JP2017126276A - 有価媒体処理装置及び有価媒体処理方法 - Google Patents

有価媒体処理装置及び有価媒体処理方法 Download PDF

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Takayuki Kuroda
貴孝 黒田
一樹 石野
Kazuki Ishino
一樹 石野
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Kazuhiro Doi
一宏 土井
倫世 小野村
Michiyo Onomura
倫世 小野村
孝一 西田
Koichi Nishida
孝一 西田
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Abstract

【課題】1人で利用する場合や複数人で利用する場合等、様々な使用態様で容易に使用できる有価媒体処理装置を提供する。
【解決手段】有価媒体処理装置1を、画面を略水平に倒した水平状態と該画面を立てた状態との間で姿勢変更可能に支持され、有価媒体の処理を伴う指示操作を受け付ける操作表示部10と、水平状態にした操作表示部より下方に設置され、操作表示部で受け付けた指示操作に基づいて有価媒体を処理する本体部2とによって構成する。
【選択図】図1

Description

この発明は、有価媒体の入金処理又は出金処理のいずれか一方、又は両方を実行する有価媒体処理装置及び有価媒体処理方法に関する。
従来、店舗で商品の注文を受け付けて代金の精算処理を実行する装置が利用されている。例えば、特許文献1には、商品を注文して代金を投入する操作を行うと、注文内容に関する情報が印字されたオーダーシートが出力され、必要に応じて釣銭が払い出される装置が開示されている。この装置では、商品を購入する客が自ら、注文する商品の情報入力や代金精算に係る操作を行うので、店舗従業員の負担を軽減することができる。また、客が注文した商品の情報を確認した店舗従業員は、すぐに商品の準備を開始できるので、注文してから商品を受け取るまでの客の待ち時間を短縮することができる。
特開平09−212749号公報
しかしながら、上記従来技術は、一人の客が注文や精算の操作を行う使用態様を想定した装置となっているため、様々な使用態様に対応できないという問題があった。例えば、家族や友人等の複数人で商品の情報等を確認したり相談したりしながら注文する場合に操作を行いにくい。このような問題は、精算処理を実行する装置だけでなく、例えばATMや両替機など、有価媒体処理装置全般に存在する。
本発明は、上述した従来技術による問題点を解消するためになされたもので、様々な使用態様で操作を容易に行うことができる有価媒体処理装置及び有価媒体処理方法を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するため、本発明は、有価媒体処理装置であって、画面を略水平に倒した水平状態と前記画面を立てた状態との間で姿勢変更可能に支持され、有価媒体の処理を伴う指示操作を受け付ける操作表示部と、水平状態にした前記操作表示部より下方に設置され、前記操作表示部で受け付けた指示操作に基づいて有価媒体を処理する本体部とを備えることを特徴とする。
また、本発明は、上記発明において、水平状態にした前記操作表示部の奥行が前記本体部の奥行より大きいことを特徴とする。
また、本発明は、上記発明において、水平状態にした前記操作表示部の横幅が前記本体部の横幅より大きいことを特徴とする。
また、本発明は、上記発明において、水平状態にした前記操作表示部の画面が、指示操作を行う操作者が立ったまま操作する高さにあることを特徴とする。
また、本発明は、上記発明において、前記操作表示部の画面がタッチパネル式の画面であることを特徴とする。
また、本発明は、上記発明において、前記操作表示部は、前記本体部の上方で水平方向にスライド移動可能に支持されることを特徴とする。
また、本発明は、上記発明において、前記本体部は、処理対象とする有価媒体を受け付ける受入口を有し、前記操作表示部は、水平状態にした前記操作表示部で前記受入口を隠す位置と前記受入口を露出する位置との間でスライド移動可能に支持されることを特徴とする。
また、本発明は、上記発明において、前記操作表示部の画面を立てた状態か該画面を倒した状態かに応じて、前記画面に表示する情報の表示態様が変更されることを特徴とする。
また、本発明は、上記発明において、前記操作表示部の画面を倒した水平状態では、該画面を立てた状態で表示される画像の向きを、画面を囲む複数の各操作者が確認しやすい向きに変更して表示することを特徴とする。
また、本発明は、上記発明において、水平状態にした前記操作表示部の画面上には、画面の周囲から複数人が同時に指示操作可能な態様で情報が表示されることを特徴とする。
また、本発明は、上記発明において、水平状態にした前記操作表示部の画面を複数領域に分割して各領域で同時に指示操作を受け付けることを特徴とする。
また、本発明は、上記発明において、前記本体部は、有価媒体としてカードを処理するカード処理部を有することを特徴とする。
また、本発明は、上記発明において、前記本体部は、画面を囲む複数の各操作者に少なくとも1つの貨幣処理部が対応するように複数の貨幣処理部を有することを特徴とする。
また、本発明は、上記発明において、前記本体部は、前記操作表示部で行われた指示操作に関する情報及び前記本体部で処理した有価媒体に関する情報を印字したレシートを発行するプリンタを有することを特徴とする。
また、本発明は、上記発明において、前記本体部は、前記操作表示部で行われた指示操作に関する情報を外部装置へ送信する通信部を有することを特徴とする。
また、本発明は、上記発明において、前記操作表示部で、1人がまとめて代金を支払う単独精算、又は複数人がそれぞれ代金を支払う個別精算を選択する指示操作を受け付けて、前記本体部は、単独精算が選択された場合には、前記操作表示部で選択された商品の合計金額分の支払いを1回の支払処理を受け付けて精算する精算処理を実行して、個別精算が選択された場合には、前記操作表示部で選択された商品の合計金額分の支払いを人数分の支払金額に分けて、各人の支払処理を受け付けて精算する精算処理を実行することを特徴とする。
また、本発明は、操作表示部と有価媒体を処理する本体部とを有する有価媒体処理装置で実行する有価媒体処理方法であって、本体部の上面側に設けられた操作表示部が、画面を立てた状態から、該画面を前記本体部の上面上に略水平に倒した水平状態にされたことを検知する検知工程と、水平状態にされた前記操作表示部の画面上に、画面を立てた状態と異なる表示態様で、商品に関する情報を表示する表示工程と、前記操作表示部の画面上で操作者が商品を選択する操作を受け付ける選択受付工程と、有価媒体による支払いを前記本体部で受け付けて、前記選択受付工程で選択された商品の合計金額分の精算処理を実行する精算工程とを含んだことを特徴とする。
本発明によれば、カードや貨幣等の有価媒体を処理する本体部の上に、画面を立てた状態でも操作できるし、画面を略水平に倒した水平状態でも操作できる操作表示部が設けられている。1人で操作する場合には、画面を立てたまま操作することができる。また、複数人で操作する場合には、水平状態にした操作表示部を周囲から取り囲むようにして複数人で同時に情報確認や指示操作を行うことができる。
図1は、本実施形態に係る有価媒体処理装置の外観を示す斜視図である。 図2は、有価媒体処理装置の外観を示す正面図である。 図3は、本体部上面における操作表示部の支持構造を示す斜視図である。 図4は、操作表示部のスライド移動を説明するための斜視図である。 図5は、有価媒体処理装置の機能構成概略を示すブロック図である。 図6は、注文開始時に表示される画面例を示す図である。 図7は、注文する商品を選択する操作を説明するための図である。 図8は、操作表示部を最背面位置へ移動させた際の画面例を示す図である。 図9は、貨幣投入時の画面例を示す図である。 図10は、貨幣投入完了後の画面例を示す図である。 図11は、釣銭貨幣払い出し時の画面例を示す図である。 図12は、精算処理中に表示される画面例を示す図である。 図13は、画面を2分割して注文を行う際の画面例である。 図14は、画面を4分割して注文を行う際の画面例である。 図15は、画面を4分割して注文を行った際に表示される画面例を示す図である。 図16は、複数人が別々に精算を行う際の画面例を示す図である。 図17は、画面を分割せずに注文を行った際に表示される画面例を示す図である。 図18は、有価媒体処理装置が、紙幣処理部、硬貨処理部、カード処理部及びプリンタを2台ずつ有する構成例を示す図である。 図19は、有価媒体処理装置が、紙幣処理部、硬貨処理部、カード処理部及びプリンタを4台ずつ有する構成例を示す図である。
