JP2017111544A - 監視システムシミュレータ - Google Patents

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Abstract

【課題】監視システムが想定される機器制御を行うことを短期間で確認でき、監視システムにおける機器の想定外の動作制御も抑制できる監視システムシミュレータを提供する。
【解決手段】シミュレータ50が、複数の機器を有する施設で起こることが想定される複数の状態から特定の状態を選択するための特定状態入力部と、各機器の状態を出力するための機器状態出力部と、監視システムで複数の機器の動作を制御するための制御用ソフトウエアに基づいて特定の状態をその特定の状態に対応する各機器の状態に対応づけ、その対応づけた各機器の状態を機器状態出力部に表示させる制御部20とを備えるようにする。
【選択図】図3

Description

本発明は、監視システムシミュレータに関し、例えば、ビルや遊園地等の施設を監視する監視システムにおける施設内機器の動作制御を確認するのに使用される監視システムシミュレータに関する。
従来、シミュレータとしては、特許文献1に記載されている空調機のシミュレータがある。このシミュレータは、空調機の運転状態を把握するために用いられる。このシミュレータは、入力部から運転条件を定める入力条件が入力されると、その入力条件に対応する空調機の動作に関するデータが表示部に出力される。
特開2006−242429号公報
ところで、照明、空調、スプリンクラ、エレベータ等の多数の機器を監視するビル監視システムを立ち上げる場合、その設置場所と異なる場所、例えば事業所等で事前に機器の立ち上げを行って機器の動作確認を行った後、機器を現場に設置するのが好ましい。しかし、短工期案件の場合、事業所等での事前の機器の立ち上げができず、現場でのビル監視システムの立ち上げが強いられることがある。その場合に、現場での動作確認で機器が想定外の動作を行うと、各機器の動作を制御する監視用コントローラの制御用ソフトウエアに問題があるのか、現場での施工、例えば誤配線接続等に問題があるのかが容易に判別できず、動作確認に長い時間を要する場合がある。また、現場での動作確認の際に制御用ソフトウエアの適否確認及びそれ以外の配線接続等の適否確認を一度に行う必要があるため、確認漏れが起こり易く、機器が想定外の動作をしていても気づかない場合もある。
本発明の目的は、監視システムが想定される機器制御を行うことを短期間で確認でき、監視システムにおける機器の想定外の動作制御も抑制できる監視システムシミュレータを提供するものである。
本発明に係る監視システムシミュレータは、複数の機器を有する施設において前記複数の機器の動作を監視する監視システムにおける前記複数の機器の動作制御をシミュレートする監視システムシミュレータであって、前記施設で起こることが想定される複数の状態から特定の状態を選択するための特定状態入力部と、前記機器の状態を出力するための機器状態出力部と、前記監視システムで前記複数の機器の動作を制御するための制御用ソフトウエアに基づいて前記特定の状態をその特定の状態に対応する前記機器の状態に対応づけ、その対応づけた前記機器の状態を前記機器状態出力部に表示させる制御部と、を備える。
本発明によれば、施設で起こることが想定される特定の状態を選択して入力すると、監視システムの制御用ソフトウエア上でその特定の状態に対応づけられた機器の動作が出力される。したがって、出力される動作が想定された動作か否かを確認することで、監視システムの制御用ソフトウエアに問題があるか否かをシステム設置場所以外の事業所等で事前に確認できる。したがって、仮に監視システムの立ち上げ時に現場で不具合が生じた場合でも、その不具合が現場での施工によるものであることが特定されるので、動作確認に要する時間を短縮できる。また、現場での施工前に制御用ソフトウエアの適否確認が終わっているので、現場では制御用ソフトウエアの適否以外の確認、例えば配線接続等の確認だけを行えばよい。よって、現場での確認事項が少なくなるので、監視システムにおける機器の想定外の動作制御を見過ごす可能性も低くなる。
また、本発明において、前記複数の状態から前記特定の状態を時系列で連続的に自動で選択させるための時系列選択入力部を更に備えてもよい。
