JP2017112907A - コーヒー飲料の製造方法およびコーヒー飲料の品質改善方法 - Google Patents
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Description
前記コーヒー抽出液を貯留する第2の容器と、
前記第1の容器の内部、または前記第1の容器と前記第2の容器との間の領域に配され、かつ前記コーヒー抽出液を濾過する濾過フィルターと、
前記第1の容器と前記第2の容器との間の領域に配されるとともに、前記第1の容器側の空間と前記第2の容器側の空間とを区切り、かつ流路開閉機能を有したバルブと、を備えた抽出装置を用いるコーヒー飲料の製造方法であって、
前記第1の容器にコーヒー豆および熱水を導入し、前記コーヒー豆を前記熱水で浸漬することにより前記コーヒー抽出液を調製する、第1の浸漬工程と、
前記コーヒー抽出液を前記第2の容器に払い出しながら、前記第1の容器内の前記コーヒー豆を、前記第1の容器内に残存する前記コーヒー抽出液で蒸らす、蒸らし工程と、
前記第1の容器内の前記コーヒー豆を、前記熱水とは別に準備した他の熱水で浸漬する、第2の浸漬工程と、
を含み、
前記第1の浸漬工程における前記バルブの開閉状態は、閉状態であり、
前記蒸らし工程における前記バルブの開閉状態は、開状態であり、
前記第2の浸漬工程における前記バルブの開閉状態は、閉状態または開状態である、コーヒー飲料の製造方法が提供される。
前記コーヒー抽出液を貯留する第2の容器と、
前記第1の容器の内部、または前記第1の容器と前記第2の容器との間の領域に配され、かつ前記コーヒー抽出液を濾過する濾過フィルターと、
前記第1の容器と前記第2の容器との間の領域に配されるとともに、前記第1の容器側の空間と前記第2の容器側の空間とを区切り、かつ流路開閉機能を有したバルブと、を備えた抽出装置を用いて作製したコーヒー飲料の品質改善方法であって、
前記第1の容器にコーヒー豆および熱水を導入し、前記コーヒー豆を前記熱水で浸漬することにより前記コーヒー抽出液を調製する、第1の浸漬工程と、
前記コーヒー抽出液を前記第2の容器に払い出しながら、前記第1の容器内の前記コーヒー豆を、前記第1の容器内に残存する前記コーヒー抽出液で蒸らす、蒸らし工程と、
前記第1の容器内の前記コーヒー豆を、前記熱水とは別に準備した他の熱水で浸漬する、第2の浸漬工程と、
を含み、
前記第1の浸漬工程における前記バルブの開閉状態を閉状態とし、前記蒸らし工程における前記バルブの開閉状態を開状態とし、前記第2の浸漬工程における前記バルブの開閉状態を閉状態または開状態とする、コーヒー飲料の品質改善方法が提供される。
本実施形態に係るコーヒー飲料の製造方法は(以下、本製造方法ともいう。)、コーヒー抽出液を作製する第1の容器と、コーヒー抽出液を貯留する第2の容器と、第1の容器の内部、または第1の容器と第2の容器との間の領域に配され、かつコーヒー抽出液を濾過する濾過フィルターと、第1の容器と第2の容器との間の領域に配されるとともに、第1の容器側の空間と第2の容器側の空間とを区切り、かつ流路開閉機能を有したバルブと、を備えた抽出装置を用いる手法である。かかる製造方法は、第1の容器にコーヒー豆および熱水を導入し、上記コーヒー豆を上記熱水で浸漬することによりコーヒー抽出液を調製する、第1の浸漬工程と、コーヒー抽出液を第2の容器に払い出しながら、第1の容器内のコーヒー豆を、第1の容器内に残存するコーヒー抽出液で蒸らす、蒸らし工程と、第1の容器内のコーヒー豆を、熱水とは別に準備した他の熱水で浸漬する、第2の浸漬工程と、を含むものである。そして、本製造方法においては、上記第1の浸漬工程におけるバルブの開閉状態は閉状態であり、蒸らし工程におけるバルブの開閉状態は、開状態である。また、第2の浸漬工程におけるバルブの開閉状態は、閉状態または開状態である。そして、このような本製造方法によれば、雑味による影響を低減させることができる程度に香味感を向上させたコーヒー抽出液を効率良く作製することが可能となる。
