JP2017112511A - 機器制御システム、機器制御装置および機器制御方法 - Google Patents

機器制御システム、機器制御装置および機器制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】非インテリジェントな機器において予約設定を適切に行うことができる。
【解決手段】機器制御システム10は、電気機器300の動作を制御可能な機器制御装置100と、機器制御装置100との間で無線通信が可能な通信端末200とを含む。機器制御装置100は、通信端末200との間で無線通信を行う近距離無線通信部210と、クロックを生成するクロック生成部121と、クロックをカウントするカウント部122と、通信端末200から受信した予約設定と、カウント部122のカウント値とに基づいて、電気機器300に所定の動作をさせるための制御信号を生成し、電気機器300に供給する制御部140とを備える。通信端末200は、予約設定の入力を受け付ける情報を出力する出力部260と、予約設定の入力を受け付ける入力部250と、入力された予約設定を機器制御装置100に送信する近距離無線通信部210とを備える。
【選択図】図2

Description

本発明は、機器制御システムに関する。詳しくは、電気機器の動作を制御するための機器制御システム、機器制御装置および機器制御方法に関する。
従来、通信機能を有しない電気機器の動作を制御するための機器制御装置が提案されている。例えば、通信機能を持たない電気機器に内蔵又は接続されている通信システムLSIが提案されている(例えば、特許文献1参照。)。この通信システムLSIは、ネットワークに接続される情報処理装置から発行されたコマンドを受信し、このコマンドに応じてユーザの操作を模する電気信号または電気機器の状態を変える電気信号を電気機器に出力し、電気機器の動作を制御する。
特開2013−191918号公報
上述の従来技術では、通信機能を持たない電気機器に内蔵又は接続されている通信システムLSIが、例えば、通信端末(例えば、スマートフォン)から入力されるコマンドに基づいて、電気機器の動作を制御することができる。
ここで、操作対象となる電気機器のなかには、複雑な処理を行うことができない非インテリジェントな機器が存在する。なお、非インテリジェントな機器は、例えば、時計やタイマの機能がなく、電源ON/OFFボタンのみしか有しないシンプルな加湿器、アロマディフューザ、コーヒーメーカ、空調機器等の家庭用または工業用の電気機器である。
このような非インテリジェントな機器に予め設定した時刻に所望の動作を行わせるタイマ機能を持たせることを考える。上述したように、非インテリジェントな機器は、時計やタイマの機能がないため、例えば、通信端末においてタイマの指定時刻にコマンドを送信する必要がある。この場合には、タイマの指定時刻に通信端末と非インテリジェントな機器とが通信可能となる状態にしておく必要がある。また、例えば、タイマの指定時刻に通信端末と非インテリジェントな機器とが通信できない状態である場合には、タイマ設定(予約設定)を適切に行うことができない。このため、利便性が低くなる。
本発明はこのような状況に鑑みて生み出されたものであり、非インテリジェントな機器において予約設定を適切に行うことを目的とする。
本発明は、上述の問題点を解消するためになされたものであり、その第1の側面は、電気機器の動作を制御可能な機器制御装置と、上記機器制御装置との間で無線通信が可能な通信端末とを含む機器制御システムであって、上記機器制御装置は、上記通信端末との間で無線通信を行う装置側無線通信部と、クロックを生成するクロック生成部と、上記クロックをカウントするカウンタと、上記通信端末から受信した予約設定と、上記カウンタのカウント値とに基づいて、上記電気機器に所定の動作をさせるための制御信号を生成し、上記電気機器に供給する制御部とを備え、上記通信端末は、予約設定の入力を受け付ける情報を出力する出力部と、上記予約設定の入力を受け付ける入力部と、入力された上記予約設定を上記機器制御装置に送信する端末側無線通信部とを備える機器制御システムおよびその機器制御方法ならびに当該方法をコンピュータに実行させるプログラムである。これにより、通信端末から受信した予約設定と、カウンタのカウント値とに基づいて、電気機器に所定の動作をさせるための制御信号を生成し、電気機器に供給するという作用をもたらす。
また、この第1の側面において、上記装置側無線通信部は、上記通信端末から受信した予約設定と、上記カウンタのカウント値とに基づいて、上記通信端末に対して、上記電気機器の動作状況を示す情報を送信するようにしてもよい。これにより、通信端末から受信した予約設定と、カウンタのカウント値とに基づいて、通信端末に対して、電気機器の動作状況を示す情報を送信するという作用をもたらす。
また、この第1の側面において、上記装置側無線通信部は、上記通信端末から受信した予約設定と、上記カウンタのカウント値とに基づいて、上記通信端末に対して、アプリケーションを指定して動作状態にするよう要求する通知情報を送信し、上記通信端末は、少なくとも1つのアプリケーションを動作させることが可能な処理部を更に備え、上記処理部は、上記端末側無線通信部が受信した上記通知情報により特定されるアプリケーションを動作させるようにしてもよい。これにより、機器制御装置は、通信端末から受信した予約設定と、カウンタのカウント値とに基づいて、通信端末に対して、アプリケーションを指定して動作状態にするよう要求する通知情報を送信し、通信端末の処理部は、端末側無線通信部が受信した通知情報により特定されるアプリケーションを動作させるという作用をもたらす。
また、この第1の側面において、上記アプリケーションは、上記機器制御装置に対して、コンテンツ情報を送信するとともに、上記コンテンツ情報を出力するよう要求する機能を有し、上記制御部は、受信した上記コンテンツ情報を上記電気機器から出力させるための制御信号を生成し、上記電気機器に供給するようにしてもよい。これにより、受信したコンテンツ情報を電気機器から出力させるための制御信号を生成し、電気機器に供給するという作用をもたらす。
また、この第1の側面において、上記端末側無線通信部は、上記装置側無線通信部から上記機器制御装置および上記電気機器の少なくとも一方を識別するための機器識別情報を取得し、上記出力部は、取得した上記機器識別情報に対応する上記予約設定の入力を受け付ける情報を出力するようにしてもよい。これにより、通信端末は、機器制御装置および電気機器の少なくとも一方を識別するための機器識別情報を取得し、通信端末の出力部は、取得した機器識別情報に対応する予約設定の入力を受け付ける情報を出力するという作用をもたらす。
また、この第1の側面において、上記機器識別情報と、上記予約設定の入力を受け付ける情報とを対応付けて予め記憶するサーバを更に備え、上記通信端末は、上記サーバとネットワークを介して通信を行い、取得した上記機器識別情報に対応する上記予約設定の入力を受け付ける情報を取得するネットワーク通信部を更に備えるようにしてもよい。これにより、通信端末は、サーバとネットワークを介して通信を行い、取得した機器識別情報に対応する予約設定の入力を受け付ける情報を取得するという作用をもたらす。
また、この第1の側面において、上記予約設定は、上記所定の動作を行うタイミングを示すカウント値と、上記所定の動作の内容とを含むようにしてもよい。これにより、所定の動作を行うタイミングを示すカウント値と、所定の動作の内容とを含む予約設定を通信端末から受信するという作用をもたらす。
また、この第1の側面において、上記予約設定の入力を受け付ける情報を、入力を受け付ける入力要素を備える表示画面とするようにしてもよい。これにより、入力を受け付ける入力要素を備える表示画面を表示するという作用をもたらす。
また、この第1の側面において、上記装置側無線通信部は、所定の間隔でBLE規格における接続要求を受け付けるアドバタイズパケットを送信し、上記端末側無線通信部は、上記アドバタイズパケットを受信し、上記機器制御装置に対して接続要求を行うことで確立した接続を用いて、上記予約設定を送信するようにしてもよい。これにより、機器制御装置は、所定の間隔でBLE規格における接続要求を受け付けるアドバタイズパケットを送信し、通信端末は、アドバタイズパケットを受信し、機器制御装置に対して接続要求を行うことで確立した接続を用いて、予約設定を送信するという作用をもたらす。
