JP2015089272A - 自動車用バンドクリップ - Google Patents
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Abstract
【課題】部品コストを上昇させることなく、多数本のワイヤーハーネスを車体内面に沿って扁平に保持しながら、湾曲した取付面にも容易に取付け得る自動車用バンドクリップを提供する。
【解決手段】可撓性を備えた合成樹脂で形成した基体2と、基体2の両端に設けられ、車体内面に取着可能としたアンカー部3と、アンカー部3に設けられ、該アンカー部3の車体内面への没入範囲を規定して、基体2と車体内面との間に一定の間隙を確保する鍔部3aと、基体2に対し、アンカー部3の突出方向とは反対側に設けられ、アンカー部3間において多数本のワイヤーハーネスを基体2に対し扁平に保持する保持部5と、保持部5の両端部位置において、基体2からアンカー部3と同一方向に、かつ鍔部3aと同一高さ位置まで突出する引っ掛け部9とを備えた。
【選択図】図1
【解決手段】可撓性を備えた合成樹脂で形成した基体2と、基体2の両端に設けられ、車体内面に取着可能としたアンカー部3と、アンカー部3に設けられ、該アンカー部3の車体内面への没入範囲を規定して、基体2と車体内面との間に一定の間隙を確保する鍔部3aと、基体2に対し、アンカー部3の突出方向とは反対側に設けられ、アンカー部3間において多数本のワイヤーハーネスを基体2に対し扁平に保持する保持部5と、保持部5の両端部位置において、基体2からアンカー部3と同一方向に、かつ鍔部3aと同一高さ位置まで突出する引っ掛け部9とを備えた。
【選択図】図1
Description
本発明は、車両内に配設される電源配線及び信号配線を結束するとともに、車体の内面に沿って固定する自動車用バンドクリップに関するものである。
従来、乗用車内に配設される電源配線及び信号配線等のワイヤーハーネスは、車両組み立て工程において、合成樹脂で形成されたバンドクリップで所要の位置及び所要の間隔で結束され、そのバンドクリップを介して車体の内面に固定されている。
近年、乗用車の室内スペースを拡大するために、多数本のワイヤーハーネスを車体の内面に沿うように扁平状に結束した状態で保持することが必要となっている。
しかし、上記のような従来のバンドクリップでは多数本のワイヤーハーネスを結束した状態で、該バンドクリップの一端を車体に固定する構造であるため、多数本のワイヤーハーネスを車体の内面に沿って扁平状に結束して固定することは容易ではない。
しかし、上記のような従来のバンドクリップでは多数本のワイヤーハーネスを結束した状態で、該バンドクリップの一端を車体に固定する構造であるため、多数本のワイヤーハーネスを車体の内面に沿って扁平状に結束して固定することは容易ではない。
特許文献1には、多数本のワイヤーハーネスを扁平状に保持可能とした基体に、ワイヤーハーネスを結束するケーブルバンドを備えたケーブルダクトが開示されている。このようなケーブルダクトを車体の内面に固定することにより、多数本のワイヤーハーネスを扁平状に結束した状態で車体の内面に固定可能である。
上記のように、従来のバンドクリップでは多数本のワイヤーハーネスを車体の内面に沿って扁平状に結束して固定することは困難である。従って、ワイヤーハーネスを扁平に保持するための保持部材を別途用意する必要があるので、部品コストが上昇する。
また、特許文献1に開示されたケーブルダクトでは、基体が直方体状であるため、ワイヤーハーネスを、例えば車体のフロアのホイールハウス周辺のような湾曲した内面に沿って保持することはできない。従って、ワイヤーハーネスを湾曲面に沿って保持するためには、当該湾曲面に対応した形状の基体を用意する必要があるため、部品コストが上昇する。
この発明はこのような事情に鑑みてなされたものであり、その目的は部品コストを上昇させることなく、多数本のワイヤーハーネスを車体内面に沿って扁平に保持しながら、湾曲した取付面にも容易に取付け得る自動車用バンドクリップを提供することにある。
上記課題を解決する自動車用バンドクリップは、可撓性を備えた合成樹脂で形成した基体と、前記基体の両端に設けられ、車体内面に取着可能としたアンカー部と、前記アンカー部に設けられ、該アンカー部の車体内面への没入範囲を規定して、前記基体と車体内面との間に一定の間隙を確保する鍔部と、前記基体に対し、前記アンカー部の突出方向とは反対側に設けられ、前記アンカー部間において多数本のワイヤーハーネスを前記基体に対し扁平に保持する保持部と、前記保持部の両端部位置において、前記基体から前記アンカー部と同一方向に、かつ前記鍔部と同一高さ位置まで突出する引っ掛け部とを備えたことを特徴とする。
