JP2017113441A - 遊技機 - Google Patents
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Abstract
Description
そこで、この発明は、制御基板への負荷を増大させることなく、検知手段の搭載数を増加できる遊技機を提供することを目的とする。
請求項3に記載の発明は、前記2つ以上の所定の検知手段は、検知範囲が互いに重複していないことを特徴とする請求項1又は2に記載の遊技機である。
請求項5に記載の発明は、前記2つ以上の所定の検知手段から出力される前記検知信号を前記制御手段に中継するための中継基板をさらに含み、前記中継基板において、前記論理OR出力可能な回路構成を構成したことを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の遊技機である。
請求項7に記載の発明は、前記制御手段は、前記2つ以上の所定の検知手段のうち、第1の検知手段からの検知信号を受信した場合と、第2の検知手段からの検知信号を受信した場合と、で共通のエラー報知を実行可能としたことを特徴とする請求項1〜6のいずれか一項に記載の遊技機である。
図1は、本発明の一実施形態に係る遊技機1の斜視図である。本実施形態では、遊技機1は、遊技球を用いた遊技を行うパチンコ機であるが、本発明を、遊技メダルを用いた遊技を行うパチスロ機に適用することもできる。
遊技機1は、遊技店内に配列された遊技島への取付け(設置)のための略四角枠状の外枠102と、この外枠102に対し片開き可能に取り付けられた前枠103とを備えている。外枠102の左右一方、たとえば左側のヒンジ104によって、前枠103はヒンジ104の回動軸まわりに回動可能に保持されている。
図2は、遊技盤2の正面図である。
円形領域Rにおいて、センターユニット7の下方(円形領域Rの下部)には、第1特別図柄始動口8が配置されている。第1特別図柄始動口8は、円形領域Rを流下する遊技球を入球可能に設けられている。第1特別図柄始動口8は、開閉手段等を有しない非可変式の入賞口(いわゆるヘソ入賞口)である。第1特別図柄始動口8への1球の遊技球の入賞に伴い、予め定める個数(たとえば3球)の賞球が、賞球払出装置9(図7参照)から払い出される。また、第1特別図柄始動口8への遊技球の入賞に伴って、特別利益状態を実行する大当りであるか否か、あるいは小当り遊技を実行する小当りであるか否かを決定するための特別図柄抽選が実行される。第1特別図柄始動口8は、第1特別図柄始動口8および次に述べる第2可変入賞装置17をユニット化した下部ユニット74に設けられている。
第2可変入賞装置17は、第2特別入賞口31と、第2特別入賞口31を開閉可能な第2特別入賞口開閉役物32と、第2特別入賞口開閉役物32を開閉するための第2特別入賞口開閉役物駆動機構(たとえばソレノイド類を含む)33(図7参照)とを含む。第2特別入賞口31は、遊技球の直径よりも大きい前後方向幅を有している。第2特別入賞口31は、左右方向に関して、複数個(たとえば3〜4球)の遊技球が同時に入球可能なサイズに形成されている。第2特別入賞口31への1球の遊技球の入賞に伴い、予め定める個数(たとえば3球)の賞球が、賞球払出装置9(図7参照)から払い出される。
開状態の第2特別入賞口31から入った遊技球は、接続路35を通して流下する。遊技球の通過は、接続路35に配置された第2特別入賞口入球センサ36によって検出され、第2特別入賞口31への入賞としてカウントされる。V通過判定部34は、接続路35と連通する振分流路37を備えている。振分流路37は、その入口が1本の通路で出口は2本に分岐する二股通路から構成されている。接続路35から振分流路37に入った遊技球は、特定領域(V領域)38または非特定領域(外れ領域)39のいずれかに振り分けられる。図3では、非特定領域39用の流路が上側に設けられ、特定領域38用の流路が下側に設けられている。振分流路37の分岐部分には、振分流路37の分岐部分よりも上流側部分を流下する遊技球を特定領域38用の流路へと導くための振分口41が形成されている。振分流路37には、振分口41に関連して、振分口41を開閉可能な駆動板40が設けられている。駆動板40には、駆動板40を水平方向に駆動するための駆動ソレノイド49(図7参照)が接続されている。駆動板40が閉塞位置にあり、そのため振分口41が閉塞された状態では、振分流路37の分岐部分よりも上流側部分を流下する遊技球は、駆動板40上を通って、非特定領域39用の流路へと振り分けられる。一方、駆動板40が開放位置にあり、そのため振分口41が開放された状態では、振分流路37の分岐部分よりも上流側部分を流下する遊技球は、振分口41を通って、特定領域38用の流路へと振り分けられる。
