JP2017126219A - 運転支援装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】運転支援が必要な状況であるのに運転支援が行われないことを抑制しつつ、不要な運転支援が行われてしまうことも抑制できる運転支援装置を提供する。
【解決手段】マップマッチングの信頼度を逐次決定する信頼度決定部と、自車両予測軌道と周辺車両予測軌道との交点を含むように判定領域を設定する領域設定部と、マップマッチングの信頼度が高信頼度であることに基づいて、自車両の進行方向に存在する交差点ノードを決定する交差点ノード決定部と、判定領域内に交差点ノードがあるか否かを判定する判定部とを備える。判定領域内に交差点ノードがない場合、判定領域内に交差点ノードがある場合よりも運転支援レベルを運転支援が抑制されるレベルとし、マップマッチングの信頼度が低信頼度である場合、判定部による判定を行わずに、自車両予測軌道と周辺車両予測軌道に交点があるか否かに基づいて運転支援を実行するか否かを決定する。
【選択図】図6

Description

本発明は、車両の運転者の運転を支援する運転支援装置に関し、特に、車両同士の衝突可能性を予測して運転支援を行う装置に関する。
車両同士の衝突可能性を予測して運転支援を行う装置が知られている。たとえば、特許文献1では、運転支援装置を搭載した車両が、他車両との間で相互通信を行いつつ、道路地図情報に基づいて、運転支援装置を搭載した車両(以下、自車両)と他車両の将来の予測車両位置をそれぞれ予測する。そして、将来の時刻における自車両の予測車両位置と、その将来の時刻における他車両の予測車両位置を比較する。比較した結果、自車両の予測車両位置と他車両の予測車両位置が近い場合に、自車両と他車両とが衝突する可能性があると判定して、安全支援情報を提供する。
特開2008−97413号公報
特許文献1の技術では、道路地図情報により表される道路上における自車両の位置を予測する必要がある。このためには、自車両の現在位置を逐次決定する必要がある。現在位置を決定する方法としては、GNSS(Global Navigation Satellite System)が備える航法衛星が送信する航法信号を受信して、この航法信号に基づいて現在位置を決定する方法が広く知られている。ただし、航法信号に基づいて決定する現在位置(以下、GNSS現在位置)には位置決定誤差があり、この誤差により、実際には道路を走行しているにも関わらず、GNSS現在位置は道路上に決定されないことがあることも広く知られている。
GNSS現在位置を補正する技術として、マップマッチングが広く知られている。マップマッチングは、逐次決定する現在位置の軌跡を道路形状にマッチングさせることで、現在位置を道路上に補正する。
しかし、マップマッチングは、車両の走行軌跡に似ている道路形状が現在位置付近にあれば、走行軌跡に完全には一致していなくても、車両の現在位置を、走行軌跡に似ている道路形状を有する道路上に補正してしまう。そのため、場合によっては、現在位置を、実際に車両が走行している道路とは異なる道路に補正してしまうこともある。
そのため、常に、マップマッチングにより補正された現在位置に基づいて運転支援を行うと、運転支援が行われるべき状況において、運転支援が行われない恐れが生じる。
一方、マップマッチングをしないで、GNSS現在位置と進行方向とに基づいて自車両の位置および他車両の位置を予測ことも考えられる。マップマッチングをしなければ、現在位置が、実際には走行していない道路上に補正されてしまうことによって運転支援が行われない、という問題は生じない。
しかし、マップマッチングをしないと、自車両が走行している道路と他車両が走行している道路とが交わらないにも関わらず、自車両と他車両が衝突する可能性があると判断して、不要な運転支援を実行してしまう恐れが生じる。
本発明は、この事情に基づいて成されたものであり、その目的とするところは、運転支援が必要な状況であるのに運転支援が行われないことを抑制しつつ、不要な運転支援が行われてしまうことも抑制できる運転支援装置を提供することにある。
上記目的は独立請求項に記載の特徴の組み合わせにより達成され、また、下位請求項は、発明の更なる有利な具体例を規定する。特許請求の範囲に記載した括弧内の符号は、一つの態様として後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものであって、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
上記目的を達成するための本発明は、車両で用いられ、車両の運転者の運転を支援する制御を行う運転支援部(S12、S17、S18)を備えた運転支援装置であって、
衛星航法システムが備える航法衛星が送信する航法信号を受信して決定した位置を逐次取得して、運転支援装置が用いられている車両である自車両の現在位置を逐次決定する自車位置決定部(S1)と、
自車両の現在位置の軌跡と道路形状との比較に基づいて自車両の現在位置を道路上に補正するマップマッチングの信頼度を逐次決定する信頼度決定部(S6)と、
自車両の現在位置と自車両の進行方位とから、自車両の今後の走行軌道である自車両予測軌道を予測する自車両予測部(S3)と、
自車両の周辺に存在している周辺車両の現在位置と周辺車両の進行方位とから予測される周辺車両の今後の走行軌道である周辺車両予測軌道を予測するための軌道予測情報を、自車両に備えられている車車間通信部から取得して、周辺車両の今後の走行軌道である周辺車両予測軌道を予測する周辺車両予測部(S5)と、
自車両予測軌道と周辺車両予測軌道に交点がある場合に、交点を含むように判定領域を設定する領域設定部(S13)と、