そこで、本発明者らは、従来のコーヒー抽出液において上述した不都合が生じる原因について鋭意検討した結果、従来の製造プロセスでは、コーヒー豆中に含まれている香味成分を存分に引き出せていない可能性があることを見出した。
図1に示すように、本製造方法に使用する抽出装置は、コーヒー抽出液を作製する第1の容器10と、コーヒー抽出液を貯留する第2の容器20と、第1の容器10の内部、または第1の容器10と第2の容器20との間の領域に配され、かつコーヒー抽出液を濾過する濾過フィルター40と、第1の容器10と第2の容器20との間の領域に配されるとともに、第1の容器10側の空間と第2の容器20側の空間とを区切り、かつ流路開閉機能を有したバルブ30と、を備えたものである。
また、濾過フィルター40の濾過粒度(目開き)は、好ましくは、0.1mm以上0.5mm以下であり、さらに好ましくは、0.1mm以上0.4mm以下である。こうすることで、コーヒー豆に由来する残存固形成分が雑味としてコーヒー抽出液に混入してしまうことを防ぐことができる。
まず、上述したバルブ30を閉状態に設定し、第1の容器10内にコーヒー豆および熱水を導入する。このとき、導入したコーヒー豆全量が熱水に浸漬するように、上記熱水を第1の容器10内に導入することが好ましい。こうすることで、第1の容器10内に導入した全てのコーヒー豆に対して、熱水を効果的に接触させることができる。そのため、本製造方法によれば、第1の容器10内に導入したコーヒー豆全体からムラなく、当該コーヒー豆に由来する香味成分を抽出することが可能となる。具体的には、第1の容器10内に導入したコーヒー豆全体からムラなく、当該コーヒー豆に含まれている香味成分の内、少なくとも水に溶けやすい成分の大半を熱水中に抽出することが可能となる。
ここで、コーヒー飲料における雑味(渋みやエグみ等)は、たとえば、コーヒー豆中に含まれているタンニン等の成分に由来する呈味であるとされている。また、タンニンや繊維質等の雑味成分は、一般的に、水に対して溶けにくい成分として知られている。くわえて、コーヒー豆中に含まれている香味成分は、一般に、酸味成分、旨味・甘味成分、苦味成分、雑味成分の順に抽出されやすいとされている。
次に、図2(c)に示すように、上述したバルブ30を開状態に設定し、コーヒー抽出液を第2の容器20に払い出しながら、第1の容器10内のコーヒー豆を、第1の容器10内に残存するコーヒー抽出液で蒸らす。こうすることで、上述した第1の浸漬工程において調製したコーヒー抽出液を回収すると同時に、コーヒー豆中に含まれている炭酸ガスを放出することができる。これにより、後述する第2の浸漬工程において作製したコーヒー抽出液を第2の容器20に払い出す際に、コーヒー豆中に含まれている炭酸ガスに起因したフィルター目詰まりが生じることを抑制することができる。また、この工程においてコーヒー豆中に含まれている炭酸ガスを十分に放出しておくことにより、後述する第2の浸漬工程におけるコーヒー豆中に残存している香味成分の抽出効率が低減することを抑制できる。
次に、図2(d)および図2(e)に示すように、第1の容器10内に、上述した第1の浸漬工程で使用した熱水とは別に準備した他の熱水を導入する。このときのバルブ30の開閉状態は、開状態であっても、閉状態であってもよい。