また、本発明の第2の側面は、電気機器の動作を制御可能な機器制御装置と、上記機器制御装置との間で無線通信が可能な通信端末とを含む機器制御システムにおける機器制御方法であって、上記通信端末において、予約設定の入力を受け付ける情報を出力する工程と、上記通信端末において、上記予約設定の入力を受け付ける工程と、上記通信端末が、入力された上記予約設定を上記機器制御装置に送信する工程と、上記機器制御装置において、上記通信端末から受信した予約設定と、生成されたクロックのカウント値とに基づいて、上記電気機器に所定の動作をさせるための制御信号を生成し、上記電気機器に供給する工程とを備える機器制御方法ならびに当該方法をコンピュータに実行させるプログラムである。これにより、通信端末において、予約設定の入力を受け付ける情報を出力し、通信端末において、予約設定の入力を受け付け、通信端末が、入力された予約設定を機器制御装置に送信し、機器制御装置において、通信端末から受信した予約設定と、生成されたクロックのカウント値とに基づいて、電気機器に所定の動作をさせるための制御信号を生成し、電気機器に供給するという作用をもたらす。
また、本発明の第3の側面は、電気機器の動作を制御可能な機器制御装置であって、無線通信により、通信端末から予約設定を受信する無線通信部と、クロックを生成するクロック生成部と、上記クロックをカウントするカウンタと、上記通信端末から受信した予約設定と、上記カウンタのカウント値とに基づいて、上記電気機器に所定の動作をさせるための制御信号を生成し、上記電気機器に供給する制御部とを備える機器制御装置およびその機器制御方法ならびに当該方法をコンピュータに実行させるプログラムである。これにより、通信端末から受信した予約設定と、カウンタのカウント値とに基づいて、電気機器に所定の動作をさせるための制御信号を生成し、電気機器に供給するという作用をもたらす。
本発明によれば、非インテリジェントな機器において予約設定を適切に行うことができるという優れた効果を奏し得る。
本発明の第1の実施の形態における機器制御システム10の全体構成を簡略化して示す図である。 本発明の第1の実施の形態における機器制御システム10を構成する各機器の機能構成例を示すブロック図である。 本発明の第1の実施の形態における処理部120の機能構成例を示すブロック図である。 本発明の第1の実施の形態における機器制御装置100および通信端末200間で無線通信を行う場合の接続手順の一例を示す図である。 本発明の第1の実施の形態における通信端末200に表示される表示画面(予約設定画面500)の一例を示す図である。 本発明の第1の実施の形態における機器制御装置100の記憶部130に記憶される予約設定情報131を模式的に示す図である。 本発明の第1の実施の形態における機器制御システム10を構成する各機器により予約設定を行う場合の処理の流れを示すシーケンスチャートである。 本発明の第1の実施の形態の変形例における機器制御システム20の全体構成を簡略化して示す図である。 本発明の第1の実施の形態の変形例における機器制御システム20を構成する各機器により予約設定を行う場合の処理の流れを示すシーケンスチャートである。 本発明の第2の実施の形態における機器制御システム30の全体構成を簡略化して示す図である。 本発明の第2の実施の形態における機器制御システム30を構成する各機器の機能構成例を示すブロック図である。 本発明の第2の実施の形態における機器制御システム30を構成する各機器により予約設定を行う場合の処理の流れを示すシーケンスチャートである。 本発明の第2の実施の形態における機器制御システム40を構成する各機器の機能構成例を示すブロック図である。
以下、本発明を実施するための形態(以下、実施の形態と称する)について説明する。
<1.第1の実施の形態>
[機器制御システムの構成例]
図1は、本発明の第1の実施の形態における機器制御システム10の全体構成を簡略化して示す図である。
機器制御システム10は、機器制御装置100と、通信端末200と、電気機器300とを備える。
機器制御装置100は、電気機器300に内蔵(組み込み)または取り付けられ、電気機器300の動作を制御することが可能な機器である。例えば、機器制御装置100は、電気機器300に組み込んだ通信システムLSI(Large-Scale Integration)により実現される。
例えば、機器制御装置100は、電気機器300が出力する状態通知を取得して電気機器300の状態を取得することができる。また、機器制御装置100は、電気機器300の動作状態を監視するとともに、電気機器300の動作を指示する制御信号を送信する機能を備える。
通信端末200は、機器制御装置100との間で無線通信が可能な通信端末である。また、通信端末200は、機器制御装置100を介して電気機器300を制御する際に用いられる機器である。通信端末200として、例えば、携帯用の無線通信端末(例えば、スマートフォン)を使用することができる。スマートフォンは、各種アプリケーションプログラムの実装が可能な情報処理装置、電子機器である。また、通信端末200として、他の機器(例えば、タブレット端末、パーソナルコンピュータ)を使用するようにしてもよい。
電気機器300は、複雑な処理を行うことができない機器(非インテリジェントな機器)である。ここで、非インテリジェントな機器は、例えば、時計やタイマの機能がなく、電源ON/OFFボタンのみしか有しないシンプルな機器である。非インテリジェントな機器は、例えば、加湿器(電源ON/OFF、弱、中、強)、アロマディフューザ(電源ON/OFF)、コーヒーメーカ(電源ON、抽出完了)、扇風機(電源ON/OFF、弱、中、強)等である。
また、電気機器300は、内部に各種センサを内蔵し、この各種センサによって電気機器300の状態が計測される。そして、その計測された状態が電気機器300から機器制御装置100に通知される。ここで、電気機器300の状態は、例えば、電気機器300の動作モード等の状態である。また、例えば、電気機器300がアロマディフューザである場合には、内部のタンクの水の残量等の状態等が、電気機器300の状態である。また、これら以外にも、電気機器300の周囲環境の状態(例えば、照度、湿度、温度)が、電気機器300の状態である。
図1では、電気機器300として、アロマディフューザを使用する例を示す。ここで、アロマディフューザは、香りが付着したオイル(アロマオイルと称される)を含む水を室内に拡散させ、室内に香りを充満させるとともに加湿を行う機器(アロマ機能付き加湿器)である。なお、図1では、電気機器300として、アロマディフューザを使用する例を示すが、これは一例であり、電気機器300として、他の電気機器(非インテリジェントな機器)を使用するようにしてもよい。
機器制御装置100および通信端末200は、無線通信(例えば、近距離無線通信)を利用して各種情報のやりとりを行うことができる。無線通信の規格として、「Bluetooth(登録商標) Low Energy」(以下、「BLE」と略す。)を採用することができる。また、必要に応じてBluetooth(登録商標)を採用してもよい。
[機器制御システムの機能構成例]
図2は、本発明の第1の実施の形態における機器制御システム10を構成する各機器の機能構成例を示すブロック図である。
機器制御装置100は、近距離無線通信部110と、処理部120と、記憶部130と、制御部140とを備える。また、これらの各部は、バス150を介して接続される。
近距離無線通信部110は、近距離無線通信を利用して、通信端末200との間で各種情報のやりとりを行うものである。例えば、近距離無線通信部110は、通信端末200と接続して無線通信を行うための接続要求を受け付ける接続待ちパケットを送信する。また、近距離無線通信部110は、通信端末200からの情報を受信した場合には、受信した情報を処理部120に供給する。
