JP6924316B1 - 動画配信装置、動画配信方法、および、動画配信プログラム - Google Patents

動画配信装置、動画配信方法、および、動画配信プログラム Download PDF

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【課題】 生放送で動画コンテンツを配信する配信者とその視聴者との双方向のコミュニケーションを容易にし、動画コンテンツを盛り上げるサービスを提供する。【解決手段】 実施形態による動画配信装置20は、リアルタイム動画データと配信者のユーザ識別情報とを取得する第1取得部211と、視聴者端末40からの配信要求と視聴者のユーザ識別情報とを取得する第2取得部212と、ユーザ端末10、40から前記ユーザ識別情報と好みタグの候補情報とを取得する第3取得部213と、好みタグの候補情報が外部の辞書データに含まれるときに、好みタグの候補情報を好みタグとして前記ユーザ識別情報と関連付けてデータベース26に記録するユーザ情報管理部25と、配信者の前記識別情報に対応するユーザ識別情報と関連付けられた配信者の好みタグの情報を取得し、取得した好みタグの情報と、リアルタイム動画データとを用いて、配信用動画データを生成する生成部23と、を備える。【選択図】 図2

Description

本発明は、動画配信装置、動画配信方法、および、動画配信プログラムに関する。
近年、個人が容易に動画コンテンツを配信することができる環境が整いつつあり、視聴者は多くの動画コンテンツの中から見たいものを選択することが可能となっている。配信者がリアルタイム(生放送)で動画コンテンツを配信するときには、例えば視聴者がコメントを投稿することにより配信者と視聴者との間でコミュニケーションをとることができ、配信者は視聴者の反応に応じた対応が可能となり、視聴者は生放送ならではの臨場感を楽しむことも可能である。
特に配信者と視聴者とで共通の嗜好があれば、コミュニケーションが活発に行われ、動画コンテンツが盛り上がることが予想される。しかしながら、視聴者にとって、配信されている膨大な動画コンテンツの中から自身の嗜好に合ったものを見つけ出すことは時間を要する作業である。
そこで、従来、動画の内容に応じた動画属性データと視聴者端末のユーザの属性データとに基づいて、各動画のユーザに対する推奨値を算出する技術などが提案されている(例えば特許文献1参照)。
また、各動画シーンの特徴を示すコンテンツタグを抽出し、コンテンツタグに基づいて動画シーンが分類された各集合に関連するトピックタグを抽出し、ユーザの視聴操作からユーザの嗜好を示すユーザプロファイルを作成し、動画データの中から、ユーザプロファイルに適合する動画シーンを、コンテンツタグとトピックタグとに基づいて推薦する推薦情報を作成する技術が提案されている(例えば特許文献2参照)。
特開2016−134859号公報 特開2010−288024号公報
生放送で配信される動画コンテンツの場合には、視聴者が興味のある動画コンテンツを見つけることができたとしても、その動画コンテンツの配信者と嗜好が合わなければ、活発なコミュニケーションにつながらない可能性があった。
本発明は上記事情を鑑みて成されたものであって、視聴者と配信者とのコミュニケーションを活発にさせ、動画コンテンツを盛り上げるサービスを提供する動画配信装置、動画配信方法、および、動画配信プログラムを提供することを目的とする。
本発明の第1態様による動画配信装置は、配信者端末から供給されるリアルタイム動画データと配信者のユーザ識別情報とを取得する第1取得部と、視聴者端末からの配信要求と視聴者のユーザ識別情報とを取得する第2取得部と、前記配信者端末および前記視聴者端末を含み得るユーザ端末からユーザ識別情報と、趣味や好きなものにより配信者又は視聴者を分類するための好みタグの候補情報とを取得する第3取得部と、前記配信者又は前記視聴者に対して登録される前記好みタグがばらつくことを抑制するために、外部の辞書データを参照し、前記好みタグの候補情報が前記辞書データに含まれるときに、前記好みタグの候補情報を前記好みタグとして前記第3取得部で取得した前記ユーザ識別情報と関連付けてデータベースに記録するユーザ情報管理部と、前記ユーザ情報管理部を介して前記配信者のユーザ識別情報に関連付けられた前記配信者の前記好みタグの情報を取得し、取得した前記好みタグの情報と、前記リアルタイム動画データとを用いて、配信用動画データを生成する生成部と、前記配信要求に対応する前記視聴者端末に前記配信用動画データを配信する配信部と、を備える。
本発明の第2態様による動画配信装置は、前記生成部は、前記ユーザ情報管理部を介して前記視聴者のユーザ識別情報と関連付けられた前記視聴者の前記好みタグの情報を取得し、取得した前記視聴者の前記好みタグの情報と、前記配信者の前記好みタグの情報とに共通の前記好みタグがあるときに、共通の前記好みタグを付した前記視聴者が視聴を開始した旨を通知するための通知手段を含むように前記配信用動画データを生成する。
本発明の第3態様による動画配信装置は、第1又は第2態様の動画配信装置において、前記第2取得部は、前記視聴者端末の操作により選択されたコミュニケーション画像の情報を含む入力情報を更に取得可能であり、前記生成部は、表示画面上で所定の動作を行う前記コミュニケーション画像のデータを更に用いて前記配信用動画データを生成する。
