JP2017116231A - 空調システム - Google Patents
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Abstract
Description
尚、空調を行う部屋に繋がっている廊下など、人間が滞在しない空間には、全館空調装置に繋がるダクトや個別の空調装置を設置せず、空調を行わないこともできる。ところが、その場合には、空調を行っている空間と廊下などとの温度差が大きくなるという問題がある。
従って、大掛かりな構成を採用しなくても、複数の空間の間での温度差を小さくできる空調システムを提供できる。
以下に図面を参照して本発明の第1実施形態に係る空調システムについて説明する。
図1は、空調システムの構成を示す図である。図示するように、家屋や事業所などの施設の内部には、壁や天井などの仕切部材5で仕切られた部屋や廊下などの複数の空間1が存在している。本実施形態の空調システムは、大掛かりな構成を採用しなくても、それら複数の空間1での温度差を小さくするためのものである。
また、部屋1Aで空調装置2が運転されていないとき、部屋1Aから、その部屋1Aに隣接する廊下1Bへの空気の移動が相対的に妨げられる。その結果、部屋1Aの温度及び廊下1Bの温度をそのままの状態で維持することができる。
第2実施形態の空調システムは、空気移動量調節手段Mの構成が上記実施形態と異なっている。以下に第2実施形態の空調システムの構成を説明するが、上記実施形態と同様の構成については説明を省略する。
また、部屋1Aで空調装置2が運転されていないとき、部屋1Aから、その部屋1Aに隣接する廊下1Bへの空気の移動が相対的に妨げられる。その結果、部屋1Aの温度及び廊下1Bの温度をそのままの状態で維持することができる。
第3実施形態の空調システムは、空気移動量調節手段Mを複数備えている点で上記実施形態と異なっている。以下に第3実施形態の空調システムの構成を説明するが、上記実施形態と同様の構成については説明を省略する。
<1>
上記実施形態では、空調システムの構成について具体例を挙げて説明したが、その構成については適宜変更可能である。
例えば、上記実施形態において、「空調対象空間」と「他の空間」との組み合わせは、上述した部屋と廊下との組み合わせに限定されず適宜変更可能である。また、「他の空間」にも空調装置が設置されていてもよい。
上記実施形態では、空気移動量調節手段Mが、空調対象空間(部屋1A)と他の空間(廊下1B)との間を区画する仕切部材5又は扉4に設けられる例を記載したが、空気移動量調節手段Mが他の部位に設けられるような構成変更を行ってもよい。例えば、空気移動量調節手段Mが、空調対象空間と他の空間との間を仕切る仕切部材5又は出入口3の扉4に設けられ、それら空調対象空間と他の空間とを繋ぐ通気口と、他の空間から空気を排出する排気手段とを備えるように構成してもよい。この場合の排気手段は、例えば部屋1A(空調対象空間)と廊下1B(他の空間)との間を仕切る仕切部材5又は出入口3の扉4とは別の部位に設けられたファン及びファン駆動部などである。従って、排気手段が動作して廊下1B(他の空間)から空気が排出されると、その分の空気が部屋1A(空調対象空間)と廊下1B(他の空間)との間の仕切部材5又は扉4に設けられる通気口6を通して部屋1A(空調対象空間)から廊下1B(他の空間)へと流入する。つまり、排気手段によって、部屋1A(空調対象空間)と廊下1B(他の空間)との間での空気の移動量を調節できる。
空調対象空間内に空気を導入可能な空気導入部が別に設けられていてもよい。例えば、外気等を空調対象空間に導入するための換気口としての空気導入部が、その空調対象空間に設けられていてもよい。空調対象空間がその換気口を通して外部と繋がった状態になっている場合、空気移動量調節手段Mが、空調対象空間(部屋1A)から他の空間(廊下1B)への空気の移動量を相対的に少ない状態に調節しているときには、換気口を通して空調対象空間に流入する空気量も少なくなる。これに対して、空気移動量調節手段Mが、空調対象空間と他の空間との間での空気の移動量を相対的に多い状態に調節しているときには、換気口を通して空調対象空間に流入する空気量も多くなる。このように、換気口等の空気導入部を空調対象空間に設けることで、外気が空調対象空間に流入し、空調対象空間からは他の空間へ空気が流出するといった空気の流れが作り出されるようになる。
上記実施形態(別実施形態を含む、以下同じ)で開示される構成は、矛盾が生じない限り、他の実施形態で開示される構成と組み合わせて適用することが可能であり、また、本明細書において開示された実施形態は例示であって、本発明の実施形態はこれに限定されず、本発明の目的を逸脱しない範囲内で適宜改変することが可能である。
