JP2017117230A - 画像形成装置及びその制御方法、並びにプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】特殊起動のために、起動直後に複数のキーを入力するための仕組みがあるが、サスペンドから高速に復帰する場合に、一定時間キーが入力できないという問題が発生する。【解決手段】情報処理装置であって、第一のCPUとメモリとを備え、ユーザ操作を受け付ける操作部と、第二のCPUを備え、前記情報処理装置の制御を行う制御部とを備え、前記第一のCPUは、前記操作部が起動を開始してから所定の時間が経過するまでの間に入力されたユーザ操作の情報を前記メモリに保持し、前記操作部が起動を開始してから前記所定の時間が経過した場合、又は、前記所定の時間内に前記第二のCPUからの取得要求を受けた場合に、前記メモリに保持した情報を送信し、前記情報処理装置の起動処理の内容に応じて、前記所定の時間の値を切り替える。【選択図】 図2

Description

本発明は、画像形成装置及びその制御方法、並びにプログラムに関する。
従来、装置の電源をオンにする際に特定のキー入力を行うことにより、特別な処理を実行する技術が知られている。特別な処理の例として、特殊な起動モードでの起動、現在のシステムのリカバリー、もしくは保持しているエラーの状態のクリアなどが挙げられる。
これらの装置では、キーの入力部に専用のプロセッサを有し、そのキュー入力用プロセッサがキー入力情報をメインプロセッサに伝達する。キー入力用プロセッサは、メインプロセッサより早く起動してキー入力情報を送出する。その結果、キー入力用プロセッサは、メインプロセッサの受信の準備が出来る前にキー入力情報を送信してしまい、メインプロセッサがキー入力情報を正しく受信できない場合がある。特許文献1に記載の装置では、起動直後の一定時間内に押されているキー入力情報をキー入力用プロセッサがバッファに保存する。そして、メインプロセッサの初期化終了後に、メインプロセッサがバッファに記憶されているキー入力情報の取得要求を発行し、その応答としてキー入力情報を取得する。
従来、装置の起動方法として、コールドブート、およびサスペンド状態からの復帰(レジューム処理)が知られている。コールドブートは、不揮発メモリに記憶されたブートプログラムを読み出して実行することにより起動する。コールドブートでは、BIOSが初期化処理を実行した後に、ローダが起動すべきプログラムを決定し、ローダは、上述の取得要求をキー入力用プロセッサに送信する。
レジューム処理は、サスペンド状態から再開する処理である。起動状態からサスペンド状態に移行するためには、装置の電源オフが指示された場合に、動作状態からメモリだけに通電を継続して他の部分の電源を落とす。メモリには電源をオフする前の動作状態を再現するために必要な情報が記憶される。装置は、起動時にはメモリに記憶されている情報を用いて動作状態に復帰するサスペンド復帰する。レジューム処理では、メモリに保持された動作状態の情報を用いて起動するため、コールドブートによる起動よりも起動にかかる時間を短縮することができるというメリットがある。
特開2005−165401号公報
特許文献1では、コールドブート時の処理について想定されているが、サスペンド復帰時の処理について考慮されていない。サスペンド復帰では、ローダが動作しないため、メインプロセッサがキー入力用プロセッサに対してキー入力情報の取得要求を行わない。
従って、サスペンド復帰時には、バッファに保持されたキー入力情報がメインプロセッサに通知されないままになってしまう。すなわち、サスペンド復帰時には、メインプロセッサがキー入力情報を受信可能な状態になっているにもかかわらず、キー入力情報がバッファされた状態が継続し、メインプロセッサはキー入力に応じた処理を開始できない。
そこで、情報処理装置が起動を開始してから所定時間が経過した後に、バッファしているキー入力情報をメインプロセッサに自動的に通知する構成が考えられる。この所定時間は、メインプロセッサの初期化が完了するよりも長い必要がある。なぜならば、メインプロセッサの初期化が完了する前にキー入力情報をメインプロプロセッサに通知しても、メインプロセッサがキー入力情報を受け付けられないためである。一方、この所定時間を長く設定してしまうと、レジューム処理を行う場合にも所定時間待つ必要があり、結果的にレジューム処理の高速起動のメリットを生かせなくなるという課題がある。
上記課題を解決するために本願発明は以下の構成を有する。すなわち、情報処理装置であって、第一のCPUとメモリとを備え、ユーザ操作を受け付ける操作部と、第二のCPUを備え、前記情報処理装置の制御を行う制御部とを備え、前記第一のCPUは、前記操作部が起動を開始してから所定の時間が経過するまでの間に入力されたユーザ操作の情報を前記メモリに保持し、前記操作部が起動を開始してから前記所定の時間が経過した場合、又は、前記所定の時間内に前記第二のCPUからの取得要求を受けた場合に、前記メモリに保持した情報を送信し、前記情報処理装置の起動処理の内容に応じて、前記所定の時間の値を切り替える。