信頼度決定部が決定したマップマッチングの信頼度が、予め設定された高信頼度であることに基づいて、交差点を交差点ノードで表している道路地図情報から、マップマッチングにより決定した自車両の現在位置が位置する道路において、自車両の進行方向に存在する交差点ノードを決定する交差点ノード決定部(S9)と、
領域設定部が設定した判定領域内に、交差点ノード決定部が決定した交差点ノードがあるか否かを判定する判定部(S16)とを備え、
運転支援部は、
判定領域内に交差点ノードがない場合、判定領域内に交差点ノードがある場合よりも、運転支援レベルを運転支援が抑制されるレベルとし、
信頼度決定部が決定したマップマッチングの信頼度が、予め設定された低信頼度である場合、判定部による判定を行うことなく、自車位置決定部が決定した自車両の現在位置と自車両の進行方位とから自車両予測部が予測した自車両予測軌道と、周辺車両予測軌道に交点があるか否かに基づいて運転支援を実行するか否かを決定する。
本発明によれば、マップマッチングの信頼度が高信頼度である場合、マップマッチングにより決定した自車両の現在位置が位置する道路上において自車両の進行方向に存在する交差点ノードを決定し、この交差点ノードが判定領域内にあるか否かを判定している。
判定領域は、自車両予測軌道と周辺車両予測軌道に交点がある場合に、その交点を含むように設定する領域であるので、判定領域内に交差点ノードがある場合、自車両と周辺車両は同じ交差点を通過することが予想される。一方、判定領域内に交差点ノードがない場合、自車両と周辺車両は同じ交差点を通過しないことが予想される。
車両同士の衝突は、通常、交差点で生じる。換言すれば、自車両予測軌道と周辺車両予測軌道とが交わる交点があっても、その交点が交差点でない場合には、自車両と周辺車両とが衝突する可能性は低いと考えられる。つまり、判定領域内に交差点ノードがあるか否かを判定することは、自車両と周辺車両との衝突可能性が高いか否かを判定していることになる。
判定領域内に交差点ノードがない場合、交点が交差点内でない可能性が高く、交点が交差点内でない場合には、自車両と周辺車両とが衝突する可能性は低いと考えられる。そこで、運転支援部は、判定領域内に交差点ノードがない場合、判定領域内に交差点ノードがある場合よりも、運転支援レベルを運転支援が抑制されるレベルとする。
したがって、本発明では、マップマッチングの信頼度が高信頼度である場合には、道路地図情報を活用して運転支援を抑制するか否かを判定する。これにより、不要な運転支援が行われてしまうことを抑制できる。
一方、マップマッチングの信頼度が低信頼度である場合には、判定部による判定を行わない。つまり、マップマッチングの信頼度が低信頼度である場合には、道路地図情報を用いて運転支援を抑制するか否かを判定しない。そして、自車位置決定部が決定した自車両の現在位置と自車両の進行方位とから自車両予測部が予測した自車両予測軌道と、周辺車両予測軌道に交点があるか否かに基づいて運転支援を実行するか否かを決定する。これにより、運転支援が必要な状況であるのに運転支援が行われないことも抑制される。
運転支援システム1、100を搭載した車両2、3が走行している状態を説明する図である。 運転支援システム1の構成を示すブロック図である。 走行道路判定装置50が決定するマップマッチング状態を説明する図である。 マップマッチング状態がMM2になる状態を例示する図である。 図2の制御部13が実行する処理を説明するフローチャートである。 図2の制御部13が、図5に続いて実行する処理を説明するフローチャートである。 実施形態における判定領域Bの設定方法を説明する図である。 運転支援が抑制される具体例を説明する図である。 運転支援が抑制される具体例を説明する図である。 運転支援を抑制しない具体例を説明する図である。 図10の状態から自車両2が走行して、交差点116内に位置している状態を示す図である。 図11の状態から自車両2が走行して、交差点116から退出した状態を示す図である。 変形例9において制御部13が図6に代えて実行する処理を示すフローチャートである。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。図1に示すように、運転支援システム1を搭載した車両(以下、自車両)2は道路4を走行している。図1に示す状態では、自車両2の周辺には別の車両(以下、周辺車両)3が存在している。その周辺車両3は、自車両2が走行する道路4と交差する道路5を交差点6の方向に走行している。周辺車両3は運転支援システム100を搭載している。説明の便宜上、符号を異ならせているが、運転支援システム100は、運転支援システム1と同じ構成である。
[運転支援システム1の構成]
図2に示すように、運転支援システム1は、運転支援装置10、方位センサ20、車速センサ30、ヨーレートセンサ40、走行道路判定装置50、表示装置60、スピーカー70を備える。
運転支援装置10は、GNSS受信部11、近距離無線通信部12、制御部13を備える。GNSS受信部11は、衛星航法システムであるGNSSが備える航法衛星が送信する航法信号を受信し、受信した航法信号に基づいて現在位置を逐次算出する。
近距離無線通信部12は、車車間通信および路車間通信を行うための通信部であり、5.9GHz帯や700MHz帯など所定の周波数帯の電波を用いて、他の車両に搭載された近距離無線通信装置および路側に設置された路側機との間で通信を行う。近距離無線通信部12は車車間通信を行うことができるので、請求項の車車間通信部に相当する。
