JP7245481B1 - 機器管理システム、モバイル端末およびプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】施設内に配置された複数の機器を操作するためのグラフィカルユーザインタフェースの操作性を向上させる。【解決手段】モバイル端末は、施設内に配置された複数の機器の各々を操作するための複数のグラフィカルユーザインタフェースをタッチパネルディスプレイに表示可能である。モバイル端末は、位置情報発信装置から受信した位置情報に基づいて、施設内におけるモバイル端末の位置を特定する。モバイル端末は、タッチパネルディスプレイに表示されるグラフィカルユーザインタフェースを、位置情報に基づいて特定されるモバイル端末の位置に関連付けられた機器を操作するためのグラフィカルユーザインタフェースに限定する。【選択図】図1

Description

本明細書は、機器管理システム、モバイル端末およびプログラムに関する技術を開示する。
近年、住宅、オフィスビルおよび工場などの施設内に配置された照明機器および空調機器などの複数の機器を、モバイル端末のタッチパネルに表示されるグラフィカルユーザインタフェースを介して操作可能に構成されたシステムが提案されている(例えば、特許文献1を参照)。
特開2021―108152号公報
施設の利用者にとっては施設内における現在地に設けられた機器を操作できれば十分である場合が多いにもかかわらず、現在地とは関係のない場所の機器も含めて操作可能なグラフィカルユーザインタフェースでは、操作可能な機器の数に応じて構造が複雑となるため、その操作が煩雑になるという問題があった。また、そのようなグラフィカルユーザインタフェースでは、現在地とは関係のない場所の機器を誤って操作してしまう可能性があった。
本明細書に開示する技術は、以下の形態として実現できる。
本明細書に開示する一形態は、施設内に配置された複数の機器を操作可能に構成されたモバイル端末である。このモバイル端末は、前記複数の機器を制御する機器制御装置と無線通信を介して通信可能に構成された第1の無線回路と;前記施設内の場所を示す位置情報を発信する複数の位置情報発信装置と無線通信を介して通信可能に構成された第2の無線回路と;タッチパネルディスプレイと;プロセッサと;プログラム命令を記憶するメモリとを備える。このモバイル端末は、前記プロセッサにより前記プログラム命令が実行されることによって、前記複数の機器の各々を操作するための複数のグラフィカルユーザインタフェースを、前記タッチパネルディスプレイに表示可能であり;前記タッチパネルディスプレイに表示されている前記グラフィカルユーザインタフェースを介して、前記機器を操作する操作入力を受け付け;前記第1の無線回路を用いて、前記グラフィカルユーザインタフェースを介して受け付けた前記操作入力に基づく前記機器の制御を前記機器制御装置に要求し;前記第2の無線回路を用いて、前記複数の位置情報発信装置のうち少なくとも1つの位置情報発信装置から前記位置情報を受信し;前記位置情報発信装置から受信した前記位置情報に基づいて、前記施設内における前記モバイル端末の位置を特定し;前記モバイル端末の操作者によって操作可能に前記タッチパネルディスプレイに表示される前記グラフィカルユーザインタフェースを、前記複数のグラフィカルユーザインタフェースのうち前記位置情報に基づいて特定される前記モバイル端末の前記位置に関連付けられた機器を操作するためのグラフィカルユーザインタフェースに限定し;前記第1の無線回路を用いて受信される前記機器制御装置からの指示に基づく場合、および、前記第2の無線回路を用いて前記位置情報を所定の期間に亘って受信できない場合のうち、少なくとも一方の場合、前記モバイル端末の操作者によって操作可能に前記タッチパネルディスプレイに表示されている前記グラフィカルユーザインタフェースを、削除する。
この形態のモバイル端末によれば、タッチパネルディスプレイに表示されるグラフィカルユーザインタフェースが、施設内におけるモバイル端末の位置に関連付けられた機器を操作するためのグラフィカルユーザインタフェースに限定されるため、グラフィカルユーザインタフェースの操作性を向上させることができる。また、モバイル端末の現在地とは関係のない場所に配置された機器を誤って操作してしまうことを防止できる。また、機器制御装置によってタッチパネルディスプレイへの表示が適切ではないと判断されたグラフィカルユーザインタフェースを削除できる。また、モバイル端末が施設内に存在しない可能性がある場合にタッチパネルディスプレイからグラフィカルユーザインタフェースを削除できる。
(1)本明細書に開示する一形態は、施設内に配置された複数の機器を操作可能に構成されたモバイル端末である。このモバイル端末は、前記複数の機器を制御する機器制御装置と無線通信を介して通信可能に構成された第1の無線回路と;前記施設内の場所を示す位置情報を発信する複数の位置情報発信装置と無線通信を介して通信可能に構成された第2の無線回路と;タッチパネルディスプレイと;プロセッサと;プログラム命令を記憶するメモリとを備える。このモバイル端末は、前記プロセッサにより前記プログラム命令が実行されることによって、前記複数の機器の各々を操作するための複数のグラフィカルユーザインタフェースを、前記タッチパネルディスプレイに表示可能であり;前記タッチパネルディスプレイに表示されている前記グラフィカルユーザインタフェースを介して、前記機器を操作する操作入力を受け付け;前記第1の無線回路を用いて、前記グラフィカルユーザインタフェースを介して受け付けた前記操作入力に基づく前記機器の制御を前記機器制御装置に要求し;前記第2の無線回路を用いて、前記複数の位置情報発信装置のうち少なくとも1つの位置情報発信装置から前記位置情報を受信し;前記位置情報発信装置から受信した前記位置情報に基づいて、前記施設内における前記モバイル端末の位置を特定し;前記タッチパネルディスプレイに表示される前記グラフィカルユーザインタフェースを、前記複数のグラフィカルユーザインタフェースのうち前記位置情報に基づいて特定される前記モバイル端末の前記位置に関連付けられた機器を操作するためのグラフィカルユーザインタフェースに限定する。
この形態のモバイル端末によれば、タッチパネルディスプレイに表示されるグラフィカルユーザインタフェースが、施設内におけるモバイル端末の位置に関連付けられた機器を操作するためのグラフィカルユーザインタフェースに限定されるため、グラフィカルユーザインタフェースの操作性を向上させることができる。また、モバイル端末の現在地とは関係のない場所に配置された機器を誤って操作してしまうことを防止できる。
(2)上述した形態のモバイル端末は、前記プロセッサにより前記プログラム命令が実行されることによって、前記第1の無線回路を用いて、前記タッチパネルディスプレイに表示される前記グラフィカルユーザインタフェースで操作可能な機器の動作状況を示す動作状況情報を前記機器制御装置から取得し;前記機器制御装置から受信した前記動作状況情報に基づいて、前記タッチパネルディスプレイに表示される前記グラフィカルユーザインタフェースによって前記動作状況を報知してもよい。この形態のモバイル端末によれば、モバイル端末の操作者は、グラフィカルユーザインタフェースを利用して動作状況を確認しながら機器を操作できる。