本発明によれば、キー入力信号が適切にメインプロセッサに取得されるようにしつつ、レジューム処理時には即座に復帰を行うことができる。
本発明に係る画像形成装置全体の構成例を示す図。 本発明に係るコントローラと操作部の構成例を示す図。 本発明に係る電力状態とデバイスの関係を説明するための図。 本発明に係る電力モードの状態遷移を説明するための図。 本発明に係る操作部CPUによる処理のフローチャート。 本発明に係る操作部CPUによる処理のフローチャート。 本発明に係る操作部CPUによるキー送信をマスクする処理のフローチャート。 本発明に係るコントローラCPUによる処理のフローチャート。 本発明に係るコントローラCPUによる処理のフローチャート。
以下、本発明を実施するための形態について図面を用いて説明する。
[画像形成装置の構成]
図1は、本発明に係る装置の構成例を示す図である。MFP8は、情報処理装置であり、スキャナ部2、MFP8全体を制御する装置制御部1、およびプリンタ部3を含む。なお、本実施形態では、画像形成装置の一例としてMFP(Multi−Function Peripheral)を用いて説明を行うが、これに限定するものではない。装置制御部1の前面には、ユーザからユーザ操作を受け付けるためのUI(User Interface)としての操作部4が備えられる。
例えば、MFP8の動作として、コピー動作がある。ユーザがスキャナ部2に複写原稿を置き、操作部4からコピー動作を指示する。スキャナ部2は原稿を逐次読み込んで画像データを生成し、プリンタ部3は用紙カセット5から逐次紙を給紙し、電子写真プロセス6にて読み込んだ画像データを複写・定着させ、複製された印刷物が排紙トレイ7上に逐次排出され複写が完了する。これらの動作に係るジョブ制御は、装置制御部1が制御する。
[電源制御の構成]
図2は、本実施形態に係るMFP8のハードウェア構成のうち、電源制御に係る部分を説明するための図である。スリープボタン9は、物理的に操作部4に配置される。操作部CPU13は、経路25を介した信号により、ユーザによってスリープボタン9が押下されたか否かを検知することができる。なお、スリープモード(後述)においては、操作部CPU13がオフになるため、操作部4は、スリープボタン9が押下されたか否かを検知することができないものとする。これに対し、スリープボタン9は、電源スイッチ18にも接続され、ユーザによりスリープボタン9が押下されたことを示す信号は電源スイッチ18にも通知される。この信号は、スリープ状態から復帰する判断に用いられる。
電源スイッチ18(電源制御回路を含む)は、図2に示す各デバイスの通電を制御する電源部である。図2において、太い矢印は、電源スイッチ18からの供給電源の経路を表す。電源スイッチ18は、操作部4、スキャナ部2、およびプリンタ部3の電力通電をOFF/ONする事が可能である。また、コントローラ部26においては、「Memory to Suspend」(もしくは、「Suspend To RAM(STR)」)という省電力技術を用い、コントローラCPU16とメモリ19の通電を独立して制御する事が可能である。
LCD12は、コントローラCPU16がグラフィカルな画面を表示する際に用いられる。LCD12の画面上に、薄い透明なフィルム状のタッチパネル10が物理的に張り付けられ、ユーザは、LCD12の画面上に現れたアイコンを、タッチパネル10を介して指等で操作することで各機能を選択する事が可能である。ユーザがLCD12上のアイコンを操作した場合、タッチパネル10から操作部CPU13に座標情報が通知される。座標情報は通信のためにデータパケット化され、インターフェイス14を介してコントローラCPU16に通知される。
コントローラCPU16は、座標情報を受け取った後、LCD12上に配置している複数のアイコンの座標と評価を行い、どのアイコンが押されたかを検知し、有効なアイコンの押下があった場合にはそのアイコンに対応する各種アクションを実行する。
タッチパネル10は、LCD12上の物理的スイッチを持たない構成である。なお、使用頻度の高い機能については、専用の物理的なボタンを搭載するのが好ましい。この物理的なボタン群として、キーボード11が設けられる。物理的なボタン群には、コピーボタン、コピーストップボタン、テンキー、各英語の文字を入力するためのボタン、カーソル移動ボタン等があり、これらのハードボタンは既知のキーマトリクスのハード構成にて構成される。
特定のボタンが押された場合、操作部CPU13がこれを検知し、対応したキーコードを割り当てる(キーエンコードする)。例えば、キーボード11内のコピーボタン(不図示)が押下されると、操作部CPU13は、キーエンコードした結果を通信のためにデータパケット化し、インターフェイス14を介してコントローラCPU16に通知する。コントローラCPU16は、コピーボタンが押された事を認識すると、スキャナ部2から原稿を光学的に読み込んでメモリ19に保存する。同時にメモリ19から読み込んだ画像をプリンタ部3に送信してコピー動作を行う。