制御部13は、CPU、ROM、RAM等を備えたコンピュータであり、CPUが、RAMの一時記憶機能を利用しつつ、ROMなどの非遷移的実体的記録媒体(non-transitory tangible storage medium)に記憶されているプログラムを実行することで、後述する図5、図6に示す処理を実行する。また、図5、図6に示す処理を実行すると、プログラムに対応する方法が実行される。
また、制御部13は、図5、図6に示す処理の他に、後述する自車両情報を、逐次、近距離無線通信部12から、自車両2の周囲に送信する。
方位センサ20は、自車両2の絶対方位を検出するためのセンサであり、たとえば、地磁気センサが用いられる。車速センサ30は自車両2の車速を逐次検出する。ヨーレートセンサ40は、このヨーレートセンサ40を通り、自車両2の垂直軸周りの回転角速度、すなわち、ヨーレートを検出する。
走行道路判定装置50は、道路地図情報を記憶している記憶部51、および、図示しない現在位置検出部を備えており、自車両2が走行している道路を逐次特定する。記憶部51に記憶されている道路地図情報は、道路をノード情報とリンク情報により表している。ノード情報は、ノードに関する情報であり、ノードは、道路を表現する上での結節点などを表している。このノードには交差点が含まれる。以下、交差点を表すノードを交差点ノードAとする。リンク情報は、ノードとノードの間を結ぶリンクに関する情報である。
この走行道路判定装置50としては、たとえば、ナビゲーション装置を用いることができる。走行道路判定装置50の現在位置検出部は、公知のナビゲーション装置と同様、マップマッチングを行う。マップマッチングでは、GNSS受信機を用いて逐次検出した複数の現在位置から生成できる走行軌跡と道路地図形状とを比較して、自車両2の現在位置を、道路地図情報により表されているいずれかの道路上に補正する。道路地図情報は、リンクにより道路を表しているので、マップマッチングにより、自車両2の現在位置はリンク上に補正されることになる。
さらに、走行道路判定装置50は、マップマッチング状態を逐次決定している。本実施形態において、マップマッチング状態は、図3に示す4つの状態のいずれかである。MM0は、マップマッチングしていない状態である。換言すれば、MM0は、自車両2が位置するリンクを確定できていない未確定状態である。走行軌跡に類似する道路形状が、GNSS受信機を用いて検出した現在位置の周囲に存在しない場合などにMM0となる。
MM1は、自車両2が位置するリンクの候補として複数の候補がある複数候補状態である。同一高さで互いに平行に延びる道路のうちのいずれかを自車両2が走行している場合、あるいは、地上道路と高架道路など、上下に互いに平行に延びる道路のうちのいずれかを自車両2が走行している場合などにおいて、MM1となる。
MM2は、マップマッチングしていない状態から、マップマッチングした状態に移行中であると判定している状態、あるいは、交差点内において、交差点進入前にマッチングさせていたリンクとは別のリンクに移行する可能性がある状態である。前者は、まだ、走行軌跡において道路形状にマッチングする部分が短い状態である。たとえば、駐車場から道路に出たばかりの状態がこれに該当する。後者は、走行軌跡において交差点ノード以降の部分が短い状態である。よって、マップマッチング状態がMM2である場合には、マップマッチングの信頼性がまだ十分ではない状態であると言える。このMM2は請求項の移行状態に相当する。
たとえば、図4に示すように、道路104と道路105が交差する交差点106内に自車両2が位置しているとする。道路104、道路105は、それぞれ、中央分離帯107、108を有する道路幅が広い道路であり、交差点106には右左折の方法を示す路面標示109が描かれている。この交差点106は、交差点ノードA11、A12、A13、A14の4つの交差点ノードAにより表されている。この状態では、自車両2の走行軌跡は、交差点ノードA11を通過しているが、交差点ノードA11以降の部分が短い。したがって、マップマッチング状態はMM2となる。
MM3は、自車両2の現在位置を1つのリンク上に確定できている確定状態である。これらマップマッチング状態は、マップマッチングの信頼度を表していると言える。マップマッチング状態がMM3であれば、マップマッチング状態の信頼度は高信頼度であり、マップマッチング状態がMM0、MM1、MM2であれば、マップマッチング状態の信頼度は低信頼度である。
表示装置60は、自車両2の運転席から見える位置に配置されており、自車両2の運転者に対して、周辺に注意すべき車両が存在することなど、運転者の運転を支援するための情報を表示する。スピーカー70は、自車両2の車室内に種々の音を出力する。
[制御部13が実行する処理]
制御部13は、図5、図6に示す処理を周期的に実行する。ステップ(以下、ステップを省略)S1では、自車両2の現在位置を、GNSS受信部11から取得する。この現在位置は、緯度、経度、高度により表されている。S1の処理により、制御部13は自車両2の現在位置を決定できるので、S1は請求項の自車位置決定部に相当する。
S2では、現在位置以外の自車両情報を取得する。現在位置以外の自車両情報は、具体的には、自車両2の絶対方位、車速、ヨーレートを含んでおり、これらはそれぞれ、方位センサ20、車速センサ30、ヨーレートセンサ40から取得する。
S3では、自車両予測軌道Pを決定する。この自車両予測軌道Pは、自車両2の今後の走行軌道を予測したものである。本実施形態における自車両予測軌道Pは、S1で取得した現在位置を基点として、S2で取得した絶対方位の方向に延びる直線である。S2で取得した絶対方位の方向に延びる直線であることから、本実施形態における自車両予測軌道Pは、S2で取得した絶対方位を、自車両2の進行方向としている。このS3は請求項の自車両予測部に相当する。
