JP2017108831A - 吐水装置 - Google Patents

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【課題】軟質部材で形成された吐水口部を有する流体素子において、スケールのメンテナンス性を低下させることなく、且つ、吐吐水時の水圧によって吐水口部が膨張変形して所望の振動吐水ができなくなることを防止できる吐水装置を提供する。
【解決手段】
湯水を往復振動させながら吐出する吐水装置であって、吐水装置本体と、振動発生素子と、を有し、吐水口通路は、弾性変形可能な軟質部材で形成されており、且つ使用者が吐水口通路を変形操作可能なように吐水装置本体に取り付けられており、さらに吐水口通路は、湯水が往復振動する方向に対向する一対の第1壁面部とし、湯水が往復振動する方向と直交する方向に対向する一対の第2壁面部とを有しており、第1壁面部は、第2壁面部よりも壁面の肉厚が大きく形成されていることを特徴とする。
【選択図】図2

Description

本発明は、湯水を往復振動させながら吐出する吐水装置に関する。
下記特許文献1〜3には、流体素子による発振現象を利用した吐水装置が記載されている。これらの吐水装置によれば、可動部材を設けることなく吐水の噴射方向を変化させることができるため、広い範囲に吐水可能な吐水装置を、簡単且つコンパクトな構成で実現できるという利点がある。
下記特許文献3に記載された吐水装置は、図13に示す通り、まず入口孔114から前室110内に流入した流体が、前室110内に島状に設けられた三角形断面の障害物116に衝突する。流体が衝突すると、障害物116の下流側には、障害物116の上側と下側に交互にカルマン渦が発生し、渦列となる。このカルマン渦の渦列は、成長しながら出口112に到達する。出口112近傍においては、渦列の渦が存在する側の流速が速く、反対側の流速が遅くなる。図13に示す例においては、カルマン渦は障害物116の上側と下側で交互に発生し、この渦列が順次出口112まで到達するので、出口112近傍では、上側の流速が速い状態と、下側の流速が速い状態が交互に現れる。上側の流速が速い状態では、流速の速い流体が出口112上側の壁面110aに衝突して方向が変えられ、出口112から噴射される流体は、全体として斜め下方に向かう噴流となる。一方、下側の流速が速い状態では、流速の速い流体が出口112下側の壁面110bに衝突し、出口112からは斜め上方に向かう噴流が噴射される。このような状態が交互に繰り返されることにより、出口112からの噴流は往復振動しながら噴射される。この方式の吐水装置によれば、極めて簡単且つコンパクトな構成で広い範囲に吐水可能な吐水装置を実現できる。
特開2000−120141号公報 特開2004−275985号公報 特公昭58−49300号公報
しかしながら、上記特許文献1〜3に記載された吐水装置を、水道水中にカルシウム成分が多く含まれている地域で長期間使用した場合、吐水口の内壁面にカルシウム成分が固化して生成されたスケールが付着する。このように吐水口の内壁面にスケールが付着すると、吐水の振動幅や振動周期なども変化し、所望の吐水が実現できなくなるという課題が生じる。このスケールは、水流のみの力では除去することは困難であるが、物理的に擦ったり、スケールが付着した壁面自体を変形させたりすることで除去することが可能である。このため、吐水口部を弾性変形可能な軟質部材で形成し、且つ使用者が吐水口部を変形操作可能なように吐水装置本体に取り付けることが好ましい。
しかしながら、吐水口部を弾性変形可能な軟質部材で形成すると、大流量吐水時に吐水口の内壁面に高い水圧が加わった場合、水圧によって吐水口の内壁面が膨張変形する恐れがある。流体素子を用いた吐水装置は、吐水口部によって吐水の振幅が最終的に規定されるものである。このため、吐水口部の内壁面の寸法が膨張変形によって大きくなると、吐水が所望の振幅にならなくなってしまう恐れがある。
