JP2017110990A - 走行支援装置および走行支援方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】車両の走行中に乳幼児が適切な睡眠状態となるようにすることが可能な「走行支援装置および走行支援方法」を提供する。
【解決手段】車両に乳幼児が乗車しているか否かを判定する乗車判定部111と、乳幼児の月齢を判定する月齢判定部112と、現在の時間帯を判定する時間帯判定部113と、月齢判定部112によって判定された乳幼児の月齢と、時間帯判定部113によって判定された時間帯との組み合わせに応じて、車両の走行の支援に適用するモードとして、乳幼児の睡眠を誘発するお休みモード、または、乳幼児の睡眠を防止する元気モードを選択するモード選択部114とを備えることにより、乳幼児が睡眠することが好ましいときには、乳幼児の睡眠を誘発するように車両の走行の支援がなされ、乳幼児が睡眠しないことが好ましいときには、乳幼児の睡眠を防止するように、車両の走行の支援がなされるようにする。
【選択図】図1

Description

本発明は、走行支援装置および走行支援方法に関し、特に、乳幼児が乗車しているときの車両の走行を支援するようになされた走行支援装置および走行支援方法に用いて好適なものである。
従来、車両の走行を支援する走行支援装置の一例として、目的地まで経路を案内するナビゲーション装置が利用されている。車両に搭載される一般的なナビゲーション装置は、ユーザが選択した優先条件(例えば、距離優先、道幅優先、高速道路優先、一般道路優先、燃費優先等)に基づいて目的地までの経路を探索するようになっている。すなわち、どのような乗員が乗車しているかまでは考慮されていない。このため、優先条件に基づいて探索された目的地までの経路が、その時に車両に乗車している乗員によっては、身体的に好ましくない影響を与えてしまう経路であったりする場合がある。
例えば、下記特許文献1では、車両に妊婦や乳幼児が乗車している場合には、砂利道のように整備されていない道路を走行した場合には振動が多く、妊婦や乳幼児の身体に負担がかかってしまうことを問題視している。そこで、下記特許文献1には、車両に妊婦や乳幼児が乗車している場合、予め記憶されている振動の多い道路を除外した目的地までの経路を探索することで、車両が走行する際に妊婦や乳幼児の身体に負担がかからないようにした技術が開示されている。
特開2007−10634号公報
しかしながら、従来、車両の走行中に乳幼児の睡眠を適切に制御することができないといった問題が生じていた。例えば、車両が昼間に走行中、乳幼児に起きていてほしいにも関わらず、輸送反応により乳幼児が寝すぎてしまう場合がある。この場合、夜間に乳幼児が眠れなくなるといった問題が生じてしまう。また、乳幼児に寝ていてほしいにも関わらず、信号や一時停止等で車両が停止してしまうと、その都度乳幼児が目を覚ましてしまうといった問題が生じてしまう。
本発明は、このような問題を解決するために成されたものであり、車両の走行中に乳幼児が適切な睡眠状態となるようにすることを目的とする。
上記した課題を解決するために、本発明では、車両に乳幼児が乗車しているか否かを判定し、車両に乳幼児が乗車していると判定された場合、乳幼児の月齢を判定するとともに、現在の時間帯を判定し、判定された乳幼児の月齢と、判定された時間帯との組み合わせに応じて、車両の走行の支援に適用するモードとして、乳幼児の睡眠を誘発する第1のモード、または、乳幼児の睡眠を防止する第2のモードを選択するようにしている。
上記のように構成した本発明によれば、車両に乗車している乳幼児の月齢と、現在の時間帯との組み合わせに応じて、乳幼児が睡眠することが好ましいときには、乳幼児の睡眠を誘発するように車両の走行の支援がなされ、乳幼児が睡眠しないことが好ましいときには、乳幼児の睡眠を防止するように、車両の走行の支援がなされるようになる。このため、本発明によれば、車両の走行中に乳幼児が適切な睡眠状態となるようにすることができる。
本発明の第1実施形態に係る走行支援装置の機能構成例を示すブロック図である。 モード判定情報記憶部に記憶されているモード判定情報の一例を示す図である。 本発明の第1実施形態に係る走行支援装置による処理の一例を示すフローチャートである。 経路探索部によって探索される目的地までの経路の一例を示す図である。 本発明の第2実施形態に係る走行支援装置の機能構成例を示すブロック図である。 睡眠状況取得部によって取得された乳幼児の睡眠状況の一例を示す図である。
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。図1は、本発明の第1実施形態に係る走行支援装置10の機能構成例を示すブロック図である。図1に示す走行支援装置10は、車両の走行を支援する装置であり、支援対象の車両に搭載される。例えば、走行支援装置10は、目的地までの経路を探索して、目的地まで経路を案内するナビゲーション装置10aとしての機能を有する。また、走行支援装置10は、車両のアイドリングストップ機能をON/OFFする機能を有する。