S4では、周辺車両情報を、近距離無線通信部12から取得する。前述したように、自車両2は、自車両情報を、逐次、近距離無線通信部12から送信している。また、周辺車両3に搭載されている運転支援システム100は、自車両2に搭載されている運転支援システム1と同じ構成を備えている。したがって、周辺車両3に搭載されている運転支援システム100も、自車両情報と同じ種類の情報を逐次送信している。運転支援システム1にとっては、運転支援システム100が送信する情報は周辺車両情報となる。周辺車両3が自車両2の近距離無線通信部12の通信範囲内に存在していれば、近距離無線通信部12は、運転支援システム100が送信する周辺車両情報を受信できる。近距離無線通信部12が周辺車両情報を受信できた場合、S4で周辺車両情報を取得できる。この周辺車両情報は、周辺車両3の現在位置、絶対方位、車速、ヨーレートを含んでいる。また、周辺車両3の現在位置は、自車両2の現在位置と同様、航法信号に基づいて決定されている。
S5では、周辺車両3の今後の走行軌道を予測した周辺車両予測軌道Pを決定する。本実施形態における周辺車両予測軌道Pは、S4で取得した現在位置を基点として、S4で取得した絶対方位の方向に延びる直線である。このS5が請求項の周辺車両予測部に相当し、周辺車両予測軌道Pの決定に用いているS4で取得した現在位置および絶対方位が請求項の軌道予測情報に相当する。
S6では、走行道路判定装置50からマップマッチング状態を取得し、取得したマップマッチング状態を、現在のマップマッチング状態に決定する。前述のように、マップマッチング状態は、マップマッチングの信頼度を表すので、このS6が請求項の信頼度決定部に相当する。
なお、図1には、走行道路判定装置50が運転支援装置10に接続されている状態を示している。しかし、運転支援装置10は、走行道路判定装置50と接続されていなくても作動するようになっている。走行道路判定装置50が接続されていない場合、このS6を実行してもマップマッチング状態を取得することはできない。
S7では、S6の処理結果に基づいて、自車両2がマップマッチングしているか否かを判断する。走行道路判定装置50から取得したマップマッチング状態がMM0である場合、および、マップマッチング状態を取得できなかった場合に、このS7の判断をNOとする。S7の判断がNOであれば、後述するS10に進む。
一方、走行道路判定装置50からMM1、MM2、MM3のいずれかを取得した場合には、このS7の判断をYESとする。S7の判断がYESであればS8に進む。
S8では、マップマッチング状態がMM3であるか否かを判断する。この判断がNOである場合にはS10に進み、YESである場合にはS9に進む。
S9では、自車両2が走行する道路4において、自車両2の進行方向前方における直近の交差点を特定する。この処理は、具体的には、走行道路判定装置50から、当該交差点を表す交差点ノードAの情報を取得する処理である。このS9は請求項の交差点ノード決定部に相当する。
S9を実行する場合、走行道路判定装置50は、マップマッチング状態をMM3としている。したがって、このS9で取得する交差点ノードAの情報は信頼性が高い。S9を実行した場合には、図5に示すS11に進む。
一方、S7あるいはS8の判断がNOである場合には、S10を実行する。S10では、交差点処理を無効化する。この交差点処理は、交差点ノードAを用いた処理であり、具体的には、後述するS13、S16、S17である。S10を実行する場合には、S9を実行せずに図5に示すS11に進む。つまり、S10を実行した場合には、直近の交差点ノードAを取得せずにS11に進む。S10を実行した場合に、直近の交差点ノードAを取得しない理由は、S10を実行する場合には、マップマッチングの信頼性が低い、換言すれば、自車両2が走行している道路であるとしている道路が正しい可能性が高くはないからである。
S11では、S3で決定した自車両予測軌道Pと、S5で決定した周辺車両予測軌道Pに交点Xが存在するか否かを判断する。交点Xが存在しないと判断した場合には、S12に進む。S12では、運転支援を実行しないことに決定する。なお、運転支援を実行しない場合、後述するS18で説明する運転支援レベルを運転支援レベルlv1に決定していることになる。S12を実行したら、図5、図6に示す処理を終了する。一方、交点Xが存在すると判断した場合にはS13に進む。ただし、S10で交差点処理を無効化している場合には、S13をスキップしてS14に進む。
S13では、判定領域Bを設定する。このS13は請求項の領域設定部に相当する。本実施形態における判定領域Bは、図7に示すように、四角形であり、判定領域Bの中心を交点Xとし、自車両予測軌道Pに平行な一対の辺と、周辺車両予測軌道Pに平行な一対の辺とを備える。
この判定領域Bは、次の方法で設定する。図7に示すように、まず、交点Xから自車両予測軌道P上に長さLy1だけ離れた位置に点My1を配置する。次に、交点Xから自車両予測軌道P上であって点My1とは反対方向に長さLy2だけ離れた位置に点My2を配置する。次に、交点Xから周辺車両予測軌道P上に長さLx1だけ離れた位置に点Mx1を配置し、交点Xから周辺車両予測軌道P上であって点Mx1とは反対方向に長さLx2だけ離れた位置に点Mx2を配置する。4辺の各辺が4つの点Mx1、Mx2、My1、My2のいずれかを通り、互いに平行な一対の辺のうちの一方が自車両予測軌道Pに平行、互いに平行な一対の辺のうちの他方が周辺車両予測軌道Pに平行な平行四辺形を判定領域Bとする。このようにして判定領域Bを設定する場合、図7に示す例のように、自車両予測軌道Pと周辺車両予測軌道Pとが直交していれば、判定領域Bは長方形になる。しかし、自車両予測軌道Pと周辺車両予測軌道Pとが直交しない場合には、判定領域Bは、4つの角が直角ではない平行四辺形になる。
