JP2017112006A - 短絡検出システム - Google Patents

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美緒 久木
雅也 伊藤
Masaya Ito
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Abstract

【課題】正メインスイッチと負メインスイッチとのどちらが短絡故障したかを検出できる短絡検出システムを提供すること。【解決手段】正接地スイッチ4pと負接地スイッチ4nとの2つの接地スイッチ4と、検出部5と、判断部6とを備える。判断部6は、負接地スイッチのみをオフからオンに切り替える負側接地動作と、正接地スイッチ4pのみオフからオンに切り替える正側接地動作とを行う。判断部6は、これら2つの接地動作のいずれを行ったときも接続点Aの電位が低下した場合は、正メインスイッチ3pが短絡故障していると判断する。また、2つの接地動作のいずれを行ったときも接続点Aの電位が上昇した場合は、負メインスイッチ3nが短絡故障していると判断する。【選択図】図1

Description

本発明は、直流電源と電気機器との間に設けられた一対のメインスイッチと、該メインスイッチが短絡故障しているか否かを判断する判断部とを備えた短絡検出システムに関する。
直流電源と電気機器との間に設けられた一対のメインスイッチと、該一対のメインスイッチのいずれか一方が短絡故障しているか否かを判断する判断部とを備えた短絡検出システムが知られている(下記特許文献参照)。この短絡検出システムは、直流電源と電気機器とを繋ぐ一対の電力線と、個々の電力線に設けられたメインスイッチと、上記一対の電力線のうち一方の電力線に接続し該電力線を強制的に接地する接地スイッチとを備える。
また、上記一方の電力線には、メインスイッチを挟んで接地スイッチとは反対側に、電力線の電気特性を測定する測定部が接続している。上記判断部は、接地スイッチをオンして電力線を強制的に接地させた場合に、測定部によって電気特性の変化が検出された場合、一対のメインスイッチのうち少なくとも一方のメインスイッチが短絡故障していると判断するよう構成されている。
特開2015−65143号公報
しかしながら、上記短絡検出システムは、上述したように、一対のメインスイッチ(正メインスイッチ及び負メインスイッチ)のうち、どちらのメインスイッチが短絡故障したのか検出できないという問題がある。
本発明は、かかる背景に鑑みてなされたものであり、正メインスイッチと負側メインスッチとのうちどちらが短絡故障したかを検出できる短絡検出システムを提供しようとするものである。
本発明の一態様は、直流電源(10)と、該直流電源と電気機器(8)とを繋ぐ正電力線(2p)及び負電力線(2n)と、上記正電力線に設けられた正メインスイッチ(3p)と、上記負電力線に設けられた負メインスイッチ(3n)と、を有する主回路部(19)と、
上記正電力線のうち上記正メインスイッチよりも上記電気機器側に位置する正電力線機器側部分(2pa)と、グランドとの間に設けられた正接地スイッチ(4p)と、
上記負電力線のうち上記負メインスイッチよりも上記電気機器側に位置する負電力線機器側部分(2na)と、グランドとの間に設けられた負接地スイッチ(4n)と、
上記正電力線機器側部分と上記負電力線機器側部分との間に接続した平滑コンデンサ(11)と、
上記主回路部のうち上記正メインスイッチと上記負メインスイッチとの2つのメインスイッチ(3)よりも上記直流電源側に存在する主回路電源側部分(191)に接続しその接続点(A)の電位の変化を検出する検出部(5)と、
上記2つのメインスイッチの少なくとも一方が短絡故障しているか否かを判断する判断部(6)とを備え、
該判断部は、上記2つのメインスイッチを両方ともオフにするよう制御した状態で、上記正接地スイッチと上記負接地スイッチとの2つの接地スイッチ(4)のうち、上記負接地スイッチのみをオフからオンに切り替える負側接地動作と、上記正接地スイッチのみをオフからオンに切り替える正側接地動作とを行い、これら2つの接地動作のいずれを行ったときも上記接続点の電位が低下した場合は、上記正メインスイッチが短絡故障していると判断し、上記2つの接地動作のいずれを行ったときも上記接続点の電位が上昇した場合は、上記負メインスイッチが短絡故障していると判断するよう構成されている、短絡検出システム(1)にある。
