JP2017124740A - ステアリングロック装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】破壊によるロック状態の不正解除を生じ難くすることができるステアリングロック装置を提供する。
【解決手段】ステアリングロック装置1は、ロックボディ2と、その開口3を閉じるカバー4とを有する。カバー4には、ロック機構11に至る経路上に壁部40が設けられている。壁部40は、車体に組み付けられたロック状態のステアリングロック装置1が仮に破壊される攻撃を受けたとしても、これを受け止めることにより、攻撃をロック機構11まで至らせないようにする。
【選択図】図3

Description

本発明は、ステアリング操作をロック可能なステアリングロック装置に関する。
従来、ステアリング操作をロック可能な車載用のステアリングロック装置が周知である(特許文献1等参照)。この種のステアリングロック装置においては、キーシリンダがキーによって回動操作されたときにカムシャフトが回り、ロックストッパを介してロックバーがロック方向又はアンロック方向に作動することにより、ロック状態又はアンロック状態に切り替わる。
特開2007−055292号公報
ところで、この種のステアリングロック装置においては、ロック状態のとき、仮に破壊による攻撃を受けても、ロック状態のまま維持させたいニーズがある。よって、このニーズを満足できる技術が要望されていた。
本発明の目的は、破壊によるロック状態の不正解除を生じ難くすることができるステアリングロック装置を提供することにある。
前記問題点を解決するステアリングロック装置は、ロック機構のロックバーをロック方向に作動させて当該ロック機構を有効とすることにより、当該ロックバーをステアリングシャフトに係止して、ステアリングホイールの操作をロック可能な構成において、ロックボディの開口を閉じるカバーには、前記ロック機構に至る経路上に配置された壁部が設けられている。
本構成によれば、ロック状態のステアリングロック装置が仮に破壊されるような攻撃を受けたとしても、これをカバーの壁部で受け止めることが可能となる。よって、第三者による破壊の攻撃を受けても、この攻撃をロック機構まで至らせずに済むので、ロック状態の不正解除を防止するのに有利となる。
前記ステアリングロック装置において、前記カバーは、前記ロックボディよりも硬い材質により形成されていることが好ましい。この構成によれば、仮にステアリングロック装置が破壊の攻撃に晒されても、硬い材質の壁部によって攻撃を受け止めることが可能となるので、破壊に対する耐性を確保するのに一層有利となる。
前記ステアリングロック装置において、前記壁部は、前記ロックボディに取り付けられるキーシリンダ側から前記ロック機構に至る経路上に配置されていることが好ましい。この構成によれば、仮にステアリングロック装置がキーシリンダ側から破壊の攻撃を受けたとしても、カバーの壁部によって攻撃を受け止めることにより、攻撃をロック機構まで至らせずに済む。
前記ステアリングロック装置において、前記壁部は、前記ロックボディに取り付けられるキーインターロックユニット側から前記ロック機構に至る経路上に配置されていることが好ましい。この構成によれば、仮にステアリングロック装置がキーインターロックユニット側から破壊の攻撃を受けたとしても、カバーの壁部によって攻撃を受け止めることにより、攻撃をロック機構まで至らせずに済む。
前記ステアリングロック装置において、前記壁部は、前記ロックボディに取り付けられるイグニッションスイッチ側から前記ロック機構に至る経路上に配置されていることが好ましい。この構成によれば、仮にステアリングロック装置がイグニッションスイッチ側から破壊の攻撃を受けたとしても、カバーの壁部によって攻撃を受け止めることにより、攻撃をロック機構まで至らせずに済む。
前記ステアリングロック装置において、前記壁部は、前記ロックボディの側壁から前記ロック機構に至る経路上に配置されていることが好ましい。この構成によれば、仮にステアリングロック装置が側壁から破壊の攻撃を受けたとしても、カバーの壁部によって攻撃を受け止めることにより、攻撃をロック機構まで至らせずに済む。
前記ステアリングロック装置において、前記壁部は、前記ロック機構を囲むように全周に亘って形成されていることが好ましい。この構成によれば、ステアリングロック装置がどの方向から破壊による攻撃を受けても、壁部の何れかの箇所で受け止めることが可能となるので、破壊の攻撃を受けた際のロック状態の維持を確保するのに一層有利となる。
本発明によれば、ステアリングロック装置において、破壊によるロック状態の不正解除を生じ難くすることができる。