処理部120は、電気機器300を制御するための各処理を行うものである。例えば、処理部120は、通信端末200から受信した予約設定情報に基づいてクロック処理を行う。なお、処理部120については、図3を参照して詳細に説明する。
ここで、予約設定は、電気機器300に所定のタイミングで所定の動作をさせるための設定を意味する。また、予約設定情報は、予約設定に関する情報であり、例えば、電気機器300に所定の動作を実行させるタイミングを示すカウント値(例えば、図6に示すカウント値512)と、その所定の動作の内容(例えば、図6に示す動作内容513)とを含む。
記憶部130は、各種情報を記憶する記憶部である。例えば、記憶部130には、機器制御システム10で用意された機器制御用のアプリケーションプログラムが記憶される。例えば、記憶部130には、通信端末200から受信した予約設定情報131が記憶される。
制御部140は、電気機器300の電気機器動作部310を制御するものである。例えば、制御部140は、記憶部130に記憶されている予約設定情報131に基づくタイミングで、電気機器300の電気機器動作部310を制御する制御信号(例えば、ON指示、OFF指示)を生成し、その生成した制御信号を電気機器300の電気機器動作部310に出力する。言い換えると、制御部140は、通信端末200から受信した情報(例えば、予約設定情報131)の内容に基づいて、電気機器300に対する制御信号を生成し、その生成した制御信号を電気機器300の電気機器動作部310に出力する。また、電気機器300の電気機器動作部310は、その制御信号を受信した場合には、その制御信号によって指示された動作を実行する。
これらの機器制御装置100の各部での処理は、記憶部130に記憶されたアプリケーションプログラムを実行することにより行われる。
通信端末200は、近距離無線通信部210と、ネットワーク通信部220と、処理部230と、記憶部240と、入力部250と、出力部260とを備える。また、これらの各部は、バス270を介して接続される。
近距離無線通信部210は、近距離無線通信を利用して、機器制御装置100との間で各種情報のやりとりを行うものである。例えば、近距離無線通信部210は、機器制御装置100と接続し、予約設定情報を送信する。また、近距離無線通信部210は、電気機器300の状態情報を受信した場合には、その状態情報を処理部230に供給する。
ネットワーク通信部220は、無線通信または有線通信を利用して、所定のネットワーク(例えば、インターネット)に接続して各種情報のやりとりを行うものである。例えば、無線通信は、移動体通信、無線LAN(Local Area Network)等を用いて行われる。
処理部230は、制御プログラムに基づいて各処理を行うものである。例えば、処理部230は、電気機器300を制御するための各処理を行う。例えば、処理部230は、記憶部240から出力情報241を取得し、その出力情報241に基づいて、予約設定を行うための情報を出力部260から出力させる。例えば、出力部260が表示部である場合には、処理部230は、予約設定を行うための表示画面(例えば、予約設定画面500(図5に示す))を表示部に表示させる。また、例えば、出力部260が音声出力部である場合には、処理部230は、予約設定を行うための音声情報(例えば、予約設定を案内するためのメッセージ)を音声出力部から出力させる。
また、例えば、処理部230は、入力部250により受け付けられた予約設定を行うための予約設定情報を通信端末200に送信する処理を行う。これにより、電気機器300を制御するための予約設定を行うことができる。
記憶部240は、各種情報を記憶する記憶部である。例えば、記憶部240には、機器制御システム10で用意された機器制御用のアプリケーションプログラムが記憶される。また、例えば、記憶部240には、出力情報241が記憶される。出力情報241は、例えば、予約設定を行うための情報を出力部260から出力させるための情報(例えば、予約設定画面500(図5に示す)を表示させるための情報、予約設定を案内するためのメッセージを音声出力するための情報)である。
ここで、通信端末200が、複数の機器制御装置(機器制御装置100を含む)と接続することも想定される。そこで、記憶部240には、出力情報241および機器識別情報を対応付けて記憶するようにする。ここで、機器識別情報は、機器制御装置から送信される情報であり、機器制御装置(または、電気機器)を識別するための識別情報である。これにより、処理部230は、受信した機器識別情報に基づいて、その機器識別情報に対応する出力情報を出力部260から出力させることができる。
入力部250は、ユーザ操作を受け付けるものであり、受け付けられたユーザ操作に関する入力情報を処理部230に供給する。例えば、入力部250は、予約設定画面500(図5に示す)におけるユーザ操作(予約設定の入力)を受け付ける。
出力部260は、処理部230の指示に基づいて、各種情報を出力するものである。例えば、出力部260は、予約設定の入力を受け付ける情報を出力する。また、例えば、出力部260は、表示部(例えば、モニタ)および音声出力部(例えば、スピーカ)のうちの少なくとも1つとすることができる。
例えば、通信端末200において、ユーザ操作を受け付ける情報(例えば、予約設定画面500(図5に示す))が出力部260から出力されている状態で、入力部250によりユーザ操作が受け付けられた場合には、そのユーザ操作に関する入力情報が、処理部230を介して近距離無線通信部210に供給される。また、例えば、画面上の操作部材(例えば、ボタン)の所定操作(例えば、タッチ操作)による入力や、ユーザの音声による入力等があった場合には、入力情報が処理部230を介して近距離無線通信部210に供給される。そして、近距離無線通信部210は、その入力情報を機器制御装置100の近距離無線通信部110に送信する。
なお、これらの通信端末200の各部での処理は、記憶部240に記憶されたアプリケーションプログラムを実行することにより行われる。
電気機器300は、電気機器動作部310を備える。
電気機器動作部310は、電気機器300を動作させるためのものである。例えば、電気機器動作部310は、機器制御装置100の制御部140から出力された制御信号によって指示された動作を実行する。
また、例えば、電気機器動作部310は、電気機器300の状態に関する情報(状態情報)を定期的または不定期に取得して、機器制御装置100に通知する。
ここで、電気機器300から機器制御装置100への状態通知や、機器制御装置100から電気機器300への制御信号の送信は、有線伝送および無線伝送のうちの何れの方式を利用してもよい。例えば、電気機器300の電気機器動作部310と機器制御装置100との間で直接データ転送が可能な場合には、ケーブルを用いて上述の状態通知や制御信号の伝送を行うことができる。また、例えば、電気機器300に取り付けられたパイロットランプの点灯状況等を、機器制御装置100が検出することによって、電気機器300の状態の検出を行うようにしてもよい。また、制御部140から電気機器300への制御信号の伝送についても、有線のケーブルでの伝送の他に、無線信号や赤外線信号、可視光信号などを利用することも可能である。
[処理部の構成例]
図3は、本発明の第1の実施の形態における処理部120の機能構成例を示すブロック図である。また、図3では、処理部120とともに、記憶部130および制御部140を図示して説明する。
処理部120は、クロック生成部121およびカウント部122を備える。
クロック生成部121は、クロックを生成するものであり、生成されたクロックをカウント部122に供給する。このクロックは、典型的には、処理部120の動作の同期に用いるものである。なお、このクロック生成部121は、公知の発振回路であってよく、また、不図示の発振器からのクロックの入力を受け、逓倍または分周を行ったうえで出力するものであってもよい。
