JP2014013530A - 画像処理システム及びディスプレイ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】画像処理装置の近くに行くことなく、当該画像処理装置の状態を把握できる画像処理システムを提供する。
【解決手段】この画像処理システム50は、ディスプレイ装置200と、ディスプレイ装置200と信号の送受信を行なうように接続された画像処理装置100とを含む。画像処理装置100は、通常モードと省エネモードとを切替えて動作することが可能である。ディスプレイ装置200は、画像処理装置100が省エネモードであるか否かを検出し(ステップS1000)、省エネモードであることを検出すると、画像処理装置100が省エネモードであることを示す情報を画像表示部210に表示する(ステップS1010)。
【選択図】図1

Description

本発明は、画像処理システム及びディスプレイ装置に関し、特に、省エネ状態に移行する画像処理装置を含む画像処理システム及びその画像処理システムに用いるディスプレイ装置に関する。
パーソナルコンピュータ等の情報処理装置で作成した画像データを紙媒体に印刷するために、多くのオフィス(会社、事務所等)にプリンタ等の画像処理装置が導入されている。こうした画像処理装置においては、消費電力の削減等のために、印刷ジョブ(画像データ)が受信されない状態が所定の時間続くと、自動的に、通常の通電状態(通常モード)から消費電力が抑制された省エネ状態(省エネモード)に移行するようになってきている。
画像処理装置は、通常の通電状態の時に印刷ジョブを受信すると直ちに印刷を実行することが可能である。一方、省エネ状態の時には印刷ジョブを受信しても直ちに印刷を実行することができず、通常の通電状態に復帰させる必要がある。省エネ状態から通常の通電状態への復帰にはある程度の時間を要する。その間、ユーザは待機することになる。
後掲の特許文献1は、省電力制御が解除されてから予め定められた機能が復帰するまでの復帰時間をより正確に報知する画像処理装置を開示する。特許文献1の画像処理装置では、予め定められた機能が復帰するまでの復帰時間が自機の操作ディスプレイに表示される。そのため、ユーザは復帰するまでの時間を把握することが可能となる。
特開2010−277281号公報
しかし、特許文献1に開示の技術では、復帰時間等を確認するためにユーザは画像処理装置の近くまで行く必要がある。そのため、画像処理装置と接続されている情報処理装置が当該画像処理装置から離れている場合、画像処理装置が省エネ状態であるか等を容易に確認することができないという問題がある。
本発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、本発明の1つの目的は、画像処理装置の近くに行くことなく、当該画像処理装置の状態を把握できる画像処理システム及びディスプレイ装置を提供することである。
上記目的を達成するために、本発明の第1の局面に係る画像処理システムは、ディスプレイ装置と、当該ディスプレイ装置と信号の送受信を行なうように接続された画像処理装置とを含む画像処理システムである。この画像処理システムにおいて、画像処理装置は、通常の通電状態と消費電力が抑制された省エネ状態とを切替えて動作することが可能であり、ディスプレイ装置は、画像を表示するための表示手段と、画像処理装置が省エネ状態であるか否かを検出するための検出手段と、検出手段が省エネ状態を検出したことに応答して、画像処理装置が省エネ状態であることを示す省エネ状態情報を表示手段に表示するための省エネ状態情報表示手段とを含む。
画像処理装置は、通常の通電状態と省エネ状態とを切替えて動作することが可能である。ディスプレイ装置は、画像処理装置と接続されており、当該画像処理装置が省エネ状態であるか否かを検出する。画像処理装置が省エネ状態であることを検出すると、ディスプレイ装置は、画像処理装置が省エネ状態であることを示す省エネ状態情報を表示手段に表示する。これにより、ユーザに対して、画像処理装置が省エネ状態であることを把握させることができる。例えば、ディスプレイ装置に表示された画像を画像処理装置で印刷する際に、ユーザは、ディスプレイ装置に表示される省エネ状態情報によって、画像処理装置が省エネ状態であることを認識できる。そのため、画像処理装置の状態等を確認するために画像処理装置の近くに行くことなく、画像処理装置の状態を把握できる。
好ましくは、表示手段は、画像を表示するための手段と、タッチによる操作を受付けるための受付手段とを含み、省エネ状態情報表示手段は、省エネ状態情報を表示手段にアイコン表示するための手段を含み、ディスプレイ装置は、アイコン表示された省エネ状態情報がタッチ操作されたことに応答して、画像処理装置の状態を省エネ状態から通常の通電状態に切替えるための切替信号を画像処理装置に送信するための手段をさらに含み、画像処理装置は、切替信号を受信したことに応答して、通常の通電状態への復帰を開始するための手段を含む。
アイコン表示された省エネ状態情報がタッチ操作されると、ディスプレイ装置は、画像処理装置の状態を省エネ状態から通常の通電状態に切替えるための切替信号を画像処理装置に送信する。画像処理装置は、ディスプレイ装置からの切替信号を受信すると、通常の通電状態への復帰を開始する。このように、アイコン表示された省エネ状態情報をタッチすることにより、画像処理装置を直接操作することなく通常の通電状態への復帰を開始させることができる。これにより、容易に、画像処理装置を復帰させることができる。さらに、ディスプレイ装置に表示された画像を画像処理装置で印刷する際に、画像データを画像処理装置に送信する前に、予め、画像処理装置の復帰を開始させておくことができる。
より好ましくは、受付手段は、表示手段の所定の領域がタッチされたことを検出するためのタッチ検出手段を含み、アイコン表示するための手段は、タッチ検出手段が、所定の領域がタッチされたことを検出したことに応答して、省エネ状態情報を表示手段にアイコン表示するための手段を含む。
省エネ状態情報は、表示手段の所定の領域がタッチされるとアイコン表示される。省エネ状態情報は、必要なときだけ表示させることができるので、省エネ状態情報が、ディスプレイ装置に表示される他の表示等の邪魔になるのを抑制できる。
さらに好ましくは、受付手段は、タッチによる描画操作を受付けて描画像を表示するための描画手段を含み、アイコン表示するための手段は、描画手段が所定の文字の描画操作を受付けて当該文字の描画を表示したことに応答して、省エネ状態情報を表示手段にアイコン表示するための手段を含む。
描画手段が所定の文字の描画操作を受付けて当該文字の描画を表示すると、省エネ状態情報が表示手段にアイコン表示される。このような構成によっても、省エネ状態情報を必要なときだけ表示させることができる。加えて、ユーザの使い勝手を向上できる。
さらに好ましくは、ディスプレイ装置は、画像処理装置の状態が省エネ状態から通常の通電状態に切替わるまでの時間を算出するための手段をさらに含み、省エネ状態情報は、算出するための手段が算出した時間の情報を含む。
省エネ状態情報は、画像処理装置の状態が省エネ状態から通常の通電状態に切替わるまでの時間の情報を含む。例えば、画像処理装置が通常の通電状態に復帰するまでの時間が省エネ状態情報にカウントダウン表示される。ユーザは、表示手段に表示された省エネ状態情報によって、画像処理装置が通常の通電状態に切替わるまでの時間を確認できる。そのため、ユーザの使い勝手を一層向上できる。
さらに好ましくは、画像処理システムは、ネットワークを介して、画像処理装置と接続された外部装置をさらに含み、外部装置は、画像処理装置の状態を省エネ状態から通常の通電状態に切替えるための切替信号を画像処理装置に送信するための手段を含み、ディスプレイ装置は、外部装置が切替信号を画像処理装置に送信したことに応答して、画像処理装置の状態が省エネ状態から通常の通電状態に切替わるまでの時間を算出するための手段をさらに含み、省エネ状態情報は、算出するための手段が算出した時間の情報を含む。
