JP2017126340A - 動画作成システム、動画作成方法、動画作成プログラム - Google Patents

動画作成システム、動画作成方法、動画作成プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】ユーザの選択に応じて変化する動画を、容易に作成することが可能な動画作成システムを提供することを課題とする。
【解決手段】動画を作成するための素材情報を決定する入力情報及び、予め登録されたテンプレート情報を用いて、動画を作成する動画作成システムであって、インタラクティブ選択情報の入力を受け付ける受付手段と、前記インタラクティブ選択情報を用いて、動画を作成するための入力情報又はテンプレート情報の少なくとも一方を特定する特定手段と、前記特定手段によって決定された情報を用いて動画を出力する動画作成手段と、を備えることを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、動画の作成を行う為の動画作成システム、動画作成方法、および動画作成プログラムに関するものである。
従来、インターネットやテレビを介して提供される動画として、コンピュータグラフィックによって作成したものや、実画像に前記コンピュータグラフィックを合成して作成したものが見られる(特許文献1)。
しかし、こうした技術は、作成された動画を端末装置へ配信して視聴者へ提供する一方向の情報提供であることから、動画を視聴した視聴者の反応を反映して、それに応じて画像(情報)を変更する双方向的なコミュニケーションが可能な動画が求められていた。
そのような課題を解決する技術として、ユーザが、音声入力情報、画像選択情報、アバター選択情報、演出選択情報、および、インタラクティブ選択情報を入力すると、説明画像、アバター、演出素材、インタラクティブ構成要素が同期して組み合わされるとともに、音声情報が組み合わされ、これによって、クライアントの要望に応じた動画を作成することができる動画作成方法が知られている(特許文献2)。
特許第4725918号 特許第5146974号
従来の技術によって、視聴者によるインタラクティブ構成要素の選択に基づいて、視聴者の反応を反映した情報を表示することができる動画を提供することが可能となった。
しかしながら、個々のユーザの要望に対応できるよう、内容が変化する動画を提供したり、従来技術でなされるように、ユーザの選択入力に基づいてある動画から変化する動画を提供するような場合、動画の作成者は、前もって複数の動画を作成しておく必要があり、作業が煩雑であった。
本発明は、上記のような実状に鑑みてなされたものであり、ユーザの選択に応じて変化する動画を、容易に作成することが可能な動画作成システムを提供することを課題とする。
上記課題を解決するために、本発明は、動画を作成するための素材情報を決定する入力情報及び、予め登録されたテンプレート情報を用いて、動画を作成する動画作成システムであって、
インタラクティブ選択情報の入力を受け付ける受付手段と、
前記インタラクティブ選択情報を用いて、動画を作成するための入力情報又はテンプレート情報の少なくとも一方を決定する特定手段と、
前記特定手段によって特定された情報を用いて動画を出力する動画作成手段と、を備えることを特徴とする。
本発明の好ましい形態では、複数の種類の前記入力情報又は複数の種類のテンプレート情報の少なくとも一方が記憶部に記憶されており、
前記特定手段は、動画の生成を要求する為に入力された前記インタラクティブ選択情報に基づいて、複数の種類の中から生成する動画に使用する前記入力情報又はテンプレート情報の少なくとも一方を決定すること、を特徴とする。
このような構成とすることで、入力情報及びインタラクティブ選択情報に基づいて、各々のユーザに適した動画を出力することが可能となる。これにより、予め個々のユーザに合わせた動画を作成、記録しておく必要が無くなり、インタラクティブ選択情報に基づいて、極めて容易に動画の提供を行うことができる。
本発明の好ましい形態では、前記受付手段は、動画の表示に際して動画の変化を要求する為のインタラクティブ選択情報の入力を受け付け、
前記動画作成手段は、前記インタラクティブ選択情報に基づいて決定された入力情報又はテンプレート情報の少なくとも一方を用いて、表示された動画を変化させることを特徴とする。
このような構成とすることで、インタラクティブ選択情報に基づいて、表示されていた動画をユーザに合わせて変化させることが可能となる。
本発明の好ましい形態では、前記受付手段は、1以上のインタラクティブ入力部での選択入力を、インタラクティブ選択情報として受け付けることを特徴とする。
本発明の好ましい形態では、前記インタラクティブ入力部は、動画を出力する際に用いられたテンプレート情報に基づいて設定されることを特徴とする。
このような構成とすることで、動画を作成する作成者がインタラクティブ入力部を設定する手間が無くなり、より容易に提供することが可能となる。
本発明の好ましい形態では、前記インタラクティブ入力部は、動画を出力するための入力情報として用いられたテキスト情報に基づいて設定されることを特徴とする。
このような構成とすることで、インタラクティブ入力部を、動画の作成者により任意に設定したり、機械音声を作成するために入力されたテキスト情報に基づいて自動で設定したりすることができる。
前記動画は、アバターが合成されたアバター表示領域と、情報表示領域と、を備え、
前記動画作成手段は、前記情報表示領域を変化させることを特徴とする。
このような構成とすることで、変化しながらも、統一感を備えた動画を提供することができる。
本発明の好ましい形態では、前記動画作成手段において、変化後の動画を作成する際に用いられる入力情報又はテンプレート情報は、1段階以上変化する前の動画を作成する際に用いられた入力情報又はテンプレート情報に基づいて選択されることを特徴とする。
このような構成とすることで、既にユーザによって入力されている入力情報を用いて、動画を変化させることができる。
本発明の好ましい形態では、受け取ったインタラクティブ選択情報を記憶し、
記憶したインタラクティブ選択情報の少なくとも一部を用いて導出した広告素材情報及び広告リンク情報を用いて、広告動画を出力する広告動画作成手段を有することを特徴とする。
このような構成とすることで、更に、ユーザが動画を変化させるために選択したインタラクティブ選択情報に基づいて、ユーザの嗜好や好みを反映した広告動画を、容易に提供することができる。
本発明の好ましい形態では、これまで前記受付手段で受け取ったインタラクティブ選択情報又は、これまで出力した動画の属性情報を記憶し、記憶した前記インタラクティブ選択情報又は前記属性情報の少なくとも一部を用いて出力対象の動画を決定する対象決定を有することを特徴とする。
このような構成とすることで、ユーザが動画を変化させるために選択したインタラクティブ選択情報や動画に紐付けられた属性情報に基づいて、ユーザの嗜好や好みを反映した動画を、出力対象として決定することができる。
本発明の好ましい形態では、前記入力情報は、動画に音声を同期するための音声入力情報を有し、
前記動画作成手段は、前記音声入力情報に基づいて選択された素材情報又はリンク情報の少なくとも一方を、動画に合成することを特徴とする。
このような構成とすることで、ユーザは、動画に合成する素材情報をあらかじめ準備したり、選択したりする必要が無くなり、容易に動画を作成することができる。
本発明の好ましい形態では、前記入力情報は、動画に音声を同期するための音声入力情報を有し、
前記動画変化手段は、前記音声入力情報に基づいて選択された広告素材情報及び広告リンク情報を、動画に合成することを特徴とする。
このような構成とすることで、動画によってユーザに提供されるストーリーと、広告と、を結び付けて提供することができる。
本発明の好ましい形態では、前記受付手段は、入力された音声入力に基づいて、インタラクティブ選択情報の入力を受け付けることを特徴とする。
本発明は、動画を作成するための素材情報を決定する入力情報及び、予め登録されたテンプレート情報を用いて、動画を作成する動画作成方法であって、
インタラクティブ選択情報の入力を受け付ける受付手段と、
前記インタラクティブ選択情報を用いて、動画を作成するための入力情報又はテンプレート情報の少なくとも一方を決定する特定手段と、
前記特定手段によって特定された情報を用いて動画を出力する動画作成手段と、を備えることを特徴とする。
本発明は、動画を作成するための素材情報を決定する入力情報及び、予め登録されたテンプレート情報を用いて、動画を作成する動画作成プログラムであって、
コンピュータを、インタラクティブ選択情報の入力を受け付ける受付手段と、