特に、本実施形態の走行支援装置10は、車両に乳幼児が乗車している場合には、その乳幼児の月齢と現在の時間帯とに応じて、車両の走行の支援に適用するモードとして、乳幼児の睡眠を誘発するお休みモード(第1のモード)、または、乳幼児の睡眠を防止する元気モード(第2のモード)を選択することができるようになっている。そして、走行支援装置10は、選択したモードに応じて、目的地までの経路と、車両のアイドリングストップ機能のON/OFFとを制御することができるようになっている。
図1に示すように、走行支援装置10は、地図データ記憶部11、自車位置検出装置12、タッチパネル13、ディスプレイ14、スピーカ15、探索履歴記憶部16、乗員情報記憶部17およびモード判定情報記憶部18を備えている。
地図データ記憶部11は、地図データを記憶する。当該地図データには、ノード情報、道路リンク情報、施設データ、地名データ等が含まれている。自車位置検出装置12は、車両の現在位置を検出する。自車位置検出装置12は、例えば、GPS(Global Positioning System)と自律航法ユニットとを備えて構成されている。
タッチパネル13は、各種操作(例えば、目的地の設定操作、モードの適用可否の選択操作等)を行うための操作部の一例である。タッチパネル13は、ディスプレイ14の表面に重ねて設けられている。ディスプレイ14は、各種表示画面(例えば、地図画面、目的地の設定画面、経路案内画面、モードの適用可否の選択画面等)を表示する。ディスプレイ14には、例えば液晶ディスプレイ、有機ELディスプレイ等が用いられる。スピーカ15は、各種音声(例えば、経路案内音声等)を出力する。
探索履歴記憶部16は、後述する経路探索部102によって探索された目的地までの経路の探索履歴を記憶する。各探索履歴には、少なくとも、どの優先条件が適用されたかが示されている。
乗員情報記憶部17は、車両に乗車する乳幼児に関する乗員情報を記憶する。当該乗員情報には、少なくとも、乳幼児の生年月日を含んでいる。また、当該乗員情報には、乳幼児に装着されるウエアラブル端末のIDを含んでいる場合もある。
モード判定情報記憶部18は、車両の走行の支援に適用するモードを判定するためのモード判定情報を記憶する。当該モード判定情報においては、乳幼児の月齢と、時間帯(昼間または夜間)との組み合わせ毎に、車両の走行の支援に適用するモード(お休みモードまたは元気モード)が対応付けられている。なお、モード判定情報の詳細については、図2を用いて後述する。
また、図1に示すように、走行支援装置10は、その機能構成として、目的地設定部101、経路探索部102、経路案内部103、乗車判定部111、月齢判定部112、時間帯判定部113、モード選択部114、走行制御部115および遠回り許容判定部116を備えている。
上記各機能ブロック101〜103,111〜116は、ハードウェア、DSP(Digital Signal Processor)、ソフトウェアの何れによっても構成することが可能である。例えばソフトウェアによって構成する場合、上記各機能ブロック101〜103,111〜116は、実際にはコンピュータのCPU、RAM、ROMなどを備えて構成され、RAMやROM、ハードディスクまたは半導体メモリ等の記録媒体に記憶されたプログラムが動作することによって実現される。
目的地設定部101は、地図データ記憶部11に記憶された複数の地点の中からの、ユーザのタッチパネル13の操作による目的地の設定を受け付ける。経路探索部102は、自車位置検出装置12によって検出された車両の現在位置から、目的地設定部101によって設定された目的地までの経路を探索する。経路探索部102によって探索された経路は、経路の探索履歴として探索履歴記憶部16に記憶される。経路案内部103は、目的地設定部101によって設定された目的地まで、経路探索部102によって探索された経路を案内する。具体的には、経路案内部103が経路の案内を行うことにより、経路案内画面がディスプレイ14に表示され、経路案内音声がスピーカ15から出力される。
乗車判定部111は、車両に乳幼児が乗車しているか否かを判定する。例えば、乗車判定部111は、以下のいずれかの方法により、車両に乳幼児が乗車しているか否かを判定する。但し、車両に乳幼児が乗車しているか否かの判定方法は、これらに限定されるものではない。
−カメラで撮像されたチャイルドシートの画像から乳幼児を画像認識する。
−チャイルドシートの着座センサにより、チャイルドシートに乳幼児が着座していることを検出する。
−チャイルドシートの赤外線センサにより、チャイルドシートに乳幼児が着座していることを検出する。
−チャイルドシートのID受信機により、乳幼児に装着されているウエアラブル端末のIDを検出する。
月齢判定部112は、乗車判定部111によって乳幼児が乗車していると判定された場合、その乳幼児の月齢を判定する。例えば、乗員情報記憶部17に記憶されている乗員情報に示されている乳幼児の生年月日と、現在日付とに基づいて、乳幼児の月齢を算出する。月齢判定部112は、例えば、走行支援装置10の内蔵時計または自車位置検出装置12が受信したGPS信号から、現在日付を特定する。
時間帯判定部113は、現在の時間帯を判定する。具体的には、時間帯判定部113は、現在時刻と、予め定められた時間帯設定テーブル(図示省略)とに基づいて、現在の時間帯が、昼間であるか夜間であるかを判定する。例えば、時間帯設定テーブルにおいては、8:00〜17:59を昼間とし、18:00〜7:59を夜間とする設定が予めなされている。時間帯判定部113は、例えば、走行支援装置10の内蔵時計または自車位置検出装置12が受信したGPS信号から、現在時刻を特定する。
