JP2017116391A - バルブ駆動圧の導圧検査治具及びバルブ駆動圧の導圧検査方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】導圧駆動バルブの導圧検査を容易にして確実に行うことができる、バルブ駆動圧の導圧検査治具及びバルブ駆動圧の導圧検査方法を提供する。
【解決手段】バルブ駆動圧の導圧検査治具1は、管継手8、22が螺合されるとともに管継手の端部8aに導圧チューブ14を結合した状態のバルブ2の駆動圧の導圧状態を検査する導圧検査治具であって、筒状の治具本体16と、治具本体の一端側に形成され、管継手から延びる導圧チューブを回避しながら管継手への嵌合を許容するべく、一端の開口を治具本体の筒高方向に切り欠いた第1切欠き18aを有する嵌合部18と、治具本体の他端側に形成され、嵌合部を回動させることにより管継手をバルブから螺進退させて締緩するための回動部19とを含む。
【選択図】図1
【解決手段】バルブ駆動圧の導圧検査治具1は、管継手8、22が螺合されるとともに管継手の端部8aに導圧チューブ14を結合した状態のバルブ2の駆動圧の導圧状態を検査する導圧検査治具であって、筒状の治具本体16と、治具本体の一端側に形成され、管継手から延びる導圧チューブを回避しながら管継手への嵌合を許容するべく、一端の開口を治具本体の筒高方向に切り欠いた第1切欠き18aを有する嵌合部18と、治具本体の他端側に形成され、嵌合部を回動させることにより管継手をバルブから螺進退させて締緩するための回動部19とを含む。
【選択図】図1
Description
本発明はバルブ駆動圧の導圧検査治具及びバルブ駆動圧の導圧検査方法に関する。
特許文献1には、エルボ型(L字状)の管継手の管継手締結用工具及びその工具を備えたソケットレンチが開示されている。この管継手締結用工具は、中空の柱状体、つまり筒状体をなし、中空の一端はソケットレンチ用のハンドルのソケット交換部を着脱可能に形成され、他端はエルボ型の管継手のナット部を挿入可能に形成され、筒状体にはその軸線に平行な平面で他端から中央部まで切断して部分的に除去した開放部、つまり切欠きが形成されている。これにより、エルボ型の管継手を筒状体の切欠きを含む中空部に挿入することでエルボ型の管継手を締結対象物に容易に締結することができる。
しかしながら、上記特許文献1の技術は、あくまでも管継手締結用の工具及びソケットレンチに関するものであって、管継手が螺合されるとともに管継手の端部に導圧チューブを結合した完成状態のバルブの駆動圧の導圧状態の検査に当該工具及びソケットレンチを使用することについては格別な配慮がなされていない。
具体的には、半導体製造装置に使用する流体制御装置は、小型化の要求により高い集積度が求められている。導圧駆動の小型のバルブ本体を流路が形成された小型のブロック形状をなすバルブボディに装着してバルブを形成し、このバルブをバルブボディにてブロック継手に多数集積して装着することで上記流体制御装置が形成される。
具体的には、半導体製造装置に使用する流体制御装置は、小型化の要求により高い集積度が求められている。導圧駆動の小型のバルブ本体を流路が形成された小型のブロック形状をなすバルブボディに装着してバルブを形成し、このバルブをバルブボディにてブロック継手に多数集積して装着することで上記流体制御装置が形成される。
個々のバルブは、アクチュエータのキャップ(ケーシング)にガスケット等を介して管継手が螺合して結合され、管継手の端部に導圧チューブが結合されている。この管継手は、例えばワンタッチ継手であって、この場合には、管継手の端部に形成された開口に導圧チューブを挿入することで管継手に導圧チューブが結合されるとともに、管継手の端部を押圧することで管継手における導圧チューブの結合が解除される。
バルブには、空気や窒素等の駆動圧をバルブに供給する駆動圧供給源から、駆動圧が導圧チューブ、管継手を順次通り供給される。流体制御装置では、バルブボディひいてはバルブの小型化が促進されるとともに高い集積度が要求されることにより、多数の導圧チューブが束となって存在し、導圧チューブもナイロン製等の可撓性を有する軽量且つ極細形状となっている。
流体制御装置の組み立てが完成して出荷する前には、駆動圧供給源から個々のバルブまで駆動圧が確実に到達するか否かを確認するために、駆動圧の導圧検査を必ず行う必要がある。
しかしながら、従来は、小型化された半導体製造装置のガスボックス等の集積度の高い狭いエリアで、多数の束となった極細の導圧チューブを管継手から一本ずつ外して導圧を確認していたため、作業が困難であるとともに、導圧検査に多大な労力を要していた。
