JP2017116565A - 走査光学装置及び画像形成装置 - Google Patents

走査光学装置及び画像形成装置 Download PDF

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Abstract

【課題】偏向器の駆動によって生じる熱による温度上昇を効率良く抑制できる走査光学装置を提供する。
【解決手段】走査光学装置60は、回転軸63aを有して光源からの光を偏向走査する偏向器63と、偏向器63を支持する支持部80と、支持部80に固定されて偏向器63を覆うカバー部81と、支持部80及びカバー部81のうちの少なくともいずれか一方に保持されて、偏向器63に入射する入射光及び偏向器63で反射される反射光を透過する透過光学素子82、83と、支持部80及びカバー部81を収容する収容部90と、カバー部81の回転軸63aに垂直な第1の壁部81cと第1の壁部81cに対向する収容部90の第2の壁部92とを接続する熱伝達部材100とを備える。熱伝達部材100は、第1の壁部81cの外縁部近傍を含む複数箇所に配置されている。
【選択図】図3

Description

本発明は走査光学装置及び画像形成装置に関するものである。
複写機に代表される画像形成装置は、感光体ドラムの表面上を走査しながら露光し、感光体ドラム表面に所定の静電潜像を形成する走査光学装置を備える。走査光学装置は、光源から発せられた光を偏向走査する偏向器と、偏向器により偏向された光を感光体ドラム表面上に結像させる走査光学系とを有する。
近年においては、画像形成装置における印字速度及び解像度の向上に伴い、偏向器の回転数が増大している。偏向器の回転数の増大の伴い、騒音の増大に加えて、風損による発熱が問題になる。従来、騒音及び風損の抑制を目的として、偏向器の周囲に整流効果を備える偏向器カバーを設けることが行われている。
偏向器カバーによって偏向器の周りを密閉すると、カバー内で発生した熱を放出し難くなる。このために、従来においては、例えば偏向器カバーを、走査光学装置の光学箱の蓋に熱伝達部材で接続する対策が採られている(例えば特許文献1参照)。これにより、偏向器カバー内の熱が光学箱の蓋に伝達され、カバー内の温度上昇が抑制される。
特開2002−350765号公報
しかしながら、特許文献1に開示される構成では、偏向器カバーの上面全体等、広範囲に亘って熱伝達部材が設けられている。このように大量に熱伝達部材が必要となると、製造コストの上昇が問題になる。単純に熱伝達部材の量を減らすと、偏向器周りの温度上昇を十分に抑制できなくなるばかりか、熱によって偏向器カバー周辺に配置される光学部材の光学性能を悪化させることが懸念される。偏向器カバー周辺の光学部材としては、偏向器に光源からの光を入射させる光源光学素子や、偏向器で反射された光を感光体ドラムに結像させる走査光学素子が挙げられる。
本発明は、上記の点に鑑みなされたものであり、偏向器の駆動によって生じる熱による温度上昇を効率良く抑制できる走査光学装置及び画像形成装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明の走査光学装置は、回転軸を有して光源からの光を偏向走査する偏向器と、前記偏向器を支持する支持部と、前記支持部に固定されて前記偏向器を覆うカバー部と、前記支持部及び前記カバー部のうちの少なくともいずれか一方に保持されて、前記偏向器に入射する入射光及び前記偏向器で反射される反射光を透過する透過光学素子と、前記支持部及び前記カバー部を収容する収容部と、前記カバー部の前記回転軸に垂直な第1の壁部と、前記第1の壁部に対向する前記収容部の第2の壁部とを接続する熱伝達部材とを備え、前記熱伝達部材は、前記第1の壁部の外縁部近傍を含む複数箇所に配置されていることを特徴とする。
この構成によると、熱伝達部材の使用量を低減しつつ、回転軸に垂直な第1の壁部の熱だけでなく、偏向器を囲む回転軸に平行な壁部の熱も、収容部の第2の壁部に逃がすことができる。すなわち、この構成によると、偏向器周りの温度上昇を効率良く抑制することができる。
上記構成の走査光学装置において、前記第2の壁部は気流に晒されるのが好ましい。この構成によると、第2の壁部における放熱効率が上昇し、偏向器周りの温度上昇を効率良く抑制することができる。