外部装置が切替信号を画像処理装置に送信すると、ディスプレイ装置は、画像処理装置の状態が省エネ状態から通常の通電状態に切替わるまでの時間を算出する。ディスプレイ装置は、算出した時間(復帰するまでの時間)を、省エネ状態情報として表示手段に表示する。ディスプレイ装置には、画像処理装置が通常の通電状態に復帰するまでの時間が正確に表示される。さらに、ユーザは、表示手段に表示された省エネ状態情報によって、他の装置からの印刷が始まることを把握できる。
さらに好ましくは、ディスプレイ装置は、ネットワークを介して複数の画像処理装置と接続されており、検出手段は、複数の画像処理装置の各々に対して省エネ状態であるか否かを検出するための手段を含み、省エネ状態情報表示手段は、検出するための手段によって検出された画像処理装置の省エネ状態情報を表示手段に表示するための手段を含み、ディスプレイ装置はさらに、画像処理装置の状態が省エネ状態から通常の通電状態に切替わるまでの時間を算出するための手段を含み、省エネ状態情報は、算出するための手段が算出した時間の情報を含む。
ディスプレイ装置に複数の画像処理装置が接続されている場合に、ディスプレイ装置は、複数の画像処理装置の各々に対して、画像処理装置の状態が省エネ状態であるか否かを検出する。ディスプレイ装置は、画像処理装置の省エネ状態情報を表示手段に表示する。省エネ状態が検出された画像処理装置が複数ある場合、省エネ状態が検出された複数の画像処理装置の省エネ状態情報を表示手段に表示する。省エネ状態にある画像処理装置が通常の通電状態への復帰を開始すると、ディスプレイ装置は、省エネ状態情報として、画像処理装置の状態が省エネ状態から通常の通電状態に切替わるまでの時間を表示する。ユーザは、表示手段に表示された省エネ状態情報によって、画像処理装置が通常の通電状態に切替わるまでの時間を確認できる。さらに、各画像処理装置の復帰までの時間を確認することができるので、ユーザは、復帰までの時間が最も短い画像処理装置を、印刷を行なう画像処理装置として容易に選択できる。
本発明の第2の局面に係るディスプレイ装置は、通常の通電状態と消費電力が抑制された省エネ状態とを切替えて動作することが可能な画像処理装置と接続されるディスプレイ装置である。このディスプレイ装置は、画像を表示するための表示手段と、画像処理装置が省エネ状態であるか否かを検出するための検出手段と、検出手段が省エネ状態を検出したことに応答して、画像処理装置が省エネ状態であることを示す省エネ状態情報を表示手段に表示するための省エネ状態情報表示手段とを含む。
ディスプレイ装置は、通常の通電状態と省エネ状態とを切替えて動作することが可能な画像処理装置と接続される。ディスプレイ装置は画像処理装置が省エネ状態であるか否かを検出する。画像処理装置が省エネ状態であることを検出すると、ディスプレイ装置は、画像処理装置が省エネ状態であることを示す省エネ状態情報を表示手段に表示する。これにより、ディスプレイ装置は、ユーザに対して、画像処理装置が省エネ状態であることを把握させることができる。例えば、ディスプレイ装置に表示された画像を画像処理装置で印刷する際に、ユーザは、ディスプレイ装置に表示される省エネ状態情報によって、画像処理装置が省エネ状態であることを認識できる。そのため、画像処理装置の状態等を確認するために画像処理装置の近くに行くことなく、画像処理装置の状態を把握できる。
以上より、本発明によれば、画像処理装置の近くに行くことなく、当該画像処理装置の状態を把握できる画像処理システム及びディスプレイ装置を容易に得ることができる。
本発明の第1の実施の形態に係る画像出力システムの全体構成を簡略化して示す図である。 図1に示す画像出力装置及びディスプレイ装置のハードウェア構成を示す制御ブロック図である。 図1に示すディスプレイ装置で実行されるプログラムの制御構造を示すフローチャートである。 図1に示す画像出力装置で実行されるプログラムの制御構造を示すフローチャートである。 図1に示すディスプレイ装置に表示されるアイコンの例を示す図である。 本発明の第2の実施の形態に係る画像出力システムにおいて、ディスプレイ装置で実行されるプログラムの制御構造を示すフローチャートである。 本発明の第3の実施の形態に係る画像出力システムにおいて、ディスプレイ装置で実行されるプログラムの制御構造を示すフローチャートである。 本発明の第4の実施の形態に係る画像出力システムの全体構成を簡略化して示す図である。 図8に示すディスプレイ装置で実行されるプログラムの制御構造を示すフローチャートである。 図8に示す画像出力装置で実行されるプログラムの制御構造を示すフローチャートである。
以下の実施の形態では、同一の部品には同一の参照番号を付してある。それらの機能及び名称も同一である。したがって、それらについての詳細な説明は繰返さない。
(第1の実施の形態)
[全体システム構成]
図1を参照して、本実施の形態に係る画像処理システム50の全体構成について説明する。この画像処理システム50は、画像処理装置100と、画像処理装置100と接続されたディスプレイ装置200とを含む。画像処理装置100とディスプレイ装置200とは、互いに信号の送受信を行なう。
画像処理装置100は、例えばコピー機能及びプリンタ機能等を備える複合機である。この画像処理装置100は、レーザー光を露光に利用する、所謂レーザー方式(電子写真方式)の印刷機能を備える。しかし、他の形式の印刷機能を備えたものであってもよい。
画像処理装置100は、通常の通電状態(Ready状態)である通常モード及び消費電力が抑制された省エネ状態のモードである省エネモードを有する。画像処理装置100は、印刷等の指示がない状態が所定の時間続くと通常モードから省エネモードに移行して、消費電力を削減するように構成されている。
通常モードは、印刷等の指示を受付けるまで待機している状態のモードである。画像処理装置100は、通常モードの時に例えば印刷指示(印刷ジョブ)を受付けると直ちに印刷を実行する。画像処理装置100は、通常モードの場合に、処理を実行することが可能な状態であることを示すReady状態信号を所定の間隔でディスプレイ装置200に送信する。画像処理装置100はまた、印刷等の指示がない状態が所定の時間続くと、消費電力を抑制するために、通常モードから省エネモードに移行する。省エネモードでは、消費電力の削減を図るために、必要な箇所にのみ電力が供給されている。この省エネモードでは、画像形成のための後述する定着装置(図示せず。)への電力供給も抑制される。そのため、省エネモードでは、印刷等の指示を受付けた場合でも直ちに処理を実行することができず、通常モードに復帰させる必要がある。
ディスプレイ装置200は、大型ディスプレイ装置の一種である所謂、電子黒板装置である。このディスプレイ装置200は、例えば画像処理装置100と所定の距離を隔てた位置に配置されている。本画像処理システム50では、ディスプレイ装置200が画像処理装置100と接続されることで、ディスプレイ装置200に表示された画像等を画像処理装置100で印刷することが可能に構成されている。
ディスプレイ装置200はまた、画像処理装置100から送信されるReady状態信号に基づいて、画像処理装置100が省エネモードであるか否かを検出する。画像処理装置100が省エネモードの場合、ディスプレイ装置200は、画像処理装置100を通常モードに復帰させるための省エネ復帰信号を画像処理装置100に対して送信することが可能に構成されている。
[ハードウェア構成]
《画像処理装置100》
図2を参照して、画像処理装置100は、制御部110、画像形成部120、操作部130、画像読込部140、通信部150及び電力供給部160を含む。
