JP2008019980A - ホース接続管継手 - Google Patents
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Abstract
【課題】マニホールドに固定する際には、1箇所のネジ止め作業により行うことができ、作業を簡易、且つ短時間に行う。ネジ止め箇所を1箇所にすることができ、流体漏れが発生する恐れを低減する。
【解決手段】接続口部(5)には固定ネジ部(13)を抜止めした状態で回転可能に支持し、マニホールド(3)のネジ孔(3a)に対する固定ネジ部(13)の螺合に伴って接続口部(5)の端面をマニホールド(3)の吐出口部(3b)に圧接して気密接続する。
【選択図】 図2
【解決手段】接続口部(5)には固定ネジ部(13)を抜止めした状態で回転可能に支持し、マニホールド(3)のネジ孔(3a)に対する固定ネジ部(13)の螺合に伴って接続口部(5)の端面をマニホールド(3)の吐出口部(3b)に圧接して気密接続する。
【選択図】 図2
Description
本発明は、例えば塗料や洗浄液、薬液等の各種流体を輸送するホースとマニホールドを接続するのに使用するホース接続管継手に関する。
塗料や洗浄液、薬液等の各種流体を溜めるタンクからの流体を分岐するマニホールドに取付けられてホースを接続するホース接続管継手として、例えば特許文献1に示す接続治具が知られている。該特許文献1に示す接続治具は、外面にネジがそれぞれ形成された小径部及び大径部からなり、内部に流路を有し、マニホールドの取付孔に小径部がネジ止めされるネジ部と、一方端部にホースが挿嵌されるニップル部を有したホース接続部の他方端部にて抜け止めされた状態で回動可能に支持され、ネジ部の大径部にネジ止めされる固定ナット部とから構成される。
そして上記ホースの接続治具は、先ず、マニホールドの取付孔に対してネジ部の小径部をマニホールドの吐出孔と流路が一致するようにネジ止めした後、該ネジ部の大径部に対して固定ナット部をネジ止めしてホース接続部を固定させる。ネジ部の大径部に固定ナット部をネジ止めする際には、大径部の端面に形成されたテーパ面に対してホース接続部の他方端部に形成されたテーパ面を圧接して相互を面シールすることにより気密化(シール)して流体漏れを防止している。
しかし、上記接続治具にあっては、マニホールドに対してネジ部の小径部をネジ止めする作業と、ネジ止めされたネジ部の大径部に対して固定ナット部をネジ止めしてホース接続部を固定する作業をそれぞれ行う必要があり、取付け作業に時間及び手間がかかる問題を有している。
また、マニホールドに対してホースの接続治具を気密に固定して流体漏れを防止するには、マニホールドのネジ孔に対してネジ部の小径部をネジ止めする際、ネジ部の大径部に対してホース接続部をナット止めする際の2箇所で気密化する必要があり、これらの箇所で気密化を確実に行うには、高い熟練度が要求され、作業に時間と手間がかかる問題を有している。
特開2002−340248号公報
解決しようとする問題点は、マニホールドにホース接続管継手を固定する際に、2箇所でネジ止めする必要があり、その作業に時間と手間がかかる点にある。また、それぞれの箇所でネジ止めする際には、高い気密性でネジ止めしなければならず、その作業に時間と手間がかかる点にある。
本発明は、互いに連通する流路を有した接続口部及び少なくとも1個以上のホース接続部を有したホース接続管継手において、接続口部には固定ネジ部を抜止めした状態で回転可能に支持し、マニホールドのネジ孔に対する固定ネジ部の螺合に伴って接続口部の端面をマニホールドの吐出口部に圧接して気密接続することを特徴とする。
本発明は、マニホールドに固定する際には、1箇所のネジ止め作業により行うことができ、作業を簡易、且つ短時間に行うことができる。また、ネジ止め箇所を1箇所にすることができ、流体漏れが発生する恐れを低減することができる。
本発明は、接続口部には固定ネジ部を抜止めした状態で回転可能に支持し、マニホールドのネジ孔に対する固定ネジ部の螺合に伴って接続口部の端面をマニホールドの吐出口部に圧接して気密接続することを最良の形態とする。
以下に実施形態を示す図に従って本発明を説明する。
図1及び図2において、ホース接続管継手1は、例えばステンレス鋼等の金属材料又はポリアミド系のエンジニアリング樹脂により形成され、マニホールド3のネジ孔3aにネジ止めされる接続口部5と、ホース7が接続されるホース接続部9とから構成される。これら接続口部5とホース接続部9には、互いに軸線を一致させて連通する流路1aが形成されている。
図1及び図2において、ホース接続管継手1は、例えばステンレス鋼等の金属材料又はポリアミド系のエンジニアリング樹脂により形成され、マニホールド3のネジ孔3aにネジ止めされる接続口部5と、ホース7が接続されるホース接続部9とから構成される。これら接続口部5とホース接続部9には、互いに軸線を一致させて連通する流路1aが形成されている。
上記接続口部5の接続部5aは、軸線方向に延出し、ホース接続部9側の端部外周に大径部5bが一体形成されている。また、接続部5aの先端部にはOリング11を装着するための小径部5cが形成されている。
上記接続部5aの外周には固定ネジ部13が、軸線方向へ抜け止めされた状態で、回転可能に挿嵌されている。即ち、固定ネジ部13の内周面には係合凹部13aが軸線周りに形成され、該係合凹部13aに対する大径部5bの係合により抜け止めされる。また、固定ネジ部13の先端側外周面には雄ネジ13bが、マニホールド3のネジ孔3aの内周面に形成された雌ネジに螺合するように形成されている。
一方、ホース接続部9の端部には流路1aと連通する軸孔15aを有し、軸線方向へ所要の長さで延出するニップル部15が、また該ニップル部15の外周側に円筒部17が所要の空隙を設けて一体形成されている。該円筒部17の外周面には雄ネジ17aが、また円筒部17の開口側にはテーパ面17bが形成されている。