図2に示すように、たとえば遊技盤2の盤面におけるガイドレール3の外側領域には、第1特別図柄表示手段45、第2特別図柄表示手段46および普通図柄表示手段47が配置されている。
また、遊技機1は、右打ち遊技(遊技領域Sの右流下領域Sbに向けて遊技球を発射させる遊技)を実行できるように構成されている。第1特別利益状態中、第2特別利益状態中、開放延長状態中または小当り遊技中において、遊技者は右打ち遊技を行う。このとき、発射装置から勢い良く放たれた遊技球は、センターユニット7の上方を通って、右流下領域Sbへと達し、右流下領域Sbの上端部から下方に向けて放出される。
開放延長状態の非実行時には、大抵の場合普通電動役物16が閉状態をなしている。そのため、右流下領域Sbを流下する遊技球は、第2特別図柄始動口15には滅多に入賞しない。一方、開放延長状態中には、普通電動役物16が頻繁に開動作するため、右流下領域Sbを流下する遊技球が、第2特別図柄始動口15に入賞し易い。
また、小当り遊技中には、第2特別入賞口31が所定のパターンで開放する。したがって、遊技者が右打ち遊技を行うことにより、第2特別入賞口31に遊技球を入賞させることができる。第2特別入賞口31に入った遊技球が特定領域38を通過するとV通過となって、V通過に基づく大当りが発生し、その後に第1特別利益状態が実行される。
次に、下部ユニット74について説明する。下部ユニット74は、第1特別図柄始動口8を有する入賞口ユニットとしての機能と、第2可変入賞装置17を有する可変入賞口ユニットとしての機能と、サイドランプおよび下部ランプとしての機能とを併せ持っている。さらに、下部ユニット74は、第3普通入賞口18をも備えている。
図4および図5は、下部ユニット74の立体分解図である。
台板201の前面右下部には、下飾り電飾基板206が、前方からビス止め等により取り付けられている。下飾り電飾基板206は、その前面に複数個(たとえば9個)の第1のLEDランプ217が分散配置されている。下飾り電飾基板206は下部ユニット中継基板208に接続されており、下部ユニット中継基板208および演出インターフェイス基板54(図7参照)を介して演出制御基板51(図7参照)に接続されている。
左後面カバー204の左部分の下部には、第2の磁気センサ(検知手段)272が配置されている。第2の磁気センサ272は、左右方向に長い平面視矩形板状をなし、略水平に延びている。第2の磁気センサ272は、第1特別図柄始動口8の下方において長く左右に延びている。図7を用いて後述するように、第2の磁気センサ272の検知範囲は、第1特別図柄始動口8、非特定領域39およびアウト口48をカバーしており、これらに対し磁石を用いて不正に遊技球を滞留させるようなゴト行為(磁石ゴト)が行われることを未然に防止するものである。
各端子238は、各電飾基板206,207や第2特別入賞口開閉役物駆動機構33、駆動ソレノイド49、各センサ36,42,43,44,227,272,228,300に電気的に接続されている。下部ユニット中継基板208は、演出インターフェイス基板54(図7等参照)および中継基板56(図7等参照)と各部材206,207,126,241,261,36,61,43,44,227,228との信号授受を中継している(図7も併せて参照)。
