JP2017110279A - 過酸化水素生成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】高い濃度の過酸化水素水を生成することができない。【解決手段】過酸化水素生成装置は、電解槽と、一対の電極と、循環配管と、を備える。電解槽は、電解液を収容する。一対の電極は、前記電解槽中に設けられ、前記電解液を電気分解する。循環配管は、前記電解槽と接続され、前記電解槽中で電気分解された前記電解液から生成された酸素を、前記電解槽へと流す。【選択図】図1

Description

実施形態は、過酸化水素生成装置に関する。
近年、新型インフルエンザの流行などにより対ウイルス対策や除菌対策への関心が高まっている。これらの除菌及び対ウイルス対策への要望に対して過酸化水素水をミスト状で噴霧して除菌することが行われている。また、浄水及び下水分野では、原水に過酸化水素を供給して、紫外線照射及びオゾン散気する事でOHラジカルを発生させ、ラジカルの強力な酸化作用で殺菌する技術が研究されており、廃水処理等の一部の分野で過酸化水素水が利用されている。
除菌に用いられる過酸化水素水の生成には、従来、数%濃度の過酸化水素水を希釈する方法が知られている。また、水中に一対の電極板を互いに対向するように立てて挿入して電解液である水に対して電気分解を行う電気分解法を用いた過酸化水素水の生成装置が知られている。
特開2004−10904号公報 特開2007−162033号公報 特開2002−317287号公報
しかしながら、数%濃度の過酸化水素水を希釈する方法では薬剤を供給する手間がかかり、汎用的でない。また、電気分解法による過酸化水素水の生成装置は、過酸化水素の発生効率が低く、高濃度の過酸化水素水を生成することができない。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、実施形態の過酸化水素生成装置は、電解槽と、一対の電極と、循環配管と、を備える。電解槽は、電解液を収容する。一対の電極は、前記電解槽中に設けられ、前記電解液を電気分解する。循環配管は、前記電解槽と接続され、前記電解槽中で電気分解された前記電解液から生成された酸素を、前記電解槽へと流す。
図1は、第1実施形態にかかる過酸化水素生成装置の全体構成図である。 図2は、第2実施形態にかかる過酸化水素生成装置の全体構成図である。 図3は、第1比較例にかかる過酸化水素生成装置の全体構成図である。 図4は、第2比較例にかかる過酸化水素生成装置の全体構成図である。 図5は、実施例及び比較例による過酸化水素水の生成濃度の実験結果である。
以下の例示的な実施形態や変形例には、同様の構成要素が含まれている。よって、以下では、同様の構成要素には共通の符号が付されるとともに、重複する説明が部分的に省略される。実施形態や変形例に含まれる部分は、他の実施形態や変形例の対応する部分と置き換えて構成されることができる。また、実施形態や変形例に含まれる部分の構成や位置等は、特に言及しない限りは、他の実施形態や変形例と同様である。
実施形態による過酸化水素水は、電解槽で電解液を電気分解することによって発生した酸素を、電解槽の電解液に戻して、電解液の溶存酸素濃度を高めることにより、高濃度の過酸化水素水を生成する。
<第1実施形態>
図1は、第1実施形態にかかる過酸化水素生成装置10の全体構成図である。過酸化水素生成装置10は、電解槽12と、電極14と、電極16と、貯留タンク18と、原水ポンプ20と、循環ポンプ22と、バルブ26、28と、配管30、32、34、36、38、40とを備えている。配管30、配管34及び配管38は、循環配管の一例である。
電解槽12は、電気分解によって過酸化水素を生成するための電解液80を収容する。電解液80は、例えば、純水または塩水である。純水の一例は、水道水である。塩水の一例は、0.05mol/Lの濃度の硫酸ナトリウム溶液である。
電極14及び電極16は、電解槽12中に設けられている。より具体的には、電極14及び電極16は、電解槽12に収容された電解液80の中に設けられている。電極14及び電極16は、互いに一定の間隔をあけて、平行に配置されている。電極14は、直流電源90の負極と接続されている。従って、電極14は、陰極として機能する。電極16は、外部の直流電源90の正極と接続されている。従って、電極16は、陽極として機能する。電極14及び電極16は、直流電源90と極性を反転可能に接続されている。即ち、電極14が陽極となり、電極16が陰極となることもある。電極14及び電極16は、直流電源90によって電圧が印加されると、電解液80を電気分解する。尚、電極14及び電極16の間の間隔は、特に限定されるものではないが、10Vから20Vの電圧が印加される場合、2mmから10mm程度にすることが好ましい。