モード選択部114は、モード判定情報記憶部18に記憶されているモード判定情報を参照することにより、月齢判定部112によって判定された乳幼児の月齢と、時間帯判定部113によって判定された時間帯との組み合わせに応じて、車両の走行の支援に適用するモードとして、乳幼児の睡眠を誘発するお休みモード(第1のモード)、または、乳幼児の睡眠を防止する元気モード(第2のモード)を選択する。
具体的には、モード選択部114は、モード判定情報記憶部18に記憶されているモード判定情報(図2参照)に基づいて、時間帯判定部113によって現在の時間帯が夜間であると判定された場合、お休みモードを選択する。また、モード選択部114は、時間帯判定部113によって現在の時間帯が昼間であると判定された場合において、月齢判定部112によって判定された乳幼児の月齢が5か月未満の場合、お休みモード選択する。また、モード選択部114は、時間帯判定部113によって現在の時間帯が昼間であると判定された場合において、月齢判定部112によって判定された乳幼児の月齢が5か月以上の場合、元気モードを選択する。
モード選択部114によってモードが選択されると、経路探索部102は、選択されたモードに応じて、目的地設定部101によって設定された目的地までの経路を探索する。例えば、モード選択部114によってお休みモードが選択された場合、経路探索部102は、乳幼児の睡眠を誘発するような経路(例えば、バイパス等、車両が停止する地点が比較的少ない経路)を探索する。一方、モード選択部114によって元気モードが選択された場合、経路探索部102は、乳幼児の睡眠を防止するような経路(例えば、市街地等、車両が停止する地点が比較的多い経路)を探索する。
また、モード選択部114によってモードが選択されると、走行制御部115が、選択されたモードに応じて、車両のアイドリングストップ機能のON/OFFを切り替える。この際、走行制御部115は、車両のアイドリングストップ機能のON/OFFを、車両制御装置20のアイドリングストップ制御部21を介して行う。例えば、モード選択部114によってお休みモードが選択された場合、走行制御部115は、アイドリングストップによって輸送反応効果が薄れてしてしまい、これによって乳幼児の睡眠が阻害されないように、車両のアイドリングストップ機能をOFFにする。一方、モード選択部114によって元気モードが選択された場合、走行制御部115は、アイドリングストップによって輸送反応効果が薄れるようにして、これによって乳幼児の睡眠を防止するように、車両のアイドリングストップ機能をONにする。
遠回り許容判定部116は、探索履歴記憶部16に記憶されている経路の探索履歴に基づいて、遠回りする経路を許容するか否かを判断する。例えば、遠回り許容判定部116は、遠回りする経路を許容しない優先条件(例えば、距離優先、燃費優先等)が適用された経路の回数または割合が所定の閾値以上の場合、遠回りする経路を許容しないと判断する。反対に、遠回り許容判定部116は、遠回りする経路を許容しない優先条件が適用された経路の回数または割合が所定の閾値未満の場合、遠回りする経路を許容すると判断する。
遠回り許容判定部116が遠回りする経路を許容しないと判断した場合、基本的に、モード選択部114は、乳幼児の睡眠を考慮しない通常モード(第3のモード)を選択する。但し、所定の確認画面から、ユーザが遠回りする経路を許容する選択を行った場合、モード選択部114は、月齢判定部112によって判定された乳幼児の月齢と、時間帯判定部113によって判定された時間帯との組み合わせに応じて、お休みモードまたは元気モードを選択する。
一方、遠回り許容判定部116が遠回りする経路を許容すると判断した場合、モード選択部114は、月齢判定部112によって判定された乳幼児の月齢と、時間帯判定部113によって判定された時間帯との組み合わせに応じて、お休みモードまたは元気モードを選択する。
なお、モード選択部114によって通常モードが選択された場合、経路探索部102は、ユーザが任意に選択した優先条件(例えば、距離優先、道幅優先、高速道路優先、一般道路優先、燃費優先等)による経路を探索する。
〔モード判定情報の一例〕
図2は、モード判定情報記憶部18に記憶されているモード判定情報の一例を示す図である。図2に示すように、モード判定情報記憶部18に記憶されているモード判定情報においては、乳幼児の月齢と、時間帯(昼間または夜間)との組み合わせ毎に、車両の走行の支援に適用するモードが対応付けられている。特に、図2のモード判定情報において、乳幼児が寝ていることが好ましいとされる組み合わせには、お休みモードが対応付けられている。反対に、乳幼児が起きていることが好ましいとされる組み合わせには、元気モードが対応付けられている。
例えば、時間帯が夜間の場合には、乳幼児の月齢に関わらず、お休みモードが対応付けられている。また、時間帯が昼間の場合において、乳幼児の月齢が5か月未満の場合には、お休みモードが対応付けられている。また、時間帯が昼間の場合において、乳幼児の月齢が5か月以上の場合には、元気モードが対応付けられている。このモード判定情報は、車両の支援に適用するモードを選択する際に、モード選択部114によって参照される。