(3)上述した形態のモバイル端末は、前記プロセッサにより前記プログラム命令が実行されることによって、前記第1の無線回路を用いて前記機器制御装置に問い合わせることによって、前記位置情報に基づいて特定される前記モバイル端末の前記位置に関連付けられた機器を特定し;前記タッチパネルディスプレイに表示される前記グラフィカルユーザインタフェースを、前記機器制御装置に対する問い合わせに基づいて特定された機器を操作するためのグラフィカルユーザインタフェースに限定してもよい。この形態のモバイル端末によれば、機器制御装置の判断に基づいてグラフィカルユーザインタフェースの操作対象となる機器を設定できる。また、機器制御装置とやり取りすることなくグラフィカルユーザインタフェースの操作対象となる機器を設定する場合と比較して、モバイル端末の処理負荷を軽減できる。
(4)上述した形態のモバイル端末は、前記プロセッサにより前記プログラム命令が実行されることによって、前記第1の無線回路を用いて、前記施設内の各場所に前記複数の機器の各々が関連付けられた機器配置データを、前記機器制御装置から取得し;前記機器制御装置から取得した前記機器配置データを前記メモリに記憶し;前記メモリに記憶されている前記機器配置データに基づいて、前記位置情報に基づいて特定される前記モバイル端末の前記位置に関連付けられた機器を特定し;前記タッチパネルディスプレイに表示される前記グラフィカルユーザインタフェースを、前記複数のグラフィカルユーザインタフェースのうち前記機器配置データに基づいて特定された機器を操作するためのグラフィカルユーザインタフェースに限定してもよい。この形態のモバイル端末によれば、機器制御装置から取得した機器配置データに基づいてグラフィカルユーザインタフェースの操作対象となる機器を設定できる。また、機器制御装置とのやり取りを通してグラフィカルユーザインタフェースの操作対象となる機器を設定する場合と比較して、機器制御装置の処理負荷を軽減できる。
(5)上述した形態のモバイル端末は、前記施設内の各場所に前記複数の機器の各々が関連付けられた機器配置データを、予め前記メモリに記憶し;前記メモリに記憶されている前記機器配置データに基づいて、前記位置情報に基づいて特定される前記モバイル端末の前記位置に関連付けられた機器を特定し;前記タッチパネルディスプレイに表示される前記グラフィカルユーザインタフェースを、前記複数のグラフィカルユーザインタフェースのうち前記機器配置データに基づいて特定された機器を操作するためのグラフィカルユーザインタフェースに限定してもよい。この形態のモバイル端末によれば、メモリに予め記憶されている機器配置データに基づいてグラフィカルユーザインタフェースの操作対象となる機器を設定できる。また、機器制御装置とのやり取りを通してグラフィカルユーザインタフェースの操作対象となる機器を設定する場合と比較して、機器制御装置の処理負荷を軽減できる。
(6)上述した形態のモバイル端末は、前記プロセッサにより前記プログラム命令が実行されることによって、前記第1の無線回路を用いて受信される前記機器制御装置からの指示に基づいて、前記タッチパネルディスプレイに表示されている前記グラフィカルユーザインタフェースを削除してもよい。この形態のモバイル端末によれば、機器制御装置によってタッチパネルディスプレイへの表示が適切ではないと判断されたグラフィカルユーザインタフェースを削除できる。
(7)上述した形態のモバイル端末は、前記プロセッサにより前記プログラム命令が実行されることによって、前記第2の無線回路を用いて前記位置情報を所定の期間に亘って受信できない場合、前記タッチパネルディスプレイに表示されている前記グラフィカルユーザインタフェースを削除してもよい。この形態のモバイル端末によれば、モバイル端末が施設内に存在しない可能性がある場合にタッチパネルディスプレイからグラフィカルユーザインタフェースを削除できる。
(8)上述した形態のモバイル端末において、前記複数の位置情報発信装置は、BLEビーコンデバイス、RFIDタグおよび無線LANアクセスポイントの少なくとも1つを含んでもよい。この形態のモバイル端末によれば、施設内の場所を示す位置情報を無線通信を介して容易に利用できる。
(9)上述した形態のモバイル端末において、前記複数の機器は、照明機器、空調機器、電動シェード、床暖房、音響機器、映像機器、電動扉および電気錠の少なくとも1つを含んでもよい。この形態のモバイル端末によれば、施設内の場所ごとの調整が要求される機器の操作性を向上させることができる。
本明細書に開示する技術は、モバイル端末とは異なる種々の形態で実現できる。本明細書に開示する技術は、例えば、機器管理システム、機器制御装置、位置情報発信装置、ならびに、コンピュータプログラムなどの形態で実現できる。
機器管理システムの構成を示す説明図である。 モバイル端末の詳細構成を示す説明図である。 タッチパネルディスプレイに表示されるGUIの一例を示す説明図である。 機器制御サーバの詳細構成を示す説明図である。 モバイル端末が実行するGUI表示処理を示すフローチャートである。 機器制御サーバが実行するGUI表示処理を示すフローチャートである。 モバイル端末が実行するGUI受付処理を示すフローチャートである。 機器制御サーバが実行するGUI受付処理を示すフローチャートである。 モバイル端末が実行するGUI削除処理を示すフローチャートである。 機器制御サーバが実行するGUI削除処理を示すフローチャートである。 第2実施形態におけるモバイル端末の詳細構成を示す説明図である。 第2実施形態におけるモバイル端末が実行するGUI表示処理を示すフローチャートである。
A.第1実施形態
図1は、機器管理システム10の構成を示す説明図である。機器管理システム10は、施設800内に配置された複数の機器20を管理するシステムである。施設800は、複数の機器20を設置可能な比較的に広い空間である。本実施形態では、施設800は、オフィスビルである。他の実施形態では、施設800は、工場であってもよいし、商業施設であってもよいし、住宅であってもよい。
機器管理システム10は、施設800内に配置された機器20を、その機器20が配置された施設800内の場所810に関連付けて管理する。施設800内の複数の場所810は、建物の階層、通路、区画、部屋、仕切り席、什器などの単位で設定可能である。本明細書の説明では、複数の場所を包括的に示す場合には符号「810」を使用し、複数の場所のうち特定の場所を個別に示す場合には符号「810」に枝番を付けた符号を使用する(例えば、810-1、810-2、810-3)。図1の例では、場所810-1,810-2,810-3の各々は、施設800に設けられた部屋である。場所810-1a,810-1bの各々は、場所810-1に設けられた仕切り席(ブース)である。
複数の機器20の各々は、施設800内に配置された電子制御可能な機器である。本明細書の説明では、複数の機器を包括的に示す場合には符号「20」を使用し、複数の機器のうち特定の機器を個別に示す場合には符号「20」に枝番を付けた符号を使用する(例えば、20-1a、20-1b、20-1cなど)。図1の例では、機器20-1aは、場所810-1aに配置された照明機器である。機器20-1bは、場所810-1bに配置された照明機器である。機器20-1cは、場所810-1に配置された空調機器である。機器20-2aは、場所810-2に配置された照明機器である。機器20-2cは、場所810-2に配置された空調機器である。複数の機器20は、電子制御可能な機器であればよく、空調機器および照明機器に限らず、電動シェード、床暖房、音響機器、映像機器、電動扉(ゲート)、電気錠などを含んでもよい。これによって、施設800内の場所810ごとの調整が要求される機器20の操作性を向上させることができる。
機器管理システム10は、複数のビーコンデバイス50と、複数のRFIDタグ60と、複数のアクセスポイント70と、複数の人感センサ80と、複数のモバイル端末100と、機器制御サーバ200と、設備制御装置300とを備える。機器管理システム10は、施設800の利用者がモバイル端末100を用いて施設800内に配置された複数の機器20を操作可能に構成されている。