長さLy1、Ly2、Lx1、Lx2は、個別にそれぞれ設定可能であり、各長さLy1、Ly2、Lx1、Lx2は予め設定されている。これらの長さLy1、Ly2、Lx1、Lx2により定まる判定領域Bの大きさは、交差点6の広さを大きくは超えないことが好ましい。判定領域Bは、判定領域B内に交差点ノードAがあるか否かを判断することにより、交点Xが交差点内であるか否かを判定するものだからである。
そこで、本実施形態では、判定領域Bにおいて周辺車両予測軌道Pに平行な一対の辺の長さが、車線はないが対面通行可能な道路の道路幅、あるいは、それよりも少し短い長さ、たとえば5−6mになるように、長さLx1、Lx2を設定している。また、本実施形態では、自車両予測軌道Pに平行な一対の辺の長さも、周辺車両予測軌道Pに平行な一対の辺の長さと同じになっている。
続くS14では、自車両2が交点Xを通過するまでに要する通過所要時間と、周辺車両3が交点Xを通過するまでに要する通過所要時間とをそれぞれ算出する。自車両2の通過所要時間を算出するために、まず、自車両2の現在位置と交点Xの座標から、自車両2の現在位置から交点Xまでの距離を算出する。この距離を自車両2の現在の車速で割ることで、自車両2の通過所要時間を算出する。周辺車両3の通過所要時間も、自車両2の通過所要時間と同様にして算出する。そして、自車両2の通過所要時間と、周辺車両3の通過所要時間との時間差を算出する。このS14は請求項の時間差算出部に相当する。
S15では、S14で算出した時間差が、予め設定した閾値以下であるか否かを判断する。この閾値は、自車両2と周辺車両3がともに交点Xを通過する場合に、衝突する危険性があることを判断するための値であり、閾値はたとえば数秒に設定される。S15の判断がNOであれば、前述したS12に進む。一方、S15の判断がYESであればS16へ進む。ただし、S10で交差点処理を無効化している場合にはS16、S17をスキップしてS18に進む。
S16は、請求項の判定部に相当しており、判定領域B内に、S9で特定した直近の交差点があるか否かを判断する。この判断がNOであればS17に進み、YESであればS17を実行することなくS18に進む。
S17では、運転支援レベルを、S17を実行せずにS18に進んだ場合よりも抑制した運転支援レベルに決定する。本実施形態では、S17を実行せずにS18に進んだ場合よりも運転支援レベルを2段階低下させた運転支援レベルとする。運転支援レベルの内容は、S18の説明において述べる。S17で運転支援レベルを決定したらS18に進む。
S18では運転支援を実行する。このS18と、S17およびS12が請求項の運転支援部に相当する。本実施形態において実行する運転支援は、周辺車両3に衝突する可能性を表示装置60に表示するとともに、スピーカー70から、周辺車両3の存在を知らせる音を出力する支援である。運転支援レベルは複数のレベルが設定されている。
ここでは、たとえば4段階の運転支援レベルが設定されているとする。最も高い運転支援レベルlv4では、警報を意味する画像を表示装置60に表示し、警報を意味する音をスピーカー70から出力する。運転支援レベルlv3では、注意を意味する画像を表示装置60に表示する。加えて、注意を意味する音をスピーカー70から出力してもよい。運転支援レベルlv2では、周辺車両3を検知したことを意味する画像を表示装置60に表示する。運転支援レベルlv1では、何も運転支援を行わない。なお、運転支援レベルのレベル数および各運転支援レベルで実行する運転支援の内容は、上述の内容に限られない。
S17を実行せずにS18に進んだ場合には、上述の運転支援レベルlv4または運転支援レベルlv3のいずれかを実行する。運転支援レベルlv4または運転支援レベルlv3のいずれを実行するかは、自車両2の運転者が最大量の踏み込み量でブレーキを踏んだ場合に、自車両2が交点Xの手前で停止できるか否かにより決定する。自車両2の運転者が最大量の踏み込み量でブレーキを踏んでも、自車両2が交点Xの手前で停止できない場合には運転支援レベルlv4を実行し、自車両2が交点Xの手前で停止できる場合には運転支援レベルlv3を実行する。
なお、自車両2の運転者が最大量の踏み込み量でブレーキを踏んだ場合における、自車両2の走行距離と速度低下の関係を表す計算式が予め設定されている。その計算式を用いて、自車両2の運転者が最大量の踏み込み量でブレーキを踏んだ場合に、自車両2が交点Xの手前で停止できるか否かを決定する。
前述したように、S17では、S17を実行せずにS18に進んだ場合よりも、運転支援レベルを2段階低下させる。したがって、S17を実行した後にS18を実行する場合には、運転支援レベルlv2または運転支援レベルlv1で運転支援を実行する。なお、運転支援レベルを運転支援レベルlv1に決定した場合には、運転支援を行わないことになる。
S17を実行するのはS16の判断がNOになった場合であるので、S17を実行する場合、交差点ノードAは判定領域B内にない。したがって、交点Xは交差点内ではない可能性が高い。車両同士の衝突が発生する場所は通常、交差点内であることから、S17を実行する場合には、S15で時間差が閾値以下と判断しても、自車両2と周辺車両3は衝突する可能性は低いと考えられる。そこで、S17では、運転支援レベルを、S17を実行せずにS18を実行する場合よりも抑制した運転支援レベルに決定するのである。