この構成により、多数本のワイヤーハーネスが車体内面に沿って扁平に保持されるとともに、基体と車体内面との間に引っ掛け部と鍔部との高さに相当する間隙が確保される。
また、上記において、前記引っ掛け部の先端部を、互いに対向する方向に直角に屈曲することが好ましい。
また、上記において、前記引っ掛け部の先端部を、互いに対向する方向に直角に屈曲することが好ましい。
この構成により、引っ掛け部を車体内面に設けた係止孔に係合させると、基体の中間部が車体に固定される。
また、上記において、前記引っ掛け部と前記アンカー部との間に、前記基体から前記引っ掛け部と同一高さに突出する突起を設けることが好ましい。
また、上記において、前記引っ掛け部と前記アンカー部との間に、前記基体から前記引っ掛け部と同一高さに突出する突起を設けることが好ましい。
この構成により、アンカー部と引っ掛け部との間で、基体と車体内面との間に突起の高さに相当する間隙が確保される。
また、上記において、前記保持部は、両端部が前記基体に接続され、該基体との間で多数本のワイヤーハーネスを扁平に保持可能とした保持片を備えることが好ましい。
また、上記において、前記保持部は、両端部が前記基体に接続され、該基体との間で多数本のワイヤーハーネスを扁平に保持可能とした保持片を備えることが好ましい。
この構成により、保持片と基体との間で多数本のワイヤーハーネスが扁平に保持される。
また、上記において、前記保持片と基体の対向面には、前記保持部に挿通される前記ワイヤーハーネスの前記基体長手方向への移動を阻止する凹凸を設けることが好ましい。
また、上記において、前記保持片と基体の対向面には、前記保持部に挿通される前記ワイヤーハーネスの前記基体長手方向への移動を阻止する凹凸を設けることが好ましい。
この構成により、保持部に挿通されたワイヤーハーネスの基体長手方向への移動が阻止される。
本発明の自動車用バンドクリップによれば、部品コストを上昇させることなく、多数本のワイヤーハーネスを車体内面に沿って扁平に保持しながら、湾曲した取付面にも容易に取付けることができる。
(第一の実施形態)
以下、バンドクリップの第一の実施形態を図面に従って説明する。図1に示すバンドクリップ1は、可撓性及び伸縮性を備えた合成樹脂で一体に形成され、長板状の基体2の両端には、基体2の長手方向に直交する同一方向に突出するアンカー部3が形成されている。
以下、バンドクリップの第一の実施形態を図面に従って説明する。図1に示すバンドクリップ1は、可撓性及び伸縮性を備えた合成樹脂で一体に形成され、長板状の基体2の両端には、基体2の長手方向に直交する同一方向に突出するアンカー部3が形成されている。
各アンカー部3の先端部は、このバンドクリップを取着する車体の内面に設けられる取付孔に嵌合可能とするように先細状に形成されるとともに、取付孔の周縁部に係合するかえし4が形成されている。従って、アンカー部3を取付孔に挿入して、かえし4を取付孔内に没入させると、かえし4が取付孔の周縁部に係合して、アンカー部3が車体に保持されるようになっている。
また、アンカー部3の基端部近傍には、車体内面の取付孔内には没入不能とした鍔部3aが形成され、アンカー部3はその鍔部3aが取付孔の周囲に当接する状態で保持される。この状態では、基体2と車体内面との間には、基体2と鍔部3aとの間隔にほぼ等しい間隙が確保される。
前記基体2の中間部には、基体2との間に多数本のワイヤーハーネスを扁平状に並べて保持可能とした保持部5が形成されている。詳述すると、保持部5は基体2に対し前記アンカー部3の突出方向とは反対側において、前記基体2と同一幅の保持片6の両端部が直角に屈曲されて基体2に接続され、基体2と保持片6との間には多数本のワイヤーハーネスを扁平状に並べて挿通可能とした間隔が確保されている。
そして、基体2と保持部5の対向面にはワイヤーハーネスを基体2の長手方向に移動不能に保持する波形の凹凸7が形成されている。
前記基体2の中央部には、前記保持片6の両端部位置から該保持片6とは反対方向すなわち前記アンカー部3と同一方向に突出される一対の引っ掛け部9が形成されている。そして、各引っ掛け部9の先端部は、互いに対向する方向に直角に屈曲されている。