複数のビーコンデバイス50の各々は、施設800内に配置され、施設800内の場所810を示す位置情報を無線通信を用いて発信する位置情報発信装置である。複数のビーコンデバイス50の各々は、無線通信を用いて、それぞれ固有のビーコン識別情報を位置情報として発信する。機器管理システム10において、ビーコンデバイス50のビーコン識別情報は、複数の場所810の少なくとも1つに関連付けて管理されており、施設800内の場所810を示す位置情報として利用可能である。本実施形態では、ビーコンデバイス50は、近距離無線通信規格の1つであるBLE(Bluetooth Low Energy、登録商標)に準拠したBLEビーコンデバイスである。これによって、施設800内の場所810を示す位置情報を無線通信を介して容易に利用できる。本明細書の説明では、複数のビーコンデバイスを包括的に示す場合には符号「50」を使用し、複数のビーコンデバイスのうち特定のビーコンデバイスを個別に示す場合には符号「50」に枝番を付けた符号を使用する(例えば、50-1、50-2)。図1の例では、ビーコンデバイス50-1は、場所810-1に配置されている。ビーコンデバイス50-2は、場所810-2に配置されている。
複数のRFIDタグ60の各々は、施設800内に配置され、施設800内の場所810を示す位置情報を無線通信を用いて発信する位置情報発信装置である。複数のRFIDタグ60の各々は、無線通信を用いて、それぞれ固有のタグ識別情報を位置情報として発信する。機器管理システム10において、RFIDタグ60のタグ識別情報は、複数の場所810の少なくとも1つに関連付けて管理されており、施設800内の場所810を示す位置情報として利用可能である。本実施形態では、RFIDタグ60は、近距離無線通信規格の1つであるNFC(Near Field Communication、登録商標)に準拠したNFCタグである。これによって、施設800内の場所810を示す位置情報を無線通信を介して容易に利用できる。本明細書の説明では、複数のRFIDタグを包括的に示す場合には符号「60」を使用し、複数のRFIDタグのうち特定のRFIDタグを個別に示す場合には符号「60」に枝番を付けた符号を使用する(例えば、60-1a、60-1b、60-2)。図1の例では、RFIDタグ60-1aは、場所810-1aに配置されている。RFIDタグ60-1bは、場所810-1bに配置されている。RFIDタグ60-2は、場所810-2に配置されている。
複数のアクセスポイント70の各々は、施設800内に配置され、モバイル端末100を接続可能な無線LANを構築可能に構成されている。アクセスポイント70は、モバイル端末100に接続された無線LANと、機器制御サーバ200に接続された有線LANとの間を中継することによって、モバイル端末100と機器制御サーバ200との間を通信可能に接続する。機器管理システム10において、無線LANで使用されるアクセスポイント70の識別情報は、複数の場所810の少なくとも1つに関連付けて管理されており、施設800内の場所810を示す位置情報として利用可能である。これによって、施設800内の場所810を示す位置情報を無線通信を介して容易に利用できる。本明細書の説明では、複数のアクセスポイントを包括的に示す場合には符号「70」を使用し、複数のアクセスポイントのうち特定のアクセスポイントを個別に示す場合には符号「70」に枝番を付けた符号を使用する(例えば、70-1、70-2、70-3)。
複数の人感センサ80の各々は、施設800内に配置され、施設800内の人を感知するセンサである。機器管理システム10において、複数の人感センサ80の各々は、施設800内における複数の場所810の少なくとも1つに関連付けて管理されている。
複数のモバイル端末100の各々は、施設800の利用者によって持ち運び可能な情報機器である。本実施形態では、モバイル端末100は、スマートフォンである。複数のモバイル端末100は、持ち運び可能な情報機器であればよく、スマートフォンに限らず、タブレット端末およびパーソナルコンピュータなどを含んでもよい。モバイル端末100は、施設800内に配置された複数の機器20を操作可能に構成されている。モバイル端末100は、ビーコンデバイス50から位置情報を受信可能に構成されている。モバイル端末100は、RFIDタグ60から位置情報を受信可能に構成されている。モバイル端末100は、アクセスポイント70の無線LANを介して機器制御サーバ200と通信可能に構成されている。本明細書の説明では、複数のモバイル端末を包括的に示す場合には符号「100」を使用し、複数のモバイル端末のうち特定のモバイル端末を個別に示す場合には符号「100」に枝番を付けた符号を使用する(例えば、100-1、100-2)。モバイル端末100の詳細については後述する。
機器制御サーバ200は、モバイル端末100と設備制御装置300との間で情報を処理するコンピュータである。機器制御サーバ200は、設備制御装置300と協働して複数の機器20を制御する機器制御装置として機能する。機器制御サーバ200は、コンピュータネットワーク(例えば、有線LAN、無線LAN、インターネットの少なくとも1つ)を介して複数のアクセスポイント70および設備制御装置300と通信可能に接続されている。図1の例では、機器制御サーバ200の台数は、1台であるが、他の実施形態では、処理負荷に応じた複数の台数であってもよい。機器制御サーバ200の詳細については後述する。
設備制御装置300は、施設800に設けられた設備を制御するコンピュータである。設備制御装置300は、複数の機器20の各々と電子制御可能に接続されている。設備制御装置300は、複数の人感センサ80の各々とセンサ信号を受信可能に接続されている。本実施形態では、設備制御装置300は、KNX(登録商標)に準拠した装置である。
図2は、モバイル端末100の詳細構成を示す説明図である。モバイル端末100は、プロセッサ110と、メモリ120と、タッチパネルディスプレイ130と、無線モジュール152と、無線モジュール154と、無線モジュール156とを備える。
モバイル端末100のプロセッサ110は、メモリ120に記憶されているプログラム122に含まれる複数のプログラム命令を実行することによって、タッチパネルディスプレイ130および無線モジュール152,154,156を制御する。プロセッサ110の個数は、1つであってもよいし、複数であってもよい。
モバイル端末100のメモリ120は、プロセッサ110が取り扱うデータを記憶する。メモリ120の個数は、1つであってもよいし、複数であってもよい。メモリ120は、プロセッサ110に行わせるプログラム命令を記述したプログラム122を記憶している。プログラム122は、モバイル端末100に接続されたネットワークを介してインストール可能である。
モバイル端末100の無線モジュール152は、アクセスポイント70によって構築される無線LANを介して機器制御サーバ200と通信可能に構成されている。無線モジュール152は、アクセスポイント70と接続可能な無線LAN規格に準拠した無線回路である。
モバイル端末100の無線モジュール154は、ビーコンデバイス50と無線通信を介して通信可能に構成されている。無線モジュール154は、ビーコンデバイス50と通信可能な近距離無線通信規格の1つであるBLEに準拠した無線回路である。
モバイル端末100の無線モジュール156は、RFIDタグ60と無線通信を介して通信可能に構成されている。無線モジュール156は、RFIDタグ60と通信可能な近距離無線通信規格の1つであるNFCに準拠した無線回路である。