この時、コントローラCPU16は、LCD12にコピーの進行状況を表示する。また、キーボード11のコピーストップボタン(不図示)が押下された場合は、コントローラCPU16は、コピーを中断する。このように、操作部CPU13は、タッチパネル10やキーボード11の入力系統を取りまとめて、コントローラCPU16に通知するための補助の役割を果たす。
[電力状態の遷移]
図4は、本実施形態に係るMFP8の電力状態の遷移を説明するための図である。本実施形態において、電力状態が変わるトリガーは、電源スイッチ18のオン/オフ操作、及び、スリープボタン9の押下となる。本実施形態に係る電力状態は、装置オフ30、アイドルモード32、およびスリープモード31の3つの状態が存在する。装置オフ30は、MFP8自体が電源オフの状態である。スリープモード31は、アイドルモードよりも省電力な電力モードであるとする。なお、電力状態はこの3つに限定するものではなく、更に多くの状態にて制御可能であってもよい。
本実施形態において、装置オフ30(第一のオフ状態)においては、MFP8のコントローラCPU16及びメモリ19への通電が行われない。スリープモード31(第二のオフ状態)においては、MFP8の少なくとも一部(例えば、メモリ19)への通電が行われる。一方スリープモード31においてはコントローラCPU16への通電が行われない。このように、装置オフ30は、スリープモード31よりも消費電力が低い(消費電力がゼロである場合を含む)。アイドルモード32(アイドル状態)では、少なくともコントローラCPU16、操作部CPU13、及び、メモリ19に通電される。
装置オフ30の状態から電源スイッチ18をオンにすると、アイドルモード32へ移行する(経路41)。この状態において、MFP8は、例えばコピー動作を実行する事が可能となる。
アイドルモード32の状態からスリープボタン9が押下されると、スリープモード31へ移行する(経路43)。スリープモード31の状態からスリープボタン9が押下されることで、アイドルモード32へ移行する(経路44)。このようにスリープボタン9はトグル的に動作する。
アイドルモード32、もしくはスリープモード31の状態において、電源スイッチ18がオフされることにより、装置オフ30へ遷移する(経路42、経路45)。
[各電力状態におけるデバイスの通電仕様]
図3は、先に説明した3つの電力モードの時に、どのデバイスに電源を入れるのか(電源スイッチ18から電力供給されるか)を示した表である。表の横軸は、MFP8の各部位を示し、図2のメモリ19、コントローラCPU16、操作部4、スキャナ部2、およびプリンタ部のデバイスに対応する。各々のデバイスは電源スイッチ18から、太い矢印の経路(経路20〜24)で電力が供給されるものとする。なお、MFP8が更に多くのデバイスを備える場合には、それらのデバイスに応じて更に詳細に電源制御が行われていてよい。更に、上記の3つの電力モード以外の電力モードにて動作可能である場合には、更に電力モードに応じて更に詳細にデバイスの電力制御が行われるようにしてもよい。
図3にて示す各電力モードにおいては、例えば、以下のように制御される。
・装置オフ30の状態では、全てのデバイスに対する電力の供給が停止される。
・アイドルモード32では、電源スイッチ18から全てのデバイスに対して電力が供給される(経路20〜24)。この状態では、各デバイスは動作可能状態となり、例えば、ユーザが操作部4を操作して、コピー動作を指示することで、コピー動作を行う事が可能である。
・スリープモード31では、メモリ19のみに電力が供給される(経路21)。
[スリープモードの説明]
本実施形態に係るスリープモードについて説明する。スリープモード31は、メモリ19を、値を保持する事に特化した省電力状態に遷移させ、最小限の電力でメモリ19に保持した値が消えない状態に制御する。この時、コントローラCPU16は電源がオフになっている。
本実施形態におけるスリープモード31は、一般技術である「Memory to Suspend」に準ずる。これは、アイドルモード32からスリープモード31に遷移して、再度、アイドルモード32に戻る場合には、通常の起動制御(コールドブート)ではなく、スリープモード31に入る直前の状態に復帰する。このとき、CPUの状態に関する情報はほぼ全てメモリに保存されているため、メモリの値を参照することで、その状態に即座に復帰することが可能である。本実施形態に係るスリープモード31は、上記の特性を利用した高速復帰用の省電力モードである。
「Memory to Suspend」は、アイドルモードから高速にスリープモードに遷移・復帰する事が可能である。また、スリープモード中は、メモリ19に値の保持のための電力を消費する代わりに、非常に高速にアイドルモード32に遷移することを特徴としている。なお、本発明は、スリープモードの機能を上記に限定するものでは無く、他の省電力モードでも適用可能である。
[電源オン時の操作部CPUの動作]
図4の経路41の制御について、操作部CPU13の起動処理を、図5、及び、図7を用いて説明する。装置オフ30の状態から、電源スイッチ18がオンされると、操作部4に通電が開始され、図5に示す処理フローが開始する。