しかしながら、従来は、小型化された半導体製造装置のガスボックス等の集積度の高い狭いエリアで、多数の束となった極細の導圧チューブを管継手から一本ずつ外して導圧を確認していたため、作業が困難であるとともに、導圧検査に多大な労力を要していた。
一方、導圧チューブが可撓性を有する極細仕様となって軽量化が促進されたことにより、駆動圧供給源から導圧供給した瞬間に導圧チューブが駆動圧により変位し、これを目視確認することで導圧チューブを外さないで導圧を確認することが可能となった。しかしながら、流体制御装置やバルブの仕様によっては、駆動圧が低圧になることもあり、この場合には検査圧も低圧となるため、導圧供給しても導圧チューブが変位せず、バルブに対する導圧を目視確認できないこともあり得る。
本発明はこのような課題に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、導圧駆動バルブの導圧検査を容易にして確実に行うことができる、バルブ駆動圧の導圧検査治具及びバルブ駆動圧の導圧検査方法を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明のバルブ駆動圧の導圧検査治具は、管継手が螺合されるとともに管継手の端部に導圧チューブを結合した状態のバルブの駆動圧の導圧状態を検査する導圧検査治具であって、筒状の治具本体と、治具本体の一端側に形成され、管継手から延びる導圧チューブを回避しながら管継手への嵌合を許容するべく、一端の開口を治具本体の筒高方向に切り欠いた第1切欠きを有する嵌合部と、治具本体の他端側に形成され、嵌合部を回動させることにより管継手をバルブから螺進退させて締緩するための回動部とを含む。
また、本発明のバルブ駆動圧の導圧検査方法は、管継手が螺合されるとともに管継手の端部に導圧チューブを結合した状態のバルブの駆動圧の導圧状態を検査する導圧検査方法であって、導圧検査方法は、筒状の治具本体と、治具本体の一端側に形成され、一端の開口を治具本体の筒高方向に切り欠いた第1切欠きを有する嵌合部と、治具本体の他端側に形成された回動部と、治具本体の嵌合部と回動部との間に形成され、第1切欠きに連続して筒高方向に切り欠いた第2切欠きとを含む導圧検査治具を用い、管継手から延びる導圧チューブを第1切欠きにより回避しながら嵌合部を管継手に嵌合する嵌合工程と、嵌合工程後、管継手から延びる導圧チューブを第2切欠きにより回避しながら回動部により嵌合部を回動する回動工程と、回動工程後、回動部により嵌合部を回動させることにより管継手をバルブから螺退させて緩める螺退工程と、螺退工程後、バルブと管継手との間からの駆動圧の漏れの有無を検査する検査工程と、検査工程後、回動部により嵌合部を回動させることにより管継手をバルブに螺進させて締める螺進工程とを含む。
本発明のバルブ駆動圧の導圧検査治具及びバルブ駆動圧の導圧検査方法によれば、導圧駆動バルブの導圧検査を容易にして確実に行うことができる。
以下、図面に基づき本発明の一実施形態に係るバルブ駆動圧の導圧検査治具1について説明する。
図1に示すように、導圧検査治具1(以下、単に治具と称することもある)は、導圧駆動バルブ2(以下、単にバルブと称することもある)の駆動圧の導圧状態の検査に使用する。このバルブ2は、例えば図示しない半導体製造装置の流体制御装置に用いられる。バルブ2は、小型のバルブ本体6を流路が形成された小型のブロック形状をなすバルブボディ4に装着して形成され、このバルブ2をバルブボディ4にて図示しないブロック継手に多数集積して装着することで上記流体制御装置が形成される。
図1に示すように、導圧検査治具1(以下、単に治具と称することもある)は、導圧駆動バルブ2(以下、単にバルブと称することもある)の駆動圧の導圧状態の検査に使用する。このバルブ2は、例えば図示しない半導体製造装置の流体制御装置に用いられる。バルブ2は、小型のバルブ本体6を流路が形成された小型のブロック形状をなすバルブボディ4に装着して形成され、このバルブ2をバルブボディ4にて図示しないブロック継手に多数集積して装着することで上記流体制御装置が形成される。
バルブ2は、例えばダイヤフラムバルブであって、バルブボディ4、バルブ本体6、及び管継手8を備えている。バルブ本体6は、図示しないダイヤフラムが内蔵されたボンネット部10と、図示しないスプリング等が内蔵されたアクチュエータのキャップ12とを備えている。キャップ12の上面12aには、図示しないガスケットを介して管継手8が螺合され、管継手8の図1で見て上端部(端部)8aには導圧チューブ14が結合されている。