上記課題に対しては、吐水口部全体の強度を高めて吐水口の内壁面を膨張変形しにくくする方法も考えられるが、この方法であるとスケールを除去する際に使用者が吐水口部を変形しにくくなり、メンテナンス性が低下するため、好ましくない。
本発明はこのような課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、軟質部材で形成された吐水口部を有する流体素子において、スケールのメンテナンス性を低下させることなく、且つ、吐水時の水圧によって吐水口部が膨張変形して所望の振動吐水ができなくなることを防止できる吐水装置を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明に係る吐水装置は、吐水装置本体と、この吐水装置本体に取り付けられ、供給された湯水を往復振動させながら吐出する吐出口通路を有する振動発生素子と、を有している。さらに、上記吐水口通路は、弾性変形可能な軟質部材で形成されており、且つ使用者が上記吐水口通路を変形操作可能なように上記吐水装置本体に取り付けられている。さらに、上記吐水口通路は、湯水が往復振動する方向に対向する一対の第1壁面部と、湯水が往復振動する方向と直交する方向に対向する一対の第2壁面部とを有しており、上記第1壁面部は、上記第2壁面部よりも壁面の肉厚が大きく形成されている。
本発明によれば、振動発生素子により、吐水装置から吐出される湯水を往復振動させることができるので、コンパクトで簡単な構造で、1つの吐水口から広い範囲に湯水を吐出することができる。また、吐出するノズルを動かすことなく、吐水方向を変化させることができるので、可動部の摩耗等の問題がなく、低コストで、耐久性の高い吐水装置を構成することができる。また、吐水口通路を変形操作することにより、吐水口通路の内壁面に付着したスケールを使用者が容易に除去することができる。さらに、吐水の振幅を規定するのに寄与する第1壁面の肉厚を大きくしたことにより、第1壁面の強度が高まり(変形しにくくなり)、吐水時の水圧によって第1壁面が膨張変形することを防止できる。さらに、吐水の振幅を規定するのに寄与しない第2壁面の肉厚を小さくしたことにより、第2壁面が変形させやすくなるため、スケールのメンテナンス性を向上させることができる。このように、本発明によれば、軟質部材で形成された吐水口部を有する流体素子において、スケールのメンテナンス性を低下させることなく、且つ、吐水時の水圧によって吐水口部が膨張変形して所望の振動吐水ができなくなることを防止できる。
また本発明に係る吐水装置では、上記吐水口通路は、湯水が往復振動する方向と直交する方向の開口幅が、湯水が往復振動する方向の開口幅よりも小さく形成されていることも好ましい。
本発明によれば、湯水が往復振動する方向と直交する方向の開口幅を小さくすることにより、第1壁面をより変形させにくくなるため、吐水時の水圧によって第1壁面が膨張変形することをより確実に防止できる。また、湯水が往復振動する方向の開口幅を大きくすることにより、第2壁面をより変形させやすくなるため、スケールのメンテナンス性を向上させることができる。
本発明によれば、高軟質部材で形成された吐水口部を有する流体素子において、スケールのメンテナンス性を低下させることなく、且つ、吐水時の水圧によって吐水口部が膨張変形して所望の振動吐水ができなくなることを防止できる吐水装置を提供することができる。
本発明における吐水装置1の外観図である 本発明における吐水装置1の分解斜視図である。 本発明における吐水装置1の断面図である。 本発明における振動発生素子2の外観図である。 本発明における吐水の発振の様子を表した模式図である。 本発明におけるシール部40近傍の拡大断面図である。 本発明におけるスケール除去の様子を表した模式図である。 本発明における散水ノズル16の断面図である。 本発明における吐水装置1の背面側からみた分解斜視図である。 対比例における振動発生素子2に水圧をかけたときの模式図である。 本発明の実施例における振動発生素子2に水圧をかけたときの模式図である。 本発明の変形例における振動発生素子2の水圧をかけたときの模式図である。 特許文献3に記載されている流体素子の構成を示す図である。