具体的には、本製造方法に係る第2の浸漬工程は、第1の容器10内に上記他の熱水を導入し、該第1の容器10内のコーヒー豆をかかる他の熱水で浸漬させる工程と(図2(d))、上記第1の容器10内のコーヒー豆を他の熱水で浸漬させた状態を保持するように、バルブ30の開閉状態を調整する払出し流量制御工程と(図2(e))を含む。このように第2の浸漬工程においてバルブ30の開閉状態を調整することで、第1の容器10内のコーヒー豆を熱水で浸漬させつつ、第1の容器10内のコーヒー抽出液を第2の容器20に払い出すことが可能となる。
以下、本製造方法に係る第2の浸漬工程について詳細に説明する。
ただし、上述した工程におけるバルブ30の開閉状態は、第1の容器10内への熱水導入量と、第1の容器10から第2の容器20への払出し流量とを同程度に制御できるのであれば、全開であってもよい。
本発明に係る容器詰めコーヒー飲料の呈味改善方法は、コーヒー抽出液を作製する第1の容器10と、コーヒー抽出液を貯留する第2の容器20と、第1の容器10の内部、または第1の容器10と第2の容器20との間の領域に配され、かつコーヒー抽出液を濾過する濾過フィルター40と、第1の容器10と第2の容器20との間の領域に配されるとともに、第1の容器10側の空間と第2の容器20側の空間とを区切り、かつ流路開閉機能を有したバルブ30と、を備えた抽出装置を用いて作製したコーヒー飲料に関するものである。かかる呈味改善方法は、第1の容器10にコーヒー豆および熱水を導入し、上記コーヒー豆を上記熱水で浸漬することによりコーヒー抽出液を調製する、第1の浸漬工程と、コーヒー抽出液を第2の容器20に払い出しながら、第1の容器10内のコーヒー豆を、第1の容器10内に残存するコーヒー抽出液で蒸らす、蒸らし工程と、第1の容器10内のコーヒー豆を、熱水とは別に準備した他の熱水で浸漬する、第2の浸漬工程と、を含むものである。そして、本呈味改善方法においては、上記第1の浸漬工程におけるバルブ30の開閉状態を閉状態とし、蒸らし工程におけるバルブ30の開閉状態を開状態とし、第2の浸漬工程におけるバルブ30の開閉状態を閉状態または開状態とすることが重要である。こうすることで、香味成分をコーヒー豆から存分に抽出することが可能になるため、従来と比べて香味感を向上させたコーヒー飲料を実現することができる。
まず、図1に示すように、メッシュの直径が70cmであり、かつ総面積が3850cm2である目開き0.30mm(濾過粒度0.30mm)の濾過フィルター40を第1の容器10内に設置した。次に、バルブ30を閉状態に設定し、第1の容器10内に、98℃の熱水60Lと、中挽き60kgと、98℃の熱水240Lとをこの順で導入した。上記の工程に要した時間は約12分であり、この間、コーヒー豆は熱水で浸漬された状態である。次いで、バルブ30を全開状態にすることで、第1の容器10から第2の容器20へ得られた抽出液を排出するとともに、第1の容器10に格納したコーヒー豆を蒸らした。上記の工程に要した時間は10分である。
その後、第1の容器10内に導入した熱水のうち360Lが第2の容器20へ払い出された時点において、上記第2の容器20内に格納されている溶液をコーヒー抽出液として使用した。ここで、コーヒー抽出液を得るまでに要した時間は、約40分であった。
得られたコーヒー抽出液は、200cc入りの缶に充填・密封した後、121℃、10分相当の条件で加熱殺菌を行った。このようにして、実施例のコーヒー飲料を作製した。