本発明の第4態様による動画配信方法は、配信者端末および視聴者端末を含むユーザ端末からユーザ識別情報と、趣味や好きなものにより配信者又は視聴者を分類するための好みタグの候補情報とを取得するステップと、前記配信者又は前記視聴者に対して登録される前記好みタグがばらつくことを抑制するために、外部の辞書データを参照し、前記好みタグの候補情報が前記辞書データに含まれるときに、前記好みタグの候補情報を前記好みタグとして前記ユーザ識別情報と関連付けてデータベースに記録するステップと、前記配信者端末から供給されるリアルタイム動画データと配信者のユーザ識別情報とを取得するステップと、前記配信者のユーザ識別情報と関連付けられた配信者の前記好みタグの情報を取得し、取得した前記好みタグの情報と、前記リアルタイム動画データとを用いて、配信用動画データを生成するステップと、配信要求に対応する前記視聴者端末に前記配信用動画データを配信するステップと、を備える。
本発明の第5態様による動画配信プログラムは、コンピュータを、配信者端末および視聴者端末を含むユーザ端末からユーザ識別情報と、趣味や好きなものにより配信者又は視聴者を分類するための好みタグの候補情報とを取得する手段と、前記配信者又は前記視聴者に対して登録される前記好みタグがばらつくことを抑制するために、外部の辞書データを参照し、前記好みタグの候補情報が前記辞書データに含まれるときに、前記好みタグの候補情報を前記好みタグとして前記ユーザ識別情報と関連付けてデータベースに記録する手段と、前記配信者端末から供給されるリアルタイム動画データと配信者のユーザ識別情報とを取得する手段と、前記配信者のユーザ識別情報と関連付けられた配信者の前記好みタグの情報を取得し、取得した前記好みタグの情報と、前記リアルタイム動画データとを用いて、配信用動画データを生成する手段と、配信要求に対応する前記視聴者端末に前記配信用動画データを配信する手段と、して機能させる。
本発明によれば、視聴者と配信者とのコミュニケーションを活発にさせ、動画コンテンツを盛り上げるサービスを提供する動画配信装置、動画配信方法、および、動画配信プログラムを提供することができる。
図1は、一実施形態の動画配信装置を含む動画コンテンツ配信システムの概略的構成を示す図である。 図2は、一実施形態の動画配信装置の一構成例を概略的に示すブロック図である。 図3は、好みタグ登録時にユーザに提示されるダイアログの一例を概略的に示す図である。 図4は、好みタグ登録時にユーザに提示されるダイアログの一例を概略的に示す図である。 図5は、リアルタイムで配信されている動画コンテンツを提示するリーセントページの一例を概略的に示す図である。 図6は、配信者毎に生成されるウォッチページの一例を概略的に示す図である。 図7は、好みタグに対応するエモーション画像を表示するウィンドウの一例を概略的に示す図である。 図8は、動画コンテンツの表示画面にエモーション画像が投入された様子を例示する図である。 図9は、共通の好みタグを付したユーザの情報を提示するコミュニティページの一例を概略的に示す図である。 図10は、実施形態の動画配信装置において、ユーザの好みタグを登録する動作の一例を説明するためのフローチャートである。 図11は、実施形態の動画配信装置において、生放送の動画コンテンツを配信する動作の一例を説明するためのフローチャートである。
以下に、実施形態の動画配信装置、動画配信方法、および、動画配信プログラムについて、図面を参照して詳細に説明する。
図1は、一実施形態の動画配信装置を含む動画コンテンツ配信システムの概略的構成を示す図である。
動画配信システムは、配信者端末10と、動画配信装置20と、辞書管理装置30と、を備えている。動画配信装置20は、ネットワークを介して配信者端末10、辞書管理装置30および視聴者端末40と通信可能に接続され得る。なお、図1では、3台の視聴者端末40が図示されているが、視聴者端末40の数は図示した数に限定されるものではなく、ゼロでもあり得る。
配信者端末10は、例えばビデオカメラなどの動画ソースに接続可能なコンピュータなどの電子デバイス、例えば、テレビ受像機(インターネットテレビを含む)、PC(Personal Computer)、モバイル端末(例えば、タブレット、スマートフォン、ラップトップ、フィーチャーフォン、ポータブルゲーム機、デジタルミュージックプレイヤー、電子書籍リーダなど)、VR(Virtual Reality)端末、AR(Augmented Reality)端末などであり得るが、これらに限られない。配信者端末10は、例えば、少なくとも1つのプロセッサと、プロセッサにより実行されるプログラムが記憶された記憶部と、を備え、ソフトウエアにより又はソフトウエアとハードウエアとの組み合わせにより種々の機能を実現可能に構成されている。
視聴者端末40は、コンピュータなどの電子デバイスであって、例えば、テレビ受像機(インターネットテレビを含む)、PC(Personal Computer)、モバイル端末(例えば、タブレット、スマートフォン、ラップトップ、フィーチャーフォン、ポータブルゲーム機、デジタルミュージックプレイヤー、電子書籍リーダなど)、VR(Virtual Reality)端末、AR(Augmented Reality)端末などであり得るが、これらに限られない。
視聴者端末40は、例えば、少なくとも1つのプロセッサと、プロセッサにより実行されるプログラムが記録されたメモリと、を備え、ソフトウエアにより又はソフトウエアとハードウエアとの組み合わせにより種々の機能を実現可能に構成されている。
視聴者端末40は、動画配信装置20から動画データや音響データなどのコンテンツデータを受信し、図示しない表示手段や音響手段などにより視聴者へコンテンツを提示することが可能である。
辞書管理装置30は、例えば、少なくとも1つのプロセッサと、プロセッサにより実行されるプログラムが記録されたメモリと、辞書データを蓄積するための辞書データ記憶部と、を備えたコンピュータであって、ソフトウエアにより又はソフトウエアとハードウエアとの組み合わせにより種々の機能を実現可能に構成されている。