〔走行支援装置10による処理の一例〕
図3は、本発明の第1実施形態に係る走行支援装置10による処理の一例を示すフローチャートである。図3に示す処理は、例えば、ユーザが目的地を設定したときに実行される。
まず、乗車判定部111が、車両に乳幼児が乗車しているか否かを判定する(ステップS302)。ここで、車両に乳幼児が乗車していないと乗車判定部111が判定した場合(ステップS302:No)、走行支援装置10は、ステップS308へ処理を進める。
一方、車両に乳幼児が乗車していると乗車判定部111が判定した場合(ステップS302:Yes)、遠回り許容判定部116が、遠回りする経路を許容するか否かを判定する(ステップS304)。ここで、遠回りする経路を許容しないと遠回り許容判定部116が判定した場合(ステップS304:No)、走行支援装置10は、ステップS306へ処理を進める。
一方、遠回りする経路を許容すると遠回り許容判定部116が判定した場合(ステップS304:Yes)、走行支援装置10は、ステップS312へ処理を進める。
ステップS306では、モード選択部114が、お子様モード(お休みモードまたは元気モード)を適用することをユーザが許容したか否かを判定する。例えば、所定の確認画面をディスプレイ14に表示させて、お子様モードを適用することを許容するか否かをユーザに選択させる。この確認画面において、OKボタンが選択された場合、モード選択部114は、お子様モードを適用することをユーザが許容したと判定する。
ここで、お子様モードを適用することをユーザが許容しなかったとモード選択部114が判定した場合(ステップS306:No)、モード選択部114が、車両の走行の支援に適用するモードとして、通常モードを選択する(ステップS308)。そして、経路探索部102が、通常モードによる目的地までの経路を探索する(ステップS310)。そして、走行支援装置10は、ステップS332へ処理を進める。一方、お子様モードを適用することをユーザが許容したとモード選択部114が判定した場合(ステップS306:Yes)、走行支援装置10は、ステップS312へ処理を進める。
ステップS312では、時間帯判定部113が、現在の時間帯を判定する。そして、時間帯判定部113が、ステップS312で判定された現在の時間帯が夜間であるか否かを判定する(ステップS314)。ここで、現在の時間帯が夜間であると時間帯判定部113が判定した場合(ステップS314:Yes)、走行支援装置10は、ステップS320へ処理を進める。一方、現在の時間帯が夜間ではないと時間帯判定部113が判定した場合(ステップS314:Yes)、月齢判定部112が、乳幼児の月齢を判定する(ステップS316)。そして、月齢判定部112が、ステップS316で判定された乳幼児の月齢が5か月未満であるか否かを判定する(ステップS318)。ここで、乳幼児の月齢が5か月未満であると月齢判定部112が判定した場合(ステップS318:Yes)、走行支援装置10は、ステップS320へ処理を進める。一方、乳幼児の月齢が5か月未満ではないと月齢判定部112が判定した場合(ステップS318:No)、走行支援装置10は、ステップS326へ処理を進める。
ステップS320では、モード選択部114が、車両の走行の支援に適用するモードとして、お休みモードを選択する。そして、走行制御部115が、車両のアイドリングストップ機能をOFFにする(ステップS322)。また、経路探索部102が、お休みモードによる目的地までの経路(すなわち、車両が停止する地点が比較的少ない経路)を探索する(ステップS324)。そして、走行支援装置10は、ステップS332へ処理を進める。
ステップS326では、モード選択部114が、車両の走行の支援に適用するモードとして、元気モードを選択する。そして、走行制御部115が、車両のアイドリングストップ機能をONにする(ステップS328)。また、経路探索部102が、元気モードによる目的地までの経路(すなわち、車両が停止する地点が比較的多い経路)を探索する(ステップS330)。そして、走行支援装置10は、ステップS332へ処理を進める。
ステップS332では、経路案内部103が、ステップS310,S324,S330で探索された経路の案内を開始する。その後、経路案内部103が、目的地に到着したか否かを判断する(ステップS334)。ここで、目的地に到着していないと経路案内部103が判断した場合(ステップS334:No)、経路案内部103は、ステップS334の処理を再度実行する。一方、目的地に到着したと経路案内部103が判断した場合(ステップS334:Yes)、経路案内部103が、経路の案内を終了する(ステップS336)。そして、走行支援装置10は、図3に示す一連の処理を終了する。
〔目的地までの経路の一例〕
図4は、経路探索部102によって探索される目的地までの経路の一例を示す図である。図4(a)〜(c)は、本実施形態の走行支援装置10が搭載されている車両Xの現在地からユーザが設定した目的地Gまでの、経路探索部102による経路の探索例を表している。