モバイル端末100のタッチパネルディスプレイ130は、画像を表示可能であるとともに画面上で操作入力を受け可能に構成された電子部品である。タッチパネルディスプレイ130は、複数の機器20の各々を操作するための複数のグラフィカルユーザインタフェース170(GUI:Graphical User Interface)を表示可能である。本明細書の説明では、複数のGUIを包括的に示す場合には符号「170」を使用し、複数のGUIのうち特定のGUIを個別に示す場合には符号「170」に枝番を付けた符号を使用する(例えば、170-1、170-2、170-3)。
モバイル端末100は、タッチパネルディスプレイ130に表示されているGUI170を介して、機器20を操作する操作入力を受け付ける。その後、モバイル端末100は、無線モジュール152を用いて、GUI170を介して受け付けた操作入力に基づく機器20の制御を200に要求する。
モバイル端末100は、無線モジュール154,156を用いて、複数のビーコンデバイス50および複数のRFIDタグ60のうち少なくとも1つの位置情報発信装置から位置情報を受信する。位置情報を受信した後、モバイル端末100は、その位置情報に基づいて、施設800内におけるモバイル端末100の位置を特定する。その後、モバイル端末100は、モバイル端末100の操作者によって操作可能にタッチパネルディスプレイ130に表示されるGUI170を、モバイル端末100の位置に関連付けられた機器20を操作するためのGUI170に限定する。
モバイル端末100は、無線モジュール152を用いて、タッチパネルディスプレイ130に表示されるGUI170で操作可能な機器20の動作状況を示す動作状況情報を機器制御サーバ200から取得する。モバイル端末100は、機器制御サーバ200から取得した動作状況情報に基づいて、タッチパネルディスプレイ130に表示されるGUI170によって機器20の動作状況を報知する。
図3は、タッチパネルディスプレイ130に表示されるGUI170の一例を示す説明図である。図3の例は、図1における場所810-1に配置されているビーコンデバイス50-1から位置情報を受信したモバイル端末100のタッチパネルディスプレイ130である。場所810-1に関連付けられた機器20は、場所810-1に設置されている3つの機器20-1a,20-1b,20-1cである。図3のタッチパネルディスプレイ130に表示されているGUI170は、モバイル端末100の位置としてビーコンデバイス50-1の位置情報が示す場所810-1に関連付けられた3つの機器20-1a,20-1b,20-1cを操作するためのGUI170-1,170-2,170-3に限定されている。
GUI170-1は、照明機器である機器20-1aを操作するためのユーザインタフェースである。GUI170-2は、照明機器である機器20-1bを操作するためのユーザインタフェースである。照明機器のためのGUI170-1,170-2の各々は、場所表示欄171と、電源アイコン172と、調光アイコン173と、調色アイコン174とを備える。場所表示欄171は、操作対象の機器20が配置されている場所を示す情報を表示する。
電源アイコン172は、操作対象の機器20が電源オンまたは電源オフであるかの動作状態を示すとともに、操作対象の機器20を電源オンまたは電源オフにする操作入力を受け付ける。図3の例では、GUI170-1の電源アイコン172は、電源オフを示しており、GUI170-2の電源アイコン172は、電源オンを示している。
調光アイコン173は、照明機器である操作対象の機器20に設定されている光の明るさの度合いを動作状態として示すとともに、その光の明るさを調節する操作入力を受け付ける。図3の例では、GUI170-1の調光アイコン173は、4段階の明るさのうち3段階目の明るさを示しており、GUI170-2の調光アイコン173は、4段階の明るさのうち4段階目の明るさを示している。
調色アイコン174は、照明機器である操作対象の機器20に設定されている光の色を動作状態として示すとともに、その光の色を調節する操作入力を受け付ける。図3の例では、GUI170-1の調色アイコン174は、5段階の色のうち2段階目の色を示しており、GUI170-2の調色アイコン174は、5段階の色のうち2段階目の色を示している。
GUI170-3は、空調機器である機器20-1cを操作するためのユーザインタフェースである。空調機器のためのGUI170-3は、場所表示欄176と、風量調整アイコン177とを備える。場所表示欄176は、操作対象の機器20が配置されている場所を示す情報を表示する。風量調整アイコン177は、空調機器である操作対象の機器20における風量を動作状態として示すとともに、その風量を調整する操作入力を受け付ける。図3の例では、GUI170-3の風量調整アイコン177は、4つの風量「オフ」、「低」、「中」および「高」のうち「中」段階の風量を示している。
図4は、機器制御サーバ200の詳細構成を示す説明図である。機器制御サーバ200は、プロセッサ210と、メモリ220と、ネットワークモジュール250とを備える。
機器制御サーバ200のプロセッサ210は、メモリ220に記憶されているプログラム222に含まれる複数のプログラム命令を実行することによって、ネットワークモジュール250を制御する。プロセッサ210の個数は、1つであってもよいし、複数であってもよい。
機器制御サーバ200のメモリ220は、プロセッサ210が取り扱うデータを記憶する。メモリ220の個数は、1つであってもよいし、複数であってもよい。メモリ220は、プログラム222および機器配置データ224を記憶している。プログラム222は、プロセッサ210に行わせるプログラム命令を記述したデータである。機器配置データ224は、複数のビーコンデバイス50および複数のRFIDタグ60からそれぞれ発信される位置情報が示す施設800内の各場所810に、複数の機器20の各々を関連付けたデータである。機器配置データ224は、プログラム222のインストールに併せてメモリ220に格納され、機器管理システム10の管理者によって適宜更新される。
機器制御サーバ200のネットワークモジュール250は、有線LANを介した通信を処理する電子回路である。機器制御サーバ200は、ネットワークモジュール250を用いて、アクセスポイント70を介してモバイル端末100と通信可能に構成されているとともに、設備制御装置300と通信可能に構成されている。
機器制御サーバ200は、ネットワークモジュール250を用いて、モバイル端末100から機器20の制御要求を受け付ける。機器制御サーバ200は、モバイル端末100からの制御要求に基づいて、機器20の制御を設備制御装置300に指示する。
機器制御サーバ200は、ネットワークモジュール250を用いて、機器20の動作状況を示す動作状況情報を設備制御装置300から取得する。機器制御サーバ200は、設備制御装置300から取得した動作状況情報をモバイル端末100に送信する。
図5は、モバイル端末100が実行するGUI表示処理を示すフローチャートである。図5のGUI表示処理は、タッチパネルディスプレイ130にGUI170を表示するための処理である。プロセッサ110によりプログラム122のプログラム命令が実行されることによって、モバイル端末100は、図5のGUI表示処理を所定のタイミングで定期的に実行する。
図5のGUI表示処理を開始した後、モバイル端末100は、複数のビーコンデバイス50および複数のRFIDタグ60の少なくとも1つの位置情報発信装置から位置情報を受信したか否かを判断する(ステップS112)。
