JP2008204224A - 覚醒支援装置、覚醒支援方法および制御プログラム - Google Patents

覚醒支援装置、覚醒支援方法および制御プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】運転者の覚醒状態を維持して、安全運転を効果的に支援することのできる覚醒支援装置、覚醒支援方法及び制御プログラムを提供する。
【解決手段】車両110に搭載される覚醒支援装置20を、運転者の眠気を検出する眠気検出装置10から眠気検出信号S1の入力を受けると、運転者の関心事項を示すプロファイル情報を記憶する記憶装置24からプロファイル情報を取得し、外部のデータベース31から運転者の関心事項に関連する情報を覚醒効果情報として取得し、覚醒効果情報を運転者に対して報知するように構成する。
【選択図】図4

Description

本発明は、車両を運転する運転者の覚醒状態を維持させて安全運転を支援するための覚醒支援装置、覚醒支援方法および制御プログラムに関する。
従来から、車両に眠気検出装置を配置し、この眠気検出装置により車両を運転する運転者が眠気を感じていることが検出された場合、運転者に対して発声練習や早口言葉などを促す覚醒パターンの表示を行い、運転者の覚醒を促して安全運転を支援することが行われている(例えば、特許文献1参照)。
運転者の眠気を検出する方法として、例えば、車両の運転状態や、運転者の生体情報に基づいて運転者の眠気を検出する方法が提案されている。具体的には、車両の運転状態として、蛇行運転や急ブレーキの踏み込み回数等に基づいて運転者の眠気を検出する方法や、所定の判定時間内における運転者の瞬きの数やあくびの数、運転者の皮膚電圧値や脈拍数等を監視すること等に基づく方法を挙げることができる。
特開2005−352895号公報
ところで、上記の眠気検出装置では車両の運転状態や、運転者の生体情報に基づいて眠気を検出するため、運転者が眠気を感じていない場合であっても眠気を感じていると誤検出する場合があった。また、運転者が眠気を感じているか否かは主観によるものであるため、眠気検出装置が正しく検出を行っている場合であっても、運転者が誤検出であると認識する場合もある。このように眠気検出装置の誤検出による場合や、運転者の主観により誤検出であると認識される場合においても、上記従来の方法のように、運転者に対して発声練習等を促す覚醒パターンを表示したのでは、運転者によっては不快に感じる者もいた。また、覚醒パターンは予め幾つかのものが用意されているものの、複数回同じ覚醒パターンが表示されると、運転者の飽きを招く恐れがあった。
本発明の課題は、運転者の覚醒状態を維持して、安全運転を効果的に支援することのできる覚醒支援装置、覚醒支援方法及び制御プログラムを提供することにある。
上記課題を解決するため、本発明の覚醒支援装置は、車両に搭載されて、運転者の覚醒を支援するための覚醒支援装置であって、前記運転者の関心事項を示すプロファイル情報が予め記憶されたプロファイル情報記憶装置から前記プロファイル情報を取得するプロファイル情報取得部と、外部のデータベースから前記プロファイル情報に基づく前記関心事項に関連する情報を覚醒効果情報として取得する覚醒効果情報取得部と、前記覚醒効果情報を前記運転者に対して報知する覚醒効果情報報知装置に対して前記覚醒効果情報を出力する覚醒効果情報出力部と、前記車両の運転状態又は前記運転者の生体情報に基づいて、前記運転者の眠気を検出する眠気検出装置から、前記運転者の眠気が所定のレベル以上にあることを示す眠気検出信号の入力を受ける眠気検出信号入力部と、前記眠気検出信号入力部を介して前記眠気検出信号が入力された場合、前記覚醒効果情報報知装置に対して前記覚醒効果情報出力部により前記覚醒効果情報を出力させるように制御する制御部とを備えることを特徴とする。
上記構成によれば、眠気検出装置から運転者の眠気が所定のレベル以上にあることを示す眠気検出信号の入力を受けた場合、制御部は、覚醒効果情報取得部により、覚醒効果情報を取得させて、覚醒効果情報報知装置により運転者に対して覚醒効果情報を報知させるように制御する。この覚醒効果情報は、プロファイル情報記憶装置に予め記憶された運転者の関心事項を示すプロファイル情報に基づいて、覚醒効果情報取得部が外部のデータベースから取得した、運転者の関心事項に関連する情報である。この様に、運転者の眠気が所定のレベル以上であることが検出された場合、運転者に対して直接的に覚醒を促す表示を行うのではなく、運転者の関心事項に関連する情報を運転者に報知するので、運転者に興味を抱かせ、誤検出の場合であっても、運転者に不快感を与えずに運転者の覚醒を促すことができる。また、覚醒効果情報は、予め用意された幾つかの情報ではなく、運転者の関心事項に応じて適宜外部のデータベースから取得する情報であるので、運転者に対して、その都度、新しい情報を報知することができ、覚醒効果情報に対して飽きが起きるのを防止することができる。また、覚醒を直接的に促す情報ではないため、眠気検出装置において検出する運転者の眠気のレベルを低く設定しても、運転者に対しては覚醒が促されていることを気付かせずに、すなわち、不快感を起こさせずに、その都度、運転者に対して覚醒効果を与えることができ、運転者の覚醒状態を維持することができ、安全運転を効果的に支援することができる。