上記短絡検出システムは、上記正接地スイッチと上記負接地スイッチとの2つの接地スイッチを備える。上記判断部は、2つの接地スイッチのうち正接地スイッチのみをオンする正側接地動作と、負接地スイッチのみをオンする負側接地動作とを行う。そして、これら2つの接地動作のいずれを行ったときも上記接続点の電位が低下した場合は、正メインスイッチが短絡故障していると判断するよう構成されている。また、上記2つの接地動作のいずれを行ったときも上記接続点の電位が上昇した場合は、負メインスイッチが短絡故障していると判断するよう構成されている。
そのため、正メインスイッチと負メインスイッチとのいずれが短絡故障しているかを判断することができる。すなわち、後述するように、正メインスイッチが短絡故障している場合、上記2つの接地動作のいずれを行っても、上記接続点の電位が低下する。また、負メインスイッチが短絡故障した場合、上記2つの接地動作のいずれを行っても、上記接続点の電位が上昇する。そのため、接続点の電位が低下したか上昇したかを検出することにより、正メインスイッチが短絡故障したのか、負メインスイッチが短絡故障したのかを判断することが可能になる。
以上のごとく、上記態様によれば、正メインスイッチと負メインスイッチとのどちらが短絡故障したかを検出できる短絡検出システムを提供することができる。
なお、特許請求の範囲及び課題を解決する手段に記載した括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものであり、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
また、上記「短絡故障」とは、スイッチがオフになる制御が行われてもオフにならず、オンし続ける故障を意味する。例えば、スイッチの接点が溶着したり、リレー内のばね部材や駆動回路が故障したりしたため、スイッチをオフにする制御がされても、オンし続ける場合がある。これらが「短絡故障」に該当する。
実施形態1における、2つのメインスイッチが両方とも短絡故障しておらず、かつ2つの接地スイッチを両方ともオフしているときの、短絡検出システムの回路図。 図1の状態から、負接地スイッチをオンに切り替えた瞬間における、短絡検出システムの回路図。 図1の状態から、正接地スイッチをオンに切り替えた瞬間における、短絡検出システムの回路図。 実施形態1における、正メインスイッチが短絡故障しており、かつ2つの接地スイッチを両方ともオフしているときの、短絡検出システムの回路図。 図4の状態から、負接地スイッチをオンに切り替えた瞬間における、短絡検出システムの回路図。 図4の状態から、正接地スイッチをオンに切り替えた瞬間における、短絡検出システムの回路図。 実施形態1における、負メインスイッチが短絡故障しており、かつ2つの接地スイッチを両方ともオフしているときの、短絡検出システムの回路図。 図7の状態から、負接地スイッチをオンに切り替えた瞬間における、短絡検出システムの回路図。 図7の状態から、正接地スイッチをオンに切り替えた瞬間における、短絡検出システムの回路図。 実施形態1における、2つのメインスイッチが両方とも短絡故障しており、かつ2つの接地スイッチを両方ともオフしているときの、短絡検出システムの回路図。 図10の状態から、負接地スイッチをオンに切り替えた瞬間における、短絡検出システムの回路図。 図10の状態から、正接地スイッチをオンに切り替えた瞬間における、短絡検出システムの回路図。 実施形態1における、2つのメインスイッチが両方とも短絡故障していない状態での、波高測定部に伝わる交流信号の波形図。 実施形態1における、正メインスイッチが短絡故障した状態での、波高測定部に伝わる交流信号の波形図。 実施形態1における、負メインスイッチが短絡故障した状態での、波高測定部に伝わる交流信号の波形図。 実施形態1における、2つのメインスイッチが両方とも短絡故障している状態での、波高測定部に伝わる交流信号の波形図。 実施形態1における、短絡検出システムのフローチャート。 図17に続くフローチャート。 実施形態1における、接地動作を行う前での、絶縁コンデンサの両端の電位を表した図。 実施形態1における、接続点の電位が−Eになった直後での、絶縁コンデンサの両端の電位を表した図。 図20に続く図。 実施形態1における、接続点の電位が0になった直後での、絶縁コンデンサの両端の電位を表した図。 図22に続く図。 実施形態2における、短絡検出システムの回路図。 実施形態3における、短絡検出システムの回路図。