以下に、添付図面を参照して、本発明に係る有価媒体処理装置及び有価媒体処理方法について詳細に説明する。本実施形態では、有価媒体処理装置の一例として、精算処理を実行する装置を例に説明する。本実施形態に係る有価媒体処理装置は、商品やサービスを提供する店舗で、客が商品やサービスを選択する指示操作を受け付けて、指示内容に応じて代金や料金を支払う精算処理等の有価媒体処理を実行する。商品、サービス、店舗の種類は特に限定されないが、本実施形態では、ファーストフード店でピザ等の商品の注文を受け付けて代金を精算する場合を例に説明する。また、有価媒体処理装置では、紙幣や硬貨の他、クレジットカード、デビットカード、プリペイドカード、商品券、小切手等の有価媒体を処理することができるが、各種有価媒体による入出金等の処理は従来知られているため、以下では、貨幣(紙幣及び硬貨)を例に説明することとする。
まず、本実施形態に係る有価媒体処理装置の構成について説明する。図1は、本実施形態に係る有価媒体処理装置1の外観を示す斜視図である。図2は、有価媒体処理装置1の外観を示す正面図である。
図1に示すように、有価媒体処理装置1は、本体部2と、本体部2の上方に、画面角度を矢印で示すように変更可能に設けられた操作表示部10とを有している。操作表示部10は、情報の出力表示及び入力を可能とするタッチパネル式の大型の液晶表示装置から成り、操作表示部10の本体下部が、本体部2の上面に回転可能に支持されている。具体的には、操作表示部10は、画面を倒して該画面が水平方向と略平行となる位置(図1破線)と、画面を立てて該画面が鉛直方向と略平行となる位置との間の任意の角度で位置を固定できるように支持されている。すなわち、操作表示部10は、画面を立てた状態と、画面を略水平に倒した水平状態とのいずれの状態でも利用できるようになっている。
操作表示部10の背面及び本体部2の上面の少なくともいずれか一方に、明るさを検知するセンサが設けられている。このセンサは、操作表示部10を立てた状態と略水平にした水平状態とで検知する明るさが変わる位置に設けられている。有価媒体処理装置1では、このセンサを利用して、操作表示部10を立てた状態か倒した状態かを検知して、検知結果に応じて画面上の情報の表示態様を自動的に切り替えるようになっている。例えば、立てた状態では、商品画像の上下が画面の上下と一致するように商品画像を表示する。また、倒した状態では、商品画像の上側が画面中心を向き、商品画像の下側が画面外側を向くように放射状に商品画像を表示するが詳細は後述する。尚、操作表示部10を立てた状態か倒した状態かを検知するためのセンサの種類は特に限定されず、例えば、操作表示部10を立てた状態又は倒した状態の少なくともいずれか一方を検知する機械的なセンサであってもよい。また、操作表示部10の本体下部で支持部の回転角度を検知するセンサであってもよい。
操作表示部10は、例えば、縦約520mm、横約930mmの42インチの液晶を枠体に収めた構成を有し、枠体を含む全体では縦約625mm、横約1135mmとなる。本体部2の底面は幅約780mm、奥行約600mmである。図2に示すように、本体部2は、底面よりも、操作表示部10を支持する上面の幅が広くなっており、上面の奥行は底面と同じく約600mmであるが、上面の幅は約915mmとなっている。操作表示部10を水平状態に倒した際には、枠体を含む全体の幅が1135mm、奥行が625mmとなり、幅915mm、奥行600mmの本体部2上面の全体を覆う形となる。本体部2の上面が略平坦になっており、操作表示部10を、本体部の上面上に倒した状態とすることができるので、水平状態にした操作表示部10の幅及び奥行きを、本体部上面の幅及び奥行きよりも大きくすることができる。
水平状態にした操作表示部10の枠体外周が本体部2の上面より外側にあるため、複数人の客が操作表示部10を利用する場合に、各客が画面四方の枠体へ近付いた状態で、画面の近くから情報確認や指示操作を行うことができる。このとき、操作表示部10と本体部2とが組み合わさってテーブル形状となるので、複数人でテーブルを囲むようにして、操作表示部10を利用することができる。なお、操作表示部の縦横のサイズは一例であって、例えば、操作表示部10の横方向のサイズ(水平状態時の幅)を本体部2上面の幅と同程度とする場合や、操作表示部10の縦方向のサイズ(水平状態時の奥行き)を本体部2上面の奥行きと同程度とする場合も、同様の効果を得ることができる。
また、操作表示部10の枠体外周形状が略矩形形状に限定されるものではなく、例えば、水平状態にした際に六角形状のテーブルになるように枠体が六角形であってもよいし、楕円形状のテーブルとなるように枠体が楕円形であっても構わない。また、本体部2の外形についても、4つの側面を有する概略直方体形状に限定されるものではなく、例えば、多角柱形状や円柱形状としてもよい。すなわち、水平状態にした操作表示部10が、本体部2上面の全体を覆う形状であれば、操作表示部10及び本体部2の形状は特に限定されない。
客が商品を注文する際には、操作表示部10の画面角度を、客が使いやすい角度に調整することができる。例えば、画面を立てた状態からわずかに倒して、画面上に表示された情報を見やすい角度にして利用することもできるし、画面を略水平にした状態で利用することもできる。なお、操作表示部10の画面を立てたり倒したりする角度変更は手動で行うことができるが、ギアやモータ等から成る駆動部を設けて角度変更を自動で行う態様であってもよい。例えば、画面上に表示した指示ボタンによる指示操作に基づいて、操作表示部10の角度を自動的に変更する。
本体部2の底面から上面までの高さは約910mmで、操作表示部10を本体部2の上面上に倒した水平状態とした際に、操作表示部10の画面を、客が立ったまま操作しやすい高さとなっている。なお、これらの寸法は一例であって、操作表示部10及び本体部2の各寸法を限定するものではないが、本体部2の高さは、客が立ったまま画面を操作しやすい900mm〜1100mm程度であることが好ましい。また、操作表示部10の液晶の大きさは、4人の操作者それぞれが画面上で指示操作を行えるように20インチ以上であることが好ましい。
図2に破線で示すように、本体部2には、紙幣処理部20、硬貨処理部30、カード処理部40及びプリンタ50が内蔵されている。図1に示すように、紙幣処理部20は、紙幣投入口21及び紙幣排出口22を含む上部の前面を、本体部2の前面上部から露出した状態で本体部2内に収められている。同様に、硬貨処理部30は、硬貨投入口31及び硬貨排出口32を含む上部の前面を、本体部2の前面上部から露出した状態で本体部2内に収められている。
カード処理部40は、カード挿入口41を本体部2の前面上部から露出した状態で、硬貨処理部30の上面に配置されている。カード処理部40は、硬貨投入口31を覆わないように、硬貨処理部30の上面前端より背面側へずらして配置されている(図4(b)参照)。同様に、プリンタ50は、レシート排出口51を本体部2の前面上部から露出した状態で、紙幣処理部20の上面に配置されている。プリンタ50は、紙幣投入口21を覆わないように、紙幣処理部20の上面前端より背面側へずらして配置されている(図4(b)参照)。
商品を注文する操作や精算処理が行われていない非使用時には、有価媒体処理装置1を電子看板として利用することができる。非使用時には、操作表示部10の画面を立てた状態で、予め準備した静止画像や動画像等を画面上に表示することにより、客に対して商品やサービスの宣伝広告を行えるようになっている。
また、非使用時には、有価媒体処理装置1で、両替等の有価媒体処理を行えるように設定することも可能となっている。例えば、操作表示部10の画面上に宣伝広告に関する情報を表示しながら、画面の端に両替ボタンを表示する。客がこの両替ボタンにタッチするタッチ操作を行うと、画面上に両替処理用のメニューを表示して、紙幣処理部20及び硬貨処理部30で両替処理を実行する。両替処理とは、例えば、紙幣処理部20又は硬貨処理部30に1枚の貨幣を受け付けて装置内に収納して該貨幣の金額分を該貨幣よりも低額金種の複数枚の貨幣で払い出す処理、紙幣処理部20又は硬貨処理部30に複数枚の貨幣を受け付けて装置内に収納して該貨幣の金額分を該貨幣よりも高額金種の1枚の貨幣で払い出す処理である。紙幣処理部20及び硬貨処理部30を利用して行う両替処理は従来知られている技術であるため詳細な説明は省略する。
図3は、本体部2上面における操作表示部10の支持構造を示す斜視図である。図3は、操作表示部10と、本体部2の上面を含む一部とを有価媒体処理装置1の背面側から見た状態を示している。操作表示部10を回転可能に支持する支持部11の底面には、上側より下側の幅が広くなる断面蟻形形状の凸部が形成されている。一方、本体部2の上面には、支持部11の凸部に対応して、断面蟻形の凹溝12が形成されている。操作表示部10は、底面の凸部を本体部2の凹溝12に嵌め込んだ蟻継ぎ状態で支持されており、床面に固定設置されている本体部2に対して、操作表示部10を前後方向にスライド移動できるようになっている。
図4は、操作表示部10のスライド移動を説明するための斜視図である。図4(a)は、操作表示部10を本体部2の前面(正面)側へ一番手前まで移動させた最前面位置を示している。また、図4(b)は、操作表示部10を本体部2の背面側へ一番後ろまで移動させた最背面位置を示している。