以下に、図面を用いながら本発明の実施例における吐水装置1について、説明を行う。
図1は本発明における吐水装置1の外観図である。吐水装置1はいわゆるハンドシャワーであって、吐水装置本体10と、吐水装置本体10に設けられた振動発生素子2とから構成されている。吐水装置本体10は、おおきく、吐水ヘッド12と把持部14から構成されている。吐水ヘッド10には複数の吐水ノズル16と、振動発生素子2との二種類の吐水口が設けられており、それぞれ同時に、あるいは切り替えて吐水を行うことができるように構成されている。
図2は本発明における吐水装置1の分解斜視図である。吐水ヘッド12は表面に設けられた散水板18と、振動発生素子2と、吐水ノズル16とを有する軟質材料により構成された散水パッキン4とから構成されている。散水板18には複数の開口部が設けられており、この開口部から、振動発生素子2および吐水ノズル16が表面に突出する形で組み立てられる。
図3は本発明における吐水装置1の断面図である。図3に示すように、散水パッキン4は吐水ヘッド本体120と散水板18とに挟持される形で固定されている。また、把持部14の内部には、給水路140が形成されており、図示していないシャワーホースから供給される湯水を吐水ヘッド12へと供給する構造となっている。
図4に本発明における振動発生素子2の外観図を示す。振動発生素子2は略長方形上の吐水口を有し、その長方形の長手方向に往復振動しながら吐水を行うノズルである。このとき、湯水が往復振動する方向と一致する長手方向辺に一対の第一壁面部242を、直行する短手方向辺に一対の第二壁面部244を、それぞれ有しており、第一壁面部242のほうが第二壁面部244よりも厚みが厚い。
図5は本体における振動発生素子2の動作の様子を示した模式図である。
図5(a)は図4におけるA−A断面図であるが、ここに示すように、振動発生素子2の内部には、長手方向に貫通するように長方形断面の通路が形成されている。この通路は上流側から順に、給水通路20、渦発生通路22、吐水口流路26として形成されている。給水通路20は、振動発生素子2の背面側の流入口から伸びる断面積一定の長方形断面の直線状の通路である。
渦発生通路22は給水通路20の下流側に、給水通路20に連なるように(段差なく)設けられた長方形断面の通路である。即ち、給水通路20から渦発生通路22までは同一の寸法形状を有している。
吐水口通路24は渦発生通路22のさらに下流側に、渦発生通路22と連なるように設けられた長方形断面の通路である。吐水口通路24は渦発生通路22よりも、断面長方形の長辺方向の長さが短くなるように構成されており、断面積が小さくなっている。
給水通路20と渦発生通路22との間には湯水衝突部26が設けられている。この湯水衝突部26は図5(b)(図4のB−B断面図)に示すように給水通路20の高さ方向に対抗する壁面(天井面および床面)を連結するように伸びる三角柱状の部分であり、給水通路20の幅方向の中央に、島状に配置されている。湯水衝突部26の断面は、二等辺三角形状に形成されており、長さが等しい二辺が下流側に向かうように配置されている。この湯水衝突部26を設けることにより、その下流側の渦発生通路22内でカルマン渦が生成され、吐水口通路26から吐水される湯水が往復振動される。
なお、湯水衝突部26のうち、給水通路20から流れてくる湯水が衝突する面の面積、即ち、給水通路20のうち湯水衝突部26によって閉塞されている部分の流路断面積は、吐水口通路24の流路断面積よりも大きく構成されている。