上記構成において、前記車両の現在位置を特定するための現在位置情報が入力される現在位置情報入力部を備え、前記制御部は、前記覚醒効果情報取得部に、前記覚醒効果情報として前記運転者の関心事項に関連する情報であって、かつ、前記車両の現在位置から所定の距離範囲又は所定の到達時間範囲内にある前記車両を停車させることができる停車スペースを有する店舗、娯楽施設、観光施設、休憩施設等の所定の施設に関連する情報を取得させるように制御することが好ましい。
上記構成によれば、覚醒効果情報報知装置は、覚醒効果情報として、運転者の関心事項に関連し、且つ、車両の現在位置から所定の距離範囲又は所定の到達時間範囲内にある前記車両を停車させることができる停車スペースを有する店舗、娯楽施設、観光施設、休憩施設等の所定の施設に関連する情報、すなわち停車スペースを有し、運転者の関心事項に関連するこれらの施設に関連する情報を外部のデータベースから取得することができる。このため、運転者が、覚醒効果情報に興味を持った場合は、上記施設に立ち寄ることが期待でき、当該施設に立ち寄るように誘導することで、運転者の覚醒をより促すことができる。
また、上記構成において、前記現在位置情報入力部から入力される前記車両の現在位置情報に基づいて、設定された目的地までの経路を案内する経路案内部を備え、前記制御部は、前記覚醒効果情報出力部により前記覚醒効果情報報知装置に対して前記覚醒効果情報を出力させた場合、前記施設を前記目的地として設定し、前記経路案内部により前記施設まで経路案内を行わせるように制御することが好ましい。
上記構成によれば、覚醒効果情報報知装置により運転者に対して覚醒効果情報が報知された場合、前記施設を目的地として、経路案内部により現在位置から施設まで経路案内を行わせることができる。
また、上記構成において、前記車両の現在位置から所定の距離範囲又は所定の到達時間範囲内に前記施設が複数有る場合は、前記覚醒効果情報出力部により、前記車両の現在位置から最も近い位置にある前記施設に関連する覚醒効果情報を前記覚醒効果情報報知装置に対して出力させるように制御することが好ましい。
上記構成によれば、車両の現在位置から最も近い位置にある前記施設に関連する覚醒効果情報が運転者に報知され、経路案内部により現在位置から最も近くに位置する前記施設を目的地として経路案内を行わせることができる。
また、上記構成において、前記覚醒効果情報取得部が前記覚醒効果情報を取得することが出来なかった場合、前記制御部は前記覚醒効果情報報知装置に前記運転者に対して警告報知を行わせるように制御することが好ましい。
上記構成によれば、覚醒効果情報取得部が覚醒効果情報を取得することが出来なかった場合は、運転者に対して警告報知を行い、運転者の覚醒を促すことができる。
また、本発明の覚醒支援方法は、搭載される車両の運転者の関心事項を示すプロファイル情報が予め記憶されたプロファイル情報記憶装置から前記プロファイル情報を取得するプロファイル情報取得部と、外部のデータベースから前記プロファイル情報に基づく前記関心事項に関連する情報を覚醒効果情報として取得する覚醒効果情報取得部と、前記覚醒効果情報を前記運転者に対して報知する覚醒効果情報報知装置に対して前記覚醒効果情報を出力する覚醒効果情報出力部と、前記車両の運転状態又は前記運転者の生体情報に基づいて、前記運転者の眠気を検出する眠気検出装置から、前記運転者の眠気が所定のレベル以上にあることを示す眠気検出信号の入力を受ける眠気検出信号入力部とを備え、車両に搭載される覚醒支援装置を用いて、前記運転者の覚醒を支援するための覚醒支援方法であって、前記眠気検出信号入力部により、前記眠気検出装置から前記眠気検出信号の入力を受け付ける過程と、前記プロファイル情報取得部により、前記眠気検出信号入力部を介して前記眠気検出信号が入力された場合、前記プロファイル情報を取得する過程と、前記覚醒効果情報取得部により、前記外部のデータベースから前記プロファイル情報に基づく前記覚醒効果情報を取得する過程と、前記覚醒効果情報を前記覚醒効果情報報知装置に対して出力する過程と、を備えることを特徴とする。
また、本発明の制御プログラムは、搭載される車両の運転者の関心事項を示すプロファイル情報が予め記憶されたプロファイル情報記憶装置から前記プロファイル情報を取得するプロファイル情報取得部と、外部のデータベースから前記プロファイル情報に基づく前記関心事項に関連する情報を覚醒効果情報として取得する覚醒効果情報取得部と、前記覚醒効果情報を前記運転者に対して報知する覚醒効果情報報知装置に対して前記覚醒効果情報を出力する覚醒効果情報出力部と、前記車両の運転状態又は前記運転者の生体情報に基づいて、前記運転者の眠気を検出する眠気検出装置から、前記運転者の眠気が所定のレベル以上にあることを示す眠気検出信号の入力を受ける眠気検出信号入力部とを備え、車両に搭載され、運転者の覚醒を支援する覚醒支援装置をコンピュータを用いて制御するための制御プログラムであって、前記眠気検出信号入力部により、前記眠気検出装置から前記眠気検出信号の入力を受け付けさせ、前記プロファイル情報取得部により、前記眠気検出信号入力部を介して前記眠気検出信号が入力された場合、前記プロファイル情報を取得させ、前記覚醒効果情報取得部により、前記外部のデータベースから前記プロファイル情報に基づく前記覚醒効果情報を取得させ、前記覚醒効果情報出力部により前記覚醒効果情報報知装置に対して前記覚醒効果情報を出力させることを特徴とする。