ただし、S16、S17の処理を実行して運転支援レベルを抑制してよいのは、直近の交差点ノードAを正しく自車両2が走行している道路上の交差点に特定できている場合に限られる。そこで、本実施形態では、マップマッチング状態がMM3でない場合には、S16、S17の処理をスキップするようにしている。また、S16の処理をスキップするので、合わせてS16の処理で用いる判定領域Bを設定する処理であるS13もスキップしている。S16、S17の処理をスキップすることにより、実際には交点Xが交差点内であるにも関わらず、運転支援レベルを低下させてしまうことを抑制できる。
[運転支援を抑制する具体例]
次に、S17を実行して運転支援を抑制する具体例を説明する。たとえば、図8に示すように、自車両2が走行する道路4に対して立体交差する道路7を周辺車両3が走行している場合、自車両2と周辺車両3は衝突する可能性はない。図8に示すように、判定領域B内には、交差点ノードAは存在していない。したがって、自車両予測軌道Pと周辺車両予測軌道Pとの交点Xが存在し、かつ、自車両2の通過所要時間と周辺車両3の通過所要時間との時間差が閾値以下であっても、S16の判断がNOになることにより、運転支援が抑制される。
また、図9に示すように、自車両2が走行する道路4の周辺を通るものの、道路4とは交差しない道路8を周辺車両3が走行している場合にも、判定領域B内に交差点ノードAが存在しない場合が多いので、不要な運転支援が抑制される。
[運転支援を抑制しない具体例]
次に、図8、図9とは反対に、運転支援を抑制しない具体例を説明する。図10に示すように、道路114と道路115が交差点116で交差しており、自車両2が交差点116に向かって道路114を走行しており、周辺車両3が交差点116に向かって道路115を走行しているとする。また、自車両2のマップマッチング状態はMM3であるとする。この状況では、S9において、交差点ノードA3が、直近の交差点として特定される。
その後、自車両2が交差点116内に入り、自車両2の位置が図11に示す位置になったとする。この場合、マップマッチング状態はMM1あるいはMM2になる。マップマッチング状態がMM1になる可能性がある理由は、自車両2の現在の進行方向が、道路114にも、道路115にも沿っていないからである。マップマッチング状態がMM2になる可能性がある理由は、自車両2の位置が実際には図11に示す位置であっても、マップマッチングにより、自車両2の位置が、図11に示すリンクLk1あるいはLk2上に補正される可能性があるからである。マップマッチング状態がMM1あるいはMM2になるので、S10の処理に進み、S13、S16、S17を無効化する。
仮に、この処理を行わないで、マップマッチング状態がMM2であってもS9の処理を実行するとした場合を考える。この場合、そのS9において、実際に自車両2が位置している交差点116を表す交差点ノードA3ではなく、交差点ノードA4あるいはA5を、直近の交差点を表す交差点ノードAとして特定してしまう可能性がある。そうなると、S16において、交点Xを中心として設定する判定領域B内に、直近の交差点ノードAとして特定した交差点ノードA5あるいはA4が存在しないと判断して、S17を実行して運転支援を抑制してしまう。
しかし、本実施形態では、マップマッチング状態がMM2やMM1である場合には、S13、S16、S17を無効化することで、判定領域B内に直近の交差点ノードAがあるいは否かを判断しない。したがって、図11に示している状態であるにも関わらず、判定領域B内に直近の交差点ノードAがないと判断して、運転支援レベルを低下させてしまうことが抑制される。
図11に示す状態から、自車両2がさらに走行して、図12に示すように、自車両2の位置が交差点116を出ると、再びマップマッチング状態がMM3になる。したがって、図12の状態では、直近の交差点を表す交差点ノードAが交差点ノードA4になる。よって、S16の判断がYESになるので、運転支援は抑制されない。
[第1実施形態のまとめ]
以上、説明した本実施形態では、マップマッチング状態がMM3である場合には、S9を実行して、マップマッチングにより決定した自車両2の現在位置が位置する道路上における直近交差点の交差点ノードAを特定する。そして、この交差点ノードAが判定領域B内にあるか否かを判定している。
判定領域Bは、自車両予測軌道Pと周辺車両予測軌道Pに交点Xがある場合に、その交点Xを含むように設定する領域であるので、判定領域B内に交差点ノードAがある場合、自車両2と周辺車両3は同じ交差点を通過することが予想される。一方、判定領域B内に交差点ノードAがない場合、自車両2と周辺車両3は同じ交差点を通過しないことが予想される。
車両同士の衝突は、通常、交差点で生じる。換言すれば、自車両予測軌道Pと周辺車両予測軌道Pとが交わる交点Xがあっても、その交点Xが交差点でない場合には、自車両2と周辺車両3とが衝突する可能性は低いと考えられる。つまり、判定領域B内に交差点ノードAがあるか否かを判定することは、自車両2と周辺車両3との衝突可能性が高いか否かを判定していることになる。
判定領域B内に交差点ノードAがない場合、交点Xが交差点内でない可能性が高く、交点Xが交差点内でない場合には、自車両2と周辺車両3とが衝突する可能性は低いと考えられる。そこで、判定領域B内に交差点ノードAがない場合、S17を実行して、判定領域B内に交差点ノードAがある場合よりも、運転支援レベルを運転支援が抑制されるレベルとする。
したがって、本実施形態では、マップマッチング状態がMM3である場合には、道路地図情報を活用して運転支援を抑制するか否かを判定する。これにより、不要な運転支援が行われてしまうことを抑制できる。
一方、マップマッチング状態がMM0、MM1、MM2である場合には、S13、S16、S17を無効化する。これにより、マップマッチング状態がMM0、MM1、MM2である場合には、道路地図情報を用いて運転支援を抑制するか否かを判定しない。そして、自車両予測軌道Pと周辺車両予測軌道Pに交点Xがあるか否かに基づいて運転支援を実行するか否かを決定する。これにより、運転支援が必要な状況であるのに運転支援が行われないことも抑制される。