遊技盤2には、第1〜第3の磁気センサ227,272,228の他に、第4〜第7の磁気センサ(検知手段)274〜277という4つの磁気センサが搭載されている。第4〜第7の磁気センサ274〜277は遊技盤2を構成するベニヤ版において、当該盤面の盤面の直ぐ後方に埋設されている。図6には、各磁気センサ227,272,228,274〜277の検知範囲を、実線、二点鎖線および破線の3重円(より具体的には楕円)で記載し、当該磁気(磁界(静電界))の強さに応じて段階的に描いている。より具体的には、図6では、遊技機1の製造時に行う、検査用磁石(図示しない)を検知する場合の検知範囲を示している。図6の3重円のうち最も内側の円(楕円)が、検査用磁石の磁力が最も弱い場合(標準の磁石を2枚重ねにした場合)の検知範囲であり、図6の3重円のうち中から2つ目の円(楕円)が、検査用磁石の磁力がその次に弱い場合(標準の磁石を3枚重ねにした場合)の検知範囲であり、図6の3重円のうち最も外側の円(楕円)が、検査用磁石の磁力が最も強い場合の検知範囲である。
第6の磁気センサ276は、第1特別入賞口22の下方で、かつ第2特別図柄始動口15の右斜め上方(すなわち右流下領域Sb)において、その長手方向が上下方向に沿うように配置されている。第6の磁気センサ276の検知範囲は、第1特別入賞口22および第2特別図柄始動口15をカバーしている。第6の磁気センサ276の検出範囲は、第5の磁気センサ275および第7の磁気センサ277の検出範囲と重なっているが、それ以外の磁気センサ227,272,228,274とは重なっていない。とくに、第5の磁気センサ275の配置位置と第6の磁気センサ276の配置位置との間は十分に離間しているため、第5および第6の磁気センサ275,276の検知範囲が互いに重複することはない。
遊技機1は、当該遊技機1の統括的な動作制御を司る主制御基板(制御手段)50と、演出制御を司る演出制御基板51と、遊技機1から遊技球を払い出すための払出制御基板52とを備えている。
払出制御基板52は、CPU、RAM、ROM等を含むマイクロコンピュータを備えており、主制御基板50に直接接続されている。払出制御基板52には、賞球払出装置9が制御対象として接続されている。払出制御基板52には、遊技機1の外部に所定の信号(情報)を出力するための外部端子基板53が接続されている。外部端子基板53は、たとえば遊技店のホールコンピュータに信号を外部出力可能にされている。
中継基板56には、第2特別入賞口31(図2参照)に遊技球が入球したことを検出するための第2特別入賞口入球センサ36、位置センサ42、特定領域センサ43、非特定領域センサ44、第1〜第3の磁気センサ227,272,228および振動センサ300が、下部ユニット中継基板208を介して接続されている。主遊技制御用マイクロコンピュータ50Mには、各センサ36,42,43,44,227,272,228,300の検出出力が、中継基板56および下部ユニット中継基板208を経由して入力されるようになっている。
また、中継基板56には、普通図柄ゲート13(図2参照)を遊技球が通過したことを検出するための普通ゲート通過センサ63、第1特別入賞口22(図2参照)に遊技球が入球したことを検出するための第1特別入賞口入球センサ64、第4〜第7の磁気センサ(検知手段)274〜277および電波センサ281が、下部ユニット中継基板208を介さずに接続されている。電波センサ281は、放射磁界の検出により検出信号を出力するセンサであり、遊技機1に対し強い電波が発せられた場合に異常を検知するためのセンサである。
また、中継基板56には、普通電動役物駆動機構29および第1特別入賞口開閉役物駆動機構24が、下部ユニット中継基板208を介さずに接続されている。主制御基板50は、普通電動役物駆動機構29および第1特別入賞口開閉役物駆動機構24を、中継基板56を介して制御する。
演出インターフェイス基板54には、スピーカ110やランプユニット111が、枠中継基板57を介して、制御対象として接続されている。
演出制御基板51は、主制御基板50からの制御指令信号に基づいて、液晶表示ユニット6の具体的な演出内容を決定し、その演出内容が記された制御指令信号を制御対象に対して出力する。具体的には、演出制御基板51から出力される制御指令信号は、演出インターフェイス基板54を介して液晶表示制御基板55に与えられる。液晶表示制御基板55は、演出制御基板51から送出される制御指令信号(この場合、液晶制御用の制御指令信号)の内容に基づいて液晶表示ユニット6の表示を制御する。
入力ポート50P(図7参照)は、複数の入力ポートを有している。そのうちの一つが異常検知用入力ポート50PINである。