少なくとも1つの位置情報発信装置から位置情報を受信した場合(ステップS112:「YES」)、モバイル端末100は、その位置情報に基づいて、施設800内におけるモバイル端末100の位置(自機の位置)を特定する(ステップS114)。モバイル端末100は、複数のビーコンデバイス50から複数の位置情報をそれぞれ受信した場合、各位置情報を受信した際における受信信号強度および受信電波位相角の少なくとも一方を考慮して、モバイル端末100の位置を特定する。モバイル端末100は、ビーコンデバイス50の位置情報とRFIDタグ60の位置情報を受信した場合、それぞれの位置情報を考慮して、モバイル端末100の位置を特定する。
モバイル端末100の位置を特定した後(ステップS114)、モバイル端末100は、無線モジュール152を用いて機器制御サーバ200に問い合わせることによって、位置情報に基づいて特定されるモバイル端末100の位置に関連付けられた機器20を特定する(ステップS116)。機器制御サーバ200は、モバイル端末100からの問い合わせに応じて、モバイル端末100の位置に関連付けられた機器20を、モバイル端末100に通知する。これによって、モバイル端末100は、モバイル端末100の位置に関連付けられた機器20を特定できる。
モバイル端末100の位置に関連付けられた機器20を特定した後(ステップS116)、モバイル端末100は、タッチパネルディスプレイ130に表示されるGUI170を、機器制御サーバ200に対する問い合わせに基づいて特定された機器20を操作するためのGUI170に限定する(ステップS117)。
位置情報発信装置から位置情報を受信していない場合(ステップS112:「NO」)、モバイル端末100は、タッチパネルディスプレイ130にGUI170を表示中であるか否かを判断する(ステップS118)。GUI170を表示中でない場合(ステップS118:「NO」)、モバイル端末100は、図5のGUI表示処理を終了する。GUI170を表示中である場合(ステップS118:「YES」)、モバイル端末100は、タッチパネルディスプレイ130に表示中のGUI170を維持する(ステップS119)。
タッチパネルディスプレイ130のGUI170を限定または維持した後(ステップS117,S119)、モバイル端末100は、無線モジュール152を用いて、タッチパネルディスプレイ130に表示中のGUI170で操作可能な機器20の動作状況を機器制御サーバ200に問い合わせる(ステップS122)。その後、モバイル端末100は、無線モジュール152を用いて、表示中のGUI170で操作可能な機器20の動作状況を示す動作状況情報を機器制御サーバ200から取得する(ステップS126)。
機器20の動作状況情報を機器制御サーバ200から取得した後(ステップS126)、モバイル端末100は、その動作状況情報に基づいて、タッチパネルディスプレイ130に表示中のGUI170によって機器20の動作状況を報知する(ステップS128)。図3を用いて説明したように、モバイル端末100は、GUI170の電源アイコン172、調光アイコン173、調色アイコン174および風量調整アイコン177を用いて、機器20の動作状況を報知可能に構成されている。GUI170によって機器20の動作状況を報知した後(ステップS128)、モバイル端末100は、図5のGUI表示処理を終了する。
図6は、機器制御サーバ200が実行するGUI表示処理を示すフローチャートである。図6のGUI表示処理は、モバイル端末100のタッチパネルディスプレイ130にGUI170を表示させるための処理である。プロセッサ210によりプログラム222のプログラム命令が実行されることによって、機器制御サーバ200は、図6のGUI表示処理を所定のタイミングで定期的に実行する。
図6のGUI表示処理を開始した後、機器制御サーバ200は、モバイル端末100の位置に関連付けられた機器20についてモバイル端末100から問い合わせを受けたか否かを判断する(ステップS214)。モバイル端末100から問い合わせを受けた場合(ステップS214:「YES」)、機器制御サーバ200は、メモリ220に記憶されている機器配置データ224に、モバイル端末100から通知されたモバイル端末100の位置を照合することによって、モバイル端末100の位置が示す施設800内の場所810に関連付けられた機器20を特定する(ステップS215)。図1の例では、モバイル端末100の位置が、ビーコンデバイス50-1から発信された位置情報によって特定される場所810-1である場合、機器制御サーバ200は、モバイル端末100の位置に関連付けられた機器20として、機器20-1a,20-1b,20-1cを特定する。モバイル端末100の位置が、RFIDタグ60-1aから発信された位置情報によって特定される場所810-1aである場合、機器制御サーバ200は、モバイル端末100の位置に関連付けられた機器20として、機器20-1a,20-1cを特定する。
モバイル端末100の位置に関連付けられた機器20を特定した後(ステップS215)、機器制御サーバ200は、ネットワークモジュール250を用いて、モバイル端末100の位置に関連付けられた機器20をモバイル端末100に通知する(ステップS216)。
モバイル端末100から問い合わせを受けていない場合(ステップS214:「NO」)、または、モバイル端末100の位置に関連付けられた機器20をモバイル端末100に通知した後(ステップS216)、機器制御サーバ200は、モバイル端末100から機器20の動作状況の問い合わせを受けたか否かを判断する(ステップS222)。
機器20の動作状況の問い合わせを受けた場合(ステップS222:「YES」)、機器制御サーバ200は、ネットワークモジュール250を用いて、動作状況の問い合わせを受けた対象となる機器20の動作状況を、設備制御装置300に確認する(ステップS224)。機器20の動作状況を設備制御装置300に確認した後(ステップs224)、機器制御サーバ200は、ネットワークモジュール250を用いて、設備制御装置300に確認した機器20の動作状況を示す動作状況情報をモバイル端末100に送信する(ステップS226)。他の実施形態では、設備制御装置300が所定条件に基づいて機器20の動作状況を機器制御サーバ200に通知する場合、機器制御サーバ200は、設備制御装置300からの通知に基づく複数の機器20の動作状況情報を保持しておき、モバイル端末100からの問い合わせに応じて、機器制御サーバ200に保持されている動作状況情報をモバイル端末100に送信してもよい。動作状況情報をモバイル端末100に送信した後(ステップS226)、機器制御サーバ200は、図6のGUI表示処理を終了する。
図7は、モバイル端末100が実行するGUI受付処理を示すフローチャートである。図7のGUI受付処理は、タッチパネルディスプレイ130のGUI170によって機器20の操作入力を受け付けるための処理である。プロセッサ110によりプログラム122のプログラム命令が実行されることによって、モバイル端末100は、図7のGUI受付処理を所定のタイミングで定期的に実行する。
図7のGUI受付処理を開始した後、モバイル端末100は、タッチパネルディスプレイ130に表示中のGUI170によって機器20に対する操作入力を受け付けたか否かを判断する(ステップS132)。図3を用いて説明したように、モバイル端末100は、GUI170の電源アイコン172、調光アイコン173、調色アイコン174および風量調整アイコン177を用いて、機器20の操作入力を受け付け可能に構成されている。