上記構成の走査光学装置において、前記透過光学素子は、前記カバー部の壁部の一部を構成するのが好ましい。この構成によれば、光学部品の点数を少なくできる。
上記構成の走査光学装置において、前記熱伝達部材が配置される位置には、前記第1の壁部の外縁部近傍、且つ、前記透過光学素子を保持する部位の近傍の位置が含まれるのが好ましい。この構成によると、温度上昇が生じ易い透過光学素子を保持する部位の近傍に熱伝達部材が配置されるために、偏向器周りの温度上昇を効率良く抑制することができる。
上記構成の走査光学装置において、前記熱伝達部材は、前記第1の壁部の外縁部近傍、且つ、前記透過光学素子を保持する部位の近傍に配置される第1の熱伝達部材と、前記回転軸を挟んで前記第1の熱伝達部材と反対側に配置される第2の熱伝達部材とを含むのが好ましい。この構成によると、熱伝達部材が偏った位置に配置されないようにして、偏向器周囲に生じる温度勾配を小さくすることができる。
上記構成の走査光学装置において、前記第1の熱伝達部材の総面積は、前記第2の熱伝達部材の総面積に比べて大きいのが好ましい。この構成によると、温度上昇が生じ易い箇所と、そうでない箇所とで熱伝達部材の面積を変えているために、偏向器周囲に生じる温度勾配をより小さくすることができる。
また、上記構成の走査光学装置において、前記熱伝達部材は熱伝導シリコーンであるのが好ましい。この構成によると、熱伝達部材によって接続される各壁部に大きな荷重が加わることを防止でき、偏向器を収容する部屋の変形を防止できる。
また上記目的を達成するために本発明の画像形成装置は、上記構成の走査光学装置を備えることを特徴とする。
この構成によると、偏向器の駆動によって生じる熱による悪影響を効率良く低減でき、低コストで高品質の画像形成装置の提供が可能である。
本発明によれば、偏向器の駆動によって生じる熱による温度上昇を効率良く抑制できる走査光学装置及び画像形成装置を提供することができる。
本発明の実施形態の画像形成装置の部分垂直断面図である。 本発明の実施形態の画像形成装置が備える走査光学装置の概略上面図である。 本発明の実施形態の画像形成装置が備える走査光学装置における、偏向器の収容構造を示す概略垂直断面図である。 本発明の実施形態の画像形成装置が備える走査光学装置における、偏向器の収容構造を示す概略上面図である。 偏向器の収容構造の第1変形例を示す概略上面図である。 偏向器の収容構造の第2変形例を示す概略上面図である。 偏向器の収容構造の第3変形例を示す概略垂直断面である。 偏向器の収容構造の第3変形例を示す概略上面図である。 本発明の実施形態に係る偏向器の収容構造とは異なる比較例の構成を示す概略垂直断面図である。 本発明の実施形態に係る偏向器の収容構造とは異なる比較例の構成を示す概略上面図である。
以下、本発明の実施形態を図に基づき説明する。なお、本発明は以下の内容に限定されるものではない。
最初に、本発明の実施形態の画像形成装置について、図1を用いてその構造の概略を説明しつつ、画像出力動作を説明する。図1は画像形成装置の部分垂直断面図の一例である。なお、図中の矢印付き二点鎖線は用紙の搬送経路及び搬送方向を示す。
画像形成装置1は、図1に示すように所謂タンデム型のカラー複写機であり、原稿の画像を読み取る画像読取部2と、読み取った画像を用紙等の転写材に印刷する印刷部3と、印刷条件の入力や稼働状況の表示を行うための操作部4と、主制御部5とを備える。
画像読取部2としては不図示のプラテンガラスの上面に載置された原稿の画像を、不図示のスキャナを移動して読み取る公知のものである。原稿の画像は赤(R)、緑(G)、青(B)の三色に色分解され、不図示のCCD(Charge Coupled Device)イメージセンサーで電気信号に変換される。これにより、画像読取部2は赤(R)、緑(G)、青(B)の色別の画像データを得る。
画像読取部2が得た色別の画像データは主制御部5において各種処理が行われ、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の各再現色の画像データに変換されて主制御部5の内部の不図示のメモリーに格納される。メモリーに格納された再現色別の画像データは位置ずれ補正のための処理を受けた後、像担持体である感光体ドラム21に対する光走査を行うために用紙の搬送と同期して走査ラインごとに読み出される。