この場合、連続的に生じる特定の状態に対する連続的な機器の動作状態を確認できるので、監視システムでスケジュール管理される機器の時系列的な一連の動作を確認できる。
また、上記時系列選択入力部を備える場合において、前記特定の状態の連続的な選択を停止させて特定時刻における前記特定の状態を選択するための停止入力部と、前記特定時刻を進ませる早送り入力部と、前記特定時刻を戻す巻戻し入力部と、を更に備えてもよい。
この場合、特定の状態の連続的な選択を特定時刻で停止させることができるので、特定時刻での機器の制御用ソフトウエア上での動作が正常か否かを確認できる。また、特定の時刻を早送りでき巻き戻しもできるから、確認したい特定時刻での各機器の状態を容易に表示させることができ、その特定時刻での機器の状態を容易に確認できる。
本発明によれば、監視システムが想定される機器制御を行うことを短期間で確認でき、監視システムにおける機器の想定外の動作制御も抑制できる。
短工期案件での一般的な監視システムの立ち上げについて説明するための概念図である。 監視システムシミュレータの使用方法を説明する概念図である。 監視システムシミュレータのブロック図である。 監視システムシミュレータの表示部で表示される表示画像の一例を示す模式図である。 上記表示画像の一部の部分拡大模式図である。
以下に、本発明に係る実施の形態について添付図面を参照しながら詳細に説明する。以下において複数の実施形態や変形例などが含まれる場合、それらの特徴部分を適宜に組み合わせて他の実施形態を形成することは当初から想定されている。
図1は、本開示の監視システムシミュレータで、監視する施設内機器の動作制御がシミュレート可能な監視システム90を表す概略構成図である。先ず、図1を用いて、監視システム90の構成、短工期案件で一般的に行われる監視システム90の立ち上げ、及びその立ち上げにおける問題点について説明する。
監視システム90はビルを監視する。この例では、監視対象がビルである場合について説明するが、監視対象は遊園地や水族館等であってもよく、ビル以外の複数の機器を有する如何なる施設であってもよい。図1に示すように、監視システム90は、中央監視用コンピュータ61、中央監視用サーバ62及び中央監視用コントローラ63を備える。
中央監視コンピュータ61は、パーソナルコンピュータやワークステーションで好適に構成される。中央監視用コンピュータ61は、中央監視用サーバ62及び中央監視用コントローラ63に接続され、中央監視用サーバ62及び中央監視用コントローラ63と信号の送受信を行う。中央監視コンピュータ61は、複数のキー及びマウス等で構成される入力部を有し、システム確認者等は、入力部を用いて中央監視コントローラ63に信号を入力できる。中央監視コンピュータ61は、モニタ等で構成される表示部を有し、表示部は、ビル内の機器81−1〜81−nの動作状態等を表示する。
中央監視用サーバ62は、中央監視用コントローラ63に接続され、中央監視用コントローラ63と信号の送受信を行う。中央監視用サーバ62には、中央監視用コントローラ63がローカル機器用コントローラ80−1〜80−nを制御するにあたって必要なデータのデータベースがインストールされ、該必要なデータが適宜、検索、抽出可能な状態になっている。
中央監視用コントローラ63は、複数のローカル機器用コントローラ80−1〜80−n(nは任意の自然数、以下でも同様)を介してビル内の機器81−1〜81−nに接続される。機器81−1〜81−nには、例えば、空調、照明、エレベータ及びスプリンクラ等が含まれる。複数の機器は施設毎に決定される。中央監視用コントローラ63には、ローカル機器用コントローラ80−1〜80−nに機器81−1〜81−nを制御させるための制御用ソフトウエアがインストールされている。中央監視用コントローラ63は、中央監視用コンピュータ61から条件が入力されると中央監視用サーバ62内のデータを参照しつつ各ローカル機器用コントローラ80−1〜80−nに入力条件に基づく制御信号を出力する。
ローカル機器用コントローラ80−1〜80−nには、中央監視用コントローラ63からの制御信号に基づいて機器81−1〜81−nの動作を制御するための制御用ソフトウエアがインストールされている。ローカル機器用コントローラ80−1〜80−nには、中央監視用コントローラ63からの信号によって制御される制御回路が内蔵され、その制御回路には複数のリレーが含まれる。ローカル機器用コントローラ80−1〜80−nが中央監視用コントローラ63から制御信号を受けると、上記制御回路における各リレーの接離が定まる。ローカル機器用コントローラ80−1〜80−nは、各リレーの接離の特定で構築された制御回路に基づいて機器81−1〜81−nを制御する。