管継手8は、例えばワンタッチ継手であって、管継手8の上端部8aに形成された開口に導圧チューブ14を挿入することで管継手8に導圧チューブ14が結合されるとともに、管継手8の上端部8aを押圧することで管継手8における導圧チューブ14の結合が解除される。また、管継手8の外周には例えば六角形状の嵌合部8bが形成され、この嵌合部8bに治具1が嵌合される。
バルブ2には、空気や窒素等の駆動圧が図示しない駆動圧供給源から導圧チューブ14、管継手8を順次介して供給される。
流体制御装置では、バルブボディ4ひいてはバルブ2の小型化が促進されるとともに高い集積度が要求されることにより、多数の導圧チューブ14が束となって存在し、導圧チューブ14もナイロン製等の可撓性を有する軽量且つ極細形状となっている。
流体制御装置では、バルブボディ4ひいてはバルブ2の小型化が促進されるとともに高い集積度が要求されることにより、多数の導圧チューブ14が束となって存在し、導圧チューブ14もナイロン製等の可撓性を有する軽量且つ極細形状となっている。
そして、流体制御装置の組み立てが完成して出荷する前に、駆動圧供給源から個々のバルブ2まで駆動圧が確実に到達するか否かを確認するために、本実施形態では、治具1を使用して駆動圧の導圧検査が行われる。
治具1は、筒状の治具本体16と、治具本体16の図1で見て下端(一端)側に形成された嵌合部18と、治具本体16の図1で見て上端(他端)側に形成された回動部19と、回動部19に係合された操作部材20とを備えている。
治具1は、筒状の治具本体16と、治具本体16の図1で見て下端(一端)側に形成された嵌合部18と、治具本体16の図1で見て上端(他端)側に形成された回動部19と、回動部19に係合された操作部材20とを備えている。
図2及び図3にも示すように、嵌合部18は、治具本体16の下端の開口を治具本体16の筒高方向Yに切り欠いた第1切欠き18aを有している。操作部材20は、ユーザが把持して操作するグリップであって、治具本体16の筒高方向Yに延設されている。操作部材20を反時計回りの矢印方向Zに回動させて、回動部19ひいては嵌合部18を回動させることにより、管継手8がバルブ2から螺退されて緩められる。
ここで、本実施形態の管継手8はI字状をなし、導圧チューブ14は管継手8から治具本体16の筒高方向Yに突出された後、治具本体16の径方向Xに折曲されている。第1切欠き18aにより、管継手8から延びる導圧チューブ14を回避しながら嵌合部18の管継手8への嵌合が許容される。
また、治具本体16の嵌合部18と回動部19との間には、第1切欠き18aに連続して治具本体16を筒高方向Yに切り欠いた第2切欠き16aが形成されている。第2切欠き16aにより、管継手8から延びる導圧チューブ14を回避しながら操作部20による嵌合部18の回動が許容される。
図4に示すように、嵌合部18は、例えば断面視六角形状の一部をなす治具本体16の内周面16bに形成され、第1切欠き18aは、内周面16bの当該六角形状の隣り合う二辺を含む領域を筒高方向Yに切り欠いて形成されている。この治具1を径方向Xにスライドさせることにより、管継手8の嵌合部8bに治具1の嵌合部18を嵌合させることができる。
第2切欠き16aは、内周面16bよりも小径の断面視円形状の治具本体16の内周面16cを筒高方向Yに切り欠いて形成されている。これにより、図6にも示すように、内周面16bと内周面16cとの間には段差16dが形成される。
また、図5に示すように、第1切欠き18aは、治具本体16の径方向Xの中心Pを基準とした切欠き角度α(約90°)を有して形成されている。
また、図5に示すように、第1切欠き18aは、治具本体16の径方向Xの中心Pを基準とした切欠き角度α(約90°)を有して形成されている。
一方、図7に示すように、第2切欠き16aの治具本体16の径方向Xの中心Pを基準とした切欠き角度β(約180°)は、第1切欠き18aの切欠き角度αよりも大きく形成されている。
以下、上述した治具1を用いたバルブ2の駆動圧の導圧検査方法について説明する。
以下、上述した治具1を用いたバルブ2の駆動圧の導圧検査方法について説明する。
先ず、管継手8から延びる導圧チューブ14を第1切欠き18aにより回避しながら嵌合部18を管継手8に嵌合する(嵌合工程)。
次に、嵌合工程後、管継手8から延びる導圧チューブ14を第2切欠き16aにより回避しながら操作部材20により回動部19ひいては嵌合部18を回動する(回動工程)。