前記基体2の中央部には、前記保持片6の両端部位置から該保持片6とは反対方向すなわち前記アンカー部3と同一方向に突出される一対の引っ掛け部9が形成されている。そして、各引っ掛け部9の先端部は、互いに対向する方向に直角に屈曲されている。
また、引っ掛け部9の先端部の基体2からの高さは、前記鍔部3aの基体2からの高さと等しい高さに形成されている。
次に、上記のように構成されたバンドクリップ1の作用を説明する。
次に、上記のように構成されたバンドクリップ1の作用を説明する。
図2及び図3に示すように、保持部5に多数本のワイヤーハーネス8を挿通した状態で、アンカー部3を車体の取付孔に嵌合すると、可撓性を備えた基体2は車体内面に沿って延設され、保持部5に保持された多数本のワイヤーハーネス8が車体内面に沿って扁平状態で保持される。
また、アンカー部3を車体内面の取付孔に取着すると、車体内面10と基体2との間に、基体2からの鍔部3a及び引っ掛け部9の高さに相当する隙間が確保される。
また、図3に示すように、保持部5において信号線を束ねたワイヤーハーネス8aと、電源線を束ねたワイヤーハーネス8bとの間に所要の間隔を隔てると、電源線と信号線との間のノイズの干渉を防止可能となる。
また、図3に示すように、保持部5において信号線を束ねたワイヤーハーネス8aと、電源線を束ねたワイヤーハーネス8bとの間に所要の間隔を隔てると、電源線と信号線との間のノイズの干渉を防止可能となる。
図4に示すように、ワイヤーハーネス8を複数本のバンドクリップ1に連続して挿通し、各バンドクリップ1を車体の内面に固定すると、多数本のワイヤーハーネス8が各バンドクリップ1で車体内面に沿って扁平に保持される。
また、各バンドクリップ1間において、車体内面に段差が存在する場合には、ワイヤーハーネス8は段差の前後でバンドクリップ1により車体内面に保持されるので、ワイヤーハーネス8を扁平状態に維持しながら段差に沿って引き回すことが可能である。
また、隣り合うバンドクリップ1を長手方向にスライドさせた位置で車体内面に固定すると、ワイヤーハーネス8を扁平状態に維持しながら車体内面に沿って平面方向にスライドして引き回すことが可能である。
図5に示すように、バンドクリップ1の基体2を、保持部5が外側となるように湾曲させ、この状態でアンカー部3を車体内面に嵌合すると、図6に示すように、多数本のワイヤーハーネス8を、湾曲した車体内面10に沿って引き回すことが可能である。
図7に示すように、バンドクリップ1の保持部5にワイヤーハーネス8を挿通するには、治具を使用して、保持部5が内側となる方向で基体2を湾曲させると、保持片6が基体2とは逆方向に湾曲して、基体2と保持片6との間に大きな間隔が形成される。
この状態では、基体2と保持片6との間に多数本のワイヤーハーネス8を容易に挿通可能となる。そして、基体2を直線状に復帰させると、保持部5でワイヤーハーネス8を扁平状態に保持可能となる。
また、図8に示すように、ワイヤーハーネス8のコネクタ11を基体2と保持片6との間に挿通することもできる。従って、ワイヤーハーネス8の端部にコネクタ11を取着した後に、そのコネクタ11をバンドクリップ1に挿通可能である。
上記のようなバンドクリップ1では、次に示す効果を得ることができる。
(1)バンドクリップ1を使用するだけで、多数本のワイヤーハーネス8を車体内面の湾曲面に沿って扁平に保持することができる。
(2)図2に示すように、バンドクリップ1を車体内面に取着したとき、基体2と車体内面10との間に引っ掛け部9の高さに相当する間隙を確保することができる。従って、車体内面に露出されるバリ等による基体2の損傷を防止することができる。
(3)引っ掛け部9を車体内面に設けた係止孔に係合させることにより、基体2の中間部を車体に確実に固定することができる。
(4)車体内面上において、ワイヤーハーネス8を引き回す軌道を規制する係止孔が形成されているとき、引っ掛け部9を該係止孔に係合させることにより、ワイヤーハーネス8を所要の位置に引き回すことができる。
(5)基体2が伸縮性を備えているので、アンカー部3を車体内面の取付孔に容易に取着することができる。