印刷部3は電子写真方式によって画像を形成し、その画像を用紙等に転写する。印刷部3は中間転写体を無端状のベルトとして形成した中間転写ベルト11を備える。中間転写ベルト11は駆動ローラ12、テンションローラ13及び従動ローラ14に巻き掛けられる。中間転写ベルト11には、テンションローラ13が不図示のバネによって図1における上方に付勢されることにより張力が与えられる。中間転写ベルト11は駆動ローラ12によって図1における反時計回りに回転移動する。
駆動ローラ12には、中間転写ベルト11を挟んで対向する二次転写ローラ15が押圧している。従動ローラ14の箇所では、中間転写ベルト11を挟んで従動ローラ14に対向するように設けられた中間転写クリーニング部16が中間転写ベルト11の外周面に接触する。中間転写クリーニング部16は二次転写後に中間転写ベルト11の外周面に残留するトナー等を掻き取ってクリーニングする。
中間転写ベルト11の下方にはイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の各再現色に対応する画像形成部20Y、20M、20C、20Kが設けられる。なおこの説明において、特に限定する必要がある場合を除き、「Y」、「M」、「C」、「K」の識別記号の記載を省略して、例えば「画像形成部20」と総称することがある。4台の画像形成部20は中間転写ベルト11の回転方向に沿って、回転方向の上流側から下流側に向けて一列にして配置される。4台の画像形成部20は構成がすべて同じであり、図1における時計回りに回転する感光体ドラム21を中心としてその周囲に帯電部、現像部、クリーニング部及び一次転写ローラを備える。
画像形成部20の下方には、露光手段である走査光学装置60が配置されている。走査光学装置60は、4つの画像形成部20に対して1つで対応する。走査光学装置60は、不図示の4つの半導体レーザを各再現色の画像階調データに応じて変調して、各再現色に対応するレーザ光を出射する。
中間転写ベルト11の上方には、4台の各再現色の画像形成部20に対応するトナーボトル31及びトナーホッパー32が設けられる。現像部及びトナーホッパー32に対しては各々の内部のトナー量を検出する不図示のトナーの残量検出部が設けられる。また、現像部とトナーホッパー32との間及びトナーホッパー32とトナーボトル31との間には各々不図示のトナーの補給装置が設けられる。残量検出部によって現像部の内部のトナー量の低下が検出されると、補給装置がトナーホッパー32から現像部にトナーを補給するように駆動する。さらに、残量検出部によってトナーホッパー32の内部のトナー量の低下が検出されると、補給装置がトナーボトル31からトナーホッパー32にトナーを補給するように駆動する。トナーボトル31は装置本体に対して着脱可能に設けられ、適宜新しいものと交換することができる。
走査光学装置60の下方には給紙装置40が設けられ、その内部に用紙Pが収容される。給紙装置40の内部に収容された用紙Pは供給部50によってその最上紙から順に用紙搬送路Qに送り出される。給紙装置40から用紙搬送路Qに送り出された用紙Pはレジストローラ対71の箇所に到達する。そして、レジストローラ対71が用紙Pの斜め送りを矯正(スキュー補正)しつつ中間転写ベルト11の回転と同期をとって、中間転写ベルト11と二次転写ローラ15との接触部(二次転写ニップ部)に向けて用紙Pを送り出す。
画像形成部20では、走査光学装置60によって照射されたレーザ光によって感光体ドラム21の表面に静電潜像が形成され、その静電潜像が現像部によってトナー像として可視像化される。感光体ドラム21の表面に形成されたトナー像は感光体ドラム21が中間転写ベルト11を挟んで一次転写ローラと対向する箇所において中間転写ベルト11の外周面に一次転写される。そして、中間転写ベルト11の回転とともに所定のタイミングで各画像形成部20のトナー像が順次中間転写ベルト11に転写されることにより、中間転写ベルト11の外周面にはイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの4色のトナー像が重ね合わされたカラートナー像が形成される。
中間転写ベルト11の外周面に一次転写されたカラートナー像はレジストローラ対71により同期をとって送られてきた用紙Pに、中間転写ベルト11と二次転写ローラ15とが接触して形成される二次転写ニップ部にて転写される。