制御部110は、実質的にコンピュータであって、いずれも図示しないCPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)及びHDD(Hard Disk Drive)を含む。CPUは、操作部130及び接続されているディスプレイ装置200からの指示に応じて各種コンピュータプログラムを実行することによって、画像処理装置100の各部の動作及びディスプレイ装置200との通信等の所望の処理を実行する。上記の各種コンピュータプログラムは、予めROM又はHDDに記憶されており、所望の処理の実行時において、当該ROM又はHDDから読出されてRAMに転送される。CPUは、CPU内の図示しないプログラムカウンタと呼ばれるレジスタに格納された値によって指定される、RAM内のアドレスからプログラムの命令を読出し、解釈する。CPUはまた、読出された命令によって指定されるアドレスから演算に必要なデータを読出し、そのデータに対し命令に対応する演算を実行する。実行の結果も、RAM、HDD及びCPU内のレジスタ等の、命令によって指定されるアドレスに格納される。
制御部110には、画像読込部140、画像形成部120、操作部130及び通信部150が電気的に接続される。
画像読込部140は、原稿のコピー時に、原稿載置台に載置される原稿から原稿検知センサによって画像情報を読取り、読取った画像情報をCCDラインセンサによって電気信号に変換して画像データとして制御部110に対して出力する。
画像形成部120は、画像データによって示される画像を記録用紙に印刷するものであって、例えば、感光体ドラム、帯電装置、レーザースキャンユニット(LSU)、現像装置、転写装置、クリーニング装置、定着装置、及び除電装置等を備えている。画像形成部120には、例えば、搬送路が設けられており、給紙部(図示せず。)から給紙されてきた記録用紙が搬送路に沿って搬送される。給紙部は、用紙カセット(図示せず。)に収納された記録用紙、又は手差トレイに載置された記録用紙を1枚ずつ引出して記録用紙を画像形成部120の搬送路へと送り出す。画像形成部120の搬送路に沿って記録用紙が搬送されている途中で、記録用紙が感光体ドラムと転写装置との間を通過し、さらに定着装置を通過して、記録用紙に対する印刷が行なわれる。
感光体ドラムは、一方向に回転し、その表面は、クリーニング装置と除電装置によりクリーニングされた後、帯電装置により均一に帯電される。レーザースキャンユニットは、印刷対象の画像データに基づいてレーザー光を変調し、このレーザー光によって感光体ドラムの表面を主走査方向に繰返し走査して、静電潜像を感光体ドラムの表面に形成する。現像装置は、トナーを感光体ドラムの表面に供給して静電潜像を現像し、トナー像を感光体ドラムの表面に形成する。転写装置は、転写装置と感光体ドラムとの間を通過していく記録用紙に感光体ドラムの表面のトナー像を転写する。
定着装置は、記録用紙を加熱するための加熱ローラと、記録用紙を加圧するための加圧ローラとを含む。記録用紙は、加熱ローラによって加熱され、かつ、加圧ローラによって加圧されることによって、記録用紙上に転写されたトナー像が記録用紙に定着される。定着装置から排出された(印刷された)記録用紙は、排紙トレイに排出される。
操作部130は、例えばタッチパネルディスプレイ及びハードキー等を含む入出力装置からなる。タッチパネルディスプレイは、例えば、表示パネルとタッチパネルとが重ねて構成されるタッチパネル一体型の液晶表示装置である。タッチパネルディスプレイは、画像処理装置100の状態及び各種処理の状態に関する情報等の各種情報をユーザに提供する。このタッチパネルディスプレイはまた、ユーザに対して対話的な操作インターフェイスを提供する。この対話的な操作インターフェイスは、タッチパネルから画像処理装置100全体の動作に対するユーザの指示を受付け、その指示の内容を表示パネルに表示するとともに、その指示に応じた制御信号を制御部110等に対して出力する。
通信部150は、ネットワーク等とのインターフェイスをとる。画像処理装置100は、この通信部150を介して、ディスプレイ装置200等と所定の通信プロトコルに従ったデータ通信を行なうことができる。
電力供給部160は、外部電源と電気的に接続される。電力供給部160は、画像処理装置100の各部の動作に必要な電力を外部電源から取得し、取得した電力を画像処理装置100の各部に供給する。
《ディスプレイ装置200》
図2を参照して、ディスプレイ装置200は、大画面の画像表示部210、コンピュータからなる制御部220及び通信部230を含む。
制御部220は、所定のプログラムを実行することにより、ディスプレイ装置200の全体の制御を実現するための、いずれも図示しないCPU、ROM、RAM及び記憶部を含む。
ROMは、ディスプレイ装置200の電源投入時にCPUが実行し、ディスプレイ装置200が所定の動作をするようにディスプレイ装置200の全体を設定するためのプログラム及びデータを記憶している。ディスプレイ装置200の動作を実現するためのプログラムもROM254に記憶されている。記憶部は、通電が遮断された場合にもデータを保持する不揮発性記憶装置であり、例えば、ハードディスクドライブ又はフラッシュメモリ等である。記憶部はディスプレイ装置200に対して着脱可能でもよい。記憶部は、CPUが実行するプログラムの一部を記憶することもできる。CPUは、通常動作時にはROM又は記憶部からプログラムをRAM上にロードし、図示しないプログラムカウンタにより指定されるアドレスから命令を順次読出して実行する。CPUは、ROM及び記憶部に格納されているプログラムにしたがってディスプレイ装置200を構成する各部の制御を行なう。制御部220はまた、画像表示部210に表示する画像を処理する画像処理部222を含む。
記憶部はまた、接続される画像処理装置100の仕様を基に、画像処理装置100における省エネモードから通常モードに復帰するまでの時間(復帰時間)を予め記憶している。すなわち、画像処理装置100が省エネモードから通常モードに復帰するまでに要する時間は実験的に求められており、この時間が復帰時間として記憶部に記憶されている。
画像表示部210は、タッチパネルディスプレイからなり、所定の表示面上に画像を表示する表示パネル212と、表示パネル212の画像の表示面のどの位置がユーザによりタッチされたかを検出するタッチパネル214とを含む。タッチパネル214は、タッチがあったことを検出し、検出があったことを示す信号を出力する機能と、そのときのタッチ位置を示す座標データを出力する機能とを持つ。表示パネル212はフルカラー表示が可能な液晶表示パネル等の表示パネルであり、制御部220の制御の下で表示面上に、画像処理部222で処理された画像を表示する。
ディスプレイ装置200は、種々のアプリケーションソフトを起動することが可能であり、起動したアプリケーションソフトに対応した機能を実現する。アプリケーションソフトは、ディスプレイ装置200の主要な機能である、タッチペン(図示せず)による描画を実現するペンソフトを含む。
通信部230は、制御部220の制御の下で、画像処理装置100等との間でデータ通信を行なう。
[ソフトウェア構成]
図3を参照して、本実施の形態に係る画像処理システム50において、ディスプレイ装置200で実行されるコンピュータプログラムの制御構造について説明する。このプログラムは、印刷機能を有するアプリケーションソフトが起動されることによって起動される。
このプログラムは、接続されている画像処理装置100が省エネ状態(省エネモード)であるか否かを判定し、判定結果に応じて制御の流れを分岐させるステップS1000と、ステップS1000において、画像処理装置100が省エネ状態(省エネモード)であると判定された場合に実行され、画像処理装置100が省エネ状態であることを示す「省エネ中」を画像表示部210にアイコン表示するステップS1010とを含む。