本発明によれば、眠気検出装置により運転者の眠気が所定のレベル以上であることが検出された場合、運転者の関心事項に関連する情報を覚醒効果情報として運転者に報知して、運転者に対して不快感を与えることなく、運転者の覚醒を効果的に促し、安全運転を支援することができる。
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態を説明する。
図1に本実施の形態の覚醒支援システム100の概略構成を示す。図1に示すように、本実施の形態の覚醒支援システム100は、運転者の眠気を検出する眠気検出装置10と、覚醒支援装置として機能する車載機器20とを備えている。眠気検出装置10は、車両110の運転状態や運転者の生体情報に基づいて、運転者の眠気が所定のレベル以上である場合に、車載機器20に対して眠気検出信号S1を出力するものである。
車載機器20は、インターネットNを介して外部の検索サーバ30と通信可能に構成されており、眠気検出装置10から眠気検出信号S1の入力を受けると、検索サーバ30と通信を行い、予め記憶された運転者のプロファイル情報に基づいて、運転者の関心事項に関連する情報(覚醒効果情報)を検索サーバ30が備えるデータベース31から取得し、運転者に対して当該情報を報知する。この様に、当該車載機器20は、運転者の眠気が所定のレベル以上であることが検出された場合に、運転者が興味を抱くような情報(覚醒効果情報)を運転者に報知することで、運転者を自然に覚醒させるよう構成されたものである。
図2に、上記車載機器20の機能的構成を示す。車載機器20は上記したように覚醒支援装置として機能する他に、設定された目的地までの経路を案内するナビゲーション装置(経路案内装置)として機能する。また、車載機器20には上述の通り眠気検出装置10が接続されており、覚醒効果情報を運転者に対して報知するための覚醒効果情報報知装置としての音声出力装置11およびディスプレイ装置12を備えている。また、車載機器20に車両110の現在位置を特定するための現在位置情報を与えるGPS受信ユニット13、FM多重受信ユニット14が接続されている。まず、車載機器20に接続されるこれらの周辺装置又はユニットについて説明する。
眠気検出装置10は、車両110の運転状態又は車両110を運転する運転者の生体情報に基づいて、運転者の眠気を検出するもので、予め設定された判定基準に基づいて、運転者の眠気が所定のレベル以上にあることを検出すると、眠気検出信号S1を車載機器20に出力する。ここで、車両110の運転状態に基づいて運転者の眠気を検出するには、例えば、車両110の運転状態を示す信号が眠気検出装置10に入力される構成とし、車両110が蛇行運転状態にあるか否か、あるいは急ブレーキの踏み込み回数が所定の判定時間内に所定の回数以上あるか否か等に基づく方法により行うことができる。例えば、蛇行運転の状態や急ブレーキの踏み込み回数、判定時間等を適宜調整することにより検出すべき眠気のレベルを調整することができる。
また、運転者の生体情報に基づいて運転者の眠気を検出するには、例えば、運転者の「瞬き」の回数や「あくび」の回数に基づいて検出することができる。具体的には、眠気検出装置10を図示しない撮像装置を備える構成とし、この撮像装置を用いて運転者を撮像して運転者の顔画像データを取得し、取得された顔画像データに基づいて画像解析等により、所定の判定時間内における運転者の「瞬き」の回数や「あくび」の回数を判定し、当該回数が予め設定された判定基準となる回数よりも多い場合、運転者の眠気が所定のレベル以上であると検出する構成とすることができる。この場合も、判定時間や判定基準とする回数等を適宜調整することにより検出すべき眠気のレベルを調整することができる。
また、眠気が生じる場合、皮膚温の上昇が見られたり、脈拍数が低下したり、あるいは脈拍数に乱れが生じたりする場合がある。このため、眠気検出装置10にこれらの運転者の生体情報を取得する検出器を備えさせ、皮膚温に対応する皮膚電圧値を監視したり、脈拍数を監視したりすることにより、運転者が所定のレベル以上の眠気を感じているか否かを検出することができる。この場合も、判定基準とする皮膚温の上昇の程度、脈拍数の低下の程度あるいは乱れの程度を適宜調整することにより、検出すべき眠気のレベルを調整することができる。
音声出力装置11は、車載機器20から出力されるデジタル信号としての音声信号をアナログ信号に変換するD/Aコンバータ11aと、増幅器11bとスピーカ11cを備え、覚醒効果情報に含まれる音声や経路案内用の音声を車室内に出力するものである。なお、スピーカ11cは車室内に複数個配置される。