辞書管理装置30は、例えば、ネットワークを介して入力された言葉と、その言葉の定義や意味や出所などの解説とを関連付けて、辞書データ記憶部に記録することができる。辞書管理装置30は、辞書データ記憶部に記憶された辞書データからユーザが任意の言葉を検索するためのウェブページを生成してネットワーク上にアップロードすることができる。ユーザは、ウェブページにアクセスして所望の言葉を検索してその定義や意味や出所を知ることができ、また、定義や意味や出所について加筆および修正を行うことも可能である。
図2は、一実施形態の動画配信装置の一構成例を概略的に示すブロック図である。
動画配信装置20は、第1取得部211、第2取得部212、第3取得部213および第4取得部214を含む受信部21と、配信制御部22と、生成部23と、配信部24と、ユーザ情報管理部25と、データベース26と、を備えている。
動画配信装置20は、例えば、上記構成の機能を実現するプログラムを実行するプロセッサおよびプログラムを格納したメモリと、を備え得る。プロセッサは、典型的にはCPU(Central Processing Unit)および/またはGPU(Graphics Processing Unit)であるが、マイコン、FPGA(Field Programmable Gate Array)、またはDSP(Digital Signal Processor)、などであってもよい。また、メモリは、動画配信装置の動作を実現するためにプロセッサによって実行されるプログラムおよび当該プロセッサによって使用されるデータなどを一時的に格納する。
また、動画配信装置20は、さらに、ネットワークに接続可能な通信部(図示せず)と、大容量のデータを蓄積するためのデータ記憶部(図示せず)を備え得る。データ記憶部はデータベース26を含み得る。データ記憶部は、動画配信装置20に内蔵されてもよいし、動画配信装置20に外付けされてもよい。データ記憶部は、例えば、HDD(Hard Disk Drive)、SSD(Solid State Drive)などの不揮発性記憶媒体を含み得る。
受信部21は、ネットワークを介して、配信者端末10と、辞書管理装置30と、視聴者端末40と、通信可能であり、第1取得部211と、第2取得部212と、を含み得る。例えば、受信部21は、配信者端末10から動画データを受信したり、視聴者端末40からの配信要求を受信したりする。受信部21は、視聴者端末40から受信した配信要求を配信制御部22と生成部23とへ送信する。視聴者端末40からの配信要求は、視聴者又は視聴者端末40の識別情報(ユーザ識別情報)と、動画コンテンツの識別情報とを含み得る。
第1取得部211は、ネットワークを介して配信者端末10から供給される動画データを受信可能である。具体的には、第1取得部211は、配信者端末10から逐次送信されるリアルタイム配信用の動画データを受信する。第1取得部211は、受信した動画データを生成部23へ送信する。
第2取得部212は、視聴者端末40から、視聴者のユーザ識別情報と、動画コンテンツの配信要求と、動画コンテンツに対応する入力情報とを受信可能である。具体的には、第2取得部212が視聴者端末40から受信する入力情報は、視聴している動画コンテンツの識別情報や、視聴者が入力したコメントや、コンテンツ表示画面に投入するエモーション画像(コミュニケーション画像)EMに関する情報(識別情報など)や、視聴者による視聴者端末40の操作情報(操作時間長や操作時の圧力など)を含み得る。第2取得部212は、受信した入力情報を生成部23へ送信する。第2取得部212は、視聴者端末40の入力情報と視聴者(若しくは視聴者端末40)のユーザ識別情報とを関連付けて取得することができる。
なお、エモーション画像EMは、視聴者の感情や意思を文字や色彩などにより表現するための画像であって、視聴者の操作に基づいてコンテンツ表示画面に投入され、視聴者と配信者との間でのコミュニケーションを容易にする手段である。
第3取得部213は、ユーザ端末(配信者端末10および視聴者端末40)から、好みタグ登録要求と、ユーザ(配信者および視聴者)の入力情報(好みタグの候補情報を含む)と、ユーザ又はユーザ端末の識別情報(ユーザ識別情報)と、を受信可能である。第3取得部213は、取得した好みタグ登録要求と、ユーザ識別情報と、ユーザの入力情報とを、ユーザ情報管理部25へ送信する。
第4取得部214は、ユーザ情報管理部25からユーザの入力情報(好みタグの候補情報を含む)を受信可能である。また、第4取得部214は、ユーザの入力情報に基づいて、辞書管理装置30の辞書データを参照し、好みタグとして登録可能な言葉と、その言葉の定義を含む辞書情報とを受信可能である。第4取得部214は、辞書管理装置30から取得した登録可能な言葉と、その言葉の辞書情報とをユーザ情報管理部25へ送信する。
データベース26には、ユーザ識別情報と、ユーザ識別情報に関連付けられた一又は複数の好みタグの情報とが少なくとも記録されている。また、データベースには、好みタグに関連付けられた一又は複数のエモーション画像(コミュニケーション画像)が記録され得る。なお、全ての好みタグにエモーション画像が関連付けられていてもよく、一部の好みタグのみにエモーション画像が関連付けられていてもよく、また、複数の好みタグに共通のエモーション画像が関連付けられ得る。
好みタグは、例えば、ユーザに対して付されるタグであり、趣味や好きなものによりユーザを分類するためのラベルである。エモーション画像は、視聴者の感情や意思を文字や色彩などにより表現するための画像であって、視聴者の操作に基づいてコンテンツ表示画面に投入され、視聴者と配信者との間でのコミュニケーションを容易にする手段である。
データベース26は、例えば、動画配信装置20に内蔵されてもよいし、動画配信装置20に外付けされてもよい。データベース26は、例えば、HDD(Hard Disk Drive)、SSD(Solid State Drive)などの不揮発性記憶媒体を含み得る。
