JP2017108500A - バンドクリップおよびワイヤハーネス - Google Patents
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Abstract
【課題】長さの異なる2種類のワイヤハーネスに対して1種類のワイヤハーネスを共用でき、長さ変更を容易に行い得るバンドクリップおよびワイヤハーネスを提供する。【解決手段】支持パネル80に係止されるクリップ部と、ワイヤハーネスを保持するバンド部22と、を夫々有する第1および第2のバンドクリップ本体20、30と、それらを所定間隔離れかつクリップ部同士が同じ側になるよう連結する帯状連結体40と、各バンド部に一体に設けられ、両クリップ部が互いに反対側に位置するように、ワイヤハーネスをU字状に折り返したときに互いに連結する連結手段50、60とを備える。帯状連結体40は、両端部を結ぶ線に対して長さ中央部が片側に所要寸法離れた非直線形に形成され、かつ、長さ中央部にヒンジを有し、U字状に折り返したときにヒンジより二つ折り状態になり、ワイヤハーネスのU字状部分の側方に位置する。【選択図】図1
Description
本発明は、ワイヤハーネスの長さ調整機構を有するバンドクリップおよびワイヤハーネスに関する。
従来、自動車用のワイヤハーネスは、車両レイアウト等に適合したルートで配索され、車両レイアウトが異なる車種では、異なる長さのワイヤハーネスが用いられるのが一般的である。
例えば、図6に示すように、電線の構成や外装仕様等が途中まで同じで、以降の長さのみ異なる2種類のワイヤハーネス100、110がそれぞれ別の車種に使用される場合がある。図6のワイヤハーネス100は、複数の被覆電線70の端部にコネクタ74が取り付けられ、中間にコルゲートチューブ72およびバンドクリップ120、130が外装されている。一方、ワイヤハーネス110は、バンドクリップ120までは構成が同一で、バンドクリップ120からコネクタ74までの長さがLだけ短く、バンドクリップ130も外装されていない。
このように電線構成、外装構成等の基本構成が途中まで同じで、以降の長さ等が異なる2種類のワイヤハーネス100、110を共用できればワイヤハーネスの品番を共通にでき管理コストが抑えることができる。このため、共用化のために種々の対策がとられてきた(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1には、図7に示すように、2つのクリップ111a、111bが離間して外装され、それらの間に余長部を吸収する保持具112が取付けられたワイヤハーネスWが開示されている。この保持具112は、弾性を有する環状部113と、その外面より対向して延在する平板状の第1テープ巻固定部114および第2テープ巻固定部115とを備え、ワイヤハーネスWの余長部110の両端を第1テープ巻固定部114および第2テープ巻固定部115にテープ巻116、117で固定している。
しかしながら、特許文献1に記載のワイヤハーネスの長さ調整機構にあっては、図7に示すように、クリップ111a、111bとは別に保持具112を設け、ワイヤハーネスの余長部110の両端をテープ巻116、117で固定している。このため、短尺用を長尺用に変更する場合には、テープ巻き116、117を解く必要があり、手間が掛かり長さ変更作業が効率的でなかった。
本発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、長さの異なる2種類のワイヤハーネスに対して1種類のワイヤハーネスを共用することができるとともに、長さの変更を容易に行うことができる長さ調整機構付きのバンドクリップおよびワイヤハーネスを提供することを目的とする。