前記インタラクティブ選択情報を用いて、動画を作成するための入力情報又はテンプレート情報の少なくとも一方を決定する特定手段と、
前記特定手段によって特定された情報を用いて動画を出力する動画作成手段と、として機能させることを特徴とする。
本発明によれば、ユーザの選択に応じて変化する動画を、容易に作成することが可能な動画作成システムを提供することができる。
本発明の実施形態1に関る動画作成システムの全体を示す図である。 本発明の実施形態1に関る動画作成サーバのハードウェア構成図である。 本発明の実施形態1に関る動画作成サーバの機能ブロック図である。 本発明の実施形態1に関る登録された動画のコンテンツ情報の一例、入力情報を受け付ける為の入力フォームの画面表示例、及び動画のテンプレートの画面表示例を示す図である。 本発明の実施形態1に関る動画のテンプレート情報及びコンテンツ情報を登録する際の処理フローチャートである。 本発明の実施形態1に関る動画を表示した際の画面表示例及び、インタラクティブ選択情報によって出力される動画を変化させた際の画面表示例を示す図である。 本発明の実施形態1に関る動画を出力する際の処理フローチャートである。 本発明の実施形態2に関る記憶部に記憶された素材テーブルの一例、テンプレート情報の一例、コンテンツ情報の一例、入力情報を受け付ける為の入力フォームの画面表示例、動画のテンプレートの画面表示例を示す図である。 本発明の実施形態2に関る動画のシーンの繋がりを示す概念図、動画の視聴時の処理フローチャート、動画のシーンを登録する際の処理フローチャートである。 本発明の実施形態2に関る動画を表示した際の画面表示例及び、インタラクティブ選択情報によって出力される動画を変化させた際の画面表示例を示す図であるである。 本発明の実施形態3に関る動画の視聴時の処理フローチャートである。 本発明の実施形態3に関る動画を表示した際の画面表示例、インタラクティブ選択情報によって出力される動画を変化させた際の画面表示例、広告動画を表示した際の画面表示例を示す図である。 本発明の実施形態3に関る動画を表示した際の画面表示例、インタラクティブ選択情報によって出力される動画を変化させた際の画面表示例、広告動画を表示した際の画面表示例を示す図である。 本発明の実施形態4に関るウェブページの入力フォームよりインタラクティブ選択情報を受け取り、動画を生成する際の画面表示例である。 本発明の実施形態4に関るインタラクティブ選択情報を受け取り、動画を生成する際の画面表示例である。 本発明の実施形態5に関るインタラクティブ選択情報を受け取り、動画を生成する際の画面表示例である。 本発明の実施形態5に関る複数のユーザによって生成される動画間の繋がりを示す例である。
<実施形態1>
以下、図面を参照して、本発明の実施形態1に関る動画作成システムについて説明する。なお、以下に示す実施形態は本発明の一例であり、本発明を以下の実施形態に限定するものではない。本実施形態では、動画の配信者が動画に関する情報を登録しておき、入力されたインタラクティブ選択情報を用いて動画のテンプレート情報を特定し、表示する動画を変化させる際の例について説明する。
図1は、本実施形態に関る動画作成システムの全体を示す図である。符号1は動画を作成する動画作成サーバを示し、符号2は記憶部を示し、符号3は動画の投稿を行う配信者及び、動画の閲覧を行う視聴者が利用するユーザ端末を示し、符号Eは外部端末を示している。また、動画作成サーバ1及びユーザ端末3、外部端末Eは、ネットワークNを介して接続されている。
図2は、動画作成サーバ1のハードウェア構成図である。動画作成サーバ1は、CPU101と、メモリ102と、記憶装置103と、入力装置104と、出力装置105と、外部装置と通信を行うためのインタフェースである通信装置106と、を備えている。また、記憶装置103は、オペレーティングシステム(OS)107と、動画作成プログラム108などが記録されている。動画作成プログラム108は、オペレーティングシステム107と協調してその機能を発揮するものである。
本実施形態におけるユーザ端末3は、動画作成サーバ1と同様のハードウェア構成を備えており、ウェブブラウザ機能等を介して、動画を視聴可能に構成されている。ユーザ端末3は、例えば、パーソナルコンピュータや、タブレット端末、スマートフォン、ウェアラブルデバイスなど、タッチパネルやマウスといった入力装置を介して情報の入力が可能であり、ディスプレイ、スピーカー等の出力装置を介して動画を視聴可能なものであればどのような装置であっても構わない。外部端末Eとは、例えば、外部でサービスを提供し、入力情報やインタラクティブ選択情報を動画作成サーバ1に出力するサーバ装置などである。
図3は、動画作成サーバ1の機能ブロック図である。動画作成サーバ1は、ユーザ端末3から動画の作成に関る入力情報を受け付ける入力部4と、動画を作成する動画作成部5と、動画作成部5で作成した動画を出力する出力部6と、を備えている。
入力部4は、音声入力情報の入力に基づいて、動画に同期する音声を設定するための音声設定手段41と、アバター選択情報の入力に基づいて、動画に合成するアバターを設定するためのアバター設定手段42と、素材入力情報に基づいて、動画に合成される素材の設定を行う為の素材設定手段43と、インタラクティブ設定情報に基づいて、インタラクティブ入力部を設定するためのインタラクティブ設定手段44と、インタラクティブ選択情報の入力を受け付ける受付手段45と、前記インタラクティブ選択情報に基づいて、出力する動画の入力情報又はテンプレート情報の少なくとも一方を決定するための特定手段46と、を備えている。インタラクティブ選択情報は、ユーザの要求を反映した動画を生成、又はユーザの要求を反映して動画を変化させるために入力される情報であって、入力されたインタラクティブ選択情報に基づいて出力する動画の入力情報又はテンプレート情報の少なくとも一方が決定される。
本実施形態では、音声入力情報は音声情報又はテキスト情報であり、テキスト情報の場合、音声設定手段41は、入力されたテキストに基づいて、動画に同期する機械音声を作成する。また、素材入力情報は、例えば動画に合成する背景画像、背景動画、説明用のテキスト、説明用の画像、説明用の動画、エフェクト、効果音、バックグランドミュージックのデータそのもの(素材情報)であったり、予め記憶部に記憶されたそれらデータ(素材情報)を選択するための情報である。入力情報は、動画に合成される素材を設定するための情報であり、これら音声入力情報や素材入力情報動画等を示す。入力情報は、例えば音や画像、テキストなど、動画に合成される音声情報や画像情報、テキスト情報等の素材情報そのものであったり、予め記憶部2に記憶された素材情報やアバター情報等を選択して指定する為の情報であったり、動画に同期する機械音声を生成する為に入力されるテキスト等、素材情報を生成する為に入力される情報等である。
動画作成部5は、入力情報と組み合わせて動画を作成するための、テンプレート情報を登録するためのテンプレート作成手段51と、テンプレート情報及び入力情報により特定されるコンテンツ情報を登録するコンテンツ作成手段52と、動画の作成又は動画を変化させるための動画作成手段53と、入力情報に基づいて動画に合成する素材データを決定する素材選択手段54と、過去に受付手段45で受け付けたインタラクティブ選択情報に基づいて、広告動画を作成する広告動画作成手段55と、過去に受付手段45で受け付けたインタラクティブ選択情報又は閲覧した動画の属性情報に基づいて出力対象の動画を決定する対象決定手段56と、を備えている。
記憶部2は、動画を作成するために予め登録された動画のベースであるテンプレート情報と、テンプレート情報に合成されるアバターに関するアバター情報と、テンプレート情報に合成する素材情報と、入力情報及びテンプレート情報に基づいて作成する動画を決定するコンテンツ情報と、を備えている。
図4、図5を用いて、ユーザ(配信者)が動画を登録する際の処理について説明する。図4は、コンテンツ情報として登録された動画の一例、入力情報を受け付ける際の画面表示及びテンプレート情報として登録された動画のテンプレート情報の一例を示し、図5は、ユーザ(配信者)が、動画のテンプレート情報及びコンテンツ情報を登録する際の処理フローチャートである。
図4(a)は、コンテンツ作成手段52によって作成され、記憶部2に記憶されたコンテンツ情報の一例を示す。コンテンツ情報は、動画の配信者によって予め登録された情報であり、テンプレート情報及び、動画の視聴者によって入力される入力情報に基づいて、動画に合成する素材情報を決定し、動画を作成することができる。これにより、ユーザの要求に応じた動画を自動的に出力することが可能である。