尚、図1では、各ローカル機器用コントローラ80−1〜80−nが1つのみの機器81−1〜81−nに接続される様子が図示されているが、実際には、各ローカル機器用コントローラ80−1〜80−nには、複数の機器が接続されている。
一般的な短工期案件では、監視システム90は現場で構築され、機器81−1〜81−nの動作制御が適切か否かも現場で確認される。詳しくは、中央監視用コンピュータ61、中央監視用サーバ62及び中央監視用コントローラ63は現場で接続され、ローカル機器用コントローラ80−1〜80−nも現場で中央監視用コントローラ63に接続される。また、各機器81−1〜81−nも現場で対応するローカル機器用コントローラ80−1〜80−nに接続され、特定の状態を実現させる信号を中央監視用コンピュータ61に入力することによって、機器81−1〜81−nが想定された動作を行うか否かも現場で確認される。
この監視システム90の立ち上げでは、現場での動作確認で機器81−1〜81−nが想定外の動作を行うと、各機器81−1〜81−nの動作を制御する中央監視用コントローラ63の制御用ソフトウエアに問題があるのか、又は現場における誤配線接続やローカル機器用コントローラ80−1〜80−nの制御用ソフトウエアに問題があるのかが容易に判別できず、動作確認に長い時間を要することがある。
図2は、監視システムシミュレータ50の使用方法を説明するための概念図である。
監視システムシミュレータ(以下、単位シミュレータという)50は、パーソナルコンピュータやワークステーションで好適に構成されることができる。図2に示すように、シミュレータ50は、中央監視用コンピュータ61、中央監視用サーバ62及び中央監視用コントローラ63に接続して使用する。
図3は、ミュレータ50のブロック図である。
シミュレータ50は、入力部1、表示部5、記憶部15及び制御部20を備える。入力部1は、複数の操作部からなる。シミュレータ50がパソコンである場合、入力部1はマウスや複数のキーで構成される。入力部1は、ビルで起こることが想定される特定の状態を入力するために設けられる。例えば、入力部1によって、ビルの特定の階で火災が発生した状態や、所定の時間となってビル内の全部又は一部の照明を消灯させる状態等を入力することができる。
表示部5は、制御部20で制御されることによってビル内の各機器81−1〜81−nの状態を表示する。シミュレータ50がパソコンである場合、表示部5は、モニタで構成される。記憶部15は、ハードディスクやメモリ等で構成される。記憶部15には、シミュレータ用ソフトウエアが記憶されている。上述のように、中央監視用コントローラ63がローカル機器用コントローラ80−1〜80−nに信号を出力すると、ローカル機器用コントローラ80−1〜80−nは、その信号に基づいて機器81−1〜81−nの動作を制御する。シミュレータ用ソフトウエアは、中央監視用コントローラ63の信号を、ローカル機器用コントローラ80−1〜80−nによって制御される機器81−1〜81−nの動作状態を表す信号に対応づける。
入力部1から特定の状態が入力されると、入力部1からの信号を受けた中央監視用コントローラ63が、シミュレータ50に信号を出力する。すると、シミュレータ用ソフトウエアによって、中央監視用コントローラ63からの信号が、想定される各機器81−1〜81−nの動作状態を表す信号に対応づけられ、その対応づけられた各機器81−1〜81−nの動作状態が表示部5に表示される。監視システム90では、中央監視用コントローラ63が実際に機器81−1〜81−nの動作を制御するのに対し、シミュレータ50では、中央監視用コントローラ63の制御がシミュレートされ、そのシミュレートされた制御での各機器81−1〜81−nの動作状態が表示部5に表示される。
図4は、シミュレータ50の表示部5が表示した表示画像の一例を示す図である。図4では、上記nが6であって、監視システム90が6つのローカル機器用コントローラ80−1〜80−6を備える場合を具体的に例示するが、nは如何なる自然数であってもよいのは上述のとおりである。