ディスプレイ装置12は、車載機器20から出力される各種データに従って、各種表示を行うものであり、例えば、液晶パネルや有機ELパネルなどのフラットパネルディスプレイを有している。ディスプレイには、上記覚醒効果情報に含まれる映像情報、文字情報の他、経路案内のための地図や現在位置などが表示される。
また、ディスプレイはタッチパネルを有して構成され、ディスプレイに表示される操作画面に従って、運転者がタッチパネルに触れて操作を行うことで、操作内容に応じた操作入力が車載機器20に出力される。
GPS受信ユニット13は、GPS受信アンテナ13aを備え、車両110の現在位置情報を示すGPS(Global Positioning System)電波を受信して車載機器20に出力するものである。
FM多重受信ユニット14は、FM多重受信アンテナ14aを備え、FM多重放送電波を受信するもので、FM多重放送局から送信される交通情報を含むVICS(Vehicle Information and Communication System)情報を受信して車載機器20に出力するものである。
次に、車載機器20の内部構成を説明する。車載機器20は、図2に示すように、周辺装置又はユニットから入力される入力信号を制御ユニット27が有するCPU27aに伝えるためのゲートアレイ集合体であるゲートアレイ21と、バックアップ用メモリとしてのSRAM22と、自立航法により車両110の現在位置を測位可能とする自立航法ユニット23と、運転者のプロファイル情報や経路案内データ等を記憶する記憶装置24と、外部のデータベース31と通信接続して覚醒効果情報を取得する通信モジュール25と、ディスプレイ装置12や音声出力装置11に覚醒効果情報を出力する覚醒効果情報出力部と、これらをコンピュータ制御により制御する制御ユニット27とを備えている。
自立航法ユニット23は、車両110の角速度を検出して、検出した角速度に応じたセンサ出力を行うジャイロセンサ23aと、車両110の加速度を検出して、検出した加速度に応じたセンサ出力を行う加速度センサ23bとを備えている。これらのセンサ出力は、ゲートアレイ21を介して制御ユニット27に出力される。また、車載機器20はタイヤの回転数に基づく車速度パルスS4が車両110側から入力されるよう構成されており、この車速度パルスS4についてもゲートアレイ21を介して制御ユニット27に出力される。本実施の形態では、制御ユニット27において、ジャイロセンサ23a、加速度センサ23bから入力されるセンサ出力S2、S3および車速度パルスS4に基づいて、車両110の加速度や速度、傾き、現在位置などを算出することで車載機器20は自立航法による測位を可能に構成されている。
記憶装置24は、覚醒効果情報を取得するために用いられるプロファイル情報を格納するプロファイル情報格納領域24aを有するとともに、経路案内を行うための地図データや経路案内音声データ等の経路案内データを格納する経路案内データ格納領域24bを有している。
プロファイル情報は、運転者の関心事項を示す情報であり、運転者が現実に関心を示す事項に関する情報の他、運転者の性別、年齢、職業、家族構成等に基づいて運転者が関心を示しやすいであろうと考えられる事項を含む。
当該覚醒支援機能を利用する際には、事前にこのプロファイル情報を記憶装置24に記憶させておく必要がある。プロファイル情報は、予め用意された複数の質問項目に運転者が回答することにより作成することができる。プロファイル情報を作成するために用いられる質問項目として、例えば、運転者の性別、年齢、職業、家族構成等の他、運転者の趣味、休日の過ごし方、よく立ち寄る店舗、娯楽施設又は観光施設、好きな食べ物、好きなブランド等を問う項目とすることができる。これらの事項に基づいて、運転者の関心事項に関するキーワードが複数作成されて、プロファイル情報として記憶装置24に格納される。また、運転者自身が、覚醒効果情報として車載機器20側から提供を受けたいと積極的に望む情報を取得するためのキーワード群をプロファイル情報とし、運転者自身がこれらのキーワードを任意に入力してプロファイル情報を作成する態様としてもよい。
通信モジュール25は、所定の通信方式に従って、基地局APとの間で無線通信を行うものである。この通信モジュール25を介して車載機器20はインターネットNに接続し、インターネットNを介して検索サーバ30にデータ通信可能に接続されている。但し、ここで言うインターネットNは、LANやWAN、専用回線などの各種の電気通信回線を含む通信ネットワークを指すものである。
図1に示したように、検索サーバ30はデータベース31を有している。制御ユニット27の制御の下、眠気検出装置10から眠気検出信号S1の入力があった場合、通信モジュール25を介して検索サーバ30に通信接続し、プロファイル情報が示す運転者の関心事項に関する情報および車両110の現在位置に基づいて検索を行い、運転者の関心事項に関連する情報がデータベース31から取得される。