電極14及び電極16は、互いに同じ形状及び同じ寸法の矩形状に構成されている。電極14及び電極16は、過酸化水素を十分に発生させることが可能な比表面積(または反応面積)を有することが好ましい。電極14及び電極16は、例えば、カーボンを含む。具体的には、電極14及び電極16は、高活性のカーボンブラック(例えば、Cabot社製VulcanXC-72)をテフロン(登録商標)分散剤に分散させてカーボンシート上に塗布、または、カーボンシート状にプレス、金属製集電体にプレスしてから焼結させる等の方法によって作成することが好ましい。電極16は、例えば、白金板、SUS板、不溶化電極(DSA)等によって構成してもよい。
配管30は、電解槽12の上部と接続されている。配管32は、排出配管の一例である。配管32は、配管30と、外部の収容部92とに接続されている。これにより、配管30及び配管32は、電解槽12の上部と外部の収容部92とを接続する。配管30及び配管32は、電気分解された電解液80の一部を過酸化水素水88として、電解槽12の上部から収容部92へ排出する。
バルブ26は、圧力調整部の一例である。バルブ26は、配管32の途中部に設けられている。ここで、バルブ26は、電解液80の循環圧力が大気圧以上となるように、排出される電解液80(即ち、過酸化水素水88)の圧力及び排出量を調整する。
配管30及び配管30に接続された配管34は、電解槽12の上部と、貯留タンク18とに接続されている。これにより、配管30及び配管34は、電解槽12と、貯留タンク18とを接続する。配管30及び配管34は、電極16及び電極14によって電気分解された電解液80から生成された酸素の気泡84を含む電解液80を、電解槽12の上部から貯留タンク18へ流す。
配管36は、貯留タンク18と、外部の電解液供給源94とを接続する。原水ポンプ20は、配管36の途中部に設けられている。原水ポンプ20は、配管36を介して、電解液供給源94から貯留タンク18に電解液80を供給する。
貯留タンク18は、外部の電解液供給源94から供給された電解液80であって、電解槽12へ供給する電解液80を貯留する。また、貯留タンク18は、配管34と配管38との間、即ち、循環配管の途中部に設けられている。貯留タンク18は、配管30及び配管30を介して、電解槽12から送られた酸素の気泡84を含む電解液80を貯留する。
配管38は、貯留タンク18と電解槽12の下部とを接続する。配管38は、貯留タンク18の電解液80を電解槽12の下部へと供給する。また、配管38は、配管30及び配管34によって電解槽12から貯留タンク18に送られた、酸素の気泡84を含む電解液80を、電解槽12へと流す。即ち、配管30、配管34及び配管38は、電解槽12と接続され、電解槽12中で電気分解された電解液80から生成された酸素を、電解槽12へと流す循環配管として機能する。
循環ポンプ22は、循環部材及び供給部の一例であって、循環配管の一部である配管38の途中部に設けられている。循環ポンプ22は、配管38を流れる酸素を含む電解液80を加圧して、電解槽12へと流す。循環ポンプ22は、大気圧以上の圧力で、電解液80を電解槽12へ供給することが好ましい。
配管40は、排気配管の一例であって、貯留タンク18の上部と接続されている。バルブ28は、配管40の途中部に設けられている。配管40は、電解槽12の電極16で発生した酸素の気泡84が気液分離された気層86の一部を、貯留タンク18の上部から排出する。ここで、バルブ28は、電解液80の循環圧力を大気圧以上に維持するように、気層86の排気量を調整する。
第1実施形態の過酸化水素生成装置10の動作について説明する。
過酸化水素生成装置10では、直流電源90が電極16及び電極14に直流電圧を印加する。これにより、電極14及び電極16が、電解槽12内の電解液80を電気分解する。ここで、陰極として機能する電極14及び陽極として機能する電極16による電解液80としての水の電気分解では、以下に示す反応が進行する。
(陰極) 4HO+4e+O→2HO+4OH ・・・(第1反応)
(陽極) 2HO→O+4H+4e ・・・(第2反応)
更に、電極14側で発生したOHラジカルによるHOの酸化により副次的に過酸化水素が生成される。
