JP2010286306A - 絶縁抵抗検出装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】絶縁抵抗の低下と装置故障とを区別することが可能な絶縁抵抗検出装置を提供する。
【解決手段】負荷回路10の絶縁抵抗Riを検出する絶縁抵抗検出装置50において、第1端が前記負荷回路10に接続されたカップリングコンデンサC1と、前記カップリングコンデンサC1の第2端に接続され、この第2端に周期波形を出力する矩形波生成回路51と、前記周期波形のピーク点を含む一部を取り出して増幅する波形整形回路54と、前記波形整形回路54より出力される波形の波高値である参照信号V1と、前記周期波形の波高値である基準信号V2に基づいて、前記負荷回路10の絶縁抵抗Riを求めるマイコン55と、を有する。そして、V1≧V2の領域では、参照信号V1を用いて絶縁抵抗Riを求め、V1<V2の領域では、参照信号V1と基準信号V2の平均値を用いて絶縁抵抗Riを求める。
【選択図】図1

Description

本発明は、漏電等により負荷回路の絶縁抵抗が低下した場合にこれを検出する絶縁抵抗検出装置に関する。
例えば、電気自動車やハイブリッド車両等に設けられるモータ駆動回路(以下「負荷回路」という)では、高電圧の直流電源が設けられ、この直流電源より出力される電力を三相交流電力に変換してモータに供給し、該モータを駆動する。
このような負荷回路では、漏電防止するために絶縁抵抗検出装置(例えば、特許文献1参照)が設けられ、漏電が発生して負荷回路の絶縁抵抗が低下した場合に、警報を発することにより、漏電の発生をいち早くユーザに通知する。
図6は、従来における絶縁抵抗検出装置50を負荷回路10に接続した場合の構成を示す回路図である。図6に示すように、絶縁抵抗検出装置50は、カップリングコンデンサC1と、矩形波生成回路51と、自己診断回路52と、フィルタ53と、波形整形回路54、及びマイコン55を備えている。カップリングコンデンサC1の一端は、負荷回路10に設けられる直流電源Bの一方の出力端子である点P1に接続され、他端は矩形波生成回路51の出力端子である点P2に接続されている。
そして、矩形波生成回路51により矩形波が出力されると、フィルタ53にて正弦波形状の波形に変形され、更に、波形整形回路54にてピーク点近傍の領域が拡大された波形に波形整形される。波形整形回路54より出力される信号(以下、これを参照信号V1という)の波形は、絶縁抵抗Riの大きさに応じてその波高値が変化する。即ち、絶縁抵抗Riが大きい場合(通常の場合)には、点P2の電圧が高くなるので、参照信号V1の波高値は高い値となり、他方、負荷回路10に漏電が発生して絶縁抵抗Riが低下すると点P2の電圧が低くなるので、参照信号V1の波高値は低い値となる。
図7に示す曲線L1は、絶縁抵抗Riと参照信号V1の波高値との関係を示す特性図であり、マイコン55は波形整形回路54から出力される参照信号V1に基づいて、負荷回路10の絶縁抵抗Riを求める。ここで、曲線L1から理解されるように、負荷回路10に漏電が発生しておらず、負荷回路10の絶縁抵抗Riが大きい場合には、参照信号V1の波高値は大きい値となり、絶縁抵抗Riが低下すると参照信号V1の波高値は急激に低下し、絶縁抵抗Riがゼロ点近傍に達すると、参照信号V1の波高値はほぼゼロとなる。
そして、マイコン55は、参照信号V1の波高値が予め設定した閾値未満に低下した場合に、負荷回路10の絶縁抵抗が低下したものと判定して、警報信号等を発しユーザに通知する事ができる。
特開2007−163141号公報
上述した従来の絶縁抵抗検出装置50では、負荷回路10に短絡事故が発生して絶縁抵抗Riがゼロ付近まで低下した場合には波高値がほぼゼロとなる。他方、絶縁抵抗検出装置50自体にショート故障が発生した場合においても同様にマイコン55で検出される波高値はほぼゼロとなる。つまり、マイコン55により波高値ゼロと検出した場合には、負荷回路10に短絡事故が発生しているのか、或いは、絶縁抵抗検出装置50自体にショート故障が発生しているのか、区別できなくなる場合がある。