覚醒効果情報出力部26は、制御ユニット27の制御の下、取得された覚醒効果情報を音声出力装置11やディスプレイなどに出力するもので、オーディオDSP26a(Digital Signal Processor)と、グラフィックコントローラ26bと、グラフィック描画用のグラフィック用SDRAM26cとを備えている。
ここで、覚醒効果情報は、運転者の関心事項に関連する情報である。このため、運転者の興味を惹く可能性が高く、運転者を効果的に覚醒させることができる。また、覚醒効果情報は、さらに、車両110の現在位置から所定の距離範囲又は所定の到達時間範囲内(以下、「所定範囲内」という)にある停車スペースを有する店舗、娯楽施設、観光施設、休憩施設等の所定の施設に関連する情報であることが好ましい。すなわち、車載機器20側から運転者に対して、運転者が興味を抱くであろう情報をサービスとして報知することができる。そして、当該情報を報知することで、当該施設に運転者が車両110を停車させることが期待でき、運転者の覚醒を効果的に促すことができる。ここで所定範囲は、運転者が眠気を感じている場合に車両110を安全に運転して到達できる範囲であることが好ましい。例えば、所定の距離範囲として、一般道走行中は2km以内の範囲内、また、高速道走行中は50km以内の範囲内等適宜設定することが好ましい。また、所定の到達時間範囲として、例えば、20分以内の範囲内等とすることが好ましい。
覚醒効果情報を運転者に報知する際には、運転者の関心事項に関する情報と、車両110の現在位置からその所定の施設までの距離若しくは到達時間に関する情報とともに、当該施設までの経路案内を行うことが好ましい。この際、経路案内の有無に対する意思確認を運転者に対して行い、運転者からタッチパネルを介した操作等により、経路案内に対する指示操作が行われた場合に、経路案内を行うことがより好ましい。
また、運転者に覚醒効果情報を報知する態様として、運転者に対して「新商品のお知らせ」、「近隣施設(店舗)のお知らせ」といったように、お勧めすべ新商品情報又は新サービス情報あるいは近隣店舗情報又は近隣施設情報を車載機器20側から運転者に対して利便性の高いサービスとして提供するといった態様で報知することが好ましい。例えば、運転者の関心の事項(関心のある商品)に関連し、かつ、車両110の現在位置と所定範囲内にある店舗に関する情報を覚醒効果情報として報知する場合、図3(a)に示すように、「新商品のお知らせ」として運転者に当該情報を報知してもよいし、図3(b)に示すように「近隣店舗のお知らせ」として運転者に当該情報を報知してもよい。
より具体的には、図3(a)に示すように、「新商品のお知らせ」といった態様で報知する場合、商品名「AAA」、購入可能店舗名「BB」、現在位置からの距離「○○km」を覚醒効果情報として報知するとともに、店舗「BB」に対する経路案内を行うか否かを運転者に問うとともに、運転者の操作入力を受け付けるための操作ボタン(「YES」ボタン41および「NO」ボタン42)を表示させる。また、図3(b)に示すように、「近隣店舗のお知らせ」として運転者に当該情報を報知する場合、店舗名「CC」、車両110の現在位置から当該店舗「CC」までの距離、店舗「CC」のお勧め商品「DD」等を覚醒効果情報として報知するとともに、図3(a)の場合と同様に、運転者に対して店舗「CC」に対する経路案内を行うか否かを運転者に問うとともに、運転者の操作入力を受け付けるための操作ボタン41、42を表示させる。この際、図3(a)、(b)に示すように文字情報だけで表示してもよいし、覚醒効果情報に例えば当該商品「AAA」、「DD」の映像(画像)データや、店舗「AA」、「CC」の外観等を示す画像データ等が含まれる場合には、当該映像を表示するようにしてもよい。また、店舗への経路案内地図情報を表示するようにしてもよい。さらに、当該覚醒効果情報に含まれる上記情報を音声出力装置11を介して音声として運転者に報知してもよい。
制御ユニット27は、当該車載機器20の各部を集中制御するもので、CPU27a、SDRAM27b、FLASHメモリ27cを有している。CPU27aは中央演算装置であり、SDRAM27bをキャッシュメモリあるいはワークメモリとして使用して、FLASHメモリ27cに格納された各種制御プログラムを実行することにより、当該車載機器20を上記覚醒支援装置、経路案内装置等としての各種機能を発揮させるよう制御するものである。
次に、上記制御ユニット27の制御の下、実行される覚醒支援機能に関する動作を図4を参照して説明する。但し、当該覚醒支援機能については、タッチパネル等を介した操作により、運転者等が予め、当該機能を有効若しくは無効に設定することができるようになっているものとする。
図4に示すように、車両110の運転が開始されると(ステップS1:Y)、制御ユニット27は覚醒支援機能の有効/無効に関する設定が有効(ON)になっているか否かを判別する(ステップS2)。覚醒支援機能が有効になっている場合、眠気検出装置10を介して眠気検出信号S1が入力されるまで待機する(ステップS3)。眠気検出装置10から運転者の眠気が所定のレベル以上であることを示す眠気検出信号S1がゲートアレイ21を介して制御ユニット27に入力されると(ステップS3:Y)、制御ユニット27は記憶装置24から運転者のプロファイル情報を取得するとともに車両110の現在位置情報を取得する(ステップS4)。