図8に示すように、異常検知用入力ポート50PINのビット「0」およびビット「1」には、それぞれ、電波センサ281の検知信号および振動センサ300の検知信号が入力される。異常検知用入力ポート50PINのビット「2」〜ビット「5」には、第1〜第4の磁気センサ274〜277の検知信号がそれぞれ入力される。異常検知用入力ポート50PINのビット「6」には、第5および第6の磁気センサ275,276の検知信号が入力される。異常検知用入力ポート50PINのビット「7」には、第7の磁気センサ277の検知信号が入力される。
コネクタCNは、中継基板56(図7参照)からの信号を主制御基板50(図7参照)伝達するためのケーブルを、接続するためのコネクタである。中継基板56には、ドライバ回路としての半導体素子(図示しない)が搭載されている。
たとえば、コネクタCNのチャンネル「3」には電波センサ281の検知信号が一対一対応で入力され、コネクタCNのチャンネル「5」には振動センサ300の検知信号が一対一対応で入力される。また、コネクタCNのチャンネル「6」には第1の磁気センサ227の検知信号が一対一対応で入力され、コネクタCNのチャンネル「9」には第2の磁気センサ272の検知信号が一対一対応で入力され、コネクタCNのチャンネル「10」には第3の磁気センサ228の検知信号が一対一対応で入力され、コネクタCNのチャンネル「11」には第4の磁気センサ274の検知信号が一対一対応で入力される。コネクタCNのチャンネル「12」には第5の磁気センサ275の検知信号および第6の磁気センサ276の検知信号が入力される。第5の磁気センサ275および第6の磁気センサ276は、チャンネル「12」に論理OR出力可能に接続されている(以下、このような接続(論理OR接続)が採用された回路構成を、「論理OR出力する回路構成」という場合がある。以下同じ)。具体的には、第5の磁気センサ275の検知信号の出力および第6の磁気センサ276の検知信号の出力は、中継基板56においてワイヤードOR接続されている。そのため、第5の磁気センサ275の検知信号の出力および第6の磁気センサ276の検知信号の出力は、1つの信号出力としてコネクタCNのチャンネル「12」に入力される。コネクタCNのチャンネル「14」には第7の磁気センサ277の検知信号が一対一対応で入力される。なお、コネクタCNのチャンネル「4」、チャンネル「7」およびチャンネル「13」はグランド(GND)接続用の端子であり、コネクタCNのチャンネル「5」およびチャンネル「8」は電源供給用の端子である。
第5の磁気センサ275の出力端子に接続された信号線L1には、ダイオードD1が介装されている。信号線L1は、ダイオードD1よりも始端側において抵抗R1を介して直流電源VDにプルアップ接続されている。第6の磁気センサ276の出力端子に接続された信号線L2には、ダイオードD2が介装されている。信号線L2は、ダイオードD2よりも始端側において抵抗R2を介して直流電源VDにプルアップ接続されている。信号線L1および信号線L2の終端は、一端がコネクタのチャンネル「12」に接続される信号線L3の他端に共に接続されている。信号線L1および信号線L2の終端は、抵抗R3を介して接地されている。
システムリセット処理の実行は、電源が投入され、主制御基板50に対し電源基板(図示しない)からのシステムリセット信号が入力されることに基づいて開始される。この場合に、CPU50Aは、最初に自らを割込み禁止状態に設定し、かつCPU50Aに内蔵されている各レジスタの値を初期設定する。次いで、CPU50Aは、周辺の基板(たとえば、払出制御基板52や演出制御基板51等の基板)の初期設定の完了までウエイトする。
タイマ割込処理が開始されると、CPU50Aのレジスタを保存することなく、速やかに異常電源チェック処理が実行される(ステップS1)。異常電源チェック処理においては、主制御基板50に接続された電源基板(図示しない)から主制御基板50に供給されている電圧降下信号のレベルが判定される。この電圧降下信号のレベルが電源遮断を示すレベルであることが1回または複数回のタイマ割込処理に跨って検出されると、その後バックアップ処理に移行する。
