JP2017119243A - 溶液撹拌装置 - Google Patents
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Abstract
Description
特許文献1としての特開2001−327846号公報には、台座(3)の上部に、上下方向に振動するピエゾ素子で構成された振動部(2)が支持され、さらに、振動部(2)の上部に対して板状の支持部(1)が支持され、支持部(1)上の表面(10)に液滴(A)が支持される構成が記載されている。特許文献1では、ピエゾ素子の振動周波数を一方向に掃引して、液滴(A)を振動させており、液滴(A)に、表面張力波の共振を引き起こして、液滴(A)を撹拌することが記載されている。特許文献1において、液滴(A)は表面(10)に対して接触角が70°以上であり、液滴(A)は5μLの構成が記載されている。
また、ボルテックスミキサーでは、回転部が重力方向に延びる軸を中心として回転しており、回転部が接触する容器は水平方向に揺さ振られる。このとき、容器内では、被撹拌液が遠心力で外周側に偏ったり、側壁に当たったりし易い。よって、浅い容器を使用する場合、ボルテックスミキサーでは、被撹拌液が飛び散る恐れがある。
したがって、従来の回転力を利用した撹拌装置や、特許文献2に記載の構成では、浅い容器に収容された液を撹拌するのに適していない。
200μL以下の量の被撹拌液が収容され且つ1.5mm以下の深さを有する収容部を有する被振動部と、
電流の流れるコイルが磁界によって受ける力を動作原理として、上下方向に沿って振動して、被撹拌液を撹拌する振動を付与するボイスコイルモータと、
前記ボイスコイルモータに支持され、且つ、前記被振動部に対して点接触可能に構成されて、前記ボイスコイルモータの振動を前記収容部に伝達する振動伝達部と、
前記ボイスコイルモータを振動させる制御手段であって、前記被振動部の共振周波数に基づき且つ予め設定された周波数範囲で変動させながら、前記ボイスコイルモータを振動させる前記制御手段と、
を備えたことを特徴とする。
前記被振動部の低次の共振周波数に基づいた前記周波数範囲で変動させながら、前記ボイスコイルモータを振動させる前記制御手段、
を備えたことを特徴とする。
被撹拌液を撹拌する場合に、予め設定された第1の振幅の振動を付与すると共に、前記ボイスコイルモータを起動する場合に、前記第1の振幅よりも振幅の小さい第2の振幅まで第1の立上り時間で上昇させた後、前記第2の振幅から前記第1の振幅まで前記第1の立上り時間よりも短時間の第2の立上り時間で上昇させる前記制御手段、
を備えたことを特徴とする。
請求項2に記載の発明によれば、高次の共振の場合に比べて、ボイスコイルモータを振動させる周波数を低くし易く、被撹拌液を振動に追従させ易くすることができる。
請求項3に記載の発明によれば、第1の振幅まで一気に上げる場合に比べて被撹拌液の飛び散りを抑制することができる。
なお、以後の説明の理解を容易にするために、図面において、前後方向をX軸方向、左右方向をY軸方向、上下方向をZ軸方向とし、矢印X,−X,Y,−Y,Z,−Zで示す方向または示す側をそれぞれ、前方、後方、右方、左方、上方、下方、または、前側、後側、右側、左側、上側、下側とする。
また、図中、「○」の中に「・」が記載されたものは紙面の裏から表に向かう矢印を意味し、「○」の中に「×」が記載されたものは紙面の表から裏に向かう矢印を意味するものとする。
なお、以下の図面を使用した説明において、理解の容易のために説明に必要な部材以外の図示は適宜省略されている。
図1において、実施例1の溶液撹拌装置1は、電流の流れるコイルが磁界によって受ける力を動作原理として、上下方向に沿って振動可能なボイスコイルモータ2を有する。実施例1のボイスコイルモータ2は上下に延びる円柱状に形成されており、円形の中心部に振動源本体が配置されている。実施例1のボイスコイルモータ2では、振動源本体が上下方向に移動可能に支持されている。振動源本体にはコイルが巻かれており、コイルは通電可能に構成されている。前記振動源本体は、水平方向に沿った向きを有する磁界中に配置されている。ここで、フレミング左手の法則により、電流の流れるコイル部分が、磁界によって受ける力の向きは、電流が流れる方向に直交し、且つ、磁界の方向に直交する向きとなる。よって、実施例1のボイスコイルモータ2では、コイルに電流が流れると、コイルには上下方向に沿った力が作用し、振動源本体が上下方向に振動することになる。