ステップS1000では、画像処理装置100からのReady状態信号が一定時間途絶えている場合に、画像処理装置100が省エネ状態であると判定される。ステップS1010では、画像表示部210に「省エネ中」と表示されたアイコン250Aを画像表示部210に表示する。
図5(A)を参照して、アイコン250Aには、画像処理装置100が省エネ状態であることを示す「省エネ中」の文字列が表示される。このアイコン250Aは、画像処理装置100が省エネ状態であると判定されると、画像表示部210の所定の領域(例えば片隅)に表示される。
再び図3を参照して、このプログラムはさらに、ステップS1010の後に実行され、アイコン250Aがタッチされたか否かを判定し、アイコン250Aがタッチされるまで待機するステップS1020と、ステップS1020において、アイコン250Aがタッチされたと判定された場合に実行され、画像処理装置100に対して省エネ復帰信号を送信するステップS1030と、ステップS1030の後に実行され、画像処理装置100における省エネモードから通常モードに復帰するまでの時間(復帰時間)を算出するステップS1040と、ステップS1040の後に実行され、算出した復帰時間を画像表示部210にアイコン表示するステップS1050と、ステップS1050の後に実行され、復帰時間が経過したか否かを判定し、判定結果に応じて制御の流れを分岐させるステップS1060とを含む。
ステップS1040では、最初は、記憶部に記憶されている復帰時間を読出すことで復帰時間を取得する。ステップS1060において、復帰時間が経過していないと判定された場合は、制御はステップS1040に戻り、経過時間を考慮して復帰までの時間を再び算出する。すなわち、ステップS1040〜ステップS1060では、読出した復帰時間からカウントダウンを開始し、復帰するまでの時間をカウントダウン表示する。
図5(B)を参照して、図5(A)に示すアイコン250Aがタッチされたことを検出すると、省エネ復帰信号が画像処理装置100に送信されて、アイコンの表示が、アイコン250Aからアイコン250Bに切替わる。アイコン250Bには、「省エネ中」の文字列とともに、復帰までの時間がカウントダウン表示される。
再び図3を参照して、このプログラムはさらに、ステップS1060において、復帰時間が経過したと判定された場合に実行され、画像処理装置100が省エネ状態(省エネモード)であるか否かを判定し、省エネ状態(省エネモード)でない(通常モードに復帰した)と判定されるまで待機するステップS1070と、ステップS1000及びステップS1070において、画像処理装置100が省エネ状態(省エネモード)ではない(通常モードである)と判定された場合に実行され、画像処理装置100がReady状態であることを示す「印刷可能」を画像表示部210にアイコン表示して制御をステップS1000に戻すステップS1080とを含む。
ステップS1060では、カウントダウン表示の残り時間が0になった場合に、復帰時間が経過したと判定される。ステップS1070では、画像処理装置100から送信されるReady状態信号を受信した場合に、画像処理装置100が省エネ状態(省エネモード)ではない(通常モードである)と判定される。
図5(C)を参照して、画像処理装置100が通常モードに復帰すると、アイコンの表示が、アイコン250Bからアイコン250Cに切替わる。アイコン250Cには、「印刷可能」の文字列が表示される。
図4を参照して、本実施の形態に係る画像処理システム50において、画像処理装置100で実行されるコンピュータプログラムの制御構造について説明する。このプログラムは、画像処理装置100の主電源スイッチがオンにされることによって起動される。
このプログラムは、ディスプレイ装置200からの省エネ復帰信号を受信したか否かを判定し、省エネ復帰信号を受信するまで待機するステップS2000と、ステップS2000において、省エネ復帰信号を受信したと判定された場合に実行され、自機のモードが省エネモード(省エネ状態)であるか否かを判定し、判定結果に応じて制御の流れを分岐させるステップS2010と、ステップS2010において、省エネ状態であると判定された場合に実行され、省エネ状態からの復帰を開始するステップS2020と、ステップS2020の後に実行され、省エネ復帰が完了(通常モードに復帰)したか否かを判定し、省エネ復帰が完了するまで待機するステップS2030と、ステップS2010において、自機のモードが省エネモード(省エネ状態)ではない(通常モードである)と判定された場合、及び、ステップS2030において、省エネ復帰が完了したと判定された場合に実行され、ディスプレイ装置200に対してReady状態信号を送信して、制御をステップS2000に戻すステップS2040とを含む。
[動作]
図1及び図3〜図5を参照して、以上のような構造及びフローチャートに基づく、本実施の形態に係る画像処理システム50の動作について説明する。
図1を参照して、画像処理装置100は、自機のモードが通常モードの場合、Ready状態信号を所定の間隔でディスプレイ装置200に送信する。通常モードから省エネモードに移行すると、Ready状態信号の送信が停止される。ディスプレイ装置200は、画像処理装置100からのReady状態信号に基づいて、接続されている画像処理装置100のモードが通常モードであるか省エネモード(省エネ状態)であるかを検出する。画像処理装置100からのReady状態信号が一定時間途絶えている場合、ディスプレイ装置200は、画像処理装置100が省エネモードであると判定する(図3に示すステップS1000においてYES)。
ディスプレイ装置200は、画像処理装置100が省エネモードであると判定すると、画像処理装置100が省エネ状態であることを示す「省エネ中」の文字列が表示されたアイコン250A(図5(A)参照)を画像表示部210に表示する。この表示により、ユーザは、画像処理装置100が現在、省エネモードであることを把握する。
画像表示部210に表示されたアイコン250Aをユーザがタッチペン等でタッチすると、ディスプレイ装置200はアイコンタッチを検出し(ステップS1020においてYES)、省エネ復帰信号を画像処理装置100に送信する(ステップS1030)。画像処理装置100は、省エネ復帰信号を受信すると(図4に示すステップS2000においてYES)、省エネ状態か否かを判定し(ステップS2010)、省エネ状態の場合には省エネ状態からの復帰を開始する(ステップS2020)。
ディスプレイ装置200は、省エネ復帰信号を送信すると、通常モードに復帰するまでの時間(復帰時間)を図5(B)に示すアイコン250Bによってカウントダウン表示する(ステップS1040〜ステップS1060)。すなわち、ディスプレイ装置200は、アイコン250Aのタッチを検出すると、アイコンの表示をアイコン250Aからアイコン250Bに切替えて、アイコン250Bにおいて復帰時間のカウントダウンを表示する。なお、カウントダウンを開始する最初の時間は、記憶部から読出した復帰時間とし、その時間をアイコン250Bに表示する。そして、時間の経過に伴い、読出した復帰時間から経過した時間を引くことによって復帰時間を算出し、算出した時間をアイコン250Bに表示する。このような処理を所定の時間間隔で繰返すことにより、復帰するまでの時間がアイコン250Bにカウントダウン表示される。
ディスプレイ装置200は、カウントダウン表示の残り時間が0になると、復帰時間が経過したと判定する(ステップS1060においてYES)。一方、画像処理装置100は、省エネ復帰が完了すると(図4に示すステップS2030においてYES)、ディスプレイ装置200に対してReady状態信号を送信する(ステップS2040)。ディスプレイ装置200は、画像処理装置100からのReady状態信号を受信することによって、画像処理装置100が通常モードに復帰したことを検出する(図3に示すステップS1070においてNO)。画像処理装置100が通常モードに復帰したことを検出すると、ディスプレイ装置200は、画像処理装置100がReady状態であることを示す「印刷可能」を画像表示部210に表示する(ステップS1080)。具体的には、画像処理装置100が通常モードに復帰したことを検出すると、ディスプレイ装置200は、アイコンの表示を、アイコン250B(図5(B)参照)からアイコン250C(図5(C)参照)に切替える。