ユーザ情報管理部25は、外部の辞書データを参照し、ユーザ端末から取得した好みタグの候補情報が辞書データに含まれるときに、好みタグの候補情報を好みタグとしてユーザ識別情報と関連付けてデータベース26に記録することができる。
ユーザ情報管理部25は、例えばユーザが動画配信サイトにアクセスしたときや、動画配信サイトにログインしたときや、ユーザが動画配信サイトの会員に登録するときや、好みタグの登録情報の編集を要求するときなどに、好みタグ登録用のダイアログをユーザに提示し、ユーザが好みタグを登録するよう誘導することができる。なお、ユーザ情報管理部25は、第3取得部213又は図示しない通信部を介して対応するユーザ端末と通信可能に構成され得る。
図3および図4は、好みタグ登録時にユーザに提示されるダイアログの一例を概略的に示す図である。
ユーザ情報管理部25は、例えば図3に示すダイアログDG1をユーザに提示し、ユーザに好みタグの登録を促す。ユーザは、好みタグの登録を開始する際には、「好みタグを設定する」と記載されたボタンA1をクリック又は指でタップすることにより選択し、好みタグの登録等の編集を進めることが出来る。
また、ユーザ情報管理部25は、ボタンA1を選択したユーザに例えば図4に示すダイアログDG2をさらに提示し、ユーザによる好みタグの登録を可能とする。ユーザ情報管理部25は、第3取得部213からユーザの入力情報を受信し、受信した入力情報を、第4取得部214を介して、辞書管理装置30へ送信する。辞書管理装置30は、辞書データに登録されている言葉の中からユーザが入力情報を含む言葉を検索し、検索結果を動画配信装置20へ送信する。ユーザ情報管理部25は、辞書管理装置30から検索結果の言葉を受信し、例えばダイアログDG2においてユーザに提示することが出来る。
ダイアログDG2は、例えば、ユーザが好みタグとして登録したい言葉を入力するテキストボックスTBXと、ユーザに対して既に登録されている好みタグの一覧と、「設定を完了する」と記載されたボタンA2と、を含む。
例えばユーザがテキストボックスTBXに「東京」と入力すると、ユーザ情報管理部25は、辞書管理装置30の辞書に記録されている言葉の中から「東京」を含むものを取得し、テキストボックスTBXの下に好みタグとして登録可能な言葉を表示させることが出来る。図4では、好みタグとして登録可能な言葉の例として、「東京都、東京駅、東京タワー、東京23区、…」と表示されている。ユーザは、提示された言葉を参考にして自身の登録する好みタグを入力することができる。
なお、本実施形態の動画配信装置20では、好みタグとして登録可能な言葉を辞書管理装置30の辞書データに登録されている言葉に限定している。すなわち、ユーザ情報管理部は、ユーザ端末から登録要求された好みタグの候補情報が外部の辞書データに含まれるときのみ、好みタグの候補情報を好みタグとしてユーザ識別情報と関連付けてデータベース26に記録するよう構成されている。
例えば、本実施形態の動画配信装置20において、ユーザ情報管理部25は、テキストボックスTBXに入力された言葉が、辞書に登録された言葉であるときに、例えば、テキストボックスTBXの端に設けられた「登録」ボタンをアクティブにするように構成されてもよい。好みタグとして登録可能な言葉を限定することにより、共通の趣味や好みを有するユーザに対して登録される好みタグがばらつくことを抑制し、より効果的にユーザを趣味や好みにより分類することが可能となる。
なお、ユーザ情報管理部25は、辞書データに含まれる類似する言葉がある場合には、例えば好みタグとして登録したユーザ数が多い言葉を優先して、ユーザ端末に提示してもよい。このことにより、登録される好みタグがばらつくことをより抑制することができる。
また、ユーザ情報管理部25は、例えば、ユーザに対して既に登録されている好みタグの情報や、ユーザの視聴履歴や、最近の好みタグの登録ランキングなどを参照して、ユーザの好みに合いそうな好みタグを提示してリコメンドしてもよい。この場合にも、ユーザ情報管理部25は、辞書管理装置30の辞書に登録されている言葉の中から、好みタグとしてリコメンドするものをユーザに提示することが望ましい。
例えば、ユーザがテキストボックスTBXの端に設けられた「登録」ボタンをクリック又はタップすることにより選択する(登録要求を行う)と、ユーザ情報管理部25は、テキストボックスTBXに入力されたテキスト情報を取得し、取得したテキスト情報を好みタグの情報としてユーザ識別情報と関連付けてデータベース26に登録することができる。
また、ダイアログDG2では、ユーザに対して既に登録されている好みタグを削除することも可能としている。図4に示した例では、好みタグは10個まで登録可能としており、趣味や好みが変わったユーザは、既に登録された好みタグを削除して、新たな好みタグを登録することにより自身に付されている好みタグを編集することが可能である。
例えば、ユーザが既に登録されている好みタグの表示の端に設けられた削除手段(「×」と表示されている領域)をクリック若しくはタップすることにより選択すると、ユーザ情報管理部25は、データベース26にアクセスして、ユーザ識別情報に関連付けられた対応する好みタグをデータベース26から削除することができる。
ユーザが、ダイアログDG2において「設定を完了する」と記載されたボタンA2をクリック又はタップすることにより選択すると、ユーザ情報管理部25は、好みタグの登録処理を終了する。
また、ユーザ情報管理部25は、生成部23からの要求に応じて、配信者のユーザ識別情報と関連付けられた好みタグの情報および視聴者のユーザ識別情報と関連付けられた好みタグの情報をデータベース26から読み出して生成部23に提供することが出来る。