カウント部122は、クロック生成部121から供給されたクロックをカウントするカウンタである。そして、カウント部122は、カウント値が、記憶部130に記憶されている予約設定情報131に基づいて特定される値(予約設定値)に達した場合には、制御部140に動作指示を出力する。
制御部140は、カウント部122から出力された動作指示に応じたタイミングで、動作内容を実行させるための制御信号を生成して電気機器300の電気機器動作部310に供給する。すなわち、制御部140は、通信端末200から受信した予約設定と、カウンタのカウント値とに基づいて、電気機器300に所定の動作をさせるための制御信号を生成し、電気機器300に供給する。
このように、処理部120のカウント部122が、処理部120の動作に用いるクロックのカウントを行うことにより、処理部120がタイマの役割を果たすことになる。このため、機器制御装置100には、実際の時計を備える必要が無い。
[機器制御装置および通信端末間の通信例]
図4は、本発明の第1の実施の形態における機器制御装置100および通信端末200間で無線通信を行う場合の接続手順の一例を示す図である。
機器制御装置100および通信端末200間で双方向通信を行う通信方法として、各種の手法があるが、図4では、BLEのGATT(Generic ATTribute Profile)接続を用いた通信方法を示す。
すなわち、機器制御装置100および通信端末200間のデータ転送を、BLE規格の近距離無線通信により行う例を示す。このBLE規格では、通常のBluetooth規格よりもパケットの送信間隔が長いため、非常に低い電力で通信が可能である。
また、図4では、機器間でやりとりされる信号を矢印401乃至403、405、406で示す。また、各矢印の上側には、矢印に対応する信号に含まれる情報を示し、各矢印の下側には、矢印に対応する信号のパケットの種類(PDU(Protocol Data Unit) Type)を示す。
機器制御装置100の近距離無線通信部110は、常時、所定の間隔でGATT接続要求を受け付けるためのアドバタイズパケット(ADV_IND(ADVertising INDication)パケット)を周囲に送信する(ステップS401)。このADV_INDパケットは、比較的長い間隔で繰り返し送信される。例えば、近距離無線通信部110は、ADV_INDパケットを送信(ステップS401)してから一定時間が経過した後に、ADV_INDパケットを送信する(ステップS402)。
通信端末200は、入力情報(例えば、予約設定情報)を送信する場合には、ADV_INDパケットに対する応答パケット(CONNECT_REQ(CONNECTION REQUEST)パケット)を送信することにより、機器制御装置100にGATT接続を要求する(ステップS403)。
このCONNECT_REQパケットを受信すると、機器制御装置100の近距離無線通信部110は、通信端末200の近距離無線通信部210との間でGATT接続を確立させる(ステップS404)。このように、通信端末200は、機器制御装置100に入力情報を送信する場合には、ADV_INDパケットを利用してGATT接続を確立する(ステップS404)。そして、通信端末200は、GATT接続を利用して入力情報(予約設定情報)を機器制御装置100に送信する(ステップS405)。
このように、GATT接続が行われた状態で、通信端末200の近距離無線通信部210は、機器制御装置100の近距離無線通信部110に対して入力情報(例えば、予約設定情報)を送信する(ステップS405)。
ここで、ADV_INDパケットとは別に、機器制御装置100が、所定情報(例えば、電気機器300の状態情報、カウント完了時の動作状況)を通信端末200に通知する必要が生じた場合を想定する。この場合には、機器制御装置100の近距離無線通信部110は、その所定情報を含むアドバタイズパケット(ADV_NONCONN_IND(ADVertising NONCONNectable INDication)パケット)を送信する(ステップS406)。
ADV_NONCONN_INDアドバタイズパケットは、GATT接続要求を受け付けないパケットである。また、ADV_NONCONN_INDパケットは、所定情報(例えば、電気機器300の状態情報、カウント完了時の動作状況)の通知を行うパケットである。また、ADV_NONCONN_INDパケットの送信は、ブロードキャスト送信(いわゆる、ビーコン信号の送信)により行うことができる。
なお、上述したGATT接続を用いて、対象の通信端末にのみ所定情報の通知の送信を行うようにしてもよい。
なお、GATT接続は、BLE規格のジェネリック・アトリビュート・プロファイルで規定された通信方式である。GATT接続を形成するためには、基本的には一方の機器が接続要求を受け入れるパケットを送信し、それに対して他方の機器が接続を要求するパケットを返信する処理が行われる。上述したADV_INDパケットは、GATT接続のための接続要求を受け入れるパケットであり、応答パケットが接続を要求するパケットであり、その応答パケットの受信でGATT接続状態になる。また、上述したADV_NONCONN_INDパケットは、GATT接続要求を受け付けないパケットである。
このようにして、BLE規格を使用して、通信端末200から機器制御装置100に入力情報を送信することができ、機器制御装置100から通信端末200に状態情報を通知することができる。
すなわち、機器制御装置100の近距離無線通信部110(装置側無線通信部)は、所定の間隔でBLE規格における接続要求を受け付けるアドバタイズパケットを送信することができる。また、通信端末200の近距離無線通信部210(端末側無線通信部)は、そのアドバタイズパケットを受信し、機器制御装置100に対して接続要求を行うことで確立した接続を用いて、各情報(例えば、予約設定情報)を送信することができる。
なお、図4に示す通信方法は、情報を伝送する一例を示すものであり、他の通信方法を利用して機器制御装置100および通信端末200間で情報の双方向の伝送を行うようにしてもよい。
[予約設定画面の表示例]
図5は、本発明の第1の実施の形態における通信端末200に表示される表示画面(予約設定画面500)の一例を示す図である。
予約設定画面500は、例えば、機器制御装置100からの通知を受信した場合、または、ユーザが所定操作(予約設定画面500を開く操作)を行ったことをトリガとして、出力部260に表示される。また、予約設定画面500は、例えば、通信端末200の記憶部240に記憶されている出力情報241(図2に示す)に基づいて出力部260に表示される。
予約設定画面500には、電気機器情報501と、操作内容情報502と、操作入力ボタン503乃至506とが表示される。
電気機器情報501は、操作対象となる電気機器に関する情報である。操作対象となる電気機器に関する情報として、例えば、「アロマディフューザ AD−001」が表示される。
操作内容情報502は、電気機器情報501に表示されている電気機器の操作内容に関する情報である。電気機器の操作内容に関する情報として、例えば、「ONタイマを設定しますか?」が表示される。
操作入力ボタン503乃至506は、電気機器情報501に表示されている電気機器について、操作内容情報502に表示されている操作内容を行うための操作部材である。
操作入力ボタン503、504は、電気機器情報501に表示されている電気機器(アロマディフューザ AD−001)について、操作内容情報502に表示されている操作内容(ONタイマの設定)を行う場合に、タイマの時間を入力するための操作部材である。具体的には、操作入力ボタン503は、タイマの時間を、1時間単位で入力するための操作部材である。また、操作入力ボタン504は、タイマの時間を、1分単位で入力するための操作部材である。これらは、例えば、「+」「−」の押下操作により各値(例えば、「n時間m分後」)を設定することができる。
操作入力ボタン505は、操作入力ボタン503、504により入力されたタイマの時間を確定させる際に押下される操作部材である。
操作入力ボタン506は、タイマの設定をキャンセルする際に押下される操作部材である。