上記短絡検出システムは、電気自動車やハイブリッド車等の車両に搭載するための、車載用短絡検出システムとすることができる。
(実施形態1)
上記短絡検出システムに係る実施形態について、図1〜図23を参照して説明する。図1に示すごとく、本形態の短絡検出システム1は、主回路部19と、正接地スイッチ4pと、負接地スイッチ4nと、平滑コンデンサ11と、検出部5と、判断部6とを備える。主回路部19は、直流電源10と、正電力線2pと、負電力線2nと、正メインスイッチ3pと、負メインスイッチ3nとからなる。
正電力線2pは、直流電源10の正電極12と電気機器8とを繋いでいる。負電力線2nは、直流電源10の負電極13と電気機器8とを繋いでいる。
正メインスイッチ3pは正電力線2pに設けられ、負メインスイッチ3nは負電力線2nに設けられている。
正接地スイッチ4pは、正電力線2pのうち正メインスイッチ3pよりも電気機器8側に位置する正電力線機器側部分2paと、グランドとの間に設けられている。負接地スイッチ4nは、負電力線2nのうち負メインスイッチ3nよりも電気機器8側に位置する負電力線機器側部分2naと、グランドとの間に設けられている。
平滑コンデンサ11は、正電力線機器側部分2paと負電力線機器側部分2naとの間に設けられている。
検出部5は、主回路部19のうち正メインスイッチ3pと負メインスイッチ3nとの2つのメインスイッチ3よりも直流電源10側に存在する主回路電源側部分191に接続している。検出部5は、接続点Aの電位の変化を検出する。
判断部6は、2つのメインスイッチ3p,3nの少なくとも一方が短絡故障しているか否かを判断する。
判断部6は、負側接地動作(図5参照)と正側接地動作(図6参照)とを行う。負側接地動作は、正接地スイッチ4pと負接地スイッチ4nとの2つの接地スイッチ4のうち、負接地スイッチ4nのみをオフからオンに切り替える接地動作である。また、正側接地動作は、2つの接地スイッチ4のうち正接地スイッチ4pのみをオフからオンに切り替える接地動作である。判断部6は、これら2つの接地動作のいずれを行ったときも接続点Aの電位が低下した場合は、正メインスイッチ3pが短絡故障していると判断する。また、判断部6は、上記2つの接地動作のいずれを行ったときも接続点Aの電位が上昇した場合は、負メインスイッチ3nが短絡故障していると判断する。
本形態の短絡検出システム1は、電気自動車やハイブリッド車等の車両に搭載するための、車載用短絡検出システムである。また、本形態の電気機器8はインバータである。このインバータを用いて、直流電源10から供給される直流電力を交流電力に変換し、得られた交流電力を用いて三相交流モータ81を駆動している。これにより、上記車両を走行させている。
2つのメインスイッチ3p,3nは、リレー38内に設けられている。リレー38は、1個の電磁コイル39を備える。リレー38は、上記1個の電磁コイル39に通電すると、2つのメインスイッチ3p,3nが両方ともオンするよう構成されている。本形態では、短絡検出システム1によって短絡故障の有無を検出し、2つのメインスイッチ3p,3nが両方とも短絡故障していないと判断した場合には、充電装置110を用いて平滑コンデンサ11を充電し、その後、電磁コイル39に通電して、メインスイッチ3p,3nをオンするよう構成してある。これにより、直流電源10と電気機器8とを電気接続するよう構成してある。
次に、検出部5の構成について説明する。図1に示すごとく、本形態の検出部5は、主回路電源側部分191のうち、直流電源10の負電極13と同電位となる部位に接続している。検出部5は、信号発生部50と、絶縁コンデンサ52と、第1フィルタ回路53と、第2フィルタ回路54と、波高測定部51とを備える。信号発生部50は、交流信号Sを発生する。信号発生部50は接地されている。絶縁コンデンサ52は、信号発生部50と接続点Aとの間に設けられている。絶縁コンデンサ52は、信号発生部50と直流電源10とを絶縁するために設けられている。また、第1フィルタ回路53は、絶縁コンデンサ52と接続点Aとの間に接続している。第1フィルタ回路53に、波高測定部51が接続している。波高測定部51は、電圧測定回路からなる。波高測定部51は、交流信号Sの波高値、すなわち交流信号Sのピーク電圧を測定している。
信号発生部50は、周波数が互いに異なる2種類の交流信号Sを発生できるよう構成されている。一方の周波数の交流信号Sを用いてメインスイッチ3p,3nの短絡故障を検出し、他方の周波数の交流信号を用いて、直流電源10が漏電しているか否かを検出している。第1フィルタ回路53は、短絡故障検出用の交流信号Sのみを通過させ、第2フィルタ回路54は、漏電検出用の交流信号のみを通過させる。