GUI170によって機器20に対する操作入力を受け付けた場合(ステップS132:「YES」)、モバイル端末100は、無線モジュール152を用いて、操作入力を受け付けた機器20の制御を機器制御サーバ200に要求する(ステップS133)。
機器20の制御を機器制御サーバ200に要求した後(ステップS133)、モバイル端末100は、無線モジュール152を用いて、その要求に対する応答を機器制御サーバ200から受信する(ステップS136)。機器制御サーバ200からの応答は、操作入力に基づく機器20の制御結果を示す情報、ならびに、その機器20の動作状況を示す情報を含む。
機器制御サーバ200から応答を受信した後(ステップS136)、モバイル端末100は、その応答に含まれる情報に基づいて、操作入力に基づく機器20の制御結果をタッチパネルディスプレイ130のGUI170に反映する(ステップS138)。制御結果をGUI170に反映した後(ステップS138)、または、GUI170によって機器20に対する操作入力を受け付けていない場合(ステップS132:「NO」)、モバイル端末100は、図7のGUI受付処理を終了する。
図8は、機器制御サーバ200が実行するGUI受付処理を示すフローチャートである。図8のGUI受付処理は、モバイル端末100のGUI170において機器20の操作入力の受付を実現するための処理である。プロセッサ210によりプログラム222のプログラム命令が実行されることによって、機器制御サーバ200は、図8のGUI受付処理を所定のタイミングで定期的に実行する。
図8のGUI受付処理を開始した後、機器制御サーバ200は、機器20の制御要求をモバイル端末100から受信したか否かを判断する(ステップS233)。機器20の制御要求をモバイル端末100から受信した場合(ステップS233:「YES」)、機器制御サーバ200は、モバイル端末100から受信した制御要求に基づいて、ネットワークモジュール250を用いて、機器20の制御を設備制御装置300に指示する(ステップS224)。
機器20の制御を設備制御装置300に指示した後(ステップS224)、機器制御サーバ200は、ネットワークモジュール250を用いて、その指示に対する応答を設備制御装置300から受信する(ステップS225)。設備制御装置300からの応答は、操作入力に基づく機器20の制御結果を示す情報、ならびに、その機器20の動作状況を示す情報を含む。
設備制御装置300から応答を受信した後(ステップS225)、機器制御サーバ200は、ネットワークモジュール250を用いて、モバイル端末100から受信した制御要求に対する応答をモバイル端末100に送信する(ステップS226)。機器制御サーバ200からの応答は、操作入力に基づく機器20の制御結果を示す情報、ならびに、その機器20の動作状況を示す情報を含む。モバイル端末100に応答した後(ステップS226)、機器制御サーバ200は、図8のGUI受付処理を終了する。
図9は、モバイル端末100が実行するGUI削除処理を示すフローチャートである。図9のGUI削除処理は、タッチパネルディスプレイ130に表示中のGUI170を削除するための処理である。プロセッサ110によりプログラム122のプログラム命令が実行されることによって、モバイル端末100は、図9のGUI削除処理を所定のタイミングで定期的に実行する。
図9のGUI削除処理を開始した後、モバイル端末100は、タッチパネルディスプレイ130にGUI170を表示中であるか否かを判断する(ステップS141)。GUI170を表示中でない場合(ステップS141:「NO」)、モバイル端末100は、図9のGUI削除処理を終了する。
GUI170を表示中である場合(ステップS141:「YES」)、モバイル端末100は、ビーコンデバイス50およびRFIDタグ60からの位置情報を所定期間(例えば、5分間)に亘って受信していないか否かを判断する(ステップS142)。位置情報を所定期間に亘って受信していない場合(ステップS142:「YES」)、タッチパネルディスプレイ130に表示中のGUI170を全て削除する(ステップS143)。表示中のGUI170を削除した後(ステップS143)、モバイル端末100は、図9のGUI削除処理を終了する。
所定期間に位置情報を受信している場合(ステップS142:「NO」)、モバイル端末100は、タッチパネルディスプレイ130からGUI170を削除する削除指示を、機器制御サーバ200から受信したか否かを判断する(ステップS146)。GUI170の削除指示を機器制御サーバ200から受信した場合(ステップS146:「YES」)、モバイル端末100は、機器制御サーバ200から受信した削除指示の対象である表示中のGUI170をタッチパネルディスプレイ130から削除する(ステップS147)。削除指示に基づいてGUI170を削除した後(ステップS147)、または、機器制御サーバ200から削除指示がない場合(ステップS146:「NO」)、モバイル端末100は、図9のGUI削除処理を終了する。
図10は、機器制御サーバ200が実行するGUI削除処理を示すフローチャートである。図10のGUI削除処理は、モバイル端末100のタッチパネルディスプレイ130に表示中のGUI170を削除するための処理である。プロセッサ210によりプログラム222のプログラム命令が実行されることによって、機器制御サーバ200は、図10のGUI削除処理を所定のタイミングで定期的に実行する。
図10のGUI削除処理を開始した後、機器制御サーバ200は、モバイル端末100のタッチパネルディスプレイ130に表示中のGUI170を削除するGUI削除条件を満たすか否かを判断する(ステップS245)。GUI削除条件は、GUI170の操作対象である機器20が、所定期間(例えば、15分間)に亘って人感センサ80から人の存在を示すセンサ信号が出力されていない場所810に配置されている機器20に該当することである。GUI削除条件は、GUI170の表示から所定期間(例えば、3時間)を経過することであってもよい。
GUI削除条件を満たす場合(ステップS245:「YES」)、機器制御サーバ200は、ネットワークモジュール250を用いて、GUI削除条件を満たすGUI170をタッチパネルディスプレイ130から削除する削除指示をモバイル端末100に送信する(ステップS246)。削除指示を送信した後(ステップS246)、または、GUI削除条件を満たさない場合(ステップS245:「NO」)、機器制御サーバ200は、図10のGUI削除処理を終了する。
以上説明した第1実施形態によれば、タッチパネルディスプレイ130に表示されるGUI170が、施設800内におけるモバイル端末100の位置に関連付けられた機器20を操作するためのGUI170に限定されるため、GUI170の操作性を向上させることができる。また、モバイル端末100の現在地とは関係のない場所810に配置された機器20を誤って操作してしまうことを防止できる。
また、タッチパネルディスプレイ130に表示されるGUI170によって操作対象である機器20の動作状況を報知できるため、モバイル端末100の操作者は、GUI170を利用して動作状況を確認しながら機器20を操作できる。
また、モバイル端末100はタッチパネルディスプレイ130に表示されるGUI170を、機器制御サーバ200に対する問い合わせに基づいて特定された機器20を操作するためのGUI170に限定する。これによって、モバイル端末100は、機器制御サーバ200の判断に基づいてGUI170の操作対象となる機器20を設定できる。さらに、機器制御サーバ200とやり取りすることなくGUI170の操作対象となる機器20を設定する場合と比較して、モバイル端末100の処理負荷を軽減できる。