操作部CPU13は起動時に、一定時間だけ、特別な入力(キー入力)を受け付けるモード(以下、「特殊入力モード」と称する)にて機能する。この特別な入力により、コントローラCPU16は、メンテナンスモードの起動、現在のシステムのリカバリー、保持しているエラーの状態のクリア等の、通常の起動とは異なる動作モードを実行する。通常、このような特殊入力モードでは、起動直後の短い一定時間にのみ入力を受け付ける。この一定時間の初期値として、例えば、特殊入力モードのタイムアウト値を3秒に設定することができる。なお、ここではタイムアウト値を3秒として説明を行うが、これに限定するものではなく、画像形成装置の性能や機能に応じて他の値が決定されても良い。
この特殊入力モードとして機能する期間において、ユーザによる操作部4を介したキー入力に対応するキー信号はコントローラCPU16に送られずに、操作部4側のメモリ17に保持される。ただし、期間のタイムアウト前であってもコントローラCPU16からキー信号の要求が操作部CPU13に通知された場合、操作部CPU13は、メモリ17に保持されたキー信号をコントローラCPU16へ通知する。
この特殊入力モードを設ける理由について更に説明する。操作部4は、起動開始後、コントローラ部26よりも速く動作可能となるため、コントローラ部26がキー信号を受けられる状態になる前に、ユーザからのキー入力を受け付ける可能性がある。そこで、操作部4は、起動後の所定期間はユーザから入力されたキー信号をメモリ17に一旦保持し、コントローラCPU16への送信を保留する。そして、所定時間経過後、又は、コントローラCPU16からキー信号の受信が可能になったことを示す通知を受信した後に、操作部4は、保留したキー信号の送信を開始する。このようにして、コントローラCPU16がキー信号を受けられない期間内に操作部4からコントローラ部26にキー信号が通知されてしまうことを防ぐことができる。
S501にて、操作部CPU13は、特殊入力モードのタイムアウト値を初期値に設定する。ここでは、上述したように、タイムアウト値の初期値を3秒として説明する。
S502にて、操作部CPU13は、ユーザからキーボード11に対してキー入力がされたか否かを判定する。キー入力があった場合は(S502にてYES)S504へ進み、キー入力が無い場合は(S502にてNO)S503へ進む。
S503にて、操作部CPU13は、特殊入力モードのタイムアウト値を変更する。変更する値等、S502〜S503の動作の詳細については、後述する。その後、S504へ進む。
S504にて、操作部CPU13は、特殊入力モードにおける処理を実行する。ここでの処理の詳細は、図7を用いて後述する。
S504の処理の後、操作部CPU13は通常状態(すなわち、特殊入力モードが解除される)となり、S505〜S508の処理を電源がオフされるまで継続して繰り返す。
S505にて、操作部CPU13は、特殊起動モードのキー取得要求をコントローラCPU16から受信したか否かを判定する。特殊入力モードのキー取得要求を受信した場合(S505にてYES)S506へ進み、受信していない場合は(S505にてNO)S507へ進む。
S506にて、操作部CPU13は、メモリ17に保持されている複数のキー入力情報をコントローラCPU16に送信し、提供する。
S507にて、操作部CPU13は、タッチパネル10が操作されたか、もしくは、キーボード11にキー入力があるか否かを確認する。いずれかにて入力がある場合は(S507にてYES)、S508へ進み、いずれにも入力が無い場合は(S507にてNO)S505へ戻り、処理を繰り返す。
S508にて、操作部CPU13は、コントローラCPU16にタッチ入力情報またはキー入力情報を送信する。その後、S505に戻り、処理を繰り返す。
以上、操作部CPU13は、起動直後に所定の時間の間、特殊入力モードとなり、その後、通常動作となってキー入力情報をコントローラCPU16に送信する。
図7を用いて、図5のS504の工程における特殊入力モードの処理について説明する。図5のS501もしくはS503にて設定されたタイムアウト値が経過するまで本工程の処理が行われる。
S701にて、操作部CPU13は、タイムアウト値に設定された時間が0か否かを判定する。0である場合は(S701にてYES)本処理フローを終了し、0でない場合は(S701にてNO)S702へ進む。
S702にて、操作部CPU13は、キーボード11に対し、ユーザがキー入力を行ったか否かを判定する。キー入力がある場合は(S702にてYES)S703へ進み、キー入力が無い場合は(S702にてNO)S704へ進む。
S703にて、操作部CPU13は、ユーザから入力されたキー入力に対応するキー入力情報をメモリ17に保存する。
S704にて、操作部CPU13は、コントローラCPU16から特殊入力モードのキャンセル要求を受信したか否かを判定する。キャンセル要求を受信した場合は(S704にてYES)本処理フローを終了し、受信していない場合は(S704にてNO)S705へ進む。