ここで、電極14側では、第1反応の左側に示す電解液80の溶存酸素濃度が高いほど、化学平衡的に反応が右側に進む。電極16側では、第2反応により酸素が生成されている。通常、電極16の表面では、酸素濃度が過飽和となり、気泡84として酸素が放出される。気泡84の一部は、ゆっくりと電解液80中に溶解するが、残りのほとんどの気泡84は、配管30及び配管34を介して、電解槽12から貯留タンク18へと供給される。
ここで、大気(=空気)に接触している電解液80が電解槽12に供給される場合、当該電解液80の溶存酸素濃度は、大気平衡によって、空気の酸素分圧と同じ20%程度となる。一方、本実施形態の過酸化水素生成装置10は、電解液80を気泡84とともに、貯留タンク18等を介して循環させて、電解槽12に戻す。これにより、過酸化水素生成装置10は、電解槽12内の電解液80中の溶存酸素濃度を高くしている。
更に、過酸化水素生成装置10は、電解液80の循環経路の途中に貯留タンク18を設けることにより、気泡84を含む電解液80の滞留時間を長くしている。これにより、気泡84が電解液80中に更に溶解する。また、電解液供給源94から貯留タンク18に供給された電解液80に溶存している窒素が、気泡84が電解液80に溶解することにより、シャルルの法則に基づいて排出される。従って、電極16が生成した酸素による気泡84の分圧だけ、電解液80中の溶存酸素濃度が高くなる。
排気された窒素と電解液80に溶存しなかった酸素は、電解液80から分離して、貯留タンク18の上部の気層86となる。バルブ28は、電解液80の循環圧力が大気圧以上に維持するように、排気量を調整しつつ当該気層86の一部を排出する。
バルブ26は、電解液80の循環圧力が大気圧以上を維持するように、排出量を調整しつつ、過酸化水素水の濃度が高くなった電解液80を過酸化水素水88として、外部へ排出する。
ここで、陰極として機能する電極14では、副反応として、電解液80に溶解しているカルシウム等の無機イオンが次の第3反応によって副生成されて、電極14の劣化の原因となる。
(陰極) Ca2++2e→Ca ・・・(第3反応)
過酸化水素生成装置10では、電極14と電極16とを同じ材料及び同じ形状にした場合、定期的に電極14と電極16の極性を反転させることができる。即ち、電極16が直流電源90の負極に接続され、電極14が直流電源90の正極に接続される。これにより、電極16が陰極となり、電極14が陽極となる。過酸化水素生成装置10は、第4反応に示すように、陰極として機能していた電極14上に析出していたカルシウム等の無機イオンを電解液80に溶解させて、当該電解液80とともに外部へと排出する。この後、陽極として機能する電極14は第2反応を進めて酸素を発生させ、陰極として機能する電極16は第1反応を起こす。これにより、過酸化水素生成装置10は、陰極から陽極に反転させた電極14を再生して寿命を延ばしつつ、上述の反応を進めることができる。
(陽極:極性反転直後) Ca→Ca2++2e ・・・(第4反応)
上述したように、第1実施形態の過酸化水素生成装置10は、電解槽12から貯留タンク18へと電解液80を流す配管30及び配管34を有する。これにより、過酸化水素生成装置10は、電解槽12内で電極14、16によって電気分解され、酸素の気泡84を多く含む電解液80を、電解槽12から貯留タンク18へと流して循環させることにより、貯留タンク18内の電解液80の溶存酸素濃度を高めることができる。過酸化水素生成装置10は、溶存酸素濃度が高い電解液80を電解槽12へと供給することができるので、第1反応を右へと進めることができ、過酸化水素の濃度を高めることができる。例えば、過酸化水素生成装置10は、数10ppmから数100ppm濃度の過酸化水素水88を生成することができる。
過酸化水素生成装置10は、貯留タンク18を有する。これにより、過酸化水素生成装置10は、電解槽12から流れた電解液80を貯留タンク18に貯留して、電解液80内に酸素の気泡84を溶解させて、溶存酸素濃度を高めることができる。この結果、過酸化水素生成装置10は、第1反応を右へと進めて、より高濃度の過酸化水素水88を生成することができる。
過酸化水素生成装置10は、循環ポンプ22を有するので、配管38を流れる電解液80の圧力を大気圧以上に維持することができるので、電解液80内の溶存酸素濃度を高めることができる。
