実施の形態9]
実施の形態9では、上記に述べた各実施の形態の変形例を説明する。本実施の形態では、各実施の形態に示した食材加工装置に、流体からの除湿を促進するために、セパレータ30と真空ポンプ26とを接続するチューブ43を温める加熱部(ヒータ)を設ける。
Figure 2017127575
各実施の形態では、セパレータ30による上記の除湿効果により、チャンバー21からの流体の相対湿度を低下させることができる。ここで、相対湿度は、ある気温で大気に含まれ得る水蒸気の最大量(飽和水蒸気量)を100とし、実際の水蒸気量の測定値を比率(パーセント)で表したものである(式4参照)。
上記に述べたように、セパレータ30においては、流路を流れる過程において流体の温度を下げることで、流体に含まれている水分量を飽和水蒸気量まで低下させることができる。セパレータ30の排気口32から送出された空気は、チューブ43を通過する際に加熱されると、空気の温度が上昇し、相対湿度を下げることができる。したがって、真空ポンプ26に低湿度の空気を入れることが可能となる。
なお、チューブ43の加熱のために、例えば、チューブ43に関連して、加熱可能な金属製のヒートシンク(セパレータ30と同等の形状であってよい)を用いることができる。
(実験)
各実施の形態による効果を、発明者らが実施した実験から説明する。図13は、本発明の各実施の形態に係る減圧実施時のセパレータ30から送出される水分量の変化を示すグラフである。ここでは、水分量は、湿度として示される。グラフは、各実施の形態の食材加工装置を用いた発明者らの常温および常圧時の実験に基づいたものである。グラフの縦軸は、真空ポンプ26の吸気部261において湿度センサにより測定された湿度(単位:%)を示し、横軸は減圧開始(真空ポンプ26を駆動開始)からの経過時間(単位:分)を示している。なお、実験では、発明者らは、開始から時間0:07:00が経過した時点で真空ポンプ26を停止した。したがって、以下では、時間0:00:00〜0:07:00におけるグラフのみを参照し、時間0:07:00以降のグラフについては無視する。
図13には、セパレータ30を用いない場合に測定される湿度変化のグラフ(破線)と、セパレータ30を用いる場合に測定される湿度変化のグラフ(太実線)、および連続的にセパレータ30を用いる場合に測定される湿度変化のグラフ(細実線)とが示される。なお、時間0:07:00以降に示される細実線のグラフは、減圧途中にチャンバー21の閉鎖空間を開放し、その後、真空ポンプ26を再稼働した結果を示している。
時間0:00:00〜0:07:00において、破線のグラフを参照すると、セパレータ30を用いない場合は、真空ポンプ26に吸気される流体は、チャンバー21内の減圧が進行すると湿度100%を超える。これに対し、セパレータ30を用いた場合には、太実線のグラフに示されるように、減圧が進行するに従い湿度は低下する。このような実験結果から、セパレータ30を用いた場合、減圧工程において食材加工装置から吸引される流体(空気)の湿度を効果的に低下させて、真空ポンプ26への水分の流入防止を実現できていることがわかる。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1,1A,1B,1C,1D,1E,1F 食材加工装置、10 蓋体、11 上蓋、20,30D 本体、21 チャンバー、26 真空ポンプ、27,27A,27B,28,A25 電磁弁、29 ドレイン、30 セパレータ、30A 筐体、34A,34B,34C,34D,34E,34F 壁部材,31 吸込口、32 排気口、33 排水口、34 吸込/排水口、35 フィン、36 ファン、40,41,42,43 チューブ、50 酵素水溶液、51 食材、100 制御部、261 吸気部、R21 工程。

Claims (11)

  1. 食材を収容するための収容室と、
    収容室内を減圧するための減圧部と、
    気体を含む流体の流路を内蔵する筐体を有したセパレータと、
    前記セパレータを冷却する冷却部と、を備え、
    前記減圧部は、前記収容室内から気体を吸引して排気するための排気部を有し、
    前記流路の一方端側は前記収容室内に接続されて、他方端側は前記減圧部の排気部に接続され、
    前記流路は、前記一方端側から入力する流体から水分を分離し、当該水分が分離された流体を前記他方端側に送出する分離部を有する、食材加工装置。
  2. 前記セパレータの筐体は、金属材料から形成される、請求項1に記載の食材加工装置。
  3. 前記冷却部は、前記セパレータに送風するためのファンを含む、請求項1または2に記載の食材加工装置。
  4. 前記冷却部は、前記セパレータの前記筐体の表面に設けられたフィン部材を含む、請求項2から3のいずれか1項に記載の食材加工装置。
  5. 前記分離部は、前記流路と交差するように配置された板部材を含む、請求項1から4のいずれか1項に記載の食材加工装置。
  6. 前記板部材は、並列に配置された複数の板部材を含み、
    前記複数の板部材のそれぞれは、前記流路と交差するように配置されている、請求項5に記載の食材加工装置。
  7. 前記セパレータは、前記流路の一方端側に前記流体の流入口を有し、
    前記複数の板部材は、隣接する当該板部材どうしの間隔が、前記流入口の径よりも短くなるように並列して配置されている、請求項6に記載の食材加工装置。
  8. 前記セパレータは、分離された前記水分を外部に排出するための排水口を有する、請求項1から7いずれか1項に記載の食材加工装置。
  9. 前記排水口は、前記セパレータの鉛直方向の部位に形成されて、
    前記セパレータは、前記排水口から外側に向かって傾斜した面を備える、請求項8に記載の食材加工装置。
  10. 前記流路の他方端側と、前記減圧部の前記排気部とを接続し、流体を流すためのチューブを備え、
    前記チューブを加熱するための加熱部を、さらに備える、請求項1から9のいずれか1項に記載の食材加工装置。
  11. 前記筐体は、開口部を有した本体と、前記本体の前記開口部に着脱自在に取付けられる蓋とを含む、請求項1から10のいずれか1項に記載の食材加工装置。
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