本発明に係るバンドクリップは、上記目的達成のため、支持パネルの取付孔に係止されるクリップ部と、前記クリップ部と一体で設けられ、ワイヤハーネスを一巻きした状態に保持するバンド部と、をそれぞれ有する第1のバンドクリップ本体および第2のバンドクリップ本体と、帯板状に形成され、両端部が、前記各バンド部と一体に設けられ、前記第1のバンドクリップ本体と前記第2のバンドクリップ本体とを、所定間隔離れかつ前記クリップ部同士が同じ側になる平行状態となるように連結する帯状連結体と、前記各バンド部に一体に設けられ、前記両バンド部が前記ワイヤハーネスの前記所定間隔離れた二ヶ所をそれぞれ一巻きした状態に保持し、前記両クリップ部が互いに反対側に位置するように、前記ワイヤハーネスの前記両バンド部間の部分をU字状に折り返した状態になるときに互いに連結する一対の連結手段と、を備え、前記帯状連結体は、前記両端部を結ぶ線に対して長さ中央部が片側に所要寸法離れた非直線形に形成されかつ前記長さ中央部にヒンジを有し、前記U字状に折り返した状態になるときに、前記ヒンジより二つ折り状態になり、前記ワイヤハーネスの前記U字状の部分の側方に位置する構成である。
この構成により、短尺のワイヤハーネスとして使用する場合に、特許文献1の保持具のような別部品を用いることなく、ワイヤハーネスの構成品であるバンドクリップ本体に設けられた第1および連結手段を使用して簡単に余長を吸収することができる。これにより、長さの異なる2種類のワイヤハーネスに対して1種類のワイヤハーネスを共用することができ、品番を共通化することができるので、管理コストを低減することができる。
上記の帯状連結体の前記両端部を結ぶ線に対して線対称となるように、両端部が、前記両端部と一体であるか、または隣接している第2の帯状連結体を更に有する構成としてもよい。
この構成により、第1のバンドクリップ本体と第2のバンドクリップ本体とを安定して連結することができ、かつ連結強度を高めることができる。
本発明に係るワイヤハーネスは、上記目的達成のため、バンドクリップで電線群の二ヶ所を保持した構成である。
この構成により、第1のバンドクリップ本体および第2のバンドクリップ本体の両クリップ部が互いに反対側に位置するように、各バンド部でワイヤハーネスの所定間隔離れた二ヶ所をそれぞれ一巻きに保持した状態と、ワイヤハーネスの両バンド部間の部分をU字状に折り返した状態になるときに一対の連結手段を互いに連結する状態との、長さの異なる2種類のワイヤハーネスとして使用できる。
本発明によれば、長さの異なる2種類のワイヤハーネスに対して1種類のワイヤハーネスを共用することができるとともに、長さの変更を容易に行うことができる長さ調整機構付きのバンドクリップおよびワイヤハーネスを提供することができる。
以下、本発明の実施の形態に係るバンドクリップおよびワイヤハーネスについて図面を参照して説明する。
図4に示すように、この実施の形態に係るバンドクリップ10は、第1のバンドクリップ本体20と、第2のバンドクリップ本体30と、帯状連結体40と、連結手段である雄型連結部50および雌型連結部60と、を備えている。
バンドクリップ10は、耐久性、耐候性、耐熱性、耐寒性、適度の剛性および肉厚調整や長さ効果により適度の可撓性を有する樹脂製成形体からなり、例えば、ポリアミド、ポリエステル、ポリプロピレン等から選ばれる。
バンドクリップ10は、自動車のボディーまたはドア等のモジュールを構成する支持パネル80の取付孔80aに係止され、他のクリップ等と協働してワイヤハーネスWを複数箇所で部分的に拘束することで、ワイヤハーネスWの配索経路を規制する。
ワイヤハーネスWは、例えば、端部にコネクタ74が取付けられた複数の被覆電線70と、複数の被覆電線70に外装されたコルゲートチューブ72と、コルゲートチューブ72に取付けられたバンドクリップ10と、を備えている。各被覆電線70は、径が小さい銅線の束である導線と、導線を被覆するポリ塩化ビニル(PVC)などの絶縁被覆材と、を有している。なお、導線は、径が大きい1本の銅線等であってもよい。また、導線は、アルミニウム線であってもよい。
第1のバンドクリップ本体20は、支持パネル80の取付孔80aに係止されるクリップ部25と、クリップ部25と一体で設けられ、ワイヤハーネスWを一巻きした状態に保持するバンド部22と、を有している。
具体的には、クリップ部25は、皿部24と、皿部24の凹面中央部より突出しているステム26と、ステム26の先端より一体に設けられたフック部27と、を備えている。
皿部24は、ステム26側が凹状になった皿形状を有している。ワイヤハーネスWを保持した状態でバンドクリップ10を車両の支持パネル80に取り付ける場合、皿部24の周縁が取付孔80aを取り囲んだ状態で支持パネル80の表面に当接させて、皿部24とフック部27との間で支持パネル80を挟持した状態としている。