配信制御部22は、画像データのリアルタイム配信の動作を制御する。配信制御部22は、視聴者端末40による配信要求を第2取得部212から受け取り、視聴者端末40へ画像データが配信されるように配信部24を制御可能である。また、配信制御部22は、例えば図示しない時計を含み、時計から得られる時間情報と、画像データのリアルタイム配信に割り当てられた時間枠とを比較し、画像データのリアルタイム配信の開始および終了を管理してもよい。また配信制御部22は、配信用動画データが受信されたことによりリアルタイムで動画コンテンツの配信を開始し、配信用動画データが終了したことにより動画コンテンツの配信を終了するように、リアルタイム配信の開始および終了を管理してもよい。
生成部23は、第1取得部211からリアルタイム動画データを受信し、第2取得部212から視聴者による入力情報を受信する。リアルタイム動画データは、例えば、動画コンテンツに付されるタグ情報や配信者のユーザ識別情報と関連付けられている。生成部23は、リアルタイム動画データとともに、リアルタイム動画データに関連付けられたタグ情報や配信者のユーザ識別情報を受信することができる。
生成部23は、リアルタイム動画データに、例えば視聴者端末40から入力された入力情報に基づくコメントおよびエモーション画像が重畳されるように、配信用動画データを生成することが出来る。生成部23は、例えば、アルファブレンド、ピクチャーインピクチャーなどの公知の技法を用いて、リアルタイム動画データにコメントおよびエモーション画像EMを合成してもよい。また、生成部23は、視聴者端末40にてリアルタイム動画データにコメントおよびエモーション画像EMを合成可能となるように、配信用動画データを生成してもよい。生成部23は、生成した配信用動画データを配信部24へ送信する。
生成部23は、例えば、リアルタイム動画データの再生映像の画面の一部または全部をリサイズして、または画面の一部をトリミングして入力情報と合成してもよいし、リアルタイム動画データの再生映像の画面の一部が露出し、残部が隠れるように評価情報と合成してもよい。また、生成部23は、視聴者端末からの配信要求に応じて複数の配信用動画データを切り替えて配信可能とするために、表示する画像が異なる複数の配信用動画データを生成して配信部24へ送信してもよい。
また、生成部23は、現在リアルタイム配信されている複数の動画コンテンツを視聴者に提示するためのリーセントページを生成することが出来る。
図5は、リアルタイムで配信されている動画コンテンツを提示するリーセントページの一例を概略的に示す図である。
図5に示すリーセントページは、複数の好みタグが提示されたエリアA3と、選択された好みタグを登録した配信者がリアルタイムで配信している複数の動画コンテンツが提示されたエリアA4と、を含む。
生成部23は、例えば、リアルタイムで配信されている動画コンテンツの配信者に付された好みタグの情報をユーザ情報管理部25から取得し、好みタグの一覧をエリアA3に提示する。エリアA3には、例えば、リアルタイムの配信者数に多く付されている(例えば所定の閾値以上付されている)好みタグが提示されてもよく、登録者数が多い好みタグが提示されてもよく、リーセントページを閲覧している視聴者の趣味や好みに合った好みタグが提示されてもよい。
生成部23は、例えば、エリアA3に提示された好みタグの中から視聴者が選択した好みタグが付された配信者がリアルタイムで配信している動画コンテンツの情報を、エリアA4に提示する。エリアA4に提示される動画コンテンツの情報は、例えば、動画コンテンツのサムネイル、動画コンテンツのタイトル、配信者の名称、視聴者数、フォロワー数、配信者が登録した好みタグなどを含み得る。図5では、一例として「2020年夏アニメ」の好みタグが選択されときの表示例を示している。
生成部23は、生成したリーセントページを周期的に更新してネットワーク上にアップロードする。視聴者端末40はネットワークを介してリーセントページにアクセスすることが可能であり、視聴者は、エリアA3の中から自身の興味のある好みタグを選択し、エリアA4に提示された複数の動画コンテンツの情報を参照して、趣味や好みが合う配信者による動画コンテンツを探すことができる。
また生成部23は、配信者毎にウォッチページが生成されるように配信用動画データを生成することができる。配信者毎に生成されるウォッチページは、配信者が現在配信している動画コンテンツの情報、配信者が配信した過去の動画コンテンツの情報、配信者が登録した好みタグ情報、および、視聴者が動画コンテンツに対して入力したコメントなどの入力情報を含み得る。
図6は、配信者毎に生成されるウォッチページの一例を概略的に示す図である。
生成部23は、例えば、視聴者が動画コンテンツを視聴する際のウォッチページに、配信者の登録情報を合わせて表示させ得る。図6に示した例では、ウォッチページは、動画コンテンツを表示するエリアA5と、視聴者により入力されたコメントを表示するエリアA6と、動画コンテンツに付されたタグを表示するエリアA7と、配信者に付された好みタグを表示するエリアA8と、を少なくとも含んでいる。
生成部23は、第1取得部211からリアルタイム動画データとともに、リアルタイム動画データに関連付けられた配信者のユーザ識別情報を受信する。また、生成部23は、第2取得部212から視聴者による入力情報とともに、入力情報に関連付けられた視聴者のユーザ識別情報を受信する。
生成部23は、配信者のユーザ識別情報を用いて、ユーザ情報管理部25を介して配信者のユーザ識別情報に関連付けられた好みタグの情報と、配信者の好みタグに関連付けられたエモーション画像と、を取得することができる。また、生成部23は、視聴者のユーザ識別情報を用いて、ユーザ情報管理部25を介して視聴者のユーザ識別情報に関連付けられた好みタグの情報を取得することができる。