また、図9および図10のGUI削除処理によって、機器制御サーバ200によってタッチパネルディスプレイ130への表示が適切ではないと判断されたGUI170を削除できる。また、図9のGUI削除処理におけるステップS142,S143によって、モバイル端末100が施設800内に存在しない可能性がある場合にタッチパネルディスプレイ130からGUI170を削除できる。
B.第2実施形態
第2実施形態の機器管理システム10は、モバイル端末100のメモリ120に記憶されている機器配置データ124に基づいて、モバイル端末100がGUI170の操作対象である機器20を特定する点を除き、第1実施形態と同様である。第2実施形態の機器制御サーバ200は、図6のGUI表示処理において、GUI170の表示対象となる機器20を特定するための処理(ステップS214,S215,S216)を実行しない。
図11は、第2実施形態におけるモバイル端末100Bの詳細構成を示す説明図である。モバイル端末100Bは、メモリ120が機器配置データ124を記憶している点を除き、第1実施形態のモバイル端末100と同様である。
機器配置データ124は、複数のビーコンデバイス50および複数のRFIDタグ60からそれぞれ発信される位置情報が示す施設800内の各場所810に、複数の機器20の各々を関連付けたデータである。本実施形態では、モバイル端末100Bは、無線モジュール152を用いて、機器配置データ124を機器制御サーバ200から取得し、その機器配置データ124をメモリ120に格納する。他の実施形態では、機器配置データ124は、プログラム122のインストールに併せてメモリ120に格納されることによって、メモリ120に予め記憶されたデータであってもよい。
図12は、第2実施形態におけるモバイル端末100Bが実行するGUI表示処理を示すフローチャートである。図12のGUI表示処理は、図5のGUI表示処理におけるステップS116,S117に代えて、ステップS116B,117Bを実行する点を除き、図5のGUI表示処理と同様である。
モバイル端末100の位置を特定した後(ステップS114)、モバイル端末100Bは、メモリ120に記憶されている機器配置データ124に、モバイル端末100Bの位置を照合することによって、位置情報に基づいて特定されるモバイル端末100Bの位置に関連付けられた機器20を特定する(ステップS116B)。
機器配置データ124に基づいて機器20を特定した後(ステップS116B)、モバイル端末100Bは、タッチパネルディスプレイ130に表示されるGUI170を、機器配置データ124に基づいて特定された機器20を操作するためのGUI170に限定する(ステップS117B)。その後、モバイル端末100は、ステップ122を実行する。
以上説明した第2実施形態によれば、第1実施形態と同様に、タッチパネルディスプレイ130に表示されるGUI170が、施設800内におけるモバイル端末100Bの位置に関連付けられた機器20を操作するためのGUI170に限定されるため、GUI170の操作性を向上させることができる。また、モバイル端末100Bの現在地とは関係のない場所810に配置された機器20を誤って操作してしまうことを防止できる。
また、モバイル端末100Bはタッチパネルディスプレイ130に表示されるGUI170を、メモリ120に記憶されている機器配置データ124に基づいて特定される機器20を操作するためのGUI170に限定する。これによって、メモリ120に記憶されている機器配置データ124に基づいてGUI170の操作対象となる機器20を設定できる。また、機器制御サーバ200とのやり取りを通してGUI170の操作対象となる機器20を設定する場合と比較して、機器制御サーバ200の処理負荷を軽減できる。
C.他の実施形態
本明細書に開示する技術は、上述した実施形態、実施例および変形例に限られず、その趣旨を逸脱しない範囲において種々の構成で実現できる。例えば、上述した実施形態、実施例および変形例における技術的特徴のうち、発明の概要の欄に記載した各形態における技術的特徴に対応するものは、上述の課題の一部または全部を解決するために、あるいは、上述の効果の一部または全部を達成するために、適宜、差し替えおよび組み合わせることができる。また、本明細書中に必須なものとして説明されていない技術的特徴については、適宜、削除できる。
GUI170の操作対象となるモバイル端末100の位置に関連付けられた機器20は、モバイル端末100の位置に設けられている機器20に限らず、モバイル端末100の位置の近隣に設けられている機器20を含んでもよいし、モバイル端末100の位置に関連する場所に設けられている機器20を含んでもよい。
10…機器管理システム
20…機器
50…ビーコンデバイス
60…RFIDタグ
70…アクセスポイント
80…人感センサ
100,100B…モバイル端末
110…プロセッサ
120…メモリ
122…プログラム
124…機器配置データ
130…タッチパネルディスプレイ
152…無線モジュール
154…無線モジュール
156…無線モジュール
170…グラフィカルユーザインタフェース(GUI)
171…場所表示欄
172…電源アイコン
173…調光アイコン
174…調色アイコン
176…場所表示欄
177…風量調整アイコン
200…機器制御サーバ
210…プロセッサ
220…メモリ
222…プログラム
224…機器配置データ
250…ネットワークモジュール
300…設備制御装置
800…施設
810…場所

Claims (9)

  1. 施設内に配置された複数の機器を操作可能に構成されたモバイル端末であって、
    前記複数の機器を制御する機器制御装置と無線通信を介して通信可能に構成された第1の無線回路と、
    前記施設内の場所を示す位置情報を発信する複数の位置情報発信装置と無線通信を介して通信可能に構成された第2の無線回路と、
    タッチパネルディスプレイと、
    プロセッサと、
    プログラム命令を記憶するメモリと
    を備え、前記プロセッサにより前記プログラム命令が実行されることによって、
    前記複数の機器の各々を操作するための複数のグラフィカルユーザインタフェースを、前記タッチパネルディスプレイに表示可能であり、
    前記タッチパネルディスプレイに表示されている前記グラフィカルユーザインタフェースを介して、前記機器を操作する操作入力を受け付け、
    前記第1の無線回路を用いて、前記グラフィカルユーザインタフェースを介して受け付けた前記操作入力に基づく前記機器の制御を前記機器制御装置に要求し、
    前記第2の無線回路を用いて、前記複数の位置情報発信装置のうち少なくとも1つの位置情報発信装置から前記位置情報を受信し、
    前記位置情報発信装置から受信した前記位置情報に基づいて、前記施設内における前記モバイル端末の位置を特定し、
    前記モバイル端末の操作者によって操作可能に前記タッチパネルディスプレイに表示される前記グラフィカルユーザインタフェースを、前記複数のグラフィカルユーザインタフェースのうち前記位置情報に基づいて特定される前記モバイル端末の前記位置に関連付けられた機器を操作するためのグラフィカルユーザインタフェースに限定し、
    前記第1の無線回路を用いて受信される前記機器制御装置からの指示に基づく場合、および、前記第2の無線回路を用いて前記位置情報を所定の期間に亘って受信できない場合のうち、少なくとも一方の場合、前記モバイル端末の操作者によって操作可能に前記タッチパネルディスプレイに表示されている前記グラフィカルユーザインタフェースを、削除する、モバイル端末。