なお、画像処理装置100のモードが通常モードの場合(図3に示すステップS1000においてNO)、ディスプレイ装置200は、画像処理装置100がReady状態であることを示す「印刷可能」が表示されたアイコン250Cを画像表示部210に表示する(ステップS1080)。
[本実施の形態の効果]
以上の説明から明らかなように、本実施の形態に係る画像処理システム50を利用することにより、以下に述べる効果を奏する。
画像処理装置100は、通常モードと省エネモードとを切替えて動作することが可能である。ディスプレイ装置200は、画像処理装置100と接続されており、当該画像処理装置100が省エネモードであるか否かを検出する。画像処理装置100が省エネモードであることを検出すると、ディスプレイ装置200は、画像処理装置100が省エネモードであることを示す情報(「省エネ中」)を画像表示部210にアイコン表示する。これにより、ユーザに対して、画像処理装置100が省エネ状態であることを把握させることができる。例えば、ディスプレイ装置200に表示された画像を画像処理装置100で印刷する際に、ユーザは、ディスプレイ装置200に表示されるアイコン250Aによって、画像処理装置100が省エネ状態であることを認識できる。そのため、画像処理装置100の状態等を確認するために画像処理装置100の近くに行くことなく、画像処理装置100の状態を把握できる。
アイコン表示された情報(アイコン250A)がタッチ操作されると、ディスプレイ装置200は、画像処理装置100の状態を省エネモードから通常モードに切替えるための省エネ復帰信号を画像処理装置100に送信する。画像処理装置100は、ディスプレイ装置200からの省エネ復帰信号を受信すると、通常モードへの復帰を開始する。このように、アイコン250Aをタッチすることにより、画像処理装置100を直接操作することなく通常モードへの復帰を開始させることができる。これにより、容易に、画像処理装置100を復帰させることができる。さらに、ディスプレイ装置200に表示された画像を画像処理装置100で印刷する際に、画像データを画像処理装置100に送信する前に、予め、画像処理装置100の復帰を開始させておくことができる。
アイコン250Aがタッチ操作されると、ディスプレイ装置200はアイコン表示をアイコン250Aからアイコン250Bに切替えて、アイコン250Bにおいて通常モードに復帰するまでの時間をカウントダウン表示する。ユーザは、画像表示部210に表示されたアイコン250Bによって、画像処理装置100が通常モードに切替わるまでの時間を確認できる。そのため、ユーザの使い勝手を一層向上できる。
なお、本実施の形態では、画像処理装置100が通常モード(Ready状態)になるまでの残り時間の算出(カウントダウン)をディスプレイ装置200自身が行なうため、通信が混雑するのを防止できる。
(第2の実施の形態)
本実施の形態に係る画像処理システムは、ユーザの操作によって画像処理装置100の状態を示すアイコンがディスプレイ装置に表示される点において、ユーザの操作に関わらず画像処理装置100の状態を示すアイコンをディスプレイ装置200に表示する上記第1の実施の形態とは異なる。
具体的には、本実施の形態では、ディスプレイ装置において、ユーザが、画像表示部210(図2参照)の所定領域をタッチペン等でタッチすると画像処理装置100の状態を示すアイコンが表示される。
本実施の形態に係る画像処理システムは、第1の実施の形態に係る画像処理システム50とハードウェア構成は同じである。ただし、ディスプレイ装置において、制御部220のROM又は記憶部が記憶しているプログラム等が異なる。
[ソフトウェア構成]
図6を参照して、本実施の形態に係るディスプレイ装置において、ステップS1200、ステップS1210及びステップS1220における処理を除く各処理は、図3に示すコンピュータプログラムによって実行される各処理と同様である。以下、異なる部分について説明する。
このプログラムは、ステップS1000において、画像処理装置100が省エネ状態(省エネモード)であると判定された場合に実行され、画像表示部210の所定領域がタッチされたか否かを判定し、所定領域がタッチされるまで待機するステップS1200と、ステップS1000において、画像処理装置100が省エネ状態(省エネモード)ではない(通常モードである)と判定された場合に実行され、画像表示部210の所定領域がタッチされたか否かを判定し、所定領域がタッチされるまで待機するステップS1210とを含む。
ステップS1200において、所定領域がタッチされたと判定されると、制御はステップS1010に進む。ステップS1210において、所定領域がタッチされたと判定されると、制御はステップS1080に進む。
このプログラムはさらに、ステップS1080の後に実行され、一定時間の経過後に「印刷可能」が表示されたアイコン250C(図5(C)参照)を消去し、制御をステップS1000に戻すステップS1220を含む。
なお、画像処理装置100で実行されるコンピュータプログラムの制御構造は、第1の実施の形態と同様であるため、それについての詳細な説明は繰返さない。
[動作]
以上のような構造及びフローチャートに基づく、本実施の形態に係る画像形成装置の動作について説明する。所定領域へのタッチを行なう動作を除いた動作は、上記第1の実施の形態と同様である。したがって、同様の動作についての詳細な説明は繰返さない。
ディスプレイ装置は、ユーザによってタッチペン等で画像表示部210の所定領域がタッチ操作されたか否かを判定する。所定領域へのタッチ操作を検出すると(ステップS1000及びステップS1210においてYES)、画像処理装置100が省エネモードの場合(図6に示すステップS1000においてYES)、ディスプレイ装置は、「省エネ中」が表示されたアイコン250A(図5(A)参照)を画像表示部210に表示する(ステップS1010)。一方、画像処理装置100が省エネモードではない(通常モードである)場合(ステップS1000においてNO)、ディスプレイ装置は、「印刷可能」が表示されたアイコン250C(図5(C)参照)を画像表示部210に表示する(ステップS1080)。
ディスプレイ装置は、「印刷可能」が表示されたアイコン250Cを一定時間表示すると、そのアイコン250Cを消去する。
アイコン250Cの消去後、ユーザが、タッチペン等で画像表示部210の所定領域を再びタッチすると、画像処理装置100の状態に応じて、アイコン250A又はアイコン250Cが表示される。
[本実施の形態の効果]
以上の説明から明らかなように、本実施の形態に係る画像処理システムを利用することにより、以下に述べる効果を奏する。
画像処理装置100の状態を示すアイコン(アイコン250A及びアイコン250C)は、ディスプレイ装置における画像表示部210の所定の領域がタッチされると表示される。そのため、これらアイコンを必要なときにだけ表示させることができるので、アイコンの表示が、ディスプレイ装置に表示される他の表示及びペン入力等の邪魔になるのを抑制できる。
その他の効果は上記第1の実施の形態と同様である。
(第3の実施の形態)
本実施の形態に係る画像処理システムは、上記第2の実施の形態に係る画像処理システムと同様、ユーザの操作によって画像処理装置100の状態を示すアイコンがディスプレイ装置に表示される。ただし、本実施の形態では、ディスプレイ装置において、ユーザが、画像表示部210(図2参照)にタッチペン等で所定の文字を描画した場合に上記アイコンが表示される点において、第2の実施の形態とは異なる。