そこで、従来の絶縁抵抗検出装置50では、イグニッションがオンとされた際に、自己診断回路52を作動させて、装置全体に故障が発生しているか否かを判定する処理を行っている。具体的には、イグニッションがオンとされた際に、図6に示すマイコン55より強制漏電信号を出力して自己診断回路52をオンとすることにより、点P2の電圧を一定のレベルまで低下させ、擬似的に負荷回路10に漏電が発生した状況を形成する。そして、マイコン55が絶縁抵抗Riの低下を検出した場合には、絶縁抵抗検出装置50が正常に作動しているものと判断する。
しかしながら、上記の自己診断回路52では、イグニッションのオン時にのみ故障判断が行われるものの、イグニッションがオンとされた後に絶縁抵抗検出装置50に故障が発生した場合には、これを検知することができないという欠点があった。
そこで、本発明はこのような従来の課題を解決するためになされたものであり、その目的とするところは、絶縁抵抗の低下と装置故障とを区別することが可能な絶縁抵抗検出装置を提供することにある。
上記目的を達成するため、本願請求項1に記載の発明は、負荷回路の絶縁抵抗を検出する絶縁抵抗検出装置において、第1端が前記負荷回路に接続されたカップリングコンデンサと、前記カップリングコンデンサの第2端に接続され、この第2端に周期波形を出力する周期波形出力手段と、前記周期波形のピーク点を含む一部を取り出して増幅する波形整形回路と、前記波形整形回路より出力される波形の波高値である第1波高値と、前記周期波形の波高値である第2波高値に基づいて、前記負荷回路の絶縁抵抗を求める演算手段と、を有することを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、前記演算手段は、前記第1波高値が所定の閾値よりも小さい場合に、前記第1波高値及び第2波高値の平均値に基づいて、前記絶縁抵抗を求めることを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、前記演算手段は、前記第1波高値が前記第2波高値よりも小さい場合に、前記第1波高値及び第2波高値の平均値に基づいて、前記絶縁抵抗を求めることを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、前記演算手段は、前記第1波高値及び第2波高値の平均値が、所定の下限値未満の場合には、当該絶縁抵抗検出装置に故障が発生していると判断することを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、前記演算手段は、前記第1波高値が所定の上限値以上である場合には、当該絶縁抵抗検出装置に故障が発生していると判断することを特徴とする。
請求項6に記載の発明は、前記カップリングコンデンサの第2端と、前記波形整形回路との間に、所定の周波数帯域を通過するフィルタを備え、前記フィルタより出力される周期波形の波高値を、前記第2波高値とすることを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、波形整形回路より出力される波形の波高値である第1波高値と、周期波形出力手段より出力される周期波形の波高値である第2波高値の双方に基づいて、負荷回路の絶縁抵抗を求める。この場合、負荷回路の絶縁抵抗が小さくなると、第1波高値はほぼ0Vに近づき、第2波高値は0Vよりも高い値(例えば、後述する図2のBV)に近づく。従って、第1波高値と第2波高値の双方を用いることにより、第1波高値の低下の原因が絶縁抵抗の低下によるものであるか、或いは当該絶縁抵抗検出装置のグランド側へのショート等の故障によるものであるかを容易に判別することができる。即ち、絶縁抵抗検出装置の任意の点がグランド側にショートした場合や、回路構成部品がオープン故障した場合等の故障発生時には、第1波高値及び第2波高値の双方が0V程度まで低下する。これに対して、絶縁抵抗が低下した場合(例えば、0Ω程度まで低下した場合)には、第1波高値はほぼ0Vまで低下するものの、第2波高値は、後述する図2のBV程度までしか低下しない。従って、これらの相違に基づいて、負荷回路の絶縁抵抗の低下であるか、又は絶縁抵抗検出装置自体の故障であるかを区別して検出することができる。