図4(b)は、動画の視聴者から入力情報及び、インタラクティブ選択情報を受け付ける際の入力フォーム画面の例である。入力フォームには、入力情報の入力を行う為の情報入力部Aと、インタラクティブ選択情報を入力するためのインタラクティブ入力部Iが備えられている。視聴者は、この入力フォームに所定の情報を入力することで、自身に適した動画を視聴することが可能である。また、符号Pは、ユーザが表示画面上で選択を行う為のカーソルである。
図4(c)は、登録された動画のテンプレート情報を表示した場合の画面表示例を示す図である。テンプレート情報は、ユーザからの入力に応じて自動的に動画を変化又は作成するために予め登録された情報である。本実施形態におけるテンプレート情報は、素材情報を用いて情報を表示する情報表示領域B及び、アバターの表示を行うアバター表示領域C、背景によって構成されている。
前記情報表示領域Bには、入力情報に基づいて選択された素材情報又は、入力情報そのものを表示させる情報表示領域B1〜B3が設定されており、図4(b)に示す入力フォームの情報入力部Aで得た入力情報に基づいて、動画の内容が決定される。例えば情報表示領域B1には、情報入力部Aで入力された視聴者の名前(図4(b)における「お名前」の項目)が表示され、B2には予め登録されたテキストや画像など(図4(a)における素材情報)が表示される。
図4(c)に示すように、本実施形態では、動画の背景画像と、情報表示領域B及びアバター表示領域Cのレイアウト(位置や大きさ)、アバター表示領域Cに現れるアバターと、情報表示領域Bに現れる情報(図示例ではテキストの一部)と、が予めテンプレート情報として決定されている。テンプレート情報において、テキスト、動画、画像、アバター、演出素材などを表示する各領域のレイアウトの情報や、各領域内に現れる具体的な情報、アバターの音声種類、動画中に現れるアバターの数、動画に合成される素材などの構成には特に制限はない。例えば、レイアウトのパターンや具体的に表示される情報、動画に合成される素材等を、入力情報に応じて選択可能なテンプレートを構成して、動画作成のために提供してもよい。
図示例では、動画に合成されているアバターは、音声設定手段41で設定され、動画で出力される説明用の音声と同期して動作する。アバターは、本実施形態のように、必ずしもテンプレートごとに決められている必要はない。例えば、アバター表示領域Cに表示されるアバターを複数種類予め登録しておき、ユーザより入力されたアバター選択情報(入力情報)に基づいて表示するアバターを特定し、テンプレートに合成するようにしても構わない。なお、動画に複数体のアバターを表示するように構成しても構わないし、アバターが動画に合成されなくても構わない。
なお、本実施形態では、入力情報及びインタラクティブ選択情報は、動画の視聴を行うユーザ(視聴者)によって入力されているが、これら動画を作成するための情報は、必ずしも動画の視聴を行うユーザ(ユーザ端末3)から入力される必要はない。ネットワークNを介して接続された外部のサーバ装置(外部端末E)や、動画作成サーバ1、別のユーザ端末3等から、入力情報及びインタラクティブ選択情報の少なくとも一方を受け取るように構成してもよい。
例えば、記憶部2に、ニュース速報や災害速報などの速報用テンプレートを予め登録しておき、外部端末Eから入力情報及びインタラクティブ選択情報を受け付け可能に構成することができる。ここで、外部端末Eから入力されたインタラクティブ選択情報を用いてテンプレートを特定し、入力情報(例えばテキスト情報)として入力されたニュース情報や災害情報をテンプレートと組み合わせることで、外部端末Eからの入力に応じた速報用の動画を作成することができる。このように構成することで、緊急時などには、動画を視聴しているユーザに対して、視聴中の動画を速報用の動画に変化させて、出力することができる。
インタラクティブ入力部Iは、図示例では動画の表示前に提供されているが、表示中の動画を、視聴者の選択入力によって得られるインタラクティブ選択情報に基づいて変化させる場合には、変化前の動画の表示と併せて提供されてもよいし、変化前の動画中に合成された状態で提供されてもよい。
図5(a)は動画を登録する際の全体の処理フローチャートである。ステップS1では、インタラクティブ設定手段44を用いて、N個(1≦N)のインタラクティブ選択情報の設定を行う。インタラクティブ選択情報(図4(a)における「プランについて」、「保障」、・・・、「見積」、「追加情報」・・・)は、インタラクティブ入力部I(図4(b)における優先項目)での選択入力に基づいて得られる情報であり、ユーザの要求を反映した動画を出力する為、またはユーザの要求を反映して動画を変化させる為に選ばれる。
図5(b)はステップS3において、テンプレート情報及びコンテンツ情報を登録する際の処理フローチャートである。ステップS3では、テンプレート情報nを用いて作成される動画のコンテンツ情報を登録する。まず、音声設定手段41、アバター設定手段42、素材設定手段43、及びテンプレート作成手段51を用いて、動画を作成するためのテンプレート情報nを登録する(ステップS11)。音声設定手段41により、動画に同期される音声を作成し、アバター設定手段42により、動画に合成されるアバターを設定し、素材設定手段43により、テンプレートの背景や演出素材、合成されるテキスト、画像、動画、音楽などの素材情報を設定し、テンプレート作成手段51を用いて、これらを組み合わせたテンプレート情報が登録される。
次いで、コンテンツ作成手段52を用いて、共通のテンプレート情報nで、入力情報に応じて作成された複数バリエーションの動画を、コンテンツ情報として登録する(ステップS12)。そして、ステップS12において登録されたコンテンツ情報ごとに、動画の作成に使用する素材情報を登録する(ステップS13)。なお、本実施形態では、入力情報(図4(a)中における業種名)に応じて素材情報を変更し、バリエーションのある動画を提供するためにコンテンツ情報を登録してよいが、本発明において必ずしもコンテンツ情報が登録される必要はない。
すべての入力情報及びインタラクティブ選択情報の組み合わせに対応したコンテンツ情報が登録されたならば(ステップS4でYES(Y))、処理を終了する。すべてのインタラクティブ選択情報に対応したコンテンツ情報が登録されていなければ(ステップS4でNO(N))、ステップS5に進み、次のインタラクティブ選択情報(n+1)に対応したコンテンツ情報の登録を行う。
次いで、図6、図7を用いて、ユーザ(視聴者)が動画を視聴する際の処理について説明する。図6は、入力情報及びインタラクティブ選択情報に基づいて出力される動画を画面表示例及び、インタラクティブ選択情報によって出力される動画を変化させた際の画面表示を示し、図7は、視聴者からの入力情報及びインタラクティブ選択情報に基づいて、動画を出力する際の処理フローチャートを示す図である。
図6(a)は、図4(b)に示す入力フォームから視聴者によって入力された、入力情報及びインタラクティブ選択情報を用いて出力される、動画を表示した場合の画面例を示している。本例では、視聴者が最初に閲覧する動画(シーン0)を閲覧するために、入力フォームへの入力を行が行われる(ステップS22)。ここで、必ずしも視聴者が最初に閲覧するシーン0の動画は、視聴者からの要求に応じて変化する複数のバリエーションがあるものでなく、共通の動画であっても構わない。
ステップS22での入力に基づいて入力情報及びインタラクティブ選択情報が得られ、特定手段46により、出力する動画のコンテンツ情報が決定する。入力情報及びインタラクティブ選択情報は、必ずしも同時に、組み合わせて入力される必要はない。例えば、動画をシーンiからシーン(i+1)に変化させる際に入力されたインタラクティブ選択情報と、動画のシーンiを出力する際に用いられた入力情報と、を組み合わせて出力する動画を特定するように構成してもよい。
ステップS23では、ステップS22においてなされた動画のシーン0の出力要求に、入力情報nが含まれているか判別される。入力情報nが含まれている場合(ステップS23でYes)、入力情報nを記憶してステップS25に進む(ステップS24)。入力情報nが含まれていない場合(ステップS23でNo)、ステップS25に進む。ステップS25では、ステップS22によって受け付けた情報に応じて動画を出力する。ステップS24で入力情報nを記憶しておくことで、後に入力されたインタラクティブ選択情報と組み合わせて動画を出力することができる。
図6(a)は、図4(b)に示す入力フォームに対して視聴者により入力された、入力情報及びインタラクティブ選択情報に基づいて、シーン0の動画を表示した際の画面例である。画面には、動画に加えて、新たなインタラクティブ選択情報を受け付けるためのインタラクティブ入力部Iと、統計情報を表示した統計表示部STと、が設けられている。