ボイスコイルモータ2の上部中央には、振動伝達部の一例として、上方に向かって延びる延長筒3が支持されている。延長筒3は、ボイスコイルモータ2に支持される下方の円筒部3aと、前記円筒部3aの上方に形成され且つ上方に行くに連れて径が小さくなる接触部3bと、を有する。
容器の一例としてのチップカセット12は、被撹拌液Lが収容されるカセット本体14を有する。カセット本体14の下部には、正四角板状の底部15が形成されている。なお、実施例1では、底部15が正四角板状の構成を例示したが、これに限定されない。例えば、底部15は、円形板状、長方形板状など、任意の形の板状にすることが可能である。底部15の上面には、重心位置に対応して、収容部の一例としての撹拌部16が形成されている。実施例1の撹拌部16は、底部15上面に対して凹んだ円形形状に形成されている。撹拌部16は、底部15上面からの深さhが1.5[mm]以下に設定されている。撹拌部16の底面は親水性に処理されている。
なお、実施例1では、撹拌部16は凹んだ構成を例示したが、これに限定されない。例えば、底部15上面に、円環状に疎水部を形成して、疎水部の内側を撹拌部とすることも可能である。すなわち、深さhを0[mm]とすることが可能であり、撹拌部16は、深さhを、0[mm]≦h≦1.5[mm]に設定可能である。なお、疎水部に関しては、例えば、特開2013−24605号公報等に記載の構成を適用可能であるため、詳細な説明は省略する。なお、200[μL]は撹拌部の容量である。また、被撹拌液Lの表面張力や粘性などの液性によっては、150[μL]以上では溢れ易い場合があり、50[μL]以下では量が少な過ぎて撹拌され難い場合があった。
チップカセット12と、ホルダ13とにより、実施例1の被振動部11が構成されている。
制御部Cは、外部との信号の入出力等を行う入出力インターフェースI/Oや、必要な処理を行うためのプログラムおよび情報等が記憶されたROM:リードオンリーメモリ、必要なデータを一時的に記憶するためのRAM:ランダムアクセスメモリ、ROM等に記憶されたプログラムに応じた処理を行うCPU:中央演算処理装置等を有する。したがって、実施例1の制御部Cは、情報処理装置、いわゆるコンピュータにより構成されている。よって、制御部Cは、ROM等に記憶されたプログラムを実行することにより種々の機能を実現することができる。
撹拌手段C1は、振幅の制御手段C1aと、周波数の制御手段C1bとを有する。撹拌手段C1は、被振動部11の共振周波数に基づき且つ予め設定された周波数範囲Aで変動させながら、ボイスコイルモータ2を振動させる。実施例1の撹拌手段C1は、正弦波を出力するファンクションジェネレータやアンプ等を含む図示しない駆動回路を介して、ボイスコイルモータ2を振動させる。
振幅の制御手段C1aは、ボイスコイルモータ2の振動の振幅を制御する。実施例1の振幅の制御手段C1aでは、振幅を、撹拌開始(0[Vpp])から10[Vpp]まで、立上り時間Tr=10[秒]で上昇させ、10[Vpp]から20[Vpp]まで、立上り時間Tr=2[秒]で上昇させる。以降の撹拌中は振幅を20[Vpp]で保持する。
図2に関し、理論的には、振動系に振動モードを生じさせる共振周波数は、振動系の質量の増加に伴って低くなる。
すなわち、ボイスコイルモータ2により振動する振動系において、チップカセット12がセットされていない場合に、1次モードの共振周波数がf1であり、2次モードの共振周波数がf2であるとする。このとき、ボイスコイルモータ2にチップカセット12がセットされて振動系の質量が増加すると、各振動モードの共振周波数f1,f2は周波数が低くなる方向に原則シフトする。すなわち、図2において、チップカセット12がセットされる前の実線に対応する共振周波数f1,f2から、チップカセット12がセットされた後の一点鎖線で示される共振周波数f1′,f2′に原則シフトする。