ここで、車両110の現在位置情報は、GPS受信ユニット13から入力される車両110の現在位置情報および/またはジャイロセンサ23aおよび加速度センサ23bからのセンサ出力S2、S3、車両110から入力される車速度パルスS4に基づく車両110の速度や現在位置に基づいて取得される。
次いで、制御ユニット27は、所定の通信方式に従って、通信モジュール25を介して車載機器20と検索サーバ30とを通信接続させるように制御し、プロファイル情報および車両110の現在位置情報に基づいて覚醒効果情報を取得させる(ステップS5)。ここで、運転者の関心事項に関連する店舗、娯楽施設、観光施設、休憩施設等の所定の施設が、車両110の現在位置から所定範囲内に複数ある場合は、車両110の現在位置から最も近い位置にある施設に関する情報を覚醒効果情報として取得するように制御する。
次に、覚醒効果情報の取得に成功したか否かを判別し(ステップS6)、覚醒効果情報の取得に成功すると(ステップS6:Y)、図3に示したように、制御ユニット27は、グラフィックコントローラ26b等に覚醒効果情報を与え、覚醒効果情報に対応する画像や文字をディスプレイ装置12に表示させるように制御する(ステップS7)。この際、上述したように、当該覚醒効果情報に関連する施設への経路案内の有無を問う表示をディスプレイ装置12に行わせ、運転者からの操作入力を待機する(ステップS7)。そして、運転者から経路案内指示が入力されると(ステップS8:Y)、制御ユニット27は当該施設を目的地として、車両110の現在位置から目的地までの経路案内を行うように制御する(ステップS9)。
ここで、経路案内に際して、制御ユニット27は、上述と同様にして車両110の現在位置情報を取得し、記憶装置24から車両110の現在位置に対応する地図データを読み出し、この地図データと、現在位置とをマッピングするためのデータをグラフィックコントローラ26bに出力する。そして、グラフィックコントローラ26bはグラフィック用SDRAM26cを用いて、ディスプレイに地図と共に現在位置を表示させる。このとき、FM多重受信ユニット14により受信されたVICD情報に基づく表示を行う場合には、CPU27aはこのVICS情報をグラフィックコントローラ26bに出力してディスプレイに表示させる。また、音声による経路案内を行う場合には、CPU27aは、車両110の現在位置に基づいて記憶装置24から経路案内音声データを読み出してオーディオDSP26aに出力することで、音声出力装置11を介してスピーカ11cから経路案内音声を出力させる。
そして、目的地としての施設に到着し(ステップS10:Y)、当該施設が有する停車スペースに車両110が停車され、運転が停止されると(ステップS11:Y)、当該処理を終了する。
一方、ステップS6において、データベース31から覚醒効果情報を取得できなかったと判別されると(ステップS6:N)、運転者に対して覚醒効果情報に代えて、警告報知を行うように制御する(ステップS12)。ここで、警告報知は、例えば、音声出力装置11を介して警告音を運転者に対して報知するようにしてもよいし、ディスプレイ装置12に警告文字を表示するようにしてもよいし、光を点滅させるなどして運転者に対して警告報知を行うようにしてもよい。
また、ステップS8において、運転者が経路案内指示を入力しなかった場合(ステップS8:N),車両110の運転が停止されなければ(ステップS11:N)、再びステップS2に戻り、上記処理を繰り返し行う。すなわち、運転者が経路案内が不要であると操作入力を行った場合(ステップS8:N)、運転者の眠気のレベルが依然として所定のレベル以上であることが検出された場合は、車両110の移動に応じて、移動後の車両110の現在位置に応じた覚醒効果情報が取得され、新たに取得された覚醒効果情報が運転者に報知される。この様に、運転者が最初に報知された施設に立ち寄らない場合であっても、運転者の眠気のレベルが所定のレベルより低下するまで、車両110の現在位置に応じた覚醒効果情報が繰り返し運転者に対して報知される。
以上説明した本実施の形態によれば、眠気検出装置10から運転者の眠気が所定のレベル以上にあることを示す眠気検出信号S1の入力を受けた場合、制御ユニット27は、記憶装置24(プロファイル情報記憶装置)からプロファイル情報を取得するプロファイル情報取得部として機能するとともに、通信モジュール25との協働により外部のデータベース31から覚醒効果情報を取得する覚醒効果情報取得部として機能する。そして、制御ユニット27は、覚醒効果情報を取得すると、覚醒効果情報出力部26により覚醒効果情報を覚醒効果情報報知装置としての音声出力装置11やディスプレイ装置12に出力させて、運転者に報知する。この覚醒効果情報は、記憶装置24のプロファイル情報格納領域24aに予め記憶された運転者の関心事項を示すプロファイル情報に基づいて、外部のデータベース31から取得された運転者の関心事項に関連する情報である。