1A 部屋(空調対象空間)
1B 廊下(他の空間)
2 空調装置
3 出入口
4 扉
5 仕切部材
6 通気口
7 遮蔽部材
8 遮蔽部材駆動部
9 ファン
10 ファン駆動部
C1,C2 制御部
M(M1,M2) 空気移動量調節手段
M2a 上側空気移動量調節手段
M2b 下側空気移動量調節手段
Claims (5)
- 人が出入りするための出入口を有し、当該出入口に扉が設けられている空調対象空間の空調を行う空調装置と、
前記空調対象空間と前記出入口によって繋がっている他の空間との間での空気の移動量を調節可能な空気移動量調節手段とを備え、
前記空気移動量調節手段は、前記空調装置の運転状態に応じて前記空調対象空間と前記他の空間との間での空気の移動量を調節するように構成されている空調システム。 - 前記空気移動量調節手段は、
前記空調装置による空調が行われていないとき、前記空調対象空間から前記他の空間への空気の移動量を相対的に少ない状態に調節し、
前記空調装置による空調が行われているとき、前記空調対象空間と前記他の空間との間での空気の移動量を相対的に多い状態に調節する請求項1に記載の空調システム。 - 前記空気移動量調節手段を複数備え、
前記空調装置が暖房運転を行っているとき、複数の前記空気移動量調節手段のうち、相対的に上方に設けられている前記空気移動量調節手段によって、前記空調対象空間から前記他の空間への空気の移動量を相対的に多い状態に調節し、
前記空調装置が冷房運転を行っているとき、複数の前記空気移動量調節手段のうち、相対的に下方に設けられている前記空気移動量調節手段によって、前記空調対象空間から前記他の空間への空気の移動量を相対的に多い状態に調節する請求項2に記載の空調システム。 - 前記空気移動量調節手段は、
前記空調対象空間と前記他の空間との間を仕切る仕切部材又は前記出入口の前記扉に設けられ、前記空調対象空間と前記他の空間とを繋ぐ通気口と、
前記通気口を覆うことが可能な遮蔽部材と、
前記遮蔽部材を移動させて前記通気口の開口面積を調節することで、前記空調対象空間と前記他の空間との間での空気の移動量を調節可能な遮蔽部材駆動部と、
前記遮蔽部材駆動部の動作を制御する制御部とを備える請求項1〜3の何れか一項に記載の空調システム。 - 前記空気移動量調節手段は、
前記空調対象空間と前記他の空間との間を仕切る仕切部材又は前記出入口の前記扉に設けられ、前記空調対象空間と前記他の空間とを繋ぐ通気口と、
前記通気口を通る空気の流れを作り出すことができるファンと、
前記ファンの回転速度を調節することで、前記空調対象空間から前記他の空間への前記通気口を介した空気の移動量を調節可能なファン駆動部と、
前記ファン駆動部の動作を制御する制御部とを備える請求項1〜3の何れか一項に記載の空調システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015254644A JP2017116231A (ja) | 2015-12-25 | 2015-12-25 | 空調システム |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2015254644A JP2017116231A (ja) | 2015-12-25 | 2015-12-25 | 空調システム |
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JP2017116231A true JP2017116231A (ja) | 2017-06-29 |
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ID=59231662
Family Applications (1)
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JP2015254644A Pending JP2017116231A (ja) | 2015-12-25 | 2015-12-25 | 空調システム |
Country Status (1)
Country | Link |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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2015
- 2015-12-25 JP JP2015254644A patent/JP2017116231A/ja active Pending
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