統計表示部STは、例えば図示例のような動画に対するアンケート結果や、動画へのアクセス状況、インタラクティブ入力部Iのこれまでの選択状況等を集計して、動画と共に表示している。この統計表示部STは、動画に合成され、表示されても構わない。
ステップS25で動画が出力された後、新たなインタラクティブ選択情報が入力された場合(ステップS26でYes)、次のシーンnについて動画を出力する。図6(b)は、図6(a)の画面において、インタラクティブ入力部I(図中における「見積もり」欄の「希望する」)が選択された際に、動画の内容を、保険プランに関するもの(シーン0)から見積もりに関する内容(シーン1)に変化させた際の画面表示例である。
動画の視聴者は、動画の表示に際して現れたインタラクティブ入力部Iを更に選択することで、表示された動画を変化させたシーンを閲覧することが可能である。図示例では、シーン1の動画は、シーン0の動画から情報表示領域Bのみが変化しているが、動画の全体が変化するように構成しても構わない。
ここで、動画の変化に合わせて、既に選択された項目を選択不能にしたり、項目を変更したりなど、インタラクティブ入力部Iを変化するように構成してもよい。動画を、シーン1に続くシーン2に変化させたりしてもよい。
例えば、過去に選択されたインタラクティブ選択情報を記録しておき、過去に選択されたインタラクティブ選択情報を用いて、出力する次のシーンを決定するように構成してもよい。このように構成することで、より柔軟にユーザの要求に沿った動画を提供することができる。
<実施形態2>
次いで、図8〜10を用いて、本発明の実施形態2に関る動画作成システムについて説明する。なお、実施形態1と同様の構成については、同様の符号を付してその説明を省略する。本実施形態では、インタラクティブ選択情報を用いて入力情報を特定し、第1のユーザが作成した動画に対して、別のユーザが作成した続きの動画を繋げ、全体として動画を変化させる場合の例について説明する。
図8(a)は記憶部2に記憶された素材テーブルの一例を示し、図8(b)は記憶部2に記憶されたテンプレート情報の一例を示し、図8(c)はユーザに投稿され、記憶部2に記憶されたコンテンツ情報の一例を示し、図8(d)はユーザからの入力情報の入力を受け付けるための入力フォームの一例を示し、図8(e)は登録された動画のテンプレート情報を表示した際の画面表示例を示す図である。
図8(a)、図8(b)、図8(c)に示すように、本実施形態における記憶部2は、予め登録されたテンプレート情報と、テンプレートに合成する素材情報を決定するための素材テーブルと、ユーザによって投稿されたコンテンツ情報と、を備えている。ユーザは、前記テンプレート情報及び素材テーブルを用いて、容易に動画を作成することができる。
図8(a)に示すように、本実施形態における素材テーブルには、素材情報を決定するためのキーワードと、素材情報(広告素材情報)、広告リンク情報、が紐付けて記憶されている。図示例の素材テーブルには、動画に合成する画像情報及びリンク情報が記憶されているが、画像以外の素材であっても構わない。
本実施形態におけるテンプレート情報には、予め複数種類のアバター、音声種別(機械音声の声色)、背景画像、などが登録されている。図8(d)に示すような入力フォーム(情報入力部A)から入力された入力情報及び、予め登録されたテンプレート情報を組み合わせることによって、コンテンツ情報として動画が登録される。ユーザは入力情報を入力することで、使用する素材やアバター等を選択することができる。
また、ユーザは、動画のスライド数を変化させたり、インタラクティブ選択情報を任意に設定可能に構成されている。これらは、本実施形態のようにユーザによって決定可能に構成されていても構わないし、テンプレートをあらかじめ準備した管理者側によって設定されていたり、ユーザが保存した条件に基づいて自動で設定されるように構成してもよい。
アバター設定手段42は、アバター選択情報(入力情報)に基づいて、動画に合成するアバターを設定し、音声設定手段41は入力されたテキスト情報(入力情報)に基づいて、音声選択情報で選択された音声種類の機械音声を作成し、素材設定手段43は入力された背景選択情報(入力情報)、スライド数選択情報(入力情報)に基づいて、動画の背景、スライド数を設定し、インタラクティブ設定手段44は入力されたインタラクティブ設定情報(入力情報)に基づいて、動画に表示するインタラクティブ入力部Iを設定する。
更に、素材選択手段54は、前記テキスト情報を分節などで分解してキーワードを導出し、導出したキーワードに基づいて、素材テーブルから動画に合成する素材情報やリンク情報を決定する。リンク情報とは、例えば特定のウェブサイトへ移動するためのリンクや、動画の特定のシーンや再生場所、動画を表示するウェブページの特定の個所等に移動するためのリンクである。素材情報は、企業などから提供された広告素材情報であってもよく、広告素材情報と併せて、広告リンクを動画に合成するようにしてもよい。広告リンクとは、例えば広告商品が購入可能なウェブページへのリンクなどである。
図8(e)は、動画のテンプレート情報の一例を示す図である。情報表示領域B1には、情報入力部Aに入力されたテキスト情報が表示され、情報表示領域B3には、素材選択手段54によって選択された素材情報が合成される。また、インタラクティブ設定手段44によって設定されたインタラクティブ入力部がIに合成され、素材選択手段54によってリンク情報が選択された場合には、Lにリンク表示部が合成される。
図9、図10を用いて、複数のユーザが連続する動画を作成し、視聴者が登録された動画を変化させながら視聴する場合の処理について説明する。図9(a)は、ユーザによって作成された動画のシーン0、A、Bの繋がりを示す概念図である。図9(b)は、動画のシーン0で表示されたインタラクティブ入力部Iへの入力に応じて、続けて表示する動画の登録又は、動画のシーンを変化させる際の処理フローチャートであり、図9(c)は、動画のシーンを登録する際の処理フローチャートである。
図10は、動画のシーンの画面表示例及び、シーンを登録する際の入力フォームの画面表示例である。図10(a)はシーン0のスライド1及びスライド2の画面表示例であり、図10(b)はシーン0のスライド3の画面表示例及び、シーン0のスライド3を登録する際の入力フォームの画面表示例である。図10(c)はシーン0でインタラクティブ選択情報としてB(図10(b)中における「反対」)を選択した際に表示されるシーンBの画面表示例及び、シーンBを登録する際の入力フォームの画面表示例である。
ユーザU0によって、動画のシーン0が登録される(ステップS31)。シーンの登録では、まず、図8(d)に示すような入力フォームの情報入力部Aに入力された入力情報を受け付ける(ステップS42)。この入力情報に基づいて、アバター設定手段42によって動画に合成するアバターが決定し、素材設定手段43によって背景、シーンのスライド数などが決定し、音声設定手段41によって同期される機械音声が作成される。また、素材選択手段54は、入力情報(図示例では、入力されたテキスト情報)に基づいて、素材テーブルから動画に合成する素材を選択する(ステップS43)。
ステップS44では、背景や合成するテキスト、画像等の素材設定の有無が判定され、素材設定がある場合(ステップS44でYes)には素材を設定する(ステップS45)。ステップS46では、合成音声設定の有無が判定され、合成音声設定がある場合(ステップS46でYes)には合成音声を設定する(ステップS47)。ステップS48では、アバター設定の有無が判定され、アバター設定がある場合(ステップS48でYes)にはアバターを設定する(ステップS49)。
ステップS50では、インタラクティブ入力部Iの設定の有無が判定され、設定がある場合(ステップS50でYes)にはインタラクティブ入力部Iを設定する(ステップS51)。インタラクティブ入力部Iの設定は、例えば図10(b)に示すような入力フォームの情報入力部Aを用いて行われる。ステップS44〜51で設定された情報は、コンテンツ作成手段52によって、図8(c)に示すようなコンテンツ情報として登録される(ステップS52)。
動画作成手段53によって、登録されたコンテンツ情報及びテンプレート情報に基づく動画のシーン0が出力される(ステップS32)。図10(b)に現れるように、動画のシーン0のスライド3には、インタラクティブ入力部Iが表示されており、視聴者からのインタラクティブ選択情報を受け付ける(ステップS33)。インタラクティブ選択情報が入力され、このインタラクティブ選択に応じたシーンA/Bが登録されていない場合(ステップS34でNo)、シーン0の視聴者により、動画のシーンA/Bが登録される(ステップS35)。