生成部23は、配信者のユーザ識別情報に関連付けられた好みタグの情報を用いて、ウォッチページのエリアA8に好みタグの情報と、好みタグに対応するエモーション画像の入力手段A11と、好みタグの動画コンテンツのリクエストの入力手段A12と、を表示させる。視聴者は、入力手段A12をクリック又はタップすることにより、対応する好みタグに関する動画コンテンツのリクエストを配信者に通知することが出来る。視聴者により入力手段A11をクリック又はタップされると、生成部23は、好みタグに対応するエモーション画像を表示するウィンドウを、エリアA8の近傍に表示させる。
図7は、好みタグに対応するエモーション画像を表示するウィンドウの一例を概略的に示す図である。
ここでは、ウィンドウ内に、配信者の好みタグ「焼肉」に対応するエモーション画像EMの一例を示している。視聴者は、ウィンドウ内に表示されたエモーション画像EMをクリック又はタップすることにより選択し、動画コンテンツの表示画面に投入することができる。
配信されたリアルタイム動画データと、コメントを表示するためのデータと、配信用エモーション動画データとは、視聴者端末40において合成されて表示され得る。生成部23にて配信用動画データと、コメントを表示するためのデータと、配信用エモーション動画データとを予め合成してから、配信部24より視聴者端末に配信されても構わない。
図8は、動画コンテンツの表示画面にエモーション画像が投入された様子を例示する図である。
生成部23は、例えば、視聴者が「鉄板」と記載されたエモーション画像EMを選択すると、そのエモーション画像EMが、放送中の動画コンテンツの表示画面に投入されるように配信用動画データを生成することができる。エモーション画像EMは、その画像毎に動画が決められており、表示画面内において所定の動作を行った後に表示画面の外に誘導されたり、徐々に消えたりするように設定されている。
エモーション画像EMの動作は、例えば、動画配信装置20の生成部23において、古典力学的な法則(質量、速度、摩擦、風)などから得られるものの動きや、衝突、流体などの物理演算を行うことにより決定され得る。例えば、生成部23は、エモーション画像EMのそれぞれに設定された質量、重量、弾性率、表面の摩擦係数、硬度などの値を用いて、物理法則に基づいてエモーション画像EMの動作を演算することができる。
生成部23は、エモーション画像EMが所定時間画面内に滞在した後に、エモーション画像EMが表示領域の外部へ誘導されたり、徐々に消えたりするように配信用動画データを生成することができる。生成部23は、エモーション画像EMが画面上で表示されなくなるまでの所定時間を、コンテンツ動画に投入されるエモーション画像EMの単位時間当たりの数に基づいて調整してもよい。
また、生成部23は、動画コンテンツに投入されるエモーション画像EMの単位時間当たりの数が所定の閾値を超えた場合には、エモーション画像EMを間引いて表示させてもよい。上記のように、エモーション画像EMが表示される時間や表示される数を調整することにより、視聴者が動画コンテンツの視聴を妨げられることがなくなる。生成部23は、例えば、一定の秒数当たりにエモーション画像EMが投入される個数や、視聴者端末40の動画コンテンツの表示画面上に滞在しているエモーション画像EMの個数を制御することができる。
また、生成部23は、動画コンテンツの表示画面上に、視聴者に視認されない透明の障害物を配置し、動画コンテンツの視聴の妨げにならないように、エモーション画像EMを画面の外側や周囲の領域へ誘導することができる。例えば、生成部23は、透明な物体をエモーション画像EMの障害物として画面上に配置することにより、エモーション画像EMが落下する底部が水平に対して傾斜するようにしてもよい。このことにより、例えば画面上部から底部へ落下したエモーション画像EMは、底部に配置された透明な物体上を転がったり滑り落ちたりして画面の外へ誘導され得る。
また、例えば、生成部23は、透明な物体をエモーション画像EMの障害物として画面中央に配置してもよい。このことにより、例えば画面上部から底部へ落下するエモーション画像EMや、画面に投げ込まれるエモーション画像EMが画面中央を横切ることがなくなり、画面底部から上部に向かって延びるエモーション画像EMは画面中央に到達することがなくなる。したがって、エモーション画像EMにより視聴者が動画コンテンツの視聴を妨げられることがなくなる。
生成部23は、例えば、配信者と共通の好みタグを登録している視聴者が、その好みタグに対応するエモーション画像EMを投入可能としてもよい。また、生成部23は、視聴者毎に投入できるエモーション画像EMの数を設定してもよく、さらに視聴者のレベルに応じて投入可能なエモーション画像EMの数を変更してもよい。
好みタグに対応するエモーション画像EMが動画コンテンツの表示画面に投入されることにより、配信者と視聴者との間で共通の趣味や好みを通したコミュニケーションが可能となり、リアルタイムで配信されている動画コンテンツを盛り上げることが可能となる。
また、生成部23は、配信者に関連付けられた好みタグの情報と、視聴者に関連付けられた好みタグの情報とを比較して、共通している好みタグがあったときに、共通の好みタグを付した視聴者が視聴を開始した旨をウォッチページ上で通知するための通知手段を生成することができる。なお、本実施形態の動画配信装置20では、ウォッチページ上に表示される通知手段では視聴者を特定する情報を含まず、視聴者の匿名性を尊重している。
具体的には、生成部23は、コメントを表示するエリアA6において、例えば、「放送者の好み「焼肉」から1人が入場しました」とのテロップA9コメントと並べて表示させる通知手段を生成してもよく、動画コンテンツの表示エリアA5において、例えば、「放送者の好み「焼肉」から1人が入場しました」とのテロップA10を通知手段として生成してもよい。なお、生成部23は、テロップA9とテロップA10との両方を表示するように配信用動画データを生成してもよく、テロップA9とテロップA10との少なくとも一方を表示するように配信用動画データを生成してもよい。