次に、接続点Aの電位の変化を検出することにより、2つのメインスイッチ3p,3nのどちらが短絡故障しているか判断できる理由について説明する。まず、図4に示すごとく、正メインスイッチ3pが短絡故障している場合について説明する。図4に示すように、正メインスイッチ3pが短絡故障していても、2つの接地スイッチ4p,4nのいずれもオフになっている場合は、直流電源10の2つの電極12,13は、いずれもグランドから絶縁されている。そのため、直流電源10の電圧をE(V)とすると、直流電源10の正電極12の電位はE/2(V)となり、負電極13の電位、すなわち接続点Aの電位は−E/2(V)となる。
ここで、図6に示すごとく、正接地スイッチ4pをオフからオンに切り替える正側接地動作を行うと、正電極12が接地され、正電極12の電位が0(V)になる。そのため、接続点Aの電位は−E(V)になる。つまり、正メインスイッチ3pが短絡故障している場合は、正側接地動作を行うと、接続点Aの電位が−E/2から−E(V)に低下する。
また、図5に示すごとく、正メインスイッチ3pが短絡故障している状態で、負接地スイッチ4nをオフからオンに切り替える負側接地動作を行うと、正電極12が、正メインスイッチ3pと、平滑コンデンサ11と、負接地スイッチ4nとを介して、瞬間的にグランドに電気接続される。すなわち、平滑コンデンサ11が瞬間的にショートした状態になる。そのため、正電極12の電位が瞬間的に0(V)になり、負電極13の電位、すなわち接続点Aの電位は瞬間的に−E(V)になる。
このように、正メインスイッチ3pが短絡故障している場合は、正側接地動作と負側接地動作とのいずれを行っても、接続点Aの電位は−E/2から−E(V)に低下する。そのため、これらの接地動作を行ったときに、電位の低下を検出できれば、正側メインスッチ3pが短絡故障していると判断できる。
次に、負メインスイッチ3nが短絡故障している場合について説明する。図7に示すごとく、負メインスイッチ3nが短絡故障していても、接地スイッチ4p,4nをオフしていれば、電極12,13はグランドから絶縁されるため、接続点Aの電位は−E/2(V)になる。ここで図8に示すごとく、負接地スイッチ4nをオンすると、接続点Aが接地され、その電位が0(V)になる。つまり、負側接地動作を行うことにより、接続点Aの電位が−E/2から0(V)に上昇する。
また、図9に示すごとく、正接地スイッチ4pをオンすると、負電極13が、負メインスイッチ3nと、平滑コンデンサ11と、正接地スイッチ4pとを介して、瞬間的にグランドに電気接続される。すなわち、平滑コンデンサ11が瞬間的にショートした状態になる。そのため、接続点Aの電位が瞬間的に0(V)になる。
このように、負メインスイッチ3nが短絡故障している場合は、正側接地動作と負側接地動作とのいずれを行っても、接続点Aの電位は−E/2から0(V)に上昇する。そのため、これらの接地動作を行ったときに、電位の上昇を検出できれば、負メインスイッチ3nが短絡故障していると判断できる。
次に、2つのメインスイッチ3p,3nが両方とも短絡故障していない場合について説明する。図1に示すごとく、2つのメインスイッチ3p,3nが両方とも短絡故障していない場合は、直流電源10の2つの電極12,13はいずれもグランドに対して絶縁されている。そのため、接続点Aの電位は−E/2(V)になる。この状態で、図2に示すごとく、負接地スイッチ4nをオンしても、2つのメインスイッチ3p,3nが両方ともオフしているため、電極12,13の電位は変動しない。同様に、図3に示すごとく、正接地スイッチ4pをオンしても、電極12,13の電位は変動しない。そのため、接続点Aの電位は変動しない。したがって、接地動作を行ったときに電位の変動が検出されなければ、2つのメインスイッチ3p,3nがいずれも短絡故障していないと判断できる。