すべての工程においてバルブ30を全開状態に保持した点以外は、実施例と同様の方法で、比較例1のコーヒー飲料を作製した。また、比較例1のコーヒー飲料を作製するために用いたコーヒー抽出液を得るまでに要した時間は、約40分であった。
バルブ30を閉めた状態でコーヒー豆を熱水で浸漬した後、浸漬状態をバルブ30を閉めた状態で10分間保持することにより上記コーヒー豆を蒸らした点以外は、実施例と同様の方法で、比較例2のコーヒー飲料を作製した。また、比較例2のコーヒー飲料を作製するために用いたコーヒー抽出液を得るまでに要した時間は、約40分であった。
・官能評価試験1(香りの強さ):実施例と各比較例のコーヒー飲料のそれぞれを、熟練した7名のパネラーが試飲した。各パネラーは、試飲したコーヒー飲料について、以下の評価基準に従って1〜7点の7段階評価を実施した。官能評価試験1に係る評価結果は、各パネラーによる評価点の平均点とした。
7点:香りが非常に強い。
6点:香りがかなり強い。
5点:香りがやや強い。
4点:どちらでもない。
3点:香りがやや弱い。
2点:香りがかなり弱い。
1点:香りが非常に弱い。
7点:甘味が非常に強い。
6点:甘味がかなり強い。
5点:甘味がやや強い。
4点:どちらでもない。
3点:甘味がやや弱い。
2点:甘味がかなり弱い。
1点:甘味が非常に弱い。
7点:酸味が非常に強い。
6点:酸味がかなり強い。
5点:酸味がやや強い。
4点:どちらでもない。
3点:酸味がやや弱い。
2点:酸味がかなり弱い。
1点:酸味が非常に弱い。
7点:苦味が非常に強い。
6点:苦味がかなり強い。
5点:苦味がやや強い。
4点:どちらでもない。
3点:苦味がやや弱い。
2点:苦味がかなり弱い。
1点:苦味が非常に弱い。
7点:雑味が非常に強い。
6点:雑味がかなり強い。
5点:雑味がやや強い。
4点:どちらでもない。
3点:雑味がやや弱い。
2点:雑味がかなり弱い。
1点:雑味が非常に弱い。
7点:非常にそう思う。
6点:かなりそう思う。
5点:ややそう思う。
4点:どちらでもない。
3点:ややそう思わない。
2点:かなりそう思わない。
1点:非常にそう思わない。
7点:非常にそう思う。
6点:かなりそう思う。
5点:ややそう思う。
4点:どちらでもない。
3点:ややそう思わない。
2点:かなりそう思わない。
1点:非常にそう思わない。
7点:非常にそう思う。
6点:かなりそう思う。
5点:ややそう思う。
4点:どちらでもない。
3点:ややそう思わない。
2点:かなりそう思わない。
1点:非常にそう思わない。
7点:非常においしい。
6点:かなりおいしい。
5点:ややおいしい。
4点:どちらでもない。
3点:ややおいしくない。
2点:かなりおいしくない。
1点:非常においしくない。
20 第2の容器
30 バルブ
40 濾過フィルター
Claims (10)
- コーヒー抽出液を作製する第1の容器と、
前記コーヒー抽出液を貯留する第2の容器と、
前記第1の容器の内部、または前記第1の容器と前記第2の容器との間の領域に配され、かつ前記コーヒー抽出液を濾過する濾過フィルターと、
前記第1の容器と前記第2の容器との間の領域に配されるとともに、前記第1の容器側の空間と前記第2の容器側の空間とを区切り、かつ流路開閉機能を有したバルブと、を備えた抽出装置を用いるコーヒー飲料の製造方法であって、
前記第1の容器にコーヒー豆および熱水を導入し、前記コーヒー豆を前記熱水で浸漬することにより前記コーヒー抽出液を調製する、第1の浸漬工程と、
前記コーヒー抽出液を前記第2の容器に払い出しながら、前記第1の容器内の前記コーヒー豆を、前記第1の容器内に残存する前記コーヒー抽出液で蒸らす、蒸らし工程と、