過酸化水素生成装置10は、貯留タンク18の上部に接続された配管40及びバルブ28を有する。これにより、過酸化水素生成装置10は、貯留タンク18に貯留された電解液80に作用する圧力を大気圧以上に維持しつつ、配管40及びバルブ28によって、貯留タンク18の上部の気層86を排気できるので、電解液80内の溶存酸素濃度を高めることができる。
過酸化水素生成装置10は、電解槽12の上部に接続された配管30、32及びバルブ26を有する。これにより、過酸化水素生成装置10は、電解槽12の電解液80に作用する圧力を大気圧以上に維持しつつ、配管30、32及びバルブ26によって、電解槽12の電解液80(または過酸化水素水88)を排出できる。
<第2実施形態>
図2は、第2実施形態にかかる過酸化水素生成装置110の全体構成図である。過酸化水素生成装置110は、電解槽12と、電極14と、電極16と、気液分離タンク118と、原水ポンプ120と、コンプレッサー122と、バルブ126、128と、配管130、132、134、136、138、140と、散気管142とを備えている。配管130、配管134及び配管138が、循環配管の一例である。
配管132は、気液分離タンク118の下部と外部の収容部92とを接続する。バルブ126は、配管132の途中部に設けられている。配管132は、電気分解された電解液80を過酸化水素水88として、電解槽12の上部から収容部92へ排出する。ここで、バルブ126は、排出される電解液80の圧力が大気圧以上となるように、過酸化水素水88の排出量を調整する。
配管134は、電解槽12の上部と気液分離タンク118とを接続する。配管134は、電極16及び電極14によって電解されて酸素の気泡84を含む電解液80を、電解槽12の上部から気液分離タンク118へ流す。
気液分離タンク118は、配管138と配管134との間、循環配管の途中部に設けられている。気液分離タンク118は、電解槽12で電気分解された電解液80を酸素の気泡84とともに、収容する。気液分離タンク118は、過酸化水素水88として排出される液相180と、電解槽12の電極16で発生した酸素を含む気層186とに、電解液80を気液分離する。
配管130は、気液分離タンク118の上部と接続されている。配管140は、配管130の途中部に接続されている。即ち、配管140は、分岐配管の一例であって、循環配管の一部である配管130から分岐している。配管140は、外部と接続され、気液分離タンク118の気層186を排気する。バルブ128は、配管140の途中部に設けられている。配管130及び配管140は、気液分離された気層186の一部を、気液分離タンク118の上部から排出する。ここで、バルブ128は、電解液80の循環圧力を大気圧以上に維持するように、気層186の排気量を調整する。
配管136は、電解槽12と外部の電解液供給源94とを接続する。原水ポンプ120は、配管136の途中部に設けられている。原水ポンプ120は、供給部の一例であって、配管136を介して、電解液供給源94から気液分離タンク118に電解液80を直接供給する。原水ポンプ120は、原水ポンプ120は、電解液80を大気圧以上の圧力で電解槽12へ供給することが好ましい。
配管130及び配管130の途中部に接続された配管138は、気液分離タンク118の上部と電解槽12とを接続する。配管138は、散気管142よりも下方で、電解槽12の下部と接続される。配管130及び配管138は、気液分離タンク118の上部の気層186を、電解槽12へと流す。
コンプレッサー122は、循環部材の一例であって、循環配管の一部である配管138の途中部に設けられている。コンプレッサー122は、配管130及び配管138を流れる気液分離タンク118の酸素を含む気層186のガスを加圧して、気液分離タンク118から電解槽12へと流す。
散気管142は、例えば、球状、板状及び他の形状の散気装置である。散気管142は、電解槽12の下部に設けられている。散気管142は、配管134、130、138及び気液分離タンク118を介して、電解槽12へ流れる酸素を含む気層186の気体を、電解槽12内に分散させて気泡84として散気する。
第2実施形態の過酸化水素生成装置110では、電極16で生成された酸素を含み、気液分離タンク118で気液分離された酸素リッチの気層186のガスを、コンプレッサー122で電解槽12へと送っている。これにより、過酸化水素生成装置110は、電解槽12の電解液80中の溶存酸素濃度を高めて、第1反応を右へ進めて、濃度の高い過酸化水素水88を生成できる。