図4に示す表示画像には、ローカルコントローラ表示部(以下、LC表示部という)70が含まれる。LC表示部70は、6つの特定ローカルコントローラ表示部(以下、TLC表示部という)70−1〜70−6で構成される。以下で詳述するが、TLC表示部70−1〜70−6は、対応するローカル機器用コントローラ80−1〜80−6に特定の状態を再現するように機器81−1〜81−6を制御させるための信号を入力するのに使用され、その入力信号に対する機器81−1〜81−6の出力状態を表示するのに使用される。また、上記表示画像には、上下方向に延在する帯状領域からなる連続出力表示部55が含まれる。更には、上記表示画像には、時系列選択入力部71、時刻変更入力部72、時間間隔変更入力部73、停止入力部74、早送り入力部75及び巻戻し入力部76が含まれる。
図5は、TLC表示部70−1の拡大図である。TLC表示部70−1の構成は、他のTLC表示部70−2〜70−6と同様の構成を有する。TLC表示部70−2〜70−6の構成の説明は、TLC表示部70−1の構成の説明をもって省略する。図5を参照して、DIPIと表示された複数の表示部は入力用の表示部であり、DOと表示された複数の表示部は出力表示部である。入力用の表示部をクリックすると、その入力表示部に関する管理項目及び現在状態が表示される。入力側の状態は、例えば、ON状態であれば入力用の表示部が第1の色に点灯し、OFF状態であれば入力用の表示部が点灯しないことで表現される。TLC表示部70−1〜70−6に含まれる全ての入力用の表示部は、特定状態入力部を構成する。第1の色としては黄色を好適に選択できるが、第1の色は黄色以外の如何なる色であってもよい。
システム確認者等は、入力用の表示部を適宜クリックすることによって、特定の状態を入力できる。TLC表示部70−1において、CT1〜CT8は、TLC表示部70−1に対応するローカル機器用コントローラ80−1のスロット番号を示す。各ローカル機器用コントローラ80−1〜80−6は、制御基板を差し込むスロットを複数有する。スロット番号は、ローカル機器用コントローラ80−1〜80−6において複数のスロットに割り振られた番号である。図5に示す例では、システム確認者等の入力によって、カードスロットCT2のDIPI00、カードスロットCT2のDIPI03及びカードスロットCT5のDI02JがON状態となっており、第1の色に点灯している。入力される特定の状態は、例えば、1階及び3階の照明を消すると共に、2階の空調を止めるといった状態である。
特定の状態が入力されると、出力表示部にその特定の状態に対応する機器81−1の状態が表示される。出力表示部をクリックすると、その出力表示部に関する管理項目及び現在状態が表示される。管理項目には、例えば、3階の空調とか、4階の照明等が含まれる。出力側の現在状態は、例えば、ON状態であれば出力表示部が第2の色に点灯し、OFF状態であれば出力表示部が点灯しないことで表現される。TLC表示部70−1〜70−6に含まれる全ての出力表示部及び連続出力表示部55(図4参照)は、機器状態出力部を構成する。
第2の色は、第1の色と異なる色に設定されると好ましいが第1の色と同じ色に設定されてもよい。また、出力側の第2の色は、システム確認者等に注意を喚起できる赤色等の目立つ色で構成されると好ましい。この例では、カードスロットCT5のDO02、カードスロットCT5のDOACC、カードスロットCT8のDO05C及びカードスロットCT8のDO05HがON状態となっており、第2の色に点灯している。これらの出力状態は、例えば、1階及び3階の照明が消え、2階の空調が止まっているといった状態に対応する。
システム確認者等は、複数の入力側の表示部から特定の表示部を適宜選択して操作によってその特定の表示部をONとすることによって、特定の状態を再現でき、出力表示部の点灯状態を確認することによって、その特定の状態における機器の状態を確認できる。