(6)保持部5を構成する基体2と保持片6の対向面に設けた凹凸7により、保持部5に挿通されるワイヤーハーネス8の基体2長手方向への位置ずれを防止することができる。従って、ワイヤーハーネス8を車体内面に沿って扁平状態に保持することができる。
(7)保持部5を構成する基体2と保持片6の対向面に設けた凹凸7により、信号線を束ねたワイヤーハーネス8aと、電源線を束ねたワイヤーハーネス8bとを所要の間隔を隔てた状態で保持することができる。従って、電源線と信号線とのノイズによる干渉を防止することができる。
(8)複数本のバンドクリップ1にワイヤーハーネス8を挿通し、各バンドクリップ1を車体内面に取着することにより、車体内面の凹凸や段差に沿ってワイヤーハーネス8を扁平に保持することができる。
(9)基体2を、保持片6を内側として湾曲させることにより、多数本のワイヤーハーネス8を保持部5に容易に挿通することができる。
(10)基体2を、保持片6を内側として湾曲させることにより、ワイヤーハーネス8の端部に取着したコネクタ11を保持部5に挿通することができる。従って、あらかじめコネクタ11をワイヤーハーネス8に取着し、その後にワイヤーハーネス8を保持部5に挿通することができるので、組み立てコストを低減することができる。
(第二の実施形態)
図9は、第二の実施形態を示す。この実施形態のバンドクリップは、第一の実施形態のバンドクリップ1の引っ掛け部9とアンカー部3との間に、引っ掛け部9と同一高さの突起12を等間隔に複数設けたものである。その他の構成は第一の実施形態のバンドクリップ1と同様であるので、同一符号を付して説明する。
(1)バンドクリップ1を使用するだけで、多数本のワイヤーハーネス8を車体内面の湾曲面に沿って扁平に保持することができる。
(2)図2に示すように、バンドクリップ1を車体内面に取着したとき、基体2と車体内面10との間に引っ掛け部9の高さに相当する間隙を確保することができる。従って、車体内面に露出されるバリ等による基体2の損傷を防止することができる。
(3)引っ掛け部9を車体内面に設けた係止孔に係合させることにより、基体2の中間部を車体に確実に固定することができる。
(4)車体内面上において、ワイヤーハーネス8を引き回す軌道を規制する係止孔が形成されているとき、引っ掛け部9を該係止孔に係合させることにより、ワイヤーハーネス8を所要の位置に引き回すことができる。
(5)基体2が伸縮性を備えているので、アンカー部3を車体内面の取付孔に容易に取着することができる。
(6)保持部5を構成する基体2と保持片6の対向面に設けた凹凸7により、保持部5に挿通されるワイヤーハーネス8の基体2長手方向への位置ずれを防止することができる。従って、ワイヤーハーネス8を車体内面に沿って扁平状態に保持することができる。
(7)保持部5を構成する基体2と保持片6の対向面に設けた凹凸7により、信号線を束ねたワイヤーハーネス8aと、電源線を束ねたワイヤーハーネス8bとを所要の間隔を隔てた状態で保持することができる。従って、電源線と信号線とのノイズによる干渉を防止することができる。
(8)複数本のバンドクリップ1にワイヤーハーネス8を挿通し、各バンドクリップ1を車体内面に取着することにより、車体内面の凹凸や段差に沿ってワイヤーハーネス8を扁平に保持することができる。
(9)基体2を、保持片6を内側として湾曲させることにより、多数本のワイヤーハーネス8を保持部5に容易に挿通することができる。
(10)基体2を、保持片6を内側として湾曲させることにより、ワイヤーハーネス8の端部に取着したコネクタ11を保持部5に挿通することができる。従って、あらかじめコネクタ11をワイヤーハーネス8に取着し、その後にワイヤーハーネス8を保持部5に挿通することができるので、組み立てコストを低減することができる。
(第二の実施形態)
図9は、第二の実施形態を示す。この実施形態のバンドクリップは、第一の実施形態のバンドクリップ1の引っ掛け部9とアンカー部3との間に、引っ掛け部9と同一高さの突起12を等間隔に複数設けたものである。その他の構成は第一の実施形態のバンドクリップ1と同様であるので、同一符号を付して説明する。
このように構成されたバンドクリップ1では、引っ掛け部9とアンカー部3との間の基体2と車体内面との間に、突起12の高さに相当する間隙を確保することができる。
従って、第一の実施形態で得られた効果に加えて、引っ掛け部9とアンカー部3との間の基体2において、車体内面に露出されるバリ等による損傷を防止することができる。