S705にて、操作部CPU13は、特殊入力モードのタイムアウト値に設定された時間が経過したか否かを判定する。タイムアウト値に設定された時間が経過していない場合は(S705にてNO)、S702に戻り、キーボード11からのキー入力をメモリ17に保存し続ける処理を行う。一方、タイムアウト値に設定された時間が経過した場合は(S705にてYES)、本処理フローを終了し、図5のフローに戻る。
[電源オン時のコントローラCPUの動作]
図4の経路41の制御について、コントローラCPU16の起動処理を、図8を用いて説明する。電源スイッチ18がコントローラCPU16に電力を供給する事により、操作部CPU13とほぼ同時にコントローラCPU16は動作を開始し、図8に示す処理フローが開始される。
S801にて、コントローラCPU16は、電力が供給され、リセットが解除されると、ブート用のROM(不図示)がフェッチされ、起動が開始される。ブートROMはプログラムローダを起動し、プログラムローダがカーネルを起動する。コントローラCPU16は、操作部CPU13と異なり、高度な機能を備える汎用カーネルを起動する必要がある。従って、S801の工程では、例えば、約10秒程度の時間がかかり、この処理が完了する頃には、図5にて説明したような、操作部CPU13の特殊入力モードのタイムアウト値の時間(初期値では約3秒)はすでに経過している。
S802にて、コントローラCPU16は、特殊入力モードのキー取得要求を操作部CPU13に通知する。これに対し、操作部CPU13側では、図5のS506にて述べたように、特殊入力モード時にメモリ17で保持した複数のキー入力情報をコントローラCPU16に送信する。この通信により、コントローラCPU16は、特殊入力モードで入力されたキー入力情報を操作部CPU13から得ることが可能となる。
S803にて、コントローラCPU16は、取得したキー入力情報を判定し、特殊入力キー入力処理1に対応するキー入力(以下、「特殊入力キー1」)が行われたか否かを判定する。特殊入力キー1が入力された場合は(S803にてYES)、S804へ進み、入力されていない場合は(S803にてNO)S809へ進む。
S804にて、コントローラCPU16は、特殊入力キー入力処理1を行う。その後、S805へ進む。
S809にて、コントローラCPU16は、特殊入力キー入力処理2に対応するキー入力(以下、「特殊入力キー2」)が行われたか否かを判定する。特殊入力キー2が入力された場合は(S809にてYES)、S810へ進み、入力されていない場合は(S809にてNO)S805へ進む。
S810にて、コントローラCPU16は、特殊入力キー入力処理2を行う。その後、S805へ進む。
ここで、キー入力に対応する特殊入力キー処理として、2つだけを記載したが、これに限定するものでは無い。つまり、特殊起動の数分(特殊キー入力の種類分)だけ判定工程を行い、いずれの特殊入力キーが入力されたかを判定する。そして、入力された特殊入力キーに応じて、対応する特殊入力キー処理が行われる。以下に、特殊入力キー処理としての一例を以下に示す。
・“maintenance”が、キーとして入力された場合、メンテナンスモードに遷移
・“recovery”が、キーとして入力された場合、システムのリカバリーモードへ移行
・“errorclear”が、キーとして入力された場合、エラーのクリアを実行
なお、上記の特殊入力モードの処理は一例であり、入力されたキーに応じて、各種起動処理が行われるものとする。
特殊起動モードにて受け付け可能なキー入力がなされなかった場合、もしくは、エラークリア等の特殊入力モード後に動作を行う場合、S805の処理に進むこととなる。
S805にて、コントローラCPU16は、スキャナ部2、およびプリンタ部3に対してエンジンの構成を確認する。エンジンの構成とは、例えば、スキャナ部2が備える自動読み取り装置(不図示)の両面機能の有無や、プリンタ部3の両面印刷機能の有無、また、カラー印刷機能の有無等、用紙カセット5にどのようなサイズの紙が積載されているかなどの情報を指す。ここでの確認処理は、MFP8の構成に応じて変更されていてよい。
S806にて、コントローラCPU16は、S805にて確認した情報に基づき、LCD12に画面を生成する。このような画面生成を行う必要があるため、通常起動時の経路41にて遷移する場合には、比較的長い時間がかかる。
S807にて、コントローラCPU16は、生成した画面をLCD12上に表示し、ユーザから操作を受け付けるまで待機する。ユーザから操作を受け付けた場合(S807にてYES)、S808へ進む。
S808にて、コントローラCPU16は、ユーザからの入力に応じた処理を実行する。例えば、コピー動作の指示を受け付けた場合、コントローラCPU16は、上述したようなコピー動作を実行する。その後、S807へ戻り、ユーザから新たな操作を受け付けるまで待機する。
[サスペンド復帰時のコントローラCPUの動作]