ステム26は、皿部24の凹面中央部より一体に突出され、取付時に、支持パネル80に形成された取付孔80aに進入する。
フック部27は、一端部がステム26の先端部に一体に固定され中途部が互いに離れかつステム26から離れるように皿部24の方向に延びていて、他端部には取付時に取付孔80aの周縁に係合する複数の係止爪27aを有し、全体として碇形に形成されている。なお、フック部27は、係止爪を3〜6個有する構成であってもよい。
フック部27は、取付時に、取付孔80aに挿通され、複数の係止爪27aが取付孔80aの孔面に摺接しつつ縮径することにより取付孔80aを通過し、通過時点で、拡径して支持パネル80の皿部24が密着する面と反対側の面の取付孔80aの周縁に係合するようになっている。
バンド部22は、皿部24の凹面の反対側の凸面中央部に設けられたベース部23と、ベース部23の一側面より延在し、ワイヤハーネスWを一巻きしてベース部23に固着されるバンド本体21と、を有している。ベース部23は、バンド挿通孔23aを有し、かつバンド挿通孔23a内にバンド係止爪23bを有している。バンド本体21は、バンド挿通孔23aに通される長さ範囲に係止される係止溝21aを有している。これにより、バンド部22は、バンド本体21でワイヤハーネスWを一巻き締めした状態に保持することができる。
バンドクリップ10は、このようにフック部27の各係止爪27aが支持パネル80の皿部24が密着する面と反対側の面の取付孔80aの周縁に係止したとき、フック部27が取付孔80aから脱出不能となるように構成されている。図1に示すように、バンドクリップ10は、バンド部22がワイヤハーネスWを保持し、フック部27が取付孔80aに係止される。
第2のバンドクリップ本体30は、第1のバンドクリップ本体20と同様の構造を有しており、支持パネル80の取付孔80aに係止されるクリップ部35と、クリップ部35と一体で設けられ、ワイヤハーネスWを一巻きした状態に保持するバンド部32と、を有している。
帯状連結体40は、第1のバンドクリップ本体20および第2のバンドクリップ本体30がクリップ部25、35同士が同じ側になるように平行状態で両バンド部22、32を所定間隔離れた状態に連結して設けられ、両端部を結ぶ線に対して長さ中央部が片側に所要寸法(M)離れかつ長さ中央部にヒンジ42を有する、非直線形の帯板状に形成されている(図4参照)。また、図1に示すように、帯状連結体40は、両バンド部22、32がワイヤハーネスWを上記所定間隔で保持してワイヤハーネスWの両バンド部間の部分をU字状に折り返したときに、ヒンジ42で二つ折り状態になるとともに、ワイヤハーネスWの上記U字状の部分の側方に位置するよう構成されている。
具体的には、帯状連結体40は、両端部を結ぶ線に対して長さ中央部が片側に所要寸法(M)離れているが、この所要寸法は、ワイヤハーネスWの半径より大きい。この構成により、帯状連結体40は、両端部を結ぶ線に対して長さ中央部が片側にワイヤハーネスWの半径より大きい寸法離れるので、二つ折り状態の帯状連結体40がU字状に折り返されたワイヤハーネスWと干渉することを確実に回避することができる。
雄型連結部50および雌型連結部60は、両バンド部22、32の帯状連結体40が連結された部分に一体で設けられている。また、雄型連結部50および雌型連結部60は、両バンド部22、32がワイヤハーネスWを上記所定間隔で保持してワイヤハーネスWの両バンド部22、32間の部分をU字状に折り返したときに、第1および第2のバンドクリップ本体20、30がクリップ部25、35同士が反対側になるように直列状態で両バンド部22、32を連結するよう構成されている。
具体的には、例えば、図5に示すように、第1のバンドクリップ本体20のバンド部22に設けられた凸部50aと、第2のバンドクリップ本体30のバンド部32に設けられた凹部60aと、が係合することにより、両バンド部22、32を連結するよう構成されている。凸部50aと凹部60aを係合させる代わりに、テープ巻きにより固定してもよい。また、雄型連結部50および雌型連結部60は、二つ折りされたときに対向するように、帯状連結体40の両端部に設けてもよい。