その結果、当該絶縁抵抗検出装置が駆動している間に発生する装置故障を確実に検出することができ、従来使用していた自己診断回路を省略することができる。
請求項2に記載の発明によれば、第1波高値が所定の閾値よりも小さい場合に、第1波高値及び第2波高値の平均値に基づいて、負荷回路の絶縁抵抗を求める。ここで、絶縁抵抗の変化に対する波高値の変化量は、第1波高値の方が第2波高値よりも高いので、第1波高値が閾値以上である場合に、例えば第1波高値のみを用いて負荷回路の絶縁抵抗を求めることにより、高精度な絶縁抵抗の検出が可能となる。また、第1波高値が閾値未満である場合には、第1波高値と第2波高値との平均値に基づいて負荷回路の絶縁抵抗を求める。上述したように、負荷回路の絶縁抵抗が小さくなると、第1波高値はほぼ0Vに近づき、第2波高値は0Vよりも高い値(例えば、後述する図2のBV)に近づくので、これらの平均値は0Vまで低下しない。このため、負荷回路の絶縁抵抗の低下であるか、又は当該絶縁抵抗検出装置の故障であるかを区別して検出することができる。
請求項3に記載の発明によれば、第1波高値が第2波高値よりも小さい場合に、第1波高値及び第2波高値の平均値に基づいて、負荷回路の絶縁抵抗を求める。ここで、負荷回路の絶縁抵抗が低下し、所定の絶縁抵抗未満となった場合に、第1波高値が第2波高値よりも低くなるので、上述した請求項2と同様に、第1波高値が第2波高値と一致したときの波高値を請求項2に示した閾値とすることにより、負荷回路の絶縁抵抗の低下であるか、又は当該絶縁抵抗検出装置の故障であるかを区別して検出することができる。
請求項4に記載の発明によれば、第1波高値及び第2波高値の平均値が、所定の下限値(例えば、後述する図4のAV)未満の場合には、負荷回路の絶縁抵抗検出装置に故障が発生していると判断する。上述したように、負荷回路の絶縁抵抗が低下した場合には、平均値は下限値未満には低下しないので、平均値が下限値未満となった場合には、絶縁抵抗検出装置に故障が発生しているものと判断することができる。
請求項5に記載の発明によれば、第1波高値が所定の上限値以上である場合には、負荷回路の絶縁抵抗検出装置に故障が発生していると判断する。即ち、負荷回路の絶縁抵抗が最大値となった場合には、第1波高値は、上限値未満の一定値となり、上限値以上に上昇することはない。従って、第1波高値が上限値以上となった場合には、当該絶縁抵抗検出装置が電源側にショートしたものと判断することができる。
請求項6に記載の発明によれば、所定の周波数帯域を通過するフィルタより出力される周期波形の波高値を、第2波高値とする。フィルタの出力は正弦波形状の波形となり、一つのピーク点の有する波形となるので、第2波高値を容易に設定することができる。
本発明の一実施形態に係る絶縁抵抗検出装置を負荷回路に接続した場合の構成を示す回路図である。 本発明の一実施形態に係る負荷回路の絶縁抵抗と参照信号及び基準信号の波高値との関係を示す特性図である。 本発明の一実施形態に係る基準信号と参照信号の波形を示す特性図である。 本発明の一実施形態に係る参照信号と基準信号の平均値と波高値との関係を示す特性図である。 本発明の一実施形態に係る絶縁抵抗検出装置の処理動作を示すフローチャートである。 従来における絶縁抵抗検出装置を負荷回路に接続した場合の構成を示す回路図である。 従来における負荷回路の絶縁抵抗と参照信号の波高値との関係を示す特性図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。図1は、本発明の一実施形態に係る絶縁抵抗検出装置を含む負荷回路を示す回路図である。