そして円筒部17には内部にポリアミド等のエンジニアリング樹脂からなる挟持部材としての押圧スリーブ19が抜止めされた状態で挿嵌された固定ナット部21が噛合わされる。上記押圧スリーブ19の端部外周面にはテーパ面19aが円筒部17のテーパ面17bに相対して形成され、テーパ面17bに対する摺接に伴って押圧スリーブ19を縮径方向へ弾性変形させる。尚、押圧スリーブ19の内径は、ホース7の外径にほぼ一致している。
次に、上記のように構成されたホース接続管継手1によるマニホールド3へのホース7接続作用を説明する。
図3に示すように、マニホールド3にホース接続管継手1を固定するには、ネジ孔3a内に対して接続口部5側を差し込んだ状態で固定ネジ部13をネジ止めすると、ネジ孔3aに対する雄ネジ13aの螺合に伴って接続部5aの先端面をネジ孔3a内の吐出口部3bに圧接させる。このとき、接続部5aの小径部5dに取付けられたOリング11は、上記圧接に伴って弾性変形して吐出口部3bに対して接続部5aの先端部を気密状態で接続し、流体漏れを回避することを可能にしている。
図3に示すように、マニホールド3にホース接続管継手1を固定するには、ネジ孔3a内に対して接続口部5側を差し込んだ状態で固定ネジ部13をネジ止めすると、ネジ孔3aに対する雄ネジ13aの螺合に伴って接続部5aの先端面をネジ孔3a内の吐出口部3bに圧接させる。このとき、接続部5aの小径部5dに取付けられたOリング11は、上記圧接に伴って弾性変形して吐出口部3bに対して接続部5aの先端部を気密状態で接続し、流体漏れを回避することを可能にしている。
次に、固定ナット部21内に取付けられた押圧スリーブ19内に挿通されたホース7の端部をニップル部9aの外周面全体に亘って挿嵌した後、固定ナット部21を円筒部17にネジ止めすると、図4に示すように雄ネジ17aに対する固定ナット部21の螺合に伴ってテーパ面17bに対するテーパ面19aの摺接に伴って押圧スリーブ19を縮径方向へ弾性変形させることによりニップル部15に挿嵌されたホース7の端部を押圧して挟持固定させる。これによりホース7は、ニップル部15に対して気密状態で固定される。
本実施例は、マニホールド3のネジ孔3aに対して固定ネジ部13をネジ止めする1回の作業でマニホールド3にホース接続管継手1を取付けることができ、作業時間を短縮することができる。しかも、マニホールド3に対するホース接続管継手1のシール箇所を1箇所にすることができ、高い気密性を確保して流体漏れを少なくすることができる。
本発明は、以下のように変更実施することができる。
本発明は、以下のように変更実施することができる。
1.上記説明は、接続口部5及びホース接続部9の軸線を一致させた構成としたが、図5に示すように接続口部5とホース接続部9とを互いの軸線が直交するように構成してエルボ型のホース接続管継手51としてもよい。
2.同様に、図6に示すように接続口部5に対して2個のホース接続部9を、互いの軸線が直交する構成のT字型のホース接続管継手61としてもよい。
尚、上記1及び2の変更実施例においては、実施例と同一の部材に付いては、同一の符号を付して詳細な説明を省略する。
尚、上記1及び2の変更実施例においては、実施例と同一の部材に付いては、同一の符号を付して詳細な説明を省略する。
1 ホース接続管継手
1a 流路
3 マニホールド
3a ネジ孔
3b 吐出口部
5 接続口部
7 ホース
9 ホース接続部
13 固定ネジ部
15 ニップル部
21 固定ナット部
1a 流路
3 マニホールド
3a ネジ孔
3b 吐出口部
5 接続口部
7 ホース
9 ホース接続部
13 固定ネジ部
15 ニップル部
21 固定ナット部
Claims (6)
- 互いに連通する流路を有した接続口部及び少なくとも1個以上のホース接続部を有したホース接続管継手において、接続口部には固定ネジ部を抜止めした状態で回転可能に支持し、マニホールドのネジ孔に対する固定ネジ部の螺合に伴って接続口部の端面をマニホールドの吐出口部に圧接して気密接続するホース接続管継手。
- 請求項1のホース接続部は、流路と一致する貫通孔を有し、ホースが挿嵌されるニップル部及び該ニップル部の外周側にて外周面にネジが設けられた円筒部をそれぞれ形成し、該円筒部に固定ナット部をネジ止めした際に、該固定ナット部に抜止めされた状態で挿嵌された挟持部材を、円筒部に対する固定ナット部の螺合に伴って縮径方向へ弾性変形してニップル部にホースを押圧して固定可能にしたホース接続管継手。
- 請求項2において、円筒部の開口側端部には固定側テーパ面を形成すると共に挟持部材には可動側テーパ面を固定側テーパ面に相対して形成し、円筒部に対する固定ナット部の螺合に伴って固定側テーパ面に可動テーパ面を摺接させることにより挟持部材を縮径方向へ弾性変形してニップル部にホースを固定するホース接続管継手。
- 請求項1において、接続口部とホース接続部は、互いの流路を一致させたホース接続管継手。
- 請求項1において、接続口部とホース接続部は、互いの流路を所望の角度にしたホース接続管継手。
- 請求項1において、接続口部の端部にはパッキングを取付け、マニホールドの吐出口部に対する圧接に伴って弾性変形して気密接続するホース接続管継手。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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Country Status (1)
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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-
2006
- 2006-07-13 JP JP2006192281A patent/JP2008019980A/ja active Pending
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