一実施形態のステアリングロック装置の斜視図。 カムシャフトの外観図。 ステアリングロック装置の分解斜視図。 ロックバー及びその周辺部品の組み付け図。 カバーに形成された壁部の形状を示す斜視図。 (a)はロック状態を示す作動図、(b)はアンロック状態を示す作動図。 ステアリングロック装置が破壊の攻撃を受けたときの説明図。
以下、ステアリングロック装置の一実施形態を図1〜図7に従って説明する。
図1に示すように、本例のステアリングロック装置1は、車両用であり、ステアリングホイール(図示略)の操作をロック可能とするものである。ステアリングロック装置1は、ステアリングロック装置1の本体部分(ハウジング)をなすロックボディ2と、ロックボディ2の開口3を閉じるカバー4とを備える。ロックボディ2は、例えば筒形状を成すとともに、材質が例えばマグネシウムからなる。カバー4の材質は、例えば亜鉛からなる。ステアリングロック装置1は、内部にステアリングシャフト5aが回動可能に収納されたステアリングコラム5に、ブラケット(図示略)などを介して取り付け固定されている。
ロックボディ2には、ステアリングロック装置1の長さ方向(図1のX軸方向)の一端に、キー(図示略)によって操作されるキーシリンダ7が取り付けられる。キーシリンダ7は、ロックボディ2の長さ方向の先端に設けられた開口穴2aに挿し込むようにして取り付けられている。ロックボディ2の長さ方向の他端には、キーシリンダ7の操作位置に応じて電源状態(車両電源状態)を切り替えるイグニッションスイッチ8が取り付けられている。ロックボディ2の側部には、シフトレバーがパーキング位置に操作されないとキーシリンダ7からキーを抜くことができないようにするキーインターロックユニット9が取り付けられている。
図3に示すように、ステアリングロック装置1は、ステアリングシャフト5aに係脱することによりステアリング操作のロック/アンロックを切り替えるロック機構11を備える。本例のロック機構11は、ステアリングシャフト5aに係止可能なロックバー13と、ロックバー13に連結されるロックストッパ14と、キーシリンダ7のキー操作に応じて回動するカムシャフト15とを備える。ロックバー13、ロックストッパ14及びカムシャフト15は、ロックボディ2に開口形成された部品収納部16に収納されている。部品収納部16には、部品収納部16内の空間を仕切るようにロックボディ2の長さ方向に並ぶ複数(本例は3つ)の支持壁17が設けられ、これら支持壁17が有する円弧状の溝部18にカムシャフト15が回動可能に載置される。なお、カムシャフト15の先端には、キーシリンダ7が連結される長穴19が設けられている。
ロックストッパ14は、ロックボディ2の内壁面に形成された一対のガイド21(図3は片側のみ図示)に沿って直線往復移動可能に取り付けられる。カバー4及びロックストッパ14に間には、ロックストッパ14をロック方向(図3の−Z軸方向)に付勢する付勢部22が介装されている。付勢部22は、コイルばね(ロックスプリング)からなり、一端がロックストッパ14の上面に設けられた穴部23に収納され、他端がカバー4の内面に支持される。カバー4は、複数の圧入ピン24によって、ロックボディ2に取り付け固定される。
ロックボディ2の側部には、キーインターロックユニット9の取り付け箇所となるインターロック取付部25が設けられている。部品収納部16の一部は、インターロック取付部25においてキーインターロックユニット9の少なくとも一部を収納する収納空間26となっている。
図2及び図3に示すように、カムシャフト15には、ロックストッパ14をロック方向又はアンロック方向に作動させるカム形状のロック作動カム部29が設けられている。ロック作動カム部29は、カムシャフト15の軸部15aから径方向に突出する形状に形成され、組み付け状態においてロックストッパ14と当接されている。カムシャフト15には、キーインターロックユニット9をカム形状によって作動させるインターロック用カム部30が設けられている。ロック作動カム部29及びインターロック用カム部30は、カムシャフト15の軸L1方向(図3のX軸方向)においてずらし配置されるとともに、カムシャフト15の軸L1に対して互いに反対側に配置されている。
カムシャフト15には、カムシャフト15の軸L1回り方向(図3の矢印R方向)のバランスを確保するカウンタウェイト部31が設けられている。カウンタウェイト部31は、カムシャフト15(軸部15a)の側部から径方向に突出するような形状に形成されている。カウンタウェイト部31は、インターロック用カム部30の反対側に配置されている。カウンタウェイト部31は、ロックボディ2に設けられたインターロック取付部25の一部分である収納空間26に配置されている。カウンタウェイト部31の位置や形状等は、カムシャフト15に設けられるロック作動カム部29及びインターロック用カム部30の重さ、形状、位置に応じて適宜設定される。