次に、2つのメインスイッチ3p,3nが両方とも短絡故障している場合について説明する。図10に示すごとく、2つのメインスイッチ3p,3nが両方とも短絡故障している場合でも、2つの接地スイッチ4p,4nを両方ともオフしていれば、接続点Aの電位は−E/2(V)になる。ここで、図11に示すごとく、負接地スイッチ4nをオンすると、負電極13が接地され、接続点Aの電位が0(V)になる。つまり、負側接地動作を行うと、接続点Aの電位が−E/2から0(V)に上昇する。また、図12に示すごとく、正接地スイッチ4pをオンすると、正電極12が接地されるため、正電極12の電位が0(V)になり、接続点Aの電位は−E(V)になる。つまり、正側接地動作を行うと、接続点Aの電位が−E/2から−E(V)に低下する。そのため、負側接地動作を行ったときに電位が上昇し、かつ正側接地動作を行ったときに電位が低下した場合は、2つのメインスイッチ3p,3nが両方とも短絡故障していると判断することができる。
次に、接続点Aの電位の変化を検出する方法について説明する。上述したように、検出部5は、信号発生部50(図1参照)と絶縁コンデンサ52と波高測定部51とを備える。本形態では、信号発生部50から発生した交流信号Sの波高値を、波高測定部51によって測定し、その波高値の変化に基づいて、接続点Aの電位の変化を検出している。図1に示すごとく、信号発生部50はグランドに接続されている。そのため、図19に示すごとく、絶縁コンデンサ52の信号発生部50側の端子(第1端子521)の電位は0(V)になる。また、上述したように、接地スイッチ4p,4nがオフになっていれば、接続点Aの電位は−E/2(V)になる。したがって、絶縁コンデンサ52の接続点A側の端子(第2端子522)の電位は−E/2(V)になる。
ここで、図20に示すごとく、接続点Eの電位が−E(V)に低下すると、第1端子521の電位が瞬間的に−E/2(V)に低下する。その後、図21に示すごとく、0(V)まで上昇する。図20から図21の間は、絶縁コンデンサ52が充電されるため、交流信号Sが絶縁コンデンサ52を流れやすくなる。そのため、絶縁コンデンサ52を通過し、第1フィルタ回路53を通って波高測定部51に伝わる交流信号Sの強度が高くなる。したがって、波高測定部51によって測定される、交流信号Sの波高値が高くなる。そのため、交流信号Sの波高値が瞬間的に高くなった場合は、接続点Aの電位が低下したと判断することができる。
また、図19に示す状態から、図22に示すごとく、接続点Aの電位が0(V)に上昇した場合は、第1端子521の電位が瞬間的にE/2(V)に上昇する。その後、図23に示すごとく、0(V)まで低下する。図22から図23の間は、絶縁コンデンサ52に蓄えられていた電荷が放電される。したがって、交流信号Sが流れる方向とは逆向きに放電電流iが流れ、波高測定部51に伝わる交流信号Sが低減する。そのため、測定される交流信号Sの波高値が低下する。したがって、交流信号Sの波高値が瞬間的に低くなった場合は、接続点Aの電位が上昇したと判断することができる。
次に、交流信号Sの波高値の時間変化について説明する。図13は、2つのメインスイッチ3p,3nが両方とも短絡故障していない場合の、波高値の時間変化を表したグラフである。同図に示すごとく、本形態では、まず、2つの接地スイッチ4p,4nを両方ともオフした状態から、負接地スイッチ4nのみオンした状態に切り替える負側接地動作を行う。その後、2つの接地スイッチ4p,4nを両方ともオフした状態から、正接地スイッチ4pのみオンした状態に切り替える正側接地動作を行う。2つのメインスイッチ3p,3nが両方とも短絡故障していない場合は、接地動作を行っても接続点Aの電位は変化しない(図1〜図3参照)ため、波高値は変化しない。本形態では、接地動作を行ったときに、波高値の変化量が予め定められた範囲(±ΔV)以内であるときは、2つのメインスイッチ3p,3nが両方とも短絡故障していないと判断する。
次に、正メインスイッチ3pが短絡故障した場合における波高値の時間変化を、図14に示す。この状態で負側接地動作を行うと接続点Aの電位が低下する(図4、図5参照)ため、図14に示すごとく、波高値が高くなる。また、正側接地動作を行ったときも同様に、接続点Aの電位が低下する(図6参照)ため、波高値が高くなる。本形態では、2つの接地動作のいずれを行ったときも、波高値が予め定められた範囲±ΔVを超えて上昇した場合には、正メインスイッチ3pが短絡故障していると判断する。
次に、負メインスイッチ3nが短絡故障した場合における波高値の時間変化を、図15に示す。この状態で負側接地動作を行うと接続点Aの電位が上昇する(図7、図8参照)ため、図15に示すごとく、波高値が低くなる。また、正側接地動作を行ったときも同様に、接続点Aの電位が上昇する(図9参照)ため、波高値が低くなる。本形態では、2つの接地動作のいずれを行ったときも、波高値が予め定められた範囲±ΔVを超えて低下した場合には、負メインスイッチ3nが短絡故障していると判断する。