次に、回動工程後、操作部材20により回動部19ひいては嵌合部18を回動させることにより管継手8をバルブ2のキャップ12の上面12aから螺退させて緩める(螺退工程)。
次に、嵌合工程後、管継手8から延びる導圧チューブ14を第2切欠き16aにより回避しながら操作部材20により回動部19ひいては嵌合部18を回動する(回動工程)。
次に、回動工程後、操作部材20により回動部19ひいては嵌合部18を回動させることにより管継手8をバルブ2のキャップ12の上面12aから螺退させて緩める(螺退工程)。
次に、螺退工程後、バルブ2のキャップ12の上面12aと管継手8との間からの駆動圧の漏れの有無、つまりバルブ2の導圧状態を検査する(検査工程)。
次に、検査工程後、操作部材20により回動部19ひいては嵌合部を回動させることにより管継手8をバルブ2のキャップ12の上面12aに螺進させて締める(螺進工程)。
次に、検査工程後、操作部材20により回動部19ひいては嵌合部を回動させることにより管継手8をバルブ2のキャップ12の上面12aに螺進させて締める(螺進工程)。
以上のように本実施形態では、治具1の嵌合部18に第1切欠き18aを有することにより、上記嵌合工程にて、管継手8から延びる導圧チューブ14を回避しながら嵌合部18を容易にして管継手8に嵌合することができる。
また、治具本体16に第2切欠き16aを有することにより、上記回動工程にて、管継手8から延びる導圧チューブ14を回避しながら操作部材20により回動部19ひいては嵌合部18を容易に回動することができる。
また、治具本体16に第2切欠き16aを有することにより、上記回動工程にて、管継手8から延びる導圧チューブ14を回避しながら操作部材20により回動部19ひいては嵌合部18を容易に回動することができる。
ここで、図1に示すように、治具本体16の第2切欠き16aの近傍では、管継手8から治具本体16の筒高方向Yに突出された導圧チューブ14が径方向Xに折曲されている。したがって、第2切欠き16aの切欠き角度βを第1切欠き18aの切欠き角度αよりも大きくしたことにより、操作部材20ひいては治具本体16の回動時に、径方向Xに折曲された導圧チューブ14をより効果的に回避することができる。
また、操作部材20が治具本体16の筒高方向Yに延設されていることにより、導圧検査時に治具1を管継手8に装着する際や治具1を回動する際に、導圧チューブ14をより効果的に回避することができる。
このように本実施形態では、小型のバルブボディ4ひいてはバルブ2が多数集積され、極細形状の導圧チューブ14が多数束になって或いは複雑に存在する流体制御装置において、導圧チューブ14を管継手8から一本ずつ外さなくとも、また、バルブ2の検査圧が低圧の場合であっても、バルブ2の導圧検査を容易にして確実に行うことができる。
このように本実施形態では、小型のバルブボディ4ひいてはバルブ2が多数集積され、極細形状の導圧チューブ14が多数束になって或いは複雑に存在する流体制御装置において、導圧チューブ14を管継手8から一本ずつ外さなくとも、また、バルブ2の検査圧が低圧の場合であっても、バルブ2の導圧検査を容易にして確実に行うことができる。
しかも、導圧検査時に治具1を使用する際、導圧チューブ14を極力回避することができるため、導圧検査により導圧チューブ14が折れ曲がってバルブ2の導圧供給が遮断する危険性を排除することができる。
以上で本発明の一実施形態についての説明を終えるが、本発明はこれに限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の変更ができるものである。
以上で本発明の一実施形態についての説明を終えるが、本発明はこれに限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の変更ができるものである。
例えば、図8に示すように、治具1は、導圧チューブ14が治具本体16の径方向Xに突出したL字状をなすエルボ型の管継手22を緩めるために使用することも可能である。この場合であっても、導圧チューブ14を回避しながら、バルブ2の導圧検査を容易にして確実に行うことができる。
また、治具1は、流体制御装置の集積したバルブボディ4を有するバルブ2に限らず、流路に設けられた単独の導圧駆動バルブの導圧検査に使用しても良い。
また、操作部材20により回動部19ひいては嵌合部18を回動させて管継手8をバルブ2から螺退させて緩めたとき、バルブ2と管継手8との間からの駆動圧の漏れの有無を外部に報知する図示しない報知手段を設けても良い。例えば、嵌合部18をキャップ12から螺退させたときに、駆動圧のリークにより笛吹音がなる微小リークポート構造を嵌合部18に設けても良い。