具体的には、ディスプレイ装置において、例えば印刷を意味する「P」(Printの「P」)又は「印」(印刷の「印」)等の文字をタッチペンで描画すると、画像処理装置100の状態を示すアイコンが表示される。
本実施の形態に係る画像処理システムは、第1の実施の形態に係る画像処理システム50とハードウェア構成は同じである。ただし、ディスプレイ装置において、制御部220のROM又は記憶部が記憶しているプログラム等が異なる。
[ソフトウェア構成]
図7を参照して、本実施の形態に係るディスプレイ装置において、ステップS1300、ステップS1310及びステップS1320における処理を除く各処理は、図3に示すコンピュータプログラムによって実行される各処理と同様である。以下、異なる部分について説明する。
このプログラムは、ステップS1000において、画像処理装置100が省エネ状態(省エネモード)であると判定された場合に実行され、所定の文字が描画されたか否かを判定し、所定の文字が描画されるまで待機するステップS1300と、ステップS1000において、画像処理装置100が省エネ状態(省エネモード)ではない(通常モードである)と判定された場合に実行され、所定の文字が描画されたか否かを判定し、所定の文字が描画されるまで待機するステップS1310とを含む。
ステップS1300において、所定の文字が描画されたと判定されると、制御はステップS1010に進む。ステップS1310において、所定の文字が描画されたと判定されると、制御はステップS1080に進む。
このプログラムはさらに、ステップS1080の後に実行され、一定時間の経過後に「印刷可能」が表示されたアイコン250Cを消去し、制御をステップS1000に戻すステップS1320を含む。
なお、画像処理装置100で実行されるコンピュータプログラムの制御構造は、第1の実施の形態と同様であるため、それについての詳細な説明は繰返さない。
[動作]
以上のような構造及びフローチャートに基づく、本実施の形態に係る画像形成装置の動作について説明する。所定の文字を描画する動作を除いた動作は、上記第1の実施の形態と同様である。したがって、同様の動作についての詳細な説明は繰返さない。
ディスプレイ装置は、ユーザによってタッチペン等で画像表示部210に所定の文字(例えば「P」又は「印」等文字)が描画されたか否かを判定する。所定の文字が描画されたことを検出すると(ステップS1300及びステップS1310においてYES)、画像処理装置100が省エネモードの場合(図7に示すステップS1000においてYES)、ディスプレイ装置は、「省エネ中」が表示されたアイコン250A(図5(A)参照)を画像表示部210に表示する(ステップS1010)。一方、画像処理装置100が省エネモードではない(通常モードである)場合(ステップS1000においてNO)、ディスプレイ装置は、「印刷可能」が表示されたアイコン250C(図5(C)参照)を画像表示部210に表示する(ステップS1080)。
ディスプレイ装置は、「印刷可能」が表示されたアイコン250Cを一定時間表示すると、そのアイコン250Cを消去する。
アイコン250Cの消去後、ユーザが、タッチペン等で画像表示部210の所定領域を再びタッチすると、画像処理装置100の状態に応じて、アイコン250A又はアイコン250Cが表示される。
[本実施の形態の効果]
以上の説明から明らかなように、本実施の形態に係る画像処理システムを利用することにより、以下に述べる効果を奏する。
画像処理装置100の状態を示すアイコン(アイコン250A及びアイコン250C)は、ディスプレイ装置における画像表示部210に所定の文字が描画されると表示される。そのため、これらアイコンを必要なときにだけ表示させることができるので、アイコンの表示が、ディスプレイ装置に表示される他の表示等の邪魔になるのを抑制できる。
その他の効果は上記第1の実施の形態と同様である。
(第4の実施の形態)
図8を参照して、本実施の形態に係る画像処理システム350は、画像処理装置400と、ネットワーク360を介して画像処理装置400と接続された複数のディスプレイ装置500(ディスプレイ装置(1)及びディスプレイ装置(2))とを含む。
本実施の形態では、一方のディスプレイ装置500(例えばディスプレイ装置500(1))が画像処理装置400に省エネ復帰信号を送信すると、省エネ復帰信号を送信した一方のディスプレイ装置500(1)のみならず、省エネ復帰信号を送信していない他方のディスプレイ装置500(例えばディスプレイ装置500(2))も図5(B)に示すアイコン250Bを表示して復帰時間のカウントダウンを開始する。すなわち、本実施の形態では、一方のディスプレイ装置500(1)が画像処理装置400に省エネ復帰信号を送信すると、他方のディスプレイ装置500(2)は、一方のディスプレイ装置500(1)が省エネ復帰信号を送信したことに応答して、復帰時間のカウントダウンを開始する。
なお、図8に示した画像処理装置400及びディスプレイ装置500の台数及び配置は一例であって、図8に示した台数及び配置に限定されるものではない。同じ符号を付したディスプレイ装置は、同じ機能を備えたディスプレイ装置である必要はないが、いずれのディスプレイ装置も、画像処理装置400の状態を示すアイコンを表示する機能を備える。
本実施の形態に係る画像処理システム350は、第1の実施の形態に係る画像処理システム50とハードウェア構成は同じである。ただし、画像処理装置400において、ROM又はHDDが記憶しているプログラム等が第1の実施の形態とは異なる。ディスプレイ装置500においても、制御部220(図2参照)のROM又は記憶部が記憶しているプログラム等が第1の実施の形態とは異なる。
[ソフトウェア構成]
図9を参照して、本実施の形態に係るディスプレイ装置500において、ステップS3000及びステップS3010における処理を除く各処理は、図3に示すコンピュータプログラムによって実行される各処理と同様である。以下、異なる部分について説明する。
このプログラムは、ステップS1010の後に実行され、画像処理装置400から送信される復帰開始信号を受信したか否かを判定し、判定結果に応じて制御の流れを分岐させるステップS3000と、ステップS3000において、復帰開始信号を受信していないと判定された場合に実行され、アイコン250A(図5(A)参照)がタッチされたか否かを判定し、判定結果に応じて制御の流れを分岐させるステップS3010とを含む。
ステップS3000において、復帰開始信号を受信したと判定された場合は、制御はステップS1040に進む。ステップS3010において、アイコン250Aがタッチされたと判定された場合は、制御はステップS1030に進み、アイコン250Aがタッチされていないと判定された場合は、制御はステップS3000に進む。
図10を参照して、本実施の形態に係る画像処理装置400において、ステップS4000における処理を除く各処理は、図4に示すコンピュータプログラムによって実行される各処理と同様である。以下、異なる部分について説明する。
このプログラムは、ステップS2020の後に実行され、自機に接続されているディスプレイ装置500(ディスプレイ装置(1)及びディスプレイ装置(2))に対して復帰開始信号を送信し、制御をステップS2030に進めるステップS4000を含む。
[動作]
図2、図5及び図8〜図10を参照して、以上のような構造及びフローチャートに基づく、本実施の形態に係る画像形成装置の動作について説明する。画像処理装置400における復帰開始信号の送信動作、及び、ディスプレイ装置500における復帰開始信号の受信動作を除いた動作は、上記第1の実施の形態と同様である。したがって、同様の動作についての詳細な説明は繰返さない。
