JP2017114369A - 鉄道車両用台車 - Google Patents

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Abstract

【課題】板バネを備える台車において、吊り上げ用ロープと台車の構成部品とが干渉するのを防ぎつつ、当該台車を吊り上げ可能にする。【解決手段】鉄道車両の車体を支持するための横ばりと、輪軸を回転自在に支持する軸受を収容する軸受収容部を有する軸箱と、前記横ばりの車幅方向両端部を支持した状態で車両長手方向に延びる板バネと、前記軸箱の上方に設けられ、前記板バネの車両長手方向両端部を支持する受け部材と、を備え、前記受け部材の車両長手方向外側の部分には、台車吊り上げ用の吊り金具が取り付けられる取付孔が形成されている。【選択図】図2

Description

本発明は、鉄道車両用台車に関し、特にクレーン等により吊り上げ可能な鉄道車両用台車に関する。
鉄道車両用台車では、輪軸を回転自在に支持する軸受を収容する軸箱が軸箱支持装置を介して台車枠に支持されている。例えば、特許文献1では、台車枠が、車両長手方向に延びる一対の側ばりと、その一対の側ばりを車幅方向につなぐ横ばりとを有し、軸箱支持装置(軸バネ)が軸箱と台車枠の側ばりとを接続している。また、特許文献2では、台車枠のうち側ばりを省略して、車両長手方向に長い板バネを備える台車が提案されている。
ところで、台車は、車体との組立作業時などにクレーンによって吊り上げられることがある。従来では、台車を吊り上げるとき、クレーンのフックは吊り上げ用ロープを介して車軸又は軸箱に取り付けられていた。
特開2014−37191号公報 特許5442167号公報
しかし、吊り上げ用ロープを車軸又は軸箱に取り付ける場合、ロープの吊り角度によっては、当該ロープが車輪又は軸バネ等と干渉して、引っ掛かる可能性があった。そのため、各台車において、吊り上げ用ロープの引っ掛かりを防ぐために適切な吊り位置を設定することが必要となる。
そこで本発明は、板バネを備える台車において、吊り上げ用ロープと台車の構成部品とが干渉するのを防ぎつつ、当該台車を吊り上げ可能にすることを目的とする。
本発明の一形態に係る鉄道車両用台車は、鉄道車両の車体を支持するための横ばりと、輪軸を回転自在に支持する軸受を収容する軸受収容部を有する軸箱と、前記横ばりの車幅方向両端部を支持した状態で車両長手方向に延びる板バネと、前記軸箱の上方に設けられ、前記板バネの車両長手方向両端部を支持する受け部材と、を備え、前記受け部材の車両長手方向外側の部分には、台車吊り上げ用の吊り金具が取り付けられる取付孔が形成されている。
前記構成によれば、軸箱の上方に設けられた受け部材の車両長手方向外側の部分に吊り金具が取り付けられるので、板バネを備える台車を吊り上げるときに、吊り金具に取り付ける吊り上げ用ロープが輪軸又は板バネ等の台車の各構成部品と干渉して引っ掛かるのを抑制することができる。したがって、板バネを備える台車において、吊り上げ用ロープと台車の構成部品とが干渉するのを防ぎつつ、当該台車を吊り上げることが可能となる。
本発明によれば、板バネを備える台車において、吊り上げ用ロープと台車の構成部品とが干渉するのを防ぎつつ、当該台車を吊り上げることが可能となる。
実施形態に係る鉄道車両用台車の側面図である。 図1に示す台車の要部側面図である。 図2に示す台車の要部の分解側面図である。 図2のIV矢視図である。
以下、図面を参照しながら実施形態について説明する。なお、同一の又は対応する要素には全ての図を通じて同一の符号を付して重複する詳細説明を省略する。
図1は、実施形態に係る鉄道車両用台車1の側面図である。図1に示すように、鉄道車両用台車(以下、台車と呼ぶ)1は、空気バネ2を介して車体30を支持するための台車枠3を備える。台車枠3は、台車1の車両長手方向中央において車幅方向に延びる横ばり4を備えるが、従来の台車枠の構成と異なり、横ばり4の車幅方向両端部4aから車両長手方向に延びる側ばりを備えていない。
横ばり4の車両長手方向両側には、それぞれ車幅方向に沿って延びる車軸6が配置されている。車軸6の車幅方向両側には車輪7が圧入される。車軸6及び車輪7は、輪軸15を構成する。そして、台車1に設けられた一対の輪軸15は、横ばり4の車両長手方向両側に離間して配置されている。車軸6の車幅方向両側の端部には、車輪7よりも車幅方向外側にて車輪7を回転自在に支持する軸受8が設けられ、その軸受8は軸箱10に収容される。