通常は、図2に示すように画面を立てた操作表示部10が、本体部2の最前面位置にある。この状態で画面を倒すと、図4(a)に示すように、最前面位置にある操作表示部10が、本体部2の上面全体を覆う状態となる。すなわち、操作表示部10が、本体部2の紙幣処理部20、硬貨処理部30、カード処理部40及びプリンタ50を上方から覆う状態となる。操作表示部10を倒して水平状態にして商品の注文を行う際には、本体部2の前面側に立って注文操作を行う客の目から、カード挿入口41、レシート排出口51、紙幣投入口21及び硬貨投入口31等を隠すことができるので、注文操作を行わずに先に紙幣投入口21や硬貨投入口31に貨幣を投入するといった客の誤操作を防ぐことができる。
一方、客が注文操作を終えて代金を支払う精算処理を行う際には、図4(b)に示すように、操作表示部10を最背面位置へスライド移動させることができる。最背面位置では、本体部2の前面側に立つ客に対して、カード挿入口41、レシート排出口51、紙幣投入口21及び硬貨投入口31を露出した状態となる。これにより、精算処理を行う客は、カード挿入口41へのカード挿入、紙幣投入口21への紙幣投入、硬貨投入口31への硬貨投入、紙幣排出口22へ排出されたリジェクト紙幣や釣銭紙幣の受け取り、硬貨排出口32へ排出されたリジェクト硬貨や釣銭硬貨の受け取り、レシート排出口51に排出されたレシートの受け取り等を容易に行うことができる。
なお、本体部2に対する操作表示部10の前後移動については手動で行う態様であってもよいし、ギアやモータ等から成る駆動部を設けて自動的に行う態様であってもよい。手動で行う場合には、例えば、水平状態にした操作表示部10で商品の注文操作を終えて精算処理を開始する際に、操作表示部10の画面上に、操作表示部10を最前面位置から最背面位置へ移動させるよう指示する情報を表示して、客に操作表示部10を移動させる。また、精算処理の完了後には、操作表示部10を最前面位置へ戻して画面を立てた状態にして処理を完了するよう指示する情報を画面上に表示する。一方、スライド移動を自動で行う場合には、例えば、水平状態にした操作表示部10で商品の注文操作を終えて精算処理を開始する際に、自動的に、操作表示部10を最前面位置から最背面位置へ移動させ、精算処理完了後は、操作表示部10を最前面位置へ戻す。
図5は、有価媒体処理装置1の機能構成概略を示すブロック図である。有価媒体処理装置1は、図1〜図4に示した紙幣処理部20、硬貨処理部30、カード処理部40及びプリンタ50の他に、これら各部を制御する制御部80と、不揮発性の記憶装置から成る記憶部60と、外部装置との間でデータを送受信する通信部70とを有している。
紙幣処理部20は、代金を支払う場合等に紙幣を投入するための紙幣投入口21と、紙幣投入口21に投入された紙幣を1枚ずつ内部に取り込んで搬送する紙幣搬送部23と、搬送される紙幣の真偽や金種を識別する紙幣識別部24と、紙幣識別部24で識別できた真の紙幣を収納する紙幣収納部25と、紙幣識別部24で偽と識別された紙幣や識別できない紙幣をリジェクトしたり、釣銭紙幣を払い出す場合に紙幣収納部25から繰り出した紙幣を排出したりするための紙幣排出口22とを有する。
硬貨処理部30は、代金を支払う場合等に硬貨を投入するための硬貨投入口31と、硬貨投入口31に投入された硬貨を1枚ずつ内部に取り込んで搬送する硬貨搬送部33と、搬送される硬貨の真偽や金種を識別する硬貨識別部34と、硬貨識別部34で識別できた真の硬貨を収納する硬貨収納部35と、硬貨識別部34で偽と識別された硬貨や識別できない硬貨をリジェクトしたり、釣銭硬貨を払い出す場合に硬貨収納部35から繰り出した硬貨を排出したりするための硬貨排出口32とを有する。
カード処理部40は、カード挿入口41に挿入されたクレジットカード、デビットカード、プリペイドカード等のカードを受け付けるカード挿入口41と、カード挿入口41に挿入されたカードを内部に取り込んで精算処理に必要な情報を読み取るカード読取部42とを有する。カード読取部42が情報を読み取ったカードは、カード挿入口41から返却される。なお、カード内部に金額情報や購入履歴等に関する情報が保存されているプリペイドカード等を処理する場合には、カード読取部42がこれらの情報を精算処理後の情報に更新してからカードを返却する。
なお、本実施形態では紙幣及び硬貨で商品代金を支払うものとして説明するが、有価媒体処理装置1では、カード処理部40の機能により、商品代金の一部又は全部をカードで支払う処理を受け付けることができる。また、紙幣処理部20で小切手や商品券等による支払いを受け付けることも可能となっている。
プリンタ50は、客が注文した各商品の種類及び金額、全商品の合計金額、客が有価媒体処理装置1に投入した貨幣の合計金額、有価媒体処理装置1から払い出された釣銭金額、注文した商品を受け取る際に利用する注文番号等の情報を印字したレシートを発行する機能を有する。すなわち、レシートには、注文した商品に関する情報と、精算処理に関する情報とが印字される。レシートはレシート排出口51から排出される。
記憶部60には、操作表示部10を利用して商品の種類や価格を客に提示するために必要なデータが保存されている。また、記憶部60には、客が利用していない非使用時に操作表示部10に表示する宣伝広告に関するデータが保存されている。この他、制御部80が各部を制御して以下に説明する各機能及び動作を実現するために必要なプログラムやデータ等が記憶部60に保存される。
通信部70は、外部装置と通信を行う機能を有する。例えば、通信部70に接続したコンピュータ装置等を利用して、記憶部60に保存されているデータの追加、削除、変更等を行うことができる。また、通信部70は、有価媒体処理装置1で決定された客の注文内容を、店舗従業員が注文内容を確認するために利用する外部装置へ送信する機能を有する。例えば、操作表示部10を操作する客が商品の選択を終えて精算処理を開始したタイミング、又は精算処理を完了したタイミング等の所定タイミングで、店舗従業員が利用する端末へ、客が選択した商品に関する情報が送信される。これにより、店舗従業員は、端末上の情報を確認しながら商品を準備して注文番号による客の呼び出しを行い、商品を客へ渡すことができる。
制御部80は、記憶部60を利用しながら、操作表示部10、紙幣処理部20、硬貨処理部30、カード処理部40、プリンタ50及び通信部70を制御して、以下に説明する有価媒体処理装置1の機能及び動作を実現する。以下では、制御部80が各部を制御して実現する有価媒体処理装置1の機能及び動作について説明する。
店舗に来店した客が、宣伝広告等の情報が表示されている非使用状態の操作表示部10の画面に触れると、客が商品を選択して注文するための注文処理が開始される。図6は、注文開始時に表示される画面例を示す図である。
注文処理を開始すると、図6(a)に示すように、操作表示部10の画面上に、操作表示部10の画面を略水平に倒した水平状態で商品を注文できることを伝える情報が表示される。これを確認した客が、操作表示部10を背面側に倒して水平状態にすると、操作表示部10の姿勢変更が自動的に検知され、画面上の表示が、図6(b)に示す注文画面に変更される。なお、水平状態の操作表示部10を示す図6(b)以降の図では、図の下側が、紙幣投入口21等が設けられた有価媒体処理装置1の正面側で、図の上側が有価媒体処理装置1の背面側となっている。
図6(b)に示す注文画面では、画面の略中央に、円形状の注文領域101が表示される。注文領域101の右外側に、注文した商品の合計金額を表示する金額表示領域108が表示される。また、画面上には、商品の選択を終えた後に、精算処理の開始を指示するための支払ボタン106と、商品の注文を中止するための取消ボタン107とが表示される。また、画面上には、複数の客がそれぞれ別個に注文操作を行いたい場合に、画面を複数の注文画面に分割するための3つの分割指示ボタン109a〜109cが表示される。分割指示ボタン109a〜109cにより注文画面の分割及び統合を行うことができるが詳細は後述する。
画面上には、円形状の注文領域101を中心として直径の異なる複数の同心円102a、103a、104aが表示される。注文領域101の外側かつ円102aの内側の環状領域を第1表示領域102として、この領域内に、メインメニューの商品を示す画像が商品アイコン201として表示される。また、一番外側の円104aより外側にある画面左右両外側の領域を第2表示領域105として、この領域内にも、メインメニューの商品を示す画像が商品アイコン202として表示される。
第1表示領域102に商品アイコン201として表示する商品の種類、及び商品アイコン201の大きさは、設定により変更できるようになっている。同様に、第2表示領域105に商品アイコン202として表示する商品の種類、及び商品アイコン202の大きさも設定により変更できるようになっている。設定情報は記憶部60に保存されている。例えば、図6(b)に示すように、第2表示領域102の商品アイコン202を、第1表示領域102の商品アイコン201より大きく表示する設定とすることができる。