図4(a)は、モード選択部114によってお休みモードが選択された場合に、経路探索部102によって探索される経路の一例を表している。また、図4(b)は、モード選択部114によって元気モードが選択された場合に、経路探索部102によって探索される経路の一例を表している。また、図4(c)は、モード選択部114によって通常モードが選択された場合に、経路探索部102によって探索される経路の一例を表している。
図4(a)〜(c)において、停止地点P1〜P9は、車両Xが停止しなければならない地点(例えば、一時停止等)、または、車両Xが停止する可能性がある地点(例えば、交差点等)である。
例えば、図4(a)に示すように、モード選択部114によってお休みモードが選択された場合、経路探索部102は、乳幼児の睡眠を誘発するように、停止地点が比較的少ない経路を探索する。図4(a)の例では、2つの停止地点P1,P2を経由する経路が探索されている。このように、停止地点が少ない経路を探索することにより、走行時の振動が継続することにより輸送反応の効果が高まるため、乳幼児の睡眠が誘発されるようになる。なお、モード選択部114によってお休みモードが選択された場合、走行制御部115の制御により、車両のアイドリングストップ機能がOFFにされる。これによっても、車両が停止してもエンジンの振動が継続することにより輸送反応の効果が高まるため、乳幼児の睡眠が誘発されるようになる。
また、図4(b)に示すように、モード選択部114によって元気モードが選択された場合、経路探索部102は、乳幼児の睡眠を防止するように、停止地点が比較的多い経路を探索する。図4(b)の例では、5つの停止地点P1,P5,P6,P7,P8を経由する経路が探索されている。このように、停止地点が多い経路を探索することにより、走行時の振動が継続されずに輸送反応の効果が薄れるため、乳幼児の睡眠が防止されるようになる。なお、モード選択部114によって元気モードが選択された場合、走行制御部115の制御により、車両のアイドリングストップ機能がONにされる。これによっても、車両が停止した際にエンジンの振動が停止することにより輸送反応の効果が薄れるため、乳幼児の睡眠が防止されるようになる。
また、図4(c)に示すように、モード選択部114によって通常モードが選択された場合、経路探索部102は、乳幼児の睡眠を考慮することなく、ユーザが任意に選択した優先条件(例えば、距離優先、道幅優先、高速道路優先、一般道路優先、燃費優先等)による経路を探索する。図4(c)の例では、優先条件として距離優先が選択されたことに応じて、目的地Gまでの距離が比較的短くなるように、3つの停止地点P1,P2,P3を経由する経路が探索されている。このように、目的地Gまでの距離が短い経路を探索することにより、できるだけ早く目的地Gに到着することができるとともに、燃料消費量を抑えることができる。なお、モード選択部114によって通常モードが選択された場合、走行制御部115によるアイドリングストップ機能のON/OFFの制御は行われない。このため、アイドリングストップ機能のON/OFFは、車両側の設定に依存される。
以上説明したとおり、本発明の第1実施形態によれば、車両に乗車している乳幼児の月齢と、現在の時間帯との組み合わせに応じて、乳幼児が睡眠することが好ましいときには、お休みモードが選択され、乳幼児の睡眠を誘発するように車両の走行の支援(経路案内およびアイドリングストップ機能の制御)がなされる。一方、乳幼児が睡眠しないことが好ましいときには、元気モードが選択され、乳幼児の睡眠を防止するように、車両の走行の支援がなされるようになる。このため、本発明の第1実施形態によれば、車両の走行中に乳幼児が適切な睡眠状態となるようにすることができる。
〔第2実施形態〕
次に、図5および図6を参照して、本発明の第2実施形態について説明する。図5は、本発明の第2実施形態に係る走行支援装置10’の機能構成例を示すブロック図である。図5に示す走行支援装置10’は、睡眠状況取得部117を備える点、モード選択部114の代わりにモード選択部114’を備える点、および、経路探索部102の代わりに経路探索部102’を備える点で、図1に示した第1実施形態の走行支援装置10と異なる。
睡眠状況取得部117は、乳幼児の睡眠状況を計測する計測装置30(例えば、ウエアラブル端末等)から、乳幼児の睡眠状況を取得する。例えば、睡眠状況取得部117は、乳幼児の乗車が検出されたときに、それまでに計測装置30によって計測されていた乳幼児の睡眠状況を取得する。また、睡眠状況取得部117は、乳幼児の乗車が検出されて以降、車両が走行を開始して目的地に到着するまでの間、計測装置30によって計測された乳幼児の睡眠状況を所定間隔毎に繰り返し取得する。
モード選択部114’は、第1実施形態で説明したモード選択部114の機能に加えて、睡眠状況取得部117によって取得された乳幼児の睡眠状況に基づいて、車両の走行の支援に適用するモードとして、当該睡眠状況に適したモードを選択する機能をさらに有する。
経路探索部102’は、第1実施形態で説明した経路探索部102の機能に加えて、睡眠状況取得部117によって取得された乳幼児の睡眠状況と、探索済みの経路における目的地の到着予定時刻とに基づいて、乳幼児の睡眠が深いときに車両が目的地に到着すると判断した場合、乳幼児の睡眠が浅いときに車両が目的地に到着するように目的地までの経路を変更する。