二次転写ニップ部の上方には定着部72が備えられる。二次転写ニップ部にて未定着トナー像が転写された用紙Pは定着部72へと送られて加熱ローラ及び加圧ローラに挟まれ、トナー像が加熱、加圧されて用紙Pに定着される。定着部72を通過した用紙Pは中間転写ベルト11の上方に設けられた用紙排出部73に排出される。
操作部4は画像読取部2の正面側に設けられる。操作部4は、例えばユーザーによる印刷に使用する用紙Pの種類やサイズ、拡大縮小、両面印刷の有無といった印刷条件などの設定の入力や、ファクシミリ送信におけるファックス番号や送信者名などの設定の入力を受け付ける。また、操作部4は、例えば装置の状態や注意事項、エラーメッセージなどを表示部4wに表示することによって、それらをユーザーに対して報知するための報知部としての役割も果たす。
また、画像形成装置1にはその全体の動作制御のため、不図示のCPUや画像処理部、その他の図示しない電子部品で構成された主制御部5が設けられる。主制御部5は中央演算処理装置であるCPUと画像処理部とを利用し、メモリーに記憶、入力されたプログラム、データに基づき画像読取部2や印刷部3などといった構成要素を制御して一連の画像形成動作、印刷動作を実現する。
続いて、走査光学装置60の構成について、更に詳細に説明する。図2は、走査光学装置60の概略上面図である。なお、図2においては、走査光学装置60が備えるハウジング61内の構成について理解を容易とするために、蓋等が取り外された状態が示される。図2に示すように、走査光学装置60は、ハウジング61内に、光源部62と、偏向器63と、走査光学素子部64とを備える。
光源部62は、画像形成部20が4台あることに対応して、独立した4つの半導体レーザ62aを備える。また、光源部62は、4つの半導体レーザ62aから出射された各レーザ光を偏向器63へと導く複数のミラー62bを備える。
偏光器63は、回転軸63aを有して光源部62からのレーザ光を偏向走査する。偏向器63は、回転軸63aの他に、回転多面鏡であるポリゴンミラー63bと、回転軸63aを中心としてポリゴンミラー63bを回転する駆動モータ63cとを備える。なお、駆動モータ63cについては、後述の図3に図示される。4つの半導体レーザ62aから出射された各再現色用のレーザ光は、ポリゴンミラー63bの同一面に副走査方向(図2において紙面と垂直な方向)に微小角度ずつずれた状態で導かれ、ポリゴンミラー63bの回転に基づいて主走査方向(図2の左右方向)に等角速度で偏向される。
走査光学素子部64は、偏向器63で偏向された各再現色用のレーザ光を感光体ドラム21上に結像する複数のレンズ64aを備える。走査光学素子部64には、その他、不図示のミラーも備えられる。
走査光学装置60における偏向器63の収容構造について、図3及び図4を参照して詳細に説明する。図3は、偏向器63の収容構造を示す概略垂直断面図である。図4は、偏向器63の収容構造を示す概略上面図である。なお、図3は、図4に示すA−A位置における断面図に相当する。図4においては、後述する収容部90の蓋部(第2の壁部)92が外された状態が示されている。
図3及び図4に示すように、走査光学装置60は、偏向器63を支持する支持部80を備える。支持部80は、偏向器63を駆動するための電子回路が形成された回路基板である。支持部80上には、偏向器63の他、偏向器63を駆動するための不図示のIC(Integrated Circuit)等も搭載される。
走査光学装置60は、支持部80に固定されて偏向器63を覆うカバー部81を備える。カバー部81は、円筒部81aと、円筒部81aの側面から突出するウインドウ部81bとを備える。偏向器63は、円筒部81a内に収容される。上面視において、円筒部81aの中心と、偏向器63の回転軸63aとは略一致した位置となる。ウインドウ部81bの側面部には、光源部62から偏向器63に入射する入射光を透過する第1の透過光学素子82と、偏向器63で反射された反射光を透過する第2の透過光学素子83とが保持される。2つの透過光学素子82、83は、カバー部81の回転軸63aと略平行な壁部の一部を構成する。
なお、カバー部81は、例えば樹脂又は金属によって形成されるが、歪が生じ難い素材で形成されるのが好ましい。また、本実施形態では、入射光用の透過光学素子と反射光用の透過光学素子とを別々に設けているが、透過光学素子は入射光用と反射光用とを兼ねる1つの素子としてもよい。