また、両バンド部22、32の帯状連結体40が連結された部分は、各バンド部22、32の基部からワイヤハーネスWの外周長の半分の長さ離れた部分である。この構成により、第1および第2のバンドクリップ本体20、30をワイヤハーネスWに取付けたとき、帯状連結体40、雄型連結部50および雌型連結部60を、確実にそれぞれの第1および第2のバンドクリップ本体20、30のクリップ部25、35の反対側に位置するようにでき、また、ワイヤハーネスWを短尺にするためにU字状に折り返したとき、第1および第2のバンドクリップ本体20、30を、確実にクリップ部25、35同士が反対側になるように直列状態にすることができる。
具体的には、帯状連結体40の両端部を結ぶ線に対して線対称となるように、第2の帯状連結体41が設けられ、第2の帯状連結体41の両端部が帯状連結体40の両端部と一体に形成されている。第2の帯状連結体41の長さ中央部にもヒンジ42が設けられている。帯状連結体40と第2の帯状連結体41とは、長さ中央部で間隔が広くなるように対向して設けられている。
この構成により、帯状連結体40の強度を高めることができるので、第1および第2のバンドクリップ本体20、30を所定間隔離れた状態に確実に連結することができる。
なお、図4では、帯状連結体40と第2の帯状連結体41とを有した構成としているが、片側だけ、すなわち、帯状連結体40および第2の帯状連結体41のいずれか一方のみの構成としてもよい。
次に、バンドクリップ10の長さ調整機構について説明する。
図3は、長い(長尺)状態のワイヤハーネスWを支持パネル80に取付けた状態を示す。一方、ワイヤハーネスWの両バンド部22、32間の部分をU字状に折り返し、両バンド部22、32を雄型連結部50および雌型連結部60で連結することにより、図1に示す短い(短尺)状態のワイヤハーネスWに変更することができる。図1は、短尺状態のワイヤハーネスWを支持パネル80に取付けた状態を示す。このように、短尺の状態のワイヤハーネスWでは、帯状連結体40は、ヒンジ42で二つ折り状態になるとともに、ワイヤハーネスWのU字状の部分の側方に位置している。また、雄型連結部50および雌型連結部60は、第1および第2のバンドクリップ本体20、30がクリップ部25、35同士が反対側になるように直列状態で両バンド部22、32を連結している。
図3は、長い(長尺)状態のワイヤハーネスWを支持パネル80に取付けた状態を示す。一方、ワイヤハーネスWの両バンド部22、32間の部分をU字状に折り返し、両バンド部22、32を雄型連結部50および雌型連結部60で連結することにより、図1に示す短い(短尺)状態のワイヤハーネスWに変更することができる。図1は、短尺状態のワイヤハーネスWを支持パネル80に取付けた状態を示す。このように、短尺の状態のワイヤハーネスWでは、帯状連結体40は、ヒンジ42で二つ折り状態になるとともに、ワイヤハーネスWのU字状の部分の側方に位置している。また、雄型連結部50および雌型連結部60は、第1および第2のバンドクリップ本体20、30がクリップ部25、35同士が反対側になるように直列状態で両バンド部22、32を連結している。
このように、バンドクリップ10の長さ調整機構により、ワイヤハーネスWの長さを変更することで、図6に示すように長さのみ異なる2種類のワイヤハーネスを、1種類のワイヤハーネスで共用できるようになっている。
次に、作用・効果について説明する。
本実施の形態に係るバンドクリップ10では、短尺のワイヤハーネスWとして使用する場合に、特許文献1の保持具のような別部品を用いることなく、ワイヤハーネスWの構成品である第1および第2のバンドクリップ本体20、30に設けられた帯状連結体40と、雄型連結部50および雌型連結部60とを使用して簡単に余長を吸収することができる。これにより、長さの異なる2種類のワイヤハーネスに対して1種類のワイヤハーネスを共用することができ、品番を共通化することができるので、管理コストを低減することができる。
本実施の形態に係るバンドクリップ10では、短尺のワイヤハーネスWとして使用する場合に、特許文献1の保持具のような別部品を用いることなく、ワイヤハーネスWの構成品である第1および第2のバンドクリップ本体20、30に設けられた帯状連結体40と、雄型連結部50および雌型連結部60とを使用して簡単に余長を吸収することができる。これにより、長さの異なる2種類のワイヤハーネスに対して1種類のワイヤハーネスを共用することができ、品番を共通化することができるので、管理コストを低減することができる。