図1に示すように、負荷回路10は、例えば、電気自動車やハイブリット車両等に設けられるモータ駆動回路であり、この負荷回路10には、絶縁抵抗検出装置50が接続されている。負荷回路10は、直流電源Bと、直流電圧の昇圧、降圧を行うコンバータ11と、直流/交流の変換を行うインバータ12と、モータ13、及びジェネレータ14を備えている。そして、モータ13を駆動する際には、直流電源Bより出力される直流電圧をコンバータ11にて昇圧し、更にインバータ12で三相交流電圧に変換してモータ13に供給する。他方、ジェネレータ14で発電された電圧を直流電圧に変換し、その後降圧して直流電源Bに供給し、該直流電源Bを充電する。
絶縁抵抗検出装置50は、カップリングコンデンサC1と、矩形波生成回路(周期波形出力手段)51と、フィルタ53と、波形整形回路54及びマイコン55(演算手段)を備えている。カップリングコンデンサC1の一端(第1端)は、負荷回路10に設けられる直流電源Bの一方の出力端子である点P1に接続され、他端(第2端)は矩形波生成回路51の出力端子であるP2点に接続されている。
矩形波生成回路51は、マイコン55から出力されるパルス指令信号に基づいて、矩形の周期波形である矩形波を出力する。
フィルタ53は、カップリングコンデンサC1のP2点と、波形整形回路54との間に設けられ、所定の周波数帯域のみの信号を通過することにより、矩形波を正弦波形状の波形に変形する。
即ち、図3(a)に示すように、正弦波を半波整流した形状の波形とする。そして、この波形を有する信号(以下、この信号を基準信号V2という)を、波形整形回路54及びマイコン55に出力する。
波形整形回路54は、フィルタ53より出力される基準信号V2を波形整形することにより、該基準信号V2のピーク点近傍の領域を拡大した波形を生成する。即ち、図3(b)に示すように、基準信号V2を所定の電圧Vcで切り取り、残った波形(電圧Vcよりも大きい部分の波形)のみを所望の倍率で拡大して、図3(c)に示す如くの波形を生成する。そして、この波形を有する信号(以下、この信号を参照信号V1という)をマイコン55に出力する。
ここで、図3(a)に示す基準信号V2と、図3(c)に示す参照信号V1を比較すると、基準信号V2の変化に対して、参照信号V1はより大きい変動幅で変化することになる。即ち、参照信号V1は、基準信号V2の変化に対してより敏感に反応して変化する信号となる。
マイコン55は、波形整形回路54より出力される参照信号V1と、フィルタ53より出力される基準信号V2に基づいて、負荷回路10の絶縁抵抗Riを求める。負荷回路10の絶縁抵抗Riが大きい場合(通常の場合)には、P2点の電圧が高くなるので、参照信号V1及び基準信号V2の波高値は高い値となり、他方、負荷回路10の絶縁抵抗Riが低下すると点P2の電圧が低くなるので、参照信号V1及び基準信号V2の波高値は低い値となる。
次に、図2、図4を参照して、負荷回路10の絶縁抵抗Riと、参照信号V1及び基準信号V2との関係について説明する。
図2に示す曲線L1は、絶縁抵抗Riと参照信号V1の波高値(第1波高値)との関係を示す特性図である。曲線L2は、絶縁抵抗Riと基準信号V2の波高値(第2波高値)との関係を示す特性図である。
また、図4は、図2の曲線L1と曲線L2が交差する点近傍の拡大図である。図2に示すように曲線L1は、絶縁抵抗Riの大きさに応じてその波高値が変化する。即ち、絶縁抵抗Riが大きくなるにつれて、参照信号V1の波高値(第1波高値)は単調増加し、絶縁抵抗Riが0Ωの近傍では波高値がほぼ0Vとなり、絶縁抵抗Riが最大値に近づくと、波高値は図4に示すEV程度に収束する。
また、曲線L2も曲線L1と同様に、絶縁抵抗Riの大きさに応じてその波高値(第2波高値)が変化する。即ち、絶縁抵抗Riが大きくなるにつれて、基準信号V2の波高値は単調増加し、絶縁抵抗Riが0Ωの近傍では波高値はほぼ1Vとなり、絶縁抵抗Riが最大値に近づくと、波高値は図4に示すCV程度に収束する。従って、上述したように、参照信号V1の方が基準信号V2よりも、絶縁抵抗Riの変化に対してより敏感に変化すると言える。