特に、電解槽12と電極14及び電極16とが十分に大きい過酸化水素生成装置110では、電解槽12において十分に酸素の多い気泡84を生成して、電極14と酸素の気泡84との接触時間を長くして、酸素濃度の高い気泡84を電解液80中に溶解させることができる。このような過酸化水素生成装置110では、上述したように気液分離タンク118の酸素の気泡84を含むガスを、電解槽12に送るだけでも、十分に濃度の高い、例えば、数10ppmから数100ppmの過酸化水素水88を生成できる。
更に、過酸化水素生成装置110は、ガスとして電解槽12に供給される酸素を気泡84として電解槽12内に散気する散気管142を有する。これにより、過酸化水素生成装置110は、気泡84と電極14との接触をより高めることができるので、過酸化水素水88の濃度をより向上させることができる。
バルブ128が、配管130及び配管140を介して、排気量及び圧力を調整しつつ、気層186のガスを排気しているので、外部の電解液供給源94から電解槽12に供給された電解液80中の大気接触の化学平衡による溶存窒素を、気液分離タンク118の気層186中から容易に排気できる。これにより、過酸化水素生成装置110は、第1実施形態の過酸化水素生成装置10と同様に、化学平衡によって第1反応を右へとより進めることができ、生成する過酸化水素水の濃度を向上させることができる。
第2実施形態のその他の効果は、第1実施形態の効果とほぼ同様である。
次に、上述した実施形態の効果を証明するための実験について説明する。
図3は、第1比較例にかかる過酸化水素生成装置210の全体構成図である。図4は、第2比較例にかかる過酸化水素生成装置310の全体構成図である。まず、実施形態と比較した第1比較例の過酸化水素生成装置210及び第2比較例の過酸化水素生成装置310について説明する。
第1比較例の過酸化水素生成装置210では、電解液280が、配管236を介して、原水ポンプ220により外部から電解槽212に供給される。電極214は、直流電源290の負極と接続されて、陰極として機能する。電極216は、直流電源290の正極と接続されて、陽極として機能する。電極214、216は、直流電源290から電圧が印加されると、電解液280を電気分解する。過酸化水素水288は、電極216で生成された酸素とともに、配管232を介して、外部へ排出される。このように、酸素が、過酸化水素水288と一緒に排出されるので、電極214は、酸素と十分な接触時間を得ることができない。また、供給された電解液280の大気接触の化学平衡及び空気の酸素分圧により、過酸化水素生成装置210は、第1化学反応を化学平衡的に右へ進めて、過酸化水素水288の濃度を高めることができない。
また、陽極として機能する電極216をSUS等の安価な材料で構成した場合、電極216の表面が平坦になり、電極面積が小さくなり、過酸化水素水を発生させる活性が低くなる。このため、電極214、216の極性を反転させて、カルシウム等を析出させて除去することによって、過酸化水素水の濃度を高めることができない。
第2比較例の過酸化水素生成装置310は、電解槽212の下部に設けられた散気管342と、酸素の供給源と接続された配管338と、配管338の途中部に設けられたコンプレッサー322とを更に有する。
過酸化水素生成装置310では、配管236を介して、コンプレッサー322により酸素が、散気管342よりも下方で、電解槽212に供給される。これにより、過酸化水素生成装置310は、過酸化水素生成装置210に比べれば、電解槽212内の電解液280の溶存酸素濃度を上げることができる。しかしながら、過酸化水素生成装置310では、外部から供給された電解液280に溶解できなかった酸素及び電極216で生成された酸素は、過酸化水素水288とともに、排出される。従って、過酸化水素生成装置310は、十分に酸素を有効利用できないにも関わらず、酸素を供給するための酸素発生装置または酸素ボンベ等の酸素供給装置を設置するために、コストが増大する。
上述の第1実施形態の過酸化水素生成装置10を第1実施例として、第2実施形態の過酸化水素生成装置110を第2実施例とする。
実験の条件は、以下のとおりである。
電極に印加される直流電源の電圧:10V
電極に流れる電流:100mA
通電時間:60分
電解液:水道水
第1比較例及び第2比較例の陽極として機能する電極216は、Pt(白金)板とした。第1実施例及び第2実施例の陽極として機能する電極16は、カーボン電極とした。陰極として機能する電極14、214は、カーボン電極とした。電極14、16、214、216のサイズは、2cm×4cmとした。電極14と電極16との間隔、及び、電極214と電極216との間隔は、10mmとした。