水平状態の操作表示部10では、操作表示部10の周囲を囲むように立つ複数の客それぞれが商品情報を認識しやすいように、第1表示領域102及び第2表示領域105の商品アイコン201、202が表示される。具体的には、環状に並べて配置した各商品アイコン201、202が、商品画像の上側を注文領域101の中心へ向けて、商品画像の下側を画面外側へ向けて放射状に表示される。本実施形態では省略しているが、実際の画面上では、各商品アイコン201、202の近傍に、商品名や価格等を示す文字情報を表示する。これらの文字情報も、商品アイコン201、202の画像の向きに向きを合わせて表示される。
図6(a)に示す画面が表示された後、操作表示部10を倒さずに画面を立てたまま注文を行う場合にも、図6(b)と同様の注文画面が表示されるが、この場合の注文画面では通常通り、商品アイコン201、202が、画像の上下を、立てた画面の上下に合わせた状態で表示される。また、文字情報も、文字の上下を画面の上下に合わせた状態で表示される。商品アイコン201、202及び文字情報の向き等、画面に表示する情報の表示態様は、操作表示部10を立てた状態か倒した状態かに応じて自動的に切り替えられるようになっている。
第1表示領域102の外側には、サイドメニューやドリンクメニュー等、他のカテゴリのメニューを表示させるための複数のカテゴリ選択領域103、104が表示される。具体的には、円102aの外側かつ円103aの内側の環状領域を第1カテゴリ選択領域103として、円103aの外側かつ円104aの内側の環状領域を第2カテゴリ選択領域104とする。
図6(b)の例では、第1表示領域102に7種のピザを示す商品アイコン201を表示して、第2表示領域105に6種のピザを示す商品アイコン202を示している。また、第1カテゴリ選択領域103は、サイドメニューのカテゴリを選択して、サイドメニューの商品情報を画面上に表示するための領域となっている。また、第2カテゴリ選択領域104は、ドリンクメニューのカテゴリを選択して、ドリンクメニューの商品情報を画面に表示するための領域となっている。
注文領域101、第1表示領域102及び第2表示領域105は、画面上で回転できるようになっている。図6(b)に矢印で示すように、時計回り及び反時計回りの両方向へ各領域を独立して回転させることができる。なお、表示領域の回転、商品アイコン201、202の移動等、本実施形態で説明する画面上の動きや変化は、例えば、画面上に表示した少なくとも一部の領域の静止画像を変化させる動画像表示によって実現するものである。
例えば、第1表示領域102の環状領域内に指で触れるタッチ操作を行い、タッチした指を画面から離さずに動かすスワイプ操作を行うと、指の動きに応じて第1表示領域102の表示が回転する。また、第1表示領域102の一部にタッチした指をはじくように素早く動かすフリック操作を行うと、この指の動きに応じて第1表示領域102が回転し始める。この回転は、予め設定した分だけ回転して停止するが、第1表示領域102に再度タッチすることで停止させることもできる。第1表示領域102に対する各商品アイコン201の位置は固定されており、第1表示領域102を回転させると、この回転に合わせて商品アイコン201が移動する。これにより、第1表示領域102を回転テーブルのように回転させて、遠くにある商品アイコン201を近くへ移動させることができる。
第2表示領域105は、画面の左右に分割されているが、第1表示領域102と同様にスワイプ操作やフリック操作により回転させることができる。第2表示領域105についても、第2表示領域105に対する各商品アイコン202の位置は固定されており、第2表示領域105を回転テーブルのように回転させて、遠くにある商品アイコン201を近くへ持ってくることができる。第2表示領域105では、例えば時計回りに回転させる操作を行うと、画面左側の第2領域105の一番上にある商品アイコン202が画面上側から画面の外へ出て行くように消えた後、画面右側の第2領域105の上部へ画面の外から入ってくるように商品アイコン202が現れる。
画面上の第1カテゴリ選択領域103にタッチすると、第1表示領域102の商品アイコン201を、サイドメニューの商品に変更することができる。同様に、第2カテゴリ選択領域104にタッチすると、第1表示領域102の商品アイコン201を、ドリンクメニューの商品に変更することができる。ピザの注文を終えてサイドメニューやドリンクメニューの注文を行いたい場合に、第1カテゴリ選択領域103や第2カテゴリ選択領域104にタッチして商品カテゴリを変更し、サイドメニューやドリンクメニューの商品アイコンを画面上に表示させて注文操作を行うことができる。
「サイドメニュー」の文字が表示された第1カテゴリ選択領域103にタッチして、サイドメニューの商品アイコンを画面上に表示した場合は、第1カテゴリ選択領域103の表示が「サイドメニュー」の文字から「メインメニュー」の文字に変更される。同様に、「ドリンクメニュー」と表示された第2カテゴリ選択領域104にタッチして、ドリンクメニューの商品アイコンを画面上に表示した場合は、第2カテゴリ選択領域104の表示が「ドリンクメニュー」の文字から「メインメニュー」の文字に変更される。「メインメニュー」と表示されたカテゴリ選択領域103、104にタッチすると、商品カテゴリをメインメニューのピザに戻して、第1表示領域102の表示をピザの商品アイコン201に戻すことができる。
第1カテゴリ選択領域103及び第2カテゴリ選択領域104にタッチした際に、商品カテゴリを変更する領域が第1表示領域102に限定されるものではなく、第2表示領域105の商品カテゴリを変更するように設定することもできる。また、スワイプ操作やフリック操作の向きに応じて、画面中央側へ向けて操作すれば第1表示領域102の商品カテゴリを変更して、画面外側へ向けて操作すれば第2表示領域105の商品カテゴリを変更するように設定することもできる。
このように、有価媒体処理装置1では、画面上に表示する商品アイコン201、202の商品カテゴリを選択することができる。また、商品アイコン201、202が表示された表示領域102、105を動かす操作を行って、商品アイコン201、202を近くへ引き寄せることができる。図4(a)に示すように操作表示部10を水平状態にして、画面を取り囲むように立った複数人で注文を行う場合でも、各人が、回転テーブルを回すように第1表示領域102及び第2表示領域105を回転させて、注文したい商品アイコン201、202を自分の方へ移動させることができる。そして、自分の手が届く範囲に移動してきた商品アイコン201、202を操作して注文する商品を選択することができる。
図7は、注文する商品を選択する操作を説明するための図である。図6(b)に示すように、実際の画面上では、商品アイコン201、202が各商品の画像となっているが、図7以降の図では、各商品の商品アイコン201、202を、各アイコンを区別するためのアルファベットの文字と商品アイコン201、202の外形とによって示す。
注文する商品を選択する際には、スワイプ操作やフリック操作によって、商品アイコン201、202を注文領域100内へ移動させる。例えば、図7に示す画面下側(有価媒体処理装置1の正面側)に立つ客が、第1表示領域102に表示されている商品Bを選択する際には、図7(a)に矢印で示すように、第1表示領域102の商品Bの商品アイコン201bを注文領域101内へ移動させる。商品Bの商品アイコン201bを注文領域101内へ移動させると、商品アイコン201bが注文領域101内に維持され、金額表示領域108には商品Bの価格が表示される。
次に、図7に示す画面の左側に立つ客が、商品Gを注文したい場合には、例えば、図7(a)に示す状態から第1表示領域102を反時計回りに回転させて、同図(b)に示すように、第1表示領域102の商品Gの商品アイコン201gを画面左側の自分の方へ近付くように移動させる。そして、図7(b)に実線矢印で示すように、第1表示領域102の商品アイコン201gを注文領域101内へ移動させる。注文領域101内へ商品Gのアイコンが入ってくると、注文領域101内で商品Gのアイコンに押された商品Bのアイコンは、注文領域101内で右側へ移動する。同様に、図7に示す画面の右側に立つ客が、商品Rを注文したい場合には、例えば、図7(a)に示す状態から第2表示領域105を時計回りに回転させて、画面左側の第2表示領域105にあった商品Rの商品アイコン202rを、同図(b)に示すように画面右側の第2表示領域105へ移動させて画面右側にいる自分の方へ引き寄せる。そして、図7(b)に破線矢印で示すように、画面右側の第2表示領域105にある商品アイコン202rを注文領域101内へ移動させる。商品の選択は、商品アイコン201、202を注文領域101へ移動するスワイプ操作によって行うこともできるし、画面中央の注文領域101へ向けて商品アイコン201、202を移動させるフリック操作を行えば、指で弾かれた商品アイコン201、202が注文領域101内へ移動して留まるようになっているので、商品を選択する操作を容易に行うことができる。同じ商品を複数個注文したい場合は、同じ商品アイコンを複数回、注文領域101内へ移動させることで注文するようにしてもよいし、既に注文領域101内に表示されている商品アイコンをタップすることで注文数を増やすようにしてもよい。