更に、絶縁抵抗検出装置50にグランドへのショート故障が発生した場合(例えば、P2点がグランドに接続される等のショート故障が発生した場合)には、参照信号V1及び基準信号V2の双方の波高値がほぼ0Vまで低下する。
また、絶縁抵抗検出装置50に電源側へのショート故障が発生した場合(例えば、P2点が電源側端子に接続される等のショート故障が発生した場合)には、参照信号V1及び基準信号V2の双方の波高値がほぼ5Vまで上昇する。また、図4に示す曲線L3は、曲線L1と曲線L2が交差する点(p1)よりも低い絶縁抵抗での曲線L1と曲線L2の平均値を示している。
上記のことから、以下に示す(イ)〜(ハ)の条件が設定される。
(イ)基準信号V2の波高値(第2波高値)が1V未満まで低下した場合には、絶縁抵抗検出装置50にグランドへのショート故障、或いは構成部品のオープン故障(例えば、フィルタを構成する部品が遮断された等)が発生している。
(ロ)参照信号V1の波高値(第1波高値)が5V程度まで上昇した場合には、絶縁抵抗検出装置50に電源側へのショート故障が発生している。
(ハ)参照信号V1の方が基準信号V2よりも絶縁抵抗Riの変化に対する変化量が大きいので、参照信号V1の波高値を用いる方が基準信号V2の波高値を用いるよりも、より正確に絶縁抵抗Riを求めることができ、ひいては、より高精度の漏電の発生を検出できる。
本実施形態では、上記(ロ)の条件を検出するために、参照信号V1の波高値に対して、上限閾値Vth3(例えば、Vth3=図2中のFV)を設定し、参照信号V1の波高値がこの上限閾値Vth3を超えた場合には、電源側へのショート故障であると判断する。
また、上記(イ)、(ハ)の条件に基づき、V2≦V1の場合(図4中のp1点よりも絶縁抵抗Riが大きい領域)には、参照信号V1に基づいて絶縁抵抗を求め、V2>V1の場合(p1点よりも絶縁抵抗Riが小さい領域)には、V1とV2の平均値に基づいて絶縁抵抗Riを求める。つまり、V1のみを用いる場合には、V1が0V近傍まで低下した場合に、絶縁抵抗検出装置50自体の故障であるか、或いは絶縁抵抗Riが極めて低い値まで低下しているかの判断ができず、他方、V2のみを用いる場合には、絶縁抵抗Riの変化に対するV2の変化量が小さいので高精度な検出ができない。
そこで、V2>V1となる領域では、V1とV2の平均値(曲線L3)を用いることにより、両者の欠点を補う。この場合には、V1とV2の平均値が図4に示すAV未満となった場合に、絶縁抵抗検出装置50の故障であると判断する。
即ち、マイコン55は、参照信号V1の波高値を示す曲線L1、及び参照信号V1の波高値と基準信号V2の波高値の平均値を示す曲線L3を用いて、負荷回路10の絶縁抵抗Riを求めると共に、絶縁抵抗検出装置50にショート故障や構成部品のオープン故障が発生した場合には、これを検出する。
次に、本発明の一実施形態に係る絶縁抵抗検出装置の動作を、図5に示すフローチャートを参照して説明する。
初めに、絶縁抵抗検出装置50のマイコン55は、車両のイグニッションがオンとされたか否かを判断する(ステップS11)。
マイコン55は、車両のイグニッションがオンとされたと判断した場合には、漏電監視及び絶縁抵抗検出装置50の故障検出を行う漏電検出を開始する(ステップS12)。本実施形態では、車両のイグニッションがオンとなっている期間、常時、漏電監視及び絶縁抵抗検出装置50の故障検出を行う。
その後、マイコン55は、V1≧Vth2であるか否かを判断する(ステップS13)。つまり、マイコン55は、波形整形回路54より出力される参照信号V1が漏電解除閾値Vth2(例えば、図2中のDV)より大きいか否かを判別する。
マイコン55は、V1≧Vth2であると判断した場合には、V1<図2に示すFVか否かを判断する(ステップS14)。
マイコン55は、V1<FVであると判断した場合には、負荷回路10に漏電が発生していない非漏電状態であると判断する(ステップS15)。