また、帯状連結体40は、第1および第2のバンドクリップ本体20、30の両バンド部22、32を所定間隔離れた状態に連結して設けられているので、ワイヤハーネスWに第1および第2のバンドクリップ本体20、30を取付ける場合に、両者の間の距離を測る必要がないので、組立効率がよい。さらに、帯状連結体40により、第1および第2のバンドクリップ本体20、30がクリップ部25、35同士が同じ側になるように平行状態になっているので、第1および第2のバンドクリップ本体20、30の方向を揃える手間が省け、組立効率がよい。
しかも、帯状連結体40は、両端部を結ぶ線に対して長さ中央部が片側に所要寸法離れかつ長さ中央部にヒンジ42を有する、非直線形の帯板状に形成されており、ワイヤハーネスWを短尺にするためにU字状に折り返したとき、ヒンジ42で二つ折り状態になるとともに、ワイヤハーネスWのU字状の部分の側方に位置しているので、二つ折り状態の帯状連結体40が障害となることもない。
本発明は、上記の実施の形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲の技術的範囲には、発明の要旨を逸脱しない範囲内で、種々、設計変更した形態が含まれる。例えば、第2の帯状連結体41の両端部を、第1の帯状連結体40の両端部と一体に構成する代わりに、第1の帯状連結体40の両端部に隣接して設けてもよい。
以上のように、本発明は、長さの異なる2種類のワイヤハーネスに対して1種類のワイヤハーネスを共用することができるとともに、長さの変更を容易に行うことができるという効果を有し、バンドクリップおよびこのバンドクリップを備えたワイヤハーネス全般に有用である。
10 バンドクリップ
22 バンド部
20 第1のバンドクリップ本体
25 クリップ部
30 第2のバンドクリップ本体
40 帯状連結体
41 第2の帯状連結体
42 ヒンジ
50 雄型連結部(連結手段)
60 雌型連結部(連結手段)
80 支持パネル
80a 取付孔
W ワイヤハーネス
22 バンド部
20 第1のバンドクリップ本体
25 クリップ部
30 第2のバンドクリップ本体
40 帯状連結体
41 第2の帯状連結体
42 ヒンジ
50 雄型連結部(連結手段)
60 雌型連結部(連結手段)
80 支持パネル
80a 取付孔
W ワイヤハーネス
Claims (3)
- 支持パネルの取付孔に係止されるクリップ部と、前記クリップ部と一体で設けられ、ワイヤハーネスを一巻きした状態に保持するバンド部と、をそれぞれ有する第1のバンドクリップ本体および第2のバンドクリップ本体と、
帯板状に形成され、両端部が、前記各バンド部と一体に設けられ、前記第1のバンドクリップ本体と前記第2のバンドクリップ本体とを、所定間隔離れかつ前記クリップ部同士が同じ側になる平行状態となるように連結する帯状連結体と、
前記各バンド部に一体に設けられ、前記両バンド部が前記ワイヤハーネスの前記所定間隔離れた二ヶ所をそれぞれ一巻きした状態に保持し、前記両クリップ部が互いに反対側に位置するように、前記ワイヤハーネスの前記両バンド部間の部分をU字状に折り返した状態になるときに互いに連結する一対の連結手段と、を備え、
前記帯状連結体は、前記両端部を結ぶ線に対して長さ中央部が片側に所要寸法離れた非直線形に形成されかつ前記長さ中央部にヒンジを有し、前記U字状に折り返した状態になるときに、前記ヒンジより二つ折り状態になり、前記ワイヤハーネスの前記U字状の部分の側方に位置する、ことを特徴とするバンドクリップ。 - 請求項1に記載の前記帯状連結体の前記両端部を結ぶ線に対して線対称となるように、両端部が、前記両端部と一体であるか、または隣接している第2の帯状連結体を更に有することを特徴とする請求項1に記載のバンドクリップ。
- 請求項1または2に記載のバンドクリップで電線群の二ヶ所を保持したことを特徴とするワイヤハーネス。
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