こうして、図7(b)に示すように、注文領域101内に商品Bの商品アイコン201b及び商品Rの商品アイコン201rが追加されると、金額表示領域108には、先に表示されていた商品Bの代金に、商品Gの代金及び商品Rの代金を加算した合計金額が表示される。
なお、注文領域101内では、可能な限り各商品アイコンが重ならないように表示される。第2表示領域105の大きな商品アイコン202rは、注文領域101内で縮小して表示される。また、注文領域101内の商品アイコンの数が増えた場合には、商品アイコンの一部が重なるように表示してもよいし、注文領域101内の各商品アイコンを縮小して、全ての商品アイコンを重ならないように表示してもよい。
複数の客が商品を選択する場合には、1人ずつ順に選択する必要はなく、複数人が同時に注文を行うことができる。また、商品の選択を取り消したい場合には、注文領域101内に表示されている商品アイコンを注文領域101の外側へ移動させる。フリック操作やスワイプ操作によって、注文領域101内の商品アイコンを領域外へ移動させると、商品の選択が取り消され、金額表示領域108の金額が、取り消した商品代金分を減額した金額に更新される。
注文する商品の選択を終えた後、図7(b)の画面で支払ボタン106にタッチすると、精算処理が開始される。まず、第1表示領域102及び第2表示領域105の商品アイコン201、202が消えて、金額表示領域108が、合計金額を表示した状態のまま、第1表示領域102の領域上を反時計回りに回転し始める。図7(c)に矢印で示すように反時計回りに移動した金額表示領域108が画面上部へ到達すると、金額表示領域108内に表示されていた合計金額の文字が領域外へ移動して、画面左側に商品代金112として大きく表示される
また、注文領域101内では、選択された全ての商品アイコンが整列表示され、支払ボタン106の表示は画面から消える。画面下部には、半円形の指示領域111が出現し、領域内には、精算処理に関する操作を指示する情報が表示される。
まず、図7(c)に示すように、操作表示部10を装置背面側へスライド移動させるよう指示する情報が指示領域111内に表示される。これを確認した客が、図4(a)に示す状態の操作表示部10を背面側へスライド移動させると、図4(b)に示すように、最背面位置となった操作表示部10の手前側に紙幣投入口21、硬貨投入口31、カード挿入口41及びレシート排出口51が露出した状態となる。なお、操作表示部10が自動的にスライド移動する構成となっている場合は、操作表示部10を装置背面側へスライド移動させるよう指示する情報を指示領域111内に表示することなく、操作表示部10が背面側へ自動的にスライド移動する。
図8は、操作表示部10を最背面位置へ移動させた際の画面例を示す図である。操作表示部10を最背面位置へ移動させると、指示領域111内には、図8に示すように、紙幣投入口21及び硬貨投入口31へ、商品代金分の貨幣を投入するよう指示する情報が表示される。このとき、紙幣投入口21、硬貨投入口31及びカード挿入口41に設けられているLED等の表示灯が点滅するなどして精算処理に利用する構成部の位置が客に報知される。図8に矢印で示すように、紙幣301を紙幣投入口21へ投入して、硬貨302を硬貨投入口31へ投入すると、貨幣投入に伴って画面表示が変化する。
図9は、貨幣投入時の画面例を示す図である。例えば、紙幣投入口21へ50ドル紙幣301を1枚投入すると、この紙幣301は紙幣処理部20内へ取り込まれ、紙幣識別部24で識別されて紙幣収納部25へ収納される。同様に、硬貨投入口31へ10セント硬貨302を5枚投入すると、硬貨302が1枚ずつ硬貨処理部30内へ取り込まれ、硬貨識別部34で識別されて硬貨収納部35へ収納される。
操作表示部10の画面上の表示は、紙幣301及び硬貨302の処理に合わせて変化する。具体的には、硬貨投入口31へ投入した硬貨302が1枚ずつ硬貨処理部30内へ取り込まれるのに合わせて、図9に示すように、操作表示部10の画面下側から所定の硬貨画像114が現れる。すなわち、硬貨302が硬貨処理部30内へ取り込まれると、取り込まれた硬貨302が操作表示部10の画面の中へ吸い込まれたかのように表示される。画面上の硬貨画像114は、図9に実線矢印で示したように第1表示領域102内へ移動する。そして、硬貨処理部30内へ取り込まれた硬貨302が硬貨識別部34で識別されて、10セント硬貨であるとの識別結果が得られると、画面上の第1表示領域102内の硬貨画像115が10セント硬貨の画像に変化する。また、画面の右側には、識別結果に応じた投入貨幣の合計金額が、投入金額113として表示される。10セント硬貨1枚が識別されると、図9に示すように投入金額113の表示が0.1ドルになる。
同様に、紙幣投入口21へ投入した紙幣301が紙幣処理部20内へ取り込まれるのに合わせて、図9に破線矢印で示したように、操作表示部10の画面下側から所定の紙幣画像116が現れる。紙幣301が紙幣処理部20内へ取り込まれた分だけ画面上の紙幣画像116が移動して、紙幣処理部20へ取り込まれる紙幣301が操作表示部10の画面の中へ取り込まれているかのように、画面上の紙幣画像116の表示が変化する。紙幣301全体が紙幣処理部20内へ取り込まれると、画面内の紙幣画像116は、第1表示領域102内へ移動する。そして、紙幣処理部20内へ取り込まれた紙幣301が紙幣識別部24で識別されて、50ドル紙幣であるとの識別結果が得られると、第1表示領域102内の紙幣画像が50ドル紙幣の画像に変化する。また、画面右側の投入金額113の表示が紙幣識別部24による識別結果に応じて更新されることになる。
画面上に現れる硬貨画像114及び紙幣画像116として、記憶部60に予め準備しておいた所定画像を利用する。一方、貨幣識別後の第1表示領域102の画像については、予め準備した各金種の所定画像を利用する態様であってもよいし、客が実際に投入した硬貨302を硬貨識別部34で撮像した画像、客が実際に投入した紙幣301を紙幣識別部24で撮像した画像を利用する態様であってもよい。
図10は、貨幣投入完了後の画面例を示す図である。1枚の50ドル紙幣301及び5枚の10セント硬貨302を投入すると、図10(a)に示すように、第1表示領域102には、50ドル紙幣の紙幣画像1つと、10セント硬貨の硬貨画像5つとから成る貨幣画像117が表示される。また、画面右側の投入金額113の表示が50.5ドルの表示となる。
紙幣投入口21への紙幣投入、及び硬貨投入口31への硬貨投入を完了してから所定時間が経過し、かつ、投入した紙幣301及び硬貨302の合計金額を示す投入金額113が商品代金112を超えている場合に、貨幣投入が完了したものと判定され、次の動作が開始される。ただし、貨幣の投入完了を、時間及び投入金額に基づいて自動判定する態様に限定するものではなく、例えば、画面上に操作完了を示すための専用のボタンを表示して、このボタンにタッチして貨幣投入の完了を示す態様であってもよい。また、例えば、貨幣の投入を完了した後、第1表示領域102を回転させるスワイプ操作又はフリック操作等、所定の操作を行って貨幣投入の完了を示す態様であっても構わない。
貨幣の投入操作を完了すると、画面上の第1表示領域102が回転し始める。この回転に伴い、第1表示領域102の貨幣画像117が、注文領域101の周囲を反時計回りに回転する。そして、図10(b)に矢印で示すように画面下部から上部へ半時計回りに回転する貨幣画像117は、画面上部の遷移領域110へ入り始める。なお、図7(b)に示す金額表示領域108が同図(c)に示すように画面上部に移動したものが、図10に示す遷移領域110である。
図10(b)に示すように、第1表示領域102と共に回転する貨幣画像117が、遷移領域110の右側から領域内へ入って画面から徐々に消えるのに合わせて、遷移領域110の左側から、釣銭を構成する貨幣を示す釣銭画像118が徐々に現れる。すなわち、客が投入した貨幣を示す貨幣画像117が画面上を移動して、遷移領域110を通過する間に、有価媒体処理装置1から払い出される釣銭を示す釣銭画像118に変化する。また、この表示の変化に合わせて、図10(a)に示すように画面左側に表示されていた商品代金112の表示が、同図(b)に示す釣銭金額119の表示へと徐々に変化する。
図10の例では、商品代金112が32.5ドルであるのに対して、有価媒体処理装置1に投入された投入金額113が50.5ドルであるから釣銭の金額は18ドル(=50.5ドル−32.5ドル)となる。よって、50.5ドル分の貨幣を示す貨幣画像117が、第1表示領域102の回転に伴って遷移領域110に吸い込まれるようにして徐々に消えるのに合わせて、遷移領域110の左側から、10ドル紙幣1枚、5ドル紙幣1枚、1ドル紙幣3枚の画像から成る18ドル分の貨幣を示す釣銭画像118が徐々に現れる。釣銭画像118は、紙幣処理部20及び硬貨処理部30から実際に払い出される紙幣及び硬貨の金種及び枚数に基づいて表示される。例えば、5ドル紙幣が不足しているために18ドル分の釣銭が10ドル紙幣1枚、1ドル紙幣8枚で払い出される場合は、10ドル紙幣1枚、1ドル紙幣8枚の画像が釣銭画像118として表示される。
遷移領域110の左側から現れた釣銭画像118は、図10(c)に矢印で示すように、反時計回りに回転を続けて、画面下部で停止する。そして、有価媒体処理装置1の紙幣処理部20及び硬貨処理部30による釣銭貨幣の払い出しが開始される。