なお、インタラクティブ選択情報としてA(図10(b)中における「賛成」)を選択した際に表示されるシーンが、シーンAとして登録され、インタラクティブ選択情報としてB(図10(b)中における「反対」)を選択した際に表示されるシーンが、シーンBとして登録される。
シーンA/Bの登録では、まず、インタラクティブ入力部I(図10(b)中における「賛成」又は「反対」)から、インタラクティブ選択情報を受け付ける(ステップS41)。このインタラクティブ選択情報と、図10(c)に現れるような情報入力部AからステップS42で受け取った入力情報と、が紐づけられてシーンA/Bのコンテンツ情報として登録される。以降、シーン0を登録した際と同様の処理(ステップS42〜S51)を行い、コンテンツ作成手段52によって、図8(c)に示すようなコンテンツ情報として動画のシーンが登録される(ステップS52)。
本実施形態では、シーン0に続くシーンA/Bのテンプレート情報は、図10(c)に表れるように予め決定されている。ユーザUA及びUBは、この入力フォームの情報入力部Aに入力情報を入力し、シーンA/Bのコンテンツ情報を登録する。
ステップS32におけるシーン0の視聴者から、インタラクティブ選択情報を受け付け(ステップS33)、動画シーンA/Bのコンテンツ情報が登録されていた場合(ステップS34でYes)、動画作成手段53は、ステップS33で受け付けたインタラクティブ選択情報に基づいて、動画のシーン0を変化させて、シーンA又はシーンBを出力する(ステップS36)。
なお、本実施形態では、シーン0に続くシーンA/Bは、シーン0のスライド3のようにインタラクティブ入力部Iを有していないが、変化後のシーンでインタラクティブ入力部Iを表示し、視聴者によって入力されたインタラクティブ選択情報に基づいて、さらに枝分かれして続きのシーンの登録、視聴が可能であっても構わない。
また、例えば、ステップS34で続きのシーンA/Bが既に登録されていても、同じインタラクティブ選択情報に基づいてシーンを登録可能であってもよい。同様のインタラクティブ選択情報に基づく複数のシーンが登録されている場合、例えば、シーン0の出力後、登録された複数のシーンAの中から、好適なものを選択可能に表示したり、同様のインタラクティブ選択情報に基づく複数のシーンを連続で表示したりしてもよい。
<実施形態3>
次いで、図11〜13を用いて、本発明の実施形態3に関る動画作成システムについて説明する。なお、実施形態1、2と同様の構成については、同様の符号を付してその説明を省略する。本実施形態では、過去に入力されたインタラクティブ選択情報や、出力した動画の属性情報に基づき、続きの動画を決定したり、動画を広告動画に変化させる場合の例について説明する。
広告動画作成手段55は、受付手段45で選択されたインタラクティブ選択情報を記憶部2に記憶しておき、記憶したインタラクティブ選択情報に基づいて、動画に使用する広告素材情報又は広告リンク情報を特定する。そして、予め登録された広告用のテンプレート情報と、広告素材情報又は広告リンク情報の少なくとも一方と、を用いて、広告動画を作成する。
これらの広告素材情報又は広告リンク情報は、実施形態2の図8(a)のように、記憶部2の素材テーブルに記憶されていてもよいし、外部端末Eに記憶された素材データであってもよいし、実施形態2の図8(c)のように、予めコンテンツ情報として登録されたものであってもよい。また、外部端末Eから、表示や機械音声を作成する為のテキスト情報、音声情報、などの入力情報を受け取り、広告用のテンプレート情報と併せて広告動画を作成してもよい。
動画には属性情報が紐づけられている。この属性情報は、動画の投稿を行った投稿者によって決められてもよいし、視聴者によって決められてもよい。また、動画を作成(投稿)する際に用いられたテキスト情報や画像情報等の素材情報に基づいて、システム側で自動的に決定されてもよいし、これらを組み合わせることで、決定されても構わない。決定した属性情報は、動画のコンテンツ情報等、動画に紐づけられる。この属性情報は、視聴者側から確認可能であってもよいし、見えないように内部的に記憶されていてもよい。
対象決定手段56は、これまで前記受付手段で受け取ったインタラクティブ選択情報又は、これまで出力した動画の属性情報の少なくとも一部を用いて、続きとして出力対象の動画を決定する。これにより、視聴者が動画を変化させて視聴した際に得られる属性情報やインタラクティブ選択情報を用いて、視聴者が興味があるであろう動画を特定することが可能である。これにより、視聴者の求める動画を、より精度を高めて提供することができる。
例えば、表示中の動画から次の動画へ移動するためにユーザにより選択されたインタラクティブ選択情報と、これまで選択され、記憶されたインタラクティブ選択情報と、を組み合わせて、次の動画を決定する。次の動画は、動画のタイトルや、動画のテキスト情報、動画に設定された属性情報等に対して、これらインタラクティブ選択情報に基づいて検索され、決定される。
また、表示中の動画から次の動画へ移動するためにユーザにより選択されたインタラクティブ選択情報と、表示中の動画に設定された属性情報と、を組み合わせて次の動画を検索し、決定するようにしてもよい。これまでの動画の視聴で記録されたインタラクティブ選択又は属性情報の少なくとも一方と、現在視聴中の動画の属性情報と、を組み合わせて、記憶している動画を自動的に検索して次に出力する動画を決定し、自動的に出力するように構成しても構わない。
図11は、視聴者から入力されたインタラクティブ選択情報に基づいて、動画を変化させ、更に広告動画を出力する際の処理フローチャートを示している。図12は、視聴者から入力されたインタラクティブ選択情報に基づいて出力される動画の画面表示例及び、動画を、広告動画作成手段55によって出力される広告動画に変化させた際の画面表示を示す図である。
本例では、実施形態2と同様、動画のシーンnに関するコンテンツ情報が、予め投稿者によって登録されている。まず、動画のシーンnが出力され、視聴者に視聴される(ステップS62)。図12(a)は、動画のシーンnのスライド1及びスライド2を表示した際の画面表示例を示している。本実施形態における動画は、表示された動画の下部にインタラクティブ入力部Iを有している。
本実施形態におけるインタラクティブ入力部Iは、シーンnのコンテンツ情報を登録する際に入力された入力情報(テキスト情報)を、キーワードに分解し、インタラクティブ選択情報として抽出したものである。インタラクティブ入力部Iは、必ずしも動画と併せて選択可能に表示される必要はない。例えば、動画の視聴者によって入力された任意のキーワードを、インタラクティブ選択情報として受け付けたり、視聴者からマイクを介して入力された音声を解析してテキスト化し、インタラクティブ選択情報として受け付けるようにしても構わない。
動画の視聴者は、表示されたインタラクティブ入力部Iから所望の項目を選択することで、表示される動画のシーンnを、別のコンテンツ情報によるシーン(n+1)に変化させることができる。
視聴者は、インタラクティブ入力部Iを選択してインタラクティブ選択情報を入力することで、別のシーンを閲覧することができる(ステップS64)。視聴者により入力されたインタラクティブ選択情報は、視聴者を識別するための識別情報と関連付けて記憶部2に記憶される。ステップS64で入力されたインタラクティブ選択情報に基づいて、入力情報(コンテンツ情報)が特定され、特定されたシーン(n+1)が出力される(ステップS62)。
図12(a)でシーン1のインタラクティブ入力部I(図12中における「おすすめ」)が選択されると、シーン2の動画が出力される。シーン2の動画は、属性情報として「ハワイ」「観光」「旅行」「おすすめ」を有している。シーン1のインタラクティブ入力部Iが選択されると、シーン1で選択されたインタラクティブ選択情報(スポット)と、シーン1の動画の属性情報(ハワイ,観光)と、を組み合わせて動画が検索され、検索ワードに適した属性情報を有する動画(シーン2)が、次のシーンとして決定される。
本実施形態では、動画の視聴者によるインタラクティブ入力部Iの選択入力に伴って、次に出力する動画を検索して決定しているが、これまでの動画の視聴で記録されたインタラクティブ選択又は属性情報の少なくとも一方と、現在視聴中の動画の属性情報と、を組み合わせて、記憶している動画を自動的に検索して次に出力する動画を決定してもよい。その場合、決定した動画を、視聴中の動画の終了後などに、自動的に出力するように構成しても構わない。
同様に、インタラクティブ入力部Iを選択していくことで、対象決定手段56により続きの動画が決定され、表示される。インタラクティブ入力部I(図12中における「マノアの滝」)が選択されると、それに対応した属性情報を有する図12(b)に示す次のシーン3が表示される。ステップS62〜66を繰り返すことで、表示された動画のシーンが変化し、視聴者は、自身の興味のあるシーンを連続して閲覧することができる。