図6に、吐水ヘッド12の断面拡大図を示す。先述するように、散水パッキン4は吐水ヘッド本体120と、散水板18とにはさまれる形で固定されている。このとき、散水パッキン4は吐水ヘッド本体120と散水板18との間をシールするシール部材をかねており、両者の間を水密にシールするシール部40を有している。このシール部40は両者によって押圧されることによって、水密性を確保する構造となっている。そのままでは押圧による変形が、軟質な散水パッキン4全体に広がってしまい、振動発生素子2や、吐水ノズル16も歪み、吐水に影響を与えてしまう。これを抑制するために、シール部40の近傍には変形規制部42が設けられている。この変形規制部42によって、シール部40の歪みが、振動発生素子2よりも上流側で縁ぎりされることで、振動発生素子2や、吐水ノズル16の歪みが抑制され、美しい吐水が保たれる。
振動発生素子2の近傍においては、散水板4の一部が変形規制部材6として、微小隙間を有して配置されている。後述するように、この変形規制部材6は、振動発生素子2が水圧によって膨張してしまうことを抑制するために設けられている。なお、変形規制部材6と振動発生素子2の間に微小隙間が形成されていることによって、吐水装置1を組み立てる際に、変形規制部材6と接触し、振動発生素子2が傷ついてしまうことを抑制できる。
次に、本発明におけるスケール除去の仕組みについて、模式図である図7を参照しながら、説明を行う。
スケールは、水道水中に含まれるシリカやカルシウムなどが、通水路の壁面に徐々に析出するものである。吐水装置1においては、図7(a)に示すように、吐水ノズル16や、振動発生素子2内部の給水通路20、渦発生通路22、吐水口通路24などに徐々に析出、蓄積していく。これらの箇所にスケールが付着・析出してしまうと、カルマン渦の発生や、吐水に影響が生じてしまうため、吐水の振動や、吐水そのものが乱れてしまう可能性が存在する。
このとき、図7(b)に示すように、散水板18の表面に突出した吐水口通路24の側面から、指などで力を加える。すると、図7(c)に示すように、吐水口通路24の変形が、渦発生通路22、給水通路20に伝わって、それぞれ変形することで、スケールが剥がれ落ちる。この状態で吐水を行うと、図7(d)に示すように、剥がれ落ちたスケールが外部に流され、振動発生素子2から除去されるのである。
図8に示すように、振動発生素子2は吐水ノズル16やシール部40と一体的に散水パッキン4として、軟質部材で構成されている。これによって、振動発生素子2の吐水口通路24の変形を渦発生通路22に波及させたり、別途のシール部材を設けることなく、散水板18と吐水ヘッド本体120との間をシールするなど、多種の機能をひとつの部材に持たせることが可能となる。
図9に示すように、散水パッキン4には、複数の振動発生素子2が設けられている。このとき、それぞれの振動発生素子2の周囲において、散水パッキン4と散水板18の裏面が接触し、固定部として作用するように構成されている。これにより、各振動発生素子2の吐水口通路24が変形するように力が加えられた場合に、変形が及ぶ箇所が各振動発生素子2周辺に限定される。換言すると、吐水口通路24にくわえる力を各振動発生素子2の変形に利用することができ、効率的にスケールの除去を行うことができる。このように固定部を設けなかった場合は、散水パッキン4全体の変形で力を吸収してしまい、渦発生通路22がうまく変形せずに、スケールの除去を完全に行うことができない可能性がある。
図10に、対比例における振動発生素子2に水圧をかけたときの様子を模式的に示す。
この対比例は、本発明における実施例と比較して、変形規制部材6が設けられていないものである。水圧がかかっていないときには、図10の(a)、(b)に示すように、変形はしていない。しかし、ここに一定以上の水圧がかかると、図10の(c)、(d)に示すように、軟質な材料からなる振動発生素子2は、その渦発生通路22などにかかる水圧によって、外側に大きく変形してしまうのである。振動発生素子2における吐水の振動は渦発生通路22で発生するカルマン渦の大きさによって変化するものであるため、この部分が大きく変化してしまうと、意図した吐水を行えない恐れがある。また、図10(d)に示すように高さ方向にも広がるように変形してしまうため、湯水衝突部26も長手方向に大きく引っ張られてしまい、最終的には破断してしまう恐れがある。