他方、マイコン55は、ステップS14の処理でV1<FVではないと判断した場合(ステップS14でNO)には、電源側のショート故障状態であると判断する(ステップS16)。上述したように、参照信号V1の波高値は、絶縁抵抗Riが最大値である場合に、図2に示すEV程度となり、これ以上は大きくならない。従って、V1≧FV(FVは上述した上限閾値Vth3)となった場合には、絶縁抵抗検出装置50が電源側にショート故障したものと判断する。
マイコン55は、ステップS13の処理でV1≧Vth2ではないと判断した場合(ステップS13でNO)には、参照信号V1が漏電検出閾値Vth1(例えば、図2中のCV)未満であるか否かを判断する(ステップS17)。そして、V1<Vth1ではないと判断した場合(ステップS17でNO)には、漏電検出を継続する(ステップS24)。即ち、参照信号V1が漏電検出閾値Vth1〜漏電解除閾値Vth2の範囲内であれば、負荷回路10に漏電は発生しておらず、且つ、絶縁抵抗検出装置50に故障が発生していないものと判断して、漏電検出を継続する。
他方、マイコン55は、V1<Vth1であると判断した場合には、V1及びV2≧AVか否かを判断する(ステップS18)。つまり、マイコン55は、波形整形回路54より出力される参照信号V1及びフィルタ53より出力される基準信号V2がともに図2に示すAV以上か否かを判断する。
マイコン55は、ステップS18の処理でV1及びV2<AVであると判断した場合(ステップS18でNO)には、絶縁抵抗検出装置50にグランドへのショート故障又は構成部品のオープン故障が発生していることを検出する(ステップS23)。
マイコン55は、V1及びV2≧AVであると判断した場合には、V1>V2であるか否かを判断する(ステップS19)。
マイコン55は、V1>V2であると判断した場合には、絶縁抵抗Riは図3に示す交点p1よりも大きいと判断し、参照信号V1のみを用いた漏電判定(絶縁抵抗Riの検出)、即ち、図3に示す曲線L1による漏電判定を行う(ステップS20)。
一方、マイコン55は、ステップS19の処理でV1>V2ではないと判断した場合(ステップS19でNO)には、(V1+V2)/2≧AVであるか否かを判断する(ステップS21)。この処理では、マイコン55は、負荷回路10の絶縁抵抗Riが図3に示す交点p1未満であると判断する。
マイコン55は、(V1+V2)/2≧AVであると判断した場合には、参照信号V1と基準信号V2の平均値を用いた漏電判定(絶縁抵抗Riの判定)、即ち、図3に示す曲線L3による漏電判定を行う(ステップS22)。
他方、マイコン55は、ステップS21の処理で(V1+V2)/2≧AVではないと判断した場合(ステップS21でNO)には、負荷回路10は、グランドへのショート故障及び部品オープン故障であると判断する(ステップS23)。即ち、上述したように、負荷回路10の絶縁抵抗Riが0Ω程度まで低下すると、参照信号V1は0V程度まで低下するものの、基準信号V2は1Vまでしか低下しないので、負荷回路10に漏電が発生している場合には、参照信号V1と基準信号V2の平均値は図4に示すAV未満とはならない。これに対して、絶縁抵抗検出装置50にグランドへのショート故障、或いは部品オープン故障等が生じている場合には、参照信号V1、基準信号V2が共に0V程度まで低下するので、参照信号V1と基準信号V2の平均値は図4に示すAV未満となり得る。従って、ステップS21の条件を満たす場合には、負荷回路10に漏電が発生しているものと判断し、満たさない場合には、絶縁抵抗検出装置50の故障であるものと判断する。
上記のように、マイコン55は、参照信号V1が基準信号V2よりも小さい場合には、参照信号V1との関係を示す曲線L1及び基準信号V2との関係を示す曲線L2の平均値に基づいて、負荷回路10の絶縁抵抗Riを求める。従って、負荷回路10に短絡事故が発生しているのか、或いは絶縁抵抗検出装置50自体にショート故障が発生しているのか、区別することができる。