従って、第一の実施形態で得られた効果に加えて、引っ掛け部9とアンカー部3との間の基体2において、車体内面に露出されるバリ等による損傷を防止することができる。
なお、上記実施形態は以下のように変更してもよい。
・上記バンドクリップ1を、可撓性のみ備えた合成樹脂で形成してもよい。
・上記バンドクリップ1を、可撓性のみ備えた合成樹脂で形成してもよい。
1…バンドクリップ、2…基体、3…アンカー部、3a…鍔部、5…保持部、6…保持片、7…凹凸、8,8a,8b…ワイヤーハーネス、9…引っ掛け部、10…車体内面、12…突起。
Claims (5)
- 可撓性を備えた合成樹脂で形成した基体と、
前記基体の両端に設けられ、車体内面に取着可能としたアンカー部と、
前記アンカー部に設けられ、該アンカー部の車体内面への没入範囲を規定して、前記基体と車体内面との間に一定の間隙を確保する鍔部と、
前記基体に対し、前記アンカー部の突出方向とは反対側に設けられ、前記アンカー部間において多数本のワイヤーハーネスを前記基体に対し扁平に保持する保持部と、
前記保持部の両端部位置において、前記基体から前記アンカー部と同一方向に、かつ前記鍔部と同一高さ位置まで突出する引っ掛け部と
を備えたことを特徴とする自動車用バンドクリップ。 - 請求項1に記載の自動車用バンドクリップにおいて、
前記引っ掛け部の先端部を、互いに対向する方向に直角に屈曲したことを特徴とする自動車用バンドクリップ。 - 請求項1又は2に記載の自動車用バンドクリップにおいて、
前記引っ掛け部と前記アンカー部との間に、前記基体から前記引っ掛け部と同一高さに突出する突起を設けたことを特徴とする自動車用バンドクリップ。 - 請求項1乃至3のいずれか1項に記載の自動車用バンドクリップにおいて、
前記保持部は、両端部が前記基体に接続され、該基体との間で多数本のワイヤーハーネスを扁平に保持可能とした保持片を備えたことを特徴とする自動車用バンドクリップ。 - 請求項4に記載の自動車用バンドクリップにおいて、
前記保持片と基体の対向面には、前記保持部に挿通される前記ワイヤーハーネスの前記基体の長手方向への移動を阻止する凹凸を設けたことを特徴とする自動車用バンドクリップ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013227027A JP2015089272A (ja) | 2013-10-31 | 2013-10-31 | 自動車用バンドクリップ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013227027A JP2015089272A (ja) | 2013-10-31 | 2013-10-31 | 自動車用バンドクリップ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2015089272A true JP2015089272A (ja) | 2015-05-07 |
Family
ID=53051524
Family Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2013227027A Pending JP2015089272A (ja) | 2013-10-31 | 2013-10-31 | 自動車用バンドクリップ |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20230148462A (ko) * | 2022-04-15 | 2023-10-25 | 주식회사 경신 | 프로텍터 |
-
2013
- 2013-10-31 JP JP2013227027A patent/JP2015089272A/ja active Pending
Cited By (2)
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KR20230148462A (ko) * | 2022-04-15 | 2023-10-25 | 주식회사 경신 | 프로텍터 |
KR102634974B1 (ko) * | 2022-04-15 | 2024-02-08 | 주식회사 경신 | 프로텍터 |
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