図4に示すように、ロックバー13の基端には、凹部34が形成され、ロックストッパ14に形成された係止部35(図3参照)に凹部34が係止されることにより、ロックバー13及びロックストッパ14が連結されている。これにより、ロックバー13及びロックストッパ14は、ロック方向及びアンロック方向に一体に動く。また、ロックストッパ14の底部側には、肉取り部36が設けられ、組み付け状態において、この肉取り部36に入り込むようにカムシャフト15が配置されている。
図5に示すように、ロックボディ2の開口3を閉じるカバー4には、ロック機構11に至る経路上に配置された壁部40が設けられている。本例の壁部40は、キーシリンダ7側からロック機構11に至る経路上に配置された第1壁部40aと、キーインターロックユニット9側からロック機構11に至る経路上に配置された第2壁部40bと、イグニッションスイッチ8側からロック機構11に至る経路上に配置された第3壁部40cと、ロックボディ2の側壁41(図1等参照)からロック機構11に至る経路上に配置された第4壁部40dとを備える。
第1壁部40a〜第4壁部40dは、板状の壁をなすとともに、カバー本体42に対して垂直方向に立設するように設けられている。第4壁部40dは、カバー4の幅方向(図5のY軸方向)に並ぶように一対設けられている。本例の壁部40は、第1壁部40a、第2壁部40b及び第4壁部40dがロック機構11を囲むように形成されることにより、ロック機構11の全周に亘って配置されている。第3壁部40cは、第1壁部40a、第2壁部40b及び第4壁部40dから離れた位置に配置されるとともに、第1壁部40a及び第2壁部40bに対してカバー4の長さ方向(図5のX軸方向)に並び配置されている。なお、第4壁部40dの内壁面には、ロックストッパ14の往復移動を案内する一対のガイド43が凹設されている。
図6(a)に示すように、例えばキーシリンダ7がIGオフ位置に操作されるなどしてカムシャフト15がロック方向(図6(a)の矢印R1方向)に回動していると、付勢部22の付勢力によってロックバー13及びロックストッパ14がロック方向(図6(a)の矢印T1方向)にスライド移動する。これにより、ロックバー13がロックボディ2の孔37から飛び出し、ステアリングシャフトに係止し、ステアリングロック装置1がロック状態となる。
一方、図6(b)に示すように、例えばキーシリンダ7がACCオン位置やIGオン位置に操作されるなどしてカムシャフト15がアンロック方向(図6(b)の矢印R2方向)に回動していると、ロックバー13及びロックストッパ14が付勢部22の付勢力に抗してカムシャフト15のロック作動カム部29によりアンロック方向(図6(b)の矢印T2方向)に押し上げられる。これにより、ロックバー13がロックボディ2の内部に引き込まれ、ステアリングシャフトから離隔し、ステアリングロック装置1がアンロック状態となる。
次に、図7を用いて、ステアリングロック装置1の作用及び効果を説明する。
図7に示すように、ロック状態のステアリングロック装置1を不正にアンロックに切り替えようとした第三者がいた場合、例えば工具等でロックボディ2を破壊することにより、付勢部22(ロックスプリング)を取り外すような行為が行われることも想定される。この場合、ロックバー13がフリーになり、ステアリングロック装置1を不正にアンロックされてしまうことに繋がる。
そこで、本例の場合、カバー4には、ロック機構11に至る経路上に壁部40が設けられているので、車体に組み付けられたロック状態のステアリングロック装置1が仮に破壊される攻撃を受けたとしても、これをカバー4の壁部40で受け止めることが可能となる。よって、第三者による破壊の攻撃を受けても、この攻撃をロック機構11まで至らせずに済むので、ロック状態の不正解除を防止するのに有利となる。
カバー4には、キーシリンダ7側からロック機構11に至る経路上に配置された第1壁部40aが設けられる。これにより、仮にステアリングロック装置1がキーシリンダ7側から破壊されたとしても、カバー4の第1壁部40aで破壊の攻撃を受け止めてロック機構11まで至らせずに済む。よって、キーシリンダ7側から破壊の攻撃を受けたときのロック状態の維持が確保される。同様に、キーインターロックユニット9側からの破壊の攻撃を第2壁部40bで受け止めて、同方向からの破壊の攻撃に対するロック状態の維持を確保し、イグニッションスイッチ8側からの攻撃を第3壁部40cで受け止めて、同方向からの破壊の攻撃に対するロック状態の維持を確保し、ロックボディ2の側壁41側からの破壊の攻撃を第4壁部40dで受け止めて、同方向からの破壊の攻撃に対するロック状態の維持を確保する。