このようにして、本実施形態に係る絶縁抵抗検出装置では、第1端(P1)が負荷回路10に接続されたカップリングコンデンサC1と、カップリングコンデンサC1の第2端(P2)に接続され、この第2端に周期波形を出力する矩形波生成回路51と、周期波形のピーク点を含む一部を取り出して増幅する波形整形回路54と、波形整形回路54より出力される波形の波高値である参照信号V1(第1波高値)と、周期波形の波高値である基準信号V2(第2波高値)に基づいて、負荷回路10の絶縁抵抗Riを求めるマイコン55と、を有する。従って、この場合、負荷回路の絶縁抵抗が小さくなると、参照信号V1はほぼ0Vに近づき、基準信号V2は0Vよりも高い値(例えば、図2中のBV)に近づく。従って、参照信号V1と基準信号V2の双方を用いることにより、参照信号V1の低下の原因が絶縁抵抗Riの低下によるものであるか、或いは当該絶縁抵抗検出装置50のグランド側へのショート等の故障によるものであるかを容易に判別することができる。即ち、絶縁抵抗検出装置50の任意の点がグランド側にショートした場合や、回路構成部品がオープン故障した場合等の故障発生時には、参照信号V1及び基準信号V2の双方が0V程度まで低下する。これに対して、絶縁抵抗Riが低下した場合(例えば、0Ω程度まで低下した場合)には、参照信号V1はほぼ0Vまで低下するものの、基準信号V2は、図2に示すBV程度までしか低下しない。従って、これらの相違に基づいて、負荷回路10の絶縁抵抗Riの低下であるか、又は絶縁抵抗検出装置50自体の故障であるかを区別して検出することができる。
その結果、当該絶縁抵抗検出装置50が駆動している間に発生する装置故障を確実に検出することができ、従来使用していた自己診断回路を省略することができる。
また、マイコン55は、参照信号V1が漏電検出閾値Vth1(例えば、図2に示すCV)よりも小さい場合に、参照信号V1及び基準信号V2の平均値(曲線L3)に基づいて、負荷回路10の絶縁抵抗Riを求める。ここで、絶縁抵抗Riの変化に対する波高値の変化量は、参照信号V1の方が基準信号V2よりも高いので、参照信号V1が漏電検出閾値Vth1以上である場合に、例えば参照信号V1のみを用いて負荷回路10の絶縁抵抗Riを求めることにより、高精度な絶縁抵抗Riの検出が可能となる。また、参照信号V1が漏電検出閾値Vth1未満である場合には、参照信号V1と基準信号V2との平均値に基づいて、負荷回路10の絶縁抵抗Riを求める。上述したように、負荷回路10絶縁抵抗Riが小さくなると、参照信号V1はほぼ0Vに近づき、基準信号V2は0Vよりも高い値(例えば、図2中のBV)に近づくので、これらの平均値は図4に示すAV程度となり、0Vまで低下しない。このため、負荷回路10の絶縁抵抗Riの低下であるか、又は当該絶縁抵抗検出装置50の故障であるかを区別して検出することができる。
更に、マイコン55は、参照信号V1が基準信号V2よりも小さい場合に、参照信号V1及び基準信号V2の平均値(曲線L3)に基づいて、負荷回路10の絶縁抵抗Riを求める。ここで、負荷回路10の絶縁抵抗Riが低下し、所定の絶縁抵抗未満(図3に示す交点p1未満)となった場合に、参照信号V1が基準信号V2よりも低くなるので、上述した請求項2と同様に、参照信号V1が基準信号V2と一致したときの波高値を請求項2に示した閾値(漏電検出閾値Vth1)とすることにより、負荷回路10の絶縁抵抗Riの低下であるか、又は当該絶縁抵抗検出装置50の故障であるかを区別して検出することができる。
また、マイコン55は、参照信号V1及び基準信号V2の平均値が、所定の下限値(例えば、図4中のAV)未満の場合には、負荷回路10の絶縁抵抗検出装置50に故障が発生していると判断する。上述したように、負荷回路10の絶縁抵抗Riが低下した場合には、平均値(曲線L3)は下限値(例えば、図4中のAV)未満には低下しないので、平均値が下限値未満となった場合には、絶縁抵抗検出装置50に故障が発生しているものと判断することができる。