なお、本形態では、上記範囲を、2つの接地スイッチ4p,4nをオフしたときの波高値(基準波高値V0)を基準として±ΔVとしたが、本発明はこれに限るものではない。例えば、上記範囲の上限を+ΔV1とし、下限を−ΔV2としてもよい。つまり、基準波高値V0から上記範囲の上限までの値と、下限までの値とを異ならせてもよい。
次に、2つのメインスイッチ3p,3nが両方とも短絡故障している場合における波高値の時間変化を、図16に示す。この状態で負側接地動作を行うと、接続点Aの電位が上昇する(図10、図11参照)ため、図16に示すごとく、波高値が低くなる。また、正側接地動作を行うと、接続点Aの電位が低下する(図12参照)ため、波高値が高くなる。本形態では、負側接地動作を行ったときに波高値が上記範囲±ΔVを超えて低下し、かつ正側接地動作を行ったときに波高値が上記範囲±ΔVを超えて上昇した場合には、2つのメインスイッチ3p,3nが両方とも短絡故障していると判断する。
次に、判断部6のフローチャートの説明をする。図17に示すごとく、本形態では、先ず負側接地動作を行い、波高値の変化を測定する(ステップS1)。すなわち、2つの接地スイッチ4n,4pを両方ともオフしたときの波高値である基準波高値V0と、負接地スイッチ4nのみオンしたときの波高値とを測定する。次いで、ステップS2に移る。ここでは、正側接地動作を行い、波高値の変化を測定する。すなわち、上記基準波高値V0と、正接地スイッチ4pのみオンした状態における波高値とを測定する。
その後、ステップS3に移る。ここでは、負側接地動作と正側接地動作とを行ったときの波高値の変化量は、所定範囲(±ΔV)以内か否かを判断する。ここでYesと判断したときは、ステップS4に移り、2つのメインスイッチ3p,3nはいずれも短絡故障していないと判断する。その後、終了する。なお、本形態では、2つのメインスイッチ3p,3nがいずれも短絡故障していないと判断した場合は、上述したように、充電装置110(図1参照)を用いて平滑コンデンサ11を充電し、その後、リレー38内の電磁コイル39に通電して、2つのメインスイッチ3p,3nを両方ともオンする。これにより、直流電源10と電気機器8とを接続する。
また、ステップS3においてNoと判断した場合は、ステップS5に移る。ここでは、2つの接地動作のいずれを行ったときも、波高値が、予め定められた範囲±ΔVを超えて上昇したか否かを判断する。ここでYesと判断した場合は、ステップS6に移り、正メインスイッチが短絡故障していると判断する。
ステップS5においてNoと判断した場合は、ステップS7に移る。図18に示すごとく、ステップS7では、2つの接地動作のいずれを行った場合も、波高値が、上記範囲±ΔVを超えて低下したか否かを判断する。ここでYesと判断した場合は、ステップS8に移り、負メインスイッチ3nが短絡故障していると判断する。
また、ステップS7においてNoと判断した場合は、ステップS9に移る。ここでは、負側接地動作を行ったときに、波高値が上記範囲±ΔVを超えて低下し、かつ正側接地動作を行ったときに、波高値が上記範囲±ΔVを超えて上昇したか否かを判断する。ここでYesと判断した場合は、ステップS10に移り、正メインスイッチ3pと負メインスイッチ3nとが両方とも短絡故障していると判断する。
次に、接地スイッチ4p,4nの構成について説明する。図1に示すごとく、本形態では、電圧測定回路7を設けてある。電圧測定回路7は、オペアンプ70を用いた差動増幅回路である。2個のメインスイッチ3p,3nをオンして電気機器8を稼働させるとき、2つの接地スイッチ4p,4nをオンし、電圧測定回路7を用いて、正電力線機器側部分2paと負電力線機器側部分2nとの間の電圧を測定するよう構成されている。本形態の接地スイッチ4p,4nは、正電力線機器側部分2pa及び負電力線機器側部分2nを電圧測定回路7に接続するためのスイッチを兼ねている。
次に、本形態の作用効果について説明する。本形態では、図17、図18に示すごとく、2つの接地動作のいずれを行ったときも接続点Aの電位が低下した場合(波高値が上記範囲±ΔVを超えて上昇した場合)は、正メインスイッチ3nが短絡故障していると判断する(ステップS5,S6)。また、2つの接地動作のいずれを行ったときも接続点Aの電位が上昇した場合(波高値が上記範囲±ΔVを超えて低下した場合)は、負メインスイッチ3nが短絡故障していると判断する(ステップS7,S8)よう構成されている。