図6は、睡眠状況取得部117によって取得された乳幼児の睡眠状況の一例を示す図である。以下、図6を参照して、モード選択部114’によるモード変更および経路探索部102’による経路変更の詳細について説明する。
(第1例)モード選択部114’は、月齢判定部112によって判定された乳幼児の月齢と、時間帯判定部113によって判定された時間帯と、睡眠状況取得部117によって取得された乳幼児の乗車前の睡眠状況とに基づいて、乳幼児の乗車後の車両の走行の支援に適用するモードを選択する。
例えば、乳幼児が乗車したときに、月齢判定部112によって判定された乳幼児の月齢と、時間帯判定部113によって判定された時間帯との組み合わせからお休みモードが選択される場合であっても、睡眠状況取得部117によって取得された乳幼児の睡眠状況に、乳幼児が起床した直後であることが示されている場合、モード選択部114’は、車両の走行の支援に適用するモードとして、元気モードを選択する。
反対に、乳幼児が乗車したときに、月齢判定部112によって判定された乳幼児の月齢と、時間帯判定部113によって判定された時間帯との組み合わせから元気モードが選択される場合であっても、睡眠状況取得部117によって取得された乳幼児の睡眠状況に、乳幼児が睡眠を開始した直後(または乳幼児の睡眠の深さが所定の閾値th1よりも深い状態)であることが示されている場合、モード選択部114’は、車両の走行の支援に適用するモードとして、お休みモードを選択する。
(第2例)また、モード選択部114’は、車両が走行してるときに、元気モードが選択されているにも関わらず乳幼児が寝てしまった場合、睡眠状況取得部117によって取得された乳幼児の睡眠状況に基づいて、乳幼児の睡眠の深さを判定する。そして、モード選択部114’は、判定した乳幼児の睡眠の深さが所定の閾値より深い場合、車両の走行の支援に適用するモードを、元気モードからお休みモードに変更する。
例えば、図6に示す睡眠状況において、期間P1は、乳幼児の睡眠の深さが所定の閾値th1よりも深くなっている期間の一つである。もし、上記したように元気モードが選択されているにも関わらず乳幼児が寝てしまった場合、モード選択部114’は、この期間P1の間、車両の走行の支援に適用するモードを、元気モードからお休みモードに変更する。
そして、お休みモードが適用されている間、経路探索部102は、乳幼児の睡眠が誘発されるような経路を再探索する。また、走行制御部115は、アイドリングストップによって輸送反応効果が薄れてしてしまい、これによって乳幼児の睡眠が阻害されないように、車両のアイドリングストップ機能をOFFに切り替える。これにより、乳幼児の睡眠の深さが所定の閾値th1よりも深くなっている間、乳幼児が起きて不機嫌になってしまうことを回避することができる。
なお、モード選択部114’は、期間P1が終了した後、車両の走行の支援に適用するモードを、お休みモードから元気モードに戻してもよい。または、モード選択部114’は、期間P1が終了した後も、車両の走行の支援に適用するモードを、お休みモードにしたままにしてもよい。前者の場合、モード選択部114’は、乳幼児の睡眠の深さが所定の閾値より深くなったことが再度検出されたとき、車両の走行の支援に適用するモードを、再度元気モードからお休みモードに変更するようにしてもよい。
(第3例)経路探索部102’は、睡眠状況取得部117によって取得された乳幼児の睡眠状況と、探索済みの経路における目的地の到着予定時刻とに基づいて、乳幼児の睡眠が深いときに車両が目的地に到着すると判断した場合、乳幼児の睡眠が浅いときに車両が目的地に到着するように目的地までの経路を変更する。
例えば、経路探索部102’は、これまでに取得した乳幼児の睡眠状況に基づいて、現在以降の乳幼児の睡眠状況(睡眠周期)を予測する。この予測は、例えば、一般的に知られている標準的な睡眠状況、または、過去に計測された乳幼児の睡眠状況に基づいて、行うことができる。
そして、経路探索部102’は、予測された現在以降の乳幼児の睡眠状況と、目的地の到着予定時刻とに基づいて、乳幼児の眠りの深さが所定の閾値th1より深いときに目的地に到着すると予測される場合、乳幼児の眠りの深さが所定の閾値th1より浅いときに目的地に到着するように、目的地までの経路を変更する。
例えば、図6に示す睡眠状況において、目的地への到着予測時刻であるタイミングt1において、乳幼児の睡眠の深さが所定の閾値th1よりも深くなっている。この場合、経路探索部102’は、乳幼児の睡眠の深さが所定の閾値th1よりも浅いタイミングt1’において、目的地に到着するように、目的地までの経路を変更する。
これにより、目的地へ到着したときに、乳幼児の睡眠の深さが所定の閾値th1よりも浅くなるようにすることができ、乳幼児が起きたときに不機嫌になってしまうことを回避することができる。
なお、モード選択部114’は、お休みモードが選択されている場合において、乳幼児が深く寝入っている間(例えば、乳幼児の睡眠の深さが、所定の閾値th2(<所定の閾値th1)よりも深くなったことを最初に検出してから、乳幼児の睡眠の深さの下限値が、所定の閾値th2よりも浅くなるまでの間)、車両の走行の支援に適用するモードを、お休みモードよりも短い経路となる通常モードに変更するようにしてもよい。これにより、目的地までの経路が不必要に遠回りになってしまうことを回避することができる。なお、乳幼児が深く寝入っている間は、お休みモードから通常モードに変更しても、乳幼児の睡眠への影響は少ない。