以上、本発明の実施形態を説明したが、本発明は上述の実施形態に限定されるものではなく、次の変形例も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施できる。
<変形例1>
前述の実施形態では判定領域Bは四角形であったが、判定領域Bは、他の形状、たとえば、円形でもよい。
<変形例2>
前述の実施形態では、S3において、自車両2が向いている絶対方位を表す直線を自車両2の進行方向として、自車両予測軌道Pを決定していた。しかし、自車両2が進行する方向として、自車両2の旋回半径Rの円弧であって、自車両2の現在位置を基点とし、自車両2において自車両2の前後方向線に接する円弧を用いてもよい。なお、自車両2の前後方向線は、自車両2の絶対方位を表す線である。また、自車両2の旋回半径Rは、車速をヨーレートで割ることで算出できる。
<変形例3>
自車両2の場合と同様、周辺車両3についても、S5において、周辺車両3が進行する方向として、周辺車両3の旋回半径Rの円弧であって、周辺車両3の現在位置を基点とし、周辺車両3において周辺車両3の前後方向線に接する円弧を用いてもよい。なお、この変形例3では、周辺車両情報に含まれているヨーレートを使用して周辺車両予測軌道Pを決定することになる。この変形例3とは異なり、前述の実施形態においてはヨーレートを用いずに周辺車両予測軌道Pを決定している。したがって、前述の実施形態においては、周辺車両情報にヨーレートが含まれていなくてもよい。
<変形例4>
前述の実施形態では、判定領域Bの各辺の長さLy1、Ly2、Lx1、Lx2は予め設定されていた。しかし、判定領域Bの辺の長さLx1、Lx2を、自車両2が走行する道路の道路幅あるいは車線数に応じて決定してもよいし、判定領域Bの辺の長さLy1、Ly2を、周辺車両3が走行する道路の道路幅あるいは車線数に応じて決定してもよい。なお、道路幅、車線数は、リンク情報に含まれている。
<変形例5>
方位センサ20に代えて、逐次検出する自車両2の現在位置の変化から、自車両2の進行方位を決定してもよい。また、逐次検出する自車両2の現在位置の変化から、自車両2のヨーレートを算出してもよい。
周辺車両3についても同様に、逐次検出する周辺車両3の現在位置の変化から、周辺車両3の進行方位を決定してもよいし、逐次検出する周辺車両3の現在位置の変化から、周辺車両3のヨーレートを算出してもよい。
<変形例6>
通過所要時間の算出に加速度を用いてもよい。すなわち、自車両2の速度に加えて加速度を取得し、自車両2の加速度から自車両2の速度変化を予測して、自車両2が交点Xを通過する通過所要時間を決定する。また、周辺車両3の速度に加えて加速度を取得し、周辺車両3の加速度から周辺車両3の速度変化を予測して、周辺車両3が交点Xを通過する通過所要時間を決定する。このようにすれば、より精度よく、自車両2の通過所要時間と周辺車両3の通過所要時間を算出できる。
<変形例7>
前述の実施形態では、判定領域B内に、直近の交差点の交差点ノードAがあるか否かを判断していたが、直近の交差点だけでなく、直近の交差点の一つ後に自車両2が通過する交差点についての交差点ノードAがあるか否かも判断してもよい。
<変形例8>
前述の実施形態では、周辺車両3が送信した現在位置および絶対方位を用いて、自車両2が周辺車両予測軌道Pを決定していたが、周辺車両3が周辺車両予測軌道Pを逐次算出して送信してもよい。この場合には、周辺車両3が送信する周辺車両予測軌道Pが請求項の軌道予測情報に相当する。
<変形例9>
前述の実施形態では、S16の判断がNOになり、S17を実行して運転支援レベルを低下させると、実質的には、S15の判断がNOである場合に実行するS12と同様、運転支援を実行しないことになる。
そこで、図13に示すように、S14、S15を実行する前に、S16を実行してもよい。そして、S16の判断がNOである場合にはS12に進み、NOである場合にS14、S15へ進むようにしてもよい。この変形例9は、判定領域B内に交差点ノードAがないと判断した場合に、時間差を用いずに、運転支援レベルを、最も運転支援が抑制されたレベルに決定していることになる。この変形例9によれば、判定領域B内に交差点ノードAがないと判断した場合には、通過所要時間および時間差を算出する必要がないので、演算負荷が軽減する。
<変形例10>
また、前述の実施形態において、S14、S15の処理をなしにしてもよい。
<変形例11>
周辺車両3が備えている運転支援システム100は、前述した周辺車両情報を送信すればよい。したがって、運転支援システム100は、走行道路判定装置50を備えていなくてもよい。
<変形例12>
前述の実施形態では、走行道路判定装置50が、マップマッチングを実施して自車両2が走行する道路を特定していた。しかし、運転支援装置10が、自車両2の現在位置に基づいて定まる自車両付近の道路地図情報を走行道路判定装置50から取得し、制御部13がマップマッチングを行ってもよい。また、運転支援装置10が道路地図情報を備えるようにすれば、道路地図情報を走行道路判定装置50から取得しなくてもよい。
<変形例13>
前述の実施形態では、近距離無線通信部12を備えて、この近距離無線通信部12により、車車間通信を行っていた。しかし、近距離無線通信部12に加えて、あるいは、近距離無線通信部12に代えて、広域無線通信部を車車間通信部として備えていてもよい。
<変形例14>