図4に示すように、コントローラCPU16がアイドルモード32の時に、スリープボタン9が押下されるとスリープモード31に遷移する(経路43)。この時、遷移処理として、図3に示すスリープモード31の制御設定に従い、各デバイスの電源がオフされる。このとき、コントローラCPU16の電源は切れるが、メモリ19はセルフリフレッシュモードで値が保持されているため、コントローラCPU16の状態はリセットされずに保持される。一方、操作部CPU13のメモリ17は、電源が操作部4のオフと共に通電が解除されるため状態がリセットされる。
スリープモード31の状態からスリープボタン9が押下されると、スリープモード31からアイドルモード32に装置全体が移行する(経路44)。この時の操作部CPU13による制御は図5に示す通りであり、メモリ17の電源が切れ、状態がリセットされている。そのため、先に説明した経路41と同じフローが実行される。
経路44において、コントローラCPU16は、図9の処理を実行する。
S901にて、コントローラCPU16は、レジューム処理を行う。具体的には、メモリ19に格納しておいたスリープモードに入る直前のCPU及び周辺デバイスのレジスタの情報を読み出して、各周辺デバイスに設定を行う。これにより、コントローラCPU16は、デバイスドライバをレジューム処理(再開)する。
S902にて、コントローラCPU16は、ディスプレイドライバ(不図示)のレジューム処理を行う。通常起動時(経路41)は、上述したように、図8のS806で画面を生成するために時間が掛かる。しかし、スリープ復帰時(経路44)は、画面を構成する情報は全てメモリ19上にすでに存在しているため、LCD12のハードウェアの初期化を行った時点でLCD12に操作画面が表示される。この時間は非常に短く、例えば、数百ms程度の時間で済む。
S903にて、コントローラCPU16は、レジューム処理が完了した後、特殊入力モードのキャンセル要求を操作部CPU13に送信する。これにより、操作部CPU13は、図7のS704の処理にて、タイムアウト時間に関わらず、特殊入力モードを終了させることとなる。
S904にて、コントローラCPU16は、生成した画面をLCD12上に表示し、ユーザからの操作を受け付けるまで待機する。ユーザからの操作を受け付けた場合(S904にてYES)、S508へ進む。
S905にて、コントローラCPU16は、ユーザからの入力に応じた処理を実行する。その後、S904へ戻り、ユーザからの操作を受け付けるまで待機する。
[本構成におけるサスペンド復帰における問題]
ここで、図9に示す処理の問題点について説明する。経路44におけるコントローラCPU16の復帰動作、つまり画面を表示することが可能となる時間は、図9のS901〜S902に要する時間となる。この時間が仮に1秒とすると、スリープボタン9を押下して1秒でLCD12にアイコンが表示される。
一方、操作部CPU13は、通常起動と同様の処理(図5)を行うため、スリープ復帰にも関わらず特殊入力モードのための処理(図7)を実行しなければならない。特殊入力モードは複数の入力を受け付けるため、特殊入力モードのタイムアウト値としての時間が短く設定された場合には、ユーザが入力できず、ユーザの利便性が低下する。そのため、タイムアウト値をあまり短い時間に設定することはできない。
その結果、例えば、約1秒でコントローラCPU16が、S902を終了し、LCD12に画面が表示された状態でユーザが操作パネルやキーボード11を操作しても、操作部CPU13は図7の処理にて特殊入力モードとして処理してしまう。つまり、タッチパネル操作やキー操作が操作部4からコントローラCPU16に送られないため、キー入力に対して反応しない現象(時間帯)が発生する。
[第一の形態]
上記問題を解決するための第一の形態について説明する。本形態は、操作部CPU13の制御だけを変更することで実施可能な形態である。
特殊入力モードは、起動直後にユーザからキー入力を受け付けるが、ユーザが特定のキーを押しながら起動する形態もある。そこで、本形態では、ユーザがキーを押しながら起動する時に限り特殊入力モードに遷移する。
具体的には、図5のS502にて、操作部CPU13は、起動直後に、最初のキーがキーボードに入力されているか否かを判定する。ここで判定に用いられるキーはキーボードの特定のキーとして限定されていてもよいし、限定されていなくてもよい。また、複数のキーが同時に押されている場合に、本工程にてキーが押下されていると判定するようにしてもよい。キーが押されていない場合は、S503で特殊入力モードのタイムアウト値を、例えば0秒に設定する。このようにすることで、図7(S504)にて、特殊入力モード自体をキャンセルする事ができる。
また、S501で初期値を3秒に設定しているが、コントローラCPU16の経路44の復帰時間1秒よりも短い時間、例えば800msを再設定してもよい。この場合は、図7のS705にてYesとなり、操作部CPU13はコントローラCPU16の経路44の復帰時間1秒よりも早く起動する。その結果、図9のレジューム処理(S902)が完了してLCD12に画面が表示された時点でユーザからの入力を受け付けることができ、ユーザは操作を行う事が可能となる。