図8を参照して、画像処理装置400が省エネモードに移行すると、ディスプレイ装置500(1)及びディスプレイ装置500(2)は、画像処理装置400が省エネ状態であることを示す「省エネ中」の文字列が表示されたアイコン250A(図5(A)参照)を画像表示部210(図2参照)に表示する。この表示により、各ディスプレイ装置を使用している各ユーザは、画像処理装置400が現在、省エネモードであることを把握する。
例えば、一方のディスプレイ装置500(1)を使用しているユーザが、画像処理装置400を復帰させるために、表示されたアイコン250Aをタッチ操作したとする(図9に示すステップS3010においてYES)。ディスプレイ装置500(1)は、画像処理装置400に対して省エネ復帰信号を送信する(ステップS1030)。画像処理装置400は、省エネ復帰信号を受信すると(図10に示すステップS2000においてYES)、省エネ状態からの復帰を開始し(ステップS2020)、復帰を開始したことを示す復帰開始信号を各ディスプレイ装置500に送信する(ステップS4000)。
各ディスプレイ装置500は、画像処理装置400から送信された復帰開始信号を受信する。省エネ復帰信号を送信した一方のディスプレイ装置500(1)は、復帰開始信号の受信に関わらず、省エネ復帰信号を送信した後に画像表示部210にアイコン250B(図5(B)参照)を表示して復帰までのカウントダウンを開始する。
一方、省エネ復帰信号を送信していない他方のディスプレイ装置500(2)は、復帰開始信号を受信すると、当該復帰開始信号を受信したことに応答して、画像表示部210にアイコン250B(図5(B)参照)を表示して復帰までのカウントダウンを開始する。すなわち、他方のディスプレイ装置500(2)は、復帰開始信号の受信によって、自機以外のディスプレイ装置500が画像処理装置400に対して省エネ復帰信号を送信したこと検知する。画像処理装置400は、一方のディスプレイ装置500(1)からの省エネ復帰信号を受信したことによって、省エネ状態からの復帰を開始している。他方のディスプレイ装置500(2)は、画像処理装置400が復帰を開始したことに応答して、画像処理装置400が通常モードに復帰するまでの時間をアイコン250Bによってカウントダウン表示する。
[本実施の形態の効果]
以上の説明から明らかなように、本実施の形態に係る画像処理システム350を利用することにより、以下に述べる効果を奏する。
例えば、一方のディスプレイ装置500(1)が省エネ復帰信号を画像処理装置400に送信すると、他方のディスプレイ装置500(2)は、画像処理装置400の状態が省エネモードから通常モードに切替わるまでの時間を算出する。他方のディスプレイ装置500(2)は、算出した時間(復帰するまでの時間)をアイコン250Bによって画像表示部210に表示する。上述したように、画像処理装置400が省エネモードから通常モードに復帰するまでに要する時間は実験的に求められており、この時間が復帰時間の初期値として適用されるため、各ディスプレイ装置500には、画像処理装置400が通常モードに復帰するまでの時間が正確に表示される。
さらに、他方のディスプレイ装置500(2)を使用しているユーザは、ディスプレイ装置500(2)の画像表示部210に表示されたアイコン250Bによって、ディスプレイ装置500(2)以外の装置から印刷が始まることを把握できる。すなわち、画像処理装置400を復帰させる理由として画像処理装置400を用いて印刷することが考えられるため、画像処理装置400が復帰を開始したことで、自機以外の装置から印刷が開始される可能性があることを容易に知ることができる。
その他の効果は上記第1の実施の形態と同様である。
(第5の実施の形態)
本実施の形態に係る画像処理システムは、上記第4の実施の形態に係る画像処理システムと同様の構成を有している。ただし、本実施の形態では、ディスプレイ装置に、ネットワークを介して複数の画像処理装置が接続されており、各画像処理装置の復帰時間がディスプレイ装置にカウントダウン表示される点において上記第4の実施の形態とは異なる。
ディスプレイ装置は、自機に接続されている複数の画像処理装置の各々に対して、省エネモードであるか否かを検出する。ディスプレイ装置は、省エネモードの画像処理装置を検出すると、その画像処理装置が省エネ状態であることを示す「省エネ中」をアイコン表示する。省エネモードの画像処理装置を複数検出した場合、「省エネ中」の文字列が表示されたアイコン250A(図5(A)参照)を、検出した複数の画像処理装置毎にディスプレイ装置に表示する。
本実施の形態においても、上記第4の実施の形態と同様、画像処理装置が通常モードへの復帰を開始すると、ディスプレイ装置はアイコンの表示を切替えて、通常モードへの復帰を開始した画像処理装置の復帰までの時間をカウントダウン表示する。複数の画像処理装置が通常モードへの復帰を開始した場合、ディスプレイ装置には、それぞれの画像処理装置の復帰までの時間がカウントダウン表示される。
ディスプレイ装置に接続されている複数の画像処理装置のうち、例えば、3台の画像処理装置が省エネモードとなっている場合、ディスプレイ装置には、画像処理装置毎に「省エネ中」の文字列が表示されたアイコン250Aが表示される。この場合、ディスプレイ装置にはアイコン250Aが3つ表示されることになる。省エネモードとなっている3台の画像処理装置のいずれもが、例えば、省エネ復帰信号を受信することにより通常モードへの復帰を開始したとする。ディスプレイ装置は、各画像処理装置が通常モードへの復帰を開始したことに応答して、アイコン250Aの表示をアイコン250B(図5(B)参照)に切替えて復帰までのカウントダウンを開始する。
以上のように、本実施の形態では、ディスプレイ装置に複数の画像処理装置が接続されている場合に、複数の画像処理装置の状態を検出して、画像処理装置毎に状態をアイコン表示できる。さらに、本ディスプレイ装置は、省エネモードの画像処理装置が通常モードへの復帰を開始すると、復帰を開始した画像処理装置毎に復帰までの時間をカウントダウン表示する。ユーザは、復帰までの時間が最も短い画像処理装置を、印刷を行なう画像処理装置として容易に選択できる。
[変形例]
上記実施の形態では、画像処理装置の一例である複合機に本発明を適用した例について示したが、本発明はそのような実施の形態には限定されない。印刷機能を備えていれば、画像処理装置は複合機以外であってもよい。例えば、プリンタ等の画像形成装置であってもよい。
上記実施の形態では、電子黒板装置からなるディスプレイ装置を含む画像処理システムについて示したが、本発明はそのような実施の形態には限定されない。画像処理システムを構成するディスプレイ装置は、電子黒板装置以外の装置であってもよい。
上記実施の形態では、ディスプレイ装置の記憶部が、接続される画像処理装置の仕様を基に、画像処理装置における省エネモードから通常モードに復帰するまでの時間(復帰時間)を予め記憶しており、その復帰時間を初期値としてカウントダウンを開始する例について示したが、本発明はそのような実施の形態には限定されない。例えば、画像処理装置がReady状態(通常モード)になるまでの残り時間を定着装置の温度等から算出し、算出した時間をディスプレイ装置に送信する構成であってもよい。この場合、ディスプレイ装置は、画像処理装置から送信された残り時間を初期値としてカウントダウンを開始するようにすることができる。このように構成した場合には、画像処理装置が通常モードに復帰するまでの時間を精度よく算出できる。
上記実施の形態では、画像処理装置が省エネモードであるか否かを示す情報等をアイコンによってディスプレイ装置に表示する例について示したが、本発明はそのような実施の形態には限定されない。画像処理装置が省エネモードであるか否かを示す情報及び画像処理装置の復帰時間を示すカウントダウン表示等は、アイコン表示以外の表示であってもよい。