これらの条件に基づいて実験した結果、生成された過酸化水素水の濃度をヨウ化カリウム法によるパックテストを用いて測定した。図5は、実施例及び比較例による過酸化水素水の生成濃度の実験結果である。
図5に示すように、酸素を供給していない第1実施例及び第1比較例を比較した場合、第1実施例の方が、第1比較例に比べて、高濃度の過酸化水素水を生成できることが分かる。また、酸素を供給して散気した第2実施例及び第2比較例を比較した場合、第2実施例の方が、第2比較例に比べて、高濃度の過酸化水素水を生成できることが分かる。特に、酸素を供給した場合の方が、生成された過酸化水素水の濃度の差が大きいことが分かる。
また、図5から、電極14、16をともにカーボン電極とした第1実施例及び第2実施例の方が、電極216をPt電極として、電極214をカーボン電極とした第1比較例及び第2比較例より、高濃度の過酸化水素水を生成できることが分かる。
更に、直流電流を400mAとして、直流電流以外の条件を上述の条件とした場合、酸素を散気して、電極14、16をともにカーボン電極とした第2実施例の場合、4倍以上の過酸化水素水の濃度を達成できた。一方、酸素を散気しない第1実施例の場合、直流電流を400mAとしても、過酸化水素水の濃度は大きく変化しなかった。
上述した各実施形態の構成の形状、個数、配置、接続関係等は適宜変更してよい。また、各実施形態を組み合わせてもよい。
例えば、上述の第1実施形態に、第2実施形態の散気管142を設けてもよい。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
10、110…過酸化水素生成装置、12…電解槽、14、16…電極、18…貯留タンク、20…原水ポンプ、22…循環ポンプ、26、28…バルブ、30〜40…配管、80…電解液、84…気泡、86…気層、88…過酸化水素水、90…直流電源、118…気液分離タンク、120…原水ポンプ、122…コンプレッサー、126…バルブ、128…バルブ、130〜140…配管、142…散気管、180…液相、186…気層。

Claims (11)

  1. 電解液を収容する電解槽と、
    前記電解槽中に設けられ、前記電解液を電気分解する一対の電極と、
    前記電解槽と接続され、前記電解槽中で電気分解された前記電解液から生成された酸素を、前記電解槽へと流す循環配管と、
    を備える過酸化水素生成装置。
  2. 前記循環配管の途中部に設けられ、前記循環配管を流れる前記酸素を加圧して前記電解槽へ流す循環部材を備える請求項1に記載の過酸化水素生成装置。
  3. 前記循環配管の途中部に設けられ、前記酸素とともに流される前記電解液を貯留する貯留部を備える請求項1または2に記載の過酸化水素生成装置。
  4. 前記貯留部の上部に接続された排気配管と、
    前記排気配管の途中部に設けられたバルブと、
    を備える請求項3に記載の過酸化水素生成装置。
  5. 前記循環配管の途中部に設けられ、電気分解された前記電解液を前記酸素とともに収容して、前記酸素を含む気層と液相とに分離する気液分離部と、
    前記循環配管の途中部に設けられ、前記酸素を含む前記気層を加圧して前記電解槽へ流す循環部材と、
    を備える請求項1に記載の過酸化水素生成装置。
  6. 前記循環配管の途中部から分岐して、前記気液分離部の前記気層を排気する分岐配管と、
    前記分岐配管の途中部に設けられたバルブと、
    を備える請求項5に記載の過酸化水素生成装置。
  7. 前記電解槽へ大気圧以上の圧力で前記電解液を供給する供給部を備える請求項1から6のいずれか1項に記載の過酸化水素生成装置。
  8. 電気分解された前記電解液を排出する排出配管と、
    前記排出配管の途中部に設けられ、排出される前記電解液の圧力を調整する圧力調整部と、
    を備える請求項1から7のいずれか1項に記載の過酸化水素生成装置。
  9. 前記一対の電極は、カーボンを含み、同じ形状である請求項1から8のいずれか1項に記載の過酸化水素生成装置。
  10. 前記一対の電極は、極性を反転可能に直流電源と接続されている請求項1から9のいずれか1項に記載の過酸化水素生成装置。
  11. 前記循環配管を介して前記電解槽へと流れる前記酸素を散気させる散気部材を備える請求項1から10のいずれか1項に記載の過酸化水素生成装置。
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