[第二の形態]
上記問題を解決するための第二の形態について説明する。コントローラCPU16のディスプレイドライバ(不図示)のレジューム処理が完了した時点(図9のS902)で、特殊入力モードのキャンセルリクエストを操作部CPU13に通知する(S903)。
操作部CPU13は特殊入力モード処理(図7)を開始するが、キャンセル要求を受信した事により、特殊入力モードを終了する(図7のS704にてYES)。
これにより、コントローラCPU16の経路44の復帰処理の時に、LCD12に画面を表示すると共に、ユーザによるキーボード11とタッチパネル10の入力をコントローラCPU16に通知する事が可能となる。
[第三の形態]
上記問題を解決するための第三の形態について説明する。本形態は、操作部CPU13の制御だけを変更することで実施可能な形態である。本形態に係る操作部CPU13の処理を図6に示す。
S601にて、操作部CPU13は、特殊入力モードのタイムアウト値を初期化する。ここでのタイムアウト値の初期値を3秒として説明するが、他の値であってもよい。
S602にて、操作部CPU13は、起動直後に、スリープボタン9が押下された旨の信号を受信していたか否かを確認する(図2の経路25)。スリープボタン9が押下されていた場合は(S602にてYES)S603へ進み、押下されていない場合は(S602にてNO)S604へ進む。ここでのスリープボタン9が押下された場合とは、図4の経路44(サスペンド起動)に相当する。
S603にて、操作部CPU13は、特殊入力モードのタイムアウト値を0または、初期値(ここでは、3秒)よりも短い時間(例えば、800ms)に変更する。その後、S604へ進む。S604以降の処理は、図5にて示したS504以降の処理と同じであるため、ここでの説明は省略する。
以上、経路41の時は特殊入力モードが3秒にて設定される。一方、経路44の場合は特殊入力モードが0秒、もしくは800msにて設定される。これにより、コントローラCPU16の復帰処理の時(経路44)に、LCD12に画面を表示すると共に、ユーザによるキーボード11とタッチパネル10の入力をコントローラCPU16に通知する事が可能となる。
以上のように、キーエンコーダ部のCPUが、特殊起動モード時に複数のキー入力を行う機能を保持しつつ、メイン制御CPUのサスペンド復帰が速くなった場合においても、即座にキー入力を受け付ける事が可能となる。上記では、3つの形態を説明したが、これらはそれぞれ排他的な構成ではなく、必要に応じて組み合わせるようにしてもよい。
なお、上記の例に限らず、通常起動の場合は、操作部でキー信号を保留するタイムアウト値をA秒とし、サスペンド起動の場合はキー信号を保留する特殊入力モードのタイムアウト値をA秒よりも短いB秒とすることによっても上記の課題を解決することができる。このとき、B秒は0秒であってもよい。
このように本実施形態では、特殊入力モードを実行するか否か、または、特殊入力モードの時間を、起動処理の内容に応じて変更する。例えば起動処理におけるキー押しの有無に応じて、特殊入力モードを実行するか否か、または、特殊入力モードの時間を変更することができる。また例えば、起動処理がコールドブートかサスペンド復帰かに応じて、特殊入力モードを実行するか否か、または、特殊入力モードの時間を変更することができる。
このようにして、通常起動の場合には、コントローラ部の起動を待ってキー入力がなされるようにしつつ、サスペンド復帰の場合には、復帰後速やかにキー入力が可能になるようにすることができる。
<その他の実施形態>
上記の実施形態のレジューム処理として、サスペンド起動に替えてハイバネーション起動とすることとしてもよい。サスペンド起動は、装置のOFFが指示された場合に装置の状態情報を揮発性メモリに記憶し、OFF状態の間も揮発性メモリへの通電状態を保つ。そして、起動時に揮発性メモリに記憶された状態情報を用いて即座に起動する技術である。
一方ハイバネーション起動は、装置のOFFが指示された場合に装置の状態情報を不揮発性の記憶手段(HDDなど)に記憶する。OFF時には不揮発性記憶手段への通電は停止される。そして、起動時に不揮発性の記憶手段に記憶された状態情報を用いて即座に起動する技術である。
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
13…操作部CPU、18、電源スイッチ、17、19…メモリ、22…コントローラCPU

Claims (11)

  1. 情報処理装置であって、
    第一のCPUとメモリとを備え、ユーザ操作を受け付ける操作部と、
    第二のCPUを備え、前記情報処理装置の制御を行う制御部と
    を備え、
    前記第一のCPUは、
    前記操作部が起動を開始してから所定の時間が経過するまでの間に入力されたユーザ操作の情報を前記メモリに保持し、
    前記操作部が起動を開始してから前記所定の時間が経過した場合、又は、前記所定の時間内に前記第二のCPUからの取得要求を受けた場合に、前記メモリに保持した情報を送信し、