再度、図4を参照して、時系列選択入力部71は、管理されるビルで時系列で生じる特定の状態を、その状態が生じる時刻に関連づけて連続的に自動入力する機能をスタートさせるために使用される。ビル管理では、A機器が動作した場合にはB機器も動作させるといった特定の状態が連動している場合がある。そして、ニーズに基づいて特定の期間に亘るスケジュールが事前に組まれることができ、そのスケジュールのデータを中央監視用サーバ62又は中央監視用コントローラ63に事前に記憶させることができる。スケジュールのデータは、例えば、9時になったらドアの鍵を開錠し、照明をつける。空調は、午前9時に入れて、午後11時に切るといった、特定の状態を時系列に連続的に実行させるデータである。スケジュールは、例えば、季節等の外的条件によって異なってもよい。本実施形態では、時系列で連続的に生じる特定の状態を時系列で連続的に実行させる複数のスケジュールのプログラムが、中央監視用サーバ62又は中央監視用コントローラ63に事前に記憶されている。システム確認者等は、マウスで時系列選択入力部71をドラッグしたりクリックしたりすることによって、複数のスケジュールから特定のスケジュールを選択して実行させることができる。
時刻変更入力部72は、時系列で連続的に生じる特定の状態の初期時刻を設定するために使用される。時刻変更入力部72をクリックすると時刻を表示でき、その時刻を変更することで連続的な特定の状態の初期時刻を選択できる。また、時間間隔変更入力部73は、スケジュールに基づいてシミュレーションで連続的に生じる特定の状態の時間間隔を設定するために使用される。時間間隔変更入力部73をクリックすると時刻を表示でき、その時刻を変更することで連続的に生じる特定の状態の時間間隔を設定できる。
図4を参照して、連続出力表示部55には、時系列で連続的に生じる特定の状態に対する機器81−1〜81−6の状態が表示される。一例では、連続出力表示部55は、年月日、時間、管理項目のON又はOFF、及び警報を各行に表示する。連続出力表示部55では、時系列表示が行われ、新しい履歴は古い履歴よりも上側に表示され、古い履歴は徐々に下方に送られる。
図4を続けて参照して、停止入力部74は、時系列的で連続的な特定の状態の自動再現を停止させて特定時刻における特定の状態を選択するために使用される。また、早送り入力部75は、特定時刻を進ませるために使用され、巻戻し入力部76は、特定時刻を戻す巻き戻すために使用される。システム確認者等は、この3つの入力部74,75,76をマウス操作することによって表示したい特定時間を容易に選択できるようになっている。
再度、図2を参照して、中央監視用コンピュータ61の表示部は、図4及び図5を用いて説明したシミュレータ50の表示部が表示した表示画像に対応する表示画像を表示する。監視システム90の監視者は、中央監視用コンピュータ61の入力部を介して特定の状態を再現できるようになっている。中央監視用コンピュータ61は監視者によって操作されるので、管理される機器を表す管理項目がわかり易い方がよい。そこで、中央監視用コンピュータ61の表示部が表示する表示画像では、管理項目がアイコンで示されると好ましい。管理項目のアイコンには、例えば、照明のアイコンやドアのアイコンが含まれてもよい。
上記実施形態のシミュレータ50によれば、ビルで起こることが想定される特定の状態を選択して入力すると、監視システム90の制御用ソフトウエアでその特定の状態に対応づけられた各機器81−1〜81−6の状態が出力される。したがって、出力される動作が想定された動作か否かを確認することで、監視システム90の制御用ソフトウエアに問題があるか否かを事業所等で監視システム90を現場で立ち上げる前に事前に確認できる。よって、仮に監視システム90の立ち上げ時に現場で不具合が生じた場合でも、その不具合が現場での施工によるものであることが特定され、動作確認に要する時間を短縮できる。また、現場での施工前に制御用ソフトウエアの適否確認が終わっているので、現場では制御用ソフトウエアの適否以外の確認、例えば配線接続等の確認だけを行えばよい。よって、現場での確認事項が少なくなるので、監視システムにおける機器の想定外の動作制御を見過ごす可能性も低くなる。
また、複数の状態からの特定の状態の時系列で連続的な選択を自動で行わせるための時系列選択入力部71を備えるので、監視システム90で時間に基づいて管理される各機器81−1〜81−6の時系列的な一連の動作を確認できる。
また、連続的な選択を停止させて特定時刻における特定の状態を選択するための停止入力部74と、特定時刻を進ませる早送り入力部75と、特定時刻を戻す巻戻し入力部76とを備えるので、特定時刻での各機器81−1〜81−6の制御用ソフトウエア上での動作を容易に確認できる。