走査光学装置60は、支持部80及びカバー部81を収容する収容部90を備える。収容部90は、詳細には、箱形のポリゴンハウジング91と蓋部(第2の壁部)92とによって構成される。ポリゴンハウジング91内の底面上に、カバー部81が固定された支持部80が配置される。ポリゴンハウジング91の上に蓋部92が配置されることによって、支持部80及びカバー部81は、収容部90内に収容される。ポリゴンハウジング91及び蓋部92は、例えば金属や樹脂によって形成されるが、熱伝導率の高い素材で形成されるのが好ましい。
ポリゴンハウジング91の側面には、光源部62からの光(入射光)及び偏向器63からの反射光を透過させる不図示の窓部が形成される。蓋部92は、走査光学装置60を構成するハウジング61に被せられる蓋部を兼ねる。ただし、これは例示にすぎず、蓋部92はハウジング61の蓋とは別に設けられる専用の蓋であってもよい。
ポリゴンハウジング91の外底面には、放熱部材93が配置される。なお、ポリゴンハウジング91の底壁が、放熱部材93で形成される構成としてもよい。走査光学装置60は、不図示のファンを備える。当該ファンは、図3に破線で示すように、放熱部材93に向けて気流を送ると共に、蓋部92の外面を気流に晒す。当該ファンは、例えばハウジング61のポリゴンハウジング91に近い角部近傍等に取り付けられる。
走査光学装置60は、カバー部81の回転軸63aに垂直な第1の壁部81cと、第1の壁部81cに対向する収容部90の蓋部92とを接続する熱伝達部材100を備える。第1の壁部81cは、本実施形態では、カバー部81の上壁に相当する。より詳細には、円筒部81aの上壁に相当する。
熱伝達部材100は、第1の壁部81cの外縁部近傍を含む複数箇所に配置されている。より詳細には、熱伝達部材100は、第1の壁部81cの外縁部近傍、且つ、ウインドウ部81b(透過光学素子82、83を保持する部位)の近傍の位置に、2箇所に分けて配置されている。なお、2箇所に分けて配置される熱伝達部材100は、部分的に接触していてもよい。また、図4において、熱伝達部材100は円形に描かれているが、これは例示にすぎない。熱伝達部材100の形状は特に限定されない。
熱伝達部材100は、熱伝導率の高い部材で形成される。熱伝達部材100は、例えば熱伝導シリコーン、アルミニウムや銅等の金属、又は、それらの組み合わせ等によって形成される。熱伝達部材100は、例えばコイル状や板バネ形状の金属等で形成してもよい。
熱伝達部材100を熱伝導シリコーンとした場合、次のような利点がある。熱伝導シリコーンは、組み立て時(硬化前)において、第1の壁部81cと蓋部92との間の距離に合わせて形状を変え、その後、硬化する。このために、熱伝導シリコーンを配置したことによって、カバー部81や収容部90に大きな荷重がかかることを防止できる。すなわち、熱伝達部材100として熱伝導シリコーンを使用することで、組立精度の悪化を抑制できる。組立精度の悪化を抑制するという観点では、熱伝達部材100は弾性を有しないのが好ましい。
次に、以上のように構成される偏向器63の収容構造の作用効果について説明する。支持部80に支持される偏向器63は、カバー部81と収容部90とによって二重に覆われる。このために、ポリゴンミラー63bの回転に伴って発生する騒音を十分抑制することができる。また、偏向器63を覆うカバー部81は、内周に円弧形状を有して整流効果を発揮する。このために、風損を抑制することができる。風損の抑制により、偏向器63の駆動に必要とされる電力量、及び、偏向器63の駆動に伴って発生する熱量の低減を図ることができる。
また、偏向器63を覆うカバー部81の第1の壁部81cが、気流に晒される蓋部92に熱伝達部材100を介して接続されている。このために、気流等によって直接的に冷却できないカバー部81内の熱を熱伝達部材100によって蓋部92に逃がして、カバー部81の内部の温度上昇を抑制することができる。熱伝達部材100が複数箇所に分けて配置される構成のために、熱伝達部材を大量に使用しない構成にでき、低コスト化を図ることができる。
更に、熱伝達部材100の位置に工夫が施されており、熱伝達部材100は少ない量で効率良く温度上昇の抑制に寄与している。これについて、図9及び図10に示す比較例と対比しながら説明する。図9及び図10に示す比較例では、熱伝達部材100´が第1の壁部81cの中央部1箇所のみに設けられている。この点を除いて、比較例の構成は、本実施形態の構成と同様である。