また、操作部材20により回動部19ひいては嵌合部18を回動させて管継手8をバルブ2から螺退させて緩めたとき、バルブ2と管継手8との間からの駆動圧の漏れの有無を外部に報知する図示しない報知手段を設けても良い。例えば、嵌合部18をキャップ12から螺退させたときに、駆動圧のリークにより笛吹音がなる微小リークポート構造を嵌合部18に設けても良い。
また、治具1に操作部材20は必須ではなく、操作部材20の代わりに、回動部19を治具1とは別体の図示しない工具で回動させても良い。
1 導圧検査治具
2 バルブ
8 管継手
8a 上端部(端部)
14 導圧チューブ
16 治具本体
16a 第2切欠き
18 嵌合部
18a 第1切欠き
19 回動部
20 操作部材
22 管継手
2 バルブ
8 管継手
8a 上端部(端部)
14 導圧チューブ
16 治具本体
16a 第2切欠き
18 嵌合部
18a 第1切欠き
19 回動部
20 操作部材
22 管継手
Claims (7)
- 管継手が螺合されるとともに前記管継手の端部に導圧チューブを結合した状態のバルブの駆動圧の導圧状態を検査する導圧検査治具であって、
筒状の治具本体と、
前記治具本体の一端側に形成され、前記管継手から延びる前記導圧チューブを回避しながら前記管継手への嵌合を許容するべく、前記一端の開口を前記治具本体の筒高方向に切り欠いた第1切欠きを有する嵌合部と、
前記治具本体の他端側に形成され、前記嵌合部を回動させることにより前記管継手を前記バルブから螺進退させて締緩するための回動部と
を含む、バルブ駆動圧の導圧検査治具。 - 前記治具本体の前記嵌合部と前記回動部との間に形成され、前記管継手から延びる前記導圧チューブを回避しながら前記回動部による前記嵌合部の回動を許容するべく、前記第1切欠きに連続して前記治具本体を前記筒高方向に切り欠いた第2切欠きをさらに有する、請求項1に記載のバルブ駆動圧の導圧検査治具。
- 前記第2切欠きは、前記治具本体の径方向の中心を基準とした切欠き角度が前記第1切欠きよりも大である、請求項2に記載のバルブ駆動圧の導圧検査治具。
- 前記回動部により前記嵌合部を回動させて前記管継手を前記バルブから螺退させて緩めたとき、前記バルブと前記管継手との間からの前記駆動圧の漏れの有無を外部に報知する報知手段を有する、請求項1から3の何れか一項に記載のバルブ駆動圧の導圧検査治具。
- 前記回動部に係合され、前記回動部ひいては前記前記嵌合部を回動させる操作部材をさらに含む、請求項1から4の何れか一項に記載のバルブ駆動圧の導圧検査治具。
- 前記操作部材は、前記治具本体の前記筒高方向に延設されている、請求項5に記載のバルブ駆動圧の導圧検査治具。
- 管継手が螺合されるとともに前記管継手の端部に導圧チューブを結合した状態のバルブの駆動圧の導圧状態を検査する導圧検査方法であって、
前記導圧検査方法は、
筒状の治具本体と、
前記治具本体の一端側に形成され、前記一端の開口を前記治具本体の筒高方向に切り欠いた第1切欠きを有する嵌合部と、
前記治具本体の他端側に形成された回動部と、
前記治具本体の前記嵌合部と前記回動部との間に形成され、前記第1切欠きに連続して前記筒高方向に切り欠いた第2切欠きと
を含む導圧検査治具を用い、
前記管継手から延びる前記導圧チューブを前記第1切欠きにより回避しながら前記嵌合部を前記管継手に嵌合する嵌合工程と、
前記嵌合工程後、前記管継手から延びる前記導圧チューブを前記第2切欠きにより回避しながら前記回動部により前記嵌合部を回動する回動工程と、
前記回動工程後、前記回動部により前記嵌合部を回動させることにより前記管継手を前記バルブから螺退させて緩める螺退工程と、
前記螺退工程後、前記バルブと前記管継手との間からの前記駆動圧の導圧状態を検査する検査工程と、
前記検査工程後、前記回動部により前記嵌合部を回動させることにより前記管継手を前記バルブに螺進させて締める螺進工程と
を含む、バルブ駆動圧の導圧検査方法。
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN109955195A (zh) * | 2019-04-16 | 2019-07-02 | 中国科学院声学研究所 | 一种用于端部带有导线引出线的螺纹紧固件的拆装工具 |
CN111023944A (zh) * | 2019-12-05 | 2020-04-17 | 谢全罗 | 一种对床垫弹簧要求高度进行检测的预警设备 |
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