前記第1の容器内の前記コーヒー豆を、前記熱水とは別に準備した他の熱水で浸漬する、第2の浸漬工程と、
を含み、
前記第1の浸漬工程における前記バルブの開閉状態は、閉状態であり、
前記蒸らし工程における前記バルブの開閉状態は、開状態であり、
前記第2の浸漬工程における前記バルブの開閉状態は、閉状態または開状態である、コーヒー飲料の製造方法。 - 前記第2の浸漬工程が、
前記第1の容器に前記他の熱水を導入し、前記第1の容器内の前記コーヒー豆を前記他の熱水で浸漬させる工程と、
前記第1の容器内の前記コーヒー豆を前記他の熱水で浸漬させた状態を保持するように、前記バルブの開閉状態を調整する払出し流量制御工程と、
を含む、請求項1に記載のコーヒー飲料の製造方法。 - 前記バルブの開閉状態を全開にした際における、前記第1の容器から前記第2の容器への最大払出し流量を1.0とした時、
前記払出し流量制御工程において、前記第1の容器から前記第2の容器への払出し流量が1.0以下となるように前記バルブの開閉状態を制御する、請求項2に記載のコーヒー飲料の製造方法。 - 前記払出し流量制御工程における前記第1の容器への前記熱水の導入速度をXとし、前記払出し流量制御工程における前記第1の容器から前記第2の容器への払い出し速度をYとした時、Y/Xが1.0以下である、請求項2または3に記載のコーヒー飲料の製造方法。
- 前記第1の浸漬工程において、前記第1の容器に導入する前記熱水の温度が70℃以上100℃以下である、請求項1乃至4のいずれか一項に記載のコーヒー飲料の製造方法。
- 前記第2の浸漬工程において、前記第1の容器に導入する前記熱水の温度が30℃以上100℃以下である、請求項1乃至5のいずれか一項に記載のコーヒー飲料の製造方法。
- 前記濾過フィルターの濾過粒度が0.1mm以上0.5mm以下である、請求項1乃至6のいずれか一項に記載のコーヒー飲料の製造方法。
- 前記第1の浸漬工程において、前記コーヒー豆を前記熱水に浸漬させる浸漬時間が、5分以上30分以下である、請求項1乃至7のいずれか一項に記載のコーヒー飲料の製造方法。
- 前記蒸らし工程における、前記コーヒー豆の蒸らし時間が、5分以上15分以下である、請求項1乃至8のいずれか一項に記載のコーヒー飲料の製造方法。
- コーヒー抽出液を作製する第1の容器と、
前記コーヒー抽出液を貯留する第2の容器と、
前記第1の容器の内部、または前記第1の容器と前記第2の容器との間の領域に配され、かつ前記コーヒー抽出液を濾過する濾過フィルターと、
前記第1の容器と前記第2の容器との間の領域に配されるとともに、前記第1の容器側の空間と前記第2の容器側の空間とを区切り、かつ流路開閉機能を有したバルブと、を備えた抽出装置を用いて作製したコーヒー飲料の品質改善方法であって、
前記第1の容器にコーヒー豆および熱水を導入し、前記コーヒー豆を前記熱水で浸漬することにより前記コーヒー抽出液を調製する、第1の浸漬工程と、
前記コーヒー抽出液を前記第2の容器に払い出しながら、前記第1の容器内の前記コーヒー豆を、前記第1の容器内に残存する前記コーヒー抽出液で蒸らす、蒸らし工程と、
前記第1の容器内の前記コーヒー豆を、前記熱水とは別に準備した他の熱水で浸漬する、第2の浸漬工程と、
を含み、
前記第1の浸漬工程における前記バルブの開閉状態を閉状態とし、前記蒸らし工程における前記バルブの開閉状態を開状態とし、前記第2の浸漬工程における前記バルブの開閉状態を閉状態または開状態とする、コーヒー飲料の品質改善方法。
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