このように、通信端末200に表示される予約設定画面500は、予約設定の入力を受け付ける情報の一例であり、入力を受け付ける入力要素を備える表示画面である。
ここで、ユーザによる操作入力(例えば、操作入力ボタン503、504によるタイマの時間の設定後に、操作入力ボタン505の押下操作)が行われると、近距離無線通信部210は、機器制御装置100に対して操作内容(予約設定情報)を送信する。この予約設定情報は、操作入力ボタン503、504により入力されたタイマの時間と、操作内容情報502に表示されている操作内容(ONタイマの設定)と、通信端末200の識別情報(通信端末識別情報)とを含む。なお、タイマの時間は、例えば、「n時間m分後」に相当する情報(例えば、Xカウント(=n時間m分に対応するカウント値))として機器制御装置100に送信される。
上述したように、処理部120のカウント部122がクロックのカウントを行うことにより、処理部120がタイマの役割を果たす。例えば、処理部120のカウント部122は、予約設定情報(「n時間m分後」に相当する情報を含む)を受信したタイミングからn時間m分(=Xカウント)の間、カウントを行い、カウント値がXカウントに達したタイミング(カウント終了タイミング)で、電気機器300の電気機器動作部310に制御信号(ONタイマの設定)を供給する。
なお、図5では、「n時間m分後」に、操作内容情報502に表示されている操作内容(ONタイマの設定)を行う場合の設定例を示す。ただし、操作内容情報502に表示される操作内容(ONタイマの設定)として「h時k分に動作開始」という予約設定を行うようにしてもよい。すなわち、時刻に基づいて予約設定を行うようにしてもよい。この場合には、通信端末200の処理部230は、例えば、入力された「h時k分に動作開始」に相当する情報「h時k分」と現在時刻とを比較して、その差分値に基づいて「n時間m分後」に相当する情報(例えば、Xカウント)を算出する。そして、通信端末200の処理部230は、その算出された情報を予約設定情報として機器制御装置100に送信する。
また、通信端末200の処理部230は、記憶部240に記憶されている出力情報241に基づいて、出力部260から音声(例えば、入力を受け付ける音声案内)を出力させるようにしてもよい。また、ユーザは、予約設定画面500におけるユーザ操作を行う代わりに、音声入力(例えば、入力部250が備えるマイクロフォンを用いた音声指示)を行うようにしてもよい。
なお、図5では、ONタイマの設定を行うための予約設定画面500の表示例を示したが、他の設定(例えば、OFFタイマの設定、強・中・弱の設定)を行う場合については、その設定に対応する予約設定画面を表示することができる。
[予約設定情報の記憶例]
図6は、本発明の第1の実施の形態における機器制御装置100の記憶部130に記憶される予約設定情報131(図2に示す)を模式的に示す図である。
機器制御装置100の処理部120は、通信端末200から予約設定情報を受信した場合には、受信した予約設定情報を記憶部130に記憶させる。
予約設定情報は、例えば、通信端末識別情報511と、カウント値512と、動作内容513とを含む情報である。なお、図6では、これらの3つの情報が予約設定情報に含まれる例を示すが、他の情報を予約設定情報に含めるようにしてもよい。
通信端末識別情報511は、通信端末を識別するための識別情報である。この識別情報として、例えば、アプリケーションにより各通信端末に紐付けられた情報(例えば、通し番号)を用いることができる。また、通信端末識別情報は、予約設定情報と同時に受信することができる。または、通信端末識別情報は、通信端末との無線通信の接続時に取得することができる。
ここで、複数の通信端末から予約設定情報を受信することも想定される。この場合に備え、各通信端末の識別情報を予約設定情報に対応付けて記憶しておくことにより、各予約設定情報を識別することができる。
カウント値512は、通信端末により予約設定がされた値である。カウント値512は、例えば、図5に示す操作入力ボタン503、504により入力されたタイマの時間に対応する値である。
動作内容513は、通信端末により予約設定されたカウント値になった場合に、実行される動作内容である。動作内容513は、例えば、図5に示す操作内容情報502に対応する。
ここで、複数の通信端末から同一(または、略同一)のタイミングで異なる動作内容を指定する予約設定がされることも想定される。このような場合には、予め設定されている規則に基づいて制御を行うことができる。例えば、優先度に基づいて制御を行うことができる。
例えば、通信端末(または、通信端末識別情報)に予め優先度(例えば、5段階の優先度)を設定しておき、優先度の高い通信端末(例えば、優先度5)からの予約設定を優先して、動作内容が相反する他の通信端末(例えば、優先度5未満)からの予約設定を無視するように制御を行うことができる。
例えば、機器制御装置100が、加湿器(電気機器)を朝8時に「弱運転開始」する予約設定と、加湿器(電気機器)を朝8時に「強運転開始」する予約設定とを、異なる通信端末から受信した場合を想定する。この場合には、機器制御装置100は、優先度が一番高く設定されている通信端末(例えば、お母さんの通信端末)からの予約設定に基づいて制御信号を生成し、この制御信号を加湿器(電気機器)に供給する。また、機器制御装置100は、優先度が一番高く設定されている通信端末以外の他の通信端末(例えば、お父さんの通信端末)の予約設定を無視するようにする。
また、例えば、動作内容に予め優先度を設定しておき、優先度の高い動作内容を含む予約設定を優先して、動作内容が相反する他の予約設定を無視するように制御を行うことができる。
例えば、機器制御装置100が、加湿器(電気機器)を朝8時に「弱運転開始」する予約設定と、加湿器(電気機器)を朝8時に「強運転開始」する予約設定とを、異なる通信端末から受信した場合を想定する。この場合には、機器制御装置100は、優先度が一番高く設定された予約設定(例えば、「弱運転開始」)に基づいて制御信号を生成し、この制御信号を加湿器(電気機器)に供給する。また、機器制御装置100は、優先度が一番高く設定されている予約設定以外の他の予約設定(例えば、「強運転開始」)を無視するようにする。
また、通信端末、動作内容の優先度の設定以外の規則に基づいて制御を行うようにしてもよい。例えば、予約設定の送信タイミングに基づいて制御を行うようにしてもよい。例えば、予約設定を先に送信した通信端末(先着の通信端末)の優先度を高くすることができる。また、例えば、予約設定を後に送信した通信端末(後着の通信端末)の優先度を高くすることができる。
このように、複数の通信端末から同一(または、略同一)のタイミングで異なる動作内容を指定する予約設定がされた場合には、予め設定されている規則に基づいて適宜制御を行うことができる。
なお、複数の通信端末から相反しない動作内容を指定する予約設定がされることも想定される。このように、動作内容が相反しない予約設定がされた場合には、同一のタイミングであるか、異なるタイミングであるかに関わらず、その予約設定を実行するようにしてよい。例えば、機器制御装置100が、加湿器(電気機器)を朝8時付近に「運転開始」する予約設定を複数の通信端末から受信した場合を想定する。この場合には、機器制御装置100は、各予約設定に応じて複数回「運転開始」とする制御信号を生成し、この制御信号を加湿器(電気機器)に供給することができる。
なお、機器制御装置100は、制御信号の供給の際には、電気機器の動作状態を参照して、意味のない予約設定については、その実行を省略することができる。例えば、機器制御装置100が、加湿器(電気機器)を朝8時に「運転開始」する予約設定を受信した場合を想定する。この場合に、機器制御装置100の制御部140は、朝8時に制御を行う際に、加湿器(電気機器)の動作状態を参照し、加湿器(電気機器)が運転中であるか否かを判断する。そして、加湿器(電気機器)が運転中である場合には、機器制御装置100の制御部140は、「運転開始」とする制御信号の生成および供給を行わないようにする。
[予約設定を行う場合の通信例]