壁部40は、ロック機構11を囲むように全周に亘って形成されている。すなわち、ロック機構11の周囲に第1壁部40a、第2壁部40b及び第4壁部40dを設けることにより、ロック機構11を全周から囲むようにする。こうすれば、どの方向から破壊の攻撃を受けても、壁部40のどれかで受け止めることが可能となるので、破壊の攻撃を受けた際のロック状態の維持を確保するのに一層有利となる。
また、カバー4の壁部40(特に第2壁部40b)は、ロック機構11の1要素であるロックストッパ14をロックボディ2に組み付ける際のガイドの役割も果たしている。よって、安定したロックストッパ14の位置決めを行うことが可能となり、組み付け性を向上することも可能となる。
カバー4は、ロックボディ2よりも硬い材質により形成されている。具体的には、カバー4が亜鉛ダイカストにより形成され、ロックボディ2が軽量化のためにマグネシウムにより形成される。このように、カバー4(壁部40)は硬い材質により形成されるので、仮に破壊の攻撃に晒されても、硬い材質の壁部40によって攻撃を受け止めるので、破壊に対する耐性を確保するのに一層有利となる。また、ロックボディ2に亜鉛を用いることから、ロックボディ2の軽量化にも寄与する。なお、「硬い」とは、強度的な硬さの他に、靱性、展性が高いことも含む。
なお、実施形態はこれまでに述べた構成に限らず、以下の態様に変更してもよい。
・壁部40の個数、形状、配置位置は、必要に応じて適宜変更可能である。
・壁部40の形状は適宜変更可能であるが、壁部40によって囲まれる領域でロック機構11の一部を収納可能となっていればよい。
・壁部40は、少なくとも付勢部22を周囲から囲む形状をなしていればよい。
・ロック機構11の全周に壁部40を設けることに限らず、ロック機構11の周囲において、一部のみに形成されてもよい。
・ロック機構11の構成は、ステアリング操作を規制できれば、種々のものに変更してもよい。
・ロックストッパ14を省略し、カムシャフト15でロックバー13を直に作動させる構造としてもよい。
・ロックボディ2の開口3は、カムシャフト15を挿し込むことが可能な大きさをとっていればよい。
・ロックボディ2の開口3は、ロックボディ2の上面に配置されることに限らず、例えば側面など、他の位置に変更可能である。
・ステアリングロック装置1の各部品を組み付ける方向は、実施形態で例示した−Z軸方向に限らず、組み付け方向が同一であれば他の方向に変更可能である。
・インターロック用カム部30は、省略可能である。
・ステアリングロック装置1は、機械式又は電動式のいずれでもよい。
1…ステアリングロック装置、2…ロックボディ、3…ロックボディの開口、4…カバー、5a…ステアリングシャフト、7…キーシリンダ、8…イグニッションスイッチ、9…キーインターロックユニット、11…ロック機構、13…ロックバー、40…壁部、40a…第1壁部、40b…第2壁部、40c…第3壁部、40d…第4壁部、41…ロックボディの側壁。

Claims (7)

  1. ロック機構のロックバーをロック方向に作動させて当該ロック機構を有効とすることにより、当該ロックバーをステアリングシャフトに係止して、ステアリングホイールの操作をロック可能なステアリングロック装置において、
    ロックボディの開口を閉じるカバーには、前記ロック機構に至る経路上に配置された壁部が設けられている
    ことを特徴とするステアリングロック装置。
  2. 前記カバーは、前記ロックボディよりも硬い材質により形成されている
    請求項1に記載のステアリングロック装置。
  3. 前記壁部は、前記ロックボディに取り付けられるキーシリンダ側から前記ロック機構に至る経路上に配置されている
    請求項1又は2に記載のステアリングロック装置。
  4. 前記壁部は、前記ロックボディに取り付けられるキーインターロックユニット側から前記ロック機構に至る経路上に配置されている
    請求項1〜3のうちいずれか一項に記載のステアリングロック装置。
  5. 前記壁部は、前記ロックボディに取り付けられるイグニッションスイッチ側から前記ロック機構に至る経路上に配置されている
    請求項1〜4のうちいずれか一項に記載のステアリングロック装置。
  6. 前記壁部は、前記ロックボディの側壁から前記ロック機構に至る経路上に配置されている
    請求項1〜5のうちいずれか一項に記載のステアリングロック装置。
  7. 前記壁部は、前記ロック機構を囲むように全周に亘って形成されている
    請求項1〜6のうちいずれか一項に記載のステアリングロック装置。
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