対して、図11に本発明の実施例における振動発生素子2に水圧をかけたときの様子を模式的に示す。実施例においては、振動発生素子2の近傍に変形規制部材6を設けている。これによって、軟質な材料からなる振動発生素子2に水圧が作用した場合であっても、変形規制部材6によって、振動発生素子2が膨張することを抑制することができる。つまり、大きな水圧が作用した場合であっても、振動発生素子2を所定寸法に維持することができるのである。
図12に、本発明の変形例における振動発生素子2を示す。この変形例においては、水圧が作用した際に振動発生素子2が膨張してしまうことを抑制するために、実施例の変形規制部材に変えて、水圧作用部60を設けている。この水圧作用部を、渦発生通路22の側面に全周にわたって設けることによって、内部から渦発生通路22を広げる方向に作用する水圧と、外部から渦発生通路22を縮径する方向に作用する水圧とがバランスして、結果として振動発生素子2の膨張を抑制することが可能となっている。
本発明の実施例、変形例のように、振動発生素子2の膨張を抑制するように構成することによって、振動発生素子2を軟質な材料で構成し、スケールを除去できるようにすると同時に、高い水圧が作用した場合であっても所定の寸法を維持し、吐水を維持することができ、また振動発生素子2の耐久性を向上させることができるのである。
なお、図4で示したように、吐水口通路24においては、短手方向の第一壁面部242よりも、長手方向の第二壁面部244のほうが厚く構成される。これは、水圧の作用に加えて、振動の運動エネルギーが作用する長手方向の第一壁面部242を分厚くすることで、振動の形成に寄与する第一壁面部242の耐久性を向上、クラックなどが発生すること抑制することができるようになる。また、吐水時に吐水口通路24に高い水圧が加わった場合であっても、第一壁面部242が変形することを抑制し、所望の振幅の振動吐水を行うことができる。
一方で第二壁面部244は、薄く構成、つまり変形しやすく構成することができる。これにより、指などで変形させてスケールを除去する場合であっても、軽い力で変形させることができるようになる。
以上、本発明について、実施例を用いながら説明を行った。本発明は上記の実施例に限定されるものではなく、発明を逸脱しない範囲で適宜設計を行うことが可能である。たとえば、吐水の種類は振動発生素子のみでもよいし、3種、4種とさまざまなノズルを組み合わせて利用してもよい。また、渦発生通路を硬質材料で形成し、吐水口通路と一体形成してもよい。
吐水装置 1
吐水装置本体 10
吐水ヘッド 12
吐水ヘッド本体 120
把持部 14
給水路 140
吐水ノズル 16
散水板 18
振動発生素子 2
給水通路 20
渦発生通路 22
吐水口通路 24
第一壁面部 242
第二壁面部 244
湯水衝突部 26
散水パッキン 4
シール部 40
変形規制部 42
固定部 44
変形規制部材 6
水圧作用部 60

Claims (2)

  1. 湯水を往復振動させながら吐出する吐水装置であって、
    吐水装置本体と、
    この吐水装置本体に取り付けられ、供給された湯水を往復振動させながら吐出する吐出口通路を有する振動発生素子と、を有し、
    上記吐水口通路は、弾性変形可能な軟質部材で形成されており、且つ使用者が上記吐水口通路を変形操作可能なように上記吐水装置本体に取り付けられており、
    さらに上記吐水口通路は、湯水が往復振動する方向に対向する一対の第1壁面部と、湯水が往復振動する方向と直交する方向に対向する一対の第2壁面部とを有しており、
    上記第1壁面部は、上記第2壁面部よりも壁面の肉厚が大きく形成されていることを特徴とする吐水装置。
  2. 上記吐水口通路は、湯水が往復振動する方向と直交する方向の開口幅が、湯水が往復振動する方向の開口幅よりも小さく形成されていることを特徴とする請求項1記載の吐水装置。
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