図11は、釣銭貨幣払い出し時の画面例を示す図である。釣銭画像118が、第1表示領域102の下部(装置前面側)で停止すると、図11に矢印で示すように、釣銭画像118を構成する10ドル紙幣1枚、5ドル紙幣1枚、1ドル紙幣3枚が1枚ずつ順に、紙幣処理部20の紙幣排出口22に対応する画面下端の位置へ移動して、画面の外側へ消えてゆく様子が表示される。この表示に合わせて、紙幣処理部20の紙幣排出口22から釣銭紙幣が払い出される。具体的には、例えば、10ドル紙幣の紙幣画像が画面下端へ消えるのに伴い紙幣排出口22から10ドル紙幣が排出される。こうして、画面内に表示されていた釣銭画像118を構成する各紙幣が画面から外へ飛び出してきたかのように、紙幣排出口22から釣銭紙幣が排出される。なお、釣銭として硬貨を払い出す場合にも、同様に、釣銭画像118を構成する硬貨画像が、硬貨排出口32に対応する画面下端の位置から画面外側へ移動する様子を表示して、この表示に合わせて硬貨排出口32から釣銭硬貨が排出されるようになっている。
また、プリンタ50が、客が注文した商品の種類及び金額、全商品の合計金額、客が装置に投入した貨幣の合計金額、装置から払い出された釣銭の金額、注文した商品を受け取る際に利用する注文番号等の情報をレシート303に印字する。このレシート303は、図11に示すように、レシート排出口51から排出される。
続いて、操作表示部10の画面上には、紙幣排出口22から釣銭紙幣を取り出すと共に、レシート排出口51のレシート303を取り出して、このレシート303に印字されている注文番号の呼び出しを待つように客に指示する情報が表示される。客が、釣銭紙幣及びレシート303を取り出すと、有価媒体処理装置1は精算処理を完了する。精算処理を完了すると、客が注文した商品に関する情報が、有価媒体処理装置1から、店舗従業員が商品準備に利用する端末へ送信される。店舗従業員は、端末に受信した客の注文情報に基づいて商品を準備し、注文番号で客を呼び出して商品を渡して取り引きを完了することになる。
なお、図10では、精算処理時の注文領域101内に情報を表示していないが、精算処理中に情報を表示するよう設定することもできる。図12は、精算処理中に表示される画面例を示す図である。例えば、図12(a)に示すように、精算処理中も注文領域101内に、客が支払う商品代金112を表示するよう設定することもできる。また、図12(b)に示すように、商品代金112と共に、客が注文した商品アイコン等、商品に関する情報を注文領域101内に表示するよう設定することもできる。この他、広告宣伝等の情報を注文領域101内に表示するよう設定することも可能である。
このように、有価媒体処理装置1では、商品を選択して注文する操作を、操作表示部10を倒して画面を略水平にした状態で行うことができる。画面を水平状態にすれば、画面の四方から、複数人で商品の注文を行うことができる。また、画面上で、商品アイコン201、202が表示された領域102、105をスワイプ操作やフリック操作で回転テーブルのように回転させることができるので、画面の四方から操作する各人は、注文したい商品アイコン201、202を、手が届く範囲へ移動させて注文操作を行うことができる。また、精算処理を開始すると、画面上には、投入金額113や釣銭金額119に加えて、投入した貨幣の貨幣画像117や釣銭貨幣の釣銭画像118等の画像が表示され、貨幣投入や釣銭払出の処理に伴って画面上の表示内容が変化する。注文操作を行った複数人の客のうち一人が精算処理を行う間、精算処理の完了を待つ他の客が画面表示の変化を目にすることで待ち時間を実際より短く感じるという効果も得られる。
有価媒体処理装置1では、図7〜図12に示すように、複数の客が操作表示部10の一画面を確認しながら商品の注文や商品代金の精算を行うことができる。これに加えて、有価媒体処理装置1では、操作表示部10の画面を複数の領域に分割して、各人が別々に注文や精算を行うことも可能となっている。
図13は、画面を2分割して注文を行う際の画面例である。図6(b)に示すように、注文開始時に表示される画面上で、3つの分割指示ボタン109a〜109cのいずれかにタッチすると、図13に示すように画面が上下2つの注文画面に分割される。注文画面の分割に合わせて、注文領域101も2つの注文領域101a、101bに分割される。同様に、第1表示領域102は2つの領域102a、102bに分割され、第2表示領域105も2つの領域105a、105bに分割される。一方、金額表示領域108a、108bは、2つの注文画面それぞれに表示される。
2つに分割された注文領域101a、101bには、各注文画面を区別するための番号が表示される。具体的には、有価媒体処理装置1の正面側(画面下部)を第1注文画面として、注文領域101aに番号「1」が表示され、背面側(画面上部)を第2注文画面として、注文領域101bに番号「2」が表示される。図6(b)に示す支払ボタン106及び取消ボタン107の表示は、第1注文画面に維持される。また、図6(b)に示す分割指示ボタン109cは、第2注文画面上では、画面分割を解除するための分割解除ボタン109bに変化する。2分割された画面上で分割解除ボタン109bにタッチすると、再び一画面に統合されて、図6(b)に示す画面に戻るようになっている。
図13に示すように画面を2分割した際には、図6(b)に示す第1表示領域102及び第2表示領域105に表示されていた全ての商品アイコン201、202が維持されたまま、第1注文画面及び第2注文画面に分けて表示される。このように、画面を複数の注文画面に分割した場合に、分割後の初期画面で、各注文画面に同じ商品を表示するのではなく、異なる商品を表示することで、客に、できるだけ多くの商品を見せることができる。
図13に示す画面下側の第1注文画面で分割指示ボタン109aにタッチすると、第1注文画面が左右2つに分割されて、右側を第1注文画面、左側を第3注文画面とする3分割画面になる。同様に、図13に示す画面上側の第2注文画面で分割指示ボタン109bにタッチすると、第2注文画面が左右2つに分割されて、左側を第2注文画面、右側を第3注文画面とする3分割画面になる。3分割画面でさらに分割指示ボタン109b、109aにタッチすると、4分割画面となる。図14は、画面を4分割して注文処理を行う際の画面例である。
注文領域101、第1表示領域102、第2表示領域105は、注文画面の数に合わせて分割される。画面を4分割した場合には、図14に示すように、注文領域101が4つの領域101a〜101dに分割される。また、第1表示領域102が4つの領域102a〜102dに分割され、第2表示領域105も4つの領域105a〜105dに分割される。4つに分割された各注文領域101a〜101dには、注文画面の番号を示す数字が表示される。図14に示す4つの領域のうち右下の領域が第1注文画面、左下の領域が第2注文画面、左上の領域が第3注文画面、右上の領域が第4注文画面となる。
各注文画面には、金額表示領域108a〜108dが表示される。支払ボタン106及び取消ボタン107は、右下の第1注文画面にのみ表示され、分割解除ボタン120a〜120cは、第1注文画面には表示されず、第2注文画面〜第4注文画面に表示される。第2注文画面の分割解除ボタン120aにタッチすると、第1注文画面と第2注文画面が1つに統合される。また、第3注文画面の分割解除ボタン120b又は第4注文画面の分割解除ボタン120cにタッチすると、第3注文画面と第4注文画面が1つに統合される。そして、図13に示すように2分割画面となったところで分割解除ボタン109cにタッチすると再び一画面に統合されて、図6(b)に示す画面に戻る。
図14に示すように、画面を4分割した際の第1表示領域102a〜102d及び第2表示領域105a〜105dには、図6(b)に示す1画面表示や図13に示す2分割表示の際に比べて商品アイコンが縮小して表示される。これにより、画面を複数に分割して各注文画面の面積が縮小された場合でも、なるべく多くの商品を表示できるようになっている。
図13及び図14に示すように画面を複数の注文画面に分割した場合も、図6及び図7を参照しながら説明したように、第1表示領域102a〜102d及び第2表示領域105a〜105dのそれぞれをスワイプ操作やフリック操作で回転させて、画面上に表示される商品を変更しながら注文操作を行うことができる。同様に、各注文画面に表示された、分割された第1カテゴリ選択領域103及び第2カテゴリ選択領域104にタッチすることで、画面上に表示する商品のカテゴリをサイドメニューやドリンクメニューに切り替えて注文操作を行うことができる。これにより、複数の客は、分割された各注文画面で同時に注文操作を行うことができる。
操作表示部10の画面を複数に分割した各注文画面で、複数の客がそれぞれ商品の選択を終えた後、第1注文画面の支払ボタン106にタッチすると、画面上には、精算処理についても各人が別々に行うか、一人がまとめて行うかを問う情報が表示される。以下では画面を4分割した場合を例に具体的に説明する。