比較例のように構成すると、熱伝達部材100´は、カバー部81の上壁(第1の壁部)81cの熱を集めて蓋部(第2の壁部)92に逃がすことができる。しかしながら、熱伝達部材100´は、カバー部81の側壁との間の距離が長いために、カバー部81の側壁の熱は殆ど蓋部92に逃がすことができないと考えられる。
一方、本実施形態の構成では、熱伝達部材100は、カバー部81の上壁81cの外縁部に配置されるために、上壁81cの熱に加えて、カバー部81の側壁の熱も蓋部92に逃がすことができる。そして、熱伝達部材100は、複数箇所に分けて配置されているために、比較的広い範囲の熱を蓋部92に逃がすことができる。このために、本実施形態の構成では、熱伝達部材100の使用量を減らしつつ、カバー部81の内部の温度上昇を効率良く抑制できる。
また、本実施形態では、熱伝達部材100は、ウインドウ部81bの近傍に配置されている。ウインドウ部81bは、他の部位に比べて気流が複雑で、ポリゴンミラー63bに広範囲で面するために温度上昇が起きやすい。本実施形態では、このような部位から熱伝達部材100によって積極的に熱を蓋部92に逃がす構成であり、カバー部81の内部の温度上昇を効率良く抑制できる。
更に、ウインドウ部81bは、光源部62及び走査光学素子部64に面している。本実施形態は、このような部位から熱を積極的に逃がす構成である。このために、光源部62及び走査光学素子部64への熱の伝達を抑制して、走査光学装置60の光学性能の変動を抑制できる。
図5は、偏向器63の収容構造の第1変形例を示す概略上面図である。図5においては、収容部90の蓋部92が外された状態が示されている。図5に示す第1変形例では、熱伝達部材100には、上述の実施形態と同様に、第1の壁部81cの外縁部近傍、且つ、ウインドウ部81bの近傍の位置に配置される第1の熱伝達部材100aが含まれる。第1変形例では、更に、熱伝達部材100には、偏向器63の回転軸63aを挟んで第1の熱伝達部材100aと反対側に配置される第2の熱伝達部材100bが含まれる。
本実施形態では、第1の熱伝達部材100a及び第2の熱伝達部材100bの数はいずれも2つであるが、この数は例示にすぎず、適宜変更してよい。また、第2の熱伝達部材100bは、第1の熱伝達部材100aと同様に、第1の壁部81cの外縁部近傍に配置されるのが好ましいが、前記外縁部近傍でなくてもよい。
第1変形例の構成では、第1の壁部81cの偏った箇所に熱伝達部材100を配置するのではなく、複数箇所に配置される熱伝達部材100をなるべく広範囲且つ均等に配置する構成になっている。このために、カバー部81の内部に温度勾配が発生することを抑制できる。すなわち、第1変形例の構成では、温度勾配によって支持部80及びカバー部81に歪が生じることを抑制して、偏向器63の光学性能の低下や騒音レベルの悪化を抑えることができる。
図6は、偏向器63の収容構造の第2変形例を示す概略上面図である。図6においては、収容部90の蓋部92が外された状態が示されている。図6に示す第2変形例は、図5に示す第1変形例と同様に、熱伝達部材100には、第1の熱伝達部材100aと第2の熱伝達部材100bとが含まれる。
ただし、第2変形例においては、第1の熱伝達部材100aの総面積が、第2の熱伝達部材100bの総面積に比べて大きくなっている。カバー部81の内部においては、ウインドウ部81bの近傍の温度が高くなり易い。第2変形例においては、この点を考慮して、複数箇所に配置する熱伝達部材100の面積(大きさ)を変えている。このために、第2変形例の構成は、カバー部81の内部に発生する温度勾配を第1変形例の場合よりも更に小さくできる。
図7は、偏向器63の収容構造の第3変形例を示す概略垂直断面である。図8は、偏向器63の収容構造の第3変形例を示す概略上面図である。図8においては、収容部90の蓋部92が外された状態が示されている。第3変形例の構成は、カバー部81における、円筒部81aとウインドウ部81bとの高さが同じになった構成である。このような構成では、例えば、図8に示すように、熱伝達部材100を透過光学素子82、83のより近くに配置することが可能になる。熱伝達部材100は、透過光学素子82、83の直上に設けられてもよい。