この様に、運転者の眠気が所定のレベル以上であることが検出された場合、運転者に対して直接的に覚醒を促す表示を行うのではなく、運転者の関心事項に関連する情報を運転者に報知するので、運転者に覚醒効果情報に興味を抱かせることができる。このため、眠気検出装置10が誤検出を行った場合であっても、運転者に不快感を与えずに運転者の覚醒を促すことができる。また、覚醒効果情報は、予め用意された幾つかの情報ではなく、運転者の関心事項に応じて適宜外部のデータベース31から取得する情報であるので、運転者に対して、その都度、新しい情報を報知することができ、覚醒効果情報に対して飽きが起きるのを防止することができる。また、覚醒を直接的に促す情報ではないため、眠気検出装置10において検出する運転者の眠気のレベルを低く設定しても、運転者に対しては覚醒が促されていることを気付かせずに、すなわち、不快感を起こさせずに、その都度、運転者に対して覚醒効果を与え、運転者の覚醒状態を維持することができ、安全運転を効果的に支援することができる。
また、上記実施の形態によれば、制御ユニット27が外部のデータベース31から覚醒効果情報を取得する際に、覚醒効果情報として、運転者の関心事項に関連し、且つ、車両110の現在位置から所定の距離範囲又は所定の到達時間範囲内にある前記車両110を停車させることができる停車スペースを有する店舗、娯楽施設、観光施設、休憩施設等の所定の施設に関連する情報、すなわち停車スペースを有し、運転者の関心事項に関連するこれらの施設に関連する情報を外部のデータベース31から取得している。このため、運転者が、覚醒効果情報に興味を持った場合は、これらの施設に立ち寄ることが期待でき、車載機器20側から当該覚醒効果情報を報知することで、運転者が当該施設に立ち寄るように誘導することができ、運転者の覚醒をより促すことができる。
また、上記実施の形態によれば、覚醒効果情報を報知する際に、運転者に対して覚醒効果情報が報知された場合、上記施設を目的地として、経路案内部により現在位置から施設まで経路案内を行わせることができる。また、運転者が当該施設に対する経路案内が必要か不要かを問う表示を行うとともに、運転者に対する操作入力を促しているので、運転者が操作を行うことで、更に運転者の覚醒を促すことができる。
また、上記実施の形態によれば、車両110の現在位置から最も近くに位置し、運転者の関心事項に関連する施設に関連する覚醒効果情報が運転者に報知されるので、経路案内部により現在位置から最も近くに位置する施設を目的地として経路案内を行わせることができる。
また、上記実施の形態によれば、制御ユニット27が通信モジュール25等との協働により、外部のデータベース31から所望の覚醒効果情報を取得することが出来なかった場合は、運転者に対して警告報知を行い、運転者の覚醒を促すことができる。
以上説明した本実施の形態は本発明の一態様に過ぎず、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において適宜変更可能であるのは勿論である。
例えば、眠気検出装置10、GPS受信ユニット13、FM多重受信ユニット14等を車載機器20の外部構成として説明したが、覚醒支援装置としての車載機器20がこれらの眠気検出装置10、GPS受信ユニット13、FM多重受信ユニット14等を当該車載機器20の内部構成として有していてもいいのは勿論である。
本実施の形態に係る覚醒支援システムの概略構成を示す図である。 本実施の形態の覚醒支援装置としての車載機器の内部構成を示すブロック図である。 本実施の形態における覚醒効果情報の報知の態様を示す図である。 本実施の形態の動作を示すフローチャートである。
符号の説明
10 眠気検出装置
11 音声出力装置
12 ディスプレイ装置
13 GPS受信ユニット
14 FM多重受信ユニット
20 車載機器(覚醒支援装置)
21 ゲートアレイ
23 自立航法ユニット
23a ジャイロセンサ
23b 加速度センサ
24 記憶装置(プロファイル情報記憶装置)
24a プロファイル情報格納領域
25 通信モジュール
26 覚醒効果情報出力部
27 制御ユニット(プロファイル情報取得部、覚醒効果情報取得部、制御部)
30 検索サーバ
31 データベース
100 覚醒支援システム
110 車両

Claims (7)

  1. 車両に搭載されて、運転者の覚醒を支援するための覚醒支援装置であって、
    前記運転者の関心事項を示すプロファイル情報が予め記憶されたプロファイル情報記憶装置から前記プロファイル情報を取得するプロファイル情報取得部と、
    外部のデータベースから前記プロファイル情報に基づく前記関心事項に関連する情報を覚醒効果情報として取得する覚醒効果情報取得部と、
    前記覚醒効果情報を前記運転者に対して報知する覚醒効果情報報知装置に対して前記覚醒効果情報を出力する覚醒効果情報出力部と、
    前記車両の運転状態又は前記運転者の生体情報に基づいて、前記運転者の眠気を検出する眠気検出装置から、前記運転者の眠気が所定のレベル以上にあることを示す眠気検出信号の入力を受ける眠気検出信号入力部と、