尚、本発明は、上記実施形態およびその変形例に限定されるものではなく、本願の特許請求の範囲に記載された事項およびその均等な範囲において種々の改良や変更が可能である。
例えば、中央監視用サーバ62に、機器81−1〜81−nの時間に関連付けられた動作状態データを、ローカル機器用コントローラ80−1〜80−n及び中央監視用コントローラ63を介して取り込むためのソフトウエアがインストールされていてもよい。また、上記実施形態では、シミュレータ50が、時系列選択入力部71、停止入力部74、早送り入力部75及び巻戻し入力部76を有する例について説明したが、シミュレータは、時系列選択入力部を有する一方、停止入力部、早送り入力部及び巻戻し入力部を有さなくてもよい。また、シミュレータは、時系列選択入力部、停止入力部、早送り入力部及び巻戻し入力部を有さなくてもよい。また、表示部が表示する表示画像における、レイアウト、入力用及び出力用表示部の数、形状等は、上記図4及び図5で説明したものにかぎらず、仕様によって適宜変更されてもよい。
20 制御部、 50 監視システムシミュレータ、 71 時系列選択入力部、 74 停止入力部、 75 早送り入力部、 76 巻戻し入力部、 90 監視システム。
本発明に係る監視システムシミュレータは、複数の機器を有する施設において前記複数の機器の動作を監視し、複数のローカル機器用コントローラと、その複数のローカル機器用コントローラを制御する中央監視用コントローラとを含む監視システムにおける前記複数の機器の動作制御をシミュレートする監視システムシミュレータであって、前記施設で起こることが想定される複数の状態から特定の状態を選択するための特定状態入力部と、前記機器の状態を出力するための機器状態出力部と、前記監視システムで前記複数の機器の動作を制御するための制御用ソフトウエアと、前記特定状態入力部からの信号とに基づいて前記中央監視用コントローラが出力した信号に基づいて前記特定の状態をその特定の状態に対応する前記機器の状態に対応づけ、その対応づけた前記機器の状態を前記機器状態出力部に表示させる制御部と、を備える。
この場合、特定の状態の連続的な選択を特定時刻で停止させることができるので、特定時刻での機器の制御用ソフトウエア上での動作が正常か否かを確認できる。また、特定の時刻を早送りでき巻き戻しもできるから、確認したい特定時刻での各機器の状態を容易に表示させることができ、その特定時刻での機器の状態を容易に確認できる。また、本発明において、表示部を備え、前記表示部の表示画像には、複数の特定ローカル表示部で構成されるローカルコントローラ表示部が含まれ、前記各特定ローカル表示部は、対応する前記ローカル機器用コントローラに特定の状態を再現するように前記機器を制御させるための信号を入力するのに使用され、その入力信号に対する前記機器の出力状態を表示するのに使用されてもよい。
図3は、ミュレータ50のブロック図である。



Claims (3)

  1. 複数の機器を有する施設において前記複数の機器の動作を監視する監視システムにおける前記複数の機器の動作制御をシミュレートする監視システムシミュレータであって、
    前記施設で起こることが想定される複数の状態から特定の状態を選択するための特定状態入力部と、
    前記機器の状態を出力するための機器状態出力部と、
    前記監視システムで前記複数の機器の動作を制御するための制御用ソフトウエアに基づいて前記特定の状態をその特定の状態に対応する前記機器の状態に対応づけ、その対応づけた前記機器の状態を前記機器状態出力部に表示させる制御部と、
    を備える監視システムシミュレータ。
  2. 請求項1に記載の監視システムシミュレータにおいて、
    前記複数の状態から前記特定の状態を時系列で連続的に自動で選択させるための時系列選択入力部を更に備える監視システムシミュレータ。
  3. 請求項2に記載の監視システムシミュレータにおいて、
    前記特定の状態の連続的な選択を停止させて特定時刻における前記特定の状態を選択するための停止入力部と、
    前記特定時刻を進ませる早送り入力部と、
    前記特定時刻を戻す巻戻し入力部と、
    を更に備える監視システムシミュレータ。
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