ステップS63では、広告動画の出力条件が達成されたかが判定される。出力条件とは、例えば視聴者によってインタラクティブ入力部Iが所定回数選択され、所定回数シーンが変化した場合や、インタラクティブ入力部Iの項目が、予め決められた所定の順序で選択された場合、インタラクティブ入力部Iの所定の項目が選択された場合、等である。動画のシーンを広告動画のシーンに変化させるタイミングは、それまで閲覧していた動画のシーンが最後まで再生された際や、所定のインタラクティブ選択情報が選択された後、などである。
広告動画の出力条件が達成された場合(ステップS63でYes)、これまでステップS65で記憶していたインタラクティブ選択情報0〜nの少なくとも一部を用いて、シーンAd(広告動画、シーン5)が出力される(ステップS67)。記憶されたインタラクティブ選択情報0〜nとは別に、シーンを変化させる際に選択されたインタラクティブ選択情報を用いて、広告素材情報及び広告リンク情報を導出するようにしてもよい。
図示例では、図12(b)に示すシーン(n+1)のスライド2でインタラクティブ入力部I(図12中における「歴史」)が選択されると、シーンAd(シーン5)が出力される。図12(c)は、シーンAd(シーン5)の画面表示例を示す図である。
シーンnで選択されたインタラクティブ選択情報(図12(a)中における「マノアの滝」)及び、シーン(n+1)で選択されたインタラクティブ選択情報(図12(b)中における「歴史」)に基づいて、広告素材情報及び広告リンク情報が導出される。広告動画作成手段55は、この広告素材情報及び広告リンク情報と、広告用のテンプレート情報と、を用いて広告動画を作成する。
広告動画には、広告素材情報(商品画像)と、商品購入ページへのリンク表示部Lと、が表示されている。なお、図示例では、広告用のテンプレート情報は、アバター、背景等の素材情報が直前のシーン(n+1)と同様になるよう構成されているが、広告動画用の素材情報が、広告用のテンプレート情報に設定されていても構わない。また、必ずしもアバターが表示される必要はない。
次いで、図13を用いて、料理レシピの動画の提供を行い、過去に入力されたインタラクティブ選択情報や、出力した動画の属性情報に基づき、続きの動画を決定する例について説明する。
図13は、ユーザに出力される動画(シーン1〜3)と、シーン1のスライド1〜4と、の繋がりを示す図である。動画には、説明用のテキスト、画像、インタラクティブ選択情報が表示され、また所定のタイミングで説明用の音声が再生される。シーン1の動画には、1〜Nまでのスライドが登録されており、説明用の音声が終了したタイミング等、所定の間隔で次のスライドに切り替わるよう構成されている。
シーン1のレシピ動画は、ユーザが入力情報を入力することで投稿される。ユーザは、動画のタイトルとなるレシピの名称や、レシピの属性情報、スライドごとに放音される音声入力情報、使用する材料の情報、料理の手順を表すステップごとの画像やテキスト等を入力して、レシピ動画を投稿する。投稿されたレシピの入力情報は記憶部2に記憶され、この入力情報をレシピ動画用のテンプレート情報と併せることで、レシピ動画が出力される。
シーン1の動画には、属性情報として、「レシピ名称(図示例では、チキンのトマト煮)」、「レシピ」、「主菜」等のキーワードが、属性情報として関連付けられている。例えば、「レシピ名称」の属性情報は、動画のタイトルや動画に表示されるテキストなどの入力情報に基づいて設定され、「主菜」等の属性情報は、ユーザがレシピ動画の投稿を行う際に、入力した入力情報(レシピの属性情報)により設定される。
ユーザは、ユーザ端末3の有するウェブブラウザ機能を用いて動画出力サービスにアクセスする。そこで、キーボードやマイクを介して、料理を特定する為のキーワードを入力することで、レシピが検索され、シーン1の動画が出力される。
シーン1の動画には、「カロリー」、「材料購入」、「もう一品」等、インタラクティブ選択情報が設定され、画面上に表示されている。このインタラクティブ選択情報は、レシピ動画のテンプレート情報に予め設定されているものであり、レシピ動画の投稿を行ったユーザが設定することなく表示される。
シーン1のレシピ動画は、所定の間隔で次のスライドに切り替わってゆく。シーン1のレシピ動画をユーザが視聴している際に、インタラクティブ選択情報(図示例では、カロリー)が入力されると、シーン1のレシピ動画から、シーン2のカロリー説明動画に変化する。本実施形態では、動画の視聴者が、ユーザ端末3に備えられたマイク(入力装置)に向かって、インタラクティブ選択情報を特定する為のキーワード(図示例では、カロリー)を音声入力することで、シーン2の動画が選択される。マウスやキーボードといった入力装置を用いて、表示されたインタラクティブ入力部Iを選択し、動画を変化させるように構成しても構わない。
図示例では、スライド3からシーン2に移動する例を示しているが、どのシーンから移動するように構成しても構わない。動画が変化した際の元のシーン又はスライド等を記憶しておき、変化後の動画が終了した際には、変化前のシーン又はスライド等に戻るように構成してもよい。
本実施形態におけるシーン2のカロリー説明動画は、カロリー説明用のテンプレート情報及び、ユーザにより入力された入力情報に基づいて予め投稿されていたカロリー説明動画を、対象決定手段56が、レシピ動画の属性情報やインタラクティブ選択情報(「カロリー」)を用いて検索することで出力される。
別の方法では、例えば、レシピ動画の入力情報(使用する材料の情報)と、食材とカロリーを紐づけたカロリー計算用のデータを用いてカロリー計算を行い、カロリー説明用のテンプレート情報を用いて、カロリー説明用動画を出力するように構成してもよい。また、レシピ動画の入力情報(使用する材料の情報)と、食材とカロリーを紐づけたカロリー計算用のデータを用いてカロリー計算を行い、予めカロリー説明動画のコンテンツ情報として記憶しておき、対象決定手段56が、出力されたレシピ動画の属性情報やインタラクティブ選択情報を用いて、カロリー説明動画のコンテンツ情報の中から目的のレシピに対応した動画を検索することで、出力されてもよい。
また、シーン1のレシピ動画をユーザが視聴している際に、インタラクティブ選択情報(図示例では、材料購入)が選択されると、シーン1のレシピ動画から、シーン3の広告動画に変化する。
本実施形態では、動画の視聴者が、ユーザ端末3に備えられたマイク(入力装置)に向かって、インタラクティブ選択情報を特定する為のキーワード(図示例では、カロリー)を音声入力することで、シーン2の動画が選択される。マウスやキーボードといった入力装置を用いて、表示されたインタラクティブ入力部Iを選択し、動画を変化させるように構成しても構わない。図示例では、スライド3からシーン3に移動する例を示しているが、どのシーンから移動するように構成しても構わない。
本実施形態におけるシーンCの広告動画は、広告動画用のテンプレート情報及びユーザにより入力された入力情報に基づいて予め投稿されていた広告動画を、対象決定手段56が、レシピ動画の属性情報やインタラクティブ選択情報を用いて検索することで出力される。
別の方法では、例えば、レシピ動画の入力情報(使用する材料の情報)と、広告動画用のテンプレート情報を用いて、動画を自動生成し、広告動画を出力するように構成してもよい。また、レシピ動画の入力情報(使用する材料の情報)に基づいて、予め広告動画のコンテンツ情報を自動生成して記憶しておき、対象決定手段56が、出力されたレシピ動画の属性情報やインタラクティブ選択情報を用いて、広告動画のコンテンツ情報の中から目的のレシピに対応した動画を検索することで、出力されてもよい。
<実施形態4>
次いで、図14、図15を用いて、本発明の実施形態4に関る動画作成システムについて説明する。なお、実施形態1〜3と同様の構成については、同様の符号を付してその説明を省略する。本実施形態では、動画の生成又は変化要求を行う為にユーザによって入力されたインタラクティブ選択情報に基づき、テンプレート情報を決定したり、入力情報を決定(生成)し、動画を生成する例について説明する。
受付手段45は、外部端末Eより、動画を生成又は変化させる為のインタラクティブ選択情報を受け付ける。外部端末Eは、例えば特定のウェブページの入力フォームから入力された情報やSNS等のウェブサービスで投稿された情報を、インタラクティブ選択情報として動画作成サーバ1に出力するサーバ装置である。