次いで、入力管理処理が実行される(ステップS3)。入力管理処理は、遊技機1に設けられた各種センサの検出出力の内容(たとえば、各種検出センサがオンオフ信号を出力する場合にはオン状態かオフ状態か)を記憶したり、その信号に基づくデータを定期的に更新したりする処理である。各種センサとして、位置センサ42、特定領域センサ43、非特定領域センサ44、第1特別図柄始動口入球センサ61、第2特別図柄始動口入球センサ62、普通ゲート通過センサ63、第1特別入賞口入球センサ64、第2特別入賞口入球センサ36等を例示することができる。
次いで、賞球払出装置9に遊技球を供給するための球供給機構(図示しない)に対する遊技球の補給停止の有無や遊技球の詰まりの有無を判定するエラー管理処理が行われる(ステップS5)。このエラー管理処理においては、次に述べるように、遊技機1における異常発生の有無も判定されるようになっている。
普通電動役物管理処理の終了後には、次いで、第1特別図柄管理処理が行われる(ステップS9)。この第1特別図柄管理処理においては、第1特別図柄始動口8への入賞に伴う一連の抽選処理が実行される。
次いで、第1または第2特別図柄管理処理に含まれる大当り判定用乱数判定処理において大当りであると判定された場合には、その後、第2特別入賞口31の開放動作(特別入賞口開閉役物23,32の開動作)に向けた処理が実行され、その後第2特別入賞口31の開放動作を実現するための処理が実行される(S11:特別電動役物管理処理)。
次いで、それぞれソレノイドからなる、第1特別入賞口開閉役物駆動機構24、第2特別入賞口開閉役物駆動機構33、普通電動役物駆動機構29、可動片駆動ソレノイド等を管理するソレノイド管理処理が実行される(ステップS14)。
図11は、エラー管理処理(S5)の流れを示すフローチャートである。図12は、図11に示す不正信号検出処理(S21)の流れを示すフローチャートである。図13は、エラー管理処理(S5)の流れを示すタイミングチャートである。
異常検知以降、CPU50Aは、当該異常検知から所定のエラー判定時間が経過したか否かを監視する(ステップS45〜S47)。そして、エラー判定時間が経過したとき(ステップS46でYES)には当該エラーのエラータイマをセットする(ステップS48)。その後、図12の不正検出処理はリターンされ、図11のステップS22に移行する。
図11に戻って、CPU50Aは、磁気エラー用のエラータイマの値が零以外である場合(ステップS22でNO)には、磁気エラーのエラー報知実行中として、磁気エラー情報をエラー情報としてセットする(ステップS23)。CPU50Aは、電波エラー用のエラータイマの値が零以外である場合(ステップS24でNO)には、磁気エラーのエラー報知実行中として、磁気エラー情報をエラー情報としてセットする(ステップS25)。CPU50Aは、振動エラー用のエラータイマの値が零以外である場合(ステップS26でNO)には、磁気エラーのエラー報知実行中として、磁気エラー情報をエラー情報としてセットする(ステップS27)。
オン状態となったセンサ類が磁気センサ227,272,228,274〜277である場合、CPU50Aは、当該磁気センサのオン状態を一定時間(100msec)検出すると、磁気エラーの発生であると判定する。そして、当該磁気センサがオフ状態に戻った後一定時間(30sec)経過すると、当該磁気エラーから復帰する。
また、オン状態となったセンサ類が振動センサ300である場合、CPU50Aは、当該振動センサのオン状態を一定時間(1000msec)検出すると、振動エラーの発生であると判定する。そして、当該振動センサがオフ状態に戻った後一定時間(30sec)経過すると、当該振動エラーから復帰する。
図13に示すように、異常の検出後、遊技機1の状態は、A状態→B状態→C状態と順に遷移する。これらA状態、B状態およびC状態は、次に述べるような状態である。
A状態:センサ類はオン状態であるが、エラーカウンタの値が判定時間未満であるため、エラーは未だ発生していない状態。
B状態:エラーは発生しているが、エラーを未だ報知していない状態。この状態では、エラータイマを30secにセットし続けている。
C状態:センサ類はオフ状態であるが、エラータイマが零になるまでエラーを報知している状態。