また、マイコン55は、参照信号V1が所定の上限値(例えば、Vth3=図2中のFV)以上である場合には、負荷回路10の絶縁抵抗検出装置50に故障が発生していると判断する。即ち、負荷回路10の絶縁抵抗が最大値となった場合には、参照信号V1は、上限値(FV)未満の一定値となり、上限値以上に上昇することはない。従って、参照信号V1が上限値以上となった場合には、当該絶縁抵抗検出装置50が電源側にショートしたものと判断することができる。
そして、本実施形態に係る絶縁抵抗検出装置50は、所定の周波数帯域を通過するフィルタ53より出力される周期波形の波高値を、基準信号V2とする。フィルタ53の出力は正弦波形状の波形となり、一つのピーク点の有する波形となるので、基準信号V2を容易に設定することができる。
以上、本発明の絶縁抵抗検出装置を図示の実施形態に基づいて説明したが、本発明はこれにこれに限定されるものではなく、各部の構成は、同様の機能を有する任意の構成のものに置き換えることができる。
例えば、上記した実施形態では、マイコン55は、参照信号V1及び基準信号V2の平均値が、図4に示すAV(所定の下限値)未満の場合には、絶縁抵抗検出装置50に故障が発生していると判断する場合について説明したが、所定の下限値は適宜変更が可能である。
また、上記した実施形態では、マイコン55は、参照信号V1が図2に示すFV(所定の上限値)以上である場合には、絶縁抵抗検出装置50に故障が発生していると判断する場合について説明したが、所定の上限値は適宜変更が可能である。
本発明は、電気自動車やハイブリッド車両等に設けられる負荷回路の絶縁抵抗の低下と装置故障を検出する上で極めて有用である。
10 負荷回路
11 コンバータ
12 インバータ
13 モータ
14 ジェネレータ
50 絶縁抵抗検出装置
51 矩形波生成回路
53 フィルタ
54 波形整形回路
55 マイコン
B 直流電源
C1 カップリングコンデンサ
Ri 絶縁抵抗

Claims (6)

  1. 負荷回路の絶縁抵抗を検出する絶縁抵抗検出装置において、
    第1端が前記負荷回路に接続されたカップリングコンデンサと、
    前記カップリングコンデンサの第2端に接続され、この第2端に周期波形を出力する周期波形出力手段と、
    前記周期波形のピーク点を含む一部を取り出して増幅する波形整形回路と、
    前記波形整形回路より出力される波形の波高値である第1波高値と、前記周期波形の波高値である第2波高値に基づいて、前記負荷回路の絶縁抵抗を求める演算手段と、
    を有することを特徴とする絶縁抵抗検出装置。
  2. 前記演算手段は、前記第1波高値が所定の閾値よりも小さい場合に、前記第1波高値及び第2波高値の平均値に基づいて、前記絶縁抵抗を求めることを特徴とする請求項1に記載の絶縁抵抗検出装置。
  3. 前記演算手段は、前記第1波高値が前記第2波高値よりも小さい場合に、前記第1波高値及び第2波高値の平均値に基づいて、前記絶縁抵抗を求めることを特徴とする請求項1に記載の絶縁抵抗検出装置。
  4. 前記演算手段は、前記第1波高値及び第2波高値の平均値が、所定の下限値未満の場合には、当該絶縁抵抗検出装置に故障が発生していると判断することを特徴とする請求項2または請求項3のいずれかに記載の絶縁抵抗検出装置。
  5. 前記演算手段は、前記第1波高値が所定の上限値以上である場合には、当該絶縁抵抗検出装置に故障が発生していると判断することを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の絶縁抵抗検出装置。
  6. 前記カップリングコンデンサの第2端と、前記波形整形回路との間に、所定の周波数帯域を通過するフィルタを備え、前記フィルタより出力される周期波形の波高値を、前記第2波高値とすることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の絶縁抵抗検出装置。
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