図15は、画面を4分割して注文操作を行った際に表示される画面例を示す図である。図14に示す画面で支払ボタン106にタッチすると、図15に示すように、画面上にウィンドウ121が表示される。ウィンドウ121内には、4人が注文した商品の合計金額、すなわち精算を1人がまとめて行う場合に支払う金額が表示される。また、ウィンドウ121内には、1人がまとめて支払うか、4人各人が別々に支払うかを選択するための2つのボタン121a、121bが表示される。
第1注文画面〜第4注文画面の4つの金額表示領域108a〜108dには、4人各人が注文した商品の合計金額、すなわち精算を各人が個別に行う場合に各人が支払う金額が表示されている。客は、これらの金額と、ウィンドウ121内に表示された合計金額とを確認して、1人がまとめて支払うか4人各人が別々に支払うかを選択する。画面上のボタン121aにタッチして1人がまとめて支払うことを選択した場合は、図8〜図12を参照しながら説明したように精算処理が行われる。
一方、画面上のボタン121bにタッチして4人各人が別々に支払うことを選択した場合には、各人について別々に精算処理が行われる。図16は、複数人が別々に精算処理を行う際の画面例を示す図である。図14に示すように画面を4分割して4人の客がそれぞれ商品を注文し、図15に示す画面で別々に支払うことを選択すると、第1注文画面〜第4注文画面の各注文画面の客についての精算処理が順に実行される。
まず、第1注文画面の客についての精算処理が開始され。図16に示すように、画面上には、第1注文画面の客の精算処理であることを示す情報122が表示され、注文領域101には、この客が注文した商品のアイコン等、注文した商品に関する情報が表示される。また、第1注文画面の金額表示領域108a近傍に、各人が何番の客であるかを示す情報123が表示される。精算処理中の注文画面の金額表示領域108aは、他の注文画面の金額表示領域108b〜108dと異なる表示態様で表示される。具体的には、例えば、精算処理中の金額表示領域108aを、他の金額表示領域108b〜108dと異なる色で表示したり表示を点滅したりすることで、いずれの客の精算処理中であるかを報知する。
複数の注文画面のうち、いずれの注文画面の客についての精算処理であるかを画面に表示した状態で、図8〜図12を参照しながら説明したように各精算処理が行われる。第1注文画面〜第4注文画面の順、すなわち1番〜4番の順で各人の精算処理が行われるが、各人の精算処理開始時に、画面上で金額表示領域108a〜108dにタッチすると、精算処理の順序を変更できるようになっている。具体的には、図16に示すように第1注文画面で商品を注文した1番の客の精算処理を開始した際に、第3注文画面で商品を注文した3番の客が、自分が支払う代金が表示されている金額表示領域108cにタッチすると、画面上の表示が3番の客の精算処理に対応する情報に変更され、先に3番の客の精算処理を行うことができる。1人の客の精算処理を終えると、次に小さい番号の客の精算処理が開始される。こうして4人各人の精算処理を順に行って精算処理を完了する。
なお、図14に示すように、注文操作時には、装置背面側に立って第3注文画面及び第4注文画面で商品を選択する各客が、注文した商品の合計金額を確認しやすいように、第3注文画面及び第4注文画面の金額表示領域108c、108dには、文字の下側が装置背面側(画面上側)となるように文字が表示される。これに対して、第1注文画面及び第2注文画面では、装置正面側に立って商品を選択する各客が、注文した商品の合計金額を確認しやすいように、第1注文画面及び第2注文画面の金額表示領域108a、108bには、文字の下側が装置正面側(画面下側)となるように文字が表示される。すなわち、図14に示すように、第3注文画面及び第4注文画面の金額表示領域108c、108dでは、第1注文画面及び第2注文画面の金額表示領域108a、108bの文字を180度回転した向きで文字が表示される。一方、精算処理時には、全ての客が、図8に示すように有価媒体処理装置1の正面側で操作を行うので、図16に示すように、全ての金額表示領域108a〜108dの文字が、文字下側を画面下側とする同じ向きで表示される。このような水平状態の操作表示部10における表示態様の変更は、有価媒体処理装置1で行われる処理内容に応じて自動的に行われる。
このように、有価媒体処理装置1では、画面を複数の注文画面に分割して、複数の客がそれぞれ各注文画面で同時に注文操作を行うことができる。また、精算処理を行う際には、1人がまとめて精算処理を行うこともできるし、各人が別々に精算処理を行うこともできる。
なお、図7に示すように、画面を分割せず1画面で注文を行った場合にも精算処理の方法を選択できるように設定することもできる。図17は、画面を分割せずに注文を行った際に表示される画面例を示す図である。この場合は、図7(b)に示す画面で支払ボタン106を押すと、図17に示すウィンドウ124が表示される。ウィンドウ124内には、1人で精算を行う場合に支払う合計金額が表示される。また、ウィンドウ124内には、複数人で支払う場合の人数を選択するボタン124bが表示されるので、このボタン124bにタッチして人数を選択すると、各人が払う金額124dが自動計算される。ウィンドウ124内に表示された2つの金額を確認して、1人がまとめて支払うか、ボタン124bで入力した人数で各人が別々に支払うかを選択する。画面上のボタン124aにタッチして1人がまとめて支払うことを選択した場合は、図8〜図12を参照しながら説明したように精算処理が行われる。一方、画面上のボタン124bにタッチして、複数人で別々に支払うことを選択した場合には、各人について別々に精算処理が行われることになる。図17の例では、ボタン124aにタッチすると100ドルを1回の処理で精算する処理が実行され、ボタン124cにタッチすると25ドルずつ支払う処理を4回繰り返して100ドルを精算する処理が行われる。
なお、合計金額を分割して複数人で支払う場合に、計算する金額の最小単位は、設定により変更できるようになっている。また、合計金額を、ボタン124bで選択した人数で割り切れない場合には、何人が何ドル払うかを示す情報が別ウィンドウで表示される。具体的には、最小単位を1ドルに設定すると、合計金額が1ドル単位で分割される。この設定で、例えば合計101ドルを4人で支払うよう選択すると、1ドル単位で計算が行われ、3人が25ドルを支払い、1人が26ドルを支払うことが、別ウィンドウに表示される。画面上に表示された情報を確認して複数人で支払うことを選択した場合には、26ドルを支払う処理を1回、25ドルを支払う処理を3回行って、101ドルを精算することになる。
このように、有価媒体処理装置1では、精算を1人で行うか複数人で行うかを選択することができる。図7に示す1画面で、複数人が注文を行った場合も、人数を指定して各人が支払う金額を確認した後、複数人で精算を行うことも可能である。
本実施形態では、有価媒体処理装置1が、紙幣処理部20、硬貨処理部30、カード処理部40及びプリンタ50を各1台ずつ含む態様を示したが、本実施形態がこれに限定されるものではない。図18は、有価媒体処理装置1が、紙幣処理部20、硬貨処理部30、カード処理部40及びプリンタ50を2台ずつ有する構成例を示す図である。また、図19は、有価媒体処理装置1が、紙幣処理部20、硬貨処理部30、カード処理部40及びプリンタ50を4台ずつ有する構成例を示す図である。すなわち、図18は、有価媒体処理装置1が、上方から見て対向する2つの面それぞれに、有価媒体を処理する構成部を有する場合を示し、図19は、上方から見た4つの面それぞれに、有価媒体を処理する構成部を有する場合を示している。
図18に示すように、有価媒体処理装置1の正面側(図面下側)及び背面側(図面上側)のそれぞれに、紙幣処理部20(20a、20b)、硬貨処理部30(30a、30b)、カード処理部40(40a、40b)及びプリンタ50(50a、50b)を有する場合には、精算処理時に、画面を正面側と背面側の2つに分割して、2人同時に精算処理を実行することができる。例えば、図14に示す画面で4人で同時に注文して、正面側で2人、背面側で2人が精算処理を行う場合には、図16を参照しながら説明した場合と同様に、精算処理の対象となる客の番号及び代金が上下の各画面に表示されるので、各人が順に精算処理を実行することができる。具体的には、1番目の客の精算処理及び2番目の客の精算処理を正面側で行いながら、同時に、3番目の客の精算処理及び4番目の客の精算処理を背面側で行うことができる。精算処理は、2つの画面のそれぞれで、図8〜図12を参照しながら説明したように行われる。
また、図19に示すように、有価媒体処理装置1の正面側(図面下側)、左側、背面側(図面上側)及び右側のそれぞれに、紙幣処理部20(20a〜20d)、硬貨処理部30(30a〜30d)、カード処理部40(40a〜40d)及びプリンタ50(50a〜50d)を有する場合には、画面を正面側、左側、背面側及び右側の4つに分割して、4人が同時に精算処理を実行することができる。この場合は、4つの画面それぞれで図8〜図12を参照しながら説明したように、各人の精算処理が行われる。