たとえば、論理OR出力可能な接続の対象が、第5および第6の磁気センサ275,276であるとして説明したが、互いに検知範囲が重複しない磁気センサ227,272,228,274〜277の組合せであれば、その他の組合せを採用できる。
また、異常検知用入力ポート50PINに、磁気センサ227,272,228,274〜277の検知出力のみが入力され、他の異常検知センサの検知出力が入力されないようになっていてもよい。
また、磁気センサと電波センサとの組合せのように、互いに種別の異なるセンサの組合せを、OR論理出力可能な回路構成(論理OR出力可能な接続の対象)とするようにしてもよい。これにより、検知信号を受ける制御基板側の信号入力を削減できること言うまでもない。
例えば、液晶表示により「磁気センサエラー」等の表示を行い、遊技者やホール従業員に磁気センサが異常を検知している旨を伝える。ここで、2つ以上の所定の磁気センサのエラー報知態様としては、複数の磁気センサのうちいずれの磁気センサからの検知信号であっても、共通のエラー報知を行うようにしてもい。
また、このような検出手段のエラーの報知は、液晶上に表示するだけに限らず、ランプ、音により行うようにしてもよい。
また、前述の実施形態では、論理OR出力可能に接続された検知手段を1組設ける場合を例に挙げたが、論理OR出力可能に接続された検知手段が複数組設けられていてもよい。
また、前述の説明では、遊技機1がいわゆる1種2種混合タイプである場合を例に挙げて説明したが、これ以外のタイプの弾球遊技機(たとえばいわゆる2種タイプの弾球遊技機)にも、本発明を適用可能である。
その他、特許請求の範囲に記載された事項の範囲で種々の設計変更を施すことが可能である。
2:遊技盤
7:センターユニット
56:中継基板
227:第1の磁気センサ(検知手段)
272:第2の磁気センサ(検知手段)
228:第3の磁気センサ(検知手段)
274:第4の磁気センサ(検知手段)
275:第5の磁気センサ(検知手段)
276:第6の磁気センサ(検知手段)
277:第7の磁気センサ(検知手段)
Claims (7)
- 不正検知のための複数の検知手段と、
各検知手段から出力された検知信号を受ける制御手段と、を備え、
前記複数の検知手段のうち、2つ以上の所定の検知手段の検知信号を論理OR出力する回路構成により前記制御手段に入力することを特徴とする遊技機。 - 前記検知手段は、検知範囲の磁界を検知して検知信号を出力する磁気センサであることを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
- 前記2つ以上の所定の検知手段は、検知範囲が互いに重複していないことを特徴とする請求項1又は2に記載の遊技機。
- 遊技盤の盤面略中央に配置されたセンターユニットをさらに含み、
前記2つ以上の所定の検知手段は、前記センターユニットよりも前記盤面左側の領域に配置された第1の検知手段と、前記センターユニットよりも前記盤面右側の領域に配置された第2の検知手段とを備えることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の遊技機。 - 前記2つ以上の所定の検知手段から出力される前記検知信号を前記制御手段に中継するための中継基板をさらに含み、
前記中継基板において、前記論理OR出力可能な回路構成を構成したことを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の遊技機。 - 前記制御手段は、所定数の検知信号を受信可能な入力ポートを有し、
前記遊技機に搭載された前記検知手段の個数が前記入力ポートにおいて該検知手段用に割り当てられている検知ビットの数よりも多いことを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載の遊技機。 - 前記制御手段は、
前記2つ以上の所定の検知手段のうち、第1の検知手段からの検知信号を受信した場合と、第2の検知手段からの検知信号を受信した場合と、で共通のエラー報知を実行可能としたことを特徴とする請求項1〜6のいずれか一項に記載の遊技機。
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