図7は、本発明の第1の実施の形態における機器制御システム10を構成する各機器により予約設定を行う場合の処理の流れを示すシーケンスチャートである。
最初に、機器制御装置100の近距離無線通信部110は、周囲の通信端末に接続要求を受け付ける接続待ちパケットを送信する(ステップS411)。この接続待ちパケットを受信した通信端末200の近距離無線通信部210は、機器制御装置100に対して接続を要求するための接続要求を機器制御装置100に送信する(ステップS412)。続いて、機器制御装置100および通信端末200間での接続が確立される(ステップS413)。これらの各処理(ステップS411乃至413)は、図4に示す各処理(ステップS401乃至404)に対応する。
続いて、機器制御装置100の近距離無線通信部110は、自装置の機器識別情報(または、電気機器300の機器識別情報)を通信端末200に送信する(ステップS414)。また、通信端末200の近距離無線通信部210は、機器制御装置100の機器識別情報(または、電気機器300の機器識別情報)を受信する(ステップS414)。このように、通信端末200は、接続した機器制御装置100(または、機器制御装置100に接続されている電気機器300)に対応する出力画面(予約設定画面)を表示するため、機器制御装置100の機器識別情報(または、電気機器300の機器識別情報)を取得する。すなわち、通信端末200の近距離無線通信部210(端末側無線通信部)は、機器制御装置100の近距離無線通信部110(装置側無線通信部)から機器制御装置100および電気機器300のうちの少なくとも一方を識別するための機器識別情報を取得する。
続いて、通信端末200の処理部230は、取得した機器識別情報に対応する出力情報241を記憶部240から取得し、その出力情報241に基づいて出力画面を出力部260に表示させる(ステップS415)。そして、ユーザは、その出力画面を用いて、予約設定の入力操作を行う(ステップS416)。例えば、通信端末200の処理部230は、予約設定画面500(図5に示す)を出力部260に表示させる(ステップS415)。すなわち、通信端末200の出力部260は、取得した機器識別情報に対応する出力情報(予約設定の入力を受け付ける情報)を出力する(ステップS415)。そして、ユーザは、予約設定画面500を用いて予約設定の入力操作(ONタイマの設定時間の入力操作)を行う(ステップS416)。
予約設定の入力操作が行われた場合には(ステップS416)、通信端末200の近距離無線通信部210は、その入力操作により設定された予約設定に関する情報(予約設定情報)を機器制御装置100に送信する(ステップS417)。すなわち、図1の矢印11に示すように、通信端末200は、予約設定情報を機器制御装置100に送信する。
なお、上述したように、機器制御装置100は、実際の時計としての機能を有しない。このため、通信端末200の近距離無線通信部210は、「ONタイマの動作までn時間m分」というような形での予約設定情報を機器制御装置100に送信する。
予約設定情報を受信した機器制御装置100の処理部120は、受信した予約設定情報を記憶部130に記憶させる。そして、機器制御装置100の処理部120(カウント部122)は、クロック生成部121により生成されたクロックのカウントを開始する(ステップS418)。
続いて、機器制御装置100の処理部120(カウント部122)は、カウント値が、記憶部130に記憶した予約設定情報(カウント値512(図6に示す))のカウント値に達したか否かを判断する(ステップS419)。そして、カウント値が、記憶部130に記憶した予約設定情報(カウント値512)のカウント値に達した場合には(ステップS419)、機器制御装置100の制御部140は、記憶部130に記憶した予約設定情報(動作内容513(図6に示す))に対応する動作内容を電気機器300に実行させるための制御信号を生成し、その制御信号を電気機器300に供給する(ステップS420)。
このように、機器制御装置100は、実際の時計を持つ必要はなく、時間経過に応じて内部のカウンタを動かし、予約設定で指定されたカウント値に達したら、制御信号を電気機器300に供給する。すなわち、機器制御装置100は、何カウントに何らかの処理を電気機器300に実行させるかを制御する機器である。なお、カウント値は0からのカウントアップとするようにしてもよく、予約設定のカウント値からのカウントダウンとするようにしてもよい。
その制御信号を受信した電気機器300の電気機器動作部310は、受信した制御信号に対応する動作を開始させる(ステップS421)。
また、機器制御装置100の処理部120は、電気機器300から動作状況を受信した場合には、必要に応じて、その動作状況を通信端末200に通知(例えば、その動作状況を含めたビーコン信号の送信)する(ステップS422)。すなわち、図1の矢印12に示すように、機器制御装置100は、電気機器300の動作状況を通信端末200に送信する。なお、機器制御装置100の処理部120は、予約設定で指定されたカウント値に達して制御信号を電気機器300に供給したことを条件に、電気機器300の動作状況を通信端末200に通知するようにしてもよい。
また、機器制御装置100の処理部120は、電気機器300の動作状況と、電気機器300の動作状況に対応する識別情報とを含めたビーコン信号を送信する処理を行うことができる。そのビーコン信号を受信した通信端末200は、電気機器300の動作状況を把握することができる。また、通信端末200は、必要に応じてユーザへの通知(例えば、電気機器300の動作状況の画面表示、音声出力)を行うことができる。
このように、機器制御装置100の近距離無線通信部110(装置側無線通信部)は、通信端末200から受信した予約設定と、カウンタのカウント値とに基づいて、通信端末200に対して、電気機器300の動作状況を示す情報を送信することができる。
また、機器制御装置100の処理部120は、ビーコン信号の送信により、通信端末200内の所定のアプリケーションを動作状態にすることができる。例えば、機器制御装置100の処理部120は、通信端末200内のアプリケーションを指定する識別情報をビーコン信号に含めて送信し、通信端末200にそのアプリケーションの動作開始を要求することができる。なお、機器制御装置100の処理部120は、予約設定で指定されたカウント値に達して制御信号を電気機器300に供給したことを条件に、通信端末200にそのアプリケーションの動作開始を要求するようにしてもよい。
ここで、電気機器300の動作状況に対応する識別情報と、通信端末200内のアプリケーションを指定する識別情報とについては、同一の識別情報を使用するようにしてもよい。すなわち、電気機器300の動作状況と、通信端末200において起動させるアプリケーションとの組合せに対応する識別情報を設定して使用することができる。
このように、機器制御装置100の近距離無線通信部110(装置側無線通信部)は、通信端末200から受信した予約設定と、カウンタのカウント値とに基づいて、通信端末200に対して、アプリケーションを指定して動作状態にするよう要求する通知情報を送信することができる。また、通信端末200の処理部230は、少なくとも1つのアプリケーションを動作させることが可能な処理部である。また、通信端末200の処理部230は、近距離無線通信部210(端末側無線通信部)が受信した通知情報により特定されるアプリケーションを動作させることができる。
このように、機器制御装置100から通信端末200への通知を行うことにより、通信端末200において予約した時刻(または、時間)に通信端末200にも指定した動作等を行わせることができる。例えば、通信端末200において、メッセージや画面の表示、音楽再生を行うことができる。例えば、機器制御装置100からの通知内容(例えば、電気機器300の動作状況、機器制御装置100から起動を指示されたアプリケーションに関する情報)を出力(例えば、表示、音声出力)することができる。また、天気予報等のWebコンテンツ等の接続等を通信端末200に実行させることができる。