    前記眠気検出信号入力部を介して前記眠気検出信号が入力された場合、前記覚醒効果情報報知装置に対して前記覚醒効果情報出力部により前記覚醒効果情報を出力させるように制御する制御部と、
    を備えることを特徴とする覚醒支援装置。
  2. 請求項1に記載の覚醒支援装置において、
    前記車両の現在位置を特定するための現在位置情報が入力される現在位置情報入力部を備え、
    前記制御部は、前記覚醒効果情報取得部に、前記覚醒効果情報として前記運転者の関心事項に関連する情報であって、かつ、前記車両の現在位置から所定の距離範囲又は所定の到達時間範囲内にある前記車両を停車させることができる停車スペースを有する店舗、娯楽施設、観光施設、休憩施設等の所定の施設に関連する情報を取得させるように制御すること、
    を特徴とする覚醒支援装置。
  3. 請求項2に記載の覚醒支援装置において、
    前記現在位置情報入力部から入力される前記車両の現在位置情報に基づいて、設定された目的地までの経路を案内する経路案内部を備え、
    前記制御部は、前記覚醒効果情報出力部により前記覚醒効果情報報知装置に対して前記覚醒効果情報を出力させた場合、前記施設を前記目的地として設定し、前記経路案内部により前記施設まで経路案内を行わせるように制御すること、
    を特徴とする覚醒支援装置。
  4. 請求項2又は3に記載の覚醒支援装置において、
    前記車両の現在位置から所定の距離範囲又は所定の到達時間範囲内に前記施設が複数有る場合は、前記覚醒効果情報出力部により、前記車両の現在位置から最も近い位置にある前記施設に関連する覚醒効果情報を前記覚醒効果情報報知装置に対して出力させるように制御すること、
    を特徴とする覚醒支援装置。
  5. 請求項1〜4のいずれか一項に記載の覚醒支援装置において、
    前記覚醒効果情報取得部が前記覚醒効果情報を取得することが出来なかった場合、前記制御部は前記覚醒効果情報報知装置に前記運転者に対して警告報知させるように制御すること、
    を特徴とする覚醒支援装置。
  6. 搭載される車両の運転者の関心事項を示すプロファイル情報が予め記憶されたプロファイル情報記憶装置から前記プロファイル情報を取得するプロファイル情報取得部と、外部のデータベースから前記プロファイル情報に基づく前記関心事項に関連する情報を覚醒効果情報として取得する覚醒効果情報取得部と、前記覚醒効果情報を前記運転者に対して報知する覚醒効果情報報知装置に対して前記覚醒効果情報を出力する覚醒効果情報出力部と、前記車両の運転状態又は前記運転者の生体情報に基づいて、前記運転者の眠気を検出する眠気検出装置から、前記運転者の眠気が所定のレベル以上にあることを示す眠気検出信号の入力を受ける眠気検出信号入力部とを備え、車両に搭載される覚醒支援装置を用いて、前記運転者の覚醒を支援するための覚醒支援方法であって、
    前記眠気検出信号入力部により、前記眠気検出装置から前記眠気検出信号の入力を受け付ける過程と、
    前記プロファイル情報取得部により、前記眠気検出信号入力部を介して前記眠気検出信号が入力された場合、前記プロファイル情報を取得する過程と、
    前記覚醒効果情報取得部により、前記外部のデータベースから前記プロファイル情報に基づく前記覚醒効果情報を取得する過程と、
    前記覚醒効果情報を前記覚醒効果情報報知装置に対して出力する過程と、
    を備えることを特徴とする覚醒支援方法。
  7. 搭載される車両の運転者の関心事項を示すプロファイル情報が予め記憶されたプロファイル情報記憶装置から前記プロファイル情報を取得するプロファイル情報取得部と、外部のデータベースから前記プロファイル情報に基づく前記関心事項に関連する情報を覚醒効果情報として取得する覚醒効果情報取得部と、前記覚醒効果情報を前記運転者に対して報知する覚醒効果情報報知装置に対して前記覚醒効果情報を出力する覚醒効果情報出力部と、前記車両の運転状態又は前記運転者の生体情報に基づいて、前記運転者の眠気を検出する眠気検出装置から、前記運転者の眠気が所定のレベル以上にあることを示す眠気検出信号の入力を受ける眠気検出信号入力部とを備え、車両に搭載され、運転者の覚醒を支援する覚醒支援装置をコンピュータを用いて制御するための制御プログラムであって、
    前記眠気検出信号入力部により、前記眠気検出装置から前記眠気検出信号の入力を受け付けさせ、
    前記プロファイル情報取得部により、前記眠気検出信号入力部を介して前記眠気検出信号が入力された場合、前記プロファイル情報を取得させ、
    前記覚醒効果情報取得部により、前記外部のデータベースから前記プロファイル情報に基づく前記覚醒効果情報を取得させ、
    前記覚醒効果情報出力部により前記覚醒効果情報報知装置に対して前記覚醒効果情報を出力させること、
    を特徴とする制御プログラム。
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