以上説明したとおり、本発明の第2実施形態によれば、乳幼児の実際の睡眠状況(乗車前の睡眠状況および走行中の睡眠状況)に適した、モード選択および経路探索がなされるようになる。このため、本発明の第2実施形態によれば、車両の走行中に乳幼児が適切な睡眠状態となるように、より高い精度で制御することができる。
なお、上記各実施形態では、遠回り許容判定部116によって遠回りする経路を許容しないと判定された場合には、ユーザがお子様モードを許容しなかった場合に、モード選択部114が通常モードを選択するようにしているが、本発明はこれに限らない。例えば、遠回り許容判定部116によって遠回りする経路を許容しないと判定された場合、ユーザにがお子様モードを許容するか確認することなく、モード選択部114が通常モードを選択するようにしてもよい。
また、遠回り許容判定部116を設けない構成としてもよい。すなわち、モード選択部114が、乳幼児が乗車している場合は、必ずお子様モードを選択し、乳幼児が乗車していない場合は、必ず通常モードを選択するようにしてもよい。
また、上記各実施形態では、2種類の時間帯(昼間および夜間)で適用するモードを判定するようにしているが、本発明はこれに限らない。すなわち、3種類以上の時間帯(例えば、早朝/昼間/夜間等)で適用するモードを判定するようにしてもよい。また、上記各実施形態では、特許請求の範囲に記載の所定月を5か月としているが、本発明はこれに限らない。
また、上記各実施形態では、車両の走行の支援の一例として、各モード(お休みモード、元気モード)に応じて、目的地までの経路探索およびアイドリングストップ機能のON/OFFを制御するようにしているが、本発明はこれに限らない。
例えば、お休みモードの場合、乳幼児の睡眠を誘発するように、以下のような制御を行うようにしてもよい。
−再生中の映像および音声が、リアビジョンおよびリアスピーカから出力されないようにする。
−乳幼児が眠りやすくなるような所定の音(例えば、波の音、オルゴール音、胎教で使用していた音楽等)をリアスピーカから出力する。
−リアビジョンの電源をOFFにする(または画面を暗くする)。
−乳幼児がリラックスできるようなアロマを、車内に設けられた噴射装置から噴出させる。
−各出力音(例えば、案内音声、着信音、コンテンツ再生音声等)の音量を所定の閾値よりも低くする。
−プラズマクラスター装置の電源をOFFにする(または設定を弱める)。
−窓を閉めるように運転手に促す情報を出力する。
一方、元気モードの場合、乳幼児の睡眠を防止するように、以下のような制御を行うようにしてもよい。
−乳幼児のテンションが高まるような所定の音楽をリアスピーカから出力する。
−乳幼児のお気に入りの映像を再生してリアビジョンから出力する。
−カメラによって撮像された運転手の映像をリアビジョンから出力する。また、マイクから入力された運転手の音声をリアスピーカから出力する。
−運転手に休憩を促す情報の出力間隔を短くする。これにより、停車回数が増えれば、輸送反応の効果が緩和されて、乳幼児の睡眠が防止されるようになる。 −プラズマクラスター装置の電源をONにする(または設定を強める)。
また、上記各実施形態において、乗車判定部111によって複数の乳幼児が乗車していることが判定された場合(すなわち、乗員情報記憶部17に予め乗員情報が登録されている複数の乳幼児の各々が、乗車判定部111により、上述した判定方法のいずれかによって車両に乗車していると判定された場合)、これら複数の乳幼児のうち、ユーザが選択した乳幼児(例えば、手のかかる乳幼児)、または、月齢が最も小さい乳幼児を対象として、モードの選択を行うようにしてもよい。
また、上記各実施形態では、車両の走行の支援の一例として、目的地までの経路探索およびアイドリングストップ機能のON/OFFの双方を制御するようにしているが、本発明はこれに限らない。例えば、目的地までの経路探索またはアイドリングストップ機能のON/OFFのいずれか一方のみを制御するようにしてもよい。
また、上記各実施形態では、遠回り許容判定部116が遠回りする経路を許容すると判断した場合、モード選択部114が、お子様モード(お休みモードまたは元気モード)を必ず選択するようにしているが、本発明はこれに限らない。例えば、遠回り許容判定部116が遠回りする経路を許容すると判断した場合であっても、所定の確認画面から、ユーザがお子様モードを拒否する選択を行った場合、モード選択部114が、通常モードを選択するようにしてもよい。
その他、上記各実施形態は、何れも本発明を実施するにあたっての具体化の一例を示したものに過ぎず、これによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されてはならないものである。すなわち、本発明はその要旨、またはその主要な特徴から逸脱することなく、様々な形で実施することができる。
10,10’ 走行支援装置
11 地図データ記憶部
12 自車位置検出装置
13 タッチパネル
14 ディスプレイ
15 スピーカ
16 探索履歴記憶部
17 乗員情報記憶部
18 モード判定情報記憶部
20 車両制御装置
21 アイドリングストップ制御部
30 計測装置
101 目的地設定部