軸箱10は、軸箱支持装置16を介して台車枠3の横ばり4に弾性的に連結されている。軸箱支持装置16は、軸箱10と横ばり4とを車両長手方向に連結する軸ばり21を備えている。軸ばり21は、軸箱10と一体に形成されて当該軸箱10から車両長手方向のうち横ばり4側に向かって延びている。軸ばり21の先端には、車幅方向両側に開口する筒状部21a(図2参照)が形成されており、当該筒状部21aが横ばり4の車幅方向両端部4aに設けられた受け座4bに対して、ゴムブッシュ及び心棒(図示せず)を介して弾性的に連結されている。
軸箱10と横ばり4との間には、車両長手方向に延びる板バネ9が架け渡されている。板バネ9は、その車両長手方向中央部9aにおいて、横ばり4の車幅方向端部4aを下方から支持しており、板バネ9の車両長手方向両端部9bは、軸箱10に間接に支持されている。即ち、板バネ9は、一次サスペンションの機能と従来の側ばりの機能とを有している。
板バネ9の車両長手方向両端部9bは、支持部材31を介して軸箱10に支持されている。支持部材31は、軸箱10の上部に設けられている。支持部材31は、受け部材32と、防振ゴムユニット33とを有している。受け部材32は、板バネ9の車両長手方向両端部9bを下方から支持する部材であり、防振ゴムユニット33を介して軸箱10の上方に設けられている。また、受け部材32は金属材料で形成され、平面視で略矩形状である。
防振ゴムユニット33は略円柱状であり、軸箱10と受け部材32との間に挿入されている。防振ゴムユニット33は、複数のゴム板33aと、当該複数のゴム板33aの間に介装された複数の金属板33bとによって構成されている(図2参照)。防振ゴムユニット33の上面は、車両長手方向の中央側に向けて斜め下方に傾斜している。なお、防振ゴムユニット33の上面は、板バネ9のうち車両長手方向端部9bの下面9cと略平行であれば、傾斜していなくてもよい。
次に、台車1をクレーンによって吊り上げるための構成について説明する。
図2は、図1に示す台車1の要部側面図である。図2に示すように、軸箱10は、軸受8を収容する軸受収容部10aと、当該軸受収容部10aから車両長手方向外側に突出する突出部10bとを有する。軸受収容部10aは、軸箱本体11と、当該軸箱本体11と一体に形成されて板バネ9を間接的に支持するバネ座12とを含んでいる。
軸箱本体11は、軸受8を収容する真円柱状の収容空間Vを有しており、軸ばり21と一体に形成されている。バネ座12の上面Sは、車両長手方向中央側に向けて斜め下方に傾斜し、板バネ9の下面9cと略平行である。なお、バネ座12と防振ゴムユニット33との間には、車輪7の輪重調整のためのライナーが介在してもよい。バネ座12には、その上面Sから上方に突出する略円柱状の突起部12aが形成され、防振ゴムユニット33の下側貫通孔33c(図3参照)に挿入されている。
引掛部材60は、金属製で略U字状の板材であり(図4参照)、その上端部が締結部材(例えば、ボルト)61で受け部材32に固定されている。クレーンによる吊り上げ時に引掛部材60と軸箱10の突出部10bとが引っ掛かることによって、台車1全体の吊り上げが可能となる。引掛部材60の詳細な構成については後述する。
吊り金具41は、例えばアイボルトであり、受け部材32の車両長手方向端部に形成され取付孔32aに取り付けられる。アイボルト41は、吊り上げ用ロープ50が挿通される孔41cを含む環状の取付部41aと、ネジ部41bとを有している。なお、アイボルト41の構成は、上述の構成に限られない。例えば、アイボルト41において、受け部材32の上面と接する平坦な座面を含む基部が、取付部41aとネジ部41bとの間に設けられていてもよい。
取付孔32aを貫通するネジ部41bに、受け部材32の下面からナット42を螺合させることで、アイボルト41が取付孔32aに固定される。このとき、アイボルト41は、その取付部41aが板バネ9の上面9dよりも上方に位置する状態となる。なお、取付孔32aは貫通孔としたが、タップ加工が施されていてもよい。