    前記情報処理装置の起動処理の内容に応じて、前記所定の時間の値を切り替えることを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記第一のCPUは、前記情報処理装置に所定の起動処理を実行させるための所定のキー入力が前記操作部に対してなされていた場合、前記所定の時間を第一の時間に設定し、前記情報処理装置を起動させる際に前記所定のキー入力が前記操作部に対してなされていない場合、前記所定の時間を前記第一の時間よりも短い第二の時間に設定することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記情報処理装置は、電力状態として、第一のオフ状態と、前記情報処理装置の少なくとも一部に通電され前記第一のCPUに通電されない第二のオフ状態と、前記第一のCPU及び前記第二のCPUに通電されるアイドル状態とを有し、
    前記第一のCPUは、前記起動処理が前記第一のオフ状態から前記アイドル状態への遷移処理である場合には前記所定の時間を第一の時間に設定し、前記起動処理が前記第二のオフ状態から前記第一のオフ状態への遷移処理である場合には前記所定の時間を第二の時間に設定することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  4. 前記情報処理装置は、第一の電力モード、および、前記第一の電力モードよりも省電力である第二の電力モードにて動作し、
    前記第一のCPUは、
    前記情報処理装置が電源オフの状態から前記第一の電力モードにて起動した場合において、前記起動を開始した際のユーザ操作として、キー入力がなされていた場合、前記所定の時間を前記第一の時間に設定し、キー入力がなされていない場合、前記所定の時間を前記第二の時間に設定し、
    前記情報処理装置が前記第二の電力モードから前記第一の電力モードに遷移して、前記第一のCPUが起動した場合、前記所定の時間を前記第二の時間に設定することを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
  5. 前記第一のCPUは、前記所定のキー入力として、複数のキーが同時に入力されている場合、前記所定の時間を前記第二の時間に設定することを特徴とする請求項2または4に記載の情報処理装置。
  6. 前記第二のCPUは、前記制御部の起動処理が完了した後、前記第一のCPUへ前記取得要求を送信することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  7. 前記第二のCPUは、前記情報処理装置が前記第二の電力モードから前記第一の電力モードに遷移した場合、前記制御部の起動処理が完了した後、キャンセル要求を前記第一のCPUに送信し、
    前記第一のCPUは、前記キャンセル要求を受信した場合、前記所定の時間に関わらず、受け付けたユーザ操作を前記第二のCPUへ通知することを特徴とする請求項4に記載の情報処理装置。
  8. 前記第一の時間および前記第二の時間は、前記制御部の起動に要する時間に応じて決定されることを特徴とする請求項2乃至5のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  9. 前記第二の時間は0秒を含むことを特徴とする請求項2乃至5のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  10. 第一のCPUとメモリとを備え、ユーザ操作を受け付ける操作部と、
    第二のCPUを備え、情報処理装置の制御を行う制御部と
    を備えた情報処理装置の制御方法であって、
    前記第一のCPUにより、
    前記操作部が起動を開始してから所定の時間が経過するまでの間に入力されたユーザ操作の情報を前記メモリに保持し、
    前記操作部が起動を開始してから前記所定の時間が経過した場合、又は、前記所定の時間内に前記第二のCPUからの取得要求を受けた場合に、前記メモリに保持した情報を送信し、
    前記情報処理装置の起動処理の内容に応じて、前記所定の時間の値を切り替えることを特徴とする情報処理装置の制御方法。
  11. 第一のCPUとメモリとを備え、ユーザ操作を受け付ける操作部と、
    第二のCPUを備え、コンピュータの制御を行う制御部と
    を備えたコンピュータを、
    前記第一のCPUにより、
    前記操作部が起動を開始してから所定の時間が経過するまでの間に入力されたユーザ操作の情報を前記メモリに保持し、
    前記操作部が起動を開始してから前記所定の時間が経過した場合、又は、前記所定の時間内に前記第二のCPUからの取得要求を受けた場合に、前記メモリに保持した情報を送信し、
    前記コンピュータの起動処理の内容に応じて、前記所定の時間の値を切り替えるように機能させることを特徴とするプログラム。
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