上記実施の形態では、画像処理装置が省エネモードであるか否かを検出し、画像処理装置が省エネモードである場合に省エネモードであることを示すアイコンをディスプレイ装置に表示する例について示したが、上記構成に加えて、例えば、画像処理装置が通常モードであるか否かを検出し、画像処理装置が通常モードである場合に通常モードであることを示すアイコンをディスプレイ装置に表示するようにしてもよい。具体的には、例えば、画像処理装置が通常モードか省エネモードかによって、アイコンの表示が切替わるように構成してもよい。第5の実施の形態においては、ディスプレイ装置に接続されている全ての画像処理装置の状態を表示するようにしてもよいし、ディスプレイ装置に接続されている複数の画像処理装置のうちに一部の画像処理装置(例えばデフォルトの画像処理装置)のみその状態を表示するようにしてもよい。
上記第3の実施の形態では、ディスプレイ装置の画像表示部に所定の文字を描画した場合に、アイコンを画面上に表示する構成について示したが、本発明はそのような実施の形態には限定されない。例えば、所定の文字に代えて、所定の記号等を描画した場合に、アイコンを画面上に表示するように構成してもよい。
上記第4の実施の形態では、一方のディスプレイ装置が省エネ復帰信号を画像処理装置に送信することによって、他方のディスプレイ装置も画像処理装置の復帰時間をカウントダウンする構成について示したが、本発明はそのような実施の形態には限定されない。例えば、ディスプレイ装置以外の他の外部装置が画像処理装置に省エネ復帰信号を送信した場合に、ディスプレイ装置が画像処理装置の復帰時間をカウントダウンするように構成されていてもよい。さらに、画像処理装置が直接操作されることによって通常モードへの復帰を開始した場合に、ディスプレイ装置が画像処理装置の復帰時間をカウントダウンするように構成されていてもよい。
上記第5の実施の形態では、ディスプレイ装置に接続されている複数の画像処理装置に対して省エネモードであることを示す情報を表示可能とする例について示したが、上記のように、画像処理装置が通常モードの場合には、当該画像処理装置に対して通常モードであることを示す情報を表示するようにしてもよい。その場合、例えば、大量の印刷を行なっているか、現在空き状態にあるか等の情報を並行して表示させてもよい。このように構成することにより、実質的に直ぐに印刷できる画像処理装置を容易に選択できる。
上記第5の実施の形態では、ディスプレイ装置に複数の画像処理装置が接続されている場合に、複数の画像処理装置の状態をディスプレイ装置に表示可能に構成した例について示したが、本発明はそのような実施の形態には限定されない。例えば、デフォルトの画像処理装置(よく使う画像処理装置)の状態のみを表示するようにしてもよい。このように構成することにより、画像処理装置を選択する煩わしさがなくなる。
上記で開示された技術を適宜組合せて得られる実施の形態についても、本発明の技術的範囲に含まれる。
今回開示された実施の形態は単に例示であって、本発明が上記した実施の形態のみに限定されるわけではない。本発明の範囲は、発明の詳細な説明の記載を参酌した上で、特許請求の範囲の各請求項によって示され、そこに記載された文言と均等の意味及び範囲内での全ての変更を含む。
50、350 画像処理システム
100、400 画像処理装置
110、220 制御部
120 画像形成部
130 操作部
140 画像読込部
150、230 通信部
160 電力供給部
200、500 ディスプレイ装置
210 画像表示部
212 表示パネル
214 タッチパネル
222 画像処理部
250A、250B、250C アイコン

Claims (8)

  1. ディスプレイ装置と、前記ディスプレイ装置と信号の送受信を行なうように接続された画像処理装置とを含む画像処理システムであって、
    前記画像処理装置は、通常の通電状態と消費電力が抑制された省エネ状態とを切替えて動作することが可能であり、
    前記ディスプレイ装置は、
    画像を表示するための表示手段と、
    前記画像処理装置が省エネ状態であるか否かを検出するための検出手段と、
    前記検出手段が省エネ状態を検出したことに応答して、前記画像処理装置が省エネ状態であることを示す省エネ状態情報を前記表示手段に表示するための省エネ状態情報表示手段とを含む、画像処理システム。
  2. 前記表示手段は、画像を表示するための手段と、タッチによる操作を受付けるための受付手段とを含み、
    前記省エネ状態情報表示手段は、前記省エネ状態情報を前記表示手段にアイコン表示するための手段を含み、
    前記ディスプレイ装置は、アイコン表示された前記省エネ状態情報がタッチ操作されたことに応答して、前記画像処理装置の状態を前記省エネ状態から前記通常の通電状態に切替えるための切替信号を前記画像処理装置に送信するための手段をさらに含み、
    前記画像処理装置は、前記切替信号を受信したことに応答して、前記通常の通電状態への復帰を開始するための手段を含む、請求項1に記載の画像処理システム。
  3. 前記受付手段は、前記表示手段の所定の領域がタッチされたことを検出するためのタッチ検出手段を含み、
    前記アイコン表示するための手段は、前記タッチ検出手段が、前記所定の領域がタッチされたことを検出したことに応答して、前記省エネ状態情報を前記表示手段にアイコン表示するための手段を含む、請求項2に記載の画像処理システム。
  4. 前記受付手段は、タッチによる描画操作を受付けて描画像を表示するための描画手段を含み、
    前記アイコン表示するための手段は、前記描画手段が所定の文字の描画操作を受付けて当該文字の描画を表示したことに応答して、前記省エネ状態情報を前記表示手段にアイコン表示するための手段を含む、請求項2に記載の画像処理システム。
  5. 前記ディスプレイ装置は、前記画像処理装置の状態が前記省エネ状態から前記通常の通電状態に切替わるまでの時間を算出するための手段をさらに含み、
    前記省エネ状態情報は、前記算出するための手段が算出した時間の情報を含む、請求項2に記載の画像処理システム。
  6. 前記画像処理システムは、ネットワークを介して、前記画像処理装置と接続された外部装置をさらに含み、
    前記外部装置は、前記画像処理装置の状態を前記省エネ状態から前記通常の通電状態に切替えるための切替信号を前記画像処理装置に送信するための手段を含み、
    前記ディスプレイ装置は、前記外部装置が前記切替信号を前記画像処理装置に送信したことに応答して、前記画像処理装置の状態が前記省エネ状態から前記通常の通電状態に切替わるまでの時間を算出するための手段をさらに含み、
    前記省エネ状態情報は、前記算出するための手段が算出した時間の情報を含む、請求項1に記載の画像処理システム。
  7. 前記ディスプレイ装置は、ネットワークを介して複数の前記画像処理装置と接続されており、
    前記検出手段は、前記複数の画像処理装置の各々に対して省エネ状態であるか否かを検出するための手段を含み、
    前記省エネ状態情報表示手段は、前記検出するための手段によって検出された画像処理装置の省エネ状態情報を前記表示手段に表示するための手段を含み、
    前記ディスプレイ装置はさらに、前記画像処理装置の状態が前記省エネ状態から前記通常の通電状態に切替わるまでの時間を算出するための手段を含み、
    前記省エネ状態情報は、前記算出するための手段が算出した時間の情報を含む、請求項1に記載の画像処理システム。
  8. 通常の通電状態と消費電力が抑制された省エネ状態とを切替えて動作することが可能な画像処理装置と接続されるディスプレイ装置であって、
    画像を表示するための表示手段と、
    前記画像処理装置が省エネ状態であるか否かを検出するための検出手段と、
    前記検出手段が省エネ状態を検出したことに応答して、前記画像処理装置が省エネ状態であることを示す省エネ状態情報を前記表示手段に表示するための省エネ状態情報表示手段とを含む、ディスプレイ装置。


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