図18及び図19では、説明を簡単にするため、紙幣処理部20(20a〜20d)、硬貨処理部30(30a〜30d)、カード処理部40(40a〜40d)及びプリンタ50(50a〜50d)(以下「紙幣処理部等」と記載する)が、操作表示部10の外側に露出している例を示したが、図4に示したように、操作表示部10が、1つ又は2つの紙幣処理部等を覆った状態として、操作表示部10をスライド移動させる態様であってもよい。例えば、図18に示すように、紙幣処理部等を本体部2の正面側及び背面側のそれぞれに設けた場合に、客が、正面側の紙幣処理部等を用いて精算処理を行う際には、操作表示部10を背面側へスライド移動させて、次に、別の客が、背面側の紙幣処理部等を用いて精算処理を行う際には、操作表示部10を正面側へスライド移動させる。また、例えば、図19に示すように、紙幣処理部等を本体部2の四方に設けた場合にも、正面側で精算処理を行う際には背面側へスライド移動させて、背面側で精算処理を行う際には正面側へスライド移動させて、右側で精算処理を行う際には右側へスライド移動させて、左側で精算処理を行う際には左側へスライド移動させればよい。これにより、操作表示部10を、一部の紙幣処理部等を覆う大きさとすることができる。
ただし、商品を選択する注文操作時に紙幣投入口21や硬貨投入口31を覆っていた操作表示部10を、精算処理時にスライド移動させる態様に限定されるものではない。例えば、紙幣投入口21及び硬貨投入口31のそれぞれにカバーを設けて、注文操作時にはカバーを閉じて精算処理時にはカバーを開くというように、必要に応じてカバーの開閉を制御する態様であってもよい。
上述してきたように、本実施形態に係る有価媒体処理装置1では、操作表示部10の画面を立てた状態で注文操作を行うこともできるし、画面を略水平に倒した水平状態で注文操作を行うこともできる。家族や友人等、複数人の客が一緒に商品を注文する場合には、水平に倒した操作表示部10の周囲に立つ各人が、画面に表示された商品を確認しながら注文操作を行うことができる。操作表示部10の画面が水平状態になると、画面上の商品アイコン201、202が、商品画像の上側を画面中央に向けて放射状に表示する表示態様に自動的に変更されるので、操作表示部10の周囲に立つ各人は、商品情報を容易に確認することができる。また、画面上で、商品アイコン201、202が表示される表示領域102、105を回転テーブルのように回転させることができるので、各人は、表示領域102、105を回転して注文したい商品の商品アイコン201、202を近くへ移動させて注文操作を行うことができる。
また、有価媒体処理装置1では、複数人の客が別々に注文したい場合には、画面を複数の注文画面に分割して、各注文画面で各人が同時に注文操作を行うことができる。この場合も、画面上の表示領域102、105を回転させて、注文画面に表示される商品の種類を変更しながら商品を選択して注文操作を行うことができる。
また、有価媒体処理装置1では、複数人で注文を終えた後、精算処理を行う際に、1人がまとめて商品代金を支払って精算するか、各人が別々に支払って商品代金を精算するかを選択することができる。各人が別々に注文及び精算を行うこともできるし、複数人で一緒に商品を選択した後に金額を略均等に分割して支払うことにより精算を行うこともできるので、様々な使用態様に対応することができる。
以上のように、本発明に係る有価媒体処理装置及び有価媒体処理方法は、1人で注文操作を行う場合や複数人で注文操作を行う場合、複数人がそれぞれ注文を行った後に1人がまとめて精算する場合や各人が別々に精算する場合等、様々な使用態様で操作を容易に行うために有用である。
1 有価媒体処理装置
2 本体部
10 操作表示部
11 支持部
12 凹溝
20 紙幣処理部
21 紙幣投入口
22 紙幣排出口
23 紙幣搬送部
24 紙幣識別部
25 紙幣収納部
30 硬貨処理部
31 硬貨投入口
32 硬貨排出口
33 硬貨搬送部
34 硬貨識別部
35 硬貨収納部
40 カード処理部
41 カード挿入口
42 カード読取部
50 プリンタ
51 レシート排出口
60 記憶部
70 通信部
80 制御部

Claims (17)

  1. 画面を略水平に倒した水平状態と前記画面を立てた状態との間で姿勢変更可能に支持され、有価媒体の処理を伴う指示操作を受け付ける操作表示部と、
    水平状態にした前記操作表示部より下方に設置され、前記操作表示部で受け付けた指示操作に基づいて有価媒体を処理する本体部と
    を備えることを特徴とする有価媒体処理装置。
  2. 水平状態にした前記操作表示部の奥行が前記本体部の奥行より大きいことを特徴とする請求項1に記載の有価媒体処理装置。
  3. 水平状態にした前記操作表示部の横幅が前記本体部の横幅より大きいことを特徴とする請求項1又は2に記載の有価媒体処理装置。
  4. 水平状態にした前記操作表示部の画面が、指示操作を行う操作者が立ったまま操作する高さにあることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の有価媒体処理装置。
  5. 前記操作表示部の画面がタッチパネル式の画面であることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の有価媒体処理装置。
  6. 前記操作表示部は、前記本体部の上方で水平方向にスライド移動可能に支持されることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の有価媒体処理装置。
  7. 前記本体部は、処理対象とする有価媒体を受け付ける受入口を有し、
    前記操作表示部は、水平状態にした前記操作表示部で前記受入口を隠す位置と前記受入口を露出する位置との間でスライド移動可能に支持される
    ことを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の有価媒体処理装置。
  8. 前記操作表示部の画面を立てた状態か該画面を倒した状態かに応じて、前記画面に表示する情報の表示態様が変更されることを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の有価媒体処理装置。
  9. 前記操作表示部の画面を倒した水平状態では、該画面を立てた状態で表示される画像の向きを、画面を囲む複数の各操作者が確認しやすい向きに変更して表示することを特徴とする請求項8に記載の有価媒体処理装置。
  10. 水平状態にした前記操作表示部の画面上には、画面の周囲から複数人が同時に指示操作可能な態様で情報が表示されることを特徴とする請求項1〜9のいずれか1項に記載の有価媒体処理装置。
  11. 水平状態にした前記操作表示部の画面を複数領域に分割して各領域で同時に指示操作を受け付けることを特徴とする請求項1〜10のいずれか1項に記載の有価媒体処理装置。
  12. 前記本体部は、有価媒体としてカードを処理するカード処理部を有することを特徴とする請求項1〜11のいずれか1項に記載の有価媒体処理装置。
  13. 前記本体部は、画面を囲む複数の各操作者に少なくとも1つの貨幣処理部が対応するように複数の貨幣処理部を有することを特徴とする請求項1〜12のいずれか1項に記載の有価媒体処理装置。
  14. 前記本体部は、前記操作表示部で行われた指示操作に関する情報及び前記本体部で処理した有価媒体に関する情報を印字したレシートを発行するプリンタを有することを特徴とする請求項1〜13のいずれか1項に記載の有価媒体処理装置。
  15. 前記本体部は、前記操作表示部で行われた指示操作に関する情報を外部装置へ送信する通信部を有することを特徴とする請求項1〜14のいずれか1項に記載の有価媒体処理装置。
  16. 前記操作表示部で、1人がまとめて代金を支払う単独精算、又は複数人がそれぞれ代金を支払う個別精算を選択する指示操作を受け付けて、
    前記本体部は、
    単独精算が選択された場合には、前記操作表示部で選択された商品の合計金額分の支払いを1回の支払処理を受け付けて精算する精算処理を実行して、
    個別精算が選択された場合には、前記操作表示部で選択された商品の合計金額分の支払いを人数分の支払金額に分けて、各人の支払処理を受け付けて精算する精算処理を実行する
    ことを特徴とする請求項1〜15のいずれか1項に記載の有価媒体処理装置。
  17. 操作表示部と有価媒体を処理する本体部とを有する有価媒体処理装置で実行する有価媒体処理方法であって、
    本体部の上面側に設けられた操作表示部が、画面を立てた状態から、該画面を前記本体部の上面上に略水平に倒した水平状態にされたことを検知する検知工程と、
    水平状態にされた前記操作表示部の画面上に、画面を立てた状態と異なる表示態様で、商品に関する情報を表示する表示工程と、
    前記操作表示部の画面上で操作者が商品を選択する操作を受け付ける選択受付工程と、
    有価媒体による支払いを前記本体部で受け付けて、前記選択受付工程で選択された商品の合計金額分の精算処理を実行する精算工程と
    を含んだことを特徴とする有価媒体処理方法。
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