なお、通信端末200において音楽アプリケーションを起動させ、機器制御装置100に対してコンテンツ情報(例えば、音楽データ)の送信を行わせる例については、本発明の第2の実施の形態で示す。
[第1の実施の形態の変形例]
以上では、通信端末200が、内部の記憶部240に記憶されている出力情報に基づいて各出力(例えば、予約設定画面500の表示)を行う例を示した。ただし、通信端末200は、外部に保存されている出力情報を取得してその出力に基づいて各出力を行うようにしてもよい。そこで、次の変形例では、予約設定画面などの出力情報を外部機器(例えば、サーバ600)から適宜ダウンロードして出力する例を示す。
[機器制御システムの構成例]
図8は、本発明の第1の実施の形態の変形例における機器制御システム20の全体構成を簡略化して示す図である。
機器制御システム20は、機器制御装置100と、通信端末200と、電気機器300と、サーバ600とを備える。なお、機器制御装置100、通信端末200および電気機器300については、図1等に示す各機器に対応するため、ここでの説明を省略する。
サーバ600は、所定のネットワーク(例えば、インターネット)を介して通信端末200との間で各種情報のやりとりを行うことが可能な機器(外部機器)である。
サーバ600は、ネットワーク通信部610および記憶部620を備える。
ネットワーク通信部610は、無線通信または有線通信を利用して所定のネットワーク(例えば、インターネット)に接続して他の機器との間で各種情報のやりとりを行うものである。
記憶部620は、各種情報を記憶する記憶部である。例えば、記憶部620には、通信端末200の出力部260から出力させるための出力情報621が記憶される。出力情報621は、例えば、通信端末200の記憶部240に記憶されている出力情報241に対応する。
このように、サーバ600は、機器識別情報と、出力情報621(予約設定の入力を受け付ける情報)とを対応付けて予め記憶するサーバである。
また、通信端末200のネットワーク通信部220は、サーバ600とネットワークを介して通信を行い、取得した機器識別情報に対応する出力情報621(予約設定の入力を受け付ける情報)を取得する。
[サーバから出力情報を取得して表示を行う場合の通信例]
図9は、本発明の第1の実施の形態の変形例における機器制御システム20を構成する各機器により予約設定を行う場合の処理の流れを示すシーケンスチャートである。図9は、図7の変形例であり、通信端末200が、サーバ600から出力情報を取得して表示を行う点が異なる。このため、図9では、図7と共通する部分については、同一の符号を付して説明する。
機器制御装置100の機器識別情報(または、電気機器300の機器識別情報)を受信した場合には(ステップS414)、通信端末200のネットワーク通信部220は、受信した機器識別情報をサーバ600に送信する(ステップS431)。
機器識別情報を受信したサーバ600のネットワーク通信部610は、受信した機器識別情報に対応する出力情報621を記憶部620から取得し、その出力情報621を通信端末200のネットワーク通信部220に送信する(ステップS432)。
このように、通信端末200は、接続した機器制御装置100(または、機器制御装置100に接続されている電気機器300)に対応する出力画面(予約設定画面)を表示するため、受信した機器識別情報に対応する出力情報621をサーバ600から取得する。
続いて、通信端末200の処理部230は、取得した出力情報621に基づいて出力画面を出力部260に表示させる(ステップS415)。
このように、サーバ600に出力情報621等を保存しておくことにより、通信端末200は、必要に応じて、サーバ600から出力情報621等を適宜ダウンロードして用いることができる。
このように、本発明の第1の実施の形態によれば、通信端末200から予約設定情報を送信し、この予約設定情報に基づいて電気機器300に組み込んだ機器制御装置100においてタイマ処理を行い、指定のタイミングで電気機器300に制御信号を供給する。これにより、非インテリジェントな電気機器300にタイマ機能を持たせることができる。また、非インテリジェントな電気機器300において予約設定を適切に行うことができる。
<2.第2の実施の形態>
本発明の第2の実施の形態では、電気機器の動作時には、動作とともに出力するコンテンツ情報を通信端末から機器制御装置に送信し、そのコンテンツ情報を電気機器から出力させる例を示す。なお、本発明の第1の実施の形態と共通する部分については、本発明の第1の実施の形態と同一の符号を付してこれらの説明の一部を省略する。
[機器制御システムの構成例]
図10は、本発明の第2の実施の形態における機器制御システム30の全体構成を簡略化して示す図である。
機器制御システム30は、機器制御装置100と、通信端末200と、電気機器301とを備える。電気機器301は、例えば、Bluetoothスピーカ機能を備えるアロマディフューザにより実現される。
図11は、本発明の第2の実施の形態における機器制御システム30を構成する各機器の機能構成例を示すブロック図である。
電気機器301は、出力部320を備える。出力部320は、機器制御装置100の制御部140から出力されたコンテンツ情報を出力するものである。出力部320は、表示部(例えば、モニタ)および音声出力部(例えば、スピーカ)のうちの少なくとも1つとすることができる。
通信端末200の記憶部240には、コンテンツ情報242が記憶される。コンテンツ情報242は、例えば、電気機器301の出力部320から音声や映像を出力させるための音声データや映像データである。例えば、主に朝に使用される電気機器である場合には、音声データ「おはよう」や、朝をイメージする映像データをコンテンツ情報242とすることができる。また、例えば、電気機器がコーヒーメーカである場合には、音声データ「できたよ」や、出来たてのコーヒーの映像データをコンテンツ情報242とすることができる。
例えば、通信端末200は、機器制御装置100により指定されたアプリケーション(機器制御装置100に対して、コンテンツ情報を送信するとともに、そのコンテンツ情報を出力するよう要求する機能を有するアプリケーション)を起動させることができる。この場合には、通信端末200は、図10の矢印13に示すように、電気機器301の動作とともに出力するコンテンツ情報を近距離無線通信部210により機器制御装置100に送信する。
また、機器制御装置100の制御部140は、受信したコンテンツ情報を電気機器301の出力部320から出力させるための制御信号を生成し、この制御信号を電気機器301の出力部320に供給する。これにより、電気機器301の出力部320からコンテンツ情報が出力(例えば、音楽再生)される(図10に示す14)。
このように、機器制御装置100は、本発明の第1の実施の形態の機能に加えて、電気機器301の動作中に通信端末200から送信されるコンテンツ情報を、電気機器301の出力部320を介して出力させる機能を有する。
[電気機器からコンテンツ情報を出力させる場合の通信例]
図12は、本発明の第2の実施の形態における機器制御システム30を構成する各機器により予約設定を行う場合の処理の流れを示すシーケンスチャートである。図12は、図7の変形例であり、通信端末200の記憶部240に記憶されているコンテンツ情報242を、電気機器301の出力部320から出力させる点が異なる。このため、図12では、図7と共通する部分については、同一の符号を付して説明する。
通信端末200の近距離無線通信部210は、電気機器301の動作状況を受信した場合には(ステップS422)、記憶部240に記憶されているコンテンツ情報242を取得して機器制御装置100に送信する(ステップS441)。
機器制御装置100の制御部140は、通信端末200から受信したコンテンツ情報242を出力するよう、電気機器301の出力部320に制御信号を供給する(ステップS442)。これにより、電気機器301の出力部320からコンテンツ情報が出力(音楽再生)される。
ここで、コンテンツ情報(例えば、音声データ、映像データ)は、データのサイズが大きいため、BLEのGATT通信のような省エネルギー型の無線通信では送信が著しく困難となることも想定される。そこで、コンテンツ情報の送信については、別の通信方式で通信するようにしてもよい。この例を図13に示す。