そのため、正メインスイッチ3pと負メインスイッチ3nのいずれが短絡故障しているかを判断することができる。すなわち、上述したように、正メインスイッチ3pが短絡故障している場合、上記2つの接地動作のいずれを行っても、接続点Aの電位が低下する(図4〜図6参照)。また、負メインスイッチ3nが短絡故障した場合、上記2つの接地動作のいずれを行っても、接続点Aの電位が上昇する(図7〜図9参照)。そのため、接続点Aの電位が低下したか上昇したかを検出することにより、正メインスイッチ3pが短絡故障したのか、負メインスイッチ3nが短絡故障したのかを判断することが可能になる。
また、本形態の検出部5は、上記信号発生部50と、絶縁コンデンサ52と、波高測定部51とを備える。そして、上記接地動作をそれぞれ行ったときにおける波高値の変化に基づいて、接続点Aの電位の変化を検出するよう構成されている。
そのため、検出部5を簡素な回路構成にしつつ、接続点Aの電位の変化を確実に検出することができる。したがって、検出部5の製造コストを低減でき、また、どちらのメインスイッチ3p,3nが短絡故障したかを確実に検出することができる。
また、本形態の判断部6は、2つの接地動作のいずれを行ったときも波高値が予め定められた範囲±ΔVを超えて上昇した場合は、各接地動作において接続点Aの電位が低下しており、正メインスイッチ3pが短絡故障していると判断する。また、2つの接地動作のいずれを行ったときも波高値が上記範囲±ΔVを超えて低下した場合は、各接地動作において接続点Aの電位が上昇しており、負メインスイッチが短絡故障していると判断する。
そのため、交流信号Sの波高値を用いて、どちらのメインスイッチ3n,3pが短絡故障しているかを確実に検出することができる。
また、本形態の判断部6は、図18に示すごとく、負側接地動作を行ったときに波高値が上記範囲±ΔVを超えて低下し、かつ正側接地動作を行ったときに波高値が上記範囲±ΔVを超えて上昇した場合は、正メインスイッチ3pと負メインスイッチ3nとが両方とも短絡故障していると判断するよう構成されている(ステップS9)。
そのため、2つのメインスイッチ3p,3nが両方とも短絡故障していることを検出することができる。
また、図1に示すごとく、本形態の接地スイッチ4p,4nは、正電力線機器側部分2pa及び負電力線機器側部分2nを電圧測定回路7に接続するためのスイッチを兼ねている。
そのため、正電力線機器側部分2pa及び負電力線機器側部分2nをそれぞれ接地するための専用の接地スイッチを別途設ける必要がなくなり、部品点数を低減することができる。したがって、短絡検出システム1の製造コストを低減することができる。
以上のごとく、本形態によれば、正メインスイッチと負メインスイッチとのどちらが短絡故障したかを検出できる短絡検出システムを提供することができる。
以下の実施形態においては、図面に用いた符号のうち、実施形態1において用いた符号と同一のものは、特に記さない限り、実施形態1と同様の構成要素を表す。
(実施形態2)
本形態は、検出部5を接続する位置を変更した例である。図24に示すごとく、本形態では、検出部5を、主回路電源側部分191のうち直流電源10の正電極12と同電位となる部位に接続してある。本形態における接続点Aの電位は、実施形態1の接続点Aの電位よりもE(V)高くなっているが、メインスイッチ3p,3nが短絡故障している状態で接地動作を行ったときに、接続点Aの電位の変化は、実施形態1と同じ挙動を示す。そのため、実施形態1と同様のフローチャート(図17、図18参照)を用いて、どちらのメインスイッチ3p,3nが短絡故障しているかを判断することができる。
その他、実施形態1と同様の構成および作用効果を備える。
(実施形態3)
本形態は、検出部5を接続する位置を変更した例である。図25に示すごとく、本形態では、検出部5を、直流電源10の内部に接続している。直流電源10は、互いに直列に接続された複数の電源セル100を備える。検出部5は、複数の電源セル100の間に接続している。より詳しくは、本形態では、2つの接地スイッチ4p,4nをオフした状態で、直流電源10の電位が略0(V)になる部位に、検出部5を接続してある。
本形態においても、メインスイッチ3p,3nが短絡故障している状態で接地動作を行ったときに、接続点Aの電位の変化は、実施形態1と同じ挙動を示す。そのため、実施形態1と同様のフローチャート(図17、図18参照)を用いて、どちらのメインスイッチ3p,3nが短絡故障しているかを判断することができる。