  2. 請求項1に記載のモバイル端末であって、前記プロセッサにより前記プログラム命令が実行されることによって、
    前記第1の無線回路を用いて、前記タッチパネルディスプレイに表示される前記グラフィカルユーザインタフェースで操作可能な機器の動作状況を示す動作状況情報を前記機器制御装置から取得し、
    前記機器制御装置から受信した前記動作状況情報に基づいて、前記タッチパネルディスプレイに表示される前記グラフィカルユーザインタフェースによって前記動作状況を報知する、モバイル端末。
  3. 請求項1に記載のモバイル端末であって、前記プロセッサにより前記プログラム命令が実行されることによって、
    前記第1の無線回路を用いて前記機器制御装置に問い合わせることによって、前記位置情報に基づいて特定される前記モバイル端末の前記位置に関連付けられた機器を特定し、
    前記タッチパネルディスプレイに表示される前記グラフィカルユーザインタフェースを、前記機器制御装置に対する問い合わせに基づいて特定された機器を操作するためのグラフィカルユーザインタフェースに限定する、モバイル端末。
  4. 請求項1に記載のモバイル端末であって、前記プロセッサにより前記プログラム命令が実行されることによって、
    前記第1の無線回路を用いて、前記施設内の各場所に前記複数の機器の各々が関連付けられた機器配置データを、前記機器制御装置から取得し、
    前記機器制御装置から取得した前記機器配置データを前記メモリに記憶し、
    前記メモリに記憶されている前記機器配置データに基づいて、前記位置情報に基づいて特定される前記モバイル端末の前記位置に関連付けられた機器を特定し、
    前記タッチパネルディスプレイに表示される前記グラフィカルユーザインタフェースを、前記複数のグラフィカルユーザインタフェースのうち前記機器配置データに基づいて特定された機器を操作するためのグラフィカルユーザインタフェースに限定する、モバイル端末。
  5. 請求項1に記載のモバイル端末であって、前記プロセッサにより前記プログラム命令が実行されることによって、
    前記施設内の各場所に前記複数の機器の各々が関連付けられた機器配置データを、予め前記メモリに記憶し、
    前記メモリに記憶されている前記機器配置データに基づいて、前記位置情報に基づいて特定される前記モバイル端末の前記位置に関連付けられた機器を特定し、
    前記タッチパネルディスプレイに表示される前記グラフィカルユーザインタフェースを、前記複数のグラフィカルユーザインタフェースのうち前記機器配置データに基づいて特定された機器を操作するためのグラフィカルユーザインタフェースに限定する、モバイル端末。
  6. 前記複数の位置情報発信装置は、BLEビーコンデバイス、RFIDタグおよび無線LANアクセスポイントの少なくとも1つを含む、請求項1ないし請求項5のいずれか一項に記載のモバイル端末。
  7. 前記複数の機器は、照明機器、空調機器、電動シェード、床暖房、音響機器、映像機器、電動扉および電気錠の少なくとも1つを含む、請求項1ないし請求項5のいずれか一項に記載のモバイル端末。
  8. 施設内に配置された複数の機器を操作する機能をモバイル端末のコンピュータに実現させるためのプログラムであって、
    前記複数の機器の各々を操作するための複数のグラフィカルユーザインタフェースを、前記モバイル端末のタッチパネルディスプレイに表示可能な機能と、
    前記タッチパネルディスプレイに表示されている前記グラフィカルユーザインタフェースを介して、前記機器を操作する操作入力を受け付ける機能と、
    複数の機器を制御する機器制御装置と無線通信を介して通信可能に構成された前記モバイル端末の第1の無線回路を用いて、前記グラフィカルユーザインタフェースを介して受け付けた前記操作入力に基づく前記機器の制御を、前記機器制御装置に要求する機能と、
    前記施設内の場所を示す位置情報を発信する複数の位置情報発信装置と無線通信を介して通信可能に構成された前記モバイル端末の第2の無線回路を用いて前記複数の位置情報発信装置のうち少なくとも1つの位置情報発信装置から前記位置情報を受信する機能と、
    前記位置情報発信装置から受信した前記位置情報に基づいて、前記施設内における前記モバイル端末の位置を特定する機能と、
    前記モバイル端末の操作者によって操作可能に前記タッチパネルディスプレイに表示される前記グラフィカルユーザインタフェースを、前記複数のグラフィカルユーザインタフェースのうち前記位置情報に基づいて特定される前記モバイル端末の前記位置に関連付けられた機器を操作するためのグラフィカルユーザインタフェースに限定する機能と、
    前記第1の無線回路を用いて受信される前記機器制御装置からの指示に基づく場合、および、前記第2の無線回路を用いて前記位置情報を所定の期間に亘って受信できない場合のうち、少なくとも一方の場合、前記モバイル端末の操作者によって操作可能に前記タッチパネルディスプレイに表示されている前記グラフィカルユーザインタフェースを、削除する機能と
    を実現させるためのプログラム。
  9. 施設内に配置された複数の機器を管理する機器管理システムであって、
    前記複数の機器を操作可能に構成されたモバイル端末と、
    前記複数の機器を制御する機器制御装置と、
    前記施設内の場所を示す位置情報を発信する複数の位置情報発信装置と
    を備え、
    前記モバイル端末は、
    無線通信を介して前記機器制御装置と通信可能に構成された第1の無線回路と、
    無線通信を介して前記複数の位置情報発信装置と通信可能に構成された第2の無線回路と、
    タッチパネルディスプレイと、
    プロセッサと、
    プログラム命令を記憶するメモリと
    を備え、前記プロセッサにより前記プログラム命令が実行されることによって、
    前記複数の機器の各々を操作するための複数のグラフィカルユーザインタフェースを、前記タッチパネルディスプレイに表示可能であり、
    前記タッチパネルディスプレイに表示されている前記グラフィカルユーザインタフェースを介して、前記機器を操作する操作入力を受け付け、
    前記第1の無線回路を用いて、前記グラフィカルユーザインタフェースを介して受け付けた前記操作入力に基づく前記機器の制御を前記機器制御装置に要求し、
    前記第2の無線回路を用いて、前記複数の位置情報発信装置のうち少なくとも1つの位置情報発信装置から前記位置情報を受信し、
    前記位置情報発信装置から受信した前記位置情報に基づいて、前記施設内における前記モバイル端末の位置を特定し、
    前記モバイル端末の操作者によって操作可能に前記タッチパネルディスプレイに表示される前記グラフィカルユーザインタフェースを、前記複数のグラフィカルユーザインタフェースのうち前記位置情報に基づいて特定される前記モバイル端末の前記位置に関連付けられた機器を操作するためのグラフィカルユーザインタフェースに限定し、
    前記第1の無線回路を用いて受信される前記機器制御装置からの指示に基づく場合、および、前記第2の無線回路を用いて前記位置情報を所定の期間に亘って受信できない場合のうち、少なくとも一方の場合、前記モバイル端末の操作者によって操作可能に前記タッチパネルディスプレイに表示されている前記グラフィカルユーザインタフェースを、削除する、機器管理システム。
JP2022148807A 2022-09-20 2022-09-20 機器管理システム、モバイル端末およびプログラム Active JP7245481B1 (ja)

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