[機器制御システムの機能構成例]
図13は、本発明の第2の実施の形態における機器制御システム40を構成する各機器の機能構成例を示すブロック図である。
機器制御システム40は、機器制御装置100と、通信端末200と、電気機器302とを備える。
電気機器302は、第2近距離無線通信部330を備える。第2近距離無線通信部330は、近距離無線通信を利用して、通信端末200との間で各種情報のやりとりを行うものである。また、第2近距離無線通信部330は、機器制御装置100の近距離無線通信部110とは異なる通信方式(例えば、従来型のBluetooth通信)で通信することができる。
通信端末200の近距離無線通信部210は、近距離無線通信を利用して、電気機器302の第2近距離無線通信部330との間で各種情報のやりとりを行うことができる。例えば、近距離無線通信部210は、機器制御装置100の近距離無線通信部110に対応する通信方式(例えば、BLE)で通信するとともに、電気機器302の第2近距離無線通信部330に対応する通信方式で通信することができる。
このように、電気機器302に第2近距離無線通信部330を備えることにより、コンテンツ情報(例えば、音声データ、映像データ)のデータのサイズが大きい場合でも、コンテンツ情報の送信を適切に行うことができる。
このように、本発明の第2の実施の形態によれば、電気機器の動作時に、その動作に関するコンテンツ情報を電気機器から出力させることができる。
なお、上述の実施の形態は本発明を具現化するための一例を示したものであり、実施の形態における事項と、特許請求の範囲における発明特定事項とはそれぞれ対応関係を有する。同様に、特許請求の範囲における発明特定事項と、これと同一名称を付した本発明の実施の形態における事項とはそれぞれ対応関係を有する。ただし、本発明は実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において実施の形態に種々の変形を施すことにより具現化することができる。
また、上述の実施の形態において説明した処理手順は、これら一連の手順を有する方法として捉えてもよく、また、これら一連の手順をコンピュータに実行させるためのプログラム乃至そのプログラムを記憶する記録媒体として捉えてもよい。この記録媒体として、例えば、CD(Compact Disc)、MD(MiniDisc)、DVD(Digital Versatile Disc)、メモリカード、ブルーレイディスク(Blu-ray(登録商標)Disc)等を用いることができる。
10、20、30、40 機器制御システム
100 機器制御装置
110 近距離無線通信部
120 処理部
121 クロック生成部
122 カウント部
130 記憶部
140 制御部
150 バス
200 通信端末
210 近距離無線通信部
220 ネットワーク通信部
230 処理部
240 記憶部
250 入力部
260 出力部
300、301、302 電気機器
310 電気機器動作部
320 出力部
330 第2近距離無線通信部
600 サーバ
610 ネットワーク通信部
620 記憶部

Claims (11)

  1. 電気機器の動作を制御可能な機器制御装置と、前記機器制御装置との間で無線通信が可能な通信端末とを含む機器制御システムであって、
    前記機器制御装置は、
    前記通信端末との間で無線通信を行う装置側無線通信部と、
    クロックを生成するクロック生成部と、
    前記クロックをカウントするカウンタと、
    前記通信端末から受信した予約設定と、前記カウンタのカウント値とに基づいて、前記電気機器に所定の動作をさせるための制御信号を生成し、前記電気機器に供給する制御部とを備え、
    前記通信端末は、
    予約設定の入力を受け付ける情報を出力する出力部と、
    前記予約設定の入力を受け付ける入力部と、
    入力された前記予約設定を前記機器制御装置に送信する端末側無線通信部と
    を備える機器制御システム。
  2. 前記装置側無線通信部は、前記通信端末から受信した予約設定と、前記カウンタのカウント値とに基づいて、前記通信端末に対して、前記電気機器の動作状況を示す情報を送信する請求項1に記載の機器制御システム。
  3. 前記装置側無線通信部は、前記通信端末から受信した予約設定と、前記カウンタのカウント値とに基づいて、前記通信端末に対して、アプリケーションを指定して動作状態にするよう要求する通知情報を送信し、
    前記通信端末は、少なくとも1つのアプリケーションを動作させることが可能な処理部を更に備え、
    前記処理部は、前記端末側無線通信部が受信した前記通知情報により特定されるアプリケーションを動作させる
    請求項1または2に記載の機器制御システム。
  4. 前記アプリケーションは、前記機器制御装置に対して、コンテンツ情報を送信するとともに、前記コンテンツ情報を出力するよう要求する機能を有し、
    前記制御部は、受信した前記コンテンツ情報を前記電気機器から出力させるための制御信号を生成し、前記電気機器に供給する
    請求項3に記載の機器制御システム。
  5. 前記端末側無線通信部は、前記装置側無線通信部から前記機器制御装置および前記電気機器の少なくとも一方を識別するための機器識別情報を取得し、
    前記出力部は、取得した前記機器識別情報に対応する前記予約設定の入力を受け付ける情報を出力する
    請求項1から4のいずれか一項に記載の機器制御システム。
  6. 前記機器識別情報と、前記予約設定の入力を受け付ける情報とを対応付けて予め記憶するサーバを更に備え、
    前記通信端末は、前記サーバとネットワークを介して通信を行い、取得した前記機器識別情報に対応する前記予約設定の入力を受け付ける情報を取得するネットワーク通信部を更に備える
    請求項5に記載の機器制御システム。
  7. 前記予約設定は、前記所定の動作を行うタイミングを示すカウント値と、前記所定の動作の内容とを含む請求項1から6のいずれか一項に記載の機器制御システム。
  8. 前記予約設定の入力を受け付ける情報は、入力を受け付ける入力要素を備える表示画面である請求項1から7のいずれか一項に記載の機器制御システム。
  9. 前記装置側無線通信部は、所定の間隔でBluetooth(登録商標) Low Energy規格における接続要求を受け付けるアドバタイズパケットを送信し、
    前記端末側無線通信部は、前記アドバタイズパケットを受信し、前記機器制御装置に対して接続要求を行うことで確立した接続を用いて、前記予約設定を送信する
    請求項1から8のいずれか一項に記載の機器制御システム。
  10. 電気機器の動作を制御可能な機器制御装置と、前記機器制御装置との間で無線通信が可能な通信端末とを含む機器制御システムにおける機器制御方法であって、
    前記通信端末において、予約設定の入力を受け付ける情報を出力する工程と、
    前記通信端末において、前記予約設定の入力を受け付ける工程と、
    前記通信端末が、入力された前記予約設定を前記機器制御装置に送信する工程と、
    前記機器制御装置において、前記通信端末から受信した予約設定と、生成されたクロックのカウント値とに基づいて、前記電気機器に所定の動作をさせるための制御信号を生成し、前記電気機器に供給する工程と
    を備える機器制御方法。
  11. 電気機器の動作を制御可能な機器制御装置であって、
    無線通信により、通信端末から予約設定を受信する無線通信部と、
    クロックを生成するクロック生成部と、
    前記クロックをカウントするカウンタと、
    前記通信端末から受信した予約設定と、前記カウンタのカウント値とに基づいて、前記電気機器に所定の動作をさせるための制御信号を生成し、前記電気機器に供給する制御部と
    を備える機器制御装置。
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