共通の好みタグを付した視聴者の存在を配信者(および他の視聴者)に通知することにより、配信者は視聴者の好みを考慮した内容で放送を展開することが可能となり、リアルタイムで配信されている動画コンテンツが盛り上がることが期待される。
なお、生成部23は、リアルタイムの動画コンテンツ配信中に、当該動画コンテンツの視聴者に付された好みタグを周期的に確認し、統計データ(例えば、好みタグAの視聴者が〇%、好みタグBの視聴者が△%、・・・など)を生成してもよい。生成部23は、例えば、リアルタイムの動画コンテンツの配信中若しくは配信後に、動画コンテンツの視聴者に付された好みタグとその好みタグを付した視聴者の割合とを演算し、例えばウォッチページに表示するなどにより配信者に提示してもよい。配信者は、どのような視聴者が自身の動画コンテンツを視聴しているのかを把握することにより、動画コンテンツを盛り上げるように動画コンテンツの内容を検討することが可能となる。
生成部23は、例えば、共通の好みタグを付したユーザの情報を提示するコミュニティページを生成してもよい。
図9は、共通の好みタグを付したユーザの情報を提示するコミュニティページの一例を概略的に示す図である。
ここでは、共通の好みタグである「焼肉」を付したユーザの情報を提示するコミュニティページを例示している。コミュニティページには、好みタグのアイコンと、好みタグの辞書情報の少なくとも一部と、が表示され得る。好みタグのアイコンは、好みタグを付したユーザがユーザ端末から設定可能に構成されても良い。
生成部23は、例えば、コミュニティページにおいて、閲覧者との間に共通の好みタグが多いユーザが上位となるようにユーザの情報を並べて配置してもよく、リアルタイムで動画コンテンツを配信しているユーザが上位となるように、ユーザの情報を並べて配置してもよく、フォロワーの多いユーザが上位となるように、ユーザの情報を並べて配置してもよく、閲覧者がユーザの配置順を切替可能としてもよい。
コミュニティページの閲覧者は、提示されたユーザの情報の中から、自身と趣味や好みの合うユーザを容易に見つけることができる。このことから、リアルタイムで動画を配信している期間以外であっても、趣味や好みが合う配信者と視聴者とを予めマッチングさせることが可能となり、動画コンテンツを盛り上がることが期待できる。
また、生成部23は、リアルタイムの動画コンテンツ放送時以外の期間であっても、共通の好みタグを登録しているユーザ同士がチャット機能などを利用してコミュニケーションをとれるページを生成してもよい。例えば、配信者と視聴者とを含む複数のユーザでチャットが盛り上がることにより、配信者は自身のフォロワーを増やすことが可能であり、配信者のリアルタイムの動画コンテンツが盛り上がることに繋がると考えられる。
配信部24は、ネットワークと通信可能に接続し、生成部23からの配信用動画データを受け取り、配信要求に対応する視聴者端末40へ配信する。配信部24は、例えば配信用動画データの配信先などを配信制御部22によって制御される。例えば、視聴者は、配信者のウォッチページを閲覧することにより放送中の動画コンテンツを視聴することが可能であって、例えば、視聴者端末40においてウォッチページのURLにアクセスすることで、動画配信装置20に配信要求を行うことが可能である。
なお、配信部24は、配信済みの配信用動画データを直ちに破棄してもよいが、例えばリプレイまたはスローモーション再生を可能とするために所定期間バッファリングしていてもよい。
次に、実施形態の動画配信装置の動作について説明する。
図10は、実施形態の動画配信装置において、ユーザの好みタグを登録する動作の一例を説明するためのフローチャートである。
動画配信装置20の第3取得部213は、ユーザ端末(配信者端末10および視聴者端末40から)から、ユーザ識別情報と、好みタグの候補情報とを取得する(ステップSA1)。第3取得部213は取得した情報を、ユーザ情報管理部25へ送信する。
ユーザ情報管理部25は、辞書管理装置30の辞書データを参照して、好みタグの候補情報が辞書データに含まれるときに、好みタグの候補情報を好みタグとしてユーザ識別情報と関連付けてデータベース26に記録する(ステップSA2)。
なお、ユーザ情報管理部25は、取得した好みタグの候補情報が辞書データに含まれていない場合には、辞書データに含まれる好みタグの候補情報に類似した言葉をユーザ端末に提示することが出来る。
図11は、実施形態の動画配信装置において、生放送の動画コンテンツを配信する動作の一例を説明するためのフローチャートである。
第1取得部211は、配信者端末10からリアルタイム動画データと配信者のユーザ識別情報を取得し、生成部23へ送信する。
生成部23は、配信者のユーザ識別情報を用いて、ユーザ情報管理部25を介して配信者の好みタグの情報を取得する。生成部23は、配信者の好みタグの情報およびリアルタイム動画データを用いて、配信者のウォッチページを表示させる配信用動画データを生成するとともに、リアルタイム動画データおよび配信者の好みタグの情報を用いてリーセントページを更新する(ステップSB1)。
第2取得部212は、視聴者端末40から配信要求と視聴者のユーザ識別情報とを取得したときには、視聴者のユーザ識別情報を生成部23へ送信する(ステップSB2)。
生成部23は、視聴者のユーザ識別情報を用いて、ユーザ情報管理部25を介して視聴者の好みタグの情報を取得する。生成部23は、配信者の好みタグの情報と視聴者の好みタグの情報とを比較し、共通の好みタグがあるときに、共通の好みタグを付した視聴者が視聴を開始した旨の通知手段を更に含む配信用動画データを生成して配信部24へ送信する(ステップSB3)。
配信部24は、配信制御部22の制御に基づいて対応する視聴者端末40へ、ステップSB1又はステップSB3で生成された配信用動画データを配信する(ステップSB4)。