前記構成を備えた実施例1の溶液撹拌装置1では、溶液の一例としての200[μL]以下の被撹拌液Lが、撹拌部16に収容された状態で、チップカセット12がホルダ13に装着される。ここで、チップカセット12の撹拌部16の深さhは1.5[mm]以下に設定されている。また、被撹拌液Lが接する撹拌部16の底面は親水性に処理しているので、被撹拌液Lは、深さ方向の厚みが1.5[mm]以下程度になり易く、いわば、薄層状の液形態で撹拌部16に支持されている。よって、実施例1の溶液撹拌装置1には、薄層状の被撹拌液Lがセットされる。そして、溶液撹拌装置1では、撹拌開始の入力があると、撹拌手段C1がボイスコイルモータ2を制御してボイスコイルモータ2を上下方向に振動させる。
したがって、実施例1では、飛び散りが抑制された状態で撹拌され易くなっている。
また、可聴音域の周波数の振動を、スピーカを用いて非接触、すなわち、気体や液体を介して伝達する場合には振動が被振動部に十分伝達できず撹拌ができなかった。
次に、実施例の効果を確認するための実験を行った。
実験例1では、ボイスコイルモータ2として、直径115φ[mm]、定格最大入力が20[W]の振動モジュールを使用した。なお、振動モジュールとは、スピーカと動作原理も構成、構造も基本的には同様に構成された振動機構であり、振動モジュールの中心部に配置したボイスコイルモータに、振動平板が固定された振動機構である。すなわち、スピーカでは、中心部に配置されたボイスコイルモータには、コーン紙が固定されるが、振動モジュールでは、コーン紙に替えて振動平板が固定されている。そして、実験例1では、前記振動モジュールを使用して、周波数[Hz]と振幅[mmP−P]との関係を測定した。また、振動モードが生じる周波数において撹拌実験を行なった。
図3の実線で示すように、チップカセット12を振動モジュールに取り付けない場合には、周波数が15[Hz]の場合に大きい振幅が生じて1次モードが確認された。また、周波数が60[Hz]の場合に大きい振幅が生じて2次モードが確認された。
一方、チップカセット12を振動モジュールに取り付けた場合には、図3の一点鎖線で示すように、周波数が15[Hz]の場合に大きい振幅が生じ、1次モードが確認された。また、周波数が52[Hz]の場合に大きい振幅が確認され、2次モードが確認された。したがって、チップカセット12が取り付けられ、振動系の質量が増加した場合に、低次の2次モードの共振周波数が、周波数が低くなる方向にシフトしたことが確認された。なお、1次モードの共振周波数15[Hz]は、チップカセット12の取り付け前後でほとんどシフトしていないことが確認された。よって、1次モードの共振周波数15[Hz]は、周波数がほとんどシフトしていないことから、チップカセット12ではなく振動モジュールの共振周波数に対応する共振周波数であると考えられる。
2次モードの共振周波数52[Hz]に対応させて、47〜57[Hz]の範囲で変調しながら振動モジュールを制御したところ、10秒以下で撹拌された。また、純水の量を70[μL]にして同様の撹拌実験を行ったところ、10秒以下で撹拌された。このとき、捻り方向にも振動していた。しかしながら、1次モードの共振周波数15[Hz]に基づいた周波数範囲で撹拌実験を行ったところ、チップカセット内で液の流動が確認できず、撹拌には至らなかった。ここで、1次モードの共振周波数15[Hz]は、振動モジュールの共振周波数に対応する共振周波数であり、そのため、1次モードでは、振動モジュールの振動が支配的となり、チップカセット12が共振し難いため、液が撹拌には至らなかったものと考えられる。
図4は実験例2と実験例3の説明図であり、図4Aは実験例2のチップカセットの配置位置の説明図、図4Bは点接触でチップカセットを振動させた場合の説明図、図4Cは面接触でチップカセットを振動させた場合の比較の説明図、図4Dは実験例3のチップカセットの配置位置の説明図である。
図4A、図4Bにおいて、実験例2では、実験例1と同様に、直径115φ[mm]、定格最大入力20[W]の振動モジュールを使用した。また、薄いアルミ板13′の上方にチップカセット12を固定し、振動モジュールからの振動を点接触でアルミ板13′の下面中央部に伝達する構成とした。実験例2では、オシロスコープを使用して、振動モジュールへの振幅入力を確認した。