本形態の作用効果について説明する。本形態のように、検出部5を複数の電源セル100の間に接続すると、絶縁コンデンサ52に加わる電圧を低減できる。そのため、耐圧の低い絶縁コンデンサ52を使用することができ、短絡検出システム1の製造コストを低減できる。
その他、実施形態1と同様の構成および作用効果を備える。
1 短絡検出システム
2p 正電力線
2n 負電力線
3p 正メインスイッチ
3n 負メインスイッチ
4p 正接地スイッチ
4n 負接地スイッチ
5 検出部
6 判断部

Claims (6)

  1. 直流電源(10)と、該直流電源と電気機器(8)とを繋ぐ正電力線(2p)及び負電力線(2n)と、上記正電力線に設けられた正メインスイッチ(3p)と、上記負電力線に設けられた負メインスイッチ(3n)と、を有する主回路部(19)と、
    上記正電力線のうち上記正メインスイッチよりも上記電気機器側に位置する正電力線機器側部分(2pa)と、グランドとの間に設けられた正接地スイッチ(4p)と、
    上記負電力線のうち上記負メインスイッチよりも上記電気機器側に位置する負電力線機器側部分(2na)と、グランドとの間に設けられた負接地スイッチ(4n)と、
    上記正電力線機器側部分と上記負電力線機器側部分との間に接続した平滑コンデンサ(11)と、
    上記主回路部のうち上記正メインスイッチと上記負メインスイッチとの2つのメインスイッチ(3)よりも上記直流電源側に存在する主回路電源側部分(191)に接続しその接続点(A)の電位の変化を検出する検出部(5)と、
    上記2つのメインスイッチの少なくとも一方が短絡故障しているか否かを判断する判断部(6)とを備え、
    該判断部は、上記2つのメインスイッチを両方ともオフにするよう制御した状態で、上記正接地スイッチと上記負接地スイッチとの2つの接地スイッチ(4)のうち、上記負接地スイッチのみをオフからオンに切り替える負側接地動作と、上記正接地スイッチのみをオフからオンに切り替える正側接地動作とを行い、これら2つの接地動作のいずれを行ったときも上記接続点の電位が低下した場合は、上記正メインスイッチが短絡故障していると判断し、上記2つの接地動作のいずれを行ったときも上記接続点の電位が上昇した場合は、上記負メインスイッチが短絡故障していると判断するよう構成されている、短絡検出システム(1)。
  2. 上記検出部は、交流信号を発生する信号発生部(50)と、該信号発生部と上記接続点との間に設けられた絶縁コンデンサ(52)と、該絶縁コンデンサと上記接続点との間に電気接続し上記交流信号の波高値を測定する波高測定部(51)とを備え、上記2つの接地動作をそれぞれ行ったときにおける上記波高値の変化に基づいて、上記接続点の電位の変化を検出するよう構成されている、請求項1に記載の短絡検出システム。
  3. 上記判断部は、上記2つの接地動作のいずれを行ったときも上記波高値が予め定められた範囲(±ΔV)を超えて上昇した場合は、各上記接地動作において上記接続点の電位が低下しており、上記正メインスイッチが短絡故障していると判断し、上記2つの接地動作のいずれを行ったときも上記波高値が上記範囲を超えて低下した場合は、各上記接地動作において上記接続点の電位が上昇しており、上記負メインスイッチが短絡故障していると判断するよう構成されている、請求項2に記載の短絡検出システム。
  4. 上記判断部は、上記負側接地動作を行ったときに上記波高値が上記範囲を超えて低下し、かつ上記正側接地動作を行ったときに上記波高値が上記範囲を超えて上昇した場合は、上記正メインスイッチと上記負メインスイッチとが両方とも短絡故障していると判断するよう構成されている、請求項3に記載の短絡検出システム。
  5. 上記正電力線機器側部分と上記負電力線機器側部分との間の電圧を測定するための電圧測定回路(7)を備え、上記正接地スイッチ及び上記負接地スイッチは、上記正電力線機器側部分および上記負電力線機器側部分を上記電圧測定回路に接続するためのスイッチを兼ねている、請求項1〜請求項4のいずれか一項に記載の短絡検出システム。
  6. 上記直流電源は、互いに直列に接続された複数の電源セル(100)を備え、上記検出部は、上記複数の電源セルの間に接続している、請求項1〜請求項5のいずれか一項に記載の短絡検出システム。
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