図14を用いて、ウェブページの入力フォームよりインタラクティブ選択情報を受け取り、動画を生成する場合について説明する。図14に示す例では、インタラクティブ選択情報は入力フォームへの入力を行ったユーザが選択し、決定する。図14(a)は、ウェブページの入力フォームの一例を示す図である。本実施形態では、ユーザからの質問を受け付け、質問に関する動画を生成して、視聴者からの回答を受け付ける為のウェブページを例示する。
質問の投稿者であるユーザは、図14(a)に示す入力フォームを介して、質問の投稿を行う。入力フォームには、投稿者名(図14(a)における「お名前」)、質問のタイトル(図14(a)における「お題」)、質問のカテゴリ(図14(a)における「カテゴリ」)、質問内容(図14(a)における「質問内容」)、を入力する領域が設けられている。カテゴリとして入力されたインタラクティブ選択情報を用いて、動画のテンプレートが決定される。ここで、投稿者名、質問のタイトル、質問内容、等は入力情報として利用され、予め登録されたテンプレート情報の情報表示領域Bの所定位置に表示される。図14(b)(シーン1)は、図14(a)の入力フォームを介して入力されたインタラクティブ選択情報に基づいて作成した動画の一例である。
図14(c)(シーン2)は、インタラクティブ入力部Iを介して動画の視聴者よりインタラクティブ選択情報を受けるシーンの一例である。ここでユーザから入力された回答は集計され、図14(d)(シーン3)に示すように、統計表示部STとして表示される。
次いで、図15を用いて、SNS等外部のサービスやウェブページ、ブログ等で投稿された内容をインタラクティブ選択情報として受け取り、動画を生成する場合について説明する。図15に示す例では、インタラクティブ選択情報は、投稿された内容に基づいて自動的に決定される。図15(a)は、あるSNSのユーザ(以下、SNSユーザとする)が投稿した内容の一例を示す図である。
SNSユーザは、図15(a)に示すような投稿を行う。SNSユーザの行った投稿内容は、インタラクティブ選択情報として記憶部2や外部端末Eに記憶される。投稿された情報は、例えば、当該SNSサービスに関連した記憶部2や外部端末Eに記憶されたり、当該SNSサービスで投稿された内容を自動的に収集する記憶部2や外部端末Eに記憶される。
インタラクティブ選択情報として記憶された投稿内容に含まれるテキスト情報や画像、動画、URL等は、素材入力情報(入力情報)として動画の生成に利用される。また、投稿内容に関連するインタラクティブ選択情報は、これらの情報に加え、投稿者名、投稿者の年齢や性別等のユーザ情報、投稿日時、投稿された内容を参照する為のURLなどを有していてもよい。
本実施形態における入力部4は、インタラクティブ選択情報に含まれるテキスト情報や画像、動画、投稿が行われたSNSの種類、SNSにおけるユーザの属性等に基づいて、動画の生成に使用する音声情報やアバター設定情報、素材情報等を生成したり、予め登録された中から選択する。また、インタラクティブ選択情報に含まれるテキスト情報や画像、動画、投稿が行われたSNSの種類、SNSにおけるユーザの属性等に基づいて、動画を生成する為のテンプレート情報を決定する。ここで、外部端末EはSNSサービスに関連するサーバ装置に限らず、例えば、ECサイトや会員制サービスに関する物でもよい。また、利用されるユーザの属性等は、ECサイトや会員制サービスに記録されたユーザ情報、企業内の社員のユーザ情報等、限定されない。
図15(b)は、図15(a)に示すような投稿内容(インタラクティブ選択情報)に基づいて生成した動画の一例である。図15(b)の例では、入力部4は、テキスト情報をテキスト解析し、そこに含まれるキーワード(図15(a)における「クイズ」)に基づいて、予め記憶部2に記憶されたテンプレート情報を選択する。また、テキスト情報を用いて情報表示領域Bに表示する素材情報(図15(a)におけるクイズの内容)を生成する。
図15(c)は、画像を含んだ投稿内容の一例である。図15(d)は、図15(c)に示すような投稿内容(インタラクティブ選択情報)に基づいて生成した動画の一例である。入力部4は、インタラクティブ選択情報として受け取ったSNSユーザの属性を解析し、予め記憶部2に記憶されたテンプレート情報を選択する。また、投稿された画像を解析して写真や画像に描かれた人物の表情や場所、物の名称等を特定し、音声入力情報や素材情報(例えば、動画に表示させるテキスト情報)を選択したり、生成する。
例えば、特定のウェブページのURLを入力フォームから入力したり受取ったり、投稿されたデータそのものを受け取り、インタラクティブ選択情報として利用して動画を生成しても構わない。その際、例えばURLから得られるドメイン名やリンク先のHTMLソース等を取得することで得られるリンク先のテキスト情報や画像等に基づいて、動画のテンプレートが決定される。リンク先に掲載されたテキスト情報や画像、動画等に基づいて、動画の生成に利用される入力情報(音声選択情報、素材情報、等)が選択されたり、決定される。動画のテンプレート情報には、予め、リンク先に掲載されたどの情報を、動画中のどの位置に表示するかが紐づけて登録されていてもよい。
また、投稿されたデータやURLを用いて動画を生成する場合、動画の生成に利用される情報は単一ページ内の情報に限らない。例えば、ニュースサイトやブログのトップページ、SNSのユーザページ等のURLや投稿データのファイル名、投稿日、等を入力し、所定の件数の記事・投稿についての情報を取得して、1の動画を生成するように構成することもできる。複数のページに係る投稿データやURL等に基づいて、連続する動画を生成するように構成してもよい。
また、特定のデータ(例えば見積書のデータファイルや画像)を入力フォームから受取り、インタラクティブ選択情報として利用して動画を生成しても構わない。その際、例えばデータファイルに含まれるテキスト情報等がテキスト解析されて、動画のテンプレートが決定される。また、データファイルに含まれるテキスト情報や画像、動画等に基づいて、動画の生成に利用される入力情報(音声選択情報、素材情報、等)が選択されたり、決定される。
<実施形態5>
次いで、図16、図17を用いて、本発明の実施形態5に関る動画作成システムについて説明する。なお、実施形態1〜4と同様の構成については、同様の符号を付してその説明を省略する。本実施形態では、複数人で1つの動画コンテンツを作成する別の例について説明する。
受付手段45は、ユーザ端末3や外部端末Eより、動画を生成又は変化させる為のインタラクティブ選択情報を受け付ける。例えばユーザ端末3のアプリケーションや、特定のウェブページの入力フォームから入力された情報やウェブサイトやウェブサービスで投稿された情報が、インタラクティブ選択情報として動画作成サーバ1に出力される。
図16に示す例では、インタラクティブ選択情報に含まれるテキスト情報に基づいて、テンプレート情報が決定する。図14(a)は、インタラクティブ選択情報の入力フォームの一例を示す図である。本実施形態では、複数のユーザからのテキスト情報及び画像情報を受け付け、複数のユーザが共同して動画を生成する場合を例示する。
第1のユーザは、図16(a)に示す入力フォームを介して、動画の生成を行う。入力フォームには、動画名や動画に関するコメント(図16(a)における「コメント」)等のテキスト情報、画像(図16(a)における「画像投稿」)を入力する領域が設けられている。本例では、動画名として入力されたインタラクティブ選択情報を用いて、動画のテンプレートが決定される。ここで入力した動画名、コメント、画像は、入力情報として利用され、予め登録されたテンプレート情報の情報表示領域Bの所定位置に表示される。
図16(b)(シーン1)は、図16(a)の入力フォームを介して入力されたインタラクティブ選択情報に基づいて作成した動画の一例である。インタラクティブ選択情報として入力されたテキスト情報(例えば動画に関するコメント)は、音声入力情報(入力情報)としてアバターの音声情報の生成に利用される。図16(b)(シーン1)に示す動画が表示された後、図16(c)に示すような、入力情報を入力する為の情報入力部Aが表示される。
この情報入力部Aにテキスト情報(図16(c)における「コメントを記入」)や画像(図16(c)における「写真を投稿」)を入力して投稿することで、第1のユーザや第1のユーザ以外のユーザが、図16(b)(シーン1)の画面に続く動画を作成することができる。図16(d)は、情報入力部Aを介して入力された入力情報に基づいて生成された続きの動画の一例を示す。
なお、ここで、画像を画像解析したり、画像と紐づけられたテキスト情報や画像の撮影時刻、画像のファイル名等の情報を用いて、動画に投稿される画像のグルーピングを行い、シーンの順番を適切に入れ替えるようにしてもよい。また、登録済みのシーンに対して、他のユーザが動画に表示する素材情報や、音声入力情報を登録できるようにしてもよい。また、入力されたテキスト情報や画像情報等を用いてその対象(例えばレストランや人気のおすすめ製品、等)投稿内容をグルーピングし、更にその投稿数を集計して、投稿数に応じてランキング(統計表示部ST)を表示等するテンプレート情報が含まれていても構わない。