以上に示した実施形態や変形例の構成は、本発明の例示にすぎない。実施形態や変形例の構成は、本発明の技術的思想を超えない範囲で適宜変更されてもよい。また、複数の実施形態及び変形例は、可能な範囲で組み合わせて実施されてよい。
例えば、以上においては、透過光学素子82、83がカバー部81に保持される構成としたが、これは例示にすぎない。透過光学素子82、83は、偏向器63を支持する支持部80に保持される構成としてもよい。この場合、例えば、支持部80は箱形形状とでき、カバー部81は板状とできる。また、透過光学素子82、83は、支持部80及びカバー部81に保持される構成としてもよい。この構成とする場合にも、支持部80及びカバー部81の形状は、以上に示した実施形態の構成から適宜変更する必要がある。
また、偏向器63を支持する支持部80、及び、偏向器63を覆うカバー部81は、いずれも複数の部材で構成してもよい。
また、熱伝達部材100は、第1の壁部81cの外縁部近傍を含む複数箇所に配置されていればよく、熱伝達部材100の位置及び数は、以上で説明した構成に限定されない。熱伝達部材100には、第1の壁部81cの外縁部近傍から離れた位置に配置されるものが含まれてよい。
また、以上においては、画像形成装置1が中間転写ベルト11を用いてトナー像を用紙Pに転写するカラー印刷用の画像形成装置である構成を示した。しかし、本発明の適用対象は、このような機種に限定されるわけではない。本発明は、例えば、中間転写ベルトを用いない画像形成装置やモノクロ印刷用の画像形成装置等にも適用可能である。その場合、本発明が適用される走査光学装置の構成も適宜変更される。
本発明は、例えば複写機等の画像形成装置において利用可能である。
1 画像形成装置
60 走査光学装置
63 偏向器
63a 回転軸
63b ポリゴンミラー
80 支持部
81 カバー部
81b ウインドウ部
81c 第1の壁部
82 第1の透過光学素子
83 第2の透過光学素子
90 収容部
92 蓋部(第2の壁部)
100 熱伝達部材
100a 第1の熱伝達部材
100b 第2の熱伝達部材

Claims (8)

  1. 回転軸を有して光源からの光を偏向走査する偏向器と、
    前記偏向器を支持する支持部と、
    前記支持部に固定されて前記偏向器を覆うカバー部と、
    前記支持部及び前記カバー部のうちの少なくともいずれか一方に保持されて、前記偏向器に入射する入射光及び前記偏向器で反射される反射光を透過する透過光学素子と、
    前記支持部及び前記カバー部を収容する収容部と、
    前記カバー部の前記回転軸に垂直な第1の壁部と、前記第1の壁部に対向する前記収容部の第2の壁部とを接続する熱伝達部材と、
    を備え、
    前記熱伝達部材は、前記第1の壁部の外縁部近傍を含む複数箇所に配置されていることを特徴とする走査光学装置。
  2. 前記第2の壁部は気流に晒されることを特徴とする請求項1に記載の走査光学装置。
  3. 前記透過光学素子は、前記カバー部の壁部の一部を構成することを特徴とする請求項1又は2に記載の走査光学装置。
  4. 前記熱伝達部材が配置される位置には、前記第1の壁部の外縁部近傍、且つ、前記透過光学素子を保持する部位の近傍の位置が含まれることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の走査光学装置。
  5. 前記熱伝達部材は、
    前記第1の壁部の外縁部近傍、且つ、前記透過光学素子を保持する部位の近傍に配置される第1の熱伝達部材と、
    前記回転軸を挟んで前記第1の熱伝達部材と反対側に配置される第2の熱伝達部材と、
    を含むことを特徴とする請求項4に記載の走査光学装置。
  6. 前記第1の熱伝達部材の総面積は、前記第2の熱伝達部材の総面積に比べて大きいことを特徴とする請求項5に記載の走査光学装置。
  7. 前記熱伝達部材は、熱伝導シリコーンであることを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載の走査光学装置。
  8. 請求項1から7のいずれか1項に記載の走査光学装置を備えることを特徴とする画像形成装置。
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