図4Dにおいて、実験例3では、直径20φ[mm]、定格入力20[W]のボイスコイルモータを使用した。そして、薄いアルミ板13″の上には、4つのチップカセット12を配置した。また、ボイスコイルモータからの振動を点接触でアルミ板13″の下面中央部に伝達する構成とした。
実験例3では、各チップカセット12には、100[μL]の純水L1を注入した。また、純水L1中には、マーカL2として絵の具を1〜2滴、垂らした。そして、ボイスコイルモータを制御して振動させた。このとき、振幅は、撹拌開始(0[Vpp])から5[Vpp]まで、立上り時間Tr=10[秒]で上昇させ、且つ、5[Vpp]から10[Vpp]まで、立上り時間Tr=2[秒]で上昇させた。以降の撹拌中は、振幅を10[Vpp]で保持した。これらの点以外は、実験例2と同様にして撹拌を行ったところ、各チップカセットにおいて純水L1全体とマーカL2とが撹拌されたことが確認された。よって、複数のチップカセットを同時に撹拌可能であることが確認された。
以上、本発明の実施例を詳述したが、本発明は、前記実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内で、種々の変更を行うことが可能である。本発明の変更例(H01)〜(H08)を下記に例示する。
(H01)前記実施例において、溶液撹拌装置1では、被撹拌液Lが撹拌される容器としてチップカセット12の構成を例示したが、これに限定されない。例えば、チップカセット12からカバー18が省略されたカセット本体14のみを使用して撹拌することも可能である。また、カセット本体14からさらに容器壁17が省略された、底部15と撹拌部16のみを使用して撹拌することも可能である。さらに、スライドガラスのような深さhが0の板状部材で被撹拌液Lを支持、収容して撹拌する構成も可能である。なお、例えば、スライドガラス上で被撹拌液Lが撹拌された場合には、撹拌後の液を移し替えることなく顕微鏡などで観察することが可能となる。
(H03)前記実施例において、被振動部11では、ホルダ13に対してチップカセット12が一つ支持される構成を例示したが、これに限定されない。ホルダ13に対して複数のチップカセット12が支持される構成として、複数のチップカセット12を同時に撹拌する構成が可能である。
(H05)前記実施例において、延長筒3の上部の接触部3bが、錐状に形成されて点接触する構成を例示したが、これに限定されず、凸の曲面状の構成など、上方に凸の任意の形状が可能である。
(H08)前記実施例において、振動伝達部として延長筒3の構成を例示したが、これに限定されない。例えば、棒状の部材、いわゆる、ポールをボイスコイルモータの上部中心に固定し、ポールを介して、被振動部11に振動を伝達させる構成も可能である。
2…ボイスコイルモータ、
3…振動伝達部、
11…被振動部、
16…収容部、
C1…制御手段、
L…被撹拌液。
Claims (3)
- 200μL以下の量の被撹拌液が収容され且つ1.5mm以下の深さを有する収容部を有する被振動部と、
電流の流れるコイルが磁界によって受ける力を動作原理として、上下方向に沿って振動して、被撹拌液を撹拌する振動を付与するボイスコイルモータと、
前記ボイスコイルモータに支持され、且つ、前記被振動部に対して点接触可能に構成されて、前記ボイスコイルモータの振動を前記収容部に伝達する振動伝達部と、
前記ボイスコイルモータを振動させる制御手段であって、前記被振動部の共振周波数に基づき且つ予め設定された周波数範囲で変動させながら、前記ボイスコイルモータを振動させる前記制御手段と、
を備えたことを特徴とする溶液撹拌装置。 - 前記被振動部の低次の共振周波数に基づいた前記周波数範囲で変動させながら、前記ボイスコイルモータを振動させる前記制御手段、
を備えたことを特徴とする請求項1に記載の溶液撹拌装置。 - 被撹拌液を撹拌する場合に、予め設定された第1の振幅の振動を付与すると共に、前記ボイスコイルモータを起動する場合に、前記第1の振幅よりも振幅の小さい第2の振幅まで第1の立上り時間で上昇させた後、前記第2の振幅から前記第1の振幅まで前記第1の立上り時間よりも短時間の第2の立上り時間で上昇させる前記制御手段、
を備えたことを特徴とする請求項1または2に記載の溶液撹拌装置。
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