動画配信装置20は、配信者端末10からリアルタイム動画データを取得している期間、ステップSB1−ステップSB4を周期的に行い、リアルタイムの動画コンテンツの配信を行う。
上記のように、本実施形態によれば、趣味や好みに応じた好みタグをユーザ毎に付してユーザ情報を管理することにより、視聴者と配信者とのマッチングを容易にすることができ、この結果、視聴者と配信者とのコミュニケーションを活発にさせ、動画コンテンツを盛り上げるサービスを提供する動画配信装置、動画配信方法、および、動画配信プログラムを提供することができる。
なお、本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で種々に変形することが可能である。また、各実施形態は適宜組み合わせて実施してもよく、その場合組み合わせた効果が得られる。更に、上記実施形態には種々の発明が含まれており、開示される複数の構成要件から選択された組み合わせにより種々の発明が抽出され得る。例えば、実施形態に示される全構成要件からいくつかの構成要件が削除されても、課題が解決でき、効果が得られる場合には、この構成要件が削除された構成が発明として抽出され得る。
10…配信者端末、20…動画配信装置、21…受信部、211…第1取得部、212…第2取得部、213…第3取得部、214…第4取得部、22…配信制御部、23…生成部、24…配信部、25…ユーザ情報管理部、26…データベース、30…辞書管理装置、40…視聴者端末、A1、A2…ボタン、A3−A8…エリア、A9、A10…テロップ(通知手段)、A11、A12…入力手段、DG1、DG2…ダイアログ

Claims (5)

  1. 配信者端末から供給されるリアルタイム動画データと配信者のユーザ識別情報とを取得する第1取得部と、
    視聴者端末からの配信要求と視聴者のユーザ識別情報とを取得する第2取得部と、
    前記配信者端末および前記視聴者端末を含み得るユーザ端末からユーザ識別情報と、趣味や好きなものにより配信者又は視聴者を分類するための好みタグの候補情報とを取得する第3取得部と、
    前記配信者又は前記視聴者に対して登録される前記好みタグがばらつくことを抑制するために、外部の辞書データを参照し、前記好みタグの候補情報が前記辞書データに含まれるときに、前記好みタグの候補情報を前記好みタグとして前記第3取得部で取得した前記ユーザ識別情報と関連付けてデータベースに記録するユーザ情報管理部と、
    前記ユーザ情報管理部を介して前記配信者のユーザ識別情報に関連付けられた前記配信者の前記好みタグの情報を取得し、取得した前記好みタグの情報と、前記リアルタイム動画データとを用いて、配信用動画データを生成する生成部と、
    前記配信要求に対応する前記視聴者端末に前記配信用動画データを配信する配信部と、を備える動画配信装置。
  2. 前記生成部は、前記ユーザ情報管理部を介して前記視聴者のユーザ識別情報と関連付けられた前記視聴者の前記好みタグの情報を取得し、取得した前記視聴者の前記好みタグの情報と、前記配信者の前記好みタグの情報とに共通の前記好みタグがあるときに、共通の前記好みタグを付した前記視聴者が視聴を開始した旨を通知するための通知手段を含むように前記配信用動画データを生成する、請求項1記載の動画配信装置。
  3. 前記第2取得部は、前記視聴者端末の操作により選択されたコミュニケーション画像の情報を含む入力情報を更に取得可能であり、
    前記生成部は、表示画面上で所定の動作を行う前記コミュニケーション画像のデータを更に用いて前記配信用動画データを生成する、請求項1又は請求項2記載の動画配信装置。
  4. 配信者端末および視聴者端末を含むユーザ端末からユーザ識別情報と、趣味や好きなものにより配信者又は視聴者を分類するための好みタグの候補情報とを取得するステップと、
    前記配信者又は前記視聴者に対して登録される前記好みタグがばらつくことを抑制するために、外部の辞書データを参照し、前記好みタグの候補情報が前記辞書データに含まれるときに、前記好みタグの候補情報を前記好みタグとして前記ユーザ識別情報と関連付けてデータベースに記録するステップと、
    前記配信者端末から供給されるリアルタイム動画データと配信者のユーザ識別情報とを取得するステップと、
    前記配信者のユーザ識別情報と関連付けられた配信者の前記好みタグの情報を取得し、取得した前記好みタグの情報と、前記リアルタイム動画データとを用いて、配信用動画データを生成するステップと、
    配信要求に対応する前記視聴者端末に前記配信用動画データを配信するステップと、を備える動画配信方法。
  5. コンピュータを、
    配信者端末および視聴者端末を含むユーザ端末からユーザ識別情報と、趣味や好きなものにより配信者又は視聴者を分類するための好みタグの候補情報とを取得する手段と、
    前記配信者又は前記視聴者に対して登録される前記好みタグがばらつくことを抑制するために、外部の辞書データを参照し、前記好みタグの候補情報が前記辞書データに含まれるときに、前記好みタグの候補情報を前記好みタグとして前記ユーザ識別情報と関連付けてデータベースに記録する手段と、
    前記配信者端末から供給されるリアルタイム動画データと配信者のユーザ識別情報とを取得する手段と、
    前記配信者のユーザ識別情報と関連付けられた配信者の前記好みタグの情報を取得し、取得した前記好みタグの情報と、前記リアルタイム動画データとを用いて、配信用動画データを生成する手段と、
    配信要求に対応する前記視聴者端末に前記配信用動画データを配信する手段と、して機能させる動画配信プログラム。
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