このようなアイボルト41は、台車1の前後左右の受け部材32にそれぞれ固定される。即ち、1台車あたり4つのアイボルト41が設けられ、各アイボルト41に吊り上げ用ロープ50が取り付けられる。そのため、台車1は、4本のロープ50を用いて吊り上げられる。台車1を吊り上げる際、ロープ50の吊り角度は、クレーンによる玉掛け作業において通常用いられる値に設定される。具体的には、ロープ50の吊り角度は90度未満、好ましくは60度以下となるように設定される。なお、アイボルト41及びナット42は、台車吊り上げ時にのみ取付孔32aに取り付けられ、通常の走行時では台車1から取り外される。
図3は、図2に示す台車1の要部の分解側面図である。図4は、図2のIV矢視図である。図2〜4に示すように、受け部材32は、板バネ9の下面9cを支持する底壁部32bと、当該底壁部32bの車幅方向両端部から上方に突出する一対の側壁部32cとを有している。底壁部32bには、その下面から部分的に下方に突出する突出部32dが形成され、防振ゴムユニット33の上側貫通孔33dに挿入されている(図3参照)。
板バネ9の車両長手方向端部9bは、底壁部32bと一対の側壁部32cとカバー部材34とによって囲まれている。また、一対の側壁部32cにはそれぞれ、タップ加工されたネジ挿通孔32eが形成され、車両長手方向外側からボルト61が螺合している。
更に、受け部材32には、底壁部32bの車両長手方向端部に設けられた外壁部32fが設けられている。外壁部32fには、取付孔32aがネジ挿通孔32eを挟む位置に形成されており、上述のように取付孔32aにはアイボルト41が取り付けられる。また、外壁部32fは、底壁部32bよりも上方に位置しており、軸箱10の突出部10bと上下方向に対向している。
引掛部材60は、受け部材32に固定される固定部60aと、引掛部60bとを有している。固定部60aは、略U字状の引掛部材60のうち上端部に相当し、引掛部60bは当該引掛部材60の下端部に相当する。固定部60aには、ボルト61が貫通する貫通孔60cがネジ挿通孔32eに対向する位置に形成されている。そして、固定部60aは、ボルト61によって側壁部32cに固定されている。引掛部60bは固定部60aよりも下方に設けられており、軸箱10の突出部10bに対して所定の間隔を設けて下側から対向している。
本実施形態では、引掛部材60は、常時、受け部材32に固定された構造としているが、台車吊り上げ時のみに台車1に取り付けられてもよい。
ここで、クレーンを駆動させて、吊り上げ用ロープ50の張力で受け部材32が上方に吊り上げられると、当該受け部材32に固定されている引掛部材60のうち引掛部60bが突出部10bの下面に当接する。これにより、アイボルト41を介して受け部材32が吊り上げられるときに、引掛部60bが突出部10bに引掛けられて、突出部10bを下方から支持することになる。その結果、引掛部材60が固定されている受け部材32と共に軸箱10も吊り上げられる。軸箱10は輪軸15を支持する軸受8を収容していると共に、軸箱支持装置16を介して台車枠3に接続されているため、当該軸箱10が受け部材32に追従して吊り上げられることで、台車1全体を吊り上げることが可能となる。
以上のように構成された台車1は、以下の効果を奏する。
台車吊り上げ用のアイボルト41が取り付けられる取付孔32aが、軸箱10の上方に設けられた受け部材32に形成されている。これにより、板バネ9を備える台車1を吊り上げるときに、吊り上げ用ロープ50が台車構成部品である輪軸15と干渉しない。また、板バネ9の端部を支持する受け部材32の車両長手方向端部に取付孔32aが形成されているため、吊り上げ用ロープ50が板バネ9と干渉しない。
具体的には、受け部材32の底壁部32bの車両長手方向端部でかつ上方に位置する外壁部32fに取付孔32aが形成されている。これにより、取付孔32aが板バネ9に対して十分に高い位置に設けられることになり、吊り上げ用ロープ50が板バネ9と干渉して引っ掛かるのを好適に防止することができる。
また、アイボルト41は、その取付部41aが板バネ9の上面9dよりも上方に位置した状態で取付孔32aに取り付けられる。これにより、取付部41aに取り付けられる吊り上げ用ロープ50が輪軸15又は板バネ9等と干渉して引っ掛かるのを十分に防ぐことができる。