102,102’ 経路探索部
103 経路案内部
111 乗車判定部
112 月齢判定部
113 時間帯判定部
114,114’ モード選択部
115 走行制御部
116 遠回り許容判定部
117 睡眠状況取得部

Claims (8)

  1. 車両の走行を支援する走行支援装置であって、
    前記車両に乳幼児が乗車しているか否かを判定する乗車判定部と、
    前記乗車判定部によって前記乳幼児が乗車していると判定された場合、前記乳幼児の月齢を判定する月齢判定部と、
    前記乗車判定部によって前記乳幼児が乗車していると判定された場合、現在の時間帯を判定する時間帯判定部と、
    前記月齢判定部によって判定された前記乳幼児の月齢と、前記時間帯判定部によって判定された前記時間帯との組み合わせに応じて、前記車両の走行の支援に適用するモードとして、前記乳幼児の睡眠を誘発する第1のモード、または、前記乳幼児の睡眠を防止する第2のモードを選択するモード選択部と
    を備えることを特徴とする走行支援装置。
  2. 前記モード選択部は、
    前記時間帯判定部によって前記時間帯が夜間であると判定された場合、前記第1のモードを選択し、
    前記時間帯判定部によって前記時間帯が昼間であると判定された場合において、前記月齢判定部によって判定された前記乳幼児の月齢が所定月未満の場合、前記第1のモードを選択し、
    前記時間帯判定部によって前記時間帯が昼間であると判定された場合において、前記月齢判定部によって判定された前記乳幼児の月齢が前記所定月以上の場合、前記第2のモードを選択する
    ことを特徴とする請求項1に記載の走行支援装置。
  3. 目的地までの経路を探索する経路探索部をさらに備え、
    前記経路探索部は、前記モード選択部によって前記第1のモードが選択された場合、前記モード選択部によって前記第2のモードが選択された場合よりも、前記車両が停止する地点が少ない前記経路を探索する
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の走行支援装置。
  4. 前記経路の探索履歴に基づいて、遠回りする経路を許容するか否かを判定する遠回り許容判定部をさらに備え、
    前記モード選択部は、前記許容判定部によって遠回りする経路を許容すると判定された場合、前記月齢判定部によって判定された前記乳幼児の月齢と、前記時間帯判定部によって判定された前記時間帯との組み合わせに応じて、前記第1のモードまたは前記第2のモードを選択し、前記許容判定部によって遠回りする経路を許容しないと判定された場合、前記乳幼児の睡眠を考慮しない第3のモードを選択し、
    前記経路探索部は、前記モード選択部によって前記第3のモードが選択された場合、ユーザが任意に選択した優先条件による前記経路を探索する
    ことを特徴とする請求項3に記載の走行支援装置。
  5. 前記乳幼児の睡眠状況を計測する計測装置から、前記乳幼児の睡眠状況を取得する睡眠状況取得部をさらに備え、
    前記経路探索部は、前記睡眠状況取得部によって取得された前記乳幼児の睡眠状況と、探索済みの前記経路の到着予定時刻とに基づいて、前記乳幼児の睡眠が深いときに前記車両が前記目的地に到着すると判断した場合、前記乳幼児の睡眠が浅いときに前記車両が前記目的地に到着するように前記経路を変更する
    ことを特徴とする請求項3または4に記載の走行支援装置。
  6. 前記モード選択部によって前記第1のモードが選択された場合、前記車両のアイドリングストップ機能をOFFにし、前記モード選択部によって前記第2のモードが選択された場合、前記車両のアイドリングストップ機能をONにする走行制御部をさらに備える
    ことを特徴とする請求項1から5のいずれか一項に記載の走行支援装置。
  7. 前記乳幼児の睡眠状況を計測する計測装置から、前記乳幼児の睡眠状況を取得する睡眠状況取得部をさらに備え、
    前記モード選択部は、前記睡眠状況取得部によって取得された前記乳幼児の睡眠状況に基づいて、前記車両の走行の支援に適用するモードとして、当該睡眠状況に適したモードを選択する機能をさらに有する
    ことを特徴とする請求項1から6のいずれか一項に記載の走行支援装置。
  8. 車両の走行を支援する走行支援方法であって、
    走行支援装置の乗車判定部が、前記車両に乳幼児が乗車しているか否かを判定する乗車判定工程と、
    前記走行支援装置の月齢判定部が、前記乗車判定工程にて前記乳幼児が乗車していると判定された場合、前記乳幼児の月齢を判定する月齢判定工程と、
    前記走行支援装置の時間帯判定部が、前記乗車判定工程にて前記乳幼児が乗車していると判定された場合、現在の時間帯を判定する時間帯判定工程と、
    前記走行支援装置のモード選択部が、前記月齢判定工程にて判定された前記乳幼児の月齢と、前記時間帯判定工程にて判定された前記時間帯との組み合わせに応じて、前記車両の走行の支援に適用するモードとして、前記乳幼児の睡眠を誘発する第1のモード、または、前記乳幼児の睡眠を防止する第2のモードを選択するモード選択工程と
    を含むことを特徴とする走行支援方法。
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