前述の実施形態では、自車両予測軌道Pを決定するために用いる自車両2の現在位置は、GNSS受信部11が算出した現在位置としていた。しかし、自車両予測軌道Pを決定するために用いる自車両2の現在位置は、マップマッチング状態がMM3であれば、マップマッチング後の現在位置としてもよい。
1:運転支援システム 2:自車両 3:周辺車両 4:道路 5:道路 6:交差点 7:道路 8:道路 10:運転支援装置 11:GNSS受信部 12:近距離無線通信部 13:制御部 20:方位センサ 30:車速センサ 40:ヨーレートセンサ 50:走行道路判定装置 51:記憶部 60:表示装置 70:スピーカー 100:運転支援システム 104:道路 105:道路 106:交差点 114:道路 115:道路 116:交差点 A:交差点ノード B:判定領域 P:自車両予測軌道 P:周辺車両予測軌道 X:交点

Claims (7)

  1. 車両で用いられ、前記車両の運転者の運転を支援する制御を行う運転支援部(S12、S17、S18)を備えた運転支援装置であって、
    衛星航法システムが備える航法衛星が送信する航法信号を受信して決定した位置を逐次取得して、前記運転支援装置が用いられている前記車両である自車両の現在位置を逐次決定する自車位置決定部(S1)と、
    前記自車両の現在位置の軌跡と道路形状との比較に基づいて前記自車両の現在位置を道路上に補正するマップマッチングの信頼度を逐次決定する信頼度決定部(S6)と、
    前記自車両の現在位置と前記自車両の進行方位とから、前記自車両の今後の走行軌道である自車両予測軌道を予測する自車両予測部(S3)と、
    前記自車両の周辺に存在している周辺車両の現在位置と前記周辺車両の進行方位とから予測される前記周辺車両の今後の走行軌道である周辺車両予測軌道を予測するための軌道予測情報を、前記自車両に備えられている車車間通信部から取得して、前記周辺車両の今後の走行軌道である周辺車両予測軌道を予測する周辺車両予測部(S5)と、
    前記自車両予測軌道と前記周辺車両予測軌道に交点がある場合に、前記交点を含むように判定領域を設定する領域設定部(S13)と、
    前記信頼度決定部が決定した前記マップマッチングの信頼度が、予め設定された高信頼度であることに基づいて、交差点を交差点ノードで表している道路地図情報から、前記マップマッチングにより決定した前記自車両の現在位置が位置する道路において、前記自車両の進行方向に存在する交差点ノードを決定する交差点ノード決定部(S9)と、
    前記領域設定部が設定した前記判定領域内に、前記交差点ノード決定部が決定した前記交差点ノードがあるか否かを判定する判定部(S16)とを備え、
    前記運転支援部は、
    前記判定領域内に前記交差点ノードがない場合、前記判定領域内に前記交差点ノードがある場合よりも、運転支援レベルを運転支援が抑制されるレベルとし、
    前記信頼度決定部が決定した前記マップマッチングの信頼度が、予め設定された低信頼度である場合、前記判定部による判定を行うことなく、前記自車位置決定部が決定した前記自車両の現在位置と前記自車両の進行方位とから前記自車両予測部が予測した前記自車両予測軌道と、前記周辺車両予測軌道に交点があるか否かに基づいて前記運転支援を実行するか否かを決定する運転支援装置。
  2. 請求項1において、
    前記交点に前記自車両が到達するまでの時間と、前記交点に前記周辺車両が到達するまでの時間との時間差を算出する時間差算出部(S14)を備え、
    前記運転支援部は、前記交点があるか否かと、前記判定部による判定結果と、前記マップマッチングの信頼度とに加えて、前記時間差算出部が算出した前記時間差に基づいて、前記運転支援のレベルを決定する運転支援装置。
  3. 請求項2において、
    前記運転支援部は、前記判定部が前記判定領域内に前記交差点ノードがないと判断した場合に、前記時間差を用いずに、運転支援レベルを運転支援が抑制されるレベルとする運転支援装置。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項において、
    前記マップマッチングの状態には、前記自車両の現在位置を一つの道路上に確定できている確定状態と、前記自車両が位置する道路の候補として複数の道路が存在している複数候補状態があり、
    前記信頼度決定部は、前記マップマッチングの状態が前記確定状態であれば、前記マップマッチングの信頼度を前記高信頼度とし、前記マップマッチングの状態が前記複数候補状態であれば、前記マップマッチングの信頼度を低信頼度とする運転支援装置。
  5. 請求項1〜3のいずれか1項において、
    前記マップマッチングの状態には、前記自車両の現在位置を一つの道路上に確定できている確定状態と、前記自車両の現在位置を道路上に確定できていない未確定状態と、前記確定状態から前記未確定状態への移行過程である移行状態とがあり、
    前記信頼度決定部は、前記マップマッチングの状態が前記確定状態であれば、前記マップマッチングの信頼度を前記高信頼度とし、前記マップマッチングの状態が前記未確定状態または前記移行状態であれば、前記マップマッチングの信頼度を低信頼度とする運転支援装置。
  6. 請求項1〜5のいずれか1項において、
    前記運転支援部は、前記信頼度決定部が前記マップマッチングの信頼度を決定できていない場合に前記マップマッチングの信頼度を低信頼度とする運転支援装置。
  7. 請求項1〜6のいずれか1項において、
    前記交差点ノード決定部は、前記自車両の進行方向において直近に存在する前記交差点ノードを決定する運転支援装置。
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