また、受け部材32に固定された引掛部材60の引掛部60bが、軸箱10の突出部10bに対して下側から対向している。そして、アイボルト41が取り付けられる受け部材32が吊り上げられるときに、引掛部60bが突出部10bに当接して引っ掛かることによって、突出部10bを下方から支持するため、受け部材32と共に軸箱10も吊り上げられる。これにより、軸箱10と受け部材32とが別体に形成された台車1を吊り上げる場合においても、当該台車1全体を吊り上げることが可能となる。
受け部材32は、底壁部32bと、当該底壁部32bの車幅方向両端部から上方に突出する一対の側壁部32cとを有している。これにより、板バネ9の車両長手方向端部9bが、一対の側壁部32cによって車幅方向両側から覆われることになるので、台車吊り上げ中においても板バネ9を安定して支持することができる。更に、本実施形態では、板バネ9の車両長手方向端部9bを上方から覆うカバー部材34が受け部材32に固定されている。これにより、板バネ9の車両長手方向両端部9bは、底壁部32bと一対の側壁部32cとカバー部材34とによって囲まれるため、台車1の吊り上げ中に、板バネ9をより安定して支持することができる。
また、アイボルト41は取付孔32aに着脱可能に取り付けられる。これにより、台車吊り上げ時以外(例えば、台車走行時など)には受け部材32からアイボルト41を取り外すことができ、当該アイボルト41を台車1とは別に保管して管理することができる。
なお、本発明は前述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲でその構成を変更、追加、又は削除することができる。前述の実施形態では、受け部材32が軸箱10と別体で形成されており、引掛部材60を用いて受け部材32と共に軸箱10を吊り上げていたが、この構成に限られず、例えば、受け部材32と軸箱10とを一体に形成することで引掛部材60を用いずに台車1を吊り上げる構成としてもよい。
1 台車
4 横ばり
8 軸受
9 板バネ
9b 車両長手方向両端部
10 軸箱
10a 軸受収容部
10b 突出部
15 輪軸
30 車体
32 受け部材
32a 取付孔
32b 底壁部
32c 側壁部
32f 外壁部
41 吊り金具(アイボルト)
41a 取付部
50 台車吊上げ用ロープ
60 引掛部材
60a 固定部
60b 引掛部

Claims (6)

  1. 鉄道車両の車体を支持するための横ばりと、
    輪軸を回転自在に支持する軸受を収容する軸受収容部を有する軸箱と、
    前記横ばりの車幅方向両端部を支持した状態で車両長手方向に延びる板バネと、
    前記軸箱の上方に設けられ、前記板バネの車両長手方向両端部を支持する受け部材と、を備え、
    前記受け部材の車両長手方向外側の部分には、台車吊り上げ用の吊り金具が取り付けられる取付孔が形成されている、鉄道車両用台車。
  2. 前記受け部材に固定された固定部と、前記固定部よりも下方に設けられた引掛部とを有する引掛部材を更に備え、
    前記軸箱は、前記軸受収容部から車両長手方向外側に突出する突出部を有し、
    前記吊り金具を介して前記受け部材が吊り上げられるときに前記引掛部が前記突出部を支持するように、前記引掛部が前記突出部に対して下側から対向している、請求項1に記載の鉄道車両用台車。
  3. 前記受け部材は、前記板バネの下面を支持する底壁部と、前記底壁部の車両長手方向外側に設けられて前記底壁部よりも上方に位置する外壁部とを有し、
    前記取付孔は、前記外壁部に形成されている、請求項1又は2に記載の鉄道車両用台車。
  4. 前記受け部材は、前記底壁部の車幅方向両端から上方に突出する一対の側壁部を更に有する、請求項3に記載の鉄道車両用台車。
  5. 前記吊り金具は、台車吊り上げ用ロープが取り付けられる環状の取付部を有するアイボルトであり、
    前記アイボルトは、前記取付部が前記板バネよりも上方に位置する状態で前記取付孔に取り付けられる、請求項1乃至4のいずれか1項に記載の鉄道車両用台車。
  6. 前記アイボルトは、前記取付孔に着脱可能に取り付けられる、請求項5に記載の鉄道車両用台車。
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