また、別の例では、図16(e)に示すように、動画内にインタラクティブ入力部Iを設け、単独又は複数のユーザが入力したインタラクティブ選択情報並びに入力情報を用いて、あるシーンから枝分かれするように動画のシーンを繋げてもよい。動画を視聴しているユーザが図16(e)のインタラクティブ入力部Iを選択すると、図16(c)に示すような情報入力部Aが表示され、動画に新たなシーンを追加することができる。
あるシーンに続く複数のシーンが追加された場合、図16(f)に示すような動画を変化させるためのインタラクティブ入力部Iが表示され、視聴を行うユーザが続きの動画を選択しながら動画を閲覧することができる。
図17は、複数のユーザによって投稿された動画の繋がりの一例を示す概念図である。図17(a)は、1の動画を起点として、1以上の動画を枝分かれさせ繋げた場合の概念図である。ユーザは、生成された動画M00を視聴し、動画M00に表示されたインタラクティブ入力部Iを介して、続きの動画(図示例におけるM10、M20)を追加することができる。また、追加された動画の更に続きの動画(図示例におけるM11、M21〜23)や、図示例では現れていない動画M00、M10、M11、M20〜M23を起点とする動画を追加することができる。
図17(b)は、1の動画を起点として、追加された動画を直列に繋げた場合の概念図である。例えば、ユーザAが写真(pic1-0、pic2-0、pic3-0)を素材情報とする動画m10、動画m20、動画m30を生成し、ユーザBが動画m10と動画m20の間に、動画m10を起点として写真(pic1-1、pic1-2)を素材情報とする動画m11及び動画m12を追加することができる。また、ユーザA,B及び他のユーザは、生成済みの動画のうち、所望の動画を起点として続きの動画を登録することができる。なお、図17(a)及び図17(b)の例では各動画のテンプレート情報、アバター情報は同一であるが、投稿を行ったユーザ毎や投稿された動画毎等で、異なるテンプレート情報、素材情報(又はアバター選択情報等の入力情報)を用いて動画を生成しても構わない。
本発明によれば、ユーザにより入力された入力情報及びインタラクティブ選択情報に基づいて、ユーザに合わせた動画を出力することが可能となる。これにより、予め個々のユーザに合わせた動画を複数用意しておく必要が無くなり、インタラクティブ選択情報に基づいて動画の提供を、極めて容易に行うことができる。
また、特に、インタラクティブ選択情報に基づいて、表示されていた動画を、容易に変化させることが可能となる。
また、動画の情報表示領域のみを変化させることで、変化しながらも、一体となった統一感を備えた動画を提供することができる。
また、素材選択手段54により、動画の作成を行うユーザは、動画に合成する素材情報をあらかじめ準備したり、選択したりする必要が無くなり、極めて容易に動画を作成することができる。また、広告動画作成手段により、インタラクティブ選択情報に基づく、ストーリー性を備えた広告をユーザに提供することができる。
1 動画作成サーバ
101 CPU
102 メモリ
103 記憶装置
104 入力装置
105 出力装置
106 通信装置
107 オペレーティングシステム
108 動画作成プログラム
2 記憶部
3 ユーザ端末
4 入力部
41 音声設定手段
42 アバター設定手段
43 素材設定手段
44 インタラクティブ設定手段
45 受付手段
46 特定手段
5 動画作成部
51 テンプレート作成手段
52 コンテンツ作成手段
53 動画作成手段
54 素材選択手段
55 広告動画作成手段
56 対象決定手段
6 出力部
A 情報入力部
I インタラクティブ入力部
L リンク表示部
B、B1〜B4 情報表示領域
C アバター表示領域
P カーソル
M00、M10、M11、M20、M21、M22、M23、m10、m11、m12、m20、m30、m31 動画

Claims (13)

  1. 動画を作成するための素材情報を決定する入力情報及び、予め登録されたテンプレート情報を用いて、動画を作成する動画作成システムであって、
    インタラクティブ選択情報の入力を受け付ける受付手段と、
    前記インタラクティブ選択情報を用いて、動画を作成するための入力情報又はテンプレート情報の少なくとも一方を決定する特定手段と、
    前記特定手段によって特定された情報を用いて動画を出力する動画作成手段と、を備えることを特徴とする動画作成システム。
  2. 複数の種類の前記入力情報又は複数の種類のテンプレート情報の少なくとも一方が記憶部に記憶されており、
    前記特定手段は、動画の生成を要求する為に入力された前記インタラクティブ選択情報に基づいて、複数の種類の中から生成する動画に使用する前記入力情報又はテンプレート情報の少なくとも一方を決定すること、を特徴とする請求項1に記載の動画作成システム。
  3. 前記受付手段は、動画の表示に際して動画の変化を要求する為のインタラクティブ選択情報の入力を受け付け、
    前記動画作成手段は、前記インタラクティブ選択情報に基づいて決定された入力情報又はテンプレート情報の少なくとも一方を用いて、表示された動画を変化させることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の動画作成システム。
  4. 前記受付手段は、1以上のインタラクティブ入力部での選択入力を、インタラクティブ選択情報として受け付けることを特徴とする請求項3に記載の動画作成システム。
  5. 前記インタラクティブ入力部は、動画を出力する際に用いられたテンプレート情報に基づいて設定されることを特徴とする請求項4に記載の動画作成システム。
  6. 前記インタラクティブ入力部は、動画を出力するための入力情報として用いられたテキスト情報に基づいて設定されることを特徴とする請求項4又は請求項5に記載の動画作成システム。
  7. 前記動画は、アバターが合成されたアバター表示領域と、情報表示領域と、を備え、
    前記動画作成手段は、前記情報表示領域を変化させることを特徴とする請求項3〜6の何れかに記載の動画作成システム。
  8. 前記動画作成手段において、変化後の動画を作成する際に用いられる入力情報又はテンプレート情報は、1段階以上変化する前の動画を作成する際に用いられた入力情報又はテンプレート情報に基づいて選択されることを特徴とする請求項3〜7の何れかに記載の動画作成システム。
  9. これまで前記受付手段で受け取ったインタラクティブ選択情報又は、これまで出力した動画の属性情報を記憶し、
    記憶した前記インタラクティブ選択情報又は前記属性情報の少なくとも一部を用いて出力対象の動画を決定する対象決定手段を有することを特徴とする請求項3〜8の何れかに記載の動画作成システム。
  10. 前記入力情報は、動画に音声を同期するための音声入力情報を有し、
    前記動画作成手段は、前記音声入力情報に基づいて選択された素材情報又はリンク情報の少なくとも一方を、動画に合成することを特徴とする請求項1〜9の何れかに記載の動画作成システム。
  11. 前記受付手段は、入力された音声入力に基づいて、インタラクティブ選択情報の入力を受け付けることを特徴とする請求項1〜10の何れかに記載の動画作成システム。
  12. 動画を作成するための素材情報を決定する入力情報及び、予め登録されたテンプレート情報を用いて、動画を作成する動画作成方法であって、
    インタラクティブ選択情報の入力を受け付ける受付手段と、
    前記インタラクティブ選択情報を用いて、動画を作成するための入力情報又はテンプレート情報の少なくとも一方を決定する特定手段と、
    前記特定手段によって特定された情報を用いて動画を出力する動画作成手段と、を備えることを特徴とする動画作成方法。
  13. 動画を作成するための素材情報を決定する入力情報及び、予め登録されたテンプレート情報を用いて、動画を作成する動画作成プログラムであって、
    コンピュータを、インタラクティブ選択情報の入力を受け付ける受付手段と、
    前記インタラクティブ選択情報を用いて、動画を作成するための入力情報又はテンプレート情報の少なくとも一方を決定する特定手段と、
    前記特定手段によって特定された情報を用いて動画を出力する動画作